JPH03185210A - 排気消音器 - Google Patents
排気消音器Info
- Publication number
- JPH03185210A JPH03185210A JP32408289A JP32408289A JPH03185210A JP H03185210 A JPH03185210 A JP H03185210A JP 32408289 A JP32408289 A JP 32408289A JP 32408289 A JP32408289 A JP 32408289A JP H03185210 A JPH03185210 A JP H03185210A
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- Japan
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- exhaust pipe
- exhaust
- small holes
- cylindrical member
- noise
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- Pending
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- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 16
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 11
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車等に搭載され、そのエンジンの排気
音を低減させる排気消音器に関するものである。
音を低減させる排気消音器に関するものである。
(従来の技術)
上述の如き排気消音器としては従来、例えば実開昭57
−76220号にて開示された、第4図に示す如きもの
がある。
−76220号にて開示された、第4図に示す如きもの
がある。
この排気消音器は、共鳴室1内を貫通する排気管2に孔
2aを明け、排気管2の、その孔2aの近くに環状の塞
ぎ部材3を固着する一方、孔2aを挾んで反対側に支持
部材4を固着し、それら塞ぎ部材3および支持部材4に
よって、排気管2の外側に隙間を空けて嵌合させた筒状
部材5を軸線方向へ移動自在に支持してなり、かかる排
気消音器にあっては、孔2aの近くを環状の塞ぎ部材3
で塞がれた排気管2と筒状部材5との間の筒状の隙間A
が、共鳴室1と排気管2とを連通させる音波通路、すな
わち共鳴器の4管として機能し、その筒状部材5を軸線
方向へ移動させると、筒状の隙間Aの長さが変化して、
共鳴器の共振周波数が変化する。
2aを明け、排気管2の、その孔2aの近くに環状の塞
ぎ部材3を固着する一方、孔2aを挾んで反対側に支持
部材4を固着し、それら塞ぎ部材3および支持部材4に
よって、排気管2の外側に隙間を空けて嵌合させた筒状
部材5を軸線方向へ移動自在に支持してなり、かかる排
気消音器にあっては、孔2aの近くを環状の塞ぎ部材3
で塞がれた排気管2と筒状部材5との間の筒状の隙間A
が、共鳴室1と排気管2とを連通させる音波通路、すな
わち共鳴器の4管として機能し、その筒状部材5を軸線
方向へ移動させると、筒状の隙間Aの長さが変化して、
共鳴器の共振周波数が変化する。
従って、この排気消音器によれば、例えばエンジンの回
転数に応してロッド6を伸縮させる駆動装置7のそのロ
ッド6を筒状部材5に連結することにて、共鳴器の共振
周波数をそのエンジンの回転数に応して変化させ、ある
程度の回転数域に亘って消音効果をもたらすことができ
る。
転数に応してロッド6を伸縮させる駆動装置7のそのロ
ッド6を筒状部材5に連結することにて、共鳴器の共振
周波数をそのエンジンの回転数に応して変化させ、ある
程度の回転数域に亘って消音効果をもたらすことができ
る。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の排気消音器にあっては、共鳴
器のみとしてしか働かないため、筒状部材を移動させて
も幅広い回転数域に亘って消音効果を得るのは困難であ
り、その消音効果の程度も充分なものではなかった。
器のみとしてしか働かないため、筒状部材を移動させて
も幅広い回転数域に亘って消音効果を得るのは困難であ
り、その消音効果の程度も充分なものではなかった。
この発明は、かかる課題を有利に解決した排気消音器を
提供するものである。
提供するものである。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決する、第一の発明の排気消音器は、消音
室内を貫通ずる排気管の内側に筒状部材を摺動自在に嵌
