JPH03183275A - 電子的撮像装置およびその製造装置 - Google Patents

電子的撮像装置およびその製造装置

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JPH03183275A
JPH03183275A JP1322883A JP32288389A JPH03183275A JP H03183275 A JPH03183275 A JP H03183275A JP 1322883 A JP1322883 A JP 1322883A JP 32288389 A JP32288389 A JP 32288389A JP H03183275 A JPH03183275 A JP H03183275A
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JP
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imaging device
lens
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adjustment
electronic imaging
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JP1322883A
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Hideaki Yoshida
英明 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子的撮像装置およびその製造装置、詳しく
は、ムービビデオカメラやスチルビデオカメラにおける
距離設定式パワーフォーカスや測距式オートフォーカス
等による焦点設定が可能な電子的撮像装置、および、そ
の撮像装置を製造する装置に関する。
[従来の技術] 通常、ムービビデオカメラやスチルビデオカメラにおけ
るフォーカシングは、指定の距離情報、あるいは、測距
データに基づき、合焦調節機構を介して撮影レンズの繰
出しを行ない合焦がなされるが、従来は、像の鮮鋭度が
最高となるベストピント位置への繰出し量を得るため、
撮影レンズおよび撮像素子の関係位置が製品毎に厳密に
微調整されていた。その従来例を第8,9図によって詳
細に説明する。
第8図は、上記従来例のパワーフォーカス式電子的撮像
装置63のブロック構成図であって、まず、レンズアセ
ンブリ62は撮像光学系を形成する撮影レンズ51と、
それに対応する撮像素子52と、それぞれの位置調整機
構60.61および上記撮影レンズ51の合焦調節機構
59によって構成されている。被写体距離情報指定手段
の可変抵抗器VR56により被写体距離pを人力し、A
/D変換回路57を介してマイクロコンピュータで構成
されるシステムコントローラ53に入力する。そして、
その距離情報に基づき、ドライバ回路58によって合焦
調節機構59を駆動し、距、l1fflに対する合焦位
置まで撮影レンズ51を繰出す。続いて、撮影レリーズ
信号に関連して、上記撮像素子の撮像信号がシステムコ
ントローラ53によって制御される撮像回路54に人力
され、映像信号として記録回路55に出力される。なお
、測光系やホワイトバランス系等の回路はブロック構成
図に図示していない。また、上記被写体距離情報指定手
段を静1距センサとするならば、この撮像装置はオート
フォーカス式のものとなる。
上記被写体距離gの逆数(以下、被写体距離情報と称す
)に対して、最適被駆動位置に対応するベストピントの
レンズ繰出しQxは設計値として第9図(A)に示され
るように、 x−K・ (1/ff)  ・・・・・・(1)なる関
係を有しているものである。ここで、比例定数には撮影
レンズ51の焦点距離によって定まる値であって、傾き
角αによりtanαで示される。
また、被写体距Mlはレンズの前側主点から被写体まで
の距離で示し、線図の横軸は距離ρの逆数の被写体距離
情報(1/l)で示すので原点0位置は距1lIloo
に対応する。なお、VR56によって距離情報を入力し
、上記(1〉式の繰出し、Wxを演算してレンズを繰出
す処理、即ち、パワーフォーカシング処理ルーチンは第
10図に示される。
ところが、上記レンズ繰出mxは標準状態における値で
あって、撮影レンズ51のレンズ群相互間の間隔のバラ
ツキや、レンズ単体の精度誤差により、製品毎の黒点距
離はバラツキを有し、更に、撮影レンズ51と撮像索子
52との相対位置が部品寸法や組立精度によって誤差が
生じる。従って、無限遠被写体に対する結像位置と距離
情報(1/11)の0に対するレンズ繰出し量の0位置
