JPH0318320A - 飲料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ホット飲料を冷却してコールド飲料を得る飲
料供給装置、流体の冷却に用いる冷却装置、家庭で使用
されるコーヒーメーカのような飲料供給装置に関する。

（口，）従来の技術 本発明に先行する技術として特開昭５７−３１８２３号
公報，実開昭６１−５１５８５号公報に記載の飲料供給
装置がある。従来の飲料供給装置にて抽出したホット飲
料は冷却プレートに−Ｅを流して冷却したり、冷却パイ
プ内を流して冷却していた。

その結果、冷却プレートにホット飲料を流して冷却する
構造であると装置が大型となり、小型化が望まれている
。

冷却パイプ内をホット飲料を流して冷却する装置は小型
となるものの、冷却パイプ内にホット飲料の吠分が付着
して冷却パイプが詰まることがら常に掃除する必要があ
るが、冷却パイプが細いことから十分な掃除が行えず、
冷却パイプを交換しなければならなかった。また、冷却
パイプ内の付着物に雑菌が発生し衛生上の問題もあった
。

また、異なる流体を冷却する場合、混ざり合うと言った
問題も発生していた。

てハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、従来の技術の欠点を解消して、冷却ｋ＜置の
小型化を図るとともに、流体又はホット飲料が流れる部
分の洗浄掃除も容易に行えるようにした飲料供給装置ま
たは冷却装置を提供することを技術的課題とするもので
ある。

（二）課題を解決するための手段 本発明は、飲料原料に湯を注入してホット飲料を抽出し
、抽出したホット飲料を冷却装置にて冷却してコールド
飲料を得る飲料供給装置に於で、冷却装置は上部にホッ
ト飲料を流入し、下部よりコールド飲料を流出する外円
筒体と、外円筒体に出入できる内円柱体とを形成し、内
円柱体の外周面には軸方向に溝を形或し、内円柱体の溝
と外円筒体の内面とにてホット飲料流下路を形戒する第
３ ４ ｆ段で課題を解決するものである。

また、第一手段に於ける構或における購造として、外円
筒体の外面に冷却パイプを装着し、冷却バイブを装着し
た外円筒体を断熱体にて被う第二手段、外円時体の外面
に冷却パイプを装着し、冷却パイプを装着した外円筒体
を水槽内に配設する第三手段、内円柱体に螺旋状に溝を
形處する第四手段、内円柱体に螺旋状の溝を形或し、内
円柱体が当接する部分の外円筒体の外面に冷却パイプを
螺旋状に装着する第５手段、内円柱体の中に蓄冷剤を封
入する第６手段にてより良く課題が解決できるものであ
る。

また、家庭用としては飲料抽出が見える構造とすること
が望まれることから、透明体より形成した外円筒体と、
外円筒体に挿入し、蓄冷剤を封入すると共に外面に溝を
形成した内円柱体と、外円筒体の上部に供給するホット
飲料を抽出するチャ／バと、飲料原料を収納したチャン
バに湯を供給する給湯装置と、外円筒体の下部より流出
するコルド飲料を受けるデカンクとより飲料供給装置を
形成する手段にて課題を解決できる。

さしに、流体が一端より流入して他端より流出する外円
筒体と、外円筒体に挿入し、外面の端から端に連続した
溝を形成した内円柱体とより流体冷却装置を形成するこ
とで、流体冷却を円滑に行えるできる。この場合、理科
学実験にて使用される装置にあっては、内円柱体及び外
円筒体はガラス体にて形成さｌ′シる。

なお、本発明で規定するところの円筒体と円柱体は完全
な円である必要はなく、楕円、扁平円の作用効果を逸脱
しない範囲において形状を変更して実施できるものであ
る。

（ホ）作用 本発明は、外円筒体に内円柱体を挿入することで、内円
柱体の溝と外円筒体内面との間にホット飲料流下路が形
成され、冷却通路の延長となり、冷却面積が増加する。

内円柱体を外円筒体より抜くことで、洗浄掃除が細部ま
で行える。

（へ）実施例 本発明を第Ｉ図乃至第６図に示す第一構造と、５ 第７図に示す第二構遺と、第８図に示す第三構造にて説
明する。

第一・構造は、ホット飲料とコールド飲料とが供給でき
る飲料供給装置に本発明を採用したもので、第二構造は
第一溝造の冷却装置部分を他の構造としたしたもので、
その他の構造は第一構造と同−のため省略して説明する
。第三構造は家庭用コヒーメ一カに採用した実施構造を
示すものである。