合させ、前記排気管に多数の小孔を設けるとともにその
排気管から分岐させて共鳴器の4管を設け、前記筒状部
材を、前記多数の小孔に重なる一方前記首管への分岐部
には重ならない位置と、前記4管への分岐部に重なる一
方前記首管の小孔には重ならない位置との間で移動可能
としたことを特徴とするものであり、第二の発明ではさ
らに、前記排気管の前記多数の小孔の周囲に吸音材を配
設する。
室内を貫通ずる排気管の内側に筒状部材を摺動自在に嵌
合させ、前記排気管に多数の小孔を設けるとともにその
排気管から分岐させて共鳴器の4管を設け、前記筒状部
材を、前記多数の小孔に重なる一方前記首管への分岐部
には重ならない位置と、前記4管への分岐部に重なる一
方前記首管の小孔には重ならない位置との間で移動可能
としたことを特徴とするものであり、第二の発明ではさ
らに、前記排気管の前記多数の小孔の周囲に吸音材を配
設する。
また、第三の発明の排気消音器は、消音室内を貫通する
排気管の外側に、吸音材を内蔵する孔明き容器を摺動自
在に嵌合させ、前記排気管に多数の小孔を設け、前記孔
明き容器を、前記多数の小孔に重なる位置と、それらの
小孔に重ならない位置との間で移動可能としたことを特
徴とするものである。
排気管の外側に、吸音材を内蔵する孔明き容器を摺動自
在に嵌合させ、前記排気管に多数の小孔を設け、前記孔
明き容器を、前記多数の小孔に重なる位置と、それらの
小孔に重ならない位置との間で移動可能としたことを特
徴とするものである。
(作 用)
前記第一の発明にあっては、筒状部材を、多数の小孔に
重なる一方首管への分岐部には重ならない位置に移動さ
せると、前記多数の小孔が内側から筒状部材で閉止され
る一方前記分岐部が開放されて、排気管と消音室とが前
記4管を介し連通され、このことから、この消音器は共
鳴器として機能し、また、筒状部材を、4管への分岐部
に重なる一方多数の小孔には重ならない位置に移動させ
ると、前記分岐部が内側から筒状部材で閉止される一方
前記首管の小孔が開放されて、排気管と消音室とが前記
多数の小孔を介し連通され、このことから、この消音器
は膨張形消音器として機能する。
重なる一方首管への分岐部には重ならない位置に移動さ
せると、前記多数の小孔が内側から筒状部材で閉止され
る一方前記分岐部が開放されて、排気管と消音室とが前
記4管を介し連通され、このことから、この消音器は共
鳴器として機能し、また、筒状部材を、4管への分岐部
に重なる一方多数の小孔には重ならない位置に移動させ
ると、前記分岐部が内側から筒状部材で閉止される一方
前記首管の小孔が開放されて、排気管と消音室とが前記
多数の小孔を介し連通され、このことから、この消音器
は膨張形消音器として機能する。
従って、上記排気消音器によれば、筒状部材を移動させ
ることにて、一つの消音器を共鳴器および膨張形消音器
として機能させ得るので、例えばエンジンの回転数に応
じて筒状部材を移動させる駆動装置を設けることにて、
消音器の機能をそのエンジンの回転数に応して変化させ
、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすこ
とができる。
ることにて、一つの消音器を共鳴器および膨張形消音器
として機能させ得るので、例えばエンジンの回転数に応
じて筒状部材を移動させる駆動装置を設けることにて、
消音器の機能をそのエンジンの回転数に応して変化させ
、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすこ
とができる。
そして、前記多数の小孔の周囲に吸音材を配設した前記
第二の発明によれば、膨張形消音器として機能させる際
に吸音形消音器としても機能させ得るので、消音効果を
より高めることができる。
第二の発明によれば、膨張形消音器として機能させる際
に吸音形消音器としても機能させ得るので、消音効果を
より高めることができる。
また、前記第三の発明にあっては、吸音材を内蔵する孔
明き容器を、多数の小孔に重なる位置に移動させると、
前記多数の小孔が外側から孔明き容器で包囲されて、排
気管と孔明き容器とが前記多数の小孔を介し連通され、
このことから、この消音器は吸音形消音器として機能し
、また、前記孔明き容器を、多数の小孔に重ならない位
置に移動させると、排気管と消音室とが前記多数の小孔
を介し連通され、このことから、この消音器は膨張形消
音器として機能する。
明き容器を、多数の小孔に重なる位置に移動させると、
前記多数の小孔が外側から孔明き容器で包囲されて、排
気管と孔明き容器とが前記多数の小孔を介し連通され、
このことから、この消音器は吸音形消音器として機能し
、また、前記孔明き容器を、多数の小孔に重ならない位
置に移動させると、排気管と消音室とが前記多数の小孔
