JPH03187673A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH03187673A JPH03187673A JP1325902A JP32590289A JPH03187673A JP H03187673 A JPH03187673 A JP H03187673A JP 1325902 A JP1325902 A JP 1325902A JP 32590289 A JP32590289 A JP 32590289A JP H03187673 A JPH03187673 A JP H03187673A
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims abstract description 9
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
- G06T3/403—Edge-driven scaling; Edge-based scaling
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- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は画像処理装置に関し、例えば、不特定の処理法
により疑似中間調処理された画像と文字や図形等の混在
した2値画像を任意の倍率に画素密度変換する画像処理
装置に関するものである。
により疑似中間調処理された画像と文字や図形等の混在
した2値画像を任意の倍率に画素密度変換する画像処理
装置に関するものである。
[従来の技術]
従来、この種の装置、即ち、解像度の異なるファクシミ
リ間での通信や画像編集装置等では、イメージデータの
拡大・縮小を行う場合、画像の画素密度変換が必要とさ
れる。2値画像に対する画素密度変換法として、近年、
SPC法(最近清洗) 論理和法、9分割法、投影法、
線形補間法、距離反比例等様々な方式が提案されている
(情報処理学会誌VOL、26.No、5 )。
リ間での通信や画像編集装置等では、イメージデータの
拡大・縮小を行う場合、画像の画素密度変換が必要とさ
れる。2値画像に対する画素密度変換法として、近年、
SPC法(最近清洗) 論理和法、9分割法、投影法、
線形補間法、距離反比例等様々な方式が提案されている
(情報処理学会誌VOL、26.No、5 )。
【発明が解決しようとしている課題]
ところが、上述した方式では、いずれも文字や図形を対
象として提案されたものであって、デイザ法等により疑
似中間調処理された画像に適用してもモアレの発生等に
よる画質劣化が激しいため、中間調画像の画素密度変換
には不適当である。一方、デイザ処理された後の画像に
対する画素密度変換処理としては、平均値フィルタ等に
よりデイザ処理前の多値データを推定し、多値データで
画素密度変換を行って、再度2値化する方法(特開昭6
2−281673号等)が知られている。ところが、2
値化前の多値データを正確に推定することは困難であり
、また、フィルタリングによって解像度の低下や階調の
変化等が生じる等の不具合が生じた。更には、文字や図
形を含む2値画像に対する適応性がなかった。
象として提案されたものであって、デイザ法等により疑
似中間調処理された画像に適用してもモアレの発生等に
よる画質劣化が激しいため、中間調画像の画素密度変換
には不適当である。一方、デイザ処理された後の画像に
対する画素密度変換処理としては、平均値フィルタ等に
よりデイザ処理前の多値データを推定し、多値データで
画素密度変換を行って、再度2値化する方法(特開昭6
2−281673号等)が知られている。ところが、2
値化前の多値データを正確に推定することは困難であり
、また、フィルタリングによって解像度の低下や階調の
変化等が生じる等の不具合が生じた。更には、文字や図
形を含む2値画像に対する適応性がなかった。
また、組織デイザにより処理された画像では、デイザマ
トリクスが既知の場合において、元の多値画像を良好に
推定し、疑似中間調処理された画像と文字や図形の混在
した画像処理を可能とする方式(特開昭62−1574
68号)も提案されているが、この場合、不特定な画像
のために使用されたデイザマトリクスが未知の場合や誤
差拡散法等の様に、条件付決定法やデイザ法によって2
値化された画像には適用することができなかった。
トリクスが既知の場合において、元の多値画像を良好に
推定し、疑似中間調処理された画像と文字や図形の混在
した画像処理を可能とする方式(特開昭62−1574
68号)も提案されているが、この場合、不特定な画像
のために使用されたデイザマトリクスが未知の場合や誤
差拡散法等の様に、条件付決定法やデイザ法によって2
値化された画像には適用することができなかった。
このように、従来提案されている方式では、不特定の2
値化処理法により疑似中間調処理された画像と文字や図
形の混在した2値画像を良好に画素密度変換することは
困難であった。また、入力画像の性質を判定して複数の
2値化処理法を選択する方法では、誤判定が生じた場合
、画質劣化が目立つ等の不具合が生じた。
値化処理法により疑似中間調処理された画像と文字や図
形の混在した2値画像を良好に画素密度変換することは
困難であった。また、入力画像の性質を判定して複数の
2値化処理法を選択する方法では、誤判定が生じた場合
、画質劣化が目立つ等の不具合が生じた。
本発明はこの様な点に鑑みてなされたものであり、その
目的は不特定の処理法により疑似中間調処理された画像
