JPH03179542A - 光ディスクの情報管理装置および情報管理方法 - Google Patents

光ディスクの情報管理装置および情報管理方法

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JPH03179542A
JPH03179542A JP1319383A JP31938389A JPH03179542A JP H03179542 A JPH03179542 A JP H03179542A JP 1319383 A JP1319383 A JP 1319383A JP 31938389 A JP31938389 A JP 31938389A JP H03179542 A JPH03179542 A JP H03179542A
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JP
Japan
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optical disc
information management
section
recorded
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JP1319383A
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English (en)
Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Masayuki Kozuka
雅之 小塚
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 不発明は、光ディスクを流通媒体として使用する分野、
特に電子出版・ソフトウェア配布・試用など著作権の係
る分野のデータ保護および光ディスク上に記録されたデ
ータやソフトウェアの使用に対する課金などの情報管理
に関するものである。
従来の技術 近年、光ディスクの信頼性の向上やパーソナルコンピュ
ータ等に接続するドライブ装置の低価格化が進み、計算
機の外部メモリとしての光ディスクの応用が広まってき
た。
特にC D − R OM ( Compact Di
sk − Read OnlyMemory : 5.
 25インチ再生専用型光ディスクの標準規格)は、そ
の大容量・可搬性の特徴が注目され、電子化情報の配布
流通媒体として注目されている。例えば、画像や音など
のマルチメディア情報を大量に使った新しい表現方法へ
の可能性から、従来紙として出版されていた本や雑誌が
、電子本の形式でCD−ROM出版されている。
tた.市販のアブリケーシツン・ソフトウェアでも大規
模なものは数十メガバイト(以下、M Bと略記)にも
及ぶものもあり、省スペース化のため従来のフロッピ・
ディスクに代わりCD−ROMで配布販売されている。
さらに、プライベート出版や企業内出版などの少数用途
では、CD−ROM以外の書込可能な追記型光ディスク
や光磁気ディスク等も用いられている。例えば追記型C
D(CD−WORM: CD−ROM規格に準拠した書
込可能な光ディスク)等も配布媒体として使用され始め
ている。
一方、通信回線を使った、亀子情報サービスやパブリッ
ク・ドメイン・ソフトウェア(以下、PDSと略記)の
流通サービスなどでは次のような課金方法が導入されて
いる。一部の機能を試用させ、承諾後に購入を決定する
ソフトウェア試用制度や、ユーザの試用時間やアクセス
回数により料金を徴収する課金制度等である。
発明が解決しようとする課題 こういった電子配布媒体として、光ディスクが使用され
る場合には、著作権保護の点から、1つの出版物データ
毎に単独の光ディスクが用いられていた。
しかし、現状ではCL)−ROMの制作コス+は非常に
高い。中でも、光ディスクはシーク時間がハードディス
ク等に比べて極端に遅いことに起因するデータ配置の最
適化処理や、国際ISO規格へのフォーマット変換、光
ディスクにデータを記録するマスタリング等の工程に掛
かる費用が多くを占める。これらの費用はデータ量に殆
ど関係なく、固定的に必要な費用である。このため、出
版物ごとに複数の光ディスクに分割するのと、データ量
は増えても1枚の光ディスクに混在するのでは、制作コ
ストは後者の方が格段に安くなる。
その上、光ディスクの500MB以上の容量は、テキス
トベースの出版物や改版ソフト配布用途には大き過ぎる
。従って実際は、光ディスク容量の数分の1〜数百分の
