JPH03183776A - アモルファスbn膜の製造方法及びアモルファスbn膜 - Google Patents
アモルファスbn膜の製造方法及びアモルファスbn膜Info
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- JPH03183776A JPH03183776A JP1322364A JP32236489A JPH03183776A JP H03183776 A JPH03183776 A JP H03183776A JP 1322364 A JP1322364 A JP 1322364A JP 32236489 A JP32236489 A JP 32236489A JP H03183776 A JPH03183776 A JP H03183776A
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主にX線リソグラフィのマスクメンブレンと
して使用されるアモルファスBN膜の製造方法とアモル
ファスBN[lとに関するものである。
して使用されるアモルファスBN膜の製造方法とアモル
ファスBN[lとに関するものである。
CVD法でアモルファスBN膜を製造する方法としては
、常圧CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法が知
られている0反応ガスとしては。
、常圧CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法が知
られている0反応ガスとしては。
B源としてはB、H,やBCl、が使用され、N源とし
てはNH,やN、が使用されている(例えば、ム、C,
Adams&C,D、Capio:J、Electro
chem、Soc、、127(1980)399)。
てはNH,やN、が使用されている(例えば、ム、C,
Adams&C,D、Capio:J、Electro
chem、Soc、、127(1980)399)。
X線リソグラフィのマスクメンブレンとして使用するた
めには、XMの透過率が大きいという基本的性質の他に
、 (1)可視光の透過率がよいこと。
めには、XMの透過率が大きいという基本的性質の他に
、 (1)可視光の透過率がよいこと。
(2)引っ張り残留応力を有すること。
(3)X線を照射した際、光透過率や応力が変化しない
ことが要求される。
ことが要求される。
しかし、上記の方法で製造したアモルファスBN膜では
、前記の3点の要求を同時に満たすことができなかった
。
、前記の3点の要求を同時に満たすことができなかった
。
本発明者らは、減圧CVD法又はプラズマCVD法でB
、H,に代えてBF、を使用して成膜した結果、引っ張
り残留応力を付与した状態での光透過率が若干向上する
ことが分かった(特開昭63−254725) 。
、H,に代えてBF、を使用して成膜した結果、引っ張
り残留応力を付与した状態での光透過率が若干向上する
ことが分かった(特開昭63−254725) 。
又、本発明者らは減圧CVD法でN源として有機窒素化
合物を使用した結果、引っ張り残留応力を付与した状態
で良好な光透過率が得られることが分かった。しかし、
X線を照射した際この膜は著しく応力が変化した(特願
昭62−177749号)。
合物を使用した結果、引っ張り残留応力を付与した状態
で良好な光透過率が得られることが分かった。しかし、
X線を照射した際この膜は著しく応力が変化した(特願
昭62−177749号)。
一方、プラズマCVD法は低温での成膜が可能であり、
引っ張り応力を付与することが比較的容易であり、かつ
バンドギャップが広いため光透過率に優れる。しかし、
プラズマCVD法で製造した′アモルファスBN膜は水
素を多量に含むため、XMを照射すると水素が解離し、
応力や光透過率が変化するという欠点が明らかになって
きた(−0A、Jonson et al、:JJac
、Sci、Technol、B5.(1987)257
)。
引っ張り応力を付与することが比較的容易であり、かつ
バンドギャップが広いため光透過率に優れる。しかし、
プラズマCVD法で製造した′アモルファスBN膜は水
素を多量に含むため、XMを照射すると水素が解離し、
応力や光透過率が変化するという欠点が明らかになって
きた(−0A、Jonson et al、:JJac
、Sci、Technol、B5.(1987)257
