JP2747731B2 - パワーチヤツクの把持確認装置 - Google Patents

パワーチヤツクの把持確認装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パワーチャックの把持確認装置に関するも
のである。
従来の技術 従来、パワーチャックの把持確認装置は第4図に示す
ように、チャック101の把持爪開閉用回転シリンダ102の
ピストンロッド103後端部にドッグ104を位置調節可能に
設け、回転接手の固定部105に近接スイッチ106又はリミ
ットスイッチを設けたもの、又は第5図に示すように流
体圧供給路107の途中にプレッシャスイッチ108を設けた
ものが一般に用いられている。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べたもののうち前者においては、工作
物径が変わるごとにドッグ104の位置調整が必要であ
り、ドッグ調整を間違えると工作物把持前に確認信号が
出て危険であるためタイマーが設けられているが毎回調
整せねばならないことに変わりはない。
また後者においては、ピストン移動中と工作物把持完
了時との圧力差を利用しているため、チャックの把持圧
力調整時に毎回プレッシャスイッチの作動点を調整する
必要があり、ともに段取替え毎に調整せねばならないと
いう問題点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、工作
物径の変更又はチャック圧力変更時に調整の必要がない
パワーチャックの把持確認装置を提供しようとするもの
である。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明におけるパワーチ
ャックの把持確認装置は、チャックの把持爪開閉用切換
弁への流体圧供給路の分岐路に第1プレッシャアクチュ
エータを設け、前記供給路の分岐路にチェックバルブを
介装して第2プレッシャアクチュエータを前記第1プレ
ッシャアクチュエータと並列に設け、前記第1プレッシ
ャアクチュエータ又は第2プレッシャアクチュエータの
可動片の一方にドッグを他方に前記ドッグに対向してス
イッチを設け、前記チェックバルブのバイパス路に開閉
弁を設けてなり、チャック把持圧力調整時に第2プレッ
シャアクチュエータの可動片が設定圧の変化に対応して
移動できるようにしたものである。
作用 開閉弁によりチェックバルブのバイパス路を開いて、
チャック把持圧力の調整を行い、調整が終わったあとバ
イパス路を閉じるとチェックバルブにより第2プレッシ
ャアクチュエータの可動片の移動(下降)が阻止され
る。この状態でチャック把持爪を閉じて工作物を把持す
ると、把持爪移動中(ピストン移動中)の圧力低下によ
り第1プレッシャアクチュエータの可動片が移動(下
降)しドッグと近接スイッチが離れ、工作物の把持が完
了するとドッグと近接スイッチが同一線上となり、近接
スイッチから確認信号を出力する。
実施例 第1実施例について第1図,第2図を参照して説明す
る。
周知の旋盤において、主軸台に回転可能に軸承された
主軸の先端に、把持爪1aを有するチャック1が嵌着され
ており、主軸の後端に回転シリンダ2が取付けられてい
る。回転シリンダ2に嵌挿されるピストン3のピストン
ロッド4とチャック1の図示しない把持爪開閉用プラン
ジャは、主軸中心穴内に遊挿される連結棒5によって連
結されており、回転シリンダに供給される流体圧の切換
えにより把持爪1aの開閉が行われるようになっている。
回転シリンダ2に流体圧を供給する回路は、元圧Pが
管路7により減圧弁8に連通され、減圧弁を経た調整圧
が管路9により電磁切換弁10に連通され、切換弁10によ
り切り換えられて管路11によりシリンダ2の左室へ、ま
た管路12によりシリンダの右室へ連通され、切換弁10か
らタンクTへは管路13により連通されている。
管路9の途中の側路に圧力計14が取付けられており、
また管路9の途中から分岐する管路15の先端が更に3つ
に分岐し、この分岐した管路16の先端にプレッシャアク
チュエータ17が取付けられている。また分岐した管路19
には、途中直列にチェックバルブ18が介装され、先端に
プレッシャアクチュエータ20がプレッシャアクチュエー
タ17と並列に取付けられている。また分岐する管路21
は、先端が管路19の途中に連通されておりチェックバル
ブ18のバイパス路を形成し、管路21の途中に手動切換弁
22が設けられており、バイパス路21は手動開閉されるよ
うになっている。
プレッシャアクチュエータ17,20は供給圧力に比例し
てばね23,24の力に抗して可動片25,26が上下に移動する
ようになっており、可動片25先端にドッグ27が、また可
動片26の先端に近接スイッチ28が互いに対向して取付け
られている。そして近傍スイッチ28とドッグ27とは同一
供給圧力で同一線上を保つように調整されている。また
ピストンロッド4の左側移動端に接近して空づかみ検出
用近接スイッチ29が取付けられている。
続いて本実施例の作用について説明する。
工作物Wの形状,肉厚及び切削条件が決まると、手動
切換弁22をI位置に切換え、管路21が開いてチェックバ
ルブ18のバイパス路を開き、圧力計14を見ながら減圧弁
8を調整してチェック圧力の設定を行う。この圧力設定
時には両プレッシャアクチュエータ17,20に同一圧力が
作用するので、ドッグ27と近接スイッチ28は同時に等量
