JP2956535B2 - 光記録媒体、光記録再生システム及び光記録再生方法 - Google Patents

光記録媒体、光記録再生システム及び光記録再生方法

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JP2956535B2
JP2956535B2 JP7142838A JP14283895A JP2956535B2 JP 2956535 B2 JP2956535 B2 JP 2956535B2 JP 7142838 A JP7142838 A JP 7142838A JP 14283895 A JP14283895 A JP 14283895A JP 2956535 B2 JP2956535 B2 JP 2956535B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録媒体、光記録再生
システム及び光記録再生方法に係り、特に光磁気効果や
相変化効果を利用した大容量の書き換え可能型あるいは
追記型の光記録媒体、及びこの光記録媒体を用いた光記
録再生システム及び光記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の光記録媒体は、固定磁気
ディスク(ハードディスク:以下、HDと略記する)と
同様に大容量記憶媒体として非常に優れた特徴を有して
いる。特に光記録媒体は可搬性のため、大容量電子式書
籍の配布媒体として適している。この電子式書籍の配布
媒体としては、従来より再生専用媒体である直径8cm
のコンパクトディスク・リード・オンリ・メモリ(CD
−ROM)を用いた「電子ブック」や、記録可能媒体で
あるフロッピーディスク(以下、FDと略記する)を用
いた「デジタルブック」が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、CD−RO
Mを用いた「電子ブック」は「デジタルブック」よりも
大容量なので電子式書籍として適しているが、各書籍販
売店においてすべての「電子ブック」を在庫として所有
していないと、一般ユーザが希望する「電子ブック」を
購入できないという流通方式としては致命的欠陥を有し
ている。
【0004】一方、FDを用いた「デジタルブック」
は、各書籍販売店が一般ユーザの必要とする書籍のデー
タを通信回線を介して入手しFDに記録することも可能
な方式であり、すべての書籍を在庫として有しているの
と等価なので、非常に優れた流通方式の記録媒体であ
る。しかしながら、FDの記憶容量は1メガバイトと非
常に小さいので、写真情報を有する週刊誌や写真集、あ
るいは画像情報を有する漫画本や、挿絵やグラフを有す
る書籍を扱うには記憶容量的に十分ではなかった。ま
た、従来の電子式書籍は不正コピーを防止することがで
きず、著作権を保護することが難しかった。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
通信回線を介して提供する大容量電子式書籍用の光記録
媒体、光記録再生システム及び光記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、著作権が存在
する情報ファイルをむやみに複写できなくする光記録媒
体、光記録再生システム及び光記録再生方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、光ビームを集束して照射
することによって情報の記録、及び記録されている情報
の読み取りを行う光記録媒体を、標準規約に従ってフォ
ーマットされている複写可能情報ファイル領域と、標準
規約でなく通常のファイル処理プログラムでは読み取れ
ない複写通常不可情報ファイル領域とがそれぞれ設けら
れ、複写通常不可情報ファイル領域に対して、特定の装
置でのみアクセス可能な暗号キーが設けられている構成
としたものである。
【0008】ここで、上記の複写可能情報ファイル領域
には、複写通常不可情報ファイル領域の記録情報をディ
スプレイに表示するための専用解凍処理プログラムが記
録され、また、専用解凍処理プログラムのための暗号キ
ーが記録されてもよい。
【0009】また、請求項4記載の本発明の光記録再生
システムは、上記の目的を達成するために、標準規約に
従ってフォーマットされている複写可能情報ファイル領
域と、標準規約でなく通常のファイル処理プログラムで
は読み取れない複写通常不可情報ファイル領域とがそれ
