JP2020058811A - 温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置の提供。【解決手段】温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置は、ボイラー(1)と、蒸気ワンド(8)と、ボイラー(1)の第1の出口(4)に接続していて且つ蒸気をワンド(8)に送るように構成された蒸気供給導管(6)と、ワンド(8)に蒸気を送り且つ凝縮水を排出するための弁(7)と、を具備する。弁(7)は、中空体(12)と、蒸気入口接続部(11)と、蒸気出口接続部(18)及び凝縮水を排出するための排水接続部(19)と、該中空体(11)において軸方向に収容されていて且つ前記長手軸線(X−X)の周りのいずれかの方向において角運動を行うことができる、カートリッジ(17)と、カートリッジ17に該角運動を与えるように該カートリッジ(17)に軸方向に接続する、制御ノブ(16)と、を具備する。【選択図】図2
Description
本発明は、以前の蒸気分配動作から経過した弁閉鎖時間中に、弁の上流において、蒸気導管内に形成された凝縮水を事前に排出するデバイス(装置)を有する、温かい飲み物を調製する蒸気分配装置に関する。
知られているように、例えば、バー、レストラン及び同様の施設用のエスプレッソ機械は、通常、蒸気発生用のボイラーと、その様に発生した蒸気を容器に分配する蒸気ワンド(棒体)と、を装備する。従来、ワンドにより分配される蒸気は、「カプチーノ」として広く知られる飲み物の調製を意図した、ミルクを加熱及び/又は泡立てるために使用される。
より詳細には、ボイラーは、供給導管を介して分配弁及び次に蒸気ワンドに接続する出口を具備する。
ある蒸気分配動作と別の蒸気分配動作との間において、特定の時間間隔が経過するので、適切な断熱材の提供にも係わらず、ボイラーの出口と分配弁との間の部分における蒸気供給導管の温度の低下は、導管のその様な部分において蒸気の凝縮を引き起こすことが、実際には発見されるであろう。
これにより、凝縮液の形成が引き起こされており、凝縮液は、導管の部分の寸法及び長さと同様に、その断熱条件と、最後の蒸気供給動作からの経過時間とに応じて、10又は12グラムの量に到達可能であり、更に超過し得る。
その様な凝縮液は、もし凝縮液が形成される導管から除去されない場合には、蒸気が蒸気ワンドによりミルクを加熱するために分配されているので、最終的に、加熱されたミルク内に注がれ、ミルクに比べて密度が低くなり、その表面に残り、それにより、消費者に不快感を与える。
先行技術において、蒸気供給導管内の凝縮液の問題を様々な構成により解決する試みがなされてきた。
これらの試みの1つは、蒸気を弁に供給する、導管の部分における断熱の効率を改善することより構成される。
別の既知の解決策は、凝縮が発生してもよい、導管の部分において加熱要素を設けることにおいて構成されており、これは、一方の蒸気分配動作ともう一方の蒸気供給動作との間において常に作動する。
これらは、一般的に、非常に高価で且つ効率の悪い技術的解決策である。
別の従来技術の代替案は、加熱されるべき流体内に蒸気ワンドを導入する前に、後者(分配弁)を単に開いて分配弁を短時間開き続けることにより、分配弁の上流に形成された凝縮液を除去することにより構成される。
それにも係わらず、この動作方法に関して、凝縮液が機械のカップ保持具に自由に排出されて、温水と蒸気の飛散が発生し、カウンタートップ(天板)が汚れる可能性があるという欠点が留意される。
本発明の目的は、分配弁自体により作動させることができるデバイス(装置)であって、且つ弁の追加操作により純粋な蒸気を蒸気ワンド内に分配させながら、収集及び排出導管に向かって凝縮水を流すことが出来る、デバイスを後者(分配弁)に装備することにより、分配弁の上流の蒸気供給導管の部分において発生する凝縮水を除去することである。
この目的及び別の目的は、以下においてより詳細に説明するように、添付の請求項1に記載の特徴的な形態を有する、温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置により満たされる。
ここで、本発明は、それの一実施の形態を参照して、より詳細に説明されるが、一実施の形態は、例示として与えられており、限定するものではなく、添付の図面に示される。