または文字や線画の混在した画像をそれぞれに適した任
意の倍率で良好に画素密度変換する画像処理装置を提供
することにある。
目的は不特定の処理法により疑似中間調処理された画像
または文字や線画の混在した画像をそれぞれに適した任
意の倍率で良好に画素密度変換する画像処理装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段]
上述した欠点を解決し、目的を達成するため、本発明に
係わる画像処理装置は、複数種の像域が混在した画像の
既に2値化された2値データに基づいて画素密度を変換
する画像処理装置において、前記2値データを入力する
入力手段と、前記入力された2値データに基づいて注目
する変換画素の像域を判定する判定手段と、前記入力さ
れた2値データに基づいて注目する変換画素の平均濃度
を算出する算出手段と、前記判定手段での判定結果と前
記算出手段で算出された平均濃度とに基づいて、各注目
画素に対応する周辺画素の平均濃度データに分配する2
値化に伴う量子化誤差を決定する決定手段と、前記決定
された誤差を各注目画素に対応する周辺画素の平均濃度
データに分配する分配手段とを備えることを特徴とする
。
係わる画像処理装置は、複数種の像域が混在した画像の
既に2値化された2値データに基づいて画素密度を変換
する画像処理装置において、前記2値データを入力する
入力手段と、前記入力された2値データに基づいて注目
する変換画素の像域を判定する判定手段と、前記入力さ
れた2値データに基づいて注目する変換画素の平均濃度
を算出する算出手段と、前記判定手段での判定結果と前
記算出手段で算出された平均濃度とに基づいて、各注目
画素に対応する周辺画素の平均濃度データに分配する2
値化に伴う量子化誤差を決定する決定手段と、前記決定
された誤差を各注目画素に対応する周辺画素の平均濃度
データに分配する分配手段とを備えることを特徴とする
。
[作用]
かかる構成によれば、入力手段は2値データを入力し、
判定手段は入力された2値データに基づいて注目する変
換画素の像域を判定し、算出手段は入力された2値デー
タに基づいて注目する変換画素の平均濃度を算出し、決
定手段は判定手段での判定結果と算出手段で算出された
平均濃度とに基づいて、各注目画素に対応する周辺画素
の平均濃度データに分配する2値化に伴う量子化誤差を
決定し、分配手段は決定された誤差を各注目画素に対応
する周辺画素の平均濃度データに分配する。
判定手段は入力された2値データに基づいて注目する変
換画素の像域を判定し、算出手段は入力された2値デー
タに基づいて注目する変換画素の平均濃度を算出し、決
定手段は判定手段での判定結果と算出手段で算出された
平均濃度とに基づいて、各注目画素に対応する周辺画素
の平均濃度データに分配する2値化に伴う量子化誤差を
決定し、分配手段は決定された誤差を各注目画素に対応
する周辺画素の平均濃度データに分配する。
[実施例]
以下に添付図面を参照して、本発明に係わる好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
第1図は本発明による画像処理装置の一実施例の構成を
示すブロック図、第2図は本実施例の画像データのタイ
ミングチャートである。尚、本実施例では、ファクシミ
リや複写機等に使用される画素密度変換装置を例に挙げ
る。
示すブロック図、第2図は本実施例の画像データのタイ
ミングチャートである。尚、本実施例では、ファクシミ
リや複写機等に使用される画素密度変換装置を例に挙げ
る。
既に2値化された入力画像の濃度データ(2値データ)
においては、第2図に示されるように、ページ同期信号
に同期して1ペ一ジ分の入力が行われ、ライン同期信号
に同期して1ライン分の入力が行われる。
においては、第2図に示されるように、ページ同期信号
に同期して1ペ一ジ分の入力が行われ、ライン同期信号
に同期して1ライン分の入力が行われる。
第1図において、1は像域分離処理部を示し、ここでは
、入力画像に対し、疑似中間調処理された領域であるか
、単純2値化処理された領域であるかの判定及び誤差拡
散法(後述の2値化処理部3で行われる)に使用される
誤差分配係数を選択するための選択信号を作成する。2
は濃度演算部を示し、ここでは投影法によって入力画像
に対して変換が施された画素(変換画素)の濃度が算出
され、その変換画素濃度が誤差拡散法を使用する後述の
2値化処理部3において2値化される。3は2値化処理
部を示し、ここでは誤差拡散法が使用され、像域分離処
理部1で得られた選択信号によって、疑似中間調処理さ
れた領域及び単純2値化された領域に対して、それぞれ
有効な量子化誤差分配係数(誤差分配マトリクス)の選
択が行われる。この2値化処理部3で処理された結果は
、出力画像として、例えば、プリント出力される。
、入力画像に対し、疑似中間調処理された領域であるか
、単純2値化処理された領域であるかの判定及び誤差拡
散法(後述の2値化処理部3で行われる)に使用される
誤差分配係数を選択するための選択信号を作成する。2
は濃度演算部を示し、ここでは投影法によって入力画像
に対して変換が施された画素(変換画素)の濃度が算出
され、その変換画素濃度が誤差拡散法を使用する後述の
2値化処理部3において2値化される。3は2値化処理
部を示し、ここでは誤差拡散法が使用され、像域分離処
理部1で得られた選択信号によって、疑似中間調処理さ
れた領域及び単純2値化された領域に対して、それぞれ
有効な量子化誤差分配係数(誤差分配マトリクス)の選