)。
上記の方法で製造したアモルファスBN膜をX線リソグ
ラフィのマスクメンブレンとして使用する場合には下記
の問題があった。
ラフィのマスクメンブレンとして使用する場合には下記
の問題があった。
XMリソグラフィのマスクメンブレンには、前述したよ
うに、 (1)可視光の透過率がよいこと。
うに、 (1)可視光の透過率がよいこと。
(2)引っ張り残留応力を有すること。
(3)X線を照射した際、光透過率や応力が変化しない
こと。
こと。
が要求される。しかし、前項で述べたようにこの要求を
全て満たす膜は製造できなかった。
全て満たす膜は製造できなかった。
本発明の目的は、減圧CVD法により、引っ張り残留応
力を付与した状態で光透過率を低下させることなく、か
つX線を照射した際、応力や光透過率が変化しない安定
なアモルファスBN膜を提供するとともに、その製造方
法を提供することである。
力を付与した状態で光透過率を低下させることなく、か
つX線を照射した際、応力や光透過率が変化しない安定
なアモルファスBN膜を提供するとともに、その製造方
法を提供することである。
本発明の製造方法は、反応ガスとして弗化ホウ素(BF
3)と有機化合物とを使用して、減圧CVD法で成膜す
ることを特徴とするアモルファスBN膜の製造方法であ
る。
3)と有機化合物とを使用して、減圧CVD法で成膜す
ることを特徴とするアモルファスBN膜の製造方法であ
る。
有機化合物としては、CH,NH,、C,H,NH、、
(CH,)、NH,(CH,)、N、OH,CHCN、
(CH,)、N、cH,cN、(CH,)、(NH
)□HCNなどがある6反応温度は400℃〜750℃
が適切であり、有機窒素化合物としてCH,NH,を使
用した時は、CH,NH,/BF。
(CH,)、NH,(CH,)、N、OH,CHCN、
(CH,)、N、cH,cN、(CH,)、(NH
)□HCNなどがある6反応温度は400℃〜750℃
が適切であり、有機窒素化合物としてCH,NH,を使
用した時は、CH,NH,/BF。
の割合が1〜30であることが望ましい。
本発明のアモルファスBN膜は、重量比で、50%〜6
0%のBと、残部がN及びFとCからなることを特徴と
する。
0%のBと、残部がN及びFとCからなることを特徴と
する。
本発明者らは上記製造方法に到達する迄に、アモルファ
スBN膜の残留応力と光透過率との関係について種々検
討した。
スBN膜の残留応力と光透過率との関係について種々検
討した。
その結果、B、HlとNH,とを反応ガスとして使用し
てアモルファスBN膜を減圧CVD法で成膜すると、残
留応力が引っ張り応力から圧縮応力に変化すると光透過
率が低下することが明らかとなった。このような傾向を
示す原因は次のように考えられる。
てアモルファスBN膜を減圧CVD法で成膜すると、残
留応力が引っ張り応力から圧縮応力に変化すると光透過
率が低下することが明らかとなった。このような傾向を
示す原因は次のように考えられる。
減圧CVD法でB、H,とNH,とを反応ガスとして使
用した場合、引っ張り応力は低温成膜に於いて実現され
るが、一般に低温で成膜するとBとNの組成比B/Nは
B/N>1となる。一方、光透過率を支配するバンドギ
ャップは、化学結合論的にいえば、隣接する原子対の結
合状態と反結合状態のエネルギー差に対応している。こ
のエネルギー差は、対を作る2つの原子のエネルギー単
位差が大きい程大きい、従って、BNgにおいては、B
−N対はバンドギャップを広げるが、B−B対或いはN
−N対はバンドギャップを狭くする効果を持つ。従って
、B/N>1の場合は必然的にB−B対が形成されるこ
とになり、これがバンドギャップを狭くする原因と考え
られる。
用した場合、引っ張り応力は低温成膜に於いて実現され
るが、一般に低温で成膜するとBとNの組成比B/Nは
B/N>1となる。一方、光透過率を支配するバンドギ
ャップは、化学結合論的にいえば、隣接する原子対の結
合状態と反結合状態のエネルギー差に対応している。こ
のエネルギー差は、対を作る2つの原子のエネルギー単
位差が大きい程大きい、従って、BNgにおいては、B
−N対はバンドギャップを広げるが、B−B対或いはN
−N対はバンドギャップを狭くする効果を持つ。従って
、B/N>1の場合は必然的にB−B対が形成されるこ
とになり、これがバンドギャップを狭くする原因と考え
られる。