を介し連通され、このことから、この消音器は膨張形消
音器として機能する。
従って、上記排気消音器によれば、孔明き容器を移動さ
せることにて、一つの消音器を吸音形および膨張形消音
器として機能させ得るので、例えばエンジンの回転数に
応して孔明き容器を移動させる駆動装置を設けることに
て、消音器の機能をそのエンジンの回転数に応じて変化
させ、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたら
すことができる。
せることにて、一つの消音器を吸音形および膨張形消音
器として機能させ得るので、例えばエンジンの回転数に
応して孔明き容器を移動させる駆動装置を設けることに
て、消音器の機能をそのエンジンの回転数に応じて変化
させ、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたら
すことができる。
すなわち、上述した各発明によれば、何れも二種類の機
能をエンジンの回転数に応じて選択的に発揮し得て、幅
広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすことが
できる。
能をエンジンの回転数に応じて選択的に発揮し得て、幅
広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすことが
できる。
(実施例)
以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図(a)および(b)は、前記第一の発明の排気消
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中11は消音室、12はその消音室ll内を貫
通するようその消音室11の両端壁部の孔に挿通されて
それらの壁部に接合された排気管をそれぞれ示す。
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中11は消音室、12はその消音室ll内を貫
通するようその消音室11の両端壁部の孔に挿通されて
それらの壁部に接合された排気管をそれぞれ示す。
ここにおける排気管12は中間部で互いに接合された二
本の管からなり、その排気管12の一部には多数の小孔
12aが明けられ、またその排気管12の、小孔12a
に対し軸線方向へずれた位置には、その排気管12から
分岐するよう、共鳴器の首管13が接合されて連通され
ている。
本の管からなり、その排気管12の一部には多数の小孔
12aが明けられ、またその排気管12の、小孔12a
に対し軸線方向へずれた位置には、その排気管12から
分岐するよう、共鳴器の首管13が接合されて連通され
ている。
さらに、排気管12の内部には、筒状部材14が軸線方
向へ摺動自在に嵌合されており、この筒状部材14には
それを移動させるための腕15が半径方向外方へ向けて
立設され、その腕15は、排気管I2の上記接合部付近
にその軸線方向へ延在するよう形成されたスリット12
bを貫通して排気管12の外方へ突出している。尚、か
かる構造上、排気管12を構成する二本の管は、上記筒
状部材14を挿入された後に互いに接合される。
向へ摺動自在に嵌合されており、この筒状部材14には
それを移動させるための腕15が半径方向外方へ向けて
立設され、その腕15は、排気管I2の上記接合部付近
にその軸線方向へ延在するよう形成されたスリット12
bを貫通して排気管12の外方へ突出している。尚、か
かる構造上、排気管12を構成する二本の管は、上記筒
状部材14を挿入された後に互いに接合される。
ここで、上記スリット12bの長さは、排気管12の多
数の小孔12aが分布する長さよりも長く設定され、ま
た上記筒状部材14の長さは、第1図(a)に示す様に
、その筒状部材14を腕15がスリン) 12bの小孔
12aに近い方(図では左方)の端部に当接するまで移
動させると筒状部材14が全ての小孔12aに重なる一
方首管13への分岐部12cから外れてそれに重ならな
くなり、また第1図(b)に示す様に、その筒状部材1
4を腕15がスリンl−12bの分岐部12cに近い方
(図では右方)の端部に当接するまで移動させると筒状
部材14が分岐部12cに重なる一方全ての小孔12a
から外れてそれらに重ならなくなるよう、かつ筒状部材
14が排気管12に引っ掛からずに円滑に移動し得るよ
うに適宜設定されている。
数の小孔12aが分布する長さよりも長く設定され、ま
た上記筒状部材14の長さは、第1図(a)に示す様に
、その筒状部材14を腕15がスリン) 12bの小孔
12aに近い方(図では左方)の端部に当接するまで移
動させると筒状部材14が全ての小孔12aに重なる一
方首管13への分岐部12cから外れてそれに重ならな
くなり、また第1図(b)に示す様に、その筒状部材1