択が行われる。この2値化処理部3で処理された結果は
、出力画像として、例えば、プリント出力される。
次に、各部の詳細について説明する。
第3図は本実施例の投影法の原理を説明する図、第4図
は本実施例の投影処理を行う構成を示すブロック図であ
る。
は本実施例の投影処理を行う構成を示すブロック図であ
る。
第3図には、投影法を説明する上で、主走査と副走査と
の双方の変換倍率を%とした場合が示されている。1画
素を方形の領域とし、Aで示される注目画素(「変換画
素」を意味する)を原画像に投影させ、投影面上の注目
画素Aの画素面と重なる画素面を有する原画素をP、Q
、R,Sとする。ここで、投影された注目画素Aの画素
面内に原画素P、Q、R,Sの画素面が占める面積をそ
れぞれSP、So 、SR,Ssとすると変換画素Aの
平均濃度は次式で表わされる。尚、■、は平均濃度を示
している。
の双方の変換倍率を%とした場合が示されている。1画
素を方形の領域とし、Aで示される注目画素(「変換画
素」を意味する)を原画像に投影させ、投影面上の注目
画素Aの画素面と重なる画素面を有する原画素をP、Q
、R,Sとする。ここで、投影された注目画素Aの画素
面内に原画素P、Q、R,Sの画素面が占める面積をそ
れぞれSP、So 、SR,Ssとすると変換画素Aの
平均濃度は次式で表わされる。尚、■、は平均濃度を示
している。
)P+ム。fろ^十)S
(I、IQ+ III、 Is :原画素P、Q、R,
S点の濃度)変換画素Aの濃度は、上記(1)式に基づ
いて求められる平均濃度■、を2値化することによって
決定される。
S点の濃度)変換画素Aの濃度は、上記(1)式に基づ
いて求められる平均濃度■、を2値化することによって
決定される。
第4図には、濃度演算部2に含まれる投影法処理部の構
成が示されている。本実施例では、変換倍率〉%程度の
範囲を処理可能である。第4図中、41は画素取出部を
示し、これは投影面上の変換画素の位置(x、y)近傍
の原画素を取出す処理を行う。42は位置演算部を示し
、これは主走査方向及び副走査方向の各変換倍率(前者
を「p」、後者をrqJで表わす)に応じて定まる投影
面上の変換画素の位置を演算する。43は面積演算部を
示し、これは位置演算部42で求められた位置の情報と
変換倍率とに応じて各変換画素の面積が算出される。4
4は平均濃度演算部を示し、これは前述の式(1)で示
される演算に基づいて画素取出部41及び43面積演算
部の各出力間の乗算結果から注目された変換画素の濃度
を算出する。
成が示されている。本実施例では、変換倍率〉%程度の
範囲を処理可能である。第4図中、41は画素取出部を
示し、これは投影面上の変換画素の位置(x、y)近傍
の原画素を取出す処理を行う。42は位置演算部を示し
、これは主走査方向及び副走査方向の各変換倍率(前者
を「p」、後者をrqJで表わす)に応じて定まる投影
面上の変換画素の位置を演算する。43は面積演算部を
示し、これは位置演算部42で求められた位置の情報と
変換倍率とに応じて各変換画素の面積が算出される。4
4は平均濃度演算部を示し、これは前述の式(1)で示
される演算に基づいて画素取出部41及び43面積演算
部の各出力間の乗算結果から注目された変換画素の濃度
を算出する。
尚、本実施例の投影法処理部は、上述した構成に限定さ
れるわけではなく、一般的には、次式(2)で表わされ
る演算結果が得られる構成であれば、種々変形可能であ
る。
れるわけではなく、一般的には、次式(2)で表わされ
る演算結果が得られる構成であれば、種々変形可能であ
る。
上述した実施例では、回路の簡略化のために参照する原
画素SKの数を4個に限定したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
あれば、原画素S8の数を種々変形可能である。
画素SKの数を4個に限定したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
あれば、原画素S8の数を種々変形可能である。
また、参照原画素の数を多くとることによって、処理可
能な変換倍率の範囲を広げること(縮小時の最小倍率)
ができる。
能な変換倍率の範囲を広げること(縮小時の最小倍率)
ができる。
また、画素取出部41の構成によって、前述した様に、
シーケンシャルに入力される画像データに対する処理だ
けでなく、メモリ等の記憶装置に格納された画像データ
に対する処理も可能である。
シーケンシャルに入力される画像データに対する処理だ
けでなく、メモリ等の記憶装置に格納された画像データ
に対する処理も可能である。
次に、像域分離方法について説明する。
第5図は本実施例の像域分離方法を説明する図、第6図
は本実施例の像域分離処理部1の構成を示す回路図、第
7A図、第7B図は本実施例による像域判定用マトリッ
クスの一例を示す図である。第5図において、100は
原画像上の4×4画素を参照する判定ブロックを示し、
この判定ブロック100を走査させることによって像域
分離が行われる。第6図において、61〜63はそれぞ
れ入力画像の2値データを1ライン分遅延させる1ライ
ン遅延回路を示し、64〜75はそれぞれ入力画像の2
値データを1画素分遅延させる1画素遅延回路を示して
いる。76は第7A図、第7B図に示される2種類の像
域判定用マトリックスに基づいて入力画像の像域判定を
行うROMを示している。77はROM76から出力さ
れる判定結果に基づいて像域分離の選択信号を出力する
レジスタを示している。
は本実施例の像域分離処理部1の構成を示す回路図、第
