JPH03184622A - ワークの矯正方法および装置 - Google Patents
ワークの矯正方法および装置Info
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- JPH03184622A JPH03184622A JP32079689A JP32079689A JPH03184622A JP H03184622 A JPH03184622 A JP H03184622A JP 32079689 A JP32079689 A JP 32079689A JP 32079689 A JP32079689 A JP 32079689A JP H03184622 A JPH03184622 A JP H03184622A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属異形材などの長尺のワークを矯正する方法
および装置に関するものである。
および装置に関するものである。
第４図は金属異形材からなるワークの斜視図である。図
において、１はワークである。このようなワーク１を製
造するためには、ステンレス板、アルミニウム板等の金
属ストリップをロール成形機により曲げ成形して製造さ
れる。ところがロール成形機により、その軸線を直線に
保って、あるいは一定の曲率に保って、正確に曲げ成形
することは困難であり、目的とする直線または一定曲率
の形状からずれた形状のワーク１が得られる。
において、１はワークである。このようなワーク１を製
造するためには、ステンレス板、アルミニウム板等の金
属ストリップをロール成形機により曲げ成形して製造さ
れる。ところがロール成形機により、その軸線を直線に
保って、あるいは一定の曲率に保って、正確に曲げ成形
することは困難であり、目的とする直線または一定曲率
の形状からずれた形状のワーク１が得られる。
このためロール成形機による曲げ成形機、得られたワー
クｌをそのまま矯正装置に挿通させ、所定の形状となる
ように矯正される。この矯正装置はワークエの横断面形
状に対応する挿通孔を有するホルダにワークを挿通させ
、ホルダを偏位させて矯正を行うようになっている。
クｌをそのまま矯正装置に挿通させ、所定の形状となる
ように矯正される。この矯正装置はワークエの横断面形
状に対応する挿通孔を有するホルダにワークを挿通させ
、ホルダを偏位させて矯正を行うようになっている。
しかしながら、このような従来のワークの矯正方法およ
び装置においては、矯正を正確に行うためには、ホルダ
に形成する挿通孔はワーク１の横断面形状に近いほどよ
いが、近似させればさせるほど、摺動抵抗が増加してワ
ークが通りにくくなり、ワークの送込みに大きな力を要
するとともに、ワークの内外面に傷がついたり、ホルダ
の摺動面が摩耗して寿命が短くなり、また矯正装置の手
前でワークが変形しやすく、曲率半径の小さい成形部分
であるほどこれらが顕著であるという問題点がある。
び装置においては、矯正を正確に行うためには、ホルダ
に形成する挿通孔はワーク１の横断面形状に近いほどよ
いが、近似させればさせるほど、摺動抵抗が増加してワ
ークが通りにくくなり、ワークの送込みに大きな力を要
するとともに、ワークの内外面に傷がついたり、ホルダ
の摺動面が摩耗して寿命が短くなり、また矯正装置の手
前でワークが変形しやすく、曲率半径の小さい成形部分
であるほどこれらが顕著であるという問題点がある。
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、ホルダの
挿通孔をワークの横断面形状に近くして、矯正精度を高
くしても、摺動抵抗が増加せず、ワークを容易に挿通さ
せて効率よく矯正を行うことができるとともに、ワーク
の傷つきやホルダの摺動面の摩耗を防止し、これにより
ホルダの寿命を長くし、またワークの変形を防止するこ
とができるワークの矯正方法および装置を提案すること
である。
挿通孔をワークの横断面形状に近くして、矯正精度を高
くしても、摺動抵抗が増加せず、ワークを容易に挿通さ
せて効率よく矯正を行うことができるとともに、ワーク
の傷つきやホルダの摺動面の摩耗を防止し、これにより
ホルダの寿命を長くし、またワークの変形を防止するこ
とができるワークの矯正方法および装置を提案すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次のワークの矯正方法および装置である。
（１）長尺のワークを軸線方向に送出して、ホルダに形
成された挿通孔に挿通させて矯正するワークの矯正方法
において、ホルダに振動を付加しながらワークを挿通さ
せることを特徴とするワークの矯正方法。