1しか、使われてないことが多いO また、電子情報サービスやPLISの流通サービスなど
では、通信コストの引下げ等のメリットの面から、現状
の通信回線を使ったサービスに代わり、光ディスクを配
布媒体としてオフライン形態で行おうとの期待も高い。
しかし、光ディスクを用いる場合は、通信回線の使った
場合のように、ユーザが随時必要なデータやソフトウェ
アをホストコンピュータからダウンロードすることがで
きない。このため、汎用的に関連する全てのデータを予
め光ディスク上に記録しておく必要があり、該当ユーザ
によっては無関係なデータも記録されていることになる
。ところが、現状ではこの該当ユーザに無関係なデータ
の保護m構や課金システムが確立していない問題があり
、光ディスクによる代用はほとんど実用化されていない
本発明は、以上のような問題を解決するもので、同一の
光ディスクに複数出版物データ(著作権を有するデータ
)を記録し、このデータの中から指定の出版物データ以
外のデータ区画へのアクセス若しくは内容の読取りを禁
止する。これにより、正規の対価が支払われた以外の出
版物データの著作権を保護することができる方法を提供
することを目的とする。
この方法により、複数の出版物データを1枚の光ディス
クに混在して収納しても著作権の保護することが可能と
なり、制作過程の簡略化や、制作コストメリットを得る
ことができる。
更に本発明では、購入時や配布時に記録した有効期間情
報により、指定日付迄や規定回数以内といった有効期間
のみに光ディスクの利用を制限することにより、有効期
間毎に料金の徴収を行う課金システムの実現方法を提供
することを目的とする。この方法により、現状の通信回
線を使用したサービスに代わり、光ディスクによるオフ
ラインでのデータ配布が可能となり回線コストのメリッ
トが得られる。
本発明は上記問題を解決するもので、光ディスク上に記
録された複数の情報を対請求項1〜4のいずれか1つに
記載の利用を制限し、光ディスク内の情報の販売配布ま
たは課金などを行う情報管理方式を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明は、光ディスク上に
記録された複数の情報を対価に応じて利用を制限する光
ディスク内の情報の販売配布または課金方式において、
複数の情報を記録した光ディスクの再生を行うドライブ
装置と、前記ドライブ装置の制御を行う基本入出力部と
、この基本入出力部を介して光ディスク上の情報を管理
する情報管理部を有し、情報管理部または基本入出力部
は、光ディスクまたは別の記録媒体から利用データ範囲
情報・有効期間情報・累積利用回数情報などの利用情報
を記録したキー情報を取り出し、このキー情報を用いて
光ディスク内の情報の一部または全部の利用を制限する
アクセス制御部を備えた構成にしたものである。
また別の構成として、複数情報の一部または全部を複数
の異なる暗号キー情報による方法で暗号化して記録され
た光ディスクに対し、情報管理部または基本入出力部は
、光ディスクまたは別の記録媒体から光ディスク上の情
報を解読するための暗号キー情報を取り出し、この暗号
キー情報を用いて解読できる情報以外の情報の利用を制
限する暗号解読部を備えた構成にしたものである。
さらに、同一の光ディスク上に複数出版物データを記録
した光ディスクにおいて、購入時の対価に応じて許可さ
れた区画以外の出版物データに対してドライブ装置で再
生不能となる処理を施す方法を採ることも可能である。
作用 上記の構成により、同一の光ディスク上に記録された複
数出版物データへの利用範囲や使用期限を越えたアクセ
スに対して、アクセス制御部がキー情報と比較判定する
ことによりこのアクセスを排除することができ、これに
より、複数出版物データの著作権保護や光ディスクを使
った情報サービスでの課金の問題を解決できる。したが
って、従来別々の光ディスクに記録していた複数出版物
:に データを同一の光ディスクに混在記録するや光デへ イスクでの配布が可能となり、制作コストや通信コスト
での大きなメリットが得られる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における光ディスクの情
報管理方式の基本構成図である。第1図において、1は
光ディスク内のデータの検索、表示等を行う光ディスク
・ビューワである。2はコンピュータシステムのプロセ
スや資源管理を行うオペレーティング・システム(以下
、O5と略記する)である。3は光ディスク8上のデー
タを管理する情報管理部である。052は情報管理部3