図1を参照すると、本発明による、好適にはミルクを加熱及び/又は泡立てるために、温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置100の一般的な特徴が示される。
装置100は、独立型装置として提供されてもよいし、あるいは、例えば、コーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、紅茶等の、温かい飲み物を調製するための機械に組み込まれてもよい。
装置100は、蒸気を生成するように構成されたボイラー1を具備する。
装置100は、貯水槽(添付図には示されていない)と、供給ポンプ3と、を更に具備する。この供給ポンプ3は、槽から水を吸い込んで、更に入口導管2を介してその様な水をボイラー1に供給するように構成される。
通常の作業条件下において、ボイラー1は、入口導管2内に供給された水を使用して、約120℃の平衡温度において温水と蒸気との混合物を生成する。
ボイラー1は、第1の出口4を具備する。第1の出口4は、混合物の蒸気相だけを途中で捕らえるように構成される。
ボイラー1は、混合物の温水相だけを途中で捕らえるように構成された第2の出口5を更に具備する。
更に、装置100は、蒸気を容器内に導入するための蒸気ワンド8を具備する。その様なワンド8は、容器に含まれる液体、例えばミルク、に浸されるように設計されることが好ましい。容器のミルク内に蒸気を導入することにより、ワンド8は、その様なミルクを加熱及び/又は泡立てることができる。その様なワンド8は、断熱された操作ハンドル22を有することが更に好ましい。この操作ハンドル22は、蒸気を分配するためのワンド8の制御を容易にする。
装置100は、ボイラー1の第1の出口4に接続されていて且つ蒸気をワンド8に送るように構成された、蒸気供給導管6を更に具備する。
装置100はまた、第2の出口5に接続された温水供給導管9と、温水分配機10と、を具備する。温水供給導管9は、温水を温水分配機10に供給するように構成される。
装置100は、ワンド8に蒸気を分配するためであって且つ以前の分配動作から経過した弁7の閉鎖時間中に弁7の上流で蒸気供給導管6に形成された凝縮水を事前に排出するための、弁7を具備する。この弁7は、ワンド8と蒸気供給導管6との間に介在する。言い換えると、この弁7は、蒸気供給導管6をワンド8に接続する。
特に図2を参照すると、弁7は、長手軸線X−Xに沿って延びる、主に長手中空体12を具備する。中空体12は、円筒形状を有することが好ましい。
この中空体12は、フランジ13及びねじ14を介して、装置100の支持フレーム(構造)の一部又は装置100が組み込まれる温かい飲み物調製機械のフレームを形成する、板15に張り出して接続するように適合される。中空体12は、中空体12の軸方向端部において入口接続部11を具備する。その様な入口接続部11は、該入口接続部11が蒸気供給導管6と流体連通するように蒸気供給導管6に接続する。
中空体12は、出口接続部18がワンド8に流体連通するように、ワンド8に接続された蒸気出口接続部18を具備する。出口接続部18は、継手20を介してワンド8に接続することが好ましい。
中空体12は、凝縮水排水接続部19を更に具備する。この排水接続部19は、装置100の又は装置100が組み込まれる温かい飲み物調製機械の一般的な液体排水部に繋がる、排水管路(図示せず)に流体連通して接続するように適合される。
弁7は、中空体12内に軸方向に収容されていて且つ長手軸線X−Xの周りでいずれかの方向において角運動を行うように適合されていて且つ円筒形状を有することが好ましい、カートリッジ17を更に具備する。
加えて、弁7は、長手軸線X−Xの周りでカートリッジ17に角運動を与えるためであって且つカートリッジ17に軸方向に接続される、制御ノブ(つまみ)16を具備する。
円筒形カートリッジ17は、カートリッジ17の第1の角運動により、入口接続部11と排水接続部19との間における液圧連通を確立するためであって且つ第1の角運動とは反対の方向におけるカートリッジ17の第2の角運動に応答して、入口接続部11と、ワンドに連通する出口接続部18との間における液圧連通を確立するための、導管を有する。
特に図6の分解斜視図を参照すると、カートリッジ17が円筒形本体により構成されることが理解されてもよい。