7A図、第7B図は本実施例による像域判定用マトリッ
クスの一例を示す図である。第5図において、100は
原画像上の4×4画素を参照する判定ブロックを示し、
この判定ブロック100を走査させることによって像域
分離が行われる。第6図において、61〜63はそれぞ
れ入力画像の2値データを1ライン分遅延させる1ライ
ン遅延回路を示し、64〜75はそれぞれ入力画像の2
値データを1画素分遅延させる1画素遅延回路を示して
いる。76は第7A図、第7B図に示される2種類の像
域判定用マトリックスに基づいて入力画像の像域判定を
行うROMを示している。77はROM76から出力さ
れる判定結果に基づいて像域分離の選択信号を出力する
レジスタを示している。
ここで、上記像域分離処理回路1の動作について説明す
る。
る。
まず、入力画像が不図示の所定のクロックに同期して入
力されると、上述したlライン遅延回路61〜63及び
1画素遅延回路64〜75によって第5図に示される判
定ブロック100内の166画素一度に取出される。尚
、1ライン遅延回路61〜63及び1画素遅延回路64
〜75を2値データが通過するときの動作については、
回路構成から明瞭のため、説明を省略する。また、2値
データの判定ブロック100は、入力画像との相対的な
位置関係から、常に走査方向に移動する。
力されると、上述したlライン遅延回路61〜63及び
1画素遅延回路64〜75によって第5図に示される判
定ブロック100内の166画素一度に取出される。尚
、1ライン遅延回路61〜63及び1画素遅延回路64
〜75を2値データが通過するときの動作については、
回路構成から明瞭のため、説明を省略する。また、2値
データの判定ブロック100は、入力画像との相対的な
位置関係から、常に走査方向に移動する。
そして、ROM76に166画素の2値データが入力さ
れると、例えば、単純2値化処理領域を判定する像域判
定パターン(第7A図)や擬似中間調処理領域を判定す
る像域判定パターン(第7B図)と判定ブロック100
内の166画素2値データとのマツチングが行われる。
れると、例えば、単純2値化処理領域を判定する像域判
定パターン(第7A図)や擬似中間調処理領域を判定す
る像域判定パターン(第7B図)と判定ブロック100
内の166画素2値データとのマツチングが行われる。
このマツチングでは、ROM76に入力される2値デー
タ(16本)は、第5図に示される判定ブロック100
のように、予めアドレス(ブロック中の配置)が決めら
れ状態で入力され、各像域判定用マトリックス中の同一
アドレスのデータとマツチングされる。
タ(16本)は、第5図に示される判定ブロック100
のように、予めアドレス(ブロック中の配置)が決めら
れ状態で入力され、各像域判定用マトリックス中の同一
アドレスのデータとマツチングされる。
そして、ROM76から得られた判定結果は、濃度演算
部2での投影法による演算処理後の画像クロック、即ち
、判定タイミングでレジスタ77に取込まれる。このレ
ジスタ77によって、取り込まれた判定結果に基づいて
2値画像か中間調画像かどちらか一方を示す選択信号が
得られる。
部2での投影法による演算処理後の画像クロック、即ち
、判定タイミングでレジスタ77に取込まれる。このレ
ジスタ77によって、取り込まれた判定結果に基づいて
2値画像か中間調画像かどちらか一方を示す選択信号が
得られる。
次に、誤差拡散法を用いた2値化処理について説明する
。
。
例えば、デイザ法により疑似中間調処理された画像に投
影法が適用された場合、その演算結果を単純2値化(即
ち、一定の閾値で2値化)すれば、量子化誤差のために
モアレが強調され、画質の劣化が生じる。そこで、本実
施例では、上記量子化誤差による画質劣化を防ぐために
、濃度保存性を良好に得ることができる2値化法、即ち
、誤差拡散法によって、2値化処理が行われる。
影法が適用された場合、その演算結果を単純2値化(即
ち、一定の閾値で2値化)すれば、量子化誤差のために
モアレが強調され、画質の劣化が生じる。そこで、本実
施例では、上記量子化誤差による画質劣化を防ぐために
、濃度保存性を良好に得ることができる2値化法、即ち
、誤差拡散法によって、2値化処理が行われる。
次に、本実施例の2値化処理部2の詳細について説明す
る。尚、本実施例では誤差拡散法による2値化処理が適
応される。
る。尚、本実施例では誤差拡散法による2値化処理が適
応される。
第8図は本実施例の2値化処理部3の構成を示すブロッ
ク図である。同図において、81〜85はそれぞれ変換
画素の平均濃度IA (または、平均輝度工、とも称す
)の流れを1画素分遅延させる1画素遅延回路を示し、
86〜89はそれぞれ後述の誤差Eの誤差成分81”e
4を順次足し込むための加算回路を示している。誤差成
分e、〜e4は注目画素以前の周辺画素によって生じた
2値化時の誤差である。90は1ラインより3画素少な
い多値画像データを遅延させるラインバッファを示して
いる。91は2値化回路を示し、これは加算回路86〜
89を介して入力された平均濃度工A (濃度IA)に
上記誤差成分e、〜e4を足し込んだ補正後の補正多値
画像データを一定の閾値(T)との比較に基づいて2値
化する。この2値化回路91からの出力を変換出力デー
タとする。
ク図である。同図において、81〜85はそれぞれ変換
画素の平均濃度IA (または、平均輝度工、とも称す
)の流れを1画素分遅延させる1画素遅延回路を示し、
86〜89はそれぞれ後述の誤差Eの誤差成分81”e
4を順次足し込むための加算回路を示している。誤差成
