JPH031896Y2 - - Google Patents

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JPH031896Y2
JPH031896Y2 JP1986070523U JP7052386U JPH031896Y2 JP H031896 Y2 JPH031896 Y2 JP H031896Y2 JP 1986070523 U JP1986070523 U JP 1986070523U JP 7052386 U JP7052386 U JP 7052386U JP H031896 Y2 JPH031896 Y2 JP H031896Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、電話線に接続されているある特定の
コネクタに差し込んで、モニタ信号を取り出すた
めに使用されるコネクタ用アダプタに関するもの
である。
「従来の技術」 従来、電話線からモニタ信号を取り出すため
に、第5図に示すように、局1と加入者群2との
中間に接続箱3の内部に、コネクタ4を設けてお
くことが考えられている。この場合、電話線の素
線(P1及びP1′の間、またはP2およびP2′の間)を
連結し、何らかの故障が発生した場合等におい
て、コネクタ4の一部からモニタ信号を取り出す
ものである。
前記コネクタ4は、第6図に示すように、本体
5とキヤツプ6とを鎖線のようにはめ合わせて使
用するもので、本体5には、左右方向に延びる平
行なスリツト孔7a,7bと、スリツト孔7a,
7bを囲む環状ガイド部7cと、スリツト孔7
a,7bと前後方向に接続される差込孔8a,8
b,8cとが設けられ、キヤツプ6の下部には、
環状ガイド部7cに組み合わせたときに両スリツ
ト7a,7bに挿入される金属歯板9a,9bが
設けられ、該金属歯板9a,9bには、前記差込
孔8a,8b,8cの左右間隔に合わせてスリツ
ト10a,10b,10cが形成されている。そ
して、本体5とキヤツプ6とを組み合わせること
によつて、差込孔8a,8cに挿入した素線P1
P1′の外部被覆を金属歯板9a,9bにおける左
右のスリツト10a,10cで切り破つて電気的
に連結させるものである。このように組み合わせ
た状態において、中央の差込孔8bに金属歯板9
aが交差して入り込んだ状態となるために、中央
のスリツト10bに電線等の適宜導体を差込孔8
bを利用して挿入接触させることによつてモニタ
信号を取り出すことができる。
第7図ないし第9図は、かかるモニタ信号を取
り出すためのリード線11及び差込端子12を示
すものである。差込端子(コネクタ用アダプタ)
12は、特公昭60−10280号公報に記載されてい
るもので、第9図に示すように、モニタ時におい
てピン13、押さえばね14の間隔を導電部材1
5、取付部材16の操作で広げ、ピン13をコネ
クタ4の中央の差込孔8bに挿入して金属歯板9
aと接触させ、また、押さえばね14をコネクタ
4の段部などに引つかけて接触状態を保持し、リ
ード線11により信号を取り出すようにしている
ものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、第7図ないし第9図に示した構
造のコネクタ用アダプタであると、ピン13を中
央の差込孔8bに挿入して、押さえばね14の先
端がコネクタ4の側部を巻くように掛けて取り付
けるものであるために、コネクタ4における中央
の差込孔8bを必要とする。ところが、最近コネ
クタ4において、中央の差込孔8bを省略した構
造のものが使用される傾向にある。
本考案はこれらの諸問題を解決するとともに、
コネクタの構造の単純化に対応できるコネクタ用
アダプタの提供を目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 電話線の素線をハウジングに予め穿孔されてい
る素線引き出し孔を経由して接続子のスリツトに
挿入して電気的接続を行なうコネクタに取り付け
られるアダプタであつて、素線引き出し孔から素
線と平行に挿入して接続子に接触させるためのピ
ンと、このピンとヒンジ結合されるとともにばね
の弾発力でピンとの対向間隔を狭める方向に回動
させられる押さえアームとを備えている。押さえ
アームには、対向間隔を狭める方向に回動した位
置でコネクタの背面に接触してピンの基端部方向
に押し付けるとともに、対向間隔を広げる他方向
に回動した位置でピンの先端から他方向に離間す
るフツク部が形成された構成となつている。