本発明の好適な実施の形態によれば、カートリッジ17の導管は、第2の環状溝217に隣接する第1の環状溝117を具備する。第1と第2の環状溝117及び217の液圧シールは、中空体12の内壁に対して、環状シール35、36及び37により確保される。
更に、カートリッジ17の導管は、第1の環状溝117に液圧連通する第1の軸方向通路38を具備する。
カートリッジ17の導管はまた、第2の環状溝217に液圧連通する第2軸方向通路39を具備する。第1の軸方向通路38及び第2の軸方向通路39は、お互いに連通していないことが留意されるべきである。
カートリッジ17の導管は、それぞれ、第1と第2の軸方向通路38及び39用の第1と第2の開口部41及び42を具備する。第1と第2の開口部41及び42は、カートリッジ17の軸方向端部において直径方向に対向する位置に形成される。第1と第2の開口部41及び42は、カートリッジ17の横壁40に形成されることが好ましい。第1と第2の開口部41及び42はまた、第1のディスク(円板)43上に形成される。この第1のディスク43は、従来の周辺連結部を介して、例えば、カートリッジ17の横壁40のそれぞれの凹部に係合する第1のディスク43の半径方向タブにより、カートリッジ17の同じ横壁40に適用されて、強固に接合される。
ノブ16は、カートリッジ17の第1の角運動に続いて、第2の軸方向通路39と第2の開口部42とを入口接続部11に配置して、更に入口接続部11と排水接続部19との間の液圧連通を確立して凝縮水の排水するように構成される。ノブ16はまた、カートリッジ17の第2の角運動に続いて、第1の軸方向通路38及び第1の開口部41を入口接続部11に配置して、更に入口接続部11と、蒸気を分配するためのワンド8に連通する出口接続部18との間の液圧連通を確立するようにも構成される。
本発明の好適な実施の形態によれば、弁7は、図6において、参照番号48及び49で指示されるもの等の従来の環状シールの介在した状態で、中間ディスク47を介して、中空体12の底壁46に対して、中空体12においてしっかりと固定された状態を維持するように設計された、固定ディスク45を具備する。
この中間ディスク47は、第3の開口部50を具備する。この第3の開口部50は、一方の側で中空体12の入口接続部11と連通しており、対向する側で固定ディスク45により具備される、第4の開口部44と連通する。従って、第3の開口部50は、蒸気供給導管6と連通する。第4の開口部44は、第3の開口部50と整列しており、従って蒸気供給導管6と流体連通する。
第4の開口部44は、カートリッジ17の第1と第2の軸方向通路38及び39の第1と第2の開口部41及び42がそれぞれ形成される、直径線に対して90度の角度だけ固定ディスク45上で角度変位する。弁7の動作中において、第1と第2の開口部41及び42は、ノブ16によりいずれかの方向において、カートリッジ17と共に角度方向に移動しており、更に固定ディスク45に形成された、第4の開口部44と、交互に、整列してもよいか又は整列しなくてもよい。上記の結果として、第1と第2の軸方向通路38及び39、従って第1と第2の開口部41及び42が固定ディスク45の第4の開口部44に対して90度だけ角度的に偏倚する、角度位置に、カートリッジ17が保持される場合に、固定ディスク45において、中空体12の入口接続部11からの流体は、第1と第2の開口部41及び42のいずれにも到達せず、カートリッジの第1の環状溝117又は第2の環状溝217のいずれにもさえ到達しない。カートリッジ17、従って弁7は、添付図面の図3に示されるように、閉位置にある。
その様な閉位置から、もし第1の角運動が弁7のノブ16によりカートリッジ17に与えられて、第2の軸方向通路39及びそのそれぞれの第2の開口部42を固定ディスクの第4の開口部44に配置する場合には、図5に示すように、入口接続部11とカートリッジ17の第2環状溝217との間において、及び後者(第2環状溝217)から、上記のように凝縮水排水管路と連通する排水接続部19へ液圧連通が確立される。
他方において、もし第2の角運動がノブ16によりカートリッジ17に与えられて、図4に示すように、第1の軸方向通路38及びそのそれぞれの第1の開口部41を固定ディスク45の第4の開口部44に配置する場合には、その際、入口接続部11とカートリッジ17の第1の環状溝117との間において、及び後者(第1の環状溝117)から、上述のように蒸気を分配するためのワンド8と連通する、出口接続部18へ液圧連通が確立される。