ぞれ設けられた光記録媒体と、光記録媒体の少なくとも
複写可能情報ファイル領域に対して情報データを記録再
生し得る光記録媒体駆動装置と、光記録媒体駆動装置の
動作を制御する制御装置と、制御装置からの要求に応じ
て所望の情報データを制御装置に入力する上位制御装置
と、制御装置又は光記録媒体駆動装置に設けられ、光記
録媒体の複写通常不可情報ファイル領域をフォーマット
処理して上位制御装置及び制御装置を介して入力される
所望の情報データを、光記録媒体駆動装置により複写通
常不可情報ファイル領域に書き込ませる記録処理手段と
を有する構成としたものである。
【0010】また、請求項5記載の本発明の光記録再生
システムは、上記の目的を達成するために、標準規約に
従ってフォーマットされている複写可能情報ファイル領
域と前記標準規約でなく通常のファイル処理プログラム
では読み取れない複写通常不可情報ファイル領域とがそ
れぞれ設けられ、複写可能情報ファイル領域には専用解
凍処理プログラムが記録され、複写通常不可情報ファイ
ル領域には所望の情報データが記録されている光記録媒
体と、光記録媒体の既記録信号を再生し得る光記録媒体
駆動装置と、光記録媒体駆動装置の動作を制御して光記
録媒体の複写可能情報ファイル領域から前記専用解凍処
理プログラムを再生してその主記憶部に格納し、複写通
常不可情報ファイル領域から再生される情報データを主
記憶部の専用解凍処理プログラムに従って解凍処理する
上位制御装置と、上位制御装置により解凍処理されてい
る前記情報データを逐次表示するディスプレイとを有す
る構成としたものである。
【0011】また、請求項6記載の光記録再生システム
では、通信回線を介して接続された上位装置と通信を行
う通信手段を有し、この通信手段で受信された電子式書
籍データを、光記録媒体駆動装置により光記録媒体に記
録させる記録制御手段を有する構成としたものである。
【0012】この場合、光記録媒体に標準規約でなく通
常のファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常
不可情報ファイル領域を作成して、複写通常不可情報フ
ァイル領域に、通信手段で受信された電子式書籍データ
を記録してもよい。
【0013】また、通信手段で受信された電子式書籍デ
ータを、暗号キーを用いて光記録媒体に記録すること
が、より複写防止が堅固になるため望ましい。
【0014】また、光記録媒体に設けた複写可能情報フ
ァイル領域に、複写通常不可情報ファイル領域の記録電
子式書籍データをディスプレイに表示するための専用解
凍処理プログラムを光記録媒体駆動装置により光記録媒
体に記録させることが、一般ユーザにより電子式書籍デ
ータをディスプレイに表示させることができ、望まし
い。
【0015】また、通信手段で受信された電子式書籍デ
ータを、暗号キーを用いてデータ圧縮し、データ圧縮さ
れた電子式書籍データと暗号キーとを光記録媒体駆動装
置により光記録媒体に記録させることが、より複写防止
が堅固になるために望ましい。
【0016】 また、請求項10記載の光記録再生方法
は、前記目的を達成するため、標準規約に従ってフォー
マットされている複写可能情報ファイル領域と標準規約
でなく通常のファイル処理プログラムでは読み取れない
複写通常不可情報ファイル領域とがそれぞれ設けられた
光記録媒体の複写可能情報ファイル領域に専用解凍処理
プログラムを記録すると共に、複写通常不可情報ファイ
ル領域に所望の情報データを記録し、光記録媒体の再生
時には、光記録媒体の複写可能情報ファイル領域から専
用解凍処理プログラムを再生した後、複写通常不可情報
ファイル領域から再生される情報データを再生専用解凍
処理プログラムを用いて解凍処理しながら逐次ディスプ
レイに表示するようにしたものである。
【0017】ここで、光記録媒体の複写通常不可情報フ
ァイル領域に記録される所望の情報データは、通信回線
を介して受信した電子式書籍データも可能である。
【0018】また、通信回線を介して受信した電子式書
籍データを、暗号キーを用いてデータ圧縮して得た圧縮
データと暗号キーを複写可能情報ファイル領域に記録し
たときには、光記録媒体の複写通常不可情報ファイル領
域から再生される圧縮データを、再生された暗号キーで
動作する伸張ソフトウェアサブルーチンを用いて元のデ
ータに伸張することができる。
【0019】 また、請求項13記載の本発明光記録再
生方法は、前記の目的を達成するため、標準規約に従っ