とは通常合致しない。また、距離情報変化に対する適正
繰出し量変化、即ち、繰出し量線図の勾配も標準のもの
に対して異なってくる。即ち、第9図(B)に示される
ように被写体距離情報(1/L)に対するベストピント
のレンズ繰出し量Xは、 x−に’ ・(1/1)+xo  ””・・(2)とな
る。ここで、Xoは距離情報(1/jIりOにおける撮
像素子のずれ量であって、K′は該当する撮影レンズ5
1の焦点距離に対応する比例定数であって、上記標準の
比例定数にの値と異なる。
従って、レンズアセンブリ62は上記光学系の調整を必
要とすることになり、その調整装置のブロック構成図を
第11図に示す。レンズアセンブリ62の被写体側にコ
リメータ装置70を配し、一方、撮像素子52の出力を
バイパスフィルタであるHPF71を介して調整用コン
トローラ72に人力する。調整用コントローラ72は調
整機構59を介して撮影レンズ51を駆動する。そして
上記コリメータ装置70に所定の被写体距離に対応する
チャートをセットし、対応する撮影レンズ51の繰出し
位置でベストピント状態となるよう位置調整機構61に
よって撮像素子52の位置を、更に撮影レンズ51のレ
ンズ群間距離等を位置側m機構60によって微調整する
。この調整はコントローラ72の出力により自動調整さ
れてもよく、また、手動によって行なってもよい。この
ようにして調整された(1)式で示される調整後の特性
(第9図(A)の線図、または第9図(B)の点線で示
される繰出し線図)を持つ上記レンズアセンブリ62は
撮像装置63に組込まれる。
上記コリメータ装置70は、無限遠被写体等の等偏光束
を与えるもので、システムの小型化の目的で使用される
。しかし、有限距離の被写体光束が要求されるようなと
きには実被写体が用いられる場合もある。
なお、本出願人による特開昭63−198818号公報
に開示のものは、測距用結像レンズや測距用素子の位置
調整を行なわず、その測定値に基づいて測距値の補正を
行うことの可能な距離検出装置に関するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の撮像装置におけるレンズアセンブ
リ62の撮影レンズ51と撮像素子52との位置調整、
更に撮影レンズ51単体の焦点距離調整は高精度の調整
を必要とするものであり、また、レンズ間の距離とレン
ズ位置は互いの調整位置に相関性を有しているので、か
なりの調整工数を必要とする。更に、それらの調整機構
も必要とするので当然コスト高となると同時に収納スペ
ースも不利となり、大型化は避けらけない。
また、前述の特開昭63−198818号公報に開示の
距離検出装置は距離検出手段に関するものであって、撮
像装置に適用する場合、撮影レンズ位置の微調整を不要
とする技術や被写体距離を指定して合焦させるようなパ
ワーフォーカス手段を有するようなもの、あるいは、撮
像素子のイメージヤ出力を利用する技術についての記載
はなされていない。
本発明の第1の目的は、上記の不具合を解決するため、
撮影レンズ、撮像素子の合焦に対する微調整を不要とし
、実測あるいは設定された距離情報に基づいて合焦調節
を行なうことを可能とし、調整工数も少なく、低コスト
であって高精度の合焦動作を行なう電子的撮像装置を提
供するにある。
更に本発明の第2の目的は、上記撮像装置の製造を行な
うため、指定距離に対する光学像生成手段と測定制御手
段を用いる電子的撮像装置用製造装置を提供するにある
[課題を解決するための手段および作用コ本発明のうち
第1の発明の電子的撮像装置は、合焦調節用光学要素を
含んでなる撮像光学系と、この撮像光学系に対応する撮
像素子と、制御信号に応答して上記合焦調節用光学要素
を駆動するための合焦調節機構と、1つ、または、複数
の設定距離に対応した上記合焦調節用光学要素の最適被
駆動位置に関する各実測データを保有するデータ保持手
段と、実測または設定によって当該被写体の距離に関す
る距離情報信号を発生する距離情報信号生成手段と、上
記距離情報信号生成手段による距離情報信号および上記
データ保持手段の保有データに基づいて上記合焦調節用
光学要素を最適被駆動位置に駆動すべく上記制御信号を
上記合焦調節機構に供給する演算制御手段とを具備して
なることを特徴とする。
また、第2の発明の電子的撮像装置用製造装置は、当該
電子的撮像装置に対し複数の設定距離の被写体からの各
光束、または、それ等と実質的に等価な各光束を生成し
投射するための光学像生成手段と、上記光学像生成手段
による複数の各設定距離に対応して当該電子的撮像装置
の合焦調節用要素を駆動して同電子的撮像装置の撮像素
子の出力画像信号を評価し、画像の鮮鋭度が最適となる