本発明の好適な実施の形態によれば、図3、4及び5により示されるように、その外面に刻みが付けられたノブ16は、管状要素23を軸方向に備える。
カートリッジ17から外に軸方向に突出する、柄部25は、管状要素23の端部部分24に嵌め込まれて、従来の固定手段26により端部部分24に堅く結合する。
ノブ16の前部にねじ込み式に取り付けられたキャップ27は、管状要素23の空洞を閉じて、固定手段26への接近を防止する。
カートリッジ17の柄部25は、中空体12の軸方向端部の横壁28を通り、管状要素23の該端部部分24もまた同軸に受容される、中空体12の端部開口部29内に軸方向に延びることにより、管状要素23の端部部分24と係合する。
更に、本発明の好適な実施の形態によれば、弁7は、中空体12の入口接続部11と中空体12の排出接続部19との間において液圧連通を確立する、カートリッジ17の角度変位の結果として、弁7が出口接続部18と排水接続部19の両方を閉じる、位置に、ノブ16を戻すように移動させるための自動スプリングバック部材30を具備する。
自動スプリングバック部材30は、ノブ16の環状肩部31と、管状要素23の一端34に対して追加のねじ33で固定された、第2のディスク32との間において管状要素23に同軸に配置された、螺旋ばねを具備することが好ましい。
本発明の好適な実施の形態において、図6に詳細に示すように、スプリングバック部材30は、ノブ16の特別な軸方向ハウジング内の第1の端部130と、第2のディスク32のタブ132に当接していて且つ長手軸線X−Xに沿って第1の端部130の反対側の第2の端部230と、を有する円筒コイル状金属線により構成される。
スプリングバック部材30のこの配置により、入口接続部11と排出接続部19との間の液圧連通を確立する、ノブ16の角運動の結果として、スプリングバック部材30は、ねじり負荷を受け、そして、ノブ16を解放すると、スプリングバック部材30は、同じノブ16の自動復帰を引き起こし、それによりそこ(スプリングバック部材30)に蓄積された捩りエネルギーを放出することが理解される。
本発明の好適な実施の形態によれば、弁7は、ノブ16の操作位置を識別するためのデバイス(装置)を具備する。
ノブ16の操作位置を識別するためのこのデバイスは、ピストン53の先端52を係合させるための環状溝51の周囲に形成された複数の凹部を具備しており、ピストン53は、ばね54により付勢され、板15に取り付けられた、円筒形ハウジング55内を摺動する。
要するに、弁7による、例えば反時計回り方向におけるノブ16の第1の角運動は、蒸気供給導管6に蓄積された凝縮液の排出を引き起こすことができ、更に凝縮液を排出接続部19に流すことができる。
次に、一旦スプリングバック部材30によりノブ16が休止位置に自動的に戻されてしまうと、第1の運動とは反対の方向への第2の角運動により、任意の凝縮液を含まずに、蒸気をワンド8に流すことにより、蒸気を分配させることができる。
Claims (6)
- 温かい飲み物を調製するための蒸気分配装置(100)であって、前記蒸気分配装置(100)は、
蒸気を生成するように構成されていて且つ第1の出口(4)を具備する、ボイラー(1)と、
蒸気を容器に導入するように構成された蒸気ワンド(8)と、
前記ボイラー(1)の前記第1の出口(4)に接続されていて且つ前記蒸気ワンド(8)に前記蒸気を供給するように構成された、蒸気供給導管(6)と、を具備する、蒸気分配装置(100)において、
前記蒸気ワンド(8)に蒸気を分配し且つ以前の分配動作から経過した弁(7)の閉鎖時間中において、前記弁(7)の上流において前記蒸気供給導管(6)に形成された凝縮水を排出するための弁(7)を具備することを特徴としており、前記弁(7)は、前記蒸気ワンド(8)と前記蒸気供給導管(6)との間に介在しており、更に長手軸線(X−X)に沿って延びる主に長手中空体(12)を具備しており、
前記長手中空体(12)が、
前記長手中空体(12)の軸方向端部に配置された蒸気入口接続部(11)であって、前記蒸気入口接続部(11)が、前記蒸気供給導管(6)に接続されて、前記ボイラー(1)から蒸気を受け取る、蒸気入口接続部(11)と、
前記蒸気ワンド(8)に蒸気を供給するために前記蒸気ワンド(8)に接続された、蒸気出口接続部(18)と、
凝縮水排水接続部(19)と、
前記長手中空体(12)に軸方向に収容されていて且つ前記長手軸線(X−X)の周りでいずれかの方向において角運動を行うように適合された、カートリッジ(17)と、
