JPH03181366A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH03181366A
JPH03181366A JP31973489A JP31973489A JPH03181366A JP H03181366 A JPH03181366 A JP H03181366A JP 31973489 A JP31973489 A JP 31973489A JP 31973489 A JP31973489 A JP 31973489A JP H03181366 A JPH03181366 A JP H03181366A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、搬送装置を介して連続的に搬送されてくる各
被塗装物を、所望の色に効率的に塗装することを可能に
した塗装方法に関する。
[従来の技術] 被塗装物、例えば、自動車用車体を搬送装置を介して順
次搬送しながら固定型あるいは前記搬送方向に進退自在
な塗装装置により塗装作業を自動的に行う自動塗装工程
が採用されている(例えば、特開昭63−88081号
公報等参照)。
このような自動塗装工程において、塗料の色を替える場
合、実質的には塗装装置に設けられている塗料の供給経
路をエアやシンナー等により洗浄した後、塗装ガンから
前色の塗料および洗浄液を外部に噴射し、次いで、所望
の塗料を前記供給経路に充填する作業が行われている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、前記の従来技術(特開昭63−88081
号公報)において、この種の色替作業を行う際、塗装ガ
ンより導出される前色の塗料および洗浄液が車体に付着
することを阻止すべく、各車体同士を相当に大きく離間
させたり、あるいは前記車体の搬送速度を低下させてい
る。
これによって、塗装ライン全長が長尺化するとともに、
車体の塗装作業全体の効率化が達成されないという不都
合が指摘されている。
そこで、本発明の目的は、各車体同士の間隔を可及的に
近接させることが出来、しかも効率的な塗装作業を行う
ことが可能な塗装方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明方法では、所定の
色に塗装が施された被塗装物と、新たな色に塗装される
べく搬送されてくる被塗装物との間で、且つ夫々の被塗
装物と同期的に塗装装置を搬送方向に移動しながら、少
なくとも塗装装置の塗料供給流路の洗浄作業が行われる
[作用] 本発明に係る塗装方法では、塗装装置が被塗装物と同期
的に搬送されながら少なくとも塗料の色替作業に伴う塗
装装置の洗浄作業が行われるため、各被塗装物の間隔を
可及的に小さくすることが出来るとともに、被塗装物の
搬送速度を減少させる必要がない。
[実施例コ 本発明に係る塗装方法について実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施例に係る塗装方
法を実施するための自動塗装ラインを示し、前記自動塗
装ライン10には搬送装置12と、塗装装置14とが配
設される。
搬送装置12は所定方向に延在するコンベア16を備え
、前記コンベア16により車体18が所定間隔離間した
状態で連続的に定速搬送される。
塗装装置14はコンベア16に平行に配設されるレール
部20を備え、このレール部20の側部にはラック部材
22が前記レール部20の長手方向に延在して固設され
る。前記レール部20上にケーシング24が配設され、
このケーシング24の下部に固着された走行用モータ2
6の回転軸に、前記ラック部材22に噛合するビニオン
28が軸着される。
ケーシング24の上部に昇降用モータ30が設けられ、
前記昇降用モータ30の回転軸に連結されて鉛直下方向
に延在するボールねじ32が保持体34に螺合する。保
持体34はガイドロッド36a乃至36dに支持されて
おり、前記保持体34に固着された旋回用モータ38の