上記合焦調節用要素の被駆動位置を検出し、この検出被
駆動位置に対応するデータを同電子的撮像装置用のデー
タ保持手段に格納せしめるための測定制御手段とを具備
してなることを特徴とする。
[実 施 例コ 以下図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は、本発明のうち第1の発明の一実施例のパワー
フォーカス式電子的撮像装置12のブロツク構成図を示
すものである。
まず、レンズアセンブリ11は合焦調節用光学要素を含
む撮像光学系を形成する撮影レンズ1と、それに対応す
る撮像素子2とおよび上記撮影レンズ1の合焦調節機構
9、更にデータ保持手段である補正データ記憶用のE2
PROM10によって構成され、上記撮像素子2から撮
像信号を出力する。そして、距離情報信号生成手段であ
って、パワーフォーカスの距離指定用の可変抵抗器VR
6により被写体距離情報(1/!I)は人力され、A/
D変換回路7を介して演算制御手段であってマイクロコ
ンピュータで構成されるシステムコントローラ3に人力
される。その距離情報と、上記E2FROMIOに記憶
する補正データに基づき、ドライバ回路8によって合焦
調節機構9を駆動し、撮影レンズ1を繰出す。続いて、
撮影レリーズ信号に関連して、上記撮像素子2の撮像信
号がシステムコントローラ3によって制御される撮像回
路4に入力され、映像信号として記録回路5に出力され
る。なお、測光系やホワイトバランス系等の回路はブロ
ック構成図に図示していない。
以上のように構成された撮像装置12において、E2F
ROMIOに記憶される補正データについて説明する。
前述の従来例の説明で述べたように、各被写体距離情報
(1/l)に対する撮影レンズの最適被駆動位置である
ベストピント位置への繰出しmxは、その組立状態にお
いて第2図の線図に示される。本実施例は、この繰出し
量特性を第9図(A)に示されるような設計上の繰出し
量に合致させるための調整は行わず、第2図に示す無調
整時の繰出し量xの特性線に合わせて繰出しを行わせる
ものである。
上記無調整時の繰出し量xの特性線を直線式で示すと、 x−A・(1#)十B  ・・・・・・(3)となる。
ここで、レンズアセンブリ11固有の値である補正デー
タA、 Bは(2)式で示す値に′およびX。に対応す
るものである。そして、第2図において、被写体距離情
報(1/J?1)。
(17g2)に対する最適被駆動位置のための繰出し量
をそれぞれX t 、X 2とすると、上記値A。
製造装置によって、該当する個々のレンズアセンブリ1
1についてX s I X 2を測定し、補正データA
、Bを演算してレンズアセンブリ11に内蔵するE2F
ROMIOに実測データとして書き込まれる。そのデー
タに基づいて撮影レンズ1のフォーカシングが行われる
。なお、上記補正データA、Bに対して距[111,、
Q2のデータをカメラ本体に予め格納しておき、値X 
t = X 2をE2PROMIOに記憶しておき、使
用時に演算するようにしてもよい。
上記E2FROMIOのデータを用いたフォーカシング
処理を第3図のフローチャートによって説明する。
まず、VH2によって距離情報(1/1)を人力し、A
/D変換回路7によってA/D変換された値がシステム
コントローラ3に人力される。システムコントローラ3
において、E2FROMl口に記憶されている補正デー
タA、Bを読出し、演算部3aによって、(3)式の演
算を行なって、繰出しmxを求める。そしてドライバ回
路8および合焦調節機構9を介して、撮影レンズ1の繰
出しを行なう。
以上のような合焦手段によれば、レンズアセンブリ毎の
撮影レンズと撮像素子の微調整を行なうことなく、また
微調整のための構造も必要とせず、1 度のパワーフォ
ーカスによる合焦動作を行なうことができる。なお、パ
ワーフォーカスに対する上記信号生成手段を測距手段に
置き換えるならば、オートフォーカス(AF)式の電子
的撮像装置を実現することが可能となる。
なお、上記の測定点はどのような点を採用してもよいが
、例えば、被写体距Mf11.112のうち、1つの点
を無限遠距離のに、あるいは、最至近距離に該当させる
ならば従来のレンズ調整との対応が容易となる。また、
特異的な中点を該当させてもシステムによっては好適と
なることもある。また、上記の実施例では距離R1,i
t2の2点を測定点として採用したが、レンズ位置のオ
フセット誤差(Xo)あるいは特性の傾き誤差(α′)
のいずれかを補正する場合であれば簡易的には、1点の
みの測定値によりBまたはAの補正データを求めること
も可能である。即ち、距離囚でのデータ測定することに
よってオフセットQ (B)のみを適用する場合、また
、焦点距離のみを対象にするには、中位の距離に対する
