JPH0318437A - プレスのタイミング自動復帰装置 - Google Patents
プレスのタイミング自動復帰装置Info
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- JPH0318437A JPH0318437A JP15362889A JP15362889A JPH0318437A JP H0318437 A JPH0318437 A JP H0318437A JP 15362889 A JP15362889 A JP 15362889A JP 15362889 A JP15362889 A JP 15362889A JP H0318437 A JPH0318437 A JP H0318437A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ワークを搬送するためのトランスファamを
備えたプレスにおいて、トランスファ機横を単独駆動さ
せた後、元の連結位置でプレス駆動系に自動復帰できる
ようにしたプレスのタイミング自動復帰装置に関する。
備えたプレスにおいて、トランスファ機横を単独駆動さ
せた後、元の連結位置でプレス駆動系に自動復帰できる
ようにしたプレスのタイミング自動復帰装置に関する。
[従来の技術]
従来、ワークを搬送するためのトランスファ機構を備え
たプレスにあっては、トランスファ動作のタイミングを
決めるカム類、例えばクランプ・アンクランブ用カム、
リフト・ダウン用カムおよびアドバンス・リターン用ギ
ヤをそれぞれ直接クランク軸に装備させてある. そのため、例えばワークを掴むフィンガーのグリップ状
態や金型との干渉状況などを確認・調整する場合、実際
にクランク軸を回転させ、トランスファ機梢の動作を見
ながら調整を行う必要がある.このような調整では、ス
ライドが昇降するので危険を伴うばかりでなく、スライ
ドの昇降によってこれらの動作が見ずらいことから能率
的ではない. そこで、本出願人は、先に、これらの問題を解決した単
独駆動装置を提案した.これは、トランスファ機構を駆
動するカム類をクランク軸とは別の回転軸に装備させ、
この回転軸をクランク軸に対して結合、分離可能に設け
るとともに、回転軸がクランク軸に対して分離された際
、回転軸に単独駆動系を連結できるように構成したらで
ある.従って、回転軸をクランク軸に対して分離させ、
単独駆動系に連結した状態において、単独駆動系を駆動
させれば、トランスファ8i構のみが駆動されるので、
上述した問題を解決することができる.[発明が解決し
ようとする課[3!] ところが、回転軸をクランク軸に対して分離させ、回転
軸を単独駆動させた後、クランク軸に連結させる場合、
元の連結位置に正しく連結させるには、多くの時間と労
力が必要であった.ここに、本発明の目的は、このよう
な従来の問題を解決し、トランスファ機構を単独駆動さ
せた後に、そのトランスファ機構をクランク軸に対して
元の連結位置に正確にかつ簡単に連結できるプレスのタ
イミング自動復帰装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] そのため、本発明では、プレス駆動系および単独駆動系
のいずれか一方をトランスファ機横に選択的に連結でき
るように楕成するとともに、単独駆動系をトランスファ
isに連結させる際、クランク軸の回転角度とトランス
ファm槓と同期回転する回転軸の回転角度とからプレス
駆動系とトランスファ機構との連結タイミングを記憶し
、プレス駆動系をトランスファ機構に連結させる際、ク
ランク軸の回転角度と回転軸の回転角度とに基づくプレ
ス駆動系とトランスファIl横との連結タイミングが前
記記憶されたタイミングと一致したときに、プレス駆動
系をトランスファ機構に連結させるように楕戒したもの
である. 具体的には、クランク軸およびこのクランク軸の回転角
度を検出する第1の角度検出器を有するプレス駆動系と
、モータを有する単独駆動系と、前記プレス駆動系およ
び単独駆動系のいずれか一方をトランスファ機梢に選択
的に連結してそのトランスファa横を駆動させる連結手
段と、前記トランスファ機構の駆動に同期して回転する
回転軸の回転角度を検出する第2の角度検出器と、単独
駆動指令に基づいて、前記第1および第2の角度検出器
の回転角度から前記プレス駆動系とトランスファ機構と
の連結タイミングを記憶するとともに、前記連結手段を
作動させて前記単独駆動系をトランスファ機構に連結さ
せる切替手段と、プレス駆動指令に基づいて、前記第1
および第2の角度検出器の回転角度に基づく前記プレス
駆動系とトランスファ機構との連結タイミングが前記記
憶したタイミングと一致したときに前記連結手段を作動
させて前記単独駆動系をトランスファ機構から切離しか
つプレス駆動系をトランスファ8l槓に連結させる復帰
制御手段と、を具備したことを特徴とする. [作 用] 単独駆動指令が与えられると、第1および第2の角度検
出器の回転角度からプレス駆動系とトランスファll構
との連結タイミングが記憶されるとともに、連結手段の
作動によって単独駆動系がトランスファImlに連結さ
れる。従って、この状態において、単独駆動系を駆動さ
せれば、トランスファ機構を単独駆動させることができ
る.トランスファ機構を単独駆動させた後、プレス駆動
系を復帰連結させるに当って、プレス駆動指令が与えら
れると、第1および第2の角度検出器の回転角度に基づ
くプレス駆動系とトランスファtll41Iとの連結タ
イミングが前記記憶したタイミングと一致したときに、
連結手段の作動によって単独駆動系がトランスファ機構
から切離され、がっ、プレス駆動系がトランスファ機構
に連結される.従って、トランスファ機構を単独駆動さ
せた後、元の連結位置でプレス駆動系をトランスファ機
構に復帰させることができる. [実施i+lJ ] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する. 第1図に本実施例のR械的′!R戒を示す.同構成は、
トランスファm楕10と、プレス駆動系20と、単独駆
動系30と、前記プレス駆動系20および単独駆動系3
0のいずれか一方を前記トランスファ機構10に選択的
に連結してそのトランスファ機構10を駆動させる第1
の連結手段40および第2の連結手段50と、連結状態
検出手段60とから楕成されている. 前記トランスファ機横10は、図示しないフレームに回