てフォーマットされている複写可能情報ファイル領域と
標準規約でなく通常のファイル処理プログラムでは読み
取れない複写通常不可情報ファイル領域とがそれぞれ設
けられた光記録媒体の複写可能情報ファイル領域に専用
解凍処理プログラム及び暗号キーを記録すると共に、複
写通常不可情報ファイル領域に所望の情報データを記録
し、光記録媒体の再生時には、光記録媒体の複写可能情
報ファイル領域から専用解凍処理プログラムを再生して
上位制御装置の主記憶部にロードした後、ロードした専
用解凍処理プログラムを実行を開始し、光記録媒体の複
写可能情報ファイル領域から再生した暗号キーのビット
パターンを読み取り記憶した後、記憶した暗号キーを参
照しながら光記録媒体の複写通常不可情報ファイル領域
から再生される情報データを逐次ディスプレイに表示す
るようにしたものである。
【0020】更に、本発明では、暗号キーが光記録媒体
基板のエンボスで形成されるハードウェア暗号キーであ
るときには、暗号キーとは異なるチェック用ビットパタ
ーンをハードウェア暗号キーの場所に書き込んだ後、チ
ェック用ビットパターンを読み取って主記憶部に暗号キ
ーとして記憶し、記憶した暗号キーを参照しながら光記
録媒体の複写通常不可情報ファイル領域から再生される
情報データを逐次ディスプレイに表示することが、より
複写通常不可情報ファイル領域の情報データのより複写
防止が堅固になるため望ましい。
【0021】
【作用】請求項1及び4記載の発明では、複写通常不可
情報ファイル領域に所望の情報データを記録するように
したため、標準規約に従ってフォーマットされている領
域の情報のみアクセスできる一般ユーザにとっては、複
写通常不可情報ファイル領域の所望の情報データをアク
セスすることができないようにできる。
【0022】 また、請求項2、5、8、10記載の発
明では、複写通常不可情報ファイル領域の所望の情報デ
ータをディスプレイに表示させるための専用解凍処理プ
ログラム複写可能情報ファイル領域に記録するように
しているため、一般ユーザがこの専用解凍処理プログラ
ムを再生し、この再生専用解凍処理プログラムを使用す
ることで複写通常不可情報ファイル領域の所望の情報デ
ータをディスプレイに表示させることができる。
【0023】また、請求項6記載の発明では、通信回線
を介して接続された上位装置からの電子式書籍データを
受信し、これを光記録媒体駆動装置により光記録媒体に
記録させるようにしたため、電子式書籍データが記録さ
れたあらゆる種類の光記録媒体を用意していなくても、
その都度必要とする電子式書籍データを外部の上位装置
から得て光記録媒体に記録することができる。
【0024】 また、請求項7、11及び15記載の発
明では、通信回線を介して接続された上位装置からの電
子式書籍データ等の情報データを受信し、これを光記録
媒体駆動装置により光記録媒体の複写通常不可情報ファ
イルに記録させるようにしたため、一般ユーザにとっ
て、複写通常不可情報ファイル領域に記録された受信情
報データをアクセスすることができないようにできる。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面と共に説
明する。図1は本発明の第1実施例の構成図を示す。同
図に示すように、本実施例の光記録再生システムは光記
録媒体10に対して情報を記録し、あるいは既記録情報
を再生する光記録媒体駆動装置11と、光記録媒体駆動
装置11の動作を制御する制御装置12と、制御装置1
2にユーザコマンドを発行する上位制御装置13とから
構成されている。
【0026】 光記録媒体10は、光ビームを集束して
照射することによって情報の記録、及び記録されている
情報の読み取りを行う追記型あるいは書き換え可能型等
の記録可能な光記録媒体で、例えば直径約9cmの光磁
気ディスクで、複写通常不可情報ファイル領域1と複写
可能情報ファイル領域2とが別々に少なくとも設けられ
ている。
【0027】複写通常不可情報ファイル領域1のフォー
マットは、国際標準化機構(ISO)等の標準規約フォ
ーマットではなく、通常のファイル処理プログラムでは
読み取れないようにフォーマットされているため、一般
ユーザが所有するパーソナルコンピュータ等では複写通
常不可情報ファイル領域1のデータを複写することはで
きない。
【0028】これに対し、複写可能情報ファイル領域2
は、国際標準化機構(ISO)規約等の標準規約に従っ
