JPH0318966Y2 - - Google Patents

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JPH0318966Y2
JPH0318966Y2 JP1980084572U JP8457280U JPH0318966Y2 JP H0318966 Y2 JPH0318966 Y2 JP H0318966Y2 JP 1980084572 U JP1980084572 U JP 1980084572U JP 8457280 U JP8457280 U JP 8457280U JP H0318966 Y2 JPH0318966 Y2 JP H0318966Y2
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circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、工作機などのシ−ケンス制御に用
いられるシ−ケンス制御装置に関するもので、特
に入力機器の動作状態を表示するシ−ケンス制御
装置の入力表示回路の改良に関するものである。
第1図は従来のシ−ケンス制御回路の入力表示
回路の一例を示し、第2図は従来の別のシ−ケン
ス制御回路の入力表示回路において、特にシ−ケ
ンス制御回路を除去した入力表示回路の部分を主
体にして1回路分を示したものである。この第1
図、第2図の両図において、1はシ−ケンス制御
装置で、10はそのシ−ケンス制御回路、13a
〜13nは入力端子群、14a〜14nは出力端
子群、15a,15bは電源端子であり、第1図
では、入力端子群13a〜13nと電源正極端子
15a間には抵抗11a〜11nと発光ダイオ−
ドなどの表示素子12a〜12nの直列回路が接
続されている。2は直流電源でシ−ケンス制御装
置1の電源端子15a,15bに接続され、直流
電源を供給する。
また、3a〜3nは、入力端子13a〜13n
と直流電源2の負極端子15b間に接続される外
部入力機器で、マイクロスイツチ3a、押ボタン
スイツチ3nなどにより構成される。さらに、4
a〜4nは出力端子14a〜14nと直流電源2
の正極端子15a間に接続される外部負荷で、ソ
レノイド4a、ランプ4nなどにより構成され
る。
次に動作について説明する。第1図のシ−ケン
ス制御装置1に直流電源2から電源が供給される
と、シ−ケンス制御回路10が動作を始め、この
シ−ケンス制御回路のプログラムメモリには、あ
らかじめ工作機などのシ−ケンスを実現すべき命
令がプログラムされており、入力機器3a〜3n
の入力を受け、外部負荷4a〜4nはそのシ−ケ
ンスに応じ適宜、開閉制御される。
この動作状態において、いまマイクロスイツチ
3aが閉となると、直流電源2の正極端子15a
から抵抗11a、表示素子12a、マイクロスイ
ツチ3a、直流電源2の負極端子15bよりなる
径路で電流が流れ、シ−ケンス制御回路10が入
力を取り込むと同時に表示素子12aによりマイ
クロスイツチ3aが、閉となつたことを表示す
る。
マイクロスイツチ3aが開となれば、上記径路
は遮断され表示素子12aは消灯する。押ボタン
スイツチ3nに対しても同様に表示素子12nに
より、その動作状態が表示される。これらの動作
表示は外部入力機器3a〜3nの動作確認、故障
早期発見などの目的から通常設けられる。
ところで、このようなシ−ケンス制御装置にお
いては、外部入力機器3a〜3nの動作状態を該
入力機器3a〜3n部で表示することが要求され
る場合(例えば被工作物が工作機に供給されてい
るか否かを示す場合など)があり、このような場
合、入力機器3a〜3nとして第2図に示すよう
な表示付マイクロスイツチ3bが用いられること
になる。
しかしながら、この表示付マイクロスイツチ3
bをシ−ケンス制御装置1の入力端子13bに接
続すると、マイクロスイツチ3bの接点が開であ
つても、直流電源2の正極端子15aから抵抗1
1b、表示素子12b、抵抗30b、表示素子3
1bを介して電流が流れ、表示素子12bの発光
感度によつては点灯することがある。このため、
シ−ケンス制御装置1に設けられた表示素子12
bではマイクロスイツチ3bの開閉状態が判別で
きなくなり、シ−ケンス制御装置1における動作
状態の確認が難しいものとなつていた。
この考案は、上記のような従来の欠点を除去す
るためになされたもので、表示素子に並列に抵抗
を設けることによりシ−ケンス制御装置1の入力
端子に開動作時にインピ−ダンスを有する外部入
力機器が接続されても、その動作状態を表示でき
るシ−ケンス制御装置の入力表示回路を提供する
ことを目的としている。
以下、この考案のシ−ケンス制御回路の実施例
について図面に基づき説明する。第3図はその一
実施例の回路図であり、この第3図において、1
00a〜100nは抵抗で各表示素子12a〜1
2nに並列に接続されている。入力端子13bに
は表示付マイクロスイツチ3bが接続されてい
る。
表示付マイクロスイツチ3bはマイクロスイツ
チに並列に抵抗30bと表示素子31bの直列回
路が接続されている。その他の部分は第1図と同
様であるから、第1図と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
