JPH0232119B2 - - Google Patents

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JPH0232119B2
JPH0232119B2 JP60180743A JP18074385A JPH0232119B2 JP H0232119 B2 JPH0232119 B2 JP H0232119B2 JP 60180743 A JP60180743 A JP 60180743A JP 18074385 A JP18074385 A JP 18074385A JP H0232119 B2 JPH0232119 B2 JP H0232119B2
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JP
Japan
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holding
workpiece
actuator
holding member
detector
Prior art date
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Application number
JP60180743A
Other languages
English (en)
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JPS6244387A (ja
Inventor
Shigeru Tani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP18074385A priority Critical patent/JPS6244387A/ja
Publication of JPS6244387A publication Critical patent/JPS6244387A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ハンドリングロボツト等で物体を保持する際
に、保持力はスプリング等で与え、開放を流体圧
シリンダなどで与えることにより、常時一定の力
で物体を保持可能とし、かつアクチユエータの駆
動部と保持部材との間に長孔などで遊びを持たせ
ることで、物体の保持状態かどうかを確実に検出
可能とし、ハンドリング装置の誤動作を防止す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、産業用ロボツト等に適する物体を保
持する機構、特に常時一定の力で保持でき、かつ
保持されているかどうかを確実に検出できる保持
機構に関する。
〔従来の技術〕
第4図は本発明の発明者が実願昭57−196836号
として提案したロボツトハンドを示す平面図であ
る。ロボツトハンドのベース1には、2本のガイ
ド軸2と3が、互いに平行になるように固設され
ており、両平行ガイド軸2,3にガイドされて移
動するように、可動ブロツク4,5が取付けられ
ている。両可動ブロツク4,5には、互いに対向
するようにラツク6,7が取付けられ、両ラツク
6,7間に、両ラツク6,7とかみ合うようにピ
ニオン8が軸支されている。片方の可動ブロツク
4にはフインガー9が取付けられ、他方の可動ブ
ロツク5にはフインガー10が取付けられてい
る。
このような構成になつているので、図示されて
いないアクチユエータで、ピニオン8を矢印a1
向に回転させると、可動ブロツク4,5は、それ
ぞれ矢印a2,a3で示すように、逆向きに平行移動
し、フインガー9,10を閉じる方向に動作す
る。ピニオン8を矢印a1と逆向きに回転させる
と、可動ブロツク4,5も矢印a2,a3と逆向きに
移動し、フインガー9,10を開く。
ベース1の裏面には、可動ブロツク4,5を駆
動するアクチユエータが取付けられる。例えば流
体圧シリンダが、ベース1に取付けられ、そのピ
ストンロツドが片方の可動ブロツク例えば5に連
結される。いま該可動ブロツク5が矢印a3方向に
駆動されると、ピニオン8を介してラツク6が矢
印a2方向に駆動され、フインガー9,10が閉じ
る。逆に可動ブロツク5が矢印a3と逆向きに駆動
されると、ピニオン8を介して可動ブロツク4が
矢印a2と逆向きに駆動され、フインガー9,10
が開放する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フインガー9,10の開閉は、アクチユエータ
の往復動で行なわれ、したがつてワークWの保持
も、アクチユエータの力で行なわれる。すなわち
アクチユエータでフインガー9,10を開放した
状態で、ワークWがフインガー9,10間にセツ
トされ、次いでアクチユエータでフインガー9,
10を閉じる方向に駆動し、鎖線で示すように保
持爪がワークWに当接することで保持される。こ
のときの保持力は、アクチユエータによつて与え
られる。
このようにアクチユエータによる駆動力で直接
ワークWを保持する場合、駆動力が強過ぎると、
ワークWが湾曲したりし、弱過ぎるとワークWの
保持が不確実で脱落する恐れがある。アクチユエ
ータとしてエアシリンダを使用する場合は、圧力
調整器を装備することで、保持力を調節すること
もできるが、各保持機構ごとに圧力調整器を装備
するのはコトス高となる。またワークを保持した
ら、その状態を確認してから、次の工程に移行す
るが、アクチユエータで直接ワークを保持する構
成では、ワークが保持されているかどうかを正確
かつ迅速に検出することが困難である。実開昭47
−18280号公報に記載の技術も、ワークを挟持す
る爪の開閉力はシリンダで与えられるため、常時
一定の力でワークを挟持することができない。
本発明の技術的課題は、従来の保持機構におけ
るこのような問題を解消し、簡単な構成でワーク
保持力を一定に維持でき、しかもワークを保持し
ているかどうかを正確かつ迅速に検出可能とする
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明による保持機構の基本原理を説
