JP3823277B2 - 少量塗料給送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の色の塗料を塗料カートリッジの形態で貯蔵しかつ所要の塗料色の塗料カートリッジを塗装ロボットまたは自動塗装装置に搭載し塗料をその塗装機に供給する多色少量塗装システムに関し、より詳しくは、その多色少量塗装システムの一部であって、塗装ロボット等において搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機に給送する少量塗料給送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実公平 4-46846号公報、実公平 4-46847号公報等に参照されるように、従来より、塗装色の多様化に対応しかつ多色塗装の作業性の向上を図るべく、様々な多種少量塗料供給システムが提案され、開発されている。
そして、近年では、自動車ボディ等の塗装には塗装ロボットがよく利用されることから、最近では、数種ないし十数種の色の塗料を選択的に塗装ロボットに供給できるようにするべく考案されたところのいくつかの多色塗装システムが提案されている。
例えば、特公平 7-34882号公報は、各塗料色の複数の供給路P1〜P3をそれぞれ塗装ロボット14の作業域内に導き設け、ボトル形の貯槽22を各供給路の固定箇所にて連結し、そして、塗装時には、前記ロボット14の動作によって該貯槽は同ロボット14に担持されそしてロボット内の吹付け器20と連結されて、吹付け塗装をなしうるところの吹付け塗装器を開示している。
また、特開平 4-83549号公報は、各塗料色の塗装ガン35a 〜35n および塗料中間タンク21a 〜21n を塗装ロボット51の近くに、塗料色別に分けられた塗料循環系とそれぞれ接続・分離可能に配置し、そして装着ロボット41を使用して、選択的に塗装ガンおよび塗料中間タンクの一方または両方を塗装ロボット51に装着・離脱し、定流量手段61により塗料を吐出せしめることにより、選択的な多色塗装を可能にする多色塗装装置を開示している。
【0003】
しかし、上記の吹付け塗装器の発明にあっては、次のような問題がある。各塗料色の供給路を塗装ロボットの作業域内まで導く必要があるため、供給できる塗料色の数が一般に数種の程度に制限され、多色塗装の多様化を図る上で、一定の限界がある。その上、各塗料色の供給路を塗装ロボットの作業域内まで導くために、全体として大変大掛かりな設備を必要とする。さらに、塗料色の交換を塗装ロボット自体で行うため、色交換と塗装とを同時進行でなすことができず、しかも、色交換の度に貯槽22内の洗浄を行う必要があるため、多色塗装の作業効率が大変悪い。
また、上記の多色塗装装置の発明にあっては、塗装作業の効率の面で上記吹付け塗装器より改良されているが、なお次のような問題がある。塗料色の数を増やして一層の多色化を図る程、装着ロボットの作業域をより広い範囲に拡大することが必要とされ、設備の大型化とともに、塗装作業スペースの著しい広域化を招くという弊害が生じる。また、各塗料色ごとに塗料循環系を備えるため、塗装設備は全体として大規模なものになる。
さらに、上述のような従来の多色塗装システムは、1色当り比較的大量の塗料を塗装ロボットに選択的に供給する場合に適するものであった。しかし、最近では、自動車の購入者たる各個人が希望する夫々の塗料色で各自動車ボディを塗装できるようにすることが求められている。この状況より、自動車ボディの塗装に使用されうる塗料の色は数十種ないしそれ以上の種類にも及び、塗装の多色化が一層進行し、これに伴い、白色塗料等の大量使用の塗料を除き、各色の塗料の使用量が相対的により少ないものとなってきている。したがって、かように数多い色の塗料をより少量の単位で選択的に塗装ロボット等の塗装機に供給することができる多色塗装システムの開発が求められていた。しかし、これまでに開発された従来の多色塗装システムは、いずれも、この要求を十分に満たすことができないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者は、かかる背景の下、従来の多色塗装技術をさらに改良するべく、数多い色種の塗料を少量の単位で貯蔵しかつ所要の色の塗料を選択的に塗装ロボット等の塗装機に供給することができる新規な多色少量塗装システムを案出し、それを他の特許出願において開示した。
その新規な多色少量塗装システムは、