前記カートリッジ(17)に軸方向に接続されて前記角運動をカートリッジ17に与える、制御ノブ(16)と、を具備しており、
前記円筒形カートリッジ(17)は、前記カートリッジ(17)の第1の角運動により、前記蒸気入口接続部(11)と前記凝縮水排水接続部(19)との間において液圧連通を確立するための導管と、前記第1の角運動と反対の方向における前記カートリッジ(17)の第2の角運動に対応して、前記蒸気入口接続部(11)と、前記蒸気ワンド(8)に連通する前記蒸気出口接続部(18)との間において液圧連通を確立するための導管と、を有することを特徴とする蒸気分配装置(100)。 - 前記カートリッジ(17)の前記導管が、
第2の環状溝(217)に隣接する第1の環状溝(117)と、
前記第1の環状溝(117)と液圧連通する第1の軸方向通路(38)と、
前記第2の環状溝(217)と液圧連通する第2の軸方向通路(39)と、
前記第1の軸方向通路(38)と前記第2の軸方向通路(39)のそれぞれのための第1の開口部(41)と第2の開口部(42)であって、前記第1の開口部(41)と前記第2の開口部(42)が前記カートリッジ(17)の前記軸方向端部において直径方向に対向する側の位置に形成される、第1の開口部(41)と第2の開口部(42)とを具備し、
前記制御ノブ(16)は、前記カートリッジ(17)の前記第1の角運動に続いて、前記第2の軸方向通路(39)と前記第2の開口部(42)とを前記蒸気入口接続部(11)に配置し更に前記蒸気入口接続部(11)と前記凝縮水排水接続部(19)との間において液圧連通を確立して凝縮水を排出し、更に前記カートリッジ(17)の前記第2の角運動に続いて、前記第1の軸方向通路(38)と前記第1の開口部(41)とを前記蒸気入口接続部(11)に配置し更に前記蒸気ワンド(8)に連通する出口接続部(18)と前記蒸気入口接続部(11)との間において液圧連通を確立して蒸気を分配するように構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の装置(100)。 - 前記弁が、中間ディスク(47)を介して、前記長手中空体(12)の底壁(46)に対して、前記長手中空体(12)にしっかりと固定された状態を維持するように意図された、固定ディスク(45)を具備しており、
前記中間ディスク(47)は、第3の開口部(50)を具備しており、
前記第3の開口部(50)は、一方の側において、前記長手中空体(12)の前記蒸気入口接続部(11)と連通しており、そして対向する側において、前記固定ディスク(45)により具備される第4の開口部(44)と連通しており、
前記第4の開口部(44)は、前記カートリッジ(17)の、前記第1の軸方向通路(38)と前記第2の軸方向通路(39)の前記第1の開口部(41)と前記第2の開口部(42)がそれぞれ形成される、直径線に対して90°度の角度で、前記固定ディスク(45)上において角度方向に変位する、ことを特徴とする請求項2に記載の装置(100)。 - 前記弁(7)は、前記長手中空体(12)の前記蒸気入口接続部(11)と前記長手中空体(12)の前記凝縮水排水接続部(19)との間の液圧連通を確立する、前記カートリッジ(17)の角度変位の結果として、弁(7)が前記蒸気出口接続部(18)と前記凝縮水排水接続部(19)との両方を閉じる、位置に前記制御ノブ(16)を戻るように移動させるための自動スプリングバック部材(30)を具備する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置(100)。
- 前記弁(7)は、前記制御ノブ(16)の動作位置を識別するためのデバイスを具備する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置(100)。
- 前記制御ノブ(16)の操作位置を識別するための前記デバイスは、バネ(54)により付勢されていて且つ支持フレームの一部である板(15)に取り付けられた円筒形ハウジング(55)内において摺動する、ピストン(53)の先端(52)の摺動係合のために、環状溝の周囲に形成された複数の凹部を具備する、ことを特徴とする請求項5に記載の装置(100)。
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