「作用」 押さえアームとピンとをばねの弾発力に抗して
開き、フツク部をピンの先端方向から離間させた
状態で、ピンを素線が入つているハウジングの素
線引き出し孔に挿入して、ピンの先端を接続子に
接触させる。また、ばねの弾発力で押さえアーム
とピンとを回動させて、フツク部をの背部に接触
させた状態とする。この接触状態では、接触箇所
がピンの先端方向から回動方向にずれて、フツク
部と背部との接触により、コネクタをピンの基端
部方向に押す力が生じ、ピンと接続子との接触状
態を強めて、取り付け状態の保持をするようにし
ている。
「実施例」 以下、本考案に係るコネクタ用アダプタの一実
施例を第1図ないし第4図に基づいて説明する。
なお、該一実施例にあつては、第5図ないし第9
図で説明した従来技術と共通する部分に、同一符
号を付して説明を簡略化するものとする。また、
符号20は該一実施例の差込端子(アダプタの要
部)、符号21は差込端子20が接続されるコネ
クタである。
差込端子20は、第1図に示すように、リード
線11、導電部材15、取付部材16、ねじりば
ね17、絶縁スリーブ18を有する構造である
が、導電部材15には、その長さを延長するよう
に、導電材料からなる鋭利な針状のピン22が一
体に設けられ、取付部材16には、ピン22の先
端から離間した位置を円弧状軌跡を描いて通る押
さえアーム23が取り付けられる。そして、該押
さえアーム23は、ピン22の先端とヒンジの回
動中心とを結ぶ直線X−X′から、ねじりばね1
7の弾発力による回動方向(相互接近により対向
距離を狭める方向、以下一方向という)に対して
反対の回動方向(以下他方向という)に離間して
いる湾曲部24と、該湾曲部24から一方向に突
出しているフツク部25とを有する構成であり、
湾曲部24で囲まれている空間部分を利用して、
第3図に示すように、コネクタ21と係合され
る。そのため、押さえアーム23全体あるいはコ
ネクタ21と接触する部分は、電気絶縁物によつ
て構成されている。
また、第1図に示すように、フツク部25の位
置は、回動中心からの距離Rが、回動中心からピ
ン22の先端までの長さLより大きくなるように
設定されて、ピン22の先端を間隔を空けて覆う
とともに、フツク部25は、X−X′線よりも、
一方向に回動することによつて、距離R×cosθ
が、長さLに近くなる関係を有している。
一方、前記コネクタ21について説明すると、
本体5の部分は、複数対の素線を接続するため
に、左右対の接続子26,26が複数対内蔵され
て、第3図及び第4図に示すように、例えば両端
部の接続部分が本体5から上下に突出した状態で
設けられて、該接続部分にはスリツト27が形成
されており、一対の接続子26には、例えば上下
からハウジング28が被せられてねじ止めされる
構造である。
第3図及び第4図に示す上側の素線P1′,P
2′および下側の素線P1,P2を接続子26に接続
する場合を例にとつて説明すると、本体5の上部
および下部のハウジング28A,28Bを外し
て、これらのハウジングに予め穿孔されている素
線引き出し孔(差込孔)8を経由した素線P1′,
P2′および下側の素線P1,P2を接続子26の各
スリツト27に挿入し、素線の絶縁被覆を破つて
電気的接続状態を形成する。次いで、ハウジング
28A,28Bを本体5に被せ、本体5のボルト
29にハウジング28A,28Bのナツト部材3
0を螺合させて締め付け、第4図に示すように、
ハウジング28A,28Bの固定と、素線P1′,
P2′の接続状態の保持とを行なう。
そして、押さえアーム23とピン13とをねじ
りばね17の弾発力に抗して第1図鎖線で示すよ
うに開き、フツク部25をピン13の先端から他
方向に離間させた状態で、ピン13を素線P1′,
P2′が入つているハウジング28Aの素線引き出
し孔8に挿入して、ピン13の先端を接続子26
に接触させる。また、ねじりばね17の弾発力で
押さえアーム23を一方向に回動させて、第3図
に示すように、フツク部25を本体5またはハウ
ジング28Aの背部に接触させた状態とする。
この接触状態では、接触箇所がピン13の先端
方向、前述した第1図の直線X−X′方向から一
方向にずれて、フツク部25と本体5等の背部と
の接触により、ハウジング28Aをピン13の基
端部方向に押す力が生じて、ピン13と接続子2
6との接触状態を弛めることになる。また、ピン
13が素線引き出し孔8に挿入されて[ずれ]の
発生が制限されているため、取り付け状態の保持
をするようにしている。
このようにピン22を接続した状態で、クリツ