4を腕15がスリンl−12bの分岐部12cに近い方
(図では右方)の端部に当接するまで移動させると筒状
部材14が分岐部12cに重なる一方全ての小孔12a
から外れてそれらに重ならなくなるよう、かつ筒状部材
14が排気管12に引っ掛からずに円滑に移動し得るよ
うに適宜設定されている。
そして、上記腕15の先端部には、消音室11の一端壁
部を気密にかつ摺動自在に貫通するロッド16の一端部
が連結されており、そのロッド16の他端部は、入力端
子17から入力されるエンジン回転数信号Iに応じて電
流を出力する制御回路18に接続されたソレノイド19
の可動コア19aに連結されている。
部を気密にかつ摺動自在に貫通するロッド16の一端部
が連結されており、そのロッド16の他端部は、入力端
子17から入力されるエンジン回転数信号Iに応じて電
流を出力する制御回路18に接続されたソレノイド19
の可動コア19aに連結されている。
かかる排気消音器にあっては、その排気管12をエンジ
ンの排気ポートに接続すると、そのエンジンの回転数が
低い場合は、制御回路18がソレノイド19の可動コア
19aを第1図(a)に示す位置まで図では左方へ移動
させ、それによってロッド16が筒状部材14を、腕1
5がスリン)12bの小孔12aに近い方(図では左方
)の端部に当接するまで移動させ、この結果筒状部材1
4が、全ての小孔12aに重なってそれらを内側から閉
止する一方首管13への分岐部12cから外れそれに重
ならなくなり、首管(3が排気管12と共鳴室としての
消音室11とを連通させる。
ンの排気ポートに接続すると、そのエンジンの回転数が
低い場合は、制御回路18がソレノイド19の可動コア
19aを第1図(a)に示す位置まで図では左方へ移動
させ、それによってロッド16が筒状部材14を、腕1
5がスリン)12bの小孔12aに近い方(図では左方
)の端部に当接するまで移動させ、この結果筒状部材1
4が、全ての小孔12aに重なってそれらを内側から閉
止する一方首管13への分岐部12cから外れそれに重
ならなくなり、首管(3が排気管12と共鳴室としての
消音室11とを連通させる。
従ってこの場合には上記排気消音器は共鳴器として機能
し、ここでは特に、首管13の長さ等が低周波音に対応
させて設定されているため、その低回転のエンジンの排
気音が効果的に減衰される。
し、ここでは特に、首管13の長さ等が低周波音に対応
させて設定されているため、その低回転のエンジンの排
気音が効果的に減衰される。
またエンジンの回転数が高い場合は、制御回路工8がソ
レノイド19の可動コア19aを第1図(b)に示す位
置まで図では右方へ移動させ、それによってロッド16
が筒状部材14を、腕15がスリット12bの分岐部1
2cに近い方(図では右方)の端部に当接するまで移動
させ、この結果筒状部材14が、分岐部12cに重なっ
てそこを内側から閉止する一方全ての小孔12aから外
れてそれらに重ならなくなり、それらの小孔12aが排
気管12と消音室11とを連通させる。
レノイド19の可動コア19aを第1図(b)に示す位
置まで図では右方へ移動させ、それによってロッド16
が筒状部材14を、腕15がスリット12bの分岐部1
2cに近い方(図では右方)の端部に当接するまで移動
させ、この結果筒状部材14が、分岐部12cに重なっ
てそこを内側から閉止する一方全ての小孔12aから外
れてそれらに重ならなくなり、それらの小孔12aが排
気管12と消音室11とを連通させる。
従ってこの場合には上記排気消音器は膨張形消音器とし
て機能し、ここでは特に、消音室11の長さ等が高周波
音に対応させて設定されているため、その高回転のエン
ジンの排気音が効果的に減衰される。
て機能し、ここでは特に、消音室11の長さ等が高周波
音に対応させて設定されているため、その高回転のエン
ジンの排気音が効果的に減衰される。
このようにして上記排気消音器によれば、消音器の機能
をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数域
に亘って充分な消音効果をもたらすことができる。
をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数域
に亘って充分な消音効果をもたらすことができる。
尚、上記筒状部材14は、第i図(C)に示すように、
腕15がスリシト12bの小孔12aに近い方(図では
左方)の端部に当接するまで移動した状態で排気管12
の分岐部12cに整列する位置に孔14aを有するもの
でも、上述したと同様の効果をもたらすことができる。
腕15がスリシト12bの小孔12aに近い方(図では
左方)の端部に当接するまで移動した状態で排気管12
の分岐部12cに整列する位置に孔14aを有するもの
でも、上述したと同様の効果をもたらすことができる。