各々ある塗料色の少量の塗料が充填された適当数の塗料カートリッジと、
塗料カートリッジを着脱可能に保持する手段が適当数組み付けられ、数多くの塗料カートリッジを貯蔵しかつ回し運ぶことができるエンドレスコンベア機構を備えたストック装置と、
特定の塗料カートリッジをストック装置より取り出して運搬し、そして塗装ロボットに搭載することができる移載装置と、
搭載された塗料カートリッジ内の塗料を押出して塗装機に給送することができる機構を備えた塗装ロボットまたは自動塗装装置よりなる。
【0005】
ところで、塗装ロボットとか自動塗装装置を用いて自動塗装をなす場合において、その塗装を確実でかつ安定したものとするためには、塗装機からの塗料の吐出または噴霧は安定に自動制御することができるものであることが一般に要求される。
従って、上記の多色少量塗装システムにあっても同様に、塗装機からの塗料吐出量が安定していること、言い換えると、塗料を塗料カートリッジ内から塗装機に安定に給送することができることが、求められる。
【0006】
また、本発明者が提案した多色少量塗装システムは、ある塗料色の塗料カートリッジを塗装ロボットまたは自動塗装装置に搭載し、そしてその塗料色の塗装が完了した後、該塗料カートリッジを回収し、次いで、別の異なる塗料色の塗料カートリッジを塗装ロボット等に搭載して、その塗料色の塗装を行ない、そして、この一連の動作を繰り返すものである。
すなわち、本塗装システムにあっては、運転の間、種々の異なる塗料色の塗料カートリッジが次々と塗装ロボット等に搭載され、塗装に用いられる。従って、塗料カートリッジの交換(色替え)の間に、シンナーおよびエアにより塗料流路の洗浄をする必要がある。
しかるに、塗装ロボットおよび自動塗装装置は一般に、運転時において作業者の立ち入りが制限されるところの塗装ブース内に設置される。
したがって、上記の多色少量塗装システムにおいては、搭載された塗料カートリッジから塗装ロボットまたは自動塗装装置の塗装機までの塗料の自動給送とともに、その塗料流路を自動的に洗浄することができるものであることが求められる。
【0007】
本発明は、上述の要求に応えるべく為されたものであって、その課題とするところは、塗装ロボットまたは自動塗装装置において、搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機まで自動的にしかも安定に給送することができ、かつ、その塗料給送路を自動的に洗浄することもできる少量塗料給送システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、塗装機と連通するジョイント部材を、搭載された塗料カートリッジの出口端部と結合可能に備え、これとともに、エアの圧入等によって塗料カートリッジ内の塗料を該出口端部より前記ジョイント部材内に安定に押出しうる構成とし、さらに、洗浄用シンナー・エアを前記ジョイント部材の内部に流入し得る構成としたものである。
【0009】
より明確に述べると、本発明は、塗装ロボットまたは自動塗装装置において搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機に給送するシステムであって、塗料カートリッジを塗装ロボットまたは自動塗装装置内の搭載位置に固定保持する保持手段と、該塗料カートリッジの塗料出口側に備えられた、所定の塗料流路を経て前記塗装機と連通するジョイント部材と、前記塗料カートリッジ内の塗料をその出口部より外へ安定に押出すことができる押出し手段と、前記搭載位置の近くに備えられた、洗浄用のシンナーおよびエアが供給されるコネクタ部材と、前記ジョイント部材と連係して備えられ、まず該ジョイント部材を移動し前記塗料カートリッジの出口部と結合して該塗料カートリッジ内の塗料を該ジョイント部材の内部より前記塗料流路に供給し、前記塗装機による塗装の終了後、該ジョイント部材と該塗料カートリッジの出口部との結合を解除し、続いて該ジョイント部材を転置し前記コネクタ部材と結合してシンナーおよびエアを該ジョイント部材の内部より該塗料流路に供給し、該ジョイント部材及び該塗料流路の洗浄終了後、該ジョイント部材と該コネクタ部材との結合を解除するという一連の動作をなす塗装・洗浄のための接続手段とを備えてなる、少量塗料給送システムに関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の少量塗料給送システムは、上記した多色少量塗装システムの一部であって、塗装ロボットまたは自動塗装装置に備えられる。