分e、〜e4は注目画素以前の周辺画素によって生じた
2値化時の誤差である。90は1ラインより3画素少な
い多値画像データを遅延させるラインバッファを示して
いる。91は2値化回路を示し、これは加算回路86〜
89を介して入力された平均濃度工A (濃度IA)に
上記誤差成分e、〜e4を足し込んだ補正後の補正多値
画像データを一定の閾値(T)との比較に基づいて2値
化する。この2値化回路91からの出力を変換出力デー
タとする。
92は誤差演算回路を示し、これは2値化回路91で2
値化処理が行われたときに生じる誤差(E)を算出する
。93は誤差分配回路を示し、これは像域分離処理部1
から出力された選択信号に基づいて誤差演算回路92か
ら出力された誤差Eの周辺画素へ分配する量、即ち、誤
差成分(e+〜e4)を決定し、分配時まで保持する。
値化処理が行われたときに生じる誤差(E)を算出する
。93は誤差分配回路を示し、これは像域分離処理部1
から出力された選択信号に基づいて誤差演算回路92か
ら出力された誤差Eの周辺画素へ分配する量、即ち、誤
差成分(e+〜e4)を決定し、分配時まで保持する。
ここで、誤差演算回路92での誤差Eの算出方法につい
て説明する。
て説明する。
誤差演算回路92では、2値化時の誤差(量子化誤差と
も称す)をE、補正多値画像データが示す濃度をIo
(1画素が8ビツトデータの場合、00 o≦T0≦F
F、)、閾値をTとして下記の式による演算が行われる
。尚、2値化回路91からの出力は1(=FF、)また
は0(=OO,)である。
も称す)をE、補正多値画像データが示す濃度をIo
(1画素が8ビツトデータの場合、00 o≦T0≦F
F、)、閾値をTとして下記の式による演算が行われる
。尚、2値化回路91からの出力は1(=FF、)また
は0(=OO,)である。
上記式によれば、濃度IDが閾値下を越えると、誤差E
は1減じられるためにマイナスのデータとなり、濃度I
。が閾値以下では、誤差Eは濃度工。を誤差Eとしたの
データとなる。
は1減じられるためにマイナスのデータとなり、濃度I
。が閾値以下では、誤差Eは濃度工。を誤差Eとしたの
データとなる。
第9図は本実施例の誤差分配回路93の構成を示す回路
図、第10A図、第10B図、第10c図は本実施例の
誤差分配マトリックスを説明する図である。
図、第10A図、第10B図、第10c図は本実施例の
誤差分配マトリックスを説明する図である。
第10A図には、周辺画素へ誤差を拡散するための分配
マトリックスが示されている。本実施例では、2値化時
に生じた誤差Eを周辺画素に拡散する場合、分配マトリ
ックスは、入力画像の性質、即ち、注目画素が属する像
域によって切り換えられる。そこで、注目画素が擬似中
間調処理された画像と判断された場合には、第10B図
に示される分配マトリックスのように、e+=ea=E
/ 6 、 e 2 : e 4 : E / 3と
して、誤差成分e、〜e4が算出される。
マトリックスが示されている。本実施例では、2値化時
に生じた誤差Eを周辺画素に拡散する場合、分配マトリ
ックスは、入力画像の性質、即ち、注目画素が属する像
域によって切り換えられる。そこで、注目画素が擬似中
間調処理された画像と判断された場合には、第10B図
に示される分配マトリックスのように、e+=ea=E
/ 6 、 e 2 : e 4 : E / 3と
して、誤差成分e、〜e4が算出される。
一方、入力画像が単純2値化された画像と判断された場
合には、第7C図に示される分配マトリックスのように
、e+ =e、=E/3+ 62=e 4 = E /
6として、誤差成分e、〜e4が算出される。
合には、第7C図に示される分配マトリックスのように
、e+ =e、=E/3+ 62=e 4 = E /
6として、誤差成分e、〜e4が算出される。
第9図において、94.95は誤差成分e1〜e4を演
算して出力するためのROMを示している。ROM94
は、入力選択信号及び入力誤差Eに基づいて第10B図
(中間調画像)或は第10C図(2値画像)に示される
分配マトリックスに応じて誤差成分er、esを算出す
る。一方、ROM95は、入力選択信号及び入力誤差E
に基づいて第10B図(中間調画像)或は第10C図(
2値画像)に示される分配マトリックスに応じて誤差成
分8*1194を算出する。
算して出力するためのROMを示している。ROM94
は、入力選択信号及び入力誤差Eに基づいて第10B図
(中間調画像)或は第10C図(2値画像)に示される
分配マトリックスに応じて誤差成分er、esを算出す
る。一方、ROM95は、入力選択信号及び入力誤差E
に基づいて第10B図(中間調画像)或は第10C図(
2値画像)に示される分配マトリックスに応じて誤差成
分8*1194を算出する。
次に、上記2値化処理部3の全動作について簡単に説明
する。
する。
第11A図〜第11D図は本実施例による誤差成分の重
み付は方法を説明する図、第12A図。
み付は方法を説明する図、第12A図。
第12B図は一般的な2値化処理によって出力される画
像の例を示す図である。
像の例を示す図である。
まず、1ラインを10画素とし、注目画素の位置を第1
1A図〜第LLD図に示される*の位置とする。第11
A図〜第11D図に示されるように、注目画素*が周辺
画素の誤差成分を与えられるケースは4つある。例えば
、*1の位置が注目画素として2値化が行われた場合(
第11A図)、上述した分配マトリックス(第10A図
)に示されるように、画素*には画素*1による誤差成