てフォーマットされているため、一般ユーザが所有する
パーソナルコンピュータ等によりアクセス可能である。
【0029】制御装置12は標準フォーマットとは異な
る特殊フォーマットで情報を処理できる機能を付与する
装置で、一般ユーザは所有できず、電子式書籍取扱店等
が専有する装置である。更に、上位制御装置13は外部
記憶装置を有するパーソナルコンピュータあるいはワー
クステーションである。
【0030】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では電子式書籍取扱店において、ユーザが希望
する内容の書籍を購入する場合、その書籍のタイトルな
どを電子式書籍取扱店の担当者に注文すると、当該担当
者は制御装置12を使用して上位制御装置13に対して
ユーザが希望する書籍の内容の情報データを読み出し出
力させ、これを制御装置12が標準フォーマットとは異
なる特殊フォーマットで処理して光記録媒体駆動装置1
1に供給する。
【0031】これにより、光記録媒体駆動装置11は光
記録媒体10の複写通常不可情報ファイル領域1に、上
記のユーザが希望する書籍の内容の情報データを標準フ
ォーマットとは異なる特殊フォーマットで書き込む。そ
して、この情報データが複写通常不可情報ファイル領域
1に書き込まれた光記録媒体10をユーザに販売する。
【0032】従って、本実施例によれば、ユーザが希望
すると思われる各種の書籍の内容のデータベースを上位
制御装置13側に設けることにより、必要に応じて必要
な情報データをその都度、制御装置12を使用して光記
録媒体10の複写通常不可情報ファイル領域1に書き込
めば良いため、従来のように同じ内容の書籍でも電子式
書籍取扱店の店頭に複数用意しておかなければならない
という不経済さを除去できる。
【0033】また、本実施例によれば、光記録媒体10
に情報データを書き込むために、FDではできなかった
写真情報を有する週刊誌や写真集、あるいは画像情報を
有する漫画本や、挿絵やグラフを有する書籍を扱うこと
ができる。
【0034】ところで、上記の光記録媒体10を購入し
たユーザは、制御装置12を有していないから、パーソ
ナルコンピュータ等の上位制御装置を用いて光記録媒体
10の複写通常不可情報ファイル領域1に特殊フォーマ
ットで記録されている書籍情報データを再生しようとし
ても再生できない。そこで、本発明の一実施例ではこの
不便さを解決するために、特殊フォーマットを解読して
ディスプレイに表示させる専用解凍プログラムが光記録
媒体10の複写可能情報ファイル領域2に予め記録され
ている。
【0035】図2はこの光記録媒体10を再生する場合
の本発明の第2実施例の構成図を示す。同図中、図1と
同一構成部分には同一符号を付してある。図2におい
て、ユーザが所有するパーソナルコンピュータ等の上位
制御装置23は、主記憶部24を有しており、また、デ
ィスプレイ26と光記録媒体駆動装置11に接続されて
いる。
【0036】この構成において、光記録媒体駆動装置1
1により光記録媒体10の中の複写可能情報ファイル領
域2に格納されている専用解凍処理プログラムがまず再
生されて、パーソナルコンピュータ等の上位制御装置2
3の主記憶部24に25で示すように格納される。
【0037】続いて、光記録媒体10の中の複写通常不
可情報ファイル領域1に格納されている電子式書籍のデ
ータが再生され、この再生データが主記憶部24に格納
されている専用解凍プログラム25により解凍処理され
(正規に復調再生され)、ディスプレイ26に表示され
る。これにより、光記録媒体10を購入したユーザはデ
ィスプレイ26により書籍の内容を読むことができる。
【0038】この方法によれば、ディスプレイ26の画
面のハードコピーはとれるが、電子式書籍そのもののデ
ッドコピーはとれない仕組みなので電子式書籍の著作権
を保護できる。
【0039】ただし、この方法は正規の書き込み手段を
用いているため、時間をかけて記録媒体上のデータ格納
形態を分析する方法(例えば、読み出しセクタ長を変え
ながら読み出しを試みる方法等)を用いる不正コピーツ
ールに対しては、これを防御できず著作権の保護はでき
ない。
【0040】これに対しては、光記録媒体10にソフト
ウェア的暗号キー(例えば、パスワードやキーワード)
を設定するか、あるいはハードウェア的暗号キーを設定
することが望ましい。不正コピーに対してはハードウェ
ア的暗号キーの方が堅固であるので望ましい。ハードウ
