JPH03185626A - 磁気ディスクの磁性膜塗布方法 - Google Patents
磁気ディスクの磁性膜塗布方法Info
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- JPH03185626A JPH03185626A JP32249589A JP32249589A JPH03185626A JP H03185626 A JPH03185626 A JP H03185626A JP 32249589 A JP32249589 A JP 32249589A JP 32249589 A JP32249589 A JP 32249589A JP H03185626 A JPH03185626 A JP H03185626A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ディスクの磁性膜塗布方法にかかり、特に
均一な膜厚を得るのに好適な磁気ディスクの磁性膜塗布
方法に関する。
均一な膜厚を得るのに好適な磁気ディスクの磁性膜塗布
方法に関する。
[従来の技術]
従来技術としては、特開昭57−27439号公報及び
特開昭60−89824号公報に開示されているように
、磁気ディスク基板の回転数と塗料塗布後の放置時間等
を制御して、目的の膜厚になるように制御するものが知
られている。
特開昭60−89824号公報に開示されているように
、磁気ディスク基板の回転数と塗料塗布後の放置時間等
を制御して、目的の膜厚になるように制御するものが知
られている。
[発明が解決しようとする課題]
上記した従来技術においては、磁気ディスク基板の温度
について配慮されておらず、磁性膜の薄膜化に伴い、製
造された磁気ディスクにおける膜厚不良の発生が増大し
、生産性が低下するという問題点があった。
について配慮されておらず、磁性膜の薄膜化に伴い、製
造された磁気ディスクにおける膜厚不良の発生が増大し
、生産性が低下するという問題点があった。
本発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、磁性膜塗布厚の精度を向上させて磁気ディスクの生
産性を向上させることが可能な磁気ディスクの磁性膜塗
布方法を提供することを目的とする。
で、磁性膜塗布厚の精度を向上させて磁気ディスクの生
産性を向上させることが可能な磁気ディスクの磁性膜塗
布方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の磁気ディスクの磁性膜塗布方法は、回転する磁
気ディスク基板上に磁性膜を形成するための塗料を塗布
する磁気ディスクの磁性膜塗布方法に適用されるもので
あり、特に上記磁気ディスク基板の温度を、磁気ディス
ク基板を回転させるスピンドルの温度及び磁気ディスク
基板の雰囲気の温度を一定値に制御しつつ、塗料を塗布
することを特徴としている。
気ディスク基板上に磁性膜を形成するための塗料を塗布
する磁気ディスクの磁性膜塗布方法に適用されるもので
あり、特に上記磁気ディスク基板の温度を、磁気ディス
ク基板を回転させるスピンドルの温度及び磁気ディスク
基板の雰囲気の温度を一定値に制御しつつ、塗料を塗布
することを特徴としている。
[作用]
本発明によれば、磁気ディスク基板を回転させるスピン
ドルの温度と基板の雰囲気温度とによって一定値に制御
される。したがって、磁気ディスク基板の温度が高い場
合には、塗布された塗料の粘性は高く、逆に磁気ディス
ク基板の温度が低い場合には、塗布された塗料の粘性は
低くなる。したがって、磁気ディスク基板の回転による
塗料の振切り状態及び拡散状態が磁気ディスク基板の温
度によって微妙に変化し、膜厚に有意差が生じる。
ドルの温度と基板の雰囲気温度とによって一定値に制御
される。したがって、磁気ディスク基板の温度が高い場
合には、塗布された塗料の粘性は高く、逆に磁気ディス
ク基板の温度が低い場合には、塗布された塗料の粘性は
低くなる。したがって、磁気ディスク基板の回転による
塗料の振切り状態及び拡散状態が磁気ディスク基板の温
度によって微妙に変化し、膜厚に有意差が生じる。
したがって、磁気ディスク基板の温度を一定に制御する
ことにより、磁気ディスク基板上の塗料の粘性が一定に
なり、磁気ディスク基板毎の膜厚のバラツキがなくなり
、均一な膜厚の磁気ディスクを量産することが可能にな
る。
ことにより、磁気ディスク基板上の塗料の粘性が一定に
なり、磁気ディスク基板毎の膜厚のバラツキがなくなり
、均一な膜厚の磁気ディスクを量産することが可能にな
る。
[実施例]
以下添付の図面に示す実施例を用いて、さらに詳細に本
発明について説明する。
発明について説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す説明図である。第1
図に示すように、磁気ディスク用のアルミ基板1をスピ
ンドル2に把持する。スピンドル2はモータ3の回転駆
動力をベルト4を介して受け、回転可能に形成されてい
る。チャンバ5は、アルミ基板1の回転に伴ってその外
周から飛散する塗料を捕捉するものである。アルミ基板
lの両側には、塗料を塗布するノズル6が配置され、図
示されていない油圧シリンダを駆動源とし、矢印で示す
ようにアルミ基板1の径方向に移動可能な構造になって
いる。また、アルミ基板1の温度を制御するために、上
部に空気供給ユニット7を配置し、常時温度制御した空
気を供給し、アルミ基板lの雰囲気温度を制御する。こ
の空気供給ユニット7は、チャンバ5の内部に設けても
良い。また、スピンドル2の温度は、スピンドル2自体
の摩擦トルクで制御する。ここで、摩擦トルクとは、停
止状態にあるスピンドル2を回転させるために必要なト
ルクを言い、スピンドル2のボールベアリング等による
発熱と経験的に等価な値である。
図に示すように、磁気ディスク用のアルミ基板1をスピ
ンドル2に把持する。スピンドル2はモータ3の回転駆
動力をベルト4を介して受け、回転可能に形成されてい
る。チャンバ5は、アルミ基板1の回転に伴ってその外
周から飛散する塗料を捕捉するものである。アルミ基板
lの両側には、塗料を塗布するノズル6が配置され、図
示されていない油圧シリンダを駆動源とし、矢印で示す
ようにアルミ基板1の径方向に移動可能な構造になって
いる。また、アルミ基板1の温度を制御するために、上