一方、プラズマCVD法は低温での成膜が可能であり、
引っ張り応力を付与することが比較的容易であり、かつ
バンドギャップが広いため光透過率に優れる。しかし、
プラズマCVD法で製造したアモルファスBNvXは水
素を多量に含むため、XMを照射すると水素が解離し、
応力や光透過率が変化するという欠点がある。
引っ張り応力を付与することが比較的容易であり、かつ
バンドギャップが広いため光透過率に優れる。しかし、
プラズマCVD法で製造したアモルファスBNvXは水
素を多量に含むため、XMを照射すると水素が解離し、
応力や光透過率が変化するという欠点がある。
本発明者らは上記の考察結果に基づき、反応ガスとして
NH,とN、以外の種々のガスを使用して減圧CVD法
により成膜を試みた結果、CH,NHlを使用すると、
引っ張り残留応力を付与した状態で良好な光透過率が得
られることがわかった。
NH,とN、以外の種々のガスを使用して減圧CVD法
により成膜を試みた結果、CH,NHlを使用すると、
引っ張り残留応力を付与した状態で良好な光透過率が得
られることがわかった。
更に、B、H,に代えてBF、を使用して成膜すると、
X線を照射した際、応力や光透過率が変化せず、安定な
アモルファスBN膜が得られることがわかった。
X線を照射した際、応力や光透過率が変化せず、安定な
アモルファスBN膜が得られることがわかった。
CH,N H,以外、C,H,NH,、(CH,) 、
NH,(CH,) 、Nを使用しても同様な結果が得ら
れ、いずれもCが含有される。このことから、成膜時に
おける良好な特性の原因は以下のように考えられる。上
記のガスを使用したことにより、膜中への過剰なりの混
入が押さえられて、光透通事低下の原因となるB−B対
が減少し、かわりにB−C財政いはN−C対が形成され
る。これらの対によって生じる結合状態と反結合状態の
エネルギー差は、B−B対によってできるものより大き
いため、全体としてのバンドギャップは大きくなる。
NH,(CH,) 、Nを使用しても同様な結果が得ら
れ、いずれもCが含有される。このことから、成膜時に
おける良好な特性の原因は以下のように考えられる。上
記のガスを使用したことにより、膜中への過剰なりの混
入が押さえられて、光透通事低下の原因となるB−B対
が減少し、かわりにB−C財政いはN−C対が形成され
る。これらの対によって生じる結合状態と反結合状態の
エネルギー差は、B−B対によってできるものより大き
いため、全体としてのバンドギャップは大きくなる。
また、xI!照射によってもなお安定であるのは、未結
合手(ダングリングボンド)をF原子が終端し、その結
合が水素原子による結合より強いため、xgによっても
解離しにくくなっていると考えられる。
合手(ダングリングボンド)をF原子が終端し、その結
合が水素原子による結合より強いため、xgによっても
解離しにくくなっていると考えられる。
以下、実施例に従い詳細に説明する。
減圧CVD法により、反応温度650℃、反応圧力0
、 5 Torrで反応ガスとしてBF、、 CH,N
H3、キャリアガスとしてHlを使用して、CH。
、 5 Torrで反応ガスとしてBF、、 CH,N
H3、キャリアガスとしてHlを使用して、CH。
NH,/BF、=1〜30の範囲で膜厚2−のアモルフ
ァスBN膜を成膜した。基板には2インチSiウェハと
石英板とを使用し、Siウェハのそり量をフラットネス
テスターにより測定し、残留応力を次式により評価した
。
ァスBN膜を成膜した。基板には2インチSiウェハと
石英板とを使用し、Siウェハのそり量をフラットネス
テスターにより測定し、残留応力を次式により評価した
。
o=E/3 (l v’)’ (ts/r)(δ/
d)但し、O:応力、V:ポアソン比、E:ヤング率、
r:ウェハの半径、t、:ウエハの厚み、d:II厚、
δ:そり量、また、石英板を使って可視光領域(波長6
30nm)での光透過率を測定し、残留応力と光透過率
の測定結果を第1表に示した。
d)但し、O:応力、V:ポアソン比、E:ヤング率、
r:ウェハの半径、t、:ウエハの厚み、d:II厚、
δ:そり量、また、石英板を使って可視光領域(波長6
30nm)での光透過率を測定し、残留応力と光透過率
の測定結果を第1表に示した。
又、150kJ/−のXMを照射し安定性を調べた。安
定性は、照射前後のメンブレンの光透過率と残留応力を
測定し、光透過率と残留応力の変化の大小によって評価