転可能に支持された回動体11を含む.回動体11には
、連結用ギャ12のほがに、図示しないノックアウトピ
ンを作動させるノックアウト用カム13と、トランスフ
ァ機構10の動作タイミングを決定するカム類、ここで
はクランプ・アングランプ用カムl4、リフト・ダウン
用カム15およびアドバンス・リターン用ギャ16とが
所定の位置関係をもって取付けられている.前記連結用
ギャ12には、動力伝達ギャ17を介してトランスファ
機構10の駆動に同期して回転する回転軸18が連結さ
れている.回転軸18は、一端にその回転軸18の回転
角度を検出する第2の角度検出器としての第2のエンコ
ーダEN2を有し、かつ、軸方向へ一定距離だけスライ
ド可能に配置されている.なお、動力伝達ギャ17は、
回転軸18がスライドした場合でも、前記連結用ギャ1
2に対して常に噛合できる幅を有する.また、前記プレ
ス駆動系20は、クランク軸21と、このクランク軸2
1の回転角度を検出する第1の角度検出器としての第1
のエンコーダEN1とを含み構成されている。クランク
軸21には、図示しないメインモータが動力伝達機構を
介して連結されているとともに、コネクティングロッド
を介してスライドが連結されている.従って、メインモ
ータによってクランク軸21が回転すると、スライドが
昇降動される. また、前記単独駆動系30は、駆動軸31を回転させる
ブレーキBLを有する単独駆動モータMを含み構成され
ている.プレー−]rBLは、通電によりブレーキ状態
を開放する構造である.また、前記第1の連結手段40
は、前記クランク軸21と前記回転軸18との対向端に
それぞれ固定され互いに結合・分離可能な一対のカム4
1と、このカム41を結合・分離させる切換機構42と
、この切換機構42を切換作動させる第1の電磁弁SV
1および第2の電磁弁SV2とから構成されている.こ
こでは、第1の電磁弁S■1をオフ、第2の電磁弁SV
2をオンにすれば、切換機構42によってカム41が結
合される.つまり、プレス駆動系20がトランスファ機
構10に連結される.また、第1の電磁弁SVIをオン
、第2の電磁弁SV2をオフにすれば、切換11m42
によってカム41が分離される.つまり、プレス駆動系
20がトランスファ機構10から切離される.また、前
記第2の連結手段50は、前記駆動軸31と同軸上に配
置された伝達軸51と、この伝達軸51と駆動軸31と
の間に設けられた電磁クラッチCLと、この電磁クラッ
チCLがオン状態において前記連結用ギャ12と噛合す
る動力伝達ギャ52とから構戒されている.つまり、電
磁クラッチCLをオンにすれば、単独駆動系30がトラ
ンスファfimloに連結される.逆に、電磁クラッチ
10をオフにすれば、単独駆動系30がトランスファi
構10から切離される.ここで、第2の連結手段50と
第1の連結千段40とは、第1の連結手段40がオンの
とき第2の連結手段50がオフ、逆に、第2の連結手段
50がオンのとき第1の連結手段40がオフとなるよう
に制御される. また、前記連結状態検出手段60は、前記回転軸18に
固定された回゜転羽根61と、前記カム41が分離した
状態において前記回転羽根61を検知する第1の検知ス
イッチPRIと、前記カム41が結合した状態において
前記回転羽根61を検知する第2の検知スイッチPR2
とから構成されている. 第2図に本実施例の回路構成を示す.同図において、7
0は制御装置である.制御装置70の入力部には、前記
第1および第2のエンコーダEN1,EN2、第1およ
び第2の検知スイッチPR1,PR2からの信号のほか
に、フィーダ連結押ボタンPBI、フィーダ解放押ボタ
ンPB2、フィーダ単独運転押ボタンPB3、モード切
替スイッチMSなどからの信号が入力されている.前記
モード切替スイッチMSは、「プレス運転モード」 「
フィーダ単独運転モード』 「フイーダ連結モード」の
いずれかを選択できるようになっている,ここで、「プ
レス運転モード」とは、プレス駆動系20をトランスフ
ァ機横10に連結させた状態において、クランク軸21
を回転つまりプレス運転させる作業をいう.また、「フ
イーダ単独運転モード」とは、単独駆動系30をトラン
スファ機構10に連結させた後、その単動駆動系30を
介してトランスファ81構10を単独運転させる作業を
いう.また、「フイーダ連結モード」とは、フィーダ単
独運転後に、単独駆動系30をトランスファisioか
ら切離し、かつ、プレス駆動系20をトランスファ機横
10に連結させる作業をいう. また、前記制御装置70の出力部には、前記第1および
第2の電磁弁svt,sv2、t磁クラッチCL、プレ
ー−ffBLを有する単独駆動モータMのほかに、前記
単独駆動モータMを高速回転させる高速制御回路MH、
前記単独駆動モータMを低速回転させる低速制御回路M
Lがそれぞれ接続されている. 第3図に前記制御回路70の具体的回路構成を示す.同
図において、CRIは前記モード切替スイッチMSが「
フィーダ単独運転モード」に切替えられたときに閉成さ
れる接点、CR2は前記モード切替スイッチMSが「フ
ィータ連結モード」に切替えられたときに閉成または開
或される接点である. また、R1〜R7はリレー、Tはタイマである.前記リ
レーR1は、リレーR2の常閉接点R2b、接点CRI
および前記フィーダ連結押ボタンPB1を介して電源供
給端子Vに接続されている.前記リレーR2は、リレー
R1の常閉接点Rib、接点CR2、リレーR5の常開
接点R5aおよび前記フィーダ解放押ボタンPB2を介
して電源供給端子Vに接続されている.前記リレーR3
は、前記第2の検知スイッチPR2を介して電源供給端
子■に接続されている.前記リレーR4は、タイマTの
接点Tb、リレーR3の常閉接点R3bおよび前記第1
の検知スイッチPRIを介して電源供給端子Vに接続さ
れている.前記リレーR5は、比較器H Kを介して電
源供給端子Vに接続されている.前記リレーR6は、リ
レーR2の常開接点R2aおよび演算器EZを介して電
源供給端子Vに接続されている。
たプレスにあっては、トランスファ動作のタイミングを
決めるカム類、例えばクランプ・アンクランブ用カム、
リフト・ダウン用カムおよびアドバンス・リターン用ギ
ヤをそれぞれ直接クランク軸に装備させてある. そのため、例えばワークを掴むフィンガーのグリップ状
態や金型との干渉状況などを確認・調整する場合、実際
にクランク軸を回転させ、トランスファ機梢の動作を見
ながら調整を行う必要がある.このような調整では、ス
