JPH03187442A - 建築物の断熱施工法 - Google Patents

建築物の断熱施工法

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JPH03187442A
JPH03187442A JP32698689A JP32698689A JPH03187442A JP H03187442 A JPH03187442 A JP H03187442A JP 32698689 A JP32698689 A JP 32698689A JP 32698689 A JP32698689 A JP 32698689A JP H03187442 A JPH03187442 A JP H03187442A
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JP
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foaming liquid
interior material
spacer
building
injection
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JP32698689A
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Mitsuharu Mito
水戸 光春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建築物に断熱性能を付与せしめるための断熱施
工法の改良に関するが、とくに、施工中において内装材
に不慮の事故が発生しないように改良した上記断熱施工
法に関する。
従来技術と問題点 断熱材となる発泡液の注入手段を改良した建築物の断熱
施工法は、本発明者によって既に提案され、周知となっ
ている(たとえば、特開平1−121432号公報参照
)。
この刊行物記載の断熱施工法は、それまでの従来技術に
比して発泡液が断熱材用空間部の隅々まで注入されるこ
と、及び工期を短縮し得ることなどにより、有益な断熱
施工法である。
ところが、発泡液注入中において、スペーサーに貼着し
た内装材が剥離しそうになるという不慮の事故が発生す
ることがあり、そのために発泡液の注入を一時中断し、
必要な手当てを施さなければならないことがあるという
不都合を見い出した。
このような不都合発生の原因は、接着剤が硬化するまで
に時間がかかること、及び接着剤硬化までの間の内装材
加圧力が不足することによるものと思われる。
本発明は、前記刊行物記載の発明のかかる事情に着目し
てなしたもので、発泡液注入中において、内装材がスペ
ーサーから剥離しそうになることを防止する手段を施し
た改良された断熱施工法の提案を目的とする。
問題点解決のための手段 叙上の目的を達成するために本考案がなした手段は、断
熱施工法の工程中に内装材を合成樹脂スペーサーの突出
端部に貼着すると共に、内装材を仮止具でスペーサーの
突出端部に仮止めするという手段からなる工程を経ると
いうことである。
作用 合成樹脂スペーサーの突出端部に貼着された内装材は、
該スペーサーに更に仮止めされることによって接着剤の
硬化までに時間がかかっても、発泡液注入中に剥離しそ
うになることが防止される。
実施例 使用部材、施工法の順に説明する。
建築物1は、非木造建築物(図示例はコンクリート建築
物)の場合を示すが、これに制限されるものではなく、
木造建築物であっても構わない。
スペーサー2は、建築物1の内壁面或いは床内面などの
内面に固定配設する短筒体2−1と、この短筒体に突出
長を調整自在に螺合する柱体2−2とで構威し、その柱
体の突出長を調整することにより、突出端部を一平面上
に揃えて、建築物内面とスペーサー突出端部とのレベル
調整を行なう。スペーサー2の柱体2−2は、図示例の
如き長さの短かい構造に制限されるものではなく、突出
長調整範囲を20an −100an位の範囲内で自由
に選定しえるように短かいものから長いもので各種の寸
法に構成する。スペーサー2は、内装材3を仮止具4で
仮止め可能にするため、合成樹脂(1例をあげればAB
S樹脂)でつくり、柱体2−2の突出端部に径大の貼着