まず、第１図乃至第６図に示す第一溝造につき説明する
。

第５図は本発明を採用した飲料供給装置１の主要構造を
示す斜視図である。第２図は飲料供給装置１の正面図、
第３図は飲料供給装置１の右側面図で、第２図と第３図
ともに内部機構構造は破線にて概略構造を図示している
。第５図は第２図と第３図に破線にて示した概略構造部
分の斜視図である。

飲料供給装ｉ１はコールドコーヒを貯めるデカンタ２と
ホットコーヒを貯めるデカンタ３とを有ヒ、飲料供給装
置１の全面下部に各デカンタ２，３の収納載置部を形或
している。デカンタ２．３の−Ｉ二部にはホットコーヒ
とコールドコーヒの流出口４，５を配設している。収納
載置部上面部には，デカンタ２の下面冷却部とデカンタ
３の下面過熱部とを形成し、保冷と保温とを行う。

飲料供給装置１には、飲料原料としてのホットコーヒ抽
出用コーヒ粉とコールドコーヒ柚出用コーヒ粉を収納す
る二つのチャンバ６，７を有している。チャンバ６．７
は、コーヒ粉を交換するために着脱できる構造となって
いる。本構造においてチャンバ６は前後引き出し構造に
て着脱でき、チャンバ７は上下引き出し構造にて着脱で
き、その具体的構造は公知周知の着脱構造にて適宜実施
できるものである。

飲料供給装置１はコーヒ粉を収納したチャンバ６．７に
湯を供給する湯沸貯湯部１０を有する。

湯沸貯湯部１０は上水道より供給する飲料水を貯めるシ
スターン１１と、シスターン１１からの水を沸かす湯沸
タンク部ｌ２と、湯沸タンク部１２７ ８ に貯めた湯をチャンバ６．７に給湯するＹ字状給湯管１
３とを有する。湯沸タンク部１２の下部にはシスターン
１１からの給水管１４を接続している。Ｙ字状給湯管１
３は一端を曲げて湯沸タンク部】２の上部に挿入して、
水密溝造にて装着している。湯沸タンク部１２と給湯管
１３との水密構造は、給湯管１３の端部周囲に形成した
溝に装着したＯリングにて行われる。給湯管１３の湯沸
タンク部ｌ２への挿入端は、湯沸タンク部１２内に泣置
する。給湯管】３の湯沸タンク部１２への挿入端から湯
沸タンク部１２の−Ｅ部の容量が、一回に抽出するコー
ヒの量となる。給湯ｖ１３に湯沸タンク部１２外に位置
する両端部には湯を散布する分散供給口１５が形成され
、分散供給口１５は、給湯管１３の湯沸タンク部１２へ
の挿入端と同一位置か、下に位置する。湯沸タンク部１
２内には電気ヒータ１６を形或し、電気ヒータ１６にて
湯沸タンク部１２内に貯めた水を所定温度（例えば、９
６度）まで沸かし保温する。湯沸タンク部ｌ２に貯湯す
る湯の管理は、図示しない温度センサの検出値にて制御
される。電気ヒータｌ６は湯沸タンク部】２に給ホ管１
４からの流入部分（下部ノに位置するように配設し、供
給する湯の温度の安定化と湯沸効率を向上させている。

湯沸タンク部１２上部には適宜構造にて蒸気排出と圧力
排気と空気流入とを行う通気部１７を形成している。シ
スターン１１から湯沸タンク部１２への給水管１４には
電磁弁１８を形成している。電磁弁１８は時間制御され
る。給湯管１３の端管部途中には電磁弁３３．３４を形
成している。

チャンバ６．７に給湯するために、コーヒ柚出スイノチ
（図示しない）を操作する。コーヒ柚出スイッチ（図示
しない）は、ホットコーヒ抽出用スイッチと、コールド
コーヒ柚出用スイッチがあり、ホソトコーヒ抽出用スイ
ッチを投入すると、電磁弁ｌ８と３４が開き、コールド
コーヒ抽出用スイ・ノチを投入すると電磁弁１８と３３
が開くことになる。電磁弁１８が開くとシスターン１１
から湯沸タンク部１２に給水される。湯沸タンク部１２
に給水すると水位が上がり給湯管１３を上昇９ １０ して開いた電磁弁３３．３４に対応する分散供給１」ｌ
５から湯がチャンバ６又は７に均一に散布さノ１る。分
飲供給口１５より散布されるまでの時間が制御装置に設
定されており、電磁弁ｌ８が閉じる。電磁弁１８が閉じ
ても湯は湯沸タンク部１２に上部まで一杯であり、通気
部１７より空気が流入することで、サイフォン現象にて
分散供給口は湯の散布を継続し、給湯管１３の湯沸タン
ク部１２への挿入端まで湯が減少した状態で給湯管１３
に空気が流入して湯の散布が終了する。この給湯管１３
による給湯がストップすると電磁弁３３．３４が閉じる
。この時チャンバ６，７に給湯された湯の量が、一回で
抽出されるコーヒ量となり、デカンタ２，３一杯分であ
る。デカンタ２，３の容量が変更されたときは、電磁弁
ｌ８を開く時間を再設定することで対応できる。湯沸タ
ンク部１２内の湯が全て使用されないので、コーヒを連
続的に抽出することができる。一回の抽出量が湯沸タン
ク部１２の貯湯量の略一割程度であり、流入する水の量
も一割程度で湯沸タンク部１２の下部に流入することで
、湯の温度が急激に低ｆすることがない。