ライドが昇降するので危険を伴うばかりでなく、スライ
ドの昇降によってこれらの動作が見ずらいことから能率
的ではない. そこで、本出願人は、先に、これらの問題を解決した単
独駆動装置を提案した.これは、トランスファ機構を駆
動するカム類をクランク軸とは別の回転軸に装備させ、
この回転軸をクランク軸に対して結合、分離可能に設け
るとともに、回転軸がクランク軸に対して分離された際
、回転軸に単独駆動系を連結できるように構成したらで
ある.従って、回転軸をクランク軸に対して分離させ、
単独駆動系に連結した状態において、単独駆動系を駆動
させれば、トランスファ8i構のみが駆動されるので、
上述した問題を解決することができる.[発明が解決し
ようとする課[3!] ところが、回転軸をクランク軸に対して分離させ、回転
軸を単独駆動させた後、クランク軸に連結させる場合、
元の連結位置に正しく連結させるには、多くの時間と労
力が必要であった.ここに、本発明の目的は、このよう
な従来の問題を解決し、トランスファ機構を単独駆動さ
せた後に、そのトランスファ機構をクランク軸に対して
元の連結位置に正確にかつ簡単に連結できるプレスのタ
イミング自動復帰装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] そのため、本発明では、プレス駆動系および単独駆動系
のいずれか一方をトランスファ機横に選択的に連結でき
るように楕成するとともに、単独駆動系をトランスファ
isに連結させる際、クランク軸の回転角度とトランス
ファm槓と同期回転する回転軸の回転角度とからプレス
駆動系とトランスファ機構との連結タイミングを記憶し
、プレス駆動系をトランスファ機構に連結させる際、ク
ランク軸の回転角度と回転軸の回転角度とに基づくプレ
ス駆動系とトランスファIl横との連結タイミングが前
記記憶されたタイミングと一致したときに、プレス駆動
系をトランスファ機構に連結させるように楕戒したもの
である. 具体的には、クランク軸およびこのクランク軸の回転角
度を検出する第1の角度検出器を有するプレス駆動系と
、モータを有する単独駆動系と、前記プレス駆動系およ
び単独駆動系のいずれか一方をトランスファ機梢に選択
的に連結してそのトランスファa横を駆動させる連結手
段と、前記トランスファ機構の駆動に同期して回転する
回転軸の回転角度を検出する第2の角度検出器と、単独
駆動指令に基づいて、前記第1および第2の角度検出器
の回転角度から前記プレス駆動系とトランスファ機構と
の連結タイミングを記憶するとともに、前記連結手段を
作動させて前記単独駆動系をトランスファ機構に連結さ
せる切替手段と、プレス駆動指令に基づいて、前記第1
および第2の角度検出器の回転角度に基づく前記プレス
駆動系とトランスファ機構との連結タイミングが前記記
憶したタイミングと一致したときに前記連結手段を作動
させて前記単独駆動系をトランスファ機構から切離しか
つプレス駆動系をトランスファ8l槓に連結させる復帰
制御手段と、を具備したことを特徴とする. [作 用] 単独駆動指令が与えられると、第1および第2の角度検
出器の回転角度からプレス駆動系とトランスファll構
との連結タイミングが記憶されるとともに、連結手段の
作動によって単独駆動系がトランスファImlに連結さ
れる。従って、この状態において、単独駆動系を駆動さ
せれば、トランスファ機構を単独駆動させることができ
る.トランスファ機構を単独駆動させた後、プレス駆動
系を復帰連結させるに当って、プレス駆動指令が与えら
れると、第1および第2の角度検出器の回転角度に基づ
くプレス駆動系とトランスファtll41Iとの連結タ
イミングが前記記憶したタイミングと一致したときに、
連結手段の作動によって単独駆動系がトランスファ機構
から切離され、がっ、プレス駆動系がトランスファ機構
に連結される.従って、トランスファ機構を単独駆動さ
せた後、元の連結位置でプレス駆動系をトランスファ機
構に復帰させることができる. [実施i+lJ ] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する. 第1図に本実施例のR械的′!R戒を示す.同構成は、
トランスファm楕10と、プレス駆動系20と、単独駆
動系30と、前記プレス駆動系20および単独駆動系3
0のいずれか一方を前記トランスファ機構10に選択的
に連結してそのトランスファ機構10を駆動させる第1
の連結手段40および第2の連結手段50と、連結状態
検出手段60とから楕成されている. 前記トランスファ機横10は、図示しないフレームに回
転可能に支持された回動体11を含む.回動体11には
、連結用ギャ12のほがに、図示しないノックアウトピ
ンを作動させるノックアウト用カム13と、トランスフ
ァ機構10の動作タイミングを決定するカム類、ここで
はクランプ・アングランプ用カムl4、リフト・ダウン
用カム15およびアドバンス・リターン用ギャ16とが
所定の位置関係をもって取付けられている.前記連結用
ギャ12には、動力伝達ギャ17を介してトランスファ
機構10の駆動に同期して回転する回転軸18が連結さ
れている.回転軸18は、一端にその回転軸18の回転
角度を検出する第2の角度検出器としての第2のエンコ
ーダEN2を有し、かつ、軸方向へ一定距離だけスライ
ド可能に配置されている.なお、動力伝達ギャ17は、
回転軸18がスライドした場合でも、前記連結用ギャ1
2に対して常に噛合できる幅を有する.また、前記プレ
ス駆動系20は、クランク軸21と、このクランク軸2
1の回転角度を検出する第1の角度検出器としての第1
のエンコーダEN1とを含み構成されている。クランク
軸21には、図示しないメインモータが動力伝達機構を
介して連結されているとともに、コネクティングロッド
を介してスライドが連結されている.従って、メインモ
ータによってクランク軸21が回転すると、スライドが
昇降動される. また、前記単独駆動系30は、駆動軸31を回転させる
ブレーキBLを有する単独駆動モータMを含み構成され
ている.プレー−]rBLは、通電によりブレーキ状態
を開放する構造である.また、前記第1の連結手段40
は、前記クランク軸21と前記回転軸18との対向端に
それぞれ固定され互いに結合・分離可能な一対のカム4
1と、このカム41を結合・分離させる切換機構42と
、この切換機構42を切換作動させる第1の電磁弁SV
1および第2の電磁弁SV2とから構成されている.こ