プ19(第7図参照)を適宜手段に接続してモニ
タ信号を調査して、第5図に示したように、電話
線の素線P1,P1′の断線などの故障を発見するの
である。
さらに、差込端子12をコネクタ21から外す
場合は、前述した逆の操作、即ち、絶縁スリーブ
18をつまんで他方向の回動により、押さえアー
ム23を外し、ピン13を引き抜けばよい。
なお、一実施例では、ハウジング28A,28
Bの部分が、一対の接続子26,26を覆うよう
に、複数に分割されているが、この構造に限定す
るものではない。また、ねじりばね17も一般的
な他のばねとすることが可能である。
「効果」 以上説明したように、本考案に係るコネクタ用
アダプタによれば、 ピンをハウジングの素線の素線引き出し孔に
挿入して、接続子と接触させるものであるか
ら、素線が入つている状態の素線引き出し孔に
ピンを挿入してモニタ信号を取り出すことがで
き、従来技術例におけるモニタ信号を取り出す
専用の素線引き出し孔の設置が不要となり、簡
単な構造のコネクタにも適用することができ
る。
素線引き出し孔に挿入されるピンの先端方向
から、押さえアームのフツク部がずれることに
よつて、ピンの基端部方向への押し付け力を発
生させて、ピンと接続子との接触及びアダプタ
の保持を確実にすることができる。
等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るコネクタ用
アダプタの一実施例を示すもので、第1図は一部
を断面した要部の側面図、第2図は底面図、第3
図はコネクタへの取り付け状態図、第4図は第3
図の−線矢視図、第5図は電話線からモニタ
信号を取り出す方法例を示す概略結線図、第6図
は第5図の方法例において使用されるコネクタの
従来例を示す一部を切欠した分解斜視図、第7図
はアダプタ部分の全体構成図、第8図は要部の平
面図、第9図は使用状態を示す要部の側断面図で
ある。 5……本体、8……素線引き出し孔、12……
差込端子、15……導電部材、16……取付部
材、17……ばね(ねじりばね)、18……絶縁
スリーブ、20……差込端子、21……コネク
タ、22……ピン、23……押さえアーム、24
……湾曲部、25……フツク部、26……接続
子、27……スリツト、28A,28B……ハウ
ジング、29……ボルト、30……ナツト部材、
P1,P2,P1′,P2′……素線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話線の素線P1′,P2′,P1,P2をハウジング2
    8A,28Bに予め穿孔されている素線引き出し
    孔8を経由して接続子26のスリツト27に挿入
    して電気的接続を行なうコネクタ21に取り付け
    られるアダプタであつて、素線引き出し孔から素
    線と平行に挿入して接続子に接触させるためのピ
    ン22と、このピンとヒンジ結合されるとともに
    ばね17の弾発力でピンとの対向間隔を狭める方
    向に回動させられる押さえアーム23とを備え、
    押さえアームには、対向間隔を狭める方向に回動
    した位置でコネクタの背面に接触してピンの基端
    部方向に押し付けるとともに、対向間隔を広げる
    他方向に回動した位置でピンの先端から他方向に
    離間するフツク部25が形成されていることを特
    徴とするコネクタ用アダプタ。
JP1986070523U 1986-05-10 1986-05-10 Expired JPH031896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986070523U JPH031896Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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JP1986070523U JPH031896Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10

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JPS62183370U JPS62183370U (ja) 1987-11-20
JPH031896Y2 true JPH031896Y2 (ja) 1991-01-21

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