本システムは、塗装ロボットまたは自動塗装装置において、搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機に給送するシステムであって、塗料カートリッジの保持手段、ジョイント部材、押出し手段、コネクタ部材および塗装・洗浄のための接続手段より構成される。これらの手段および部材は、例えば塗装ロボットの頭部、即ち第1アームの先端部または第2アームの後端部において、より好ましくは1枚の基板上に、一緒になって備えられる。
【0011】
塗料カートリッジは、相対的に少量の塗料が入れられた二重構造の容器であって、例えば、略円筒形の金属またはプラスチック製のカートリッジ本体の中に、筒形の塗料袋(合成樹脂製)を詰め替え可能に装填してなる。この塗料カートリッジは、その先端側に塗料の出口部を有し、そして、その後端側より、外圧力を加えたとき、例えばエアをカートリッジ内に圧入したとき、カートリッジ内の塗料袋が押し潰され、塗料がカートリッジの出口部より外に押し出される構造を備えてなる。
塗料カートリッジには、各々特定の塗料色(例えば、自動車の購入者たる各個人が希望するそれぞれ異なる塗料色)の少量の塗料が充填される。
【0012】
保持手段は、塗料カートリッジを塗装ロボットまたは自動塗装装置内の搭載位置に固定保持する手段である。搭載位置は、塗料カートリッジを塗装ロボットの頭部等に搭載するべく定められた位置である。なお、多色少量塗装システムの移載装置の運転により、塗装しようとする塗料色の塗料カートリッジがストック装置より本システムの搭載位置まで運搬されてくる。
保持手段は、塗料カートリッジが塗装ロボットまたは自動塗装装置に搭載されている間常に、塗料カートリッジを確実に保持することができる手段であることが求められ、また同時に、移載装置の例えばチャック手段による掴持動作によって、塗料カートリッジが容易に着脱されうるような構成のものであることが求められる。
この観点より、保持手段は例えば、搭載された塗料カートリッジの周囲にて回動自在に支持されたいくつかの保持アームと、これら保持アームを該塗料カートリッジが押え付けられるように回動させるエアシリンダ装置より構成される。エアシリンダ装置の代わりに、保持アームを塗料カートリッジが固定されるように付勢するバネ手段を採用してもよい。さらに、搭載位置にて塗料カートリッジを受け取りうる固定の収納枠を備えてもよい。
【0013】
ジョイント部材は、搭載される塗料カートリッジの塗料出口側(先端側)に、内部の通路が所定の塗料流路を経て塗装ロボットまたは自動塗装装置の塗装機と連通するように備えられる。
そして、より好ましくは、このジョイント部材が塗料カートリッジの出口部と結合するときには、塗料の漏洩を防止する観点より、塗料カートリッジの出口部は雄型となる構造を有し、ジョイント部材は雌型となる構造を有する。また、より好ましくは、ジョイント部材がコネクタ部材と結合するときには、ジョイント部材の洗浄を完全なものにする観点より、ジョイント部材は雄型となる構造を有し、コネクタ部材は雌型となる構造を有する。
【0014】
押出し手段は、例えば加圧エアを塗料カートリッジ内に注入して塗料カートリッジの中の塗料袋を押し潰すことにより、塗料カートリッジ内の塗料をその出口部より外へ安定に押出すことができる手段である。
ここで、「安定に」とは、塗料カートリッジの出口部より流れ出る塗料の量について安定した制御が可能であることを意味する。例えば、塗料カートリッジ内に注入されるエアの圧力の高低加減により、塗料カートリッジの出口部より流出する塗料の流量が調節されうるような場合を指す。従って、塗料カートリッジ内の塗料を瞬時に外に放出し尽くす機構・手段は、本発明の押出し手段より除外される。なお、上記の安定した制御は、より容易でかつより精確である程、より好ましい。
押出し手段としては、例えば加圧エアが供給されるコネクタと、これを移動し塗料カートリッジのエア流入口と結合することができるエアシリンダ装置との組合せが利用できる。エア流入口は、その取付箇所について特に限定されないが、通常、塗料カートリッジの出口部と反対側に設けられる。
また、押出し手段としては、例えばプランジャを塗料カートリッジ内に押し入れ、塗料カートリッジの中の塗料袋を一端側より押し潰していくような機構も、利用できる。