こでは、第1の電磁弁S■1をオフ、第2の電磁弁SV
2をオンにすれば、切換機構42によってカム41が結
合される.つまり、プレス駆動系20がトランスファ機
構10に連結される.また、第1の電磁弁SVIをオン
、第2の電磁弁SV2をオフにすれば、切換11m42
によってカム41が分離される.つまり、プレス駆動系
20がトランスファ機構10から切離される.また、前
記第2の連結手段50は、前記駆動軸31と同軸上に配
置された伝達軸51と、この伝達軸51と駆動軸31と
の間に設けられた電磁クラッチCLと、この電磁クラッ
チCLがオン状態において前記連結用ギャ12と噛合す
る動力伝達ギャ52とから構戒されている.つまり、電
磁クラッチCLをオンにすれば、単独駆動系30がトラ
ンスファfimloに連結される.逆に、電磁クラッチ
10をオフにすれば、単独駆動系30がトランスファi
構10から切離される.ここで、第2の連結手段50と
第1の連結千段40とは、第1の連結手段40がオンの
とき第2の連結手段50がオフ、逆に、第2の連結手段
50がオンのとき第1の連結手段40がオフとなるよう
に制御される. また、前記連結状態検出手段60は、前記回転軸18に
固定された回゜転羽根61と、前記カム41が分離した
状態において前記回転羽根61を検知する第1の検知ス
イッチPRIと、前記カム41が結合した状態において
前記回転羽根61を検知する第2の検知スイッチPR2
とから構成されている. 第2図に本実施例の回路構成を示す.同図において、7
0は制御装置である.制御装置70の入力部には、前記
第1および第2のエンコーダEN1,EN2、第1およ
び第2の検知スイッチPR1,PR2からの信号のほか
に、フィーダ連結押ボタンPBI、フィーダ解放押ボタ
ンPB2、フィーダ単独運転押ボタンPB3、モード切
替スイッチMSなどからの信号が入力されている.前記
モード切替スイッチMSは、「プレス運転モード」 「
フィーダ単独運転モード』 「フイーダ連結モード」の
いずれかを選択できるようになっている,ここで、「プ
レス運転モード」とは、プレス駆動系20をトランスフ
ァ機横10に連結させた状態において、クランク軸21
を回転つまりプレス運転させる作業をいう.また、「フ
イーダ単独運転モード」とは、単独駆動系30をトラン
スファ機構10に連結させた後、その単動駆動系30を
介してトランスファ81構10を単独運転させる作業を
いう.また、「フイーダ連結モード」とは、フィーダ単
独運転後に、単独駆動系30をトランスファisioか
ら切離し、かつ、プレス駆動系20をトランスファ機横
10に連結させる作業をいう. また、前記制御装置70の出力部には、前記第1および
第2の電磁弁svt,sv2、t磁クラッチCL、プレ
ー−ffBLを有する単独駆動モータMのほかに、前記
単独駆動モータMを高速回転させる高速制御回路MH、
前記単独駆動モータMを低速回転させる低速制御回路M
Lがそれぞれ接続されている. 第3図に前記制御回路70の具体的回路構成を示す.同
図において、CRIは前記モード切替スイッチMSが「
フィーダ単独運転モード」に切替えられたときに閉成さ
れる接点、CR2は前記モード切替スイッチMSが「フ
ィータ連結モード」に切替えられたときに閉成または開
或される接点である. また、R1〜R7はリレー、Tはタイマである.前記リ
レーR1は、リレーR2の常閉接点R2b、接点CRI
および前記フィーダ連結押ボタンPB1を介して電源供
給端子Vに接続されている.前記リレーR2は、リレー
R1の常閉接点Rib、接点CR2、リレーR5の常開
接点R5aおよび前記フィーダ解放押ボタンPB2を介
して電源供給端子Vに接続されている.前記リレーR3
は、前記第2の検知スイッチPR2を介して電源供給端
子■に接続されている.前記リレーR4は、タイマTの
接点Tb、リレーR3の常閉接点R3bおよび前記第1
の検知スイッチPRIを介して電源供給端子Vに接続さ
れている.前記リレーR5は、比較器H Kを介して電
源供給端子Vに接続されている.前記リレーR6は、リ
レーR2の常開接点R2aおよび演算器EZを介して電
源供給端子Vに接続されている。
また、MEI,ME2は記憶器である.各記憶器MEI
,ME2のクロック端子CLは、リレーR4の常開接点
R4aを介して電源供給端子Vに接続されている。入力
端子Dには、各エンコーダENI,EN2がそれぞれ接
続されている.従って、リレーR4が励磁されその常開
接点R4aを通じてクロツク端子CLにパルスが入力さ
れたとき、つまり第1の連結手段40の作動によりプレ
ス駆動系20がトランスファ機mtoから切離されたと
き、各エンコーダENI,EN2の回転角度が記憶器M
HI,ME2にそれぞれ記憶される。
,ME2のクロック端子CLは、リレーR4の常開接点
R4aを介して電源供給端子Vに接続されている。入力
端子Dには、各エンコーダENI,EN2がそれぞれ接
続されている.従って、リレーR4が励磁されその常開
接点R4aを通じてクロツク端子CLにパルスが入力さ
れたとき、つまり第1の連結手段40の作動によりプレ
ス駆動系20がトランスファ機mtoから切離されたと
き、各エンコーダENI,EN2の回転角度が記憶器M
HI,ME2にそれぞれ記憶される。
各記憶器MEI,ME2に記憶された回転角度Ao,B
oは、前記比較器H Kおよび演算器EZに与えられる
. また、前記比較器HKは、前記記憶器MHIに記憶され
た回転角度AOと第2のエンコーダEN2の回転角度B
とを比較し、両者が一致したときにリレーR5を励磁さ
せる.前記演算器BZは、「フィーダ連結モード」にお
いて、前記記憶器ME1に記憶された回転角度AOと第
2のエンコーダEN2の回転角度Bとの差が101以下
になったとき、リレーR6を励磁させる. また、前記電磁クラッチCしと第1の電磁弁S■1とは
、リレーR1の常開接点Rlaを介して電源供給端子■
に接続されている.前記第2の電磁弁SV2は、リレー
R2の常間接点R2aを介して電源供給端子Vに接続さ
れている.前記モータMとブレーキBLとは、リレーR
5の常閉接点R5bと接点CR2との並列回路および単
独運転押ボタンPB3を介して電源供給端子■に接続さ
れている.なお、モータMに直列にリレーR7が挿入さ
れている.前記低速制御回路MLはリレーR6の常開接
点R6aおよびリレーR7の常開接点R7aを介して、
また、前記高速制御回路MHはリレR6の常閉接点R6