の機能を装備している場合もあるが、第1図では情報管
理部3はO52の拡張部として実装される場合の例を示
す。光ディスク8は第1図の概略例に示すようなデータ
配置を有し、81は光ディスク内の情報利用の可否を判
定するためのキー情報である。5は光ディスク8の再生
を行う光ディスクドライブ装置である。4は光ディスク
ドライブ装置5を制御する基本入出力部(以下、BiO
2と略記する)であり、光ディスク内の特定位置に記録
されたキー情報81をロードする記憶装置(RAM等の
内部メモリ)41と、記憶袋@41のキー情報に従って
、光ディスク8へのアクセスの排除処理を行うアクセス
制御部42を備えている。7はコンピュータシステムの
キーボード・デイスプレィ・通信回線ポート・磁気媒体
ドライブ装置などの各種入出力装置、6は各種入出力装
置7を制御する入出力制御部である。また、細実線10
1〜103は再生指示およびエラー情報の流れを示し、
大災線201〜203はデータの流れを示す。
通常、052、情報管理部3および基本入出力部4はコ
ンピュータシステム上で動作するソフトウェアの形で実
現される。また、これらの機能は構成上、光ディスク・
ビューワIの一部として実装される場合もある。
第1図の光ディスク8は、区画1〜区画3にそれぞれ異
なる著作権を有する複数の出版物、例えば辞書や小説等
のディジタル化されたデータが記録されたデータ配置の
例を示す。第1図では、区画lに対して、正当な対価が
支払われ、区画1のみアクセスが許可されている例を挙
げている(網点で示す)。これらの各区画へのアクセス
可否の情報は、キー情報81に記録される。
簡単なキー情報81の例としては、第1表のようなテー
ブルが考えられる。第1表は区画1〜3に対する開始ア
ドレスと終了アドレスおよびその区画に対してアクセス
が可能かどうかのフラグを示す。たとえば@1表は、”
区画1はアドレス100〜3000に記録され、アクセ
ス可能である”ことを示している。このように、再生の
指示されたアドレスを第1表のテーブルと比較判定すれ
ば、アクセスの可否を容易に判定できる。
第1表 第1図の動作の概略を第2図のフロー図に示す。
BIO54では、情報管理部3からのたとえばアドレス
mの再生指示(ステップ301)に対して、光ディスク
8が交換されたかどうかを判定する(ステップ302)
。このとき、光ディスク8が交換直後であれば、BIO
54は光ディスク8のキー情報81を再度記憶装置i4
tにロードする(ステップ303)。交換されていなけ
れば、再度キー情報81をロードする必要はない。
この後、指示されたアドレスmはアクセス制御部42に
より記憶装置41のキー情報と比較される(ステップ3
04)。この結果により、アクセス可能であれば光ディ
スクドライブ装置5を通じて、光ディスク8のアドレス
mに記録されたデータが読み出され、情報管理部3に転
送される(ステップ305)。逆に、アクセス不可であ
れば、その旨を通知するエラー情報が情報管理部3に返
される(ステップ306)。
第1図では、区画1への再生指示103に対して、アク
セス制御部42では区画1へのアクセス可能と判定され
、区画1のデータが201の経路により光ディスク8か
ら再生される。また、区画2への再生指示101に対し
ては、アクセス不可と判定され、エラー情報102が返
される。
以上の機構を設けることで、たとえば区画lと区画2に
異なる出版物データやソフトウェアが記録された場合で
も、区画2に対するアクセスは拒否することができ、区
画2に記録されたデータの著作権は保護することができ
る。その結果、複数の出版物データやソフトウェアを1
枚の光ディスクに混在して収納しても、著作権を保護す
ることが可能となり、制作過程の簡略化や制作コストメ
リットを得ることができる。
特に、この記憶装置41やアクセス制御部42をRLJ
M化したプログラムとして実装する形態を採れば、本実
施例の構成上必要となる記憶装置41やアクセス制御部
42はBIO5J内で吸収でき、従来の光ディスク・ビ
ューワ1や情報管理部3は変更なしに利用できる。
光ディスク8として、再生専用型のCD−ROMを用い
る場合には、キー情報81は予めマスタリング時に記録
することが必要である。このため、区画1〜3のどの区
画にアクセスを許すかで、キー情報81が変わるため、
キー情報81の異なる複数のCD −ROMを制作する
ことになる。しかし、キー情報81は第1表のアクセス
可否のフラグ部分を変える程度で済む上、データ配置の
最適化など、他の全工程は共通化でき、コストメリット
を得られる。