成された挿通孔に挿通させて矯正するワークの矯正方法
において、ホルダに振動を付加しながらワークを挿通さ
せることを特徴とするワークの矯正方法。
（２）ホルダに付加する振動が超音波振動である上記（
１）記載の方法。
１）記載の方法。
（３）長尺のワークを軸線方向に送出す駆動装置と、ワ
ークに対応した横断面形状の挿通孔を有するホルダと、
このホルダに振動を付加するように設けられた振動付加
装置とを備えたワークの矯正装置。
ークに対応した横断面形状の挿通孔を有するホルダと、
このホルダに振動を付加するように設けられた振動付加
装置とを備えたワークの矯正装置。
（４）振動付加装置は超音波発振器である上記（３）記
載の装置。
載の装置。
本発明のワークの矯正方法および装置においては、駆動
装置により長尺のワークに軸線方向に送出し、このワー
クをホルダの挿通孔に挿通させ、振動付加装置によりホ
ルダに振動を付加してワークの矯正を行う。
装置により長尺のワークに軸線方向に送出し、このワー
クをホルダの挿通孔に挿通させ、振動付加装置によりホ
ルダに振動を付加してワークの矯正を行う。
このときホルダに振動を付加することにより、ワークと
ホルダの摺動面における摩擦抵抗は小さくなり、挿通孔
の横断面形状をワークのそれに近づけても、ワークの挿
通は容易になり、ワークの傷つきや、ホルダの摩耗は防
止される。この現象はＢＬＡＨＡ効果によると推測され
る。振動の方向はワークとホルダの接触部における相対
的な往復動を促すように、摺動方向に付加するのが好ま
しい。
ホルダの摺動面における摩擦抵抗は小さくなり、挿通孔
の横断面形状をワークのそれに近づけても、ワークの挿
通は容易になり、ワークの傷つきや、ホルダの摩耗は防
止される。この現象はＢＬＡＨＡ効果によると推測され
る。振動の方向はワークとホルダの接触部における相対
的な往復動を促すように、摺動方向に付加するのが好ま
しい。
振動として超音波振動を付加すると、摺動抵抗の減少は
顕著になる。振動数は１０〜２０ＫＨｚ、振幅は１ｍｍ
以下の超音波が好ましい。
顕著になる。振動数は１０〜２０ＫＨｚ、振幅は１ｍｍ
以下の超音波が好ましい。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第１図は実施例における曲げ成形装置を示す正面図、第
２図は矯正装置の左側面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図
である。
２図は矯正装置の左側面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図
である。
第１図において、２はアンコイラ、３は金属ストリップ
４を送出す駆動装置としての送出ロール、５は金属スト
リップ４を曲げ成形するロール成形装置、６は得られた
ワーク１を矯正する矯正装置、７は切断装置である。
４を送出す駆動装置としての送出ロール、５は金属スト
リップ４を曲げ成形するロール成形装置、６は得られた
ワーク１を矯正する矯正装置、７は切断装置である。
矯正装置６は、ベースｉｔ上にＸ（水平）方向にスライ
ド可能に設けられた左右スライドプレート１２と、この
左右スライドプレート１２に固定されたサイドフレーム
１３およびアッパーフレーム１４と、サイドフレーム１
３にＹ（上下）方向にスライド可能に設けられた上下ス
ライドプレート１５と、この上下スライドプレート１５
にＲ方向に回転可能に設けられた円形の回転プレート１
６と、この回転プレート１６に角形の本体部１７ａで係
合し、一端に円形の接続部１７ｂを有するホルダ１７と
、このホルダ１７の軸線方向に設けられたワーク１に対
応する横断面形状の挿通孔１８と、振動付加装置１９と
からなる。
ド可能に設けられた左右スライドプレート１２と、この
左右スライドプレート１２に固定されたサイドフレーム
１３およびアッパーフレーム１４と、サイドフレーム１
３にＹ（上下）方向にスライド可能に設けられた上下ス
ライドプレート１５と、この上下スライドプレート１５
にＲ方向に回転可能に設けられた円形の回転プレート１
６と、この回転プレート１６に角形の本体部１７ａで係
合し、一端に円形の接続部１７ｂを有するホルダ１７と
、このホルダ１７の軸線方向に設けられたワーク１に対
応する横断面形状の挿通孔１８と、振動付加装置１９と
からなる。
振動付加装置１９は回転プレート１６に取付けられた超
音波発振器２０と、ホルダ１７の接続部１７ｂに接続す
るホーン２１とからなり、ホーン２１からホルダ１７に
ワーク１の軸線方向に超音波振動を付加するようになっ
ている。
音波発振器２０と、ホルダ１７の接続部１７ｂに接続す
るホーン２１とからなり、ホーン２１からホルダ１７に
ワーク１の軸線方向に超音波振動を付加するようになっ