コールドコーヒ抽出用チャンバ６の下には、抽出された
ホットコーヒを冷却するための冷却装置２０が形成され
ている。ホットコーヒは冷却装置２０の流路を流下し、
その間に冷却されてコールドコーヒとなり、デカンタ２
に流出して溜まる。

ホットコーヒ抽出用チャンバ７は下部に位置しているこ
とで、ｇ湯管１３の分散供給口ｌ５から流出した湯は、
下部に分散供給口３１を形或した導管３２にてホットコ
ーヒ抽出用チャンバ７に導かｔＬる。

冷却装置２０は外円筒体２１と、外円筒体２ｌに挿入さ
れる内円柱体２２と、外円筒体２１の外面に巻回装着さ
れる冷却パイブ２３と、冷却パイプ２３と外円筒体２１
を被う外装体２４と、外装体２４と外円筒体２１との空
間に発泡充填される断熱体２５と、冷却パイブ２３を含
む冷凍サイクル（図示せず）とからなる。冷凍サイクル
は冷媒圧縮機と凝縮器と受液器と気液分離器等から構戒
１１ ｌ２ される。

外円筒体２１の上端開口には、チャンバ６からのホット
コーヒを流入させる開口２６を形成した蓋体２７を装着
している。外円筒体２１の下端には外装体２　＝１外に
突出するパイプよりなる流出口４を形成している。開口
２６から流入したホットコーヒは外円筒体２ｌ内を流下
した後に、流出口４より流れ出してデカンタ２にたまる
。

内円柱体２２は外周に螺旋状溝４１を形戒した管体４２
と、管体４２の下開口を閉塞する下蓋体１３と、管体４
２の上開口を閉塞する上蓋体４４とよりなる。下蓋体４
３と管体４２及び上蓋体４４と管体４２との密閉はＯリ
ングにて行われる。

下蓋体４３は下に向かい尖っており、上蓋体４４は上に
向かい尖っている。内円柱体２２の外径寸法と外円筒体
２１の内径寸法は略等しく形成し、内円柱体２２を外円
筒体２１に挿入することで、内円柱体２２の螺旋状溝４
１にてホット飲料流下路４５が形成されることになる。

Ｍ体２７の開口２６より流入したホットコーヒは内円柱
体２２の上蓋体４４にて外側に分流されてホｙ｝飲料流
下路４５に沿って流下する。この時、外円筒体２ｌは冷
却パイブ２３にて冷却されていることからホツ１・コー
ヒは徐々に冷却されてコールドコーヒとなる。コールド
コーヒは流出口Ｉから流出する。内円柱体２２に沿って
流下するコールドコーヒは下蓋体４３が尖っていること
から切れよくコールドコーヒを流出口４に向かい流すこ
とになる。

本構造において内円柱体２２内は空洞であるがより冷却
効率を向上させるために、蓄冷剤を封入してもよい。こ
の場合、蓄冷剤はコールドコーヒを抽出しない時に冷却
パイプ２３にて外円筒体２１を介して内円柱体２２が冷
却されることにより蓄冷されることになる。この構造に
おいては、ホットコーヒは冷却パイプ２３による冷却と
蓄冷剤による冷却とにてよＩ）効率よく急速に冷却され
るものである。

第７図に示す構造は冷却パイプ２３を螺旋状に巻いた外
円筒体２１を水Ｗを貯めた水槽４６内にｌ３ 配設したものである。内円柱体２２には蓄冷剤４７を封
入している。蓄冷剤としては飲料を抽出する関係から漏
れた混入しても問題がないものである必要があり、例え
ば水がよい。