し、前記条件に対応して第1表に示した。
定性は、照射前後のメンブレンの光透過率と残留応力を
測定し、光透過率と残留応力の変化の大小によって評価
し、前記条件に対応して第1表に示した。
第
表
*T;引張り残留応力
C;圧縮残留応力
T、 Cの残留応力の単位はX 10 ’dyne/a
+tXMリソグラフィのマスクメンブレンとしてアモル
ファスBN膜を使用する場合、引っ張り残留応力を有し
、かつアライメント(位置会わせ)のため、光透過率6
0%以上が要求される。第1表より、本実施例の反応ガ
スCH,NHいBF、を使用したものは、 CH,NH
,/BF、冨1〜30の範囲で光透過率が70%以上で
あり、マスクメンブレンに適したアモルファスBN膜を
成膜できることがわかる。しかし、残留応力が大き過ぎ
ると後工程で割れる恐れがあるため、実用上は8×10
”dyne/ad以下とするのが好ましいので、好ま
しくはCHsNH1/BF、が10より大とするべきで
ある。X線照射による光透過率の変化は、いずれのガス
比率でも10%以下であって、マスクメンブレンに適し
ている。但し、CH,NH,/BF、が30では、残留
応力が圧縮応力となるので、好ましくはCH,NH,/
BF、が30より小とすべをである。残留応力はBの組
成比により大きく変化する1本発明においては、ガス比
率を固定しても反応温度によってBの組成化が若干変化
するので、反応温度によってはCH,NH,/BP、が
lでも残留応力が殆ど零のものが得られ、又OH,NH
,/BF、が30でも残留応力が引っ張り応力となるも
のが得られる。従って、CH,NH1/B F、の範囲
は1〜30とする。
+tXMリソグラフィのマスクメンブレンとしてアモル
ファスBN膜を使用する場合、引っ張り残留応力を有し
、かつアライメント(位置会わせ)のため、光透過率6
0%以上が要求される。第1表より、本実施例の反応ガ
スCH,NHいBF、を使用したものは、 CH,NH
,/BF、冨1〜30の範囲で光透過率が70%以上で
あり、マスクメンブレンに適したアモルファスBN膜を
成膜できることがわかる。しかし、残留応力が大き過ぎ
ると後工程で割れる恐れがあるため、実用上は8×10
”dyne/ad以下とするのが好ましいので、好ま
しくはCHsNH1/BF、が10より大とするべきで
ある。X線照射による光透過率の変化は、いずれのガス
比率でも10%以下であって、マスクメンブレンに適し
ている。但し、CH,NH,/BF、が30では、残留
応力が圧縮応力となるので、好ましくはCH,NH,/
BF、が30より小とすべをである。残留応力はBの組
成比により大きく変化する1本発明においては、ガス比
率を固定しても反応温度によってBの組成化が若干変化
するので、反応温度によってはCH,NH,/BP、が
lでも残留応力が殆ど零のものが得られ、又OH,NH
,/BF、が30でも残留応力が引っ張り応力となるも
のが得られる。従って、CH,NH1/B F、の範囲
は1〜30とする。
また、X線回折及び電子線回折により本発明のものは回
折パターンが現れないことを確認した。
折パターンが現れないことを確認した。
なお、前記実施例では反応ガスとしてBF、とCH,N
H,を使用したが、CH,NH,の代わりにC,H,N
H,、(CH,)、NHあるいは(CH,)、Nを使用
しても前期実施例と同様の結果が得られた。また、反応
ガスとしてCH,CN、CH,CHCN、 (CH,
)、N、CH,NH□ (CH,) @(NH)、、あ
るいはHCNを使用しても前記実施例と同様の結果が得
られるはずである。
H,を使用したが、CH,NH,の代わりにC,H,N
H,、(CH,)、NHあるいは(CH,)、Nを使用
しても前期実施例と同様の結果が得られた。また、反応
ガスとしてCH,CN、CH,CHCN、 (CH,
)、N、CH,NH□ (CH,) @(NH)、、あ
るいはHCNを使用しても前記実施例と同様の結果が得
られるはずである。
本発明によりアモルファスBN膜を製造し、それをX線
リソグラフィのマスクメンブレンとして使用すると、残
留応力を付与した状態で光透過率に優れ、X線の照射に
対し安定であるため、アライメントが容易で、高精度の
X線リソグラフィが可能である。
リソグラフィのマスクメンブレンとして使用すると、残
留応力を付与した状態で光透過率に優れ、X線の照射に
対し安定であるため、アライメントが容易で、高精度の