第2図(a)および(b)は、前記第二の発明の排気消
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中第1図と同様の部分はそれと同一の符号にて
示す。
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中第1図と同様の部分はそれと同一の符号にて
示す。
すなわちここでは、−本の管からなる排気管12の周囲
に、多数の小孔12aを囲むように、これも多数の小孔
20aを明けられた概略円筒状の保持器20が固着され
、その保持器20内に、グラスウール等の耐熱性をもつ
吸音材21が詰められており、また、排気管12のスリ
ンH2bと、腕15とが設けられていず、代わりに筒状
部祠14の両端部にワイヤ22および23の一端部がそ
れぞれ結合され、それらのワイヤ22.23が、排気管
12外に気密にかつ摺動自在に引き出されて、制御回路
18に接続された減速器付駆動モータ24の出力軸に結
合されたプーリ24aに互いに反対方向から巻掛けられ
ている。
に、多数の小孔12aを囲むように、これも多数の小孔
20aを明けられた概略円筒状の保持器20が固着され
、その保持器20内に、グラスウール等の耐熱性をもつ
吸音材21が詰められており、また、排気管12のスリ
ンH2bと、腕15とが設けられていず、代わりに筒状
部祠14の両端部にワイヤ22および23の一端部がそ
れぞれ結合され、それらのワイヤ22.23が、排気管
12外に気密にかつ摺動自在に引き出されて、制御回路
18に接続された減速器付駆動モータ24の出力軸に結
合されたプーリ24aに互いに反対方向から巻掛けられ
ている。
かかる排気消音器にあっては、その排気管12をエンジ
ンの排気ボートに接続すると、そのエンジンの回転数が
低い場合は、制御回路18が減速器付駆動モータ24を
作動させてその出力軸に結合されたプーリ24aを図で
は時計方向へ回動させ、それによってワイヤ22がプー
リ24aに巻き込まれる一方ワイヤ23がそこから繰り
出され、この結果筒状部材14が、第2図(a)に示す
位置まで図では左方へ移動し、全ての小孔12aに重な
ってそれらを内側から閉止する一方首管13への分岐部
12cから外れそれに重ならなくなり、容管13が排気
管12と共鳴室としての消音室11とを連通させる。
ンの排気ボートに接続すると、そのエンジンの回転数が
低い場合は、制御回路18が減速器付駆動モータ24を
作動させてその出力軸に結合されたプーリ24aを図で
は時計方向へ回動させ、それによってワイヤ22がプー
リ24aに巻き込まれる一方ワイヤ23がそこから繰り
出され、この結果筒状部材14が、第2図(a)に示す
位置まで図では左方へ移動し、全ての小孔12aに重な
ってそれらを内側から閉止する一方首管13への分岐部
12cから外れそれに重ならなくなり、容管13が排気
管12と共鳴室としての消音室11とを連通させる。
従ってこの場合には上記排気消音器は共鳴器として機能
し、ここでは特に、容管13の長さ等が低周波音に対応
させて設定されているため、その低回転のエンジンのI
F気音が効果的に減衰される。
し、ここでは特に、容管13の長さ等が低周波音に対応
させて設定されているため、その低回転のエンジンのI
F気音が効果的に減衰される。
またエンジンの回転数が高い場合は、制御回路18が減
速器付駆動モータ24を作動させてその出力軸に結合さ
れたプーリ24aを図では反時計方向へ回動させ、それ
によってワイヤ23がブー’J24aに巻き込まれる一
方ワイヤ22がそこから繰り出され、この結果筒状部材
14が、第2図(b)に示す位置まで図では右方へ移動
し、分岐部12cに重なってそこを内側から閉止する一
方全ての小孔12aから外れてそれらに重ならなくなり
、それらの小孔12aが吸音材21を介し排気管12と
消音室11とを連通させる。
速器付駆動モータ24を作動させてその出力軸に結合さ
れたプーリ24aを図では反時計方向へ回動させ、それ
によってワイヤ23がブー’J24aに巻き込まれる一
方ワイヤ22がそこから繰り出され、この結果筒状部材
14が、第2図(b)に示す位置まで図では右方へ移動
し、分岐部12cに重なってそこを内側から閉止する一
方全ての小孔12aから外れてそれらに重ならなくなり
、それらの小孔12aが吸音材21を介し排気管12と
消音室11とを連通させる。
従ってこの場合には上記排気消音器は吸音形および膨張
形消音器として機能し、その高回転のエンジンの排気音
が先の実施例の構造よりもさらに効果的に減衰される。
形消音器として機能し、その高回転のエンジンの排気音
が先の実施例の構造よりもさらに効果的に減衰される。
このようにして上記排気消音器によっても、消音器の機
能をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数