7411定データにより傾斜を示す値(A)のみを求め
る場合が考えられる。
また、実施例において補正データA、Bはレンズアセン
ブリ11に内蔵するE2FROM10に書込まれていた
が、これらのデータはカメラ内のシステムに格納しても
よい。
更に、上記実施例の変形例としてレンズアセンブリがズ
ーム機構を有する電子的撮像装置に適用した場合を第4
図によって説明する。
レンズアセンブリ14はズームレンズ1′と、合焦駆動
機構9′と、ズームエンコーダ13と、撮像素子2およ
びE2PROMIO’によって構成されている。そして
、ズーミングを行なった場合のズーム値は上記ズームエ
ンコーダ13によってシステムコントローラ(図示せず
)に人力される。ソノ他の撮像回路やシステムコントロ
ーラは特に図示しないが、上述の実施例のものと同一で
ある。
上記変形例のレンズアセンブリ14の場合、その設定ズ
ーム値(焦点距M)によって補正データA、Bが変化す
ることがある。そこで、各ズーム値(Z、〜Zn)に対
して、上記実施例の補正データA、Bを演算し、各ズー
ム値に対する補正データA1〜AnおよびB1〜Bnを
求め、同様にE2PROM10′に格納する。第1表は
上記各ズーム値に対応する補正データを示したものであ
る。
そして、合焦調節に際しては、ズームエンコーダ13で
検出されたズーム値Zに対する補正データA、BをE2
PROMIO’ より読出し、同様に(3〉式によって
繰出し量Xを求める。
第1表 ところで、ズームレンズは連続的な焦点距離をとるので
、これらのデータは基本的には無限の個数用意しなけれ
ばならないということになるが、実際にはZnの数を十
分多くとればそれで実用になる。あるいは、Znの数を
少なくするためには、各Znに対してそれぞれ求められ
ているAn。
Bnの値を使って補間演算を行なうことで任意のZに対
するA、Bを算出し、それを使用することも好適な実施
例になる。
なお、上記補間演算方法を具体的に説明すると、求めよ
うとするズーム値Zに対する補正値をA。
Bとする。そして、ズーム値Zがズーム値ZkとZ、+
1間に存在するものとし、また、ズーム値Zk、Zk+
1に対応する補正値をそれぞれAk。
BkおよびA   、B   とする。ズーム値Zはに
+1   k+1 ZkくZくZk+1であって、 Z−t−Zk + (1−t)  ・Zk+1で示され
る。但し、tは1>t>0とする。そして補正値A、B
は上記tの値を用いて次式で算出することができる。即
ち、 A−t・Ak+(1−i)  ◆Ak+1B−t◆Bk
 + (1−t)・Bk+1となる。
なお、上記E2FROMI0.10’は必ずしもレンズ
アセンブリ11.14内に内蔵される必要はなく、撮像
装置に配設されてもよい。
次に、本発明のうち第2の発明の一実施例を示す電子的
撮像装置用製造装置について、第5.6゜7図によって
説明する。
第5図は、上記製造装置のブロック構成図を示し、被測
定物は前述の実施例に用いられたレンズアセンブリ11
とし、その前方に光学像生成手段であるコリメータ装置
20を配し、撮像索子2から出力される撮像信号をバイ
パスフィルタのHPF21を介して測定制御手段である
測定用コントローラ22にフォーカス情報として出力す
る。また、上記コントローラ22は合焦調節機構9を介
して撮影レンズ1を合焦位置まで駆動し、更に、その測
定結果に基づいて、補正データA、  Bをデータ保持
手段であるE2FROMIOへの書き込み作用を行なう
以上のように構成された本実施例の動作を第6図のフロ
ーチャートによって説明する。まず、コリメータ装置2
0においてチャートを被写体距離R1位置にセットし、
サフィックスnに1を代入する。そして、第7図に示さ
れる合焦繰出し量測定のサブルーチンがコールされる。
そのサブルーチンにおいては、既に設定されている被写
体位置p0からの光束についての合焦点検出処理が行わ
れる。まず測定用コントローラ22の制御により、撮影
レンズ1を基準位置、例えば、■対応位置へ移動した後
、全駆動範囲を繰出し、各位置での鮮鋭度を示すコント
ラスト情報を記憶する。そしてコントラスト情報のピー
クを示す、即ち、鮮鋭度が最適となる位置の繰出し量を
X として記憶しで、本ルーチンに戻る。従って、この
場合は、繰出し量にXtが代入されて本ルーチンに戻る
ことになる。
続いて、サフィックスnに2を代入しコリメータ装置の
チャートを距離g2にセットし、同様に合焦繰出し量測
定のサブルーチンの処理が行なわれ、合焦繰出し量をx
2として記憶する。そして、補正データA、  Bを(
4)、(5)式に基づいて演算し、その値をE2PRO
M10に書き込み測定処理を終了する。このようにして
本製造装置により、各レンズアセンブリ11個別の補正