ェア的暗号キーの設定の手法としては、光記録媒体10
の基板にエンボス形状で設定するのが望ましい。暗号キ
ーの内容としては、電子式書籍の出版元の名前等の著作
権登録したものにしておくと著作権者あるいはその出版
権利者を明確にできるので望ましい。
【0041】不正コピーに対して更に堅固に防止するに
は、解凍処理の際にソフトウェア暗号キーあるいはハー
ドウェア暗号キーを用いて解凍するようにすればよい。
ソフトウェア暗号キーあるいはハードウェア暗号キーの
役割としては、パスワードの機能のものでも、あるいは
解凍演算処理の参照用ベースとしての機能のものでもよ
い。ハードウェア暗号キーとしては光記録媒体への書き
込み処理、あるいは消去処理により変更できないもので
ある光記録媒体基板のエンボス等を用いるのが望まし
い。
【0042】次に、本発明の第3実施例の構成について
図3のフローチャートと共に説明する。本実施例は専用
解凍処理プログラムの実行を、暗号キーによりプロテク
トする場合の実施例で、専用解凍処理プログラムの実行
の際に電子式書籍の情報ファイルが真正か否かのチェッ
クをする例で、ハードウェア構成は図2と同様である。
【0043】図1に示した第1実施例では、特殊な制御
装置12を有しているため、光記録媒体10の複写通常
不可情報ファイル領域1の記録情報へのアクセスのため
に、専用解凍処理プログラムを用いなくともよい。ま
た、図2に示した一般ユーザの所有するシステムでは、
専用解凍処理プログラムを用いないと、複写通常不可情
報ファイル領域1に記録されている電子式書籍等の情報
を読み出すことができない。本実施例は、この専用解凍
処理プログラムの実行をも暗号キーによりプロテクトす
るものである。
【0044】図3において、まず、光記録媒体駆動装置
により光記録媒体の複写可能情報ファイル領域2に格納
されている専用解凍処理プログラムが再生され、パーソ
ナルコンピュータ等の上位制御装置がこの再生専用解凍
処理プログラムをその主記憶部に格納(ロード)する
(ステップ31)。
【0045】続いて、この専用解凍処理プログラムの実
行をスタートし(ステップ32)、ハードウェア暗号キ
ーを光記録媒体基板のエンボスで形成しているか否か判
定し(ステップ33)、形成していない場合は光記録媒
体に記録されているソフトウェア暗号キーあるいはハー
ドウェア暗号キーのビットパターンを読み取り記憶する
(ステップ34)。
【0046】次に、上位制御装置はこの暗号キーを参照
して特殊な専用フォーマットで光記録媒体の複写通常不
可情報ファイル領域1に記録されている電子式書籍等の
ビットデータを再生処理し、順次ディスプレイに表示す
る(ステップ35)。このステップ35で行う処理とし
ては、電子式書籍に組み込まれている標識が暗号キーと
一致するか否かで真正か否かを判別してもよく、あるい
は、暗号キーをビット演算のベースとして解凍処理を行
う仕組みにしておくことにより、正しい暗号キーを用い
た場合のみ意味のある内容がディスプレイに表示される
ようにしておく。
【0047】一方、ハードウェア暗号キーを光記録媒体
基板のエンボスで形成している場合は、チェックビット
用のビットパターン(暗号キーとは異なるビットパター
ン)をこの場所に書き込む処理を行い(ステップ3
6)、続いて、この場所の内容を読み取りパーソナルコ
ンピュータの主記憶部に記憶する(ステップ37)。こ
のチェックビット用パターンを暗号キーとして用いるこ
とにより、不正コピー品では正しく表示できないことに
なる。
【0048】図4は暗号キーの使用の一例を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、上位制御装置43は伸
張ソフトウェアサブルーチン42を暗号キー44の入力
により初めて実行し、光記録媒体駆動装置41により光
記録媒体の複写通常不可情報ファイル領域1から再生さ
れた電子式書籍等の圧縮データを伸張処理し、これによ
り圧縮されていない元のデータに復元してディスプレイ
45に供給して表示させる。このように、この例では暗
号キー44は電子式書籍等の圧縮データを伸張処理する
目的に用いられる。
【0049】図5は本発明の第4実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付して
ある。本実施例は通信回線を介して提供する大容量電子
式書籍等のための光記録再生システムを示す例で、図5
において、制御装置12は上位制御装置53及び光記録