域に亘って充分なiij音効果をもたらすことができる
。
能をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数
域に亘って充分なiij音効果をもたらすことができる
。
第3図(a)および(b)は、前記第三の発明の排気消
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中第1図と同様の部分はそれと同一の符号にて
示す。
音器の一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図で
あり、図中第1図と同様の部分はそれと同一の符号にて
示す。
すなわち、ここにおける排気管12も一本の管で、しか
も、容管13を有していす多数の小孔12aのみを有し
ており、その排気管12の外側には、孔明き容器25が
軸線方向へ摺動自在に嵌め合わされている。
も、容管13を有していす多数の小孔12aのみを有し
ており、その排気管12の外側には、孔明き容器25が
軸線方向へ摺動自在に嵌め合わされている。
ここで、上記孔明き容器25の、排気管12に対し摺接
する筒状部分には、その容器25が第3図(a)に示す
位置に来た時に排気管12の多数の小孔12aの各々に
整列する多数の小孔25aもしくは編目状部分が設けら
れており、そしてその孔明き容器25内には、前記実施
例と同様の吸音材21が詰められている。
する筒状部分には、その容器25が第3図(a)に示す
位置に来た時に排気管12の多数の小孔12aの各々に
整列する多数の小孔25aもしくは編目状部分が設けら
れており、そしてその孔明き容器25内には、前記実施
例と同様の吸音材21が詰められている。
また、排気管12の外側には、上記孔明き容器25と消
音室11との間に介挿されてその容器25を図では左方
へ付勢するスプリング26が設けられており、そのスプ
リング26に当接する側の孔明き容器25の端部には、
ワイヤ27の一端部が結合され、そのワイヤ27は、消
音室11外に気密にかつ摺動自在に引き出されて、前記
減速器付駆動モータ24と同様に図示しない制御回路に
接続された図示しない駆動モータの出力軸に結合された
プーリ28に巻掛けられている。
音室11との間に介挿されてその容器25を図では左方
へ付勢するスプリング26が設けられており、そのスプ
リング26に当接する側の孔明き容器25の端部には、
ワイヤ27の一端部が結合され、そのワイヤ27は、消
音室11外に気密にかつ摺動自在に引き出されて、前記
減速器付駆動モータ24と同様に図示しない制御回路に
接続された図示しない駆動モータの出力軸に結合された
プーリ28に巻掛けられている。
かかる排気消音器にあっては、その排気管12をエンジ
ンの排気ポートに接続すると、そのエンジンの回転数が
中程度乃至高い場合は、上記制御回路が上記駆動モータ
を作動させてその出ノJ軸に結合されたブーIJ28を
図では時計方向へ回動させ、それによってワイヤ27が
プーリ28から繰り出され、この結果孔明き容器25が
、スプリング26により(=J勢されて第3図(a)に
示す位置まで図では左方へ移動し、その小孔25aもし
くは編目状部分が、排気管12の全ての小孔12aに整
列して排気管12と吸音材21が詰められた孔明き容器
25とを連通させる。
ンの排気ポートに接続すると、そのエンジンの回転数が
中程度乃至高い場合は、上記制御回路が上記駆動モータ
を作動させてその出ノJ軸に結合されたブーIJ28を
図では時計方向へ回動させ、それによってワイヤ27が
プーリ28から繰り出され、この結果孔明き容器25が
、スプリング26により(=J勢されて第3図(a)に
示す位置まで図では左方へ移動し、その小孔25aもし
くは編目状部分が、排気管12の全ての小孔12aに整
列して排気管12と吸音材21が詰められた孔明き容器
25とを連通させる。
従ってこの場合には上記排気消音器は吸音形消音器とし
て機能し、その中乃至高回転のエンジンの排気音が効果
的に減衰される。
て機能し、その中乃至高回転のエンジンの排気音が効果
的に減衰される。
またエンジンの回転数が低乃至中程度の場合は、上記制
御回路が上記駆動モータを作動させてその出力軸に結合
されたブーIJ28を図では反時計方向へ回動させ、そ
れによってワイヤ27がプーリ28に巻き込まれ、この
結果孔明き容器25が、スプリング26を圧縮しつつ第
3図(b)に示す位置まで図では右方へ移動し、全ての
小孔12aから外れてそれらに重ならなくなり、それら
の小孔12aが排気管12と消音室11とを連通させる
。
御回路が上記駆動モータを作動させてその出力軸に結合
されたブーIJ28を図では反時計方向へ回動させ、そ
れによってワイヤ27がプーリ28に巻き込まれ、この