ている。
上記の構成において、金属ストリップ４はアンコイラ２
から送出ロール３によって送出され、ロール成形装置５
で曲げ成形され、第４図に示すような金属異形材からな
るワーク１を得る。得られたワーク１はそのまま矯正装
置６のホルダ１７に形成された挿通孔１８に挿通して矯
正を行う。
から送出ロール３によって送出され、ロール成形装置５
で曲げ成形され、第４図に示すような金属異形材からな
るワーク１を得る。得られたワーク１はそのまま矯正装
置６のホルダ１７に形成された挿通孔１８に挿通して矯
正を行う。
矯正装置６では、左右スライドプレート１２をＸ方向に
スライドさせ、上下スライドプレート１５をＹ方向にス
ライドさせ、回転プレート１６をＲ方向に回転させて、
挿通孔１８をワーク１の軸線から偏位させた状態で、ワ
ーク１を挿通孔１８に挿通させる。
スライドさせ、上下スライドプレート１５をＹ方向にス
ライドさせ、回転プレート１６をＲ方向に回転させて、
挿通孔１８をワーク１の軸線から偏位させた状態で、ワ
ーク１を挿通孔１８に挿通させる。
このとき振動付加装置１９によりホルダ１７に振動を付
加することにより、ワーク１とホルダ１７の摺動面にお
ける摩擦抵抗は小さくなり、挿通孔１８の横断面形状を
ワーク１のそれに近づけても、ワーク１の挿通は容易に
なり、ワーク１の傷つきや、ホルダ１７の摩耗は防止さ
れる。この場合、振動は摺動方向に付加されるため、ワ
ーク１とホルダ１７の相対的な往復動が促され、ワーク
１は容易に挿通孔１８を通過する。
加することにより、ワーク１とホルダ１７の摺動面にお
ける摩擦抵抗は小さくなり、挿通孔１８の横断面形状を
ワーク１のそれに近づけても、ワーク１の挿通は容易に
なり、ワーク１の傷つきや、ホルダ１７の摩耗は防止さ
れる。この場合、振動は摺動方向に付加されるため、ワ
ーク１とホルダ１７の相対的な往復動が促され、ワーク
１は容易に挿通孔１８を通過する。
こうしてワーク１は軸線方向の曲り、ねじれ、変形等が
矯正され、所定の軸線形状と横断面形状の異形材となり
、切断装置７で所定寸法に切断され、車両用モールディ
ングなどとして利用される。
矯正され、所定の軸線形状と横断面形状の異形材となり
、切断装置７で所定寸法に切断され、車両用モールディ
ングなどとして利用される。
なお、以上の説明において、矯正装置６の具体的な構造
や振動付加装置１９の取付方法、振動の付加方向などは
図示のものに限定されず、変更可能である。またワーク
の形状、構造、材質等も上記説明のものに限定されず、
それぞれに応じて挿通孔の形状やホルダの偏位方法など
も選択できる。
や振動付加装置１９の取付方法、振動の付加方向などは
図示のものに限定されず、変更可能である。またワーク
の形状、構造、材質等も上記説明のものに限定されず、
それぞれに応じて挿通孔の形状やホルダの偏位方法など
も選択できる。
以上の通り、本発明によれば、ホルダに振動を付加しな
がらワークを挿通させ、矯正を行うようにしたので、ホ
ルダの挿通孔をワークの横断面形状に近くして、矯正精
度を高くしても、摺動抵抗が増加せず、ワークを容易に
挿通させて効率よく矯正を行うことができるとともに、
ワークの傷つきやホルダの摺動面の摩耗を防止し、これ
によりホルダの寿命を長くし、またワークの変形を防止
することができる。
がらワークを挿通させ、矯正を行うようにしたので、ホ
ルダの挿通孔をワークの横断面形状に近くして、矯正精
度を高くしても、摺動抵抗が増加せず、ワークを容易に
挿通させて効率よく矯正を行うことができるとともに、
ワークの傷つきやホルダの摺動面の摩耗を防止し、これ
によりホルダの寿命を長くし、またワークの変形を防止
することができる。
第１図は実施例における曲げ成形装置を示す正面図、第
２図は矯正装置の左側面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図
、第４図はワークの斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し。 １はワーク、２はアンコイラ、３は送出ロール、４は金
属ストリップ、５はロール成形装置、６は矯正装置、７
は切断装置、１２は左右スライドプレート、１５は上下
スライドプレート、１６は回転プレート、１７はホルダ
、１８は挿通孔、１９は振動付加装置、２０は超音波発
信器、２１はホーンである。
２図は矯正装置の左側面図、第３図はそのＡ−Ａ断面図
、第４図はワークの斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し。 １はワーク、２はアンコイラ、３は送出ロール、４は金
属ストリップ、５はロール成形装置、６は矯正装置、７