【0015】
コネクタ部材は、洗浄用のシンナーおよびエアが供給される部材であって、塗料カートリッジの搭載位置の近くに、好ましくは搭載された塗料カートリッジと並列に備えられる。
このコネクタ部材は、前記ジョイント部材と結合することができる構造、好ましくは雌型の構造を有する。
【0016】
塗装・洗浄のための接続手段は、ジョイント部材と連係して備えられ、ジョイント部材を塗料カートリッジに対して移動(接近・離隔)させて、ジョイント部材を塗料カートリッジの出口部と結合および解除することができる手段であり、また、ジョイント部材を転置し、そしてこれをコネクタ部材に対して接近・離隔させて、コネクタ部材と結合および解除することができる手段である。
そして、ジョイント部材と塗料カートリッジの出口部との結合・解除により、塗料カートリッジは塗装機と接続可能になっており、また、ジョイント部材とコネクタ部材との結合・解除により、シンナーおよびエアは各々ジョイント部材の内部より塗料流路に供給可能になっている。
この接続手段は、例えば、ジョイント部材と塗料カートリッジの出口部およびコネクタ部材との結合・解除動作を為すエアシリンダ装置と、ジョイント部材の転置動作を為すエアシリンダ装置との組合せより構成される。エアシリンダ装置に代えて、そのような動作を電磁気的な作用力により行なう装置を利用することもできる。
【0017】
塗装ロボットおよび自動塗装装置は、本発明の少量塗料給送システムを例えば塗装ロボットの頭部(第1アームの先端部または第2アームの後端部)に備えるとともに、該システムより塗料流路を経由して、装備された塗装機(例えばベル型静電塗装機)と接続する構造を有する。塗装機までの塗料流路には、一般に、塗料色替装置(CCV)、流量調節手段(ギアポンプ)および内部液の排出のためのダンプバルブ、並びに必要により、洗浄用のシンナーバルブおよびエアバルブなどが接続される。
なお、塗装ロボットおよび自動塗装装置のその他の構成、例えばロボットのアームの回動、変向等の動作を為す機構については、特に限定されない。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面により説明する。この実施例は、非制限的な例であって、本発明がこれに限定されないことは、言うまでもない。
【0019】
図12は、本実施例の少量塗料給送システム1を備えた多色少量塗装システムを示す。同図に示すように、多色少量塗装システムは、塗装ロボット2と、その側方に配置された塗料カートリッジ3・・のストック装置4と、このストック装置4の上方に配備された移載装置5よりなり、数多くの塗料色の塗料を少量の単位で(塗料カートリッジ3の形態で)ストック装置4に貯蔵するとともに、それら塗料群の中から、塗装しようとする塗料色の塗料カートリッジ3を、移載装置5がストック装置4より取り出して塗装ロボット2に搭載し、続いて、その塗料色の塗料を塗装機(例えばベル型静電塗装機)6に供給することにより、塗装ロボット2による自動塗装を行なうものである。
ストック装置4は、適当数の塗料カートリッジ3・・を保持するエンドレスコンベア機構7を備え、この機構7の運転により、これら塗料カートリッジ3・・を回し運びながら、所要の塗料色の塗料カートリッジ3を移載装置5による取出位置20に運ぶことができる装置である。さらに、ストック装置4は、使用済みの塗料カートリッジ3を回収する回収機構8をも併設してなる。
移載装置5は、塗料カートリッジ3をストック装置4より取り出し塗装ロボット2に搭載する動作と、使用済み塗料カートリッジ3を塗装ロボット2からストック装置4に回収する動作とを同時に為すための装置であって、2つのチャック手段9a、9bによりそれぞれ、塗料カートリッジ3を掴持・解除し、そして、塗料カートリッジ3を吊持しながら、移動体21の往復動により塗装ロボット2とストック装置4との間で往復運搬するという動作をなす。
塗装ロボット2は、コンベア機構22によりワークの搬送方向に往復移動することができ、また、塗装機6を旋回、変向する機構を備えており、これらの運動動作により、ワークに対する自動塗装を為しうる構成となっている。
【0020】
そして、本実施例の少量塗料給送システム1は、塗装ロボット2の頭部(第2アームの後端部)に、1枚の基板10上に一緒になって備えられている。