分e1が重み付けされる。また、*2の位置が注目画素
として2値化が行われた場合(第11B図)、同様に、
画素*には画素*2による誤差成分e2が重み付けされ
る。さらに、*3の位置が注目画素として2値化が行わ
れた場合(第11C図)、同様に、画素*には画素*3
による誤差成分e3が重み付けされる。そして、*4の
位置が注目画素として2値化が行われた場合(第11D
図)、同様に、画素*には画素*4による誤差成分e、
が重み付けされる。
1A図〜第LLD図に示される*の位置とする。第11
A図〜第11D図に示されるように、注目画素*が周辺
画素の誤差成分を与えられるケースは4つある。例えば
、*1の位置が注目画素として2値化が行われた場合(
第11A図)、上述した分配マトリックス(第10A図
)に示されるように、画素*には画素*1による誤差成
分e1が重み付けされる。また、*2の位置が注目画素
として2値化が行われた場合(第11B図)、同様に、
画素*には画素*2による誤差成分e2が重み付けされ
る。さらに、*3の位置が注目画素として2値化が行わ
れた場合(第11C図)、同様に、画素*には画素*3
による誤差成分e3が重み付けされる。そして、*4の
位置が注目画素として2値化が行われた場合(第11D
図)、同様に、画素*には画素*4による誤差成分e、
が重み付けされる。
そこで、注目画素*の多値画像データが2値化処理部2
に入力されると、画素単位に誤差成分e1〜e4の重み
付けを順に行うため、まず、加算回路86〜88及び1
画素遅延回路81〜83を介して上述の第11A図〜第
11C図で説明した誤差成分e l” e zの重み付
けが行われる。この重み付けされた多値画像データはラ
インバッファ29に入力され、ここで10(ライン)−
3(画素)、即ち、7画素分遅延される。多値画像デー
タに誤差成分*4を更に重み付けする場合、第11C図
と第11D図とに示されるように、誤差成分*、から7
画素剤ばした後の誤差成分*4が重み付はデータとなる
ため、ラインバッファ90によって多値画像データの遅
延が行われる。この遅延の後、多値画像データには1画
素遅延回路84.85及び加算回路90を介して上述の
第1LD図で説明した誤差成分e4が重み付けされる。
に入力されると、画素単位に誤差成分e1〜e4の重み
付けを順に行うため、まず、加算回路86〜88及び1
画素遅延回路81〜83を介して上述の第11A図〜第
11C図で説明した誤差成分e l” e zの重み付
けが行われる。この重み付けされた多値画像データはラ
インバッファ29に入力され、ここで10(ライン)−
3(画素)、即ち、7画素分遅延される。多値画像デー
タに誤差成分*4を更に重み付けする場合、第11C図
と第11D図とに示されるように、誤差成分*、から7
画素剤ばした後の誤差成分*4が重み付はデータとなる
ため、ラインバッファ90によって多値画像データの遅
延が行われる。この遅延の後、多値画像データには1画
素遅延回路84.85及び加算回路90を介して上述の
第1LD図で説明した誤差成分e4が重み付けされる。
このようにして、全誤差成分e l” e 4が重み付
けされた補正多値画像データ(濃度データ)は2値化回
路91において閾値Tとの比較によって2値化され、2
値データとして出力される。同時に、上記補正多値画像
データは誤差演算回路92にも送られ、周辺画素に拡散
するための誤差Eが算出される。この誤差Eは、誤差分
配回路93によって誤差成分el’=eaに分割され、
周辺画素に拡散される。
けされた補正多値画像データ(濃度データ)は2値化回
路91において閾値Tとの比較によって2値化され、2
値データとして出力される。同時に、上記補正多値画像
データは誤差演算回路92にも送られ、周辺画素に拡散
するための誤差Eが算出される。この誤差Eは、誤差分
配回路93によって誤差成分el’=eaに分割され、
周辺画素に拡散される。
ここで、上述した各像域に応じた分配マトリックスによ
れば、注目画素が2値画像と判断された場合には、誤差
の分配マトリクスの重みを主走査、副走査方向に対して
減少させることによって、第12A図に示される主走査
方向や副走査方向の各エツジでのノツチの発生や細線の
点線化を軽減(第12B図)することを目的としている
。
れば、注目画素が2値画像と判断された場合には、誤差
の分配マトリクスの重みを主走査、副走査方向に対して
減少させることによって、第12A図に示される主走査
方向や副走査方向の各エツジでのノツチの発生や細線の
点線化を軽減(第12B図)することを目的としている
。
第12A図には注目画素からの距離に反比例した重みを
有する従来のマドルックスによる2値化例を、第12B
図には主走査副走査の重みを減少させた場合の2値化例
をそれぞれ示す。注目画素が疑似中間調画像と判断され
た場合には、距離に反比例した重みを有する従来のマト
リックスにより処理することにより、滑らかな疑似中間
調画像が得られる。尚、像域分離処理部1での判定誤り
が生じた場合にも、誤差成分を分配する方向が変わるだ
けで濃度の保存処理は実施されるため、特に中間調画像
に対する影響は抑制される。
有する従来のマドルックスによる2値化例を、第12B
図には主走査副走査の重みを減少させた場合の2値化例
をそれぞれ示す。注目画素が疑似中間調画像と判断され
た場合には、距離に反比例した重みを有する従来のマト
リックスにより処理することにより、滑らかな疑似中間
調画像が得られる。尚、像域分離処理部1での判定誤り
が生じた場合にも、誤差成分を分配する方向が変わるだ
けで濃度の保存処理は実施されるため、特に中間調画像