結果孔明き容器25が、スプリング26を圧縮しつつ第
3図(b)に示す位置まで図では右方へ移動し、全ての
小孔12aから外れてそれらに重ならなくなり、それら
の小孔12aが排気管12と消音室11とを連通させる
。
従ってこの場合には上記排気消音器は膨張形消音器とし
て機能し、ここでは特に、消音室11の長さ等が低乃至
中周波音に対応させて設定されているため、その低乃至
中回転のエンジンの排気音が効果的に減衰される。
て機能し、ここでは特に、消音室11の長さ等が低乃至
中周波音に対応させて設定されているため、その低乃至
中回転のエンジンの排気音が効果的に減衰される。
このようにして上記排気消音器によっても、消音器の機
能をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数
域に亘って充分な消音効果をもたらすことができる。
能をエンジンの回転数に応して変化させ、幅広い回転数
域に亘って充分な消音効果をもたらすことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、前記各発明は」二連
の例のみに限定されるものでないことはもちもんである
。
の例のみに限定されるものでないことはもちもんである
。
(発明の効果)
かくしてこの発明の排気消音器によれば、二種類の消音
機能をエンジンの回転数に応して選択的に発揮し11て
、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすこ
とができる。
機能をエンジンの回転数に応して選択的に発揮し11て
、幅広い回転数域に亘って充分な消音効果をもたらすこ
とができる。
第1図(a)および(b)は第一の発明の排気消音器の
一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第1図(c)は上記実施例の変形例を示す断面図、第2
図(a)および(b)は第二の発明の排気消音器の一実
施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第3図(a)および(b)は第三の発明の排気消音器の
一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第・1図は従来の排気消音器を示す断面図である。 11・・・消音室 12・・・排気管12a
・・・小孔 13・・・容管 21・・・吸音材 12c・・・分岐部 14・・・筒状部材 25・・・孔明き容器
一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第1図(c)は上記実施例の変形例を示す断面図、第2
図(a)および(b)は第二の発明の排気消音器の一実
施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第3図(a)および(b)は第三の発明の排気消音器の
一実施例を各々異なる作動状態にて示す断面図、 第・1図は従来の排気消音器を示す断面図である。 11・・・消音室 12・・・排気管12a
・・・小孔 13・・・容管 21・・・吸音材 12c・・・分岐部 14・・・筒状部材 25・・・孔明き容器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、消音室内を貫通する排気管の内側に筒状部材を摺動
自在に嵌合させ、 前記排気管に多数の小孔を設けるとともにその排気管か
ら分岐させて共鳴器の首管を設け、前記筒状部材を、前
記多数の小孔に重なる一方前記首管への分岐部には重な
らない位置と、前記首管への分岐部に重なる一方前記多
数の小孔には重ならない位置との間で移動可能としたこ
とを特徴とする、排気消音器。 2、前記排気管の前記多数の小孔の周囲に吸音材を配設
したことを特徴とする、請求項1記載の排気消音器。 3、消音室内を貫通する排気管の外側に、吸音材を内蔵
する孔明き容器を摺動自在に嵌合させ、前記排気管に多
数の小孔を設け、 前記孔明き容器を、前記多数の小孔に重なる位置と、そ
れらの小孔に重ならない位置との間で移動可能としたこ