回転軸に歯車40が軸着され、この歯車40に歯車42
が噛合するとともに、この歯車42に軸着された旋回軸
44が保持体34に支承されてその端部を外部に露呈す
る。
旋回軸44に旋回アーム46の一端が固着され、この旋
回アーム46の他端部は車体18の車幅方向(矢印Eお
よびF方向)に延在しており、この他端部側に塗装ガン
48a乃至48Cが矢印EおよびF方向に変位自在に装
着される。
塗装ガン48a乃至48cは車体18に所定の色の塗料
を噴霧するものであり、第2図に塗装装置14の塗料回
路50が示されている。
塗料回路50は複数色の塗料を選択的に切り換えこれを
供給するための色替弁機構52を備え、塗料切り換えの
際に流路を洗浄する洗剤を供給するための第1洗浄弁機
構54と前記色替弁機構52とが方向制御弁56を介し
て第1経路58および第2経路60に接続される。第1
経路58、第2経路60は第1トリガ弁62、第2トリ
ガ弁64および第1ダンプ弁66、第2ダンプ弁68を
備えるコネクションマニホールド70を介して第3経路
72に合流され、この第3経路72の下流に塗装ガン4
8a乃至48Cが設けられる。
色替弁機構52はシンナー等の溶剤の供給を制御する第
1シンナー弁76と、シンナーを圧送するための圧縮空
気を制御する第1エア弁78と、異なる色彩の塗料を供
給可能なように各色に対応して設けられた所要数の塗料
弁PL乃至Pnとが並列に接続された塗料マニホールド
80を備える。前記塗料マニホールド80の出口側は4
ボ一ト2位置のソレノイド駆動型式の方向制御弁56の
一方の入口ボートに接続されている。
第1洗浄弁機構54は第2エア弁82および第2シンナ
ー弁84を備え、実質的に前述した色替弁機構52の第
1エア弁78、第1シンナー弁76を独立させた構成と
なっている。第1洗浄弁機構54の出口側は方向制御弁
56の他方の入口ボートに接続されている。
方向制御弁56の一方の出口ポートに接続されている第
1経路58には3ボ一ト2位置の方向制御弁からなる第
3ダンプ弁88が前記方向制御弁56に可及的に近接し
た位置に設けられる。第3ダンプ弁88の出口ポー)A
SBの中、ボートBはドレンタンク89側に接続される
同様に第2経路60には方向制御弁56の下流直下に第
4ダンプ弁90が設けられ、その出口ポー)CSDの中
、Dはドレンタンク91側に接続されている。これら第
3ダンプ弁88、第4ダンプ弁90の下流には、夫々塗
料の流量を制御するための第1および第2ペイントレギ
ユレータ92.94が配設される。
第1経路58、第2経路60の終端は、3ポート弁から
なる第1、第2トリガ弁62.64の人口ポートに夫々
接続されている。第1トリガ弁62、第2トリガ弁64
の二つの出口ポートの中、一方は第1ダンプ弁66、第
2ダンプ弁68の人口ボートと接続され、これら第1ト
リガ弁62、第2トリガ弁64の他方の出口ボートはコ
ネクションマニホールド70に対して並列に接続されて
いる。前記第1ダンプ弁66、第2ダンプ弁68の出口
ボートは夫々ドレンタンク95.96に接続される。
コネクションマニホールド70の入口側には第1洗浄弁
機構54と同様に構成され、第3エア弁98、第3シン
ナー弁100を有する第2洗浄弁機構102が接続され
、前記コネクションマニホールド70の出口側は第3経
路72を介して塗装ガン48a乃至48Cに接続されて
いる。第1経路58、第2経路60は夫々ドレンタンク
95.96への連通と第3経路72への連通とをコネク
ションマニホールド70の第1ダンプ弁66、第2ダン
プ弁68を介して切り換え可能に構成されている。
塗装ガン48a乃至48Cは塗料の噴射の断続を行うた
め、その内部に設けられた第3トリガ弁104、第5ダ
ンプ弁106およびノズル108を備える。第3トリガ
弁104、第5ダンプ弁106は第3経路72をノズル
108、ドレンタンク109のいずれかに連通させるよ
うに自在に切り換えることが出来るよう構成されている
第3図に、搬送装置12と塗装装置14の制御装置が示