同一線上を保って移動される。そして設定圧P1kg/cm2
調整が終わると、手動切換弁22をII位置に切換えて、バ
イパス管路21を閉止すると、近接スイッチ28の下降はチ
ェックバルブ18により阻止されるようになる。
次いでチェック1の把持爪1a内に工作物Wを挿入し、
チャック閉指令によりソレノイドSOL2に通されて、電磁
切換弁10がIV位置に切換えられると、設定圧P1が回転シ
リンダ2の右室に供給されて、ピストン3が左行され、
連結棒5を介して把持爪1aが閉じて工作物Wを把持す
る。把持爪1aが閉じる過程即ちピストン移動中は、第2
図に示すように設定圧P1がP2kg/cm2に低下し、工作物把
持と同時と再びP1に戻る。この圧力変動に対応してプレ
ッシャアクチュエータ17の可動片25に付いているドッグ
27が下降して、近接スイッチ28から一旦離れ、工作物把
持と同時に再び元の位置に戻り、近接スイッチ28から把
持確認信号が出力される。
加工が終わってチャック開指令により、チャック持爪
1aを開いて工作物Wを解放する場合にも同様にピストン
3の右行中にドッグ27が下降し、チャック把持爪が開き
終わると元に戻り、近接スイッチ28から解放確認信号が
出る。この解放と把持の確認信号は、どちらも同一信号
であるが、チャック閉指令時は把持確認信号、チャック
開指令時は解放確認信号と制御装置内で分別されてい
る。
また工作物把持時の工作物落下事故等による空づかみ
が発生したときは、ピストン3の左側移動端位置でピス
トンロッド4の端面が近接スイッチ29を接近して空づか
み信号を出力する。
続いて第2実施例及びその作用について第3図を参照
して説明する。
第1実施例と異なるところは手動切換弁,チェックバ
ルブ及び圧力計の取付位置で、他は第1実施例と同一で
あり、重複を避けるため同一符号を付して説明を省略す
る。チェックバルブはパイロット付チェックバルブ30が
使用され、手動切換弁31のポートには管路7の途中から
分岐する管路32により元圧Pが送られ、管路15の先端か
ら分岐する管路33により調整圧P1が送られており、手動
切換弁31とタンクTとは管路34により連通されている。
チャック圧力設定時に手動切換弁31をV位置に切換える
と、管路33が管路37を介して圧力計35に連通されて設定
圧を表示する。また管路32はチェックバルブ30のパイロ
ット管路36に連通されてチェックバルブ30を開き、プレ
ッシャアクチュエータ20の可動片が供給圧力に連動する
ようになり、設定圧の調整が行われる。調整が終わって
手動切換弁31をIV位置に切換えると、パイロット管路36
は管路34を介してタンクTに連通され、チェックバルブ
30が作用するようになり、管路32及び圧力計35の管路37
はともに閉止され、圧力計35は設定圧P1を表示したまま
停止する。これにより第1実施例に比べて圧力計35の保
護と手動切換弁31の切換え動作の確認ができる利点が付
加される。そして前述と同様の手順で工作物把持確認が
行われる。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
2個並設されたプレッシャアクチュエータの一方をチ
ェックバルブにより可動片の下降を規制し、他方を圧力
変化に対応して可動片の移動可能とし、一方の可動片に
近接スイッチを、他方の可動片にドッグを設けて把持確
認信号を出力するようになし、チャック圧力設定時には
チェックバルブのバイパス路の開いて可動片が移動でき
る状態にして圧力設定を行い、設定圧調整後バイパス路
を閉じて可動片の下降を規制するようになしたので、工
作物径の変更又はチャック圧力設定時に確認装置の調整
が不要となり径の異なる各種工作物の連続加工に対して
無調整で対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の回路図、第2図はチャッ
ク開閉動作に伴う圧力変化を表すグラフ図、第3図は本
発明の第2実施例の回路図、第4図は従来の近接スイッ
チ又はリミットスイッチによる把持確認装置の説明図、
第5図は従来のプレッシャスイッチによる把持確認装置
の説明図である。 10……電磁切換弁 17,20……プレッシャアクチュエータ 18,30……チェックバルブ 25,26……可動片、21……バイパス管路 22,31……手動切換弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャック(1)の把持爪(1a)開閉用切換
    弁(10)への流体圧供給路(9)の分岐路(16)に第1
    プレッシャアクチュエータ(17)を設け、前記供給路の
    分岐路(19)にチェックバルブ(18)を介装して第2プ
    レッシャアクチュエータ(20)を前記第1プレッシャア
    クチュエータと並列に設け、前記第1プレッシャアクチ
    ュエータ及び第2プレッシャアクチュエータの可動片
    (25,26)の一方にドッグ(27)を他方に前記ドッグに
    対向してスイッチ(28)を設け、前記チェックバルブ
    (18)のバイパス路(21)に開閉弁(22)を設けてな
    り、チャックの把持圧力調整時に第2プレッシャアクチ
    ュエータの可動片が設定圧の変化に対応して移動できる
    ようにしたことを特徴とするパワーチャックの把持確認
    装置。
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