光ディスク8として追記型光ディスクや光磁気ディスク
等の書込可能型光ディスクを用いる場合には、メディア
の購入時に販売店に備え付けの専用ライタで、対価が支
払われた区画に対するキー情報81を随時記録すること
もできる。ここでの書込可能型光ディスクとしては、光
ディスクやそのカートリッジの一部に磁気媒体等を貼付
したものや、記録領域の一部が書込可能な光ディスクも
該当する。
この他、キー情報を光ディスクには記録せず、他の各種
入出力装置7から入出力制御部6によりロードする方法
もある。たとえば、ICカードやフロッピディスク等の
他の記憶媒体により配布しておく方法や、予めユーザに
通知したキー情報を入力要求メツセージに従いキーボー
ドから入力してもらう方法である。他の記憶媒体による
キーの配布やユーザへの通知をメディアの購入時に行う
ことももちろん可能である。
こういった方法では、光ディスク8に記録されたデータ
を変更・交換することなく、キー情報のみを再配布・再
通知して更新するだけで、比較的簡単にアクセス可否の
区画変更が可能となる利点がある。具体例としては、ソ
フトウェア試用システムなどに適用すれば有効である。
つまり、光ディスク上に記録されたソフトウェアの一部
の機能のみを許すキー情報によりこれを試用させ、購入
が了承されれば光ディスク上のデータ全体へのアクセス
を許すキー情報を再配布する方法である。
以上の第1図では、記憶装置i4tおよびアクセス制御
部42をBIO3J内に実装する方式を説明した。別の
構成として、052や情報管理部3に記憶装置41およ
びアクセス制御部42を実装する方式も可能である。第
3図には、情報管理部3に実装する場合の構成図を示す
理想的には、社会的な著作権保護のシステムの一環とし
て、アクセス制御部またはその方式が標準化され、汎用
O5で標準サポートされるのが望ましい。しかし、現状
の汎用O5では、アクセス制御機能をもつ汎用O5は殆
どなく、標準化された方式もない。
したがって当面は、汎用OS2または情報管理部3に、
アクセス制御部を追加するか、または独自の光ディスク
・ビューワlを利用する方決が採られる。
こういった情報管理部3や光ディスク・ビューワlの供
給方法としては、光ディスク上に配布するデータと一緒
に記録しておく方法がある。光ディスクの交換直後に、
O12上で動作するローダプログラムや、光ディスクド
ライブ装置5にROM化したローダプログラムにより、
光ディスク上に記録した情報管理部3や光ディスク・ビ
ューワ1を初期ローデインブレで起動するのである。
この方法では、情報管理部3や独自のビューワ・ソフト
自体を別の媒体で携帯したり、ユーザがローディングし
たりする煩わしさが防止できるため、光ディスクの可搬
性を損なわない効果がある。
以上説明した情報管理部3の例としては、l5O966
0規格のファイルシステムが特に有効である。
汎用O5がMS−1)O5(マイクソフト社の開発した
O5)の場合は、MS −CD EXTENTION 
(Vイクソフト社のCD−ROM専用管理ソフト)がこ
れに相当する。
光ディスクを本実施例のような流通媒体として利用する
場合には、CD−ROMの国際規格として決定されたI
 S O9660規格に準拠して記録するほうが望まし
い。このことから、前述の拡張部や独自のビューワ・ソ
フト自体は、このl5O9660規格を再生可能なファ
イルシステムである方が、データの互換性や汎用性の筒
からメリットが大きい。
次に、第1図と同様の構成により、課金システムとして
運用する場合の例を説明する。この場合は、キー情報8
1として有効期間情報を記録する。
有効期間情報としては、ある一定期臼までの使用を許す
期間設定情報や、ある一定の時間やアクセス回数までの
使用を許す累積アクセス回数制限や累積使用時間制限情
報などが考えられる。
動作は、出版物データ保護の場合とほぼ同一であり、ア
クセス制御部42でのアクセス可否の判定条件が異なる
。キー情報81として期間設定情報を使用する場合は、
期間設定情報とコンピュータシステムの内部タイマ時間
との比較により判定が行われる。また、キー情報81と
して累積アクセス回数制限や累積使用時間制限情報を使
用する場合は、累積アクセス回数制限や累積使用時間制
限情報と、その時点までのアクセス回数合計値や使用時
間合計値との比較により判定が行われる。
光ディスク8として書込可能型光ディスクを用いる場合
や、キー情報の配布にICカード等の他の磁気媒体を用
いる場合には、これらの記憶媒体の一部にアクセス回数
合計値や使用時間合計値のログ情報を記録しておく方法
や、キー情報自体を書換えて、累積アクセス回数制限や
