JPH031862Y2 - - Google Patents

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JPH031862Y2
JPH031862Y2 JP3002485U JP3002485U JPH031862Y2 JP H031862 Y2 JPH031862 Y2 JP H031862Y2 JP 3002485 U JP3002485 U JP 3002485U JP 3002485 U JP3002485 U JP 3002485U JP H031862 Y2 JPH031862 Y2 JP H031862Y2
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nut
waterproof cap
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panel
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JP3002485U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気機器で使用されるトグルスイ
ツチの防水キヤツプ取付け構造に関し、特に屋外
など水分が浸入したり、あるいは振動を受け易い
環境で使用されるトグルスイツチを対象とするも
のである。
〔従来の技術〕 第4図は従来のトグルスイツチの実装構造を示
すもので、トグルスイツチ8の取付けスリーブ8
bをパネル11の取付け穴11aに挿通し、パネ
ルの外部でナツト12を取付けスリーブ8bに螺
合させて締め付けることで、トグルスイツチ8は
パネル11に取付けられる。
ところが屋外で使用される機器のトグルスイツ
チは、操作レバー8aと取付けスリーブ8b間の
隙間や、パネルの取付け穴11aから、雨水など
の水分がトグルスイツチ8内やパネル11の内部
に浸入する。
これを防止するために、従来は第5図のように
して防水キヤツプを被せている。すなわち第5図
に示すように、従来のゴム製防水キヤツプ21
は、下端の裾部が開口した略円筒袋状をしてお
り、防水キヤツプ21の裾部周縁部にはシール部
21aが形成され、そのすぐ上部において防水キ
ヤツプ21の内側にナツト21bが設けられてい
る。このナツト21bは、トグルスイツチ8の取
り付けスリーブ8bの外周のオネジ部とネジ結合
し、トグルスイツチ8をパネル11に固定すると
共い、防水キヤツプ21の取付けも兼ねている。
このようにして、防水キヤツプ21のシール部
21aがパネル11の表面とナツト21bとの間
に挟まれ、取付けスリーブ8bと操作レバー8a
との隙間やパネル11の取付孔11aから、トグ
ルスイツチ8内あるいはパネル11内に水や塵埃
が進入するのを防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでトグルスイツチ8をパネル11に実装
する当初から防水キヤツプ21を被せればよい
が、後から防水キヤツプ21を取付ける場合は、
第4図に示す状態から、取付けナツト12および
ワツシヤ13を取り外し、次いでこのナツト12
およびワツシヤ13に代えて、取付けスリーブ8
bに第5図のように、防水キヤツプ21のナツト
21bを螺合させる。
このように、一旦トグルスイツチ取付け用のナ
ツト12を外してから、防水キヤツプを取付けな
えればならず、取扱いが不便である。特にパネル
内部でトグルスイツチ8がすでに配線されている
場合は、取付けナツト12を外してキヤツプのナ
ツト21bを締め付ける際に、トグルスイツチ8
が回転して、配線を切断するなどの恐れがあり、
配線後に防水キヤツプを取付ける場合は、特別の
配慮を要する。使用中に防水キヤツプが破れて、
取り替えを要する場合も、同様な問題が発生す
る。
また防水キヤツプ21のナツト21bを締め付
けるには、防水キヤツプ21の裾部を指で摘んで
回転させなければならないが、指で摘んで操作す
るだけでは充分な締め付け力が得られず、振動の
激しい建設機械などの操作パネルに実装されるト
グルスイツチにおいては、振動で取付けナツト2
1bが容易に緩んでシール不能となり、水分が浸
入し易い。
本考案の技術的課題は、従来のトグルスイツチ
の防水キヤツプ取付け構造におけるこのような問
題を解消し、トグルスイツチの取付けナツトをい
ちいち外さないでも、防水キヤツプを取付け可能
とし、取扱いの簡便化を図ると共に、振動などで
容易にナツトが緩むことのないよう強固に締め付
け可能とすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この問題点を解決するために講じた本考案によ
る技術的手段は、パネルの取付け穴にトグルスイ
ツチの取付けスリーブを挿通し、パネルの外側で
該取付けスリーブの外周のオネジに取付けナツト
を螺合させることでトグルスイツチをパネルに取
付け固定し、かつ該トグルスイツチの操作レバー
に可撓性の防水用キヤツプを被せる構造におい
て、 前記取付けナツトの上から前記取付けスリーブ
に螺合されるカバー用ナツトを、前記防水キヤツ
プの裾部に取付けて結合したこと、 該カバー用ナツトの内部に、前記取付けナツト
を収容する室を形成したこと、 該カバー用ナツトとパネルとの間に環状のシー
ル部材を挟み、カバー用ナツトを締め付けること
で、該シール部材をカバー用ナツトとパネルとの
間に挟着したこと、 を要件とする構成を採つている。
〔作用〕
この技術的手段によれば、トグルスイツチの取
付けナツトの上から防水キヤツプを被せるため、
従来のようにトグルスイツチの取付けナツトを取
り外す必要はない。このときカバー用ナツト内部
には、トグルスイツチ取付けナツトを収容できる
室が形成されているので、取り外さないで残つて
いるトグルスイツチ取付けナツトは、この室に収
納され、カバーされる。またカバー用ナツトを、
トグルスイツチ取付けナツトの上から、トグルス
イツチの取付けスリーブに螺合させ、締め付ける
と、カバー用ナツトとパネルとの間に環状シール
部材が挟み付けられてシールが行なわれる。防水
キヤツプと一体のカバー用ナツトは外周が外部に
露出しているので、その外周部にスパナなどの工
具を嵌めて工具で締め付けを行うことができ、防
水キヤツプが振動などで緩んだりしないように強
固に締め付け固定できる。
〔実施例〕
次に本考案によるトグルスイツチの防水キヤツ
プ取付け構造が実際上どのように具体化されるか
を実施例で説明する。第1図は本考案による防水
キヤツプの取付け構造の断面図、第2図は防水キ
ヤツプの断面図、第3図は同防水キヤツプの平面