X線リソグラフィが可能である。
Claims (5)
- (1)減圧CVD法を用い、反応ガスとして、有機窒素
化合物と、弗化ホウ素(BF_3)とを使用することを
特徴とするアモルファスBN膜の製造方法。 - (2)請求項1において、有機窒素化合物が、CH_3
NH_3,C_2H_5NH_2,(CH_3)_2N
H,(CH_3)_2N,CH_3CN,CH_3CH
CN,(CH_3)_2N,(CH_3)_2(NH)
_2,HCNのうちの一つであることを特徴とするアモ
ルファスBN膜の製造方法。 - (3)請求項1において、有機窒素化合物が、CH_3
NH_2であり、CH_3NH_2/BF_3の割合が
1〜30であることを特徴とするアモルファスBN膜の
製造方法。 - (4)請求項1ないし3において、反応温度が400℃
〜750℃であることを特徴とするアモルファスBN膜
の製造方法。 - (5)重量比で50%〜60%のBと、残部がN及びC
とFとからなることを特徴とするアモルファスBN膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1322364A JPH03183776A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | アモルファスbn膜の製造方法及びアモルファスbn膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1322364A JPH03183776A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | アモルファスbn膜の製造方法及びアモルファスbn膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03183776A true JPH03183776A (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=18142820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1322364A Pending JPH03183776A (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | アモルファスbn膜の製造方法及びアモルファスbn膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03183776A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6794284B2 (en) | 2002-08-28 | 2004-09-21 | Micron Technology, Inc. | Systems and methods for forming refractory metal nitride layers using disilazanes |
US6967159B2 (en) | 2002-08-28 | 2005-11-22 | Micron Technology, Inc. | Systems and methods for forming refractory metal nitride layers using organic amines |
US6995081B2 (en) | 2002-08-28 | 2006-02-07 | Micron Technology, Inc. | Systems and methods for forming tantalum silicide layers |
US7521356B2 (en) | 2005-09-01 | 2009-04-21 | Micron Technology, Inc. | Atomic layer deposition systems and methods including silicon-containing tantalum precursor compounds |
-
1989
- 1989-12-12 JP JP1322364A patent/JPH03183776A/ja active Pending
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