とを特徴とする、排気消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32408289A JPH03185210A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 排気消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32408289A JPH03185210A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 排気消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03185210A true JPH03185210A (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=18161951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32408289A Pending JPH03185210A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 排気消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03185210A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2743848A1 (fr) * | 1996-01-24 | 1997-07-25 | Peugeot | Dispositif d'attenuation reglable des bruits emis par des gaz en circulation d'un moteur de vehicule automobile |
US6732510B2 (en) * | 2002-02-06 | 2004-05-11 | Arvin Technologies, Inc. | Exhaust processor with variable tuning system |
FR2862339A1 (fr) * | 2003-11-18 | 2005-05-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de dissipation d'energie acoustique dans un moteur thermique |
US6901752B2 (en) * | 2002-02-06 | 2005-06-07 | Arvin Technologies, Inc. | Exhaust processor with variable tuning system and method of operating such exhaust processor |
JP2017166333A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 株式会社竹中工務店 | 排気音低減装置 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32408289A patent/JPH03185210A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2743848A1 (fr) * | 1996-01-24 | 1997-07-25 | Peugeot | Dispositif d'attenuation reglable des bruits emis par des gaz en circulation d'un moteur de vehicule automobile |
US6732510B2 (en) * | 2002-02-06 | 2004-05-11 | Arvin Technologies, Inc. | Exhaust processor with variable tuning system |
US6901752B2 (en) * | 2002-02-06 | 2005-06-07 | Arvin Technologies, Inc. | Exhaust processor with variable tuning system and method of operating such exhaust processor |
US6915876B2 (en) | 2002-02-06 | 2005-07-12 | Arvin Technologies, Inc. | Exhaust processor with variable tuning system |
FR2862339A1 (fr) * | 2003-11-18 | 2005-05-20 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de dissipation d'energie acoustique dans un moteur thermique |
JP2017166333A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 株式会社竹中工務店 | 排気音低減装置 |
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