図である。第2図に示すように、防水キヤツプ1
は、球面状の頂壁3aを有する小径袋状部3と、
それに続く一体構造の大径筒状部2からなつてい
る。そして該大径筒状部2に、6角形のカバー用
ナツト4が一体に取付け結合されている。
防水キヤツプ1は、ゴムなどの弾性材から成
り、カバー用ナツト4は金属ないし剛性の大きい
合成樹脂などからなつている。カバー用ナツト4
の外周寄りの底面には、ナツト座面4aとその外
側のリング状壁4bから成る段部が形成され、そ
の中にOリング5などのシール部材が収納され
る。
またカバー用ナツト4自体は、取付けスリーブ
8bに螺合されるメネジ部4cを有しているが、
下端の内側には、トグルスイツチの取付けナツト
12およびワツシヤ13の外寸より大きい室4d
が形成され、該取付けナツト12およびワツシヤ
13を、室4d中に収納できるようになつてい
る。
この防水キヤツプ1をトグルスイツチに取付け
るには、第4図のようにトグルスイツチ取付けナ
ツト12が螺合されたまま、上から防水キヤツプ
1を被せる。すると第1図のように、防水キヤツ
プ1の小径袋状部3中にレバー8aが入る。そし
てカバー用ナツト4を取付けスリーブ8bに螺合
させ、カバー用ナツト4の外周にスパナなどを嵌
めてカバー用ナツト4を締め付けると、該カバー
用ナツト4の座面4aとパネル11間にOリング
5が挟み付けられて、シールが行なわれる。また
締め付け状態では、カバー用ナツト4の内側の室
4dに、トグルスイツチ取付けナツト12やワツ
シヤ13が収納される。
防水キヤツプ1は、ゴムなどの可撓性の材料か
らなつているので、第5図に鎖線で示すようにト
グルスイツチの操作レバー8aを操作しても、小
径袋状部3は操作レバーに追随して、容易に変形
する。
なおカバー用ナツト4とゴムなどから成る防水
キヤツプ1は、予め防水キヤツプを成型してか
ら、後で嵌合させてもよく、或いは防水キヤツプ
1の成型時にカバー用ナツト4をインサートして
もよい。またワツシヤ13は必要に応じて使用す
ればよく、必ずしも不可欠のものではない。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、防水キヤツプと
一体のカバー用ナツトの内部に、トグルスイツチ
の取付けナツトを収納できる室が形成されている
ので、該取付けナツトを外すことなしに、その上
から防水キヤツプを被せてカバー用ナツトを締め
付けるだけで、防水キヤツプを取付けることがで
き、防水キヤツプの取付けが簡便になる。またカ
バー用ナツトの外周は外部に露出していて、スパ
ナなどの工具でカバー用ナツトを締め付けること
ができるので、防水キヤツプが振動などで外れた
りしないように強固に締め付けることができ、シ
ールが長期間維持される。カバー用ナツトを強固
に締め付け可能なため、カバー用ナツトとパネル
との間に環状のシール部材が強固に挟み付けられ
てシールが確実に行なわれ、シールの信頼性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるトグルスイツチの防水キ
ヤツプ取付け構造の実施例を示す断面図、第2図
は防水キヤツプの断面図、第3図は同防水キヤツ
プの平面図、第4図は従来のトグルスイツチの取
付け部の断面図、第5図は従来のトグルスイツチ
の防水キヤツプ取付け構造の断面図である。 図において、1は防水キヤツプ、2は大径筒状
部、3は小径袋状部、4はカバー用ナツト、4a
は座面、4dは取付けナツト収納室、5はOリン
グ、8はトグルスイツチ、11はパネル、12は
取付けナツトをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネルの取付け穴にトグルスイツチの取付けス
    リーブを挿通し、パネルの外側で該取付けスリー
    ブの外周のオネジに取付けナツトを螺合させるこ
    とでトグルスイツチをパネルに取付け固定し、か
    つ該トグルスイツチの操作レバーに可撓性の防水
    用キヤツプを被せる構造において、 前記取付けナツトの上から前記取付けスリーブ
    に螺合されるカバー用ナツトを、前記防水キヤツ
    プの裾部に取付けて結合したこと、 該カバー用ナツトの内部に、前記取付けナツト
    を収容する室を形成したこと、 該カバー用ナツトとパネルとの間に環状のシー
    ル部材を挟み、カバー用ナツトを締め付けること
    で、該シール部材をカバー用ナツトとパネルとの
    間に挟着したこと、 を要件とすることを特徴とするトグルスイツチの
    防水キヤツプ取付け構造。
JP3002485U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH031862Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002485U JPH031862Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP3002485U JPH031862Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Publication Number Publication Date
JPS61146837U JPS61146837U (ja) 1986-09-10
JPH031862Y2 true JPH031862Y2 (ja) 1991-01-21

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ID=30529350

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JP3002485U Expired JPH031862Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086339Y2 (ja) * 1990-06-18 1996-02-21 日本開閉器工業株式会社 プリント基板用スイッチ
JP4616116B2 (ja) * 2005-07-29 2011-01-19 日本開閉器工業株式会社 防水キャップ
JP7275076B2 (ja) * 2020-06-23 2023-05-17 株式会社クボタ コンバイン

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JPS61146837U (ja) 1986-09-10

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