部2−3を構成し、表面に合成樹脂系の接着剤7を均一
厚さに塗布して内装材3を貼着するようにする。スペー
サー2に貼着した内装材3は、断熱材用空間部5に空気
溜が形成されやすい部位、たとえば、該空間部の上端部
に溜った空気を抜きながら発泡液6を注入しえるように
抜気孔(不図示)を上端部に開穿し、かつスペーサー2
と重ならない部位に適数の注入孔8を一定間隔に開穿し
て縦横に配列し、該注入孔から注入ノズル9の注入口側
部位9−1を差込み、断熱材用空間部5に溜っている空
気を上端部方向へ追いやり、内装材3の上端部に開穿せ
る抜気孔から抜きながら、発泡液6を下側から順次上側
へと移行しつつ注入するようにする。適数の注入孔8は
、相互の間隔を一定間隔(たとえば等間隔)に開穿する
が、内装材3の両端部又は片端部(下端部)に最も近い
部位の注入孔8は、内装材3の両端部又は片端部(下端
部)からの間隔が上記注入孔相互間の一定間隔(たとえ
ば等間隔)よりも短かい間隔となる部位に開穿し、発泡
液6が断熱材用空間部5の隅々にまで注入されるように
する。しかして、内装材3として板体を使用する。スペ
ーサー2に貼着した内装材3は、発泡液6の注入中にス
ペーサー2から剥離することを防止するため、発泡液6
の注入前にスペーサー2に仮止めし、接着剤7が硬化す
るまでの間の内装材3に対する加圧力低下を防止する。
仮止具4は、図示例の如き針或いは釘などを使用するこ
とが可能であり、針使用の場合は周知の専用タッカ−1
釘使用の場合は周知の釘打機などの打込機械を使用して
能率よく打込むようにする。
仮止具4は、接着剤7が硬化してスペーサー2に内装材
3が完全に貼着されるまでの間に内装材3がスペーサー
2から剥離することを防止するために使用する部材であ
るから、断熱工事完了後に引抜いてもよいが、そのまま
にしておいても構わない。
注入ノズル9は、第9図示、第1O図示の如く注入口側
部位9−1を適宜角度(図示例は45度位)に曲げ、建
築物1に構成した断熱材用空間部5に差込んだとき、注
入口側部位9−1が深部を向くように構成する。注入ノ
ズル9の注入口側部位9−1の曲げ角度は、実験によれ
ば、45度位が好ましいが、この角度に制約されるもの
ではなく、建築物1の床、壁、天井などの傾斜角と、そ
れらに伴なう断熱材用空間部5の傾斜角とを考慮して決
定する。
建築物1が大壁造りの例にみられる木造建築物の場合に
壁を断熱構造にするときは、内装材3として板体を用い
、前記刊行物記載の発明と同様に施工することが考えら
れるほか、上記木造建築物の仕切材に代えて上記した合
成樹脂スペーサー2を用いて上記と同様に施工すること
も可能である。
また、建築物1が非木造建築物、木造建築物のいずれで
あっても天井については、従来工法の採用を原則とする
が、建築物1が箱状体のものの場合の施工法或いは、床
、壁、天井などに対する施工順は、前記刊行物記載の発
明と同様に施工する。
次に図面を参照しながら壁の断熱施工法を説明する。
建築物lの内壁面に多数の合成樹脂スペーサー2の短筒
体2−1を一定間隔ごとに縦横列に貼着固定して配設し
、上記短筒体2−1に同数の柱体2−2を螺合し、それ
ら柱体の突出長を調整して突出端部の貼着部2−3を一
平面上に揃えてレベル調整を行なった後、該貼着部の表
面に接着剤7を均一厚に塗布する(第1図〜第4図参照
)。
次いで、前記スペーサー2の貼着部2−3の表面に内装
材3を貼着し、かつ該内装材の表面から前記スペーサー
2の柱体2−2に向って仮止具4を打込み、建築物1の
内壁面と内装材3との間に断熱材用空間部5を形成する
と同時に、該空間部に発泡液6を注入しても内装材3が
剥離しないように仮止め構成した後、該内装材が前記ス
ペーサー2と重なっていない部位に適数の注入孔8を一
定間ごとに縦横列に開穿し、発泡液6を注入し得るよう
に構成する(第5図〜第8図参照)。
そして、注入ノズル9を使用した現場発泡性発泡液6の
注入工程へ移るが、この発泡液注入工程は前記刊行物記
載の発明の発泡液注入工程(第3図〜第6回道及び第1
3図参照)と同じである。
かくして、断熱材用空間部5に注入された発泡液6が発
泡硬化して断熱材IOになる(第9図〜第12図参照)
ところで、ひとつの注入孔8から注入する発泡液注入量