給送システム1は、図1に示すように、移載装置5の運転により塗料カートリッジ3が基板10上に搭載された後、該塗料カートリッジ3内の塗料を、塗料流路Aを経て塗装ロボット2の塗装機6に給送するシステムであって、図2ないし図4に参照されるように、塗料カートリッジ3の保持手段11、ジョイント部材12、押出し手段13、コネクタ部材14および塗装・洗浄のための接続手段15より構成される。なお、塗装機6までの塗料流路Aには、塗料色替装置(CCV)23、圧力センサ24および流量調節手段(ギアポンプ)25などが接続されている。
【0021】
図2ないし図4に示すように、保持手段11は、搭載された塗料カートリッジ3の周囲(前後左右の4か所)において、それぞれ、保持アーム26を、ヒンジピン27を中心として回動自在に支持し、エアシリンダ装置28を該保持アーム26と接続して設けてなり、そして、シリンダ装置28の運転により、図4に詳細に示すように、保持アーム26を回動させ、アーム26により塗料カートリッジ3を上方より押え付けることができるように構成されている。
従って、移載装置5のチャック手段9a、9bが下降し、掴持する塗料カートリッジ3を塗装ロボット2内の搭載位置Bまで運搬してきたとき、保持手段11の動作によって、搭載された塗料カートリッジ3は、搭載位置Bに固定保持されるようになっている。なお、図中、29は、塗料カートリッジ3が搭載位置Bに存在するかどうかを検知するセンサであり、その情報は多色少量塗装システムの制御装置に送られる。
【0022】
塗料カートリッジ3は、図5に示すように、金属またはプラスチック製の略円筒形のカートリッジ本体30の内に、合成樹脂製の塗料袋31を詰め替え可能に装填してなる。塗料袋31には、各々特定の塗料色の相対的に少量の塗料、例えばワーク1台の塗装においてその色について必要とされる量の塗料が充填されている。
この塗料カートリッジ3は、その先端側に、塗料の出口部32(塗料袋31と連通している)を有し、またその後端側に、エア注入口33(カートリッジ本体30の内部と連通している)を有する。
そして、本システム1は、押出し手段13を塗料カートリッジ3の後端側に備えてなる。押出し手段13は、供給口34より加圧エアが供給されるコネクタ35と、コネクタ35を矢印±r方向に移動し(図1)、塗料カートリッジ3のエア流入口33と結合および解除することができるエアシリンダ装置36との組合せよりなり、加圧エアをカートリッジ本体30内に注入して塗料カートリッジ3の中の塗料袋31を押し潰すことにより、塗料カートリッジ3内の塗料をその出口部32より外に安定に押出すことができる。この場合、塗料カートリッジ3内に注入されるエアの圧力の加減により、塗料カートリッジ3の出口部32より流出する塗料の流量は、安定に調節することができる。なお、図中、37はエアシリンダ装置36へのエアの注入口を示す。
【0023】
また、本システム1は、図2に示すように、ジョイント部材12を搭載される塗料カートリッジ3の先端側に備え、また、コネクタ部材14を搭載位置Bの近くに、塗料カートリッジ3と並列に備えてなる。
ジョイント部材12は、図6ないし図8に示されるように、その先端から内部へ延びる通路38aと通路38aより側方に延びる通路38bとを形成するとともに、その内部キャビティ39にて、ピストン付きニードル弁40を長手方向に摺動自在にかつその先端部が通路38a、38bに臨むように備えてなる。キャビティ39においてニードル弁40のピストン部41とジョイント部材12の内壁との間には、コイルバネ42が介装されている。上記の通路38bは塗料流路Aと接続されている。つまりジョイント部材12は、塗料流路Aを経て塗装ロボット2の塗装機6と連通している。
そして図6ないし図8に示すように、塗料カートリッジ3の出口部32とジョイント部材12は、出口部32が雄型としてジョイント部材12が雌型として結合および解除することができる構造となっている。
また、コネクタ部材14は、図9ないし図11に示されるように、その先端から内部に延びる通路43を形成する部材である。通路43は流入口44(図2)を介して洗浄用シンナーおよびエアの供給源(図示せず)と連通している。従って、コネクタ部材14には、洗浄用のシンナーおよびエアが供給されるようになっている。
そして、図9ないし図11に示すように、ジョイント部材12とコネクタ部材14は、ジョイント部材12が雄型としてコネクタ部材14が雌型として結合および解除することができる構造となっている。
【0024】