に対する影響は抑制される。
以上説明したように、本実施例によれば、簡単な構成に
より、入力画像(2値データ)が文字や線画等のように
単純2値化された画像の場合、画素密度の変換によるエ
ツジの劣化を軽減することができると共に、像域分離の
判定誤りが生じた場合、濃度を良好に保存できるため、
疑似中間調処理された画像に対しても良好に画質を保つ
ように画素密度を変換できる。
より、入力画像(2値データ)が文字や線画等のように
単純2値化された画像の場合、画素密度の変換によるエ
ツジの劣化を軽減することができると共に、像域分離の
判定誤りが生じた場合、濃度を良好に保存できるため、
疑似中間調処理された画像に対しても良好に画質を保つ
ように画素密度を変換できる。
さて、像域分離の方法は、上述した実施例で説明した方
法に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲であれば、種々変形可能である。
法に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲であれば、種々変形可能である。
また、拡散マトリクスにっていも、上述した実施例に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
であれば、種々変形可能である。
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
であれば、種々変形可能である。
第13A図、第13B図は本実施例の分配マトリックス
の変形例を示す図である。例えば、第13A図には注目
画素が中間調画像の像域と判定された場合の分配マトリ
ックスが示され、第13B図には注目画素が2値画像の
像域と判定された場合の分配マトリックスが示されてい
る。特に、入力画像が文字や線画の2値画像の場合には
、主走査方向及び副走査方向の重みが少ない分配マトリ
ックスであれば良く、具体的には注目画素*近辺への誤
差の拡散量は多く設定する。
の変形例を示す図である。例えば、第13A図には注目
画素が中間調画像の像域と判定された場合の分配マトリ
ックスが示され、第13B図には注目画素が2値画像の
像域と判定された場合の分配マトリックスが示されてい
る。特に、入力画像が文字や線画の2値画像の場合には
、主走査方向及び副走査方向の重みが少ない分配マトリ
ックスであれば良く、具体的には注目画素*近辺への誤
差の拡散量は多く設定する。
さて、上述した実施例では、分配マトリックスを2値化
処理に誤差拡散法を使用していたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、2値化処理に平均誤差最少法を
用いても良い。
処理に誤差拡散法を使用していたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、2値化処理に平均誤差最少法を
用いても良い。
第14A図、第14B図は平均誤差最少法に使用される
分配マトリックスを示す図である。この平均誤差最少法
の場合も前述した誤差拡散法の分配マトリックスの構成
と同様に、注目画素が中間調画像の像域と判断された場
合、第14A図に示される分配マトリックスが使用され
、注目画素に近いほど分配量が多く設定されている。一
方、注目画素が2値画像の像域と判断された場合、第1
4B図に示される分配マトリックスが使用され、注目画
素に近いほど分配量が少なく設定されている。また、回
路構成に関しては、平均誤差最少法が公知のため、説明
を省略する。
分配マトリックスを示す図である。この平均誤差最少法
の場合も前述した誤差拡散法の分配マトリックスの構成
と同様に、注目画素が中間調画像の像域と判断された場
合、第14A図に示される分配マトリックスが使用され
、注目画素に近いほど分配量が多く設定されている。一
方、注目画素が2値画像の像域と判断された場合、第1
4B図に示される分配マトリックスが使用され、注目画
素に近いほど分配量が少なく設定されている。また、回
路構成に関しては、平均誤差最少法が公知のため、説明
を省略する。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成によ
り、文字や線画等の2値画像を入力画像とした場合、画
素密度変換時のエツジ部の劣化を軽減し、疑似中間調処
理された中間調画像を入力画像とした場合、像域分離の
誤判定されても画素密度変換による画質の劣化を軽減す
ることができる。
り、文字や線画等の2値画像を入力画像とした場合、画
素密度変換時のエツジ部の劣化を軽減し、疑似中間調処
理された中間調画像を入力画像とした場合、像域分離の
誤判定されても画素密度変換による画質の劣化を軽減す
ることができる。
第1図は本発明による画像処理装置の一実施例の構成を
示すブロック図、 第2図は本実施例の画像データのタイミングチャート、 第3図は本実施例の投影法の原理を説明する図、 第4図は本実施例の投影処理を行う構成を示すブロック
図、 第5図は本実施例の像域分離方法を説明する図、 第6図は本実施例の像域分離処理部1の構成を示す回路
図、 第7A図、第7B図は本実施例による像域判定用マトリ
ックスの一例を示す図、 第8図は本実施例の2値化処理部3の構成を示すブロッ
ク図、 第9図は本実施例の誤差分配回路93の構成を示す回路
図。 第10A図、第10B図、第10C図は本実施例の分配
マトリックスを説明する図、 第11A図〜第11D図は本実施例による誤差成分の重