媒体駆動装置11に接続されており、また上位制御装置
53は更にモデム及び通信制御装置52を介して通信回
線51に接続されている。
【0050】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例では電子式書籍取扱店において、ユーザが希望
する内容の書籍を購入する場合、その書籍のタイトルな
どを電子式書籍取扱店の担当者に注文すると、当該担当
者は制御装置12を使用して上位制御装置53とモデム
及び通信制御装置52と通信回線51を介して図示しな
いホストコンピュータに注文のあった電子式書籍の情報
データの送信を通知する。
【0051】これにより、ホストコンピュータが通知さ
れた電子式書籍の情報データを通信回線51、モデム及
び通信制御装置52、パーソナルコンピュータあるいは
ワークステーション等の上位制御装置53をそれぞれ介
して制御装置12に供給され、これを制御装置12が標
準フォーマットとは異なる特殊フォーマットで処理して
光記録媒体駆動装置11に供給する。
【0052】これにより、光記録媒体駆動装置11は光
記録媒体10の複写通常不可情報ファイル領域1に、上
記のユーザが希望する書籍の内容の情報データを標準フ
ォーマットとは異なる特殊フォーマットで書き込む。
【0053】この記録の際、ソフトウェア暗号キーある
いはハードウェア暗号キーあるいはその両方を用いて記
録することは、以後の不正コピーを防止する上で望まし
い。また、同じ著作物であっても、何部複製を作成した
かが分かるように、対応させることが望ましい。この具
体的手段としては、例えばISBN番号の後に累積発行
番号を入れる方法などがある。
【0054】また、ハードウェア暗号キーについては、
その著作物の出版権利者を表すデータが暗号キーの一部
に入っていることが望ましく、更に望ましくは、光記録
媒体基板にエンボスの形で形成されていることが望まし
い。出版権利者を表すデータが入っているハードウェア
暗号キーと共に、何部目の複製物かを表すソフトウェア
暗号キーを記録しておくことは更に望ましい。これらの
ソフトウェア暗号キーは標準規約フォーマットでフォー
マットされた複写可能情報ファイル領域2に記録するこ
とが望ましい。
【0055】従って、本実施例によれば、ユーザが希望
すると思われる各種の書籍の内容のデータベースを上位
制御装置53に設けていなくとも、必要に応じて必要な
電子式書籍データをその都度、モデム及び通信制御装置
52と通信回線51を使用してホストコンピュータから
得ることができ、すべての書籍を在庫として有している
のと等価なので、非常に優れた流通方式を実現でき、従
来のように同じ内容の書籍でも電子式書籍取扱店の店頭
に複数用意しておかなければならないという不経済さを
除去できる。
【0056】また、本実施例によれば、光記録媒体10
に電子式書籍データを書き込むために、FDではできな
かった写真情報を有する週刊誌や写真集、あるいは画像
情報を有する漫画本や、挿絵やグラフを有する書籍を扱
うことができる。なお、本実施例により光記録媒体10
に記録された電子式書籍データのユーザによる読み出し
は、第2実施例と同様にして行われる。
【0057】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、例えば制御装置12及び光記録媒体駆動
装置11の代わりに、光記録媒体10の複写通常不可情
報ファイル領域1をアクセスできる特定の構造の光記録
媒体駆動装置を用いることもできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複写通常不可情報ファイル領域に所望の情報データを記
録することで、一般ユーザが複写通常不可情報ファイル
領域の所望の情報データをアクセスすることができない
ようにしたため、一般ユーザによる情報データの不正コ
ピーを防止し、もって著作権を保護することができる。
【0059】また、本発明によれば、複写通常不可情報
ファイル領域の所望の情報データをディスプレイに表示
させるための専用解凍処理プログラムが複写通常不可情
報ファイル領域に記録することで、一般ユーザがこの専
用解凍処理プログラムを再生して複写通常不可情報ファ
イル領域の所望の情報データをディスプレイに表示でき
るようにしたため、一般ユーザにはディスプレイのみを
通して複写通常不可情報ファイル領域の所望の情報デー
タの表示を行わせることができるが、所望の情報データ