また、本システム1は、図2ないし図5に示すように、塗装・洗浄のための接続手段15をジョイント部材12と連係して備えてなる。この接続手段15は、ジョイント部材12と接続され、ジョイント部材12を塗料カートリッジ3(およびコネクタ部材14)に対して矢印±p方向に移動(接近・離隔)させ、塗料カートリッジ3の出口部32(およびコネクタ部材14)と結合および解除することができるエアシリンダ装置45と、ジョイント部材12を塗料カートリッジ3の出口部32に対向する位置とコネクタ部材14に対向する位置との間で矢印±q方向に転置することができるエアシリンダ装置46との組合せよりなる。なお、図中、47はエアシリンダ装置45へのエアの注入口を示す。
従って、シリンダ装置45の運転により、ジョイント部材12を、これと対向する塗料カートリッジ3の出口部32と結合および解除することができ、また、シリンダ装置46の運転によりジョイント部材12をコネクタ部材14と対向する位置に転置し、続いて、シリンダ装置45の運転により、ジョイント部材12をコネクタ部材14と結合および解除することができるようになっている。
要するに、ジョイント部材12と塗料カートリッジ3の出口部32との結合・解除により、塗料カートリッジ3は塗装機6と接続可能となっており、またジョイント部材12とコネクタ部材14との結合・解除により、シンナーおよびエアは各々、ジョイント部材12の内部より塗料流路Aに供給可能となっている。
【0025】
次に、本システム1の一連の動作を説明すると、移載装置5によって塗料カートリッジ3が塗装ロボット2内の搭載位置Bに運搬されてきたとき、まず、保持アーム26が回動し塗料カートリッジ3を上方より押え付けることにより、保持手段11が塗料カートリッジ3を搭載位置Bに固定保持する。
続いて、エアシリンダ装置36の運転により、押出し手段13のコネクタ35が移動して塗料カートリッジ3のエア流入口33と結合する。これと同時に、シリンダ装置45の運転により、ジョイント部材12が移動して塗料カートリッジ3の出口部32と結合する。そして、加圧エアをエア流入口33から塗料カートリッジ3の本体30内に注入することにより、塗料カートリッジ3内の塗料が出口部32よりジョイント部材12に安定に押出される。
これらの動作をより詳しく述べると、まず、ジョイント部材12が+p方向に移動し(図6)、出口部32と嵌合する。このとき、出口部32と通路38aは密着している(図7)。次に、エア圧力によってニードル弁40(当初、閉じている)が矢印x方向に移動して開く。そして、ニードル弁40が出口部32の先端を押圧し、出口部32内に押し入れると、出口部32内の逆止弁(図示せず)が開く(図8)。そして同時に、加圧エアが塗料カートリッジ3内に注入することにより、塗料袋31内の塗料が押出され、矢印fで示すように出口部32より通路38a、38bそして塗料流路Aへと流出する。
この場合、塗料カートリッジ3の出口部32とジョイント部材12は、出口部32が雄型としてジョイント部材12が雌型として結合されているので、塗料の漏洩が生じない。
而して、塗料カートリッジ3より流れ出た塗料は、塗料流路Aに沿って、色替装置23、ギアポンプ25を経て塗装機6に供給され、そして塗装ロボット2による自動塗装がなされる。
塗装の完了後、シリンダ装置45の運転により、ジョイント部材12が塗料カートリッジ3の出口部32との結合を解除し、そして、シリンダ装置46の運転により、ジョイント部材12が+q方向に移動しコネクタ部材14と対向する位置まで転置し、続いて、シリンダ装置45の運転により、ジョイント部材12が移動してコネクタ部材14と結合する。すると、洗浄用のシンナーおよび/またはエアがコネクタ部材14よりジョイント部材12の内部に供給され、そして塗料流路Aへと流入し、これにより、流路Aの洗浄がなされる。なお、この動作と同時に、エアシリンダ装置36の運転により、コネクタ35とエア流入口33との結合が解除される。
この動作をより詳しく述べると、まず、ジョイント部材12が+p方向に移動し(図9)、コネクタ部材14と嵌合する。このとき、ジョイント部材12の先端部の外壁とコネクタ部材14の通路43とは密着している(図10)。次に、エア圧力によってニードル弁40(当初、閉じている)が矢印x方向に移動して開く(図11)。すると同時に、洗浄用のシンナーあるいはエアが、通路43よりジョイント部材12の内部に供給され、矢印gで示すように通路38a、通路38bそして塗料流路Aへと流出する。
