JPH03186632A - 構造物の制振装置 - Google Patents
構造物の制振装置Info
- Publication number
- JPH03186632A JPH03186632A JP32275789A JP32275789A JPH03186632A JP H03186632 A JPH03186632 A JP H03186632A JP 32275789 A JP32275789 A JP 32275789A JP 32275789 A JP32275789 A JP 32275789A JP H03186632 A JPH03186632 A JP H03186632A
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- JP
- Japan
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- hose
- damper
- lead
- plate spring
- thin plate
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- Pending
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鉛をダンパー材料として使用した構造物の制振
装置に係るものである。
装置に係るものである。
(従来の技術)
従来この種の制振装置は第8図に示す如く、鉛プラグ(
a)の両端を、上部構造物中)及び下部構造物(C)に
取付ボルト(d)を介して固定された取付フランジ(e
)に溶着して構成されていた。
a)の両端を、上部構造物中)及び下部構造物(C)に
取付ボルト(d)を介して固定された取付フランジ(e
)に溶着して構成されていた。
図中(f)は鉛プラグの溶着部である。
(発明が解決しようとする課題)
前記従来の制振装置においては、鉛プラグの溶着に特殊
な技術を要し、しかも技能工が少なく生産性がよくない
。
な技術を要し、しかも技能工が少なく生産性がよくない
。
また鉛プラグは耐久性があまりよくない。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、鉛の特性が活用され、
且つ耐久性が改善された鉛をダンパー材として利用した
構造物の制振装置を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、鉛の特性が活用され、
且つ耐久性が改善された鉛をダンパー材として利用した
構造物の制振装置を提供する点にある。
(課題を解決するための手段)
前記の目的を達成するため、本発明に係る構造物の制振
装置は、耐圧ホース内に薄板ばねを同ホースと平行に配
設するとともに、同ホース内に鉛を封入して構成された
ダンパーを弯曲し、同ダンパーの両端部を夫々相対変形
を生じる各構造物に取付けて構成されている。
装置は、耐圧ホース内に薄板ばねを同ホースと平行に配
設するとともに、同ホース内に鉛を封入して構成された
ダンパーを弯曲し、同ダンパーの両端部を夫々相対変形
を生じる各構造物に取付けて構成されている。
(作用)
本発明は前記したように、耐圧ホースに鉛を封入して構
成されたダンパーを弯曲さセ、両端部を上部構造物中 に生起した相対変位によって前記ダンパーに曲げ変形を
生起した際の鉛の抵抗力がダンパーとして作用し、制振
作用が発揮される。
成されたダンパーを弯曲さセ、両端部を上部構造物中 に生起した相対変位によって前記ダンパーに曲げ変形を
生起した際の鉛の抵抗力がダンパーとして作用し、制振
作用が発揮される。
而して前記耐圧ホースには、同ホースと平行に薄板ばね
が配設されているので、前記ダンパーは一定の面内での
変形に拘束され、この変形方向内での薄板ばねの剛性は
僅かであるため、前記ダンパーのねじれ等、予定外の変
形が生起することがなく、ダンパーとしCの性能が安定
する。
が配設されているので、前記ダンパーは一定の面内での
変形に拘束され、この変形方向内での薄板ばねの剛性は
僅かであるため、前記ダンパーのねじれ等、予定外の変
形が生起することがなく、ダンパーとしCの性能が安定
する。
また鉛は単独で繰返し変形させると、繰返し疲労により
亀裂が発生、成長して破断に至り、また亀裂の発生とと
もに抵抗力も低下してくるが、本発明においては、鉛が
耐圧ホースに封入されているので亀裂が発生せず、従っ
て耐力低下も生起せず、耐久性が向上する。
亀裂が発生、成長して破断に至り、また亀裂の発生とと
もに抵抗力も低下してくるが、本発明においては、鉛が
耐圧ホースに封入されているので亀裂が発生せず、従っ
て耐力低下も生起せず、耐久性が向上する。
(実施例)
以下本発明を図示の実施例について説明する。
(1)は耐圧ホースで、例えば弗素樹脂よりなる内Ji
(la)と、ワイヤ編組体よりなる外11 (lb)
とから構成され、内N (la)には薄板ばね(2)が
前記ホース(1)と平行に封入され、更に同ホース(1
)内に鉛(3)が封入されてダンパー囚が構成されてい
る。
(la)と、ワイヤ編組体よりなる外11 (lb)