明する平面図である。9,10はワークWを保持
する保持部材であり、片方の保持部材9の基端4
またはベース等に流体圧シリンダ等のようなアク
チユエータ11が取付けられ、他方の保持部材1
0の基端5に、アクチユエータ11の駆動力出力
部例えばピストンロツド12が連結されている。
ピストンロツド12は直接保持部材10の基端5
に取付けられるのでなく、保持部材基端5および
ピストンロツド12の片方にピン13が、他方に
該ピン13が嵌入する長孔14が設けられてい
る。流体圧シリンダ11は、そのピストンロツド
12が進出する際に、保持部材基端5が保持部材
10の開放方向に駆動される。そして保持部材1
0の閉鎖方向の駆動は、コイルバネなどのような
弾性手段15で行なわれる。
また保持部材10が丁度ワークWを保持してい
る状態における、部材5の位置をピン13の位置
の形で検出する保持状態検出器S1と、ピストン
ロツド12の進出状態のストローク端を検出する
終端検出器S2と、ピストンロツド12の後退時
のストローク端を検出する始端検出器S3とをそ
れぞれ備えている。検出器S2,S3は、例えば
磁気検出スイツチで構成し、ピストン16に永久
磁石を取付けることで、ピストン16が始端位置
に有ることを始端検出器S3で検出し、ピストン
16が終端位置に有ることを終端検出器S2で検
出できる。
〔作用〕
まずワークWが存在しない状態について説明す
る。流体圧シリンダ11のピストンロツド12が
後退すると、保持部材基端5は、コイルバネ15
で矢印a4方向に駆動され、保持部材10,9間
が閉じた状態となる。ワークWを保持するには、
まず流体圧シリンダ11が作動してそのピストン
ロツド12で保持部材基端5がコイルバネ15に
抗して、矢印a4と逆向きに駆動される。こうし
て保持部材10,9が開放した状態で、ワークW
がセツトされ、流体圧シリンダ11が後退方向に
駆動されると、ピストンロツド12が引つ込む。
すると保持部材基端5は、コイルバネ15で保持
部材10,9の閉鎖方向に駆動され、保持部材1
0,9がワークWに当接すると、それ以上移動で
きず、停止する。このとき、ピストンロツド12
は引き続き後退し、ピストン16が始端検出器S
3に検出されるまで移動するのに対し、保持部材
基端5はワークWに妨げられて移動できないた
め、ピン13は長孔14の途中で停止する。この
ように、保持部材基端5すなわちピン13が途中
で停止すると、保持状態検出器S1で検出され
る。このように保持状態検出器S1がオンで、か
つ始端検出器S3もオンであれば、ワークが保持
されていることになる。ピストンロツド12がス
トローク端まで進出して終端検出器S2がオンす
ると、保持部材10,9が全開していることにな
り、またピストンロツド12がストローク端まで
後退して、始端検出器S3がオンし保持状態検出
器S1がオフだと、保持部材10,9が全閉して
いることになる。
〔実施例〕
次に本発明による保持機構が実際上どのように
具体化されるかを実施例で説明する。第1図の基
本原理図では、保持部材9側は保持部材基端4と
共にベース側に固定構造となつているが、第2図
のように保持部材9および保持部材基端4も、他
方の保持部材10およびその保持部材基端5に対
し相対的に移動可能とすることもできる。すなわ
ち第2図においては、それぞれの保持部材基端
5,4が共にガイド軸2,3で、直線移動可能に
ガイドされ、流体圧シリンダ11は、保持部材基
端4に取付けられている。そして保持部材基端
4,5には、ラツク6,7が設けられ、かつ両ラ
ツク6,7間にピニオン8が軸支されている。し
たがつて流体圧シリンダ11のピストンロツド1
2が進出すると、保持部材10,9が同じ距離ず
つ開放方向に移動する。逆にピストンロツド12
が後退すると、コイルバネ15で保持部材基端5
が保持部材10の閉鎖方向に駆動され、このとき
ピニオン8、ラツク6,7を介して保持部材基端
4、保持部材9も閉鎖方向に移動する。なお流体
圧シリンダ11は、第4図に説明したように、ベ
ース1側に取付けることもでき、このときベース
1の裏側に取付けるのが良い。
〔動作説明〕
第3図は流体圧シリンダ11がベース1側に連
結された実施例におけるワークWの保持動作を工
程順に示す平面図である。イは、ピストンロツド
12がストローク端まで進出した状態であり、長
孔14の端部でピン13を押すことで、コイルバ
ネ15に抗して保持部材基端5,4を押し拡げる
ので、長孔14の端部がピン13に接している。
そしてこの状態では、連結ブロツク17のカム1
8がマイクロスイツチから成る保持状態検出器S
1を通過しているので、このスイツチS1はオフ
状態で、終端検出器S2のみがオンとなる。
次にイの状態からピストンロツド12が全部引
つ込むと、ロの状態となる。このときカム18が
保持状態検出器S1を通過してオフとするので、
始端検出器S3のみがオンとなる。
イのように保持部材10,9が全開の状態にお
いて、ワークがセツトされ、次いで流体圧シリン
ダ11のピストンロツド12が後退すると、ハの
状態となる。すなわちピストンロツド12が始端
まで後退し、始端検出器S3がオンとなる。また
コイルバネ5で保持部材基端5,4が閉鎖方向に
駆動されるが、途中にワークWが有るために、保
持部材10,9がワークWに当接し、コイルバネ
15のバネ力でワークWの保持が行なわれる。ま
た保持部材10,9がワークWに当接するため、
ピン13も途中で停止して長孔14の途中に位置
し、保持状態検出器S1がカム18に当接してオ
ンする。したがつて保持状態検出器S1と始端検
出器S3の2つがオン状態となる。
このように各検出スイツチS1,S2,S3の
オン・オフ状態が、イ、ロ、ハそれぞれにおいて
異なるので、3つのスイツチの検出信号によつ
て、各状態を確実に確認できる。またイの全開状
態から、ワークWを保持することなしにロの全閉
状態に移行する場合も、ピン13が保持状態検出
器S1を通過する際に該検出器S1がオンする