は切断装置、１２は左右スライドプレート、１５は上下
スライドプレート、１６は回転プレート、１７はホルダ
、１８は挿通孔、１９は振動付加装置、２０は超音波発
信器、２１はホーンである。
Claims (4)
- （１）長尺のワークを軸線方向に送出して、ホルダに形
成された挿通孔に挿通させて矯正するワークの矯正方法
において、ホルダに振動を付加しながらワークを挿通さ
せることを特徴とするワークの矯正方法。 - （２）ホルダに付加する振動が超音波振動である請求項
（１）記載の方法。 - （３）長尺のワークを軸線方向に送出す駆動装置と、ワ
ークに対応した横断面形状の挿通孔を有するホルダと、
このホルダに振動を付加するように設けられた振動付加
装置とを備えたワークの矯正装置。 - （４）振動付加装置は超音波発振器である請求項（３）
記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32079689A JPH03184622A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ワークの矯正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32079689A JPH03184622A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ワークの矯正方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03184622A true JPH03184622A (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=18125341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32079689A Pending JPH03184622A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ワークの矯正方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03184622A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2514254C1 (ru) * | 2012-09-26 | 2014-04-27 | Открытое акционерное общество Акционерная холдинговая компания "Всероссийский научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт металлургического машиностроения имени академика Целикова" (ОАО АХК "ВНИИМЕТМАШ") | Способ правки труб с наружными ребрами |
| CN111346948A (zh) * | 2020-03-10 | 2020-06-30 | 中国十九冶集团有限公司 | 铁钉矫直装置 |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP32079689A patent/JPH03184622A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2514254C1 (ru) * | 2012-09-26 | 2014-04-27 | Открытое акционерное общество Акционерная холдинговая компания "Всероссийский научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт металлургического машиностроения имени академика Целикова" (ОАО АХК "ВНИИМЕТМАШ") | Способ правки труб с наружными ребрами |
| CN111346948A (zh) * | 2020-03-10 | 2020-06-30 | 中国十九冶集团有限公司 | 铁钉矫直装置 |
| CN111346948B (zh) * | 2020-03-10 | 2022-03-22 | 中国十九冶集团有限公司 | 铁钉矫直装置 |
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