は、注入された発泡液6が断熱材用空間部5の内部で発
泡し、注入に使用した注入孔8に到達して少量溢れ出る
程度の量とする。ひとつの注入孔8から注入する注入時
分は、注入ノズル9からの吐出量と断熱材用空間部5の
体積とによって決定する。注入時の吐出圧力は、発泡液
6が注入孔8相互間の一定間隔寸法(たとえば、455
皿の等間隔)以上に水平方向へ吹飛ぶ程度とする。
床は、必要に応じて断熱構造にするが、その場合は、前
記刊行物記載の発明と同様に施工することが考えられる
ほか、図示例のように建築物1の床内面に多数のスペー
サー2を一定間隔(たとえば等間隔)ごとに配設し、レ
ベル調整を行なった後、固定角材11を介して床板3°
をスペーサー2の柱体2−2上に貼着固定敷設する。そ
して、床板3°に前記刊行物記載の発明と同様に注入孔
、抜気孔などを適数開穿し、かつ該発明と同様にして発
泡液6を注入する。
こうすれば、注入した発泡液6が発泡硬化して断熱材l
Oになる。
この場合、床板3′をスペーサー2に敢て仮止めする必
要はないが、仮止めしても差支えない。
発明の効果 本発明は、叙上のように断熱施工法の工程中に、内装材
を合成樹脂スペーサーの突出端部に貼着すると共に、内
装材を仮止具でスペーサーの突出端部に仮止めするとい
う工程を経ることにより、接着剤の硬化までに時間がか
かっても、この間における内装材加圧力が不足しないこ
ととなり、発泡液注入中に内装材が剥離しそうになるこ
とを防止できる。
従って、内装材の仮止め工程を経ても、発泡液注入作業
を中断して補修するといった手当てを施さずにすむので
、断熱施工法全工程を設計通りに順序よく遂行でき、該
工法全体を能率よく終ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は建築物が非木造建築物の場合の施工例を示すもの
で、第1図はスペーサー配設工程を表わす建築物の一部
縦断側面図、第2図は同正面図、第3図はスペーサー配
設工程とスペーサーのレベル調整工程とスペーサーへの
接着剤塗布工程とを表わす建築物の一部縦断側面図、第
4図は同正面図、第5図は内装材貼着工程と内装材仮止
め工程とを表わす縦断側面図、第6図は同正面図、第7
図は注入孔開穿工程を表わす縦断側面図、第8図は同正
面図、第9図は発泡液注入工程を表わす縦断側面図、第
1O図は同正面図、第11図は施工後の縦断側面図、第
12図は同正面図である。 図中 1・・・建築物 2・・・合成樹脂スペーサー 3・・・内装材 4・・・仮止具 5・・・断熱材用空間部 6・・・現場発泡性発泡液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建築物の内面に突出長調整自在な多数の合成樹脂スペー
    サーを一定間隔に配設し、該スペーサーの突出長を調整
    して突出端部を一平面上に揃え、内装材を上記スペーサ
    ーの突出端部に貼着すると共に、内装材を仮止具で前記
    スペーサーの突出端部に仮止めし、建築物と内装材との
    間に形成された断熱材用空間部に現場発泡性発泡液を注
    入することを特徴とする建築物の断熱施工法。
JP32698689A 1989-12-16 1989-12-16 建築物の断熱施工法 Pending JPH03187442A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837470A (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 桧尾 謙三 ロ−ル内部への排水用吸水スポンジ帯
JPH0149504B2 (ja) * 1986-11-12 1989-10-25 Kogyo Gijutsu Incho

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837470A (ja) * 1981-08-31 1983-03-04 桧尾 謙三 ロ−ル内部への排水用吸水スポンジ帯
JPH0149504B2 (ja) * 1986-11-12 1989-10-25 Kogyo Gijutsu Incho

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