bおよびリレーR7の常間接点R7aを介して電源供給
端子■に接続されている. ここに、前記フィーダ連結押ボタンPB1、モード切替
スイヅチMS、リレーRl,R2,R3,R4および記
憶器MEI,ME2により、切替手段が構或されている
.切替手段は、第4図に示す処理を実行する機能を備え
る.要するに、モード切替スイッチMSが「フィーダ単
独運転モード」に切替えられた状態において、フィーダ
連結押ボタンPB1が押されたとき、つまり単独駆動指
令が与えられたとき、前記リレーRl,R2を介して第
1および第2の連結手段40.50を作動させて単独駆
動系30をトランスファ機構10に連結し、かつ、プレ
ス駆動系20をトランスファ機構10から切離す.これ
により、リレーR3,R4を介して第1および第2のエ
ンコーダENI,EN2の回転角度を記憶器MHI,M
E2に記憶させ、プレス駆動系20とトランスファ機横
10との連結タイミングを記憶させる機能を備える.ま
た、フィーダ解放押ボタンPB2、フィーダ単独運転押
ボタンPB3、リレーRl,R2,R5および比較器H
Kにより、復帰制御手段がw4戊されている.復帰制御
手段は、第5図に示す処理を実行する機能を備える.要
するに、モード切替スイッチMSが「フィーダ連結モー
ド」に切替えられた状態において、フィーダ単独運転押
ボタンPB3か押されたとき、つまりプレス駆動指令と
しての復帰指令が与えられたとき、比較器H Kで前記
第1および第2のエンコーダENI.EN2の回転角度
に基づく前記プレス駆動系20とトランスファRW41
0との連結タイミングが前記記憶したタイミングと一致
したことを条件として、つまり記憶器MEIの回転角度
と第2のエンコーダEN2の回転角度が一致したことを
条件として、リレーR5を介して単独駆動モータMを停
止させる.続いて、フィーダ開放押ボタンPB2が押さ
れると、リレーR2,Rlを介して前記第1および第2
の連結手段40.50を作動させて前記単独駆動系30
をトランスファ機mtoから切離し、かつ、プレス駆動
系20をトランスファ機構10に連結させる機能を備え
る。
oは、前記比較器H Kおよび演算器EZに与えられる
. また、前記比較器HKは、前記記憶器MHIに記憶され
た回転角度AOと第2のエンコーダEN2の回転角度B
とを比較し、両者が一致したときにリレーR5を励磁さ
せる.前記演算器BZは、「フィーダ連結モード」にお
いて、前記記憶器ME1に記憶された回転角度AOと第
2のエンコーダEN2の回転角度Bとの差が101以下
になったとき、リレーR6を励磁させる. また、前記電磁クラッチCしと第1の電磁弁S■1とは
、リレーR1の常開接点Rlaを介して電源供給端子■
に接続されている.前記第2の電磁弁SV2は、リレー
R2の常間接点R2aを介して電源供給端子Vに接続さ
れている.前記モータMとブレーキBLとは、リレーR
5の常閉接点R5bと接点CR2との並列回路および単
独運転押ボタンPB3を介して電源供給端子■に接続さ
れている.なお、モータMに直列にリレーR7が挿入さ
れている.前記低速制御回路MLはリレーR6の常開接
点R6aおよびリレーR7の常開接点R7aを介して、
また、前記高速制御回路MHはリレR6の常閉接点R6
bおよびリレーR7の常間接点R7aを介して電源供給
端子■に接続されている. ここに、前記フィーダ連結押ボタンPB1、モード切替
スイヅチMS、リレーRl,R2,R3,R4および記
憶器MEI,ME2により、切替手段が構或されている
.切替手段は、第4図に示す処理を実行する機能を備え
る.要するに、モード切替スイッチMSが「フィーダ単
独運転モード」に切替えられた状態において、フィーダ
連結押ボタンPB1が押されたとき、つまり単独駆動指
令が与えられたとき、前記リレーRl,R2を介して第
1および第2の連結手段40.50を作動させて単独駆
動系30をトランスファ機構10に連結し、かつ、プレ
ス駆動系20をトランスファ機構10から切離す.これ
により、リレーR3,R4を介して第1および第2のエ
ンコーダENI,EN2の回転角度を記憶器MHI,M
E2に記憶させ、プレス駆動系20とトランスファ機横
10との連結タイミングを記憶させる機能を備える.ま
た、フィーダ解放押ボタンPB2、フィーダ単独運転押
ボタンPB3、リレーRl,R2,R5および比較器H
Kにより、復帰制御手段がw4戊されている.復帰制御
手段は、第5図に示す処理を実行する機能を備える.要
するに、モード切替スイッチMSが「フィーダ連結モー
ド」に切替えられた状態において、フィーダ単独運転押
ボタンPB3か押されたとき、つまりプレス駆動指令と
しての復帰指令が与えられたとき、比較器H Kで前記
第1および第2のエンコーダENI.EN2の回転角度
に基づく前記プレス駆動系20とトランスファRW41
0との連結タイミングが前記記憶したタイミングと一致
したことを条件として、つまり記憶器MEIの回転角度
と第2のエンコーダEN2の回転角度が一致したことを
条件として、リレーR5を介して単独駆動モータMを停
止させる.続いて、フィーダ開放押ボタンPB2が押さ
れると、リレーR2,Rlを介して前記第1および第2
の連結手段40.50を作動させて前記単独駆動系30
をトランスファ機mtoから切離し、かつ、プレス駆動
系20をトランスファ機構10に連結させる機能を備え
る。
次に、本実施例の作用を第4図および第5図のフローチ
ャートを参照しながら説明する.モード切替スイッチM
Sが「フイーダ単独運転モード」に切替えられた状態に
おいて(第4図のフローチャート参照)、フイーダ連結
押ボタンPB1が押されると(ステップST11)、リ
レーR1が励磁される.すると、リレーR1の常開接点
Rlaが閉じられるとともに、常閉接点Ribが開かれ
る.常間接点Rlaが閉じられると、電磁クラッチCL
がオン(ST12>されるとともに、第1の電磁弁sv
iがオン(ST13)される.また、リレーR2は解磁
状態であるので、そのリレーR2の常開接点R2aは開
成のままである.従って、第2の電磁弁SV2はオフで
ある.すると、電磁クラッチCLのオンにより第2の連
結手段50の動力伝達ギャ52がトランスファ機横10
の連結用ギャ12に噛合した状態、つまり単独駆動系3
0がトランスファ機構10に連結された状態となる.同
時に、第1の電磁弁SV1のオンおよび第2の電磁弁S
V2のオフによりカム41が切離される.つまり、プレ
ス駆動系2oがトランスファ機sloがち切離される.