累積使用時間制限情報をカウントダウンする方法が採ら
れる。
以上説明したアクセス判定のキー情報81の他に、位置
情報ファイルをキー情報とすることも可能である。通常
、光ディスク内のデータは、データ内容そのものを記録
したデータファイルと、情報管理部がこのデータファイ
ルを管理するための位置情報ファイルに分類できる。位
置情報ファイルは、M S −D OSやI S 09
660規格のデイレクトリファイルやバステーブルに相
当する。この位置情報ファイルには、データファイルの
識別子・サイズ・先頭アドレスなどが記録されている。
従って、位置情報ファイルに記録されていないデータフ
ァイルは、情報管理部3では存在が認識できない。
このことを利用して、光ディスク上の利用できる区間、
本実施例では区画lの位置情報ファイルのみをキー情報
81としてロードすれば、区画1以外の区画は再生でき
ず、第1図および第2図で説明したと同様な効果が得ら
れる。
第4図は本発明の第2の実施例における光ディスクの情
報管理方式の基本構成図であり、第1の実施例と同様に
、光ディスク上に記録した複数出版物のデータを保護す
るための構成として、暗号化手法を使う場合の構成を示
す。第4図は第1図とほぼ同じ構成をとり、アクセス制
御部42に代わり暗号解読部43を備えている。この暗
号解読機構43以外は第1図と同じ機能を有し、ここで
は説明を省く。
以下、第1の実施例の第1図と対比しながら説明する。
第4図でも、光ディスク8には出版物データが区画1〜
3に記録されている。但し、光ディスク8内のデータは
各区画毎に異なる暗号キーを使った方法で暗号化された
データが記録される。
暗号化の方法は、同一の方式でキーとなる数字が区画毎
に異なる方法や、暗号化の方式自体が区画ごとに異なる
方法などが採れる。なお、本実施例では、光ディスク8
のデータは、情報管理部3の再生指示単位であるブロッ
クサイズ単位で暗号化、解読が可能な方法で記録される
とする。
第4図では、第1図のアクセスの可否を判定するための
キー情報81に代わり、暗号化されたデータを解読する
ための暗号キー情報82を記録する。
区画毎に異なる暗号化方式を適用する場合は、キー情報
82の一部として同時に暗号化方式の識別子を記録する
第4図でも、第1図と同様に区画1の出版物データに対
してのみ対価が支払われ、区画1のみ利用できるものと
する。このため、暗号キー情報82は、区画1に記録さ
れた暗号化データを解読するに必要なキー情報のみが記
録される。
簡単な暗号キー情報82の例としては、第2表のような
テーブルが考えられる。第2麦は区画1〜3の開始アド
レスと終了アドレスおよび暗号化方式を示す識別子と暗
号解読の暗号キー情報を示す。
第2表の例では、利用できない区画2.3の暗号化方式
および暗号キー情報の欄はFFFFを記録する。
第2表 第4図の動作の概略を第5図のフロー図に示す。
BIO54では、情報管理部3からのたとえばアドレス
mの再生指示(ステップ801)に対して、光ディスク
が交換されたかどうかを判定する(ステップ802)。
このとき、光ディスクが交換直後であれば、BIO54
は光ディスク8のキー情報82を、再度記憶袋!!f4
1にロードする(ステップ803)。
交換されていなければ、再度キー情報82をロードする
必要はない。
この後、光ディスクドライブ装置5により、指示された
アドレスmのブロックの暗号化データが再生され、暗号
解読部43に転送される(ステップ804)。暗号解読
部43では、アドレスmが解読できる区画の暗号化デー
タかどうかを判定する(ステップ5os)a解読できる
場合(ステップ806)には、記憶袋!141の暗号キ
ー情報により第2表の暗号化方式と暗号キー情報を取り
出し、この暗号データを解読して、情報管理部3に転送
する(ステップ807)。
アドレスmが解読できない区画2.3の暗号化データの
場合には、第2表の暗号化方式のFFFFからこれを判
定し、その旨を通知するエラー情報が情報管理部3に返
される(ステップ808)。
この方式により、第1の実施例で説明したと同様に、複
数の出版物データを1枚の光ディスクに混在して収納し
ても、著作権を保護することが可能となり、制作過程の
簡略化や、制作コストメリットを得ることができる。
以上の説明した方法の中で、データ全体を暗号化する方
法では、大きなサイズのデータを扱う場合には、暗号解
読に非常に時間がかかる懸念がある。改善策の一つとし
ては、暗号解読部43を暗号解読用LSI等のハードウ
ェアを利用して実装して高速化を図る方法がある。