されている。走行用モータ26の回転量、すなわち、ケ
ーシング24の矢印Y方向の位置がエンコーダ200に
より検出され、昇降用モータ30の回転量、すなわち、
保持体34の矢印Z方向の位置がエンコーダ202によ
り検出されるとともに、旋回用モータ38の回転量、す
なわち、旋回アーム46の矢印B方向の角度位置がエン
コーダ204により検出される。コンベア16にはこの
コンベア16の移動に伴ってパルス出力を発生し車体1
8の前記コンベア16上の位置を検出するためのパルス
ジェネレータ206が備えられる。
前記エンコーダ200.202.204およびパルスジ
ェネレータ206からの信号が供給される制御回路20
8は、実質的に論理演算を実行するCPU210と、前
記論理演算のプログラム等を記録するROM212と、
情報の一時的な記憶を行うRAM214と、前記エンコ
ーダ200乃至204およびパルスジェネレータ206
の出力を取り込むとともに、塗料回路50に必要な制御
出力を出すための■/○ボート216とを備える。
前記制御回路208はロボットコントローラ218に接
続され、このロボットコントローラ218はコンベア1
6、走行用モータ26、昇降用モータ30および旋回用
モータ38の駆動制御を行う。
本実施例に係る塗装方法を実施するための自動塗装ライ
ンは基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその動作について説明する。
ロボットコントローラ218を介して搬送装置12を構
成するコンベア16が駆動され、このコンベア16上に
所定間隔ずつ離間して配設されている車体18が、第3
図および第4図a中、矢印方向に搬送されてくる。車体
18と各塗装ガン48a乃至48Cとが相対的に塗装開
始位置に至る際、塗料回路50が駆動される。
第1の塗料弁P1から方向制御弁56に所定の色の塗料
が圧送されると、この塗料は第1経路58、第1ペイン
トレギユレータ92、第1トリガ弁62および第3経路
72を経て各塗装ガン48a乃至48Cのノズル108
から車体18の前面に噴射される。
ロボットコントローラ218を介して走行用モータ26
、昇降用モータ30および旋回用モータ38が選択的に
駆動制御され、コンベア16上を矢印方向に定速搬送さ
れている車体18の前面部、上面部および後面部に各塗
装ガン48a乃至48cを所定間隔離間し且つ塗装面に
略垂直に指向させて塗料を噴射する(第4図す参照〉。
その際、塗装ガン48a乃至48Cの位置はエンコーダ
200乃至204から制御回路208に供給される信号
に基づいて検出される一方、車体18の位置はパルスジ
ェネレータ206を介して制御回路208に送給される
これによって、車体18と塗装ガン48a乃至48Cと
の相対位置が確実に検出され、前記車体18に対する塗
装作業が正確に行われる。
第4図Cに示すように、車体18の塗装作業が終了した
後、次なる車体18aに異なる色の塗装を行うべく色替
作業が行われる。すなわち、色替弁機構52の第1塗料
弁P1を閉じ、これと同時に第1シンナー弁76を開い
て塗料マニホールド80から方向制御弁56に至る経路
にシンナーを供給する。このため、第1経路58内の前
色の塗料はシンナーの押圧作用下に第1トリガ弁62、
第3経路72を介して各塗装ガン48a乃至48Cのノ
ズル108から外部に噴射される(第4図d参照)。
次いで、方向制御弁56がポジションIからポジション
Hに切り換えられるとともに、第4ダンプ弁90が切り
換えられてこの第4ダンプ弁90の下流がドレンタンク
91に連通する。
そして、色替弁機構52の第1シンナー弁76、第1エ
ア弁78を作動させ、塗料マニホールド80から方向制
御弁56までの経路をシンナーおよびエアにより洗浄し
、その廃液を第4ダンプ弁90からドレンタンク91に
排出する。色替弁機構52の第2の塗料弁P2を開き、
第2経路60に所望の色の新たな塗料を圧送する。
一方、上記洗浄作業と平行して、第2洗浄弁機構102