とから構成され、内N (la)には薄板ばね(2)が
前記ホース(1)と平行に封入され、更に同ホース(1
)内に鉛(3)が封入されてダンパー囚が構成されてい
る。
同ダンパー囚は倒U字状に弯曲され両端部が後述のよう
に上下構造物間取付けられる。
に上下構造物間取付けられる。
前記ホース(1)の端部には鉛封入栓(4)が嵌装され
るとともに、ソケット(5)及びスリーブ(6)が装着
され、同ソケット(5)が取付部材(7)に螺着されて
いる。
るとともに、ソケット(5)及びスリーブ(6)が装着
され、同ソケット(5)が取付部材(7)に螺着されて
いる。
同取付部材(7)にはナツト(8)が螺装され、何等か
の理由で耐圧ホース(1)内に空隙が生したとき、前記
取付部材(7)を締付は鉛封入栓(4)によって耐圧ホ
ース(+)内の鉛(3)を圧縮して空隙をなくすもので
ある。
の理由で耐圧ホース(1)内に空隙が生したとき、前記
取付部材(7)を締付は鉛封入栓(4)によって耐圧ホ
ース(+)内の鉛(3)を圧縮して空隙をなくすもので
ある。
而して前記ダンパー四の両端部における取付部材(7)
が、夫々上下構造物(Blに固定された取付金具(9)
に固定される。
が、夫々上下構造物(Blに固定された取付金具(9)
に固定される。
図示の実施例は前記したように構成されているので、地
震時において上下構造物間に相対変位が生起したとき、
ダンパー囚が弯曲し、曲げ変形時の鉛(3)の抵抗力が
ダンパーとして利用され、制振効果が発揮されるもので
あるが、耐圧ホース(1)がねしれる等、予定外の変形
を生じるとダンパーとしての性能か安定しないが、前記
実施例においては薄板ばね(2)が耐圧ホース(1)内
に同ホース(1)と平行して配設されているので、同薄
板ばね(2)によって耐圧ホース(1)は一定の面内で
のみ変形し、ねじれや面外への曲がりが拘束される。前
記一定面内での薄板ばね(2)の剛性は僅小であり、前
記ホース(1)が曲げ変形したときの抵抗力としては鉛
(3)によるものが支配的である 第6図及び第7図はダンパー(4)の動きを示すもので
、上下構造物間に相対変位を生起したとき、第6図の(
AI)(Aりの部分は夫々第7図に示す如く(Ai)
(A幻の位置に移動する。(^、)は直線部分であった
ものであるが、(Ailに示す如く弯曲部分になり、(
A2)は弯曲部分であったものであるが、(Ailに示
す如く直線部分になり、そしてこのときのダンパー囚の
抵抗力は鉛(3)によるものが支配的であり、直線部分
が弯曲部分に、弯曲部分が直線部分に塑性変形すること
によって得られるものである。
震時において上下構造物間に相対変位が生起したとき、
ダンパー囚が弯曲し、曲げ変形時の鉛(3)の抵抗力が
ダンパーとして利用され、制振効果が発揮されるもので
あるが、耐圧ホース(1)がねしれる等、予定外の変形
を生じるとダンパーとしての性能か安定しないが、前記
実施例においては薄板ばね(2)が耐圧ホース(1)内
に同ホース(1)と平行して配設されているので、同薄
板ばね(2)によって耐圧ホース(1)は一定の面内で
のみ変形し、ねじれや面外への曲がりが拘束される。前
記一定面内での薄板ばね(2)の剛性は僅小であり、前
記ホース(1)が曲げ変形したときの抵抗力としては鉛
(3)によるものが支配的である 第6図及び第7図はダンパー(4)の動きを示すもので
、上下構造物間に相対変位を生起したとき、第6図の(
AI)(Aりの部分は夫々第7図に示す如く(Ai)
(A幻の位置に移動する。(^、)は直線部分であった
ものであるが、(Ailに示す如く弯曲部分になり、(
A2)は弯曲部分であったものであるが、(Ailに示
す如く直線部分になり、そしてこのときのダンパー囚の
抵抗力は鉛(3)によるものが支配的であり、直線部分
が弯曲部分に、弯曲部分が直線部分に塑性変形すること
によって得られるものである。
また前記したように鉛は単独で繰返し変形さ廿ると、繰
返し疲労によって亀裂が発生、成長して破断に至る。ま
た亀裂の成長とともに抵抗力が低下するが、前記実施例
においては鉛(3)が耐圧ホース(1)に封入1.拘束
されているので亀裂が発生ずることがなく、耐力低下も
生起せず、耐久性が著しく向上する。
返し疲労によって亀裂が発生、成長して破断に至る。ま
た亀裂の成長とともに抵抗力が低下するが、前記実施例
においては鉛(3)が耐圧ホース(1)に封入1.拘束
されているので亀裂が発生ずることがなく、耐力低下も
生起せず、耐久性が著しく向上する。
なお耐圧ホース(1)として図示の実施例においては弗
素樹脂よりなる外層とワイヤ編組体よりなる内層とから
構成された耐圧ホースが使用されているが、ゴム層とワ
イヤkjA組体よりなる補強層とを数層重合したゴムホ
ースを使用してもよく、両者共、可撓性を有し、内圧に
対してホース内の体積変化が殆んど無視できるものであ
る。
素樹脂よりなる外層とワイヤ編組体よりなる内層とから
構成された耐圧ホースが使用されているが、ゴム層とワ
イヤkjA組体よりなる補強層とを数層重合したゴムホ
ースを使用してもよく、両者共、可撓性を有し、内圧に