データA、BをE2FROMI Oに書き込むことがで
きる。
なお、上記コリメータ装置20は前記従来例と同様に、
有限被写体光束に対しては実被写体を用いてもよい。ま
た、本発明の実施例において被写体距離情報として距M
flの逆数を用いたが、勿論、それに限定されるもので
はない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明のうち、第1の発明である電
子的撮像装置は、撮影レンズと撮像素子の合焦に対する
微調整を行なわず、実測あるいは設定された距離情報に
基づいて合焦調節を行なうようにしたものであって、本
節1の発明によれば、部品コストも低く、調整工数も少
なく抑えられ、更に省スペースも可能であって、高精度
の合焦動作を可能とするなど顕著な特徴を有する電子的
撮像装置を提供することができる。
更に、本発明のうち第2の発明の電子的撮像装置用製造
装置は、上記電子的撮像装置の合焦位置を測定し、デー
タ保持手段にそのデータを格納せしめるM1定制御手段
を具備するものであって、従来例のもののように多くの
工数の要する撮影レンズのレンズ間距離や撮像素子間と
の距離の微調整を行なう必要がないなど顕著な特徴を有
する電子的撮像装置用製造装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のうち第1の発明の一実施例を示す電
子的撮像装置のブロック構成図、第2図は、上記第1図
の電子的撮像装置の距離情報に対する無調整時のレンズ
繰出し量の線図、第3図は、上記第1図の電子的撮像装
置のフォーカシング処理ルーチンのフローチャート、第
4図は、上記第1図の実施例の変形例を示す電子的撮像
装置のレンズアセンブリのブロック構成図、 第5図は、本発明のうち第2の発明の一実施例を示す電
子的撮像装置用製造装置のブロック構成図、 第6図は、上記第5図の電子的撮像装置用製造装置によ
る補正データ書込み処理のフローチャート、 第7図は、上記第6図の補正データ書込み処理に用いら
れる合焦繰出し量測定のサブルーチンのフローチャート
、 第8図は、従来例の電子的撮像装置のブロック構成図、 第9図(A)は、電子的撮像装置の距離情報に対する設
計上、あるいは調整後のレンズ繰出し量の線図、 第9図(B)は、電子的撮像装置の距離情報に対する無
調整時のレンズ繰出し量の線図、第10図は、上記第8
図の電子的撮像装置のフォーカシング処理のフローチャ
ート、 第11図は、上記第8図の電子的撮像装置用の製造装置
のブロック構成図である。 1・・・・・・・・・撮影レンズ(合焦調節用光学要素
を含む撮像光学系) 2・・・・・・・・・撮像索子 3・・・・・・・・・システムコントローラ(演算制御
手段)9・・・・・・・・・合焦調節機構 10・・・・・・データ保持手段 12・・・・・・電子的撮像装置 20・・・・・・コリメータ装置 (光学像生成手段) 22・・・・・・測光用コントローラ (測定制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合焦調節用光学要素を含んでなる撮像光学系と、 この撮像光学系に対応する撮像素子と、 制御信号に応答して上記合焦調節用光学要素を駆動する
    ための合焦調節機構と、 1つ、または、複数の設定距離に対応した上記合焦調節
    用光学要素の最適被駆動位置に関する各実測データを保
    有するデータ保持手段と、 実測または設定によって当該被写体の距離に関する距離
    情報信号を発生する距離情報信号生成手段と、 上記距離情報信号生成手段による距離情報信号および上
    記データ保持手段の保有データに基づいて上記合焦調節
    用光学要素を最適被駆動位置に駆動すべく上記制御信号
    を上記合焦調節機構に供給する演算制御手段と、 を具備してなることを特徴とする電子的撮像装置。
  2. (2)当該電子的撮像装置に対し複数の設定距離の被写
    体からの各光束、または、それ等と実質的に等価な各光
    束を生成し投射するための光学像生成手段と、 上記光学像生成手段による複数の各設定距離に対応して
    当該電子的撮像装置の合焦調節用要素を駆動して同電子
    的撮像装置の撮像素子の出力画像信号を評価し、画像の
    鮮鋭度が最適となる上記合焦調節用要素の被駆動位置を
    検出し、この検出被駆動位置に対応するデータを同電子
    的撮像装置用のデータ保持手段に格納せしめるための測
    定制御手段と、 を具備してなることを特徴とする電子的撮像装置用製造
    装置。
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