このとき、プレス駆動系2oがトランスファ機I110
から切離されると、第2の検知スイッチPR2がオフし
た後、第1の検知スイッチPRIがオン(ST14)す
る.第2の検知スイッチPR2がオフすると、リレーR
3が解磁されるので、そのリレーR3の常閉接点R3b
は閉じられる.その後、第1の検知スイッチPRIがオ
ンすると、リレーR4がタイマTで設定された時間だけ
励磁される. これにより、リレーR4の常開接点R4aが設定時間だ
け閉じられるので、第1および第2のエンコーダENI
,EN2の回転角度が記憶器ME1,ME2にそれぞれ
記憶される(S’r’l5),つまり、記憶器ME1.
ME2には、単独駆動系30がトランスファ機構10に
連結され、がっ、プレス駆動系20がトランスファai
mtoがら切離されたときのエンコーダENI,EN2
の回転角度Ao.Boが記憶される. その後、単独運転押ボタンPB3が押されると(ST1
6)、接点CR2を通じてブレーキBLがオフ(ST1
7)されるとともに、単独駆動モータMがオン(ST1
8)される.従って、プレス駆動系20をトランスファ
機構10から切離した状態において、トランスファR構
10を単独駆動させることができる.なお、トランスフ
ァWi構10を単独駆動させると、第1および第2のエ
ンコーダENI,EN2の回転角度が一致しなくなるの
で、リレーR5が解磁される. 次に、モード切替スイッチMSが「フィーダ連結モード
」に切替えられた状態において(第5図のフローチャー
ト参照)、単独運転押ボタンPB3が押されると(ST
21)、リレーR5の常閉接点R5bを通じてブレーキ
BLがオフ(ST22)されるとともに、単独駆動モー
タMがオン(ST23)される.これにより、トランス
ファ機構10が単独騙動される. ここで、記憶器MHIの回転角度Aoと第2のエンコー
ダEN2の回転角度Bとの差が10゜以下になると(S
T24}、演算器EZによってリレーR6が励磁される
.すると、そのリレーR6の常開接点R6aが閉じられ
、常閉接点R6bが開かれるので、低速制御回路MLが
働き、モータMが低速運転される(ST25). やがて、記憶器MHIの回転角度Aoと第2のエンコー
ダEN2の回転角度Bとの差がなくなると、リレーR5
が励磁される.すると、リレーR5の常閉接点R5bが
開がれるので、モータMがオフ(ST27)されるとと
もに、ブレーキBLがオン(ST28)される. この後、フィーダ解放押ボタンPB2が押されると(S
T29)、リレーR2が励磁される.すると、そのリレ
ーR2の常閉接点R2bが開かれるとともに、常間接点
R2aが閉じられる.常開接点R2aが閉じられると、
第2の電磁弁SV2がオン(ST3 1 )される.な
お、リレーR1は解磁状態にあるので、電磁クラッチC
Lはオフ(ST30)されるとともに、第1の電磁弁s
V1はオフ( S T 3 1 )される.すると、電
磁クラッチCLのオフにより第2の連結手段50の動力
伝達ギャ52がトランスファ機構10の連結用ギャ12
から外れた状態、つまり単独駆動系30がトランスファ
機構10から切離された状態となる.同時に、第1の電
磁弁Sv1のオフおよび第2の電磁弁SV2のオンによ
りカム41が結合される.つまり、プレス駆動系20が
トランスファ機#I10に連結された状態となる.この
とき、プレス駆動系20がトランスファ機構lOに連結
されると、第1の検知スイッチPR1がオフした後、第
2の検知スイッチPR2がオンする(ST32).これ
により、プレス運転を行える状態となる. 従って、本実施例によれば、トランスファti構10を
単独駆動させるに当って、単独駆動系30をトランスフ
ァtimtoに連結させ、かつ、プレス駆動系20をト
ランスファR横10から切離した際、プレス駆動系20
のクランク軸21の回転角度とトランスファl!Iml
Oと同期回転する回転軸18の回転角度とを同時に検出
して記憶させる.そして、プレス駆動系20をトランス
ファ機構10に復帰連結させる際、まず、単独駆動系3
0を駆動させ、記憶したクランク軸21の回転角度と回
転軸18の回転角度とが一致したときに、単独駆動系3
0をトランスファ機横10から切離し、かつ、プレス駆
動系20をトランスファ機構10に連結するようにした
ので、トランスファm梢10を単独運転させた後、復帰
させた場合でも、常に正確な位置で復帰させることがで
きる.また、プレス駆動系20をトランスファa横10
に復帰連結させる際に、単独駆動系30を駆動させると
き、プレス駆動系20のクランク軸21の回転角度と回
転軸18との回転角度との差が10゛以下になったとき
、単独駆動系30のモータMを減速させるようにしたの
で、プレス駆動系20のクランク軸21の回転角度と回
転軸18の回転角度とが一致した位置でモータMを正確
に停止させることができる. なお、上記実施例では、プレス駆動系20のクランク軸
21の回転角度とトランスファfiljlloと同期回
転する回転軸18の回転角度との差が00の状態におい
て、プレス駆動系2oをトランスファ機構10に連結す
るようにしたが、両者間に予め位相差がある場合には、
記憶器MEI,ME2の回転角度の差を記憶しておき、
プレス駆動系20をトランスファ機#l10に連結させ
る際に、両エンコーダENI,EN2の回転角度の差が
前記記憶した差に一致したときに、プレス駆動系20を
トランスファ機梢10に連結させるようにしてもよい. また、上記実肱例では、三次元のトランスファII構を
対象としたが、二次元のトランスファR構の場合には、
クランク・アンクランプ用カムおよびアドバンス・リタ
ーン用ギヤのみでよい.また、上記実施例では、「フィ
ーダ連結モードJにおいて、単独駆動系30をトランス
ファ機構10から切離し、かつ、プレス駆動系2oをト
ランスファ機構10に連結させるようにしたが、「プレ
ス運転モード』において、前処理として第5図に示す処
理を行った後、プレス運転に移行するようにしてもよい
. [発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、トランスファ機構を単独
駆動させるに当って、プレス駆動系をトランスファ機構
から切離し、単独駆動系をトランスファ機構に連結させ
る際、クランク軸の回転角度とトランスファ機構の駆動
と同期回転する回転軸の回転角度とからプレス駆動系と
トランスファ機構との連結タイミングを記憶しておき、