対してホース内の体積変化が殆んど無視できるものであ
る。
また前記薄板ばね(2)は鉛(3)(3)間に封入され
てもよい、(第5図参照) (発明の効果) 本発明に係る構造物の制振装置は、薄板ばねがホースと
平行に配設された耐圧ホース内に鉛を封入してI或した
ダンパーを弯曲し、同ダンパーの両端部を夫々相対変形
を生じる各構造物に取付けて構成されているので、地震
時における前記構造物間に生起した相対変位によるダン
パーの弯曲に伴なう、鉛の曲げ変形時の抵抗力がダンパ
ーとして利用され、制振効果が発揮されるとともに、前
記薄板ばねによって前記ダンパーは一定の面内でのみ変
形し、安定した減衰性能が得られる。
てもよい、(第5図参照) (発明の効果) 本発明に係る構造物の制振装置は、薄板ばねがホースと
平行に配設された耐圧ホース内に鉛を封入してI或した
ダンパーを弯曲し、同ダンパーの両端部を夫々相対変形
を生じる各構造物に取付けて構成されているので、地震
時における前記構造物間に生起した相対変位によるダン
パーの弯曲に伴なう、鉛の曲げ変形時の抵抗力がダンパ
ーとして利用され、制振効果が発揮されるとともに、前
記薄板ばねによって前記ダンパーは一定の面内でのみ変
形し、安定した減衰性能が得られる。
更に前記鉛は耐圧ホース内に封入され、拘束されている
ので、耐力低下を生起することなく、耐久性が格段に向
上するものである。
ので、耐力低下を生起することなく、耐久性が格段に向
上するものである。
第1図は本発明に係る構造物の制振装置に使用されるダ
ンパーの部分縦断面図、第2図はその側面図、第3図は
その縦断側面図、第4図はその取付状態を示す平面図、
第5図は前記ダンパーの他の実施例を示す縦断側面図、
第6図及び第7図は前記ダンパーの動きを示す平面図、
第8図は従来の鉛ダンパーを使用した構造物の制振装置
を示す側面図である。 囚・・・ダンパー (81・・・構造物、(1)
・・・耐圧ホース、 (2)・・・Fi +Iiばね
、(3)・・・鉛、 (7)・・・取付部材。
ンパーの部分縦断面図、第2図はその側面図、第3図は
その縦断側面図、第4図はその取付状態を示す平面図、
第5図は前記ダンパーの他の実施例を示す縦断側面図、
第6図及び第7図は前記ダンパーの動きを示す平面図、
第8図は従来の鉛ダンパーを使用した構造物の制振装置
を示す側面図である。 囚・・・ダンパー (81・・・構造物、(1)
・・・耐圧ホース、 (2)・・・Fi +Iiばね
、(3)・・・鉛、 (7)・・・取付部材。
Claims (1)
- 耐圧ホース内に薄板ばねを同ホースと平行に配設すると
ともに、同ホース内に鉛を封入して構成されたダンパー
を弯曲し、同ダンパーの両端部を夫々相対変形を生じる
各構造物に取付けてなることを特徴とする構造物の制振
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32275789A JPH03186632A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 構造物の制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32275789A JPH03186632A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 構造物の制振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186632A true JPH03186632A (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=18147305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32275789A Pending JPH03186632A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 構造物の制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03186632A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217877A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-08 | 多田 英之 | 減衰機構を持つ免震装置 |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP32275789A patent/JPH03186632A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217877A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-08 | 多田 英之 | 減衰機構を持つ免震装置 |
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