の第3シンナー弁100、第3エア弁98を開いて、第
3経路72の洗浄が行われる。その廃液は塗装ガン48
a乃至48Cの第3トリガ弁104、第5ダンプ弁10
6を介してドレンタンク109に排出される。この間、
適宜前記第3トリガ弁104をノズル108側に切り換
え、前記ノズル108の洗浄を併せて行う。
第2経路60に上述の工程が進行している間、第1経路
58では前色の塗料を洗浄する工程が行われる。すなわ
ち、第1洗浄弁機構54の第2シンナー弁84、第2エ
ア弁82が交互に作動されて第1経路58内にシンナー
並びにエアが圧送され、この第1経路58内に残留して
いる前色の塗料が各塗装ガ・ン48a乃至48Cのノズ
ル108から外部に噴射される。
コネクションマニホールド70の第2トリガ弁64が切
り換えられ、この第2トリが弁64と、前記コネクショ
ンマニホールド70とが連通し、同時に第2ダンプ弁6
8とドレンタンク95との連通状態が遮断される。これ
により、第2経路60から新たな塗料が第3経路72に
供給され、塗料の色替作業が行われる。
この場合、本実施例では、前述した塗料色替作業が、第
4図dに示す状態から第4図eに示す状態までの間に行
われる。すなわち、第4図dにおいて、塗装終了後の車
体18と新たな色に塗装される車体18aとの間で、前
色の塗料並びにシンナー等の噴射を行いながら走行用モ
ータ26の駆動作用下にケーシング24が夫々の車体1
8.18aと同期的に同一方向(矢印方向)に搬送され
る。従って、ケーシング24を固定した状態で前述した
色替作業を行うものに比べ、車体18.18aの間隔を
可及的に近接させても、これらの車体18.18aに塗
料等が不要に付着する等の不都合を惹起することがない
。これによって、コンベア16上に複数の車体18を可
及的に近接して配置することが出来、自動塗装ライン1
0全体の長さを短縮し得るとともに、極めて効率的な塗
装作業を行うことが可能となる効果が得られる。
さらに、色替作業終了後の塗装ガン48a乃至48cは
、新たな車体18Hに近接しているためにこの新たな車
体18Hに対し塗装作業を迅速に開始することが出来る
[発明の効果] 以上のように、本発明に係る塗装方法では、次のような
効果並びに利点を奏する。
塗装装置を被塗装物と同期的に搬送しながら少なくとも
塗料の色替作業に伴う塗装装置の洗浄作業を行うため、
塗装終了後の被塗装物と塗装前の新たな被塗装物との間
隔を可及的に小さくすることが出来、塗装ライン全長の
短縮化並びに塗装作業の効率化が容易に達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗装方法を実施するための自動塗
装ラインの正面説明図、 第2図は前記自動塗装ラインに設けられている塗装装置
の塗料回路の概略図、 第3図は前記自動塗装ラインの制御回路の説明図、 第4図は前記塗装方法の説明図である。 10・・・自動塗装ライン 12・・・搬送装置14・
・・塗装装置    16・・・コンベア18・・・車
体      24・・・ケーシング26・・・走行用
モータ  30・・・昇降用モータ38・・・旋回用モ
ータ 482〜48c・・・塗装ガン 50・・・塗料回路 200.202.204・・・エンコーダ206・・・
パルスジェネレータ 208・・・制御回路 FIG、3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送装置を介し複数の被塗装物を所定間隔離間し
    た状態で連続的に搬送する過程と、 前記搬送方向に進退自在な塗装装置により所定の被塗装
    物を塗装する過程と、 前記塗装終了後の被塗装物と塗装前の被塗装物との間で
    且つ夫々の被塗装物と同期的に前記塗装装置を搬送方向
    に移動しながら少なくとも塗料の色替作業に伴う塗装装
    置の洗浄作業を行う過程と、 を有することを特徴とする塗装方法。
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