復帰させる際、クランク軸の回転角度と回耘軸の回転角
度に基づくプレス駆動系とトランスファ機構との連結タ
イミングが記憶したタイミングと一致したときに、単独
駆動系をトランスファ機構から切離し、かつ、プレス駆
動系をトランスア機構に連結するようにしたので、トラ
ンスファ機構を単独運転させた後、復帰させた場合でも
、常に正確な位置で復帰させることができる. 図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は機械的構
威を示す概略図、第2図は電気的構成を示すブロック図
、第3図は制御装置の具体的構成を示すシーケンス回路
、第4図および第5図はフローチャートである. 10・・・トランスファ機構、 l8・・・回転軸、 EN2・・・第2のエンコーダ、 20・・・プレス駆動系、 21・・・クランク軸、 ENI・・・第1のエンコーダ、 30・・・単独駆動系、 M・・・単独駆動モータ、 40・・・第1の連結手段、 50・・・第2の連結手段.
ャートを参照しながら説明する.モード切替スイッチM
Sが「フイーダ単独運転モード」に切替えられた状態に
おいて(第4図のフローチャート参照)、フイーダ連結
押ボタンPB1が押されると(ステップST11)、リ
レーR1が励磁される.すると、リレーR1の常開接点
Rlaが閉じられるとともに、常閉接点Ribが開かれ
る.常間接点Rlaが閉じられると、電磁クラッチCL
がオン(ST12>されるとともに、第1の電磁弁sv
iがオン(ST13)される.また、リレーR2は解磁
状態であるので、そのリレーR2の常開接点R2aは開
成のままである.従って、第2の電磁弁SV2はオフで
ある.すると、電磁クラッチCLのオンにより第2の連
結手段50の動力伝達ギャ52がトランスファ機横10
の連結用ギャ12に噛合した状態、つまり単独駆動系3
0がトランスファ機構10に連結された状態となる.同
時に、第1の電磁弁SV1のオンおよび第2の電磁弁S
V2のオフによりカム41が切離される.つまり、プレ
ス駆動系2oがトランスファ機sloがち切離される.
このとき、プレス駆動系2oがトランスファ機I110
から切離されると、第2の検知スイッチPR2がオフし
た後、第1の検知スイッチPRIがオン(ST14)す
る.第2の検知スイッチPR2がオフすると、リレーR
3が解磁されるので、そのリレーR3の常閉接点R3b
は閉じられる.その後、第1の検知スイッチPRIがオ
ンすると、リレーR4がタイマTで設定された時間だけ
励磁される. これにより、リレーR4の常開接点R4aが設定時間だ
け閉じられるので、第1および第2のエンコーダENI
,EN2の回転角度が記憶器ME1,ME2にそれぞれ
記憶される(S’r’l5),つまり、記憶器ME1.
ME2には、単独駆動系30がトランスファ機構10に
連結され、がっ、プレス駆動系20がトランスファai
mtoがら切離されたときのエンコーダENI,EN2
の回転角度Ao.Boが記憶される. その後、単独運転押ボタンPB3が押されると(ST1
6)、接点CR2を通じてブレーキBLがオフ(ST1
7)されるとともに、単独駆動モータMがオン(ST1
8)される.従って、プレス駆動系20をトランスファ
機構10から切離した状態において、トランスファR構
10を単独駆動させることができる.なお、トランスフ
ァWi構10を単独駆動させると、第1および第2のエ
ンコーダENI,EN2の回転角度が一致しなくなるの
で、リレーR5が解磁される. 次に、モード切替スイッチMSが「フィーダ連結モード
」に切替えられた状態において(第5図のフローチャー
ト参照)、単独運転押ボタンPB3が押されると(ST
21)、リレーR5の常閉接点R5bを通じてブレーキ
BLがオフ(ST22)されるとともに、単独駆動モー
タMがオン(ST23)される.これにより、トランス
ファ機構10が単独騙動される. ここで、記憶器MHIの回転角度Aoと第2のエンコー
ダEN2の回転角度Bとの差が10゜以下になると(S
T24}、演算器EZによってリレーR6が励磁される
.すると、そのリレーR6の常開接点R6aが閉じられ
、常閉接点R6bが開かれるので、低速制御回路MLが
働き、モータMが低速運転される(ST25). やがて、記憶器MHIの回転角度Aoと第2のエンコー
ダEN2の回転角度Bとの差がなくなると、リレーR5
が励磁される.すると、リレーR5の常閉接点R5bが
開がれるので、モータMがオフ(ST27)されるとと
もに、ブレーキBLがオン(ST28)される. この後、フィーダ解放押ボタンPB2が押されると(S
T29)、リレーR2が励磁される.すると、そのリレ
ーR2の常閉接点R2bが開かれるとともに、常間接点
R2aが閉じられる.常開接点R2aが閉じられると、
第2の電磁弁SV2がオン(ST3 1 )される.な
お、リレーR1は解磁状態にあるので、電磁クラッチC
Lはオフ(ST30)されるとともに、第1の電磁弁s
V1はオフ( S T 3 1 )される.すると、電
磁クラッチCLのオフにより第2の連結手段50の動力
伝達ギャ52がトランスファ機構10の連結用ギャ12
から外れた状態、つまり単独駆動系30がトランスファ
機構10から切離された状態となる.同時に、第1の電
磁弁Sv1のオフおよび第2の電磁弁SV2のオンによ
りカム41が結合される.つまり、プレス駆動系20が
トランスファ機#I10に連結された状態となる.この
とき、プレス駆動系20がトランスファ機構lOに連結
されると、第1の検知スイッチPR1がオフした後、第
2の検知スイッチPR2がオンする(ST32).これ
により、プレス運転を行える状態となる. 従って、本実施例によれば、トランスファti構10を
単独駆動させるに当って、単独駆動系30をトランスフ
ァtimtoに連結させ、かつ、プレス駆動系20をト
ランスファR横10から切離した際、プレス駆動系20
のクランク軸21の回転角度とトランスファl!Iml
Oと同期回転する回転軸18の回転角度とを同時に検出
して記憶させる.そして、プレス駆動系20をトランス
ファ機構10に復帰連結させる際、まず、単独駆動系3
0を駆動させ、記憶したクランク軸21の回転角度と回
転軸18の回転角度とが一致したときに、単独駆動系3
0をトランスファ機横10から切離し、かつ、プレス駆
動系20をトランスファ機構10に連結するようにした
ので、トランスファm梢10を単独運転させた後、復帰