この場合、ジョイント部材12とコネクタ部材14は、ジョイント部材12が雄型としてコネクタ部材14が雌型として結合されるので、ジョイント部材12の先端部の通路38a全体をも満足に洗浄することができる。
【0026】
したがって、本例の給送システム1においては、塗装ロボット2において搭載された塗料カートリッジ3内の塗料を塗装機6まで自動的にしかも安定に給送することができ、かつ、塗装機6までの塗料流路Aを自動的に洗浄することもできる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の少量塗料給送システムによれば、塗装ロボットまたは自動塗装装置において搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機まで自動的にしかも安定に給送することができ、かつ、その塗料給送路を自動的に洗浄することもできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の少量塗料給送システムおよびこれより塗装機までの塗料流路系を示す概略図である。
【図2】図1に示す少量塗料給送システムを示す平面図である。
【図3】図1に示す少量塗料給送システムを示す正面図である。
【図4】図1に示す少量塗料給送システムを矢印S方向より見た図である。
【図5】図2に示す少量塗料給送システムにおいて、搭載された塗料カートリッジの内部を示す図である。
【図6】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材と塗料カートリッジの出口部との結合の過程を示す図である。
【図7】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材と塗料カートリッジの出口部との結合の過程を示す図である。
【図8】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材と塗料カートリッジの出口部との結合の過程を示す図である。
【図9】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材とコネクタ部材との結合の過程を示す図である。
【図10】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材とコネクタ部材との結合の過程を示す図である。
【図11】図2の少量塗料給送システムに使用されるジョイント部材とコネクタ部材との結合の過程を示す図である。
【図12】図2の少量塗料給送システムが装備される多色少量塗装システムの全体を示す概略図である。
【符号の説明】
1 少量塗料給送システム
2 塗装ロボット
3 塗料カートリッジ
4 ストック装置
5 移載装置
6 塗装機
11 保持手段
12 ジョイント部材
13 押出し手段
14 コネクタ部材
15 接続手段
31 塗料袋
32 出口部
33 エア流入口
A 塗料流路
B 搭載位置

Claims (1)

  1. 塗装ロボットまたは自動塗装装置において搭載された塗料カートリッジ内の塗料を塗装機に給送するシステムであって、
    塗料カートリッジを塗装ロボットまたは自動塗装装置内の搭載位置に固定保持する保持手段と、
    該塗料カートリッジの塗料出口側に備えられた、所定の塗料流路を経て前記塗装機と連通するジョイント部材と、
    前記塗料カートリッジ内の塗料をその出口部より外へ安定に押出すことができる押出し手段と、前記搭載位置の近くに備えられた、洗浄用のシンナーおよびエアが供給されるコネクタ部材と、および
    前記ジョイント部材と連係して備えられ、まず該ジョイント部材を移動し前記塗料カートリッジの出口部と結合して該塗料カートリッジ内の塗料を該ジョイント部材の内部より前記塗料流路に供給し、前記塗装機による塗装の終了後、該ジョイント部材と該塗料カートリッジの出口部との結合を解除し、続いて該ジョイント部材を転置し前記コネクタ部材と結合してシンナーおよびエアを該ジョイント部材の内部より該塗料流路に供給し、該ジョイント部材及び該塗料流路の洗浄終了後、該ジョイント部材と該コネクタ部材との結合を解除するという一連の動作をなす塗装・洗浄のための接続手段とを備えてなる、少量塗料給送システム。
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