また、次のような改善策も可能である。通常、光ディス
ク内のデータは、第1の実施例で説明したようにデータ
フフィルと位置情報ファイルに分類できる。たとえば、
この位置情報ファイルのアドレス部分を暗号化しておけ
ば、情報管理部3はデータファイルの識別子や先頭アド
レスが判らず、データを再生できない。また、暗号解読
都心により解読する場合も、僅かな情報量の解読のみで
済むため、殆どオーバーヘッドにならなくて済むという
利点がある。
なお本実施例に関して、暗号キー情報を他の入出力装置
からロードする方法や、記憶装置l1li41や暗号解
読部43や情報管理部3の実装方法や初期ロード方式等
については、第1の実施例の場合と同様な構成ができ、
同一の効果を得ることができる。
第1の実施例と同様に、許可した区画以外のデータへの
アクセスを禁止する方法としては、第3の実施例として
次のような方法が考えられる。対象となる光ディスク自
体に保護処理を施して、許可以外の区画に対して光ディ
スクドライブ装置が物理的にアクセス不可能にする方法
である。アクセス不可能にするための処理の例としては
、光ディスクの表面に特殊なコーティングをする方法な
どがある。また、光ディスクとして書込可能型光ディス
クを用いる場合Iこは、データを消去する方法や、故意
にオーバーライドとしてデータ領域を潰す方法などがあ
る。これらの方法では、光ディスクドライブ装置側で標
準的に装備されている機構により、処理された部分への
アクセスに対してはハード的に再生エラー情報が返され
る。このため、第1の実施例や第2の実施例のように、
BI054や情報管理部3内にアクセス制御部42や暗
号解読部43などの特別な機構を必要とせず、従来の光
ディスク・ビューフおよびO5に何らの変更を加える必
要がなくそのまま使用できる。
この方法による効果は、第1の実施例の方法と同様であ
る。保護処理はメディアの購入時に販売店に備え付けの
専用ライタで処理すれば、支払いに応じて随時に適当な
保護処理を行うことができる。
なお、以上の第1の実施例〜第3の実施例の説明では、
1枚の光ディスクに1区画のみアクセスを許す例を説明
したが、対価さえ支払われれば複数区画にアクセスを許
すこともできる。特に、辞書などの複数の出版物データ
を同一の光ディスクに記録して使用できる場合には、光
ディスクの交換の手間なしに複数の辞書を同時に検索で
きるなどのユーザ側の利用上のメリットも大きい。
また第1の実施例〜第3の実施例の説明では、配布され
る光ディスクを1枚として説明したが、複数の光ディス
クをセットとして配布するマルチギリュームの場合にも
、本発明は適用可能である。
最後に、第1の実施例〜第3の実施例で説明した著作権
の保護や課金システムは、販売店独自の判断に依らず、
出版社など有著作権者の管理の下に行われる前提が必要
である。このため、以上説明したキー情報の配布や通知
、販売店でのキー情報の記録等は直接出版社から送付や
通知されるか、販売店が販売に応じて出版社に代金を納
入するなどの社会形態の元に行われるものとする。また
、販売店に備えっけのライタを使用する場合にも、販売
状況(キー情報の配布状況)をアカウントしたログ情報
を保存する機能や、出版社のホストコンピュータに接続
してログ情報をアップロードする機能など有するものと
する。
効果 以上のように、本発明によれば、複数著作権を有する出
版物データを同一光ディスク上に記録した場合のデータ
保護システムや、光ディスクを使った情報サービスでの
課金システムを構築することができ、光ディスク出版物
の制作コストや通信コストを削減できるなどの大きな効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の光ディスクの情報管理
装置の基本構成図、第2図は第1図の動作フロー図、第
3図は第1図の別の基本構成図、第4図は本発明の第2
の実施例の基本構成図、第5図は第4図の動作フロー図
である。 l・・・光ディスク・ビューワ、2・・・オペレーティ
ングシステム、3・・・情報管理部、4・・・基本入出
力部(光ディスク用BIO5)、5・・・光ディスクド
代 理 人 森 本 義 弘 第7図 図 第8 図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数情報を記録した光ディスクの再生を行うドライ
    ブ装置と、前記ドライブ装置の制御を行う基本入出力部
    と、前記光ディスク上の情報管理を行う情報管理部とを
    有し、前記情報管理部または基本入出力部は、前記光デ
