JPH03185782A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JPH03185782A
JPH03185782A JP32542889A JP32542889A JPH03185782A JP H03185782 A JPH03185782 A JP H03185782A JP 32542889 A JP32542889 A JP 32542889A JP 32542889 A JP32542889 A JP 32542889A JP H03185782 A JPH03185782 A JP H03185782A
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Hiroyoshi Hamada
弘喜 浜田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は高出力動作可能なAfGaloP系の半導体レ
ーザに関する。
(ロ)従来の技術 従来、短波長の半導体レーザとしてAlGa1aP系の
半導体レーザが知られており、例えば信学技報、0QE
87−46.115頁(1989)に記載されている。
斯かる^#Ga1oP系半導体レーザの構造を第5図に
示す。
図において<11)はn型のGaAgからなる基板、(
12)はGaAsからなるバッファ層、(13)はn型
IIIAIPからなるn型クラッド層、(14)はアン
ドープ1uGaPからなる活性層で、これらり各層は基
板(1)の−主面上に周知の有機金属化学気相成長法(
MOCVD法)あるいは分子線エピタキシャル成長性(
MBE法)でエピタキシャル形成される。
(15)は活性層(14)上に形成されたp型1nA#
Pからなるp型クラッド層で、紙面垂直方向に延在する
ストライブ状のリッジ(15alを有する、(X6)は
p型クラッド層(15)のりッジ(15a)頂部上に形
成されたp型GaAsからなるキャップ層、(17)は
りッジ(15a)頂部を除くp型クラッド層(15)上
に形成されたn型Ga^3からなるブロック層、 (1
8)はキャップ層(16)及びブロック層(17)上に
形成されたp型GaAsからなるコンタクト層である。
また。
(19)及び(20)は夫々基板(11)の他主面上及
びキャップ層(18)上に設けられたn型電極、及びp
型電極である。
斯かるAtGa1aP系の半導体レーザにおける高出力
化は活性層(14)の層厚を薄くすることによって行わ
れる。例えば活性層(14)の層厚を0.04μ鴎とし
た場合では、光出力20mWまで連続動作可能である。
しかし乍ら、斯かるA#Ga1oP系の半導体レーザに
おいてはより高出力化するため活性層の層厚を0.04
Bmより薄くすると、半導体レーザの発振しきい値電流
が急激に増加し、素子特性が劣化する。
そこで、活性層の層厚を薄くする方法以外で半導体レー
ザを高出力化する構造として、レーザの共振器端面近傍
のバンドギャップを大きくし、端面での光吸収を減少さ
せる所謂窓構造のものが提案されている。例えば特開昭
64−14986号公報ではレーザ共振器端面近傍にz
tl拡散領域を設けることによって、端面のバンドギャ
ップを大きくしている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし乍ら、斯る先行技術においては、ZII拡散領域
を形成する際にこの領域に結晶欠陥が生じ易く、この欠
陥が光を吸収し、発熱の原因となるため、信頼性に欠け
るといった問題があった。
したがって本発明は高出力動作が可能で、且つ信頼性の
高いAfGalnP系の半導体レーザを提供するもので
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、GaAs基板の一主面上に、レーザ共振器を
形成するAfGalnP系の半導体層が積層された半導
体レーザであって、上記基板の一主面に、(100)面
と、上記レーザ共振器の端面近傍でttoo>面から<
011>方向に傾斜した面と、を有することを特徴とす
る。
(ホ)作 用 本発明によれば、基板のレーザ共振器端面近傍の(10
G>面から<011>方向に傾斜した面上に積層された
半導体層のバンドギャップが、端面近傍以外の(10G
)面上に積層された半導体層のバンドギャップより大き
くなる。
(へ)実施例 第1図は本発明の一実施例を示し、同図(a)はレーザ
共振器と垂直な面の断面図、同図(b)はレーザ共振器
方向の断面を示し、同図(a)のX−X断面図である。
図において(1)は共振器長350ayb、チップ幅3
00ivのn型GaAsからなる基板で、その−主面は
、同図(b)に示す如く、共振器の内部領域(図中A領
域〉で(1001面であり、共振器端面近傍の各領域(
図中B領域〉で夫々(100)面から<011>方向に
5゛下る傾斜面である。斯る傾斜は旧E、RIBE等の
ドライエツチングで形成される。また、本実施例におい
ては、各B領域の長さを夫々20μmとした。
(2)は基板(1)の−主面上に積層された層厚0 、
3 amのn型Gao、r、IDo、 sPからなるバ
ッファ層、(3)はバッファ層(2)上に積層された層
厚1μ−のn型(^to、 、Gao、 、)o、 5
lao、 sPからなるn型クラッド層、(4)はn型
クラッド層(3)上に積層された層厚0.08J1mの
アンドープGao、 qFo、 !Pからなる活性層で
、これらの層は周知のMOCVD法を用いて順次形成さ
れる。
(5)は活性層(4)上に積層されたp型(Al。、。
Gao、 s)o、 5lao、 5Pからなるp型ク
ラッド層で、共振器方向に延在するリッジ(5a)を有
する。またp型クラッド層(5)において、リッジ(5
a)が設けられた最も厚い部分の層厚は1,0μLリツ
ジ(5a)が設けられていない最も薄い部分の層厚は0
.2μLリツジ(5a)頂部の幅は5!mである。
(6)はp型クラッド層(5)のリッジ(5a)頂部上
に積層された層厚0.1!m+のp型Gao、 51g
+0.1.Pからなるキャップ層、(7)はリッジ(5
a)頂部以外のp型クラッド層(5)上に積層されたn
型GaAsからなるブロック層、(8)゛はキャップ層
(6)及びブロック層(7)上に積層されたp型GaA