させた場合でも、常に正確な位置で復帰させることがで
きる.また、プレス駆動系20をトランスファa横10
に復帰連結させる際に、単独駆動系30を駆動させると
き、プレス駆動系20のクランク軸21の回転角度と回
転軸18との回転角度との差が10゛以下になったとき
、単独駆動系30のモータMを減速させるようにしたの
で、プレス駆動系20のクランク軸21の回転角度と回
転軸18の回転角度とが一致した位置でモータMを正確
に停止させることができる. なお、上記実施例では、プレス駆動系20のクランク軸
21の回転角度とトランスファfiljlloと同期回
転する回転軸18の回転角度との差が00の状態におい
て、プレス駆動系2oをトランスファ機構10に連結す
るようにしたが、両者間に予め位相差がある場合には、
記憶器MEI,ME2の回転角度の差を記憶しておき、
プレス駆動系20をトランスファ機#l10に連結させ
る際に、両エンコーダENI,EN2の回転角度の差が
前記記憶した差に一致したときに、プレス駆動系20を
トランスファ機梢10に連結させるようにしてもよい. また、上記実肱例では、三次元のトランスファII構を
対象としたが、二次元のトランスファR構の場合には、
クランク・アンクランプ用カムおよびアドバンス・リタ
ーン用ギヤのみでよい.また、上記実施例では、「フィ
ーダ連結モードJにおいて、単独駆動系30をトランス
ファ機構10から切離し、かつ、プレス駆動系2oをト
ランスファ機構10に連結させるようにしたが、「プレ
ス運転モード』において、前処理として第5図に示す処
理を行った後、プレス運転に移行するようにしてもよい
. [発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、トランスファ機構を単独
駆動させるに当って、プレス駆動系をトランスファ機構
から切離し、単独駆動系をトランスファ機構に連結させ
る際、クランク軸の回転角度とトランスファ機構の駆動
と同期回転する回転軸の回転角度とからプレス駆動系と
トランスファ機構との連結タイミングを記憶しておき、
復帰させる際、クランク軸の回転角度と回耘軸の回転角
度に基づくプレス駆動系とトランスファ機構との連結タ
イミングが記憶したタイミングと一致したときに、単独
駆動系をトランスファ機構から切離し、かつ、プレス駆
動系をトランスア機構に連結するようにしたので、トラ
ンスファ機構を単独運転させた後、復帰させた場合でも
、常に正確な位置で復帰させることができる. 図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は機械的構
威を示す概略図、第2図は電気的構成を示すブロック図
、第3図は制御装置の具体的構成を示すシーケンス回路
、第4図および第5図はフローチャートである. 10・・・トランスファ機構、 l8・・・回転軸、 EN2・・・第2のエンコーダ、 20・・・プレス駆動系、 21・・・クランク軸、 ENI・・・第1のエンコーダ、 30・・・単独駆動系、 M・・・単独駆動モータ、 40・・・第1の連結手段、 50・・・第2の連結手段.
Claims (1)
- (1)クランク軸およびこのクランク軸の回転角度を検
出する第1の角度検出器を有するプレス駆動系と、 モータを有する単独駆動系と、 前記プレス駆動系および単独駆動系のいずれか一方をト
ランスファ機構に選択的に連結してそのトランスファ機
構を駆動させる連結手段と、前記トランスファ機構の駆
動に同期して回転する回転軸の回転角度を検出する第2
の角度検出器と、 単独駆動指令に基づいて、前記第1および第2の角度検
出器の回転角度から前記プレス駆動系とトランスファ機
構との連結タイミングを記憶するとともに、前記連結手
段を作動させて前記単独駆動系をトランスファ機構に連
結させる切替手段と、プレス駆動指令に基づいて、前記
第1および第2の角度検出器の回転角度に基づく前記プ
レス駆動系とトランスファ機構との連結タイミングが前
記記憶したタイミングと一致したときに前記連結手段を
作動させて前記単独駆動系をトランスファ機構から切離
しかつプレス駆動系をトランスファ機構に連結させる復
帰制御手段と、 を具備したことを特徴とするプレスのタイミング自動復
帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15362889A JPH0318437A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | プレスのタイミング自動復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15362889A JPH0318437A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | プレスのタイミング自動復帰装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0318437A true JPH0318437A (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=15566661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15362889A Pending JPH0318437A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | プレスのタイミング自動復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318437A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615833U (ja) * | 1992-07-31 | 1994-03-01 | アイダエンジニアリング株式会社 | プレス機械の材料送り装置 |
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1989
- 1989-06-16 JP JP15362889A patent/JPH0318437A/ja active Pending
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