み付は方法を説明する図、 第12A図、第12B図は一般的な2値化処理によって
出力される画像の例を示す図、第13A図、第13B図
は本実施例の分配マトリックスの変形例を示す図、 第14A図、第14B図は平均誤差最少法に使用される
分配マトリックスを示す図である。 図中、l・・・濃度演算部、2・・・像域分離処理部、
3・・・2値化処理部、41・・・画素取出部、42・
・・変換画素位置演算部、43・・・面積演算部、44
・・・平均濃度演算部、61,62.63・・・1ライ
ン遅延回路、64〜75.81〜85・・・1画素遅延
回路、76.94.95・・・ROM、77・・・レジ
スタ、86〜89・・・加算回路、90・・・ラインバ
ッファ、91・・・2値化回路、92・・・誤差演算回
路、93・・・誤差分配回路、100・・・判定ブロッ
クである。
示すブロック図、 第2図は本実施例の画像データのタイミングチャート、 第3図は本実施例の投影法の原理を説明する図、 第4図は本実施例の投影処理を行う構成を示すブロック
図、 第5図は本実施例の像域分離方法を説明する図、 第6図は本実施例の像域分離処理部1の構成を示す回路
図、 第7A図、第7B図は本実施例による像域判定用マトリ
ックスの一例を示す図、 第8図は本実施例の2値化処理部3の構成を示すブロッ
ク図、 第9図は本実施例の誤差分配回路93の構成を示す回路
図。 第10A図、第10B図、第10C図は本実施例の分配
マトリックスを説明する図、 第11A図〜第11D図は本実施例による誤差成分の重
み付は方法を説明する図、 第12A図、第12B図は一般的な2値化処理によって
出力される画像の例を示す図、第13A図、第13B図
は本実施例の分配マトリックスの変形例を示す図、 第14A図、第14B図は平均誤差最少法に使用される
分配マトリックスを示す図である。 図中、l・・・濃度演算部、2・・・像域分離処理部、
3・・・2値化処理部、41・・・画素取出部、42・
・・変換画素位置演算部、43・・・面積演算部、44
・・・平均濃度演算部、61,62.63・・・1ライ
ン遅延回路、64〜75.81〜85・・・1画素遅延
回路、76.94.95・・・ROM、77・・・レジ
スタ、86〜89・・・加算回路、90・・・ラインバ
ッファ、91・・・2値化回路、92・・・誤差演算回
路、93・・・誤差分配回路、100・・・判定ブロッ
クである。
Claims (7)
- (1)複数種の像域が混在した画像の既に2値化された
2値データに基づいて画素密度を変換する画像処理装置
において、 前記2値データを入力する入力手段と、 前記入力された2値データに基づいて注目する変換画素
の像域を判定する判定手段と、 前記入力された2値データに基づいて注目する変換画素
の平均濃度を算出する算出手段と、前記判定手段での判
定結果と前記算出手段で算出された平均濃度とに基づい
て、各注目画素に対応する周辺画素の平均濃度データに
分配する2値化に伴う量子化誤差を決定する決定手段と
、前記決定された誤差を各注目画素に対応する周辺画素
の平均濃度データに分配する分配手段とを備えることを
特徴とする画像処理装置。 - (2)前記複数種の像域は、少なくとも、単純2値画像
と疑似中間調画像とを含むことを特徴とする請求項第1
項記載の画像処理装置。 - (3)前記算出手段に投影法を使用したことを特徴とす
る請求項第1項記載の画像処理装置。 - (4)前記決定手段は、各像域に対応した誤差の分配を
行うためのマトリックスと、前記判定手段で判定された
像域に基づいて前記マトリックスを選択する選択手段と
、前記選択されたマトリックスに基づいて各注目画素に
対応する周辺画素の各平均濃度データに分配する誤差を
演算する演算手段とを含むことを特徴とする請求項第1
項記載の画像処理装置。 - (5)前記分配手段は、前記決定手段で決定された誤差
を周辺画素の2値化時まで保持する保持手段を含むこと
を特徴とする請求項第1項記載の画像処理装置。 - (6)前記分配手段は、誤差拡散法に基づいて実施され
ることを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装置。 - (7)前記分配手段は、平均誤差最小法に基づいて実施
されることを特徴とする請求項第1項記載の画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325902A JPH03187673A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1325902A JPH03187673A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03187673A true JPH03187673A (ja) | 1991-08-15 |
Family
ID=18181873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1325902A Pending JPH03187673A (ja) | 1989-12-18 | 1989-12-18 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03187673A (ja) |
-
1989
- 1989-12-18 JP JP1325902A patent/JPH03187673A/ja active Pending
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