    ィスクまたは別の記録媒体から前記光ディスク内の情報
    を利用するためのキー情報を取り出し、このキー情報を
    用いて光ディスク内の情報の一部または全部の利用を制
    限するアクセス制御部を備えていることを特徴とする光
    ディスクの情報管理装置。 2、複数情報を記録した光ディスクの再生を行うドライ
    ブ装置と、前記ドライブ装置の制御を行う基本入出部と
    、前記光ディスク上の情報管理を行う情報管理部とを有
    し、前記光ディスクおよび別の記録媒体上の情報が、内
    容を格納したデータファイルとこのデータファイルの格
    納位置を管理する位置情報ファイルから構成され、前記
    情報管理部または基本入出力部は、前記別の記録媒体か
    ら前記光ディスク上の情報の一部または全部を利用する
    ための位置情報ファイルを取り出し、この位置情報ファ
    イルを用いて光ディスク上の情報の一部または全部の利
    用を制限するアクセス制御部を備えていることを特徴と
    する光ディスクの情報管理装置。 3、複数情報を記録した光ディスクの再生を行うドライ
    ブ装置と、前記ドライブ装置の制御を行う基本入出力部
    と、前記光ディスク上の情報管理を行う情報管理部とを
    有し、前記情報管理部または基本入出力部は、前記ディ
    スクまたは別の記録媒体から前記光ディスク上の情報を
    利用するための有効期間情報または累積利用回数情報を
    取り出し、前記有効期間情報または累積利用回数情報を
    用いて光ディスク内の情報の一部または全部の利用を制
    限するアクセス制御部を備えていることを特徴とする光
    ディスクの情報管理装置。 4、複数情報の一部または全部を複数の異なる暗号キー
    情報により暗号化して記録した光ディスクの再生を行う
    ドライブ装置と、前記ドライブ装置の制御を行う基本入
    出力部と、前記ディスク上の情報管理を行う情報管理部
    とを有し、前記情報管理または基本入出力部は、前記光
    ディスクまたは別の記録媒体から光ディスク上の情報を
    解読するための暗号キー情報を取り出し、前記暗号キー
    情報を用いて前記光ディスク内の情報の利用を制限する
    暗号解読部を備えていることを特徴とする光ディスクの
    情報管理装置。 5、光ディスク上の情報が、内容を格納したデータファ
    イルとこのデータファイルの格納位置を管理する位置情
    報ファイルから構成され、前記位置情報ファイルまたは
    その一部が暗号化されていることを特徴とする請求項4
    記載の光ディスクの情報管理装置。 6、情報管理部または基本入出力部内のアクセス制御部
    の一部または全部が光ディスク上に記録され、情報管理
    部または基本入出力部は、前記光ディスク上に記録され
    た前記アクセス制御部の一部または全部を取り出すこと
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光デ
    ィスクの情報管理装置。 7、キー情報または暗号キー情報が、情報管理部または
    基本入出力部を動作させるコンピュータシステムのキー
    ボード、通信回線または他の入出力装置から入力される
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の
    光ディスクの情報管理装置。 8、光ディスクとして書込可能型光ディスクを用い、販
    売配布または課金時の対価に応じたキー情報または暗号
    キー情報が、前記書込可能型光ディスク上に記録される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の
    光ディスクの情報管理装置。 9、光ディスク上に記録された複数の情報を対価に応じ
    てその利用を制限し、光ディスク内の情報の販売配布ま
    たは課金を行う際に、前記複数の情報の内で利用できる
    情報以外の情報に対してドライブ装置で再生不能となる
    処理を施すことを特徴とする光ディスクの情報管理方法
    。 10、光ディスクとして書込可能型光ディスクを用い、
    前記光ディスク上の利用できる情報以外の情報に対して
    、オーバーライト処理または消去処理を施すことを特徴
    とする請求項9記載の光ディスクの情報管理方法。
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