のデッドコピーを防止できる。
【0060】更に、本発明によれば、通信回線を介して
接続された上位装置からの電子式書籍データを受信し、
これを光記録媒体駆動装置により光記録媒体に記録させ
ることにより、電子式書籍データが記録されたあらゆる
種類の光記録媒体を小売店(電子式書籍取扱店)に用意
していなくても、その都度必要とする電子式書籍データ
を外部の上位装置から通信回線を介して得て光記録媒体
に記録することができるため、同じ内容の書籍でも電子
式書籍取扱店の店頭に複数用意しておかなければならな
いという不経済さを除去できると共に、大容量の電子式
書籍データの記録もできる。
【0061】また、本発明によれば、通信回線を介して
接続された上位装置からの電子式書籍データ等の情報デ
ータを受信し、これを光記録媒体駆動装置により光記録
媒体の複写通常不可情報ファイルに記録させることで、
一般ユーザにとって、複写通常不可情報ファイル領域に
記録された受信情報データをアクセスすることができな
いようにしたため、同じ内容の書籍でも電子式書籍取扱
店の店頭に複数用意しておかなければならないという不
経済さを除去できると同時に、ユーザの電子式書籍デー
タを複写できない光記録媒体を提供できる。
【0062】更に、本発明によれば、光記録媒体の再生
時には、光記録媒体の複写可能情報ファイル領域から再
生した暗号キーのビットパターンを読み取り記憶した
後、記憶した暗号キーを参照しながら光記録媒体の複写
通常不可情報ファイル領域から再生される情報データを
逐次ディスプレイに表示するようにしたため、一般ユー
ザによる電子式書籍データ等の情報データの複写を、よ
り堅固に防止でき、著作権の保護を確保できる。
【0063】また、本発明によれば、通信回線を使用し
なくても必要とする電子式書籍データを光記録媒体の複
写通常不可情報ファイル領域に記録できるようにしたた
め、この場合は同じ内容の書籍でも電子式書籍取扱店の
店頭に複数用意しておかなければならないという不経済
さを除去できると共に、通信回線の負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3実施例の動作説明用フローチャー
トである。
【図4】暗号キーの使用の一例を説明する図である。
【図5】本発明の第4実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 複写通常不可情報ファイル領域 2 複写可能情報ファイル領域 10 光記録媒体 11、41 光記録媒体駆動装置 12 制御装置 13、23、43、53 上位制御装置 24 主記憶部 25 格納された専用解凍処理プログラム 26、45 ディスプレイ 42 伸張ソフトウェアサブルーチン 44 暗号キー 51 通信回線 52 モデム及び通信制御装置

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを集束して照射することによっ
    て情報の記録、及び記録されている情報の読み取りを行
    う光記録媒体において、 標準規約に従ってフォーマットされている複写可能情報
    ファイル領域と、前記標準規約でなく通常のファイル処
    理プログラムでは読み取れない複写通常不可情報ファイ
    ル領域とがそれぞれ設けられ、前記複写通常不可情報フ
    ァイル領域に対して、特定の装置でのみアクセス可能な
    暗号キーが設けられていることを特徴とする光記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 前記複写可能情報ファイル領域には、前
    記複写通常不可情報ファイル領域の記録情報をディスプ
    レイに表示するための専用解凍処理プログラムが記録さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記専用解凍処理プログラムのための暗
    号キーがあることを特徴とする請求項2記載の光記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 標準規約に従ってフォーマットされてい
    る複写可能情報ファイル領域と、前記標準規約でなく通
    常のファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常
    不可情報ファイル領域とがそれぞれ設けられた光記録媒
    体と、 前記光記