が、それは一瞬であり、しかも通過時点では始端
検出器S3は未だオンになつていない(ワークW
を保持する際に衝撃を与えないように、ピストン
ロツド12の引つ込み方向動作は比較的遅い)た
め、ハのように両検出スイツチS1,S3の双方
がオン状態となることはなく、より正確かつ瞬時
に検出できる。
なおピストンロツド12と保持部材基端5間の
ストロークBの遊び機構として、長孔14とその
中に植設されたピン13を例示したが、同様な作
用が得られれば他の機構でも良い。保持部材1
0,9は、保持部材基端5,4と一体構成であつ
ても、別々の部材を連結した構成であつても差支
えない。またアクチユエータとして流体圧シリン
ダを例示したが、他の駆動手段でも原理は同じで
あり、検出器S1,S2,S3の種類や取付け部
も任意に選択できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、流体圧シリンダ
などのアクチユエータは、保持部材10,9を開
放する際の駆動源となるが、ワークWを保持する
力は、コイルバネ15で与えられるので、ワーク
Wの大きさが同じである限り、ワークWを保持す
る力は常時一定となる。したがつて従来のように
圧力調整器などを装備する必要がない。またバネ
力でワークWを保持するので、空気圧配管や電磁
弁などの空気漏れなどの障害が発生したり、誤動
作したりして、流体圧シリンダ11への圧縮空気
供給が止まつたりしても、ワークWは保持された
ままとなり、途中で脱落するような恐れもない。
さらに3つの検出スイツチS1,S2,S3の検
出信号によつて、ワークWが保持されているかど
うかを正確に、かつ瞬時に検出できるので、ワー
クWがチヤツクされると直ちに次の工程に移行す
ることができ、自動化工程の高速化、高信頼化に
有効である。
特に、アクチユエータ11の駆動部と該アクチ
ユエータ11で駆動される保持部材10との間に
は、アクチユエータ11の動作方向に対し、スト
ロークBの遊びをもたせて、保持部材10がワー
クWに当接して保持状態検出器S1の位置で停止
しても、アクチユエータ11の駆動部は始端位置
まで移動して、始端検出器S3で検出され、保持
部材9,10が保持状態にあることを検出する構
成になつている。そのため、ワークが保持状態に
あるかどうかを正確に検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による保持機構の基本原理を説
明する平面図、第2図は本発明の実施例を示す平
面図、第3図は保持動作を工程順に示す平面図、
第4図は従来の保持機構を示す平面図である。 図において、4,5は保持部材基端(可動ブロ
ツク)、9,10は保持部材(フインガー)、11
はアクチユエータ(流体圧シリンダ)、12はピ
ストンロツド、13はピン、14は長孔、15は
コイルバネ(弾性手段)、S1は保持状態検出器、
S2は終端検出器、S3は始端検出器をそれぞれ
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1対の保持部材9,10をアクチユエータ1
    1で相対的に開閉動作させることで、物体Wを保
    持する機構において、 物体Wを保持する方向の力を保持部材9,10
    に与えるための弾性手段15と、前記弾性手段1
    5に抗して保持部材9,10を開放する方向の力
    を与えるアクチユエータ11と、を備えると共
    に、 アクチユエータ11の駆動部と該アクチユエー
    タ11で駆動される保持部材10との間には、ア
    クチユエータ11の動作方向に対し、ストローク
    Bの遊びをもたせて成り、 保持部材9,10の閉鎖時のストローク端を検
    出する検出器S3と、保持部材による保持状態を
    検出する保持状態検出器S1とを備え、それぞれ
    の検出器の出力の組合わせで物品の保持を検出す
    るように構成してなること、 を特徴とする保持機構。
JP18074385A 1985-08-16 1985-08-16 保持機構 Granted JPS6244387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18074385A JPS6244387A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18074385A JPS6244387A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 保持機構

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Publication Number Publication Date
JPS6244387A JPS6244387A (ja) 1987-02-26
JPH0232119B2 true JPH0232119B2 (ja) 1990-07-18

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ID=16088534

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JP18074385A Granted JPS6244387A (ja) 1985-08-16 1985-08-16 保持機構

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002141395A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Assist Japan Kk 基板保持における基板有無確認方法及び装置
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JPS6244387A (ja) 1987-02-26

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