第７図に示す構造では冷却することで冷却パイブ２３の
周囲に氷４８が形放されることになり、連続冷却に対す
る冷却が効率よく行われることになる。

第８図に示す実施構造は家庭用のコーヒーメー力５０で
ある。コーヒーメーカ５ｏはデヵンタ５ｌの載置部５２
を有し、着脱構造の水タンク５３を備えている。水タン
ク５３の水は電気ヒータ（図示せず）にて過熱され、そ
の沸騰力にて給湯管５１を七昇して、コーヒ粉５５を収
納したチャンバ５６に給湯散布される。デカンタ５１の
蓋５６には冷却装置２０の下載置指示部５７を形成して
いる。冷却装置２０の上部は、コーヒーメーカ５０の本
体に形成したクランブ５８にて支持される。冷却装置２
０の外円筒体２１の上開口にチャンバ５６が載置支持さ
れる。冷却装置２ｏの外円筒体２１は透明な耐熱ガラス
にて形或される。外円筒体２１に挿入する内円柱体２２
には螺旋状溝４ｌが形成され、内円柱体２２内には蓄冷
剤４７が封入されている。蓄冷剤４７への蓄冷は、内円
柱体２２をあらかじめ冷蔵庫にて冷却しておくことで行
うっ内円柱体２２の管体４２は金属，合戒樹脂，耐熱ガ
ラス等にて形成する。チャンバ５６にて抽出さｔしたホ
ノトコーヒは冷却装置２０に流れ込み、ホノ１・飲料流
下路４５に沿って流下し、その様子は外側より確認する
ことができる。

（ト）発明の効果 本発明は、冷却装置の外円箭体より内円柱体を取り外す
ことができるので、洗浄掃除が容易となり衛生上もよく
なる。

また、内円柱体の外周に溝を形成することでホッｌ・飲
料流下路（流体流下路ノを形或しているので、流下路を
長く形戒でき冷却効率が向上する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図乃至第６図は第一構造を示し
、第１図は要部断面図、第２図は正面図１５ １６ ，第３図は左側面図、第４図は内因社体右半分断面疋面
図、第５図は機構を示す斜視図、第６図は湯沸貯湯部の
断面図、第７図は第二構造の要部断面図、第８図は第三
構造の一部断面側面図であるｌ・・・飲料供給装置、２
・・・デカンタ、４・・・流出口、６・・・チャンバ、
１０・・・湯沸貯湯部、２０・・・冷却装置、２１・・
・外円筒体、２２・・・内円柱体、２３・・・冷却パイ
プ、２４・・・外装体、２５・・・！祈熱体、４１・・
・溝、４２・・・管体、４３・・・下蓋体１４・・・上
蓋体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、飲料原料に湯を注入してホット飲料を抽出し、抽出
   したホット飲料を冷却装置にて冷却してコールド飲料を
   得る飲料供給装置に於て、冷却装置は上部にホット飲料
   を流入し、下部よりコールド飲料を流出する外円筒体と
   、外円筒体に出入できる内円柱体とを形成し、内円柱体
   の外周面には軸方向に溝を形成し、内円柱体の溝と外円
   筒体の内面とにてホット飲料流下路を形成してなる飲料
   供給装置。 ２、外円筒体の外面に冷却パイプを装着し、冷却パイプ
   を装着した外円筒体を断熱体にて被ってなる特許請求の
   範囲第１項記載の飲料供給装置。 ３、外円筒体の外面に冷却パイプを装着し、冷却パイプ
   を装着した外円筒体を水槽内に配設してなる特許請求の
   範囲第１項記載の飲料供給装置。 ４、内円柱体に螺旋状に溝を形成してなる特許請求の範
   囲第１項又は第２項又は第３項に記載の飲料供給装置。 ５、内円柱体に螺旋状の溝を形成し、内円柱体が当接す
   る部分の外円筒体の外面に冷却パイプを螺旋状に装着し
   てなる特許請求の範囲第１項記載の飲料供給装置。 ６、内円柱体の中に蓄冷剤を封入してなる特許請求の範
   囲第１項乃至第５項に記載の飲料供給装置。 ７、流体が一端より流入して他端より流出する外円筒体
   と、外円筒体に挿入し、外面の端から端に連続した溝を
   形成した内円柱体とよりなる流体冷却装置。 ８、透明体より形成した外円筒体と、外円筒体に挿入し
   、蓄冷剤を封入すると共に外面に溝を形成した内円柱体
   と、外円筒体の上部に供給するホット飲料を抽出するチ
   ャンバと、飲料原料を収納したチャンバに湯を供給する
   給湯装置と、外円筒体の下部より流出するコールド飲料
   を受けるデカンタとを備えてなる飲料供給装置。