部に空気供給ユニット7を配置し、常時温度制御した空
気を供給し、アルミ基板lの雰囲気温度を制御する。こ
の空気供給ユニット7は、チャンバ5の内部に設けても
良い。また、スピンドル2の温度は、スピンドル2自体
の摩擦トルクで制御する。ここで、摩擦トルクとは、停
止状態にあるスピンドル2を回転させるために必要なト
ルクを言い、スピンドル2のボールベアリング等による
発熱と経験的に等価な値である。
この摩擦トルクを大きくするとスピンドル2の温度が高
くなり、アルミ基板1の温度を高い値に制御することが
できる。
くなり、アルミ基板1の温度を高い値に制御することが
できる。
第2図は、第1図に示す実施例において得られるアルミ
基板lの塗布厚とアルミ基板1の温度との関係の一例を
示す図である。これによれば、塗布膜厚は0025μm
/degの割合で変化する。
基板lの塗布厚とアルミ基板1の温度との関係の一例を
示す図である。これによれば、塗布膜厚は0025μm
/degの割合で変化する。
第3図はスピンドル2の摩擦トルクとアルミ基板上の温
度との関係を示す。第3図から明らかなように、アルミ
基板1の温度は、0.03deg/ g c mの割合
で変化する。
度との関係を示す。第3図から明らかなように、アルミ
基板1の温度は、0.03deg/ g c mの割合
で変化する。
なお、スピンドル2の温度を制御する方法としては、例
えばスピンドル2の内部に温度制御した水や浦等を循環
させる方法や、スピンドル2の外部に温度制御した空気
や水を吹き付けるようにしても良い。
えばスピンドル2の内部に温度制御した水や浦等を循環
させる方法や、スピンドル2の外部に温度制御した空気
や水を吹き付けるようにしても良い。
[発明の効果]
本発明によれば、塗布膜厚の安定制御ができ、基板毎の
膜厚のバラツキが縮小できるので、膜厚精度の向上を図
ることができ、磁気ディスクの生産性を向上させる効果
がある。
膜厚のバラツキが縮小できるので、膜厚精度の向上を図
ることができ、磁気ディスクの生産性を向上させる効果
がある。
また、塗布装置の違いに起因するスピンドル回転数及び
塗布時間等の塗布条件の差が小さくなり、塗布装置の調
整が容易になる効果がある。
塗布時間等の塗布条件の差が小さくなり、塗布装置の調
整が容易になる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図、第2図は第
1図に示す実施例を実行して製造されるアルミ基板1の
塗布厚とアルミ基板1の温度の関係を示す図、第3図は
第1図に示すスピンドルの摩擦トルクとアルミ基板の温
度との関係を示す図である。 1・・・アルミ基板、2・・・スピンドル、3・・・モ
ータ、4・・・ベルト、5・・・チャンバ、6・・・ノ
ズル1.7・・・空気供給ユニット。
1図に示す実施例を実行して製造されるアルミ基板1の
塗布厚とアルミ基板1の温度の関係を示す図、第3図は
第1図に示すスピンドルの摩擦トルクとアルミ基板の温
度との関係を示す図である。 1・・・アルミ基板、2・・・スピンドル、3・・・モ
ータ、4・・・ベルト、5・・・チャンバ、6・・・ノ
ズル1.7・・・空気供給ユニット。
Claims (1)
- 1、回転する磁気ディスク基板上に磁性膜を形成するた
めの塗料を塗布する磁気ディスクの磁性膜塗布方法にお
いて、上記磁気ディスク基板の温度を、磁気ディスク基
板を回転させるスピンドルの温度及び磁気ディスク基板
の雰囲気の温度を一定値に制御しつつ、塗料を塗布する
ことを特徴とする磁気ディスクの磁性膜塗布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32249589A JPH0711862B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 磁気ディスクの磁性膜塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32249589A JPH0711862B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 磁気ディスクの磁性膜塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03185626A true JPH03185626A (ja) | 1991-08-13 |
JPH0711862B2 JPH0711862B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=18144283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32249589A Expired - Lifetime JPH0711862B2 (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 磁気ディスクの磁性膜塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711862B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1571444A2 (en) | 2004-01-27 | 2005-09-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd | Gas detecting system |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP32249589A patent/JPH0711862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1571444A2 (en) | 2004-01-27 | 2005-09-07 | Ngk Spark Plug Co., Ltd | Gas detecting system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711862B2 (ja) | 1995-02-08 |
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