sからなるコンタクト層である。
(9)はコンタクト層(8)上に、Cr膜、へ〇膜をこ
の順に被着したp型電極、(lO)は基板(1)の他主
面上に、Cr膜、S+H!、Alll1!をこの順に被
着したn型電極である。
而して本実施例装置の従来装置と異なるところは基板(
1)の−主面をレーザ共振器内部領域(A領域)におい
て(1003面とし、レーザ共振器端面近傍領域(B領
域)において<1001面がら<01 D方向に5°下
がる傾斜面として、この上にAtGa1aP系の各半導
体層を積層したことである。
そこで、GaAs基板の主面の傾斜角度(<1001面
から<011>方向への傾斜角度)を種々変化させ、こ
の上にGao、 、1llo、 、P層を形成し、その
バンドギャップエネルギを測定した。その結果を第2図
に示す。またGao、 、1llo、 sP層は、MO
CVD法を用いて、成長温度を680℃、V/I供給比
を550として形成し、バンドギャップエネルギは10
にの温度下で測定した。また、同様にGaAs基板上に
(八go、 5Gao、q’)o、 、1Ilo、 s
P層を形成し、そのバンドギャップエネルギを測定した
。その結果を第2図に併記する。
図から明らかな様に、Gao、 5lao、 sP層、
(AJo、5Gao、 s)。、 5leo、 %P層
とも傾斜角度が増加するに従ってバンドギャップエネル
ギも増加し、傾斜角度が5°では0゛のものより、どち
らの層とも60 *cl/程度バンドギャップエネルギ
が増加する。
従って、本実施例装置においても、AJGalaP系の
半導体層は各層ともB領域でA領域よりも60gmel
/程度大きなバンドギャップエネルギを有することとな
る。これにより、本実施例装置ではレーザ共振器端面近
傍領域でバンドギャップが大きくなるため、端面での光
吸収が抑制され、端面破壊が防止される。
第3図に本実施例装置の電流−光出力特性を示す0図よ
り、本実施例装置では、光出力3C1aWまでキンクの
ない直線性の良い特性が得られている。また、これより
、本実施例装置では活性層(4)がA領域とB領域との
界面で折れ曲がっているものの、素子特性に影響してい
ないことが分かる。次に出力20m1.40℃の温度下
で、定出力動作による本実施例装置の寿命試験を行った
。その結果を第4図に実線で示す。また、比較のため、
平坦な基板上に本実施例と同様な半導体層を積層し、そ
のレーザ共振器端面近傍にZn拡散領域を設け、これに
より端面のバンドギャップを大きくした比較装置を作製
し、その寿命試験を行った。その結果を第4図に破線で
示す。
図から明らかな様に、本実施例装置では、比較装置に比
べ大幅な長寿命化が達成されていることが分かる。これ
は、Zn拡散によって形成された比較装置の端面近傍領
域には、不純物の過剰添加による多くの結晶欠陥が存在
するため、ここで光吸収による発熱が生じこれが素子劣
化の原因になるのに対し、本実施例装置の端面近傍領域
が通常のMOCVD法による半導体層の積層のみで形成
されるので、この領域において結晶欠陥が少ないためで
あると考えられる。
以上、本実施例ではB領域における基板の傾斜角度を5
゛としたが、4゛以上であれば端面での光吸収を抑制す
るのに十分であり、また7°以下であれば傾斜面を容易
に形成できる また、B領域における基板の各傾斜面は夫々<011>
方向に上がる面であっても良く、一方が<011:>方
向に上がる面、もう一方が<011>方向に下がる面で
あっても良い。
さらに、本実施例装置において、B領域のキャップ層(
6)を除去すると、B領域にGaAs/A#Ga1oP
ヘテロバリアが形成され、電流が流れにくくなる。即ち
、端面近傍で電流非注入領域が形成されるため、光学的
端面破壊がさらに抑制され、より一層の高出力化が可能
となる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、基板の一主面を、レーザ共振器内部領
域において(1001面とし、レーザ共振器端面近傍領
域において(1001面から<011>方向に傾斜した
面とすると共に、この上に^7GalnP系の半導体層
を積層することによって、端面近傍領域における半導体
層のバンドギャップが内部領域における半導体層のバン
ドギャップよりも大きくなるので、端面での光吸収が低
減し、高出力化が図れる。また、本発明装置における端
面近傍領域の半導体層においては、内部領域の半導体層
と同じ工程のみで形成できるので結晶欠陥が少なく長寿
命化が図れ、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図<atは本発明装置の一実施例を示す断面図、第
1図(b)は同図(a)のX−X断面図、第2図は基板
傾斜面角度に対するGa1oP、^fGalnPのバン
ドギャップエネルギを示す特性図、第3図は本実施例装
置の電流−光出力特性図、第4図は寿命試験特性図、第
5図は従来装置を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)GaAs基板の一主面上に、レーザ共振器を形成
    するAlGaInP系の半導体層が積層された半導体レ
    ーザにおいて、上記基板の一主面は、(100)面と、
    上記レーザ共振器の端面近傍で(100)面から<01
    1>方向に傾斜した面と、を有することを特徴とする半
    導体レーザ。
JP32542889A 1989-12-14 1989-12-14 半導体レーザ Expired - Fee Related JP2902697B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5490159A (en) * 1993-10-05 1996-02-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Visible light semiconductor laser
JP2008010446A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Nec Corp 半導体レーザ素子

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