次に、以上のように構成されたこの考案のシ−
ケンス制御装置の入力表示回路の動作について説
明する。いま、直流電源2の出力電圧をVB、抵
抗11bをR11、抵抗100bをR100、抵抗30
bをR30としたとき、マイクロスイツチ3bの接
点が開時において、表示素子12bに印加される
電圧は、ほぼR100・VB/R30+R11+R100となる。(ただ
し、 発光ダイオ−ドなどの表示素子31bの順方向電
圧VFは一般にVB≫VFなので無視するものとす
る) また、マイクロスイツチ3bの接点の閉時は
R100・VB/R11+R100となるので、表示素子12bの点
灯限 界電圧をVFlimitとしたとき、R100・VB/R30+R11+R10
0
< VFlimit<R100・VB/R11+R100を満たすよう外部抵抗3
0 bに対応して抵抗100bの値を選定しておけ
ば、入力端子13bに開動作時にインピ−ダンス
を有する外部入力機器3bが接続されても表示素
子12bはその開閉状態に応じて消灯あるいは点
灯し、外部入力機器3bの動作状態を表示するこ
とが可能となる。
ここで、シ−ケンス制御装置1としては使用す
る直流電源2の電圧が特定されるものであり、こ
のため、入力端子13a〜13nに接続される外
部入力機器3a〜3nの定格も特定されることに
なり、したがつて、このような外部入力機器3a
〜3nを考慮に入れて抵抗100bを選定するこ
とは設計的に可能なことがらであり、かつ、表示
付マイクロスイツチ3bの仕様を指定することに
よつても構成することが可能である。
第4図はこの考案の他の実施例における入力表
示回路の部分を取り出して示したものであり、こ
の第4図に示すように、表示素子12bを入力端
子13bとシ−ケンス制御回路10の入力間に設
け、表示素子12bに抵抗100aを並列に接続
してもその効果は同様であることは云うまでもな
い。
以上のようにこの考案は、シ−ケンス制御装置
の入力端子に抵抗と表示素子とを直列に接続する
とともにこの表示素子に並列に抵抗を接続するよ
うに構成したので、スイツチ開放時にインピーダ
ンスを有する外部入力機器に対しても、その開閉
状態を確実に表示でき、シ−ケンス制御装置側で
外部入力機器の動作確認、故障発見が容易に行え
るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシ−ケンス制御装置の入力表示
回路を示す回路図、第2図は従来の他のシ−ケン
ス制御装置の入力表示回路における入力表示回路
の部分のみを取り出して示す回路図、第3図はこ
の考案のシ−ケンス制御装置の入力表示回路の一
実施例を示す回路図、第4図はこの考案のシ−ケ
ンス制御装置の入力表示回路の他の実施例におけ
る入力表示回路の部分のみを取り出して示す回路
図である。 1……シ−ケンス制御装置、2……直流電源、
3a……マイクロスイツチ、3b……表示付マイ
クロスイツチ、3n……押ボタンスイツチ、11
a〜11n,30b……抵抗、12a〜12n,
31b……表示素子、13a〜13b……入力端
子群、14a〜14n……出力端子群、15a,
15b……電源端子、100a〜100n……抵
抗。なお、図中同一符号は同一または相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 開閉素子に並列にインピ−ダンスR30が接続さ
    れた外部入力機器の上記開閉素子の開閉信号をシ
    −ケンス制御装置に供給する入力端子、この入力
    端子と上記シ−ケンス制御装置の電源との間に直
    列接続された表示素子と第1の抵抗R11とからな
    り、上記外部入力機器の動作状態を表示する直列
    回路、この直列回路の上記表示素子に並列接続さ
    れた第2の抵抗R100を有し、該第2の抵抗R100
    上記インピ−ダンスR30に対応して、 R100・VB/R30+R11+R100<VFlimit<R100・VB/R11
    +R100 (但し、VB:電源の出力電圧、VFlimit:表示素
    子の表示限界電圧)を満足するように選定したこ
    とを特徴とするシ−ケンス制御装置の入力表示回
    路。
JP1980084572U 1980-06-16 1980-06-16 Expired JPH0318966Y2 (ja)

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JPS5710009U JPS5710009U (ja) 1982-01-19
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431146B2 (ja) * 1974-03-22 1979-10-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710424Y2 (ja) * 1977-08-05 1982-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5431146B2 (ja) * 1974-03-22 1979-10-04

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