JPH0318876Y2 - - Google Patents

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JPH0318876Y2
JPH0318876Y2 JP1058687U JP1058687U JPH0318876Y2 JP H0318876 Y2 JPH0318876 Y2 JP H0318876Y2 JP 1058687 U JP1058687 U JP 1058687U JP 1058687 U JP1058687 U JP 1058687U JP H0318876 Y2 JPH0318876 Y2 JP H0318876Y2
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JP
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plate
shape
caulking plate
caulking
groove
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JP1058687U
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、合成樹脂製タンク本体の裾部とチユ
ーブプレートの周縁とを締結固定するカシメプレ
ートに関する。
〔従来技術〕
合成樹脂製タンクを有する熱交換器は第4図及
び第5図の如く構成されている。即ち、チユーブ
プレート2の外周縁を溝状に形成し、そこにOリ
ング7を介しタンク本体1の裾部4を嵌着する。
次に、断面が溝状で且つ環状に形成されたカシメ
プレート5をチユーブプレート2の外周縁に嵌着
し、カシメプレート5の縁部に形成された爪部6
を折り曲げて裾部4とチユーブプレート2とを締
結固定していた。
ところがこのようなカシメプレート5を形成す
るにはチユーブプレート2より大なる金属プレー
トを必要とすると共に、タンク本体1の大きさに
応じた絞り成形用のプレス金型が必要であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案は以上の問題点を取り除くため次
の構成をとる。
即ち、合成樹脂製のタンク本体1の裾部全体が
ほぼ方形に形成され、その裾部をチユーブプレー
ト2の周縁に形成された溝部に嵌着する。そして
この状態でそれらの外周が前記矩形の隅部を含め
てカシメプレート5により締結固定されるもので
ある。ここにおいて本考案の特徴とするところ
は、カシメプレート5が予め直線的な溝状に形成
されると共に、その底面の一部に細長いスリツト
3が溝の長手方向に平行に形成される。そしてこ
のようなカシメプレート5を前記隅部に整合する
ようにスリツト3部で全体をL字状に曲折形成し
たものである。
従つて本カシメプレートによれば、スリツト3
の存在により直線的な溝状に形成されたカシメプ
レートをL字状に容易に折り曲げることができ
る。それと共に該折り曲げ部の溝断面が異常に変
形することを防止し、カシメプレート5の取付け
を容易迅速に行い得る。そして適宜長さのタンク
本体1に合わせて、直線的に形成されたカシメプ
レートを適宜折り曲げて使用することができ、材
料及び金型製作費の節約を行い得る。
〔実施例〕
次に図面に基づいて本考案の実施例につき説明
する。第1図は本考案のカシメプレート5の要部
斜視図を示し、第2図は第1図のカシメプレート
5を形成する前段階を示す説明的略図、第3図は
本考案のカシメプレート5の全体的略図である。
このようなカシメプレート5は先ず第2図に示す
如く全体が真つ直ぐな樋状に形成されると共に、
その側壁の一方の上端縁に多数の爪部6を形成す
る。それと共に底面の端部にスリツト3を形成す
る。なお全体の長さは第4図においてタンク本体
1の裾部4外周のほぼ2分の1にしておく。次
に、第2図のカシメプレートを矢印方向に外力を
加えて折り曲げ第1図の如く形成する。このとき
スリツト3のA部は金属板の余り肉がスリツト内
に逃げ込み皺の発生を防止する。又B部では金属
板の不足肉分が生じるが、それはB部が矢印方向
外方へ変形することにより補われ、結果として曲
げ部の溝断面の変形を最小限にし得る。
しかして第3図に示すように一対のカシメプレ
ート5を形成し、これを第4図及び第5図の如く
チユーブプレート2の外周面に嵌着し、爪部6を
折り曲げることによりタンクの液密構造を構成し
得る。
なお、前記実施例では、各カシメプレートの両
端部全体をL字状に形成し、全体をコ字状にした
が、それに代えて各カシメプレートの中央部を二
ヶ所L字状に形成し、全体をコ字状にしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案のカシメプレートは以上のような構成か
らなり、次の効果を有する。
本カシメプレートは予め直線的な溝状に形成さ
れると共に、その底面の一部に細長いスリツト3
がその長手方向に平行に形成されており、そのス
リツト3部で全体をL字状に曲折し、そのL字状
部がタンク本体1の隅部に整合するように形成さ
れたものである。従つてスリツト3の存在により
L字状の加工性を容易にすると共に、加工精度を
高めることができる。そしてそれによりタンク本
体1の裾部とチユーブプレート2との締結を容易
に且つ確実に行い、生産性の高い熱交換器を提供
できる。
しかも、比較的細い溝状に形成されたカシメプ
レートにおいてその底面にスリツト3を形成する
という極めて簡単な構成により前記の加工精度を
確保でき、従来のカシメプレートに比べ材料を著
しく節約できる。それと共にその金型が簡素化
し、結果として製品を安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカシメプレート5の要部斜視
略図、第2図は同実施例の製造段階の第1工程を
示し、第3図はその最終段階を示す。第4図は本
考案のカシメプレートが適用される熱交換器の要
部斜視略図、第5図は同要部横断面図。 1……タンク本体、2……チユーブプレート、
3……スリツト、4……裾部、5……カシメプレ
ート、6……爪部、7……Oリング、8……チユ
ーブ、9……フイン、11……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製タンク本体1の裾部全体がほぼ方形
    に形成され、その裾部をチユーブプレート2の周
    縁に形成された溝部に嵌着した状態で、それらの
    外周が前記矩形の隅部を含めて締結固定されるカ
    シメプレートにおいて、該カシメプレートは予め
    直線的な溝状に形成されると共に、その底面の一
    部に細長いスリツト3が前記溝の長手方向に平行
    に形成された後に、前記隅部に整合するように前
    記スリツト3部で全体をL字状に曲折形成してな
    ることを特徴とする熱交換器用タンクのカシメプ
    レート。
JP1058687U 1987-01-26 1987-01-26 Expired JPH0318876Y2 (ja)

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JP1058687U JPH0318876Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JP1058687U JPH0318876Y2 (ja) 1987-01-26 1987-01-26

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JPS63121283U JPS63121283U (ja) 1988-08-05
JPH0318876Y2 true JPH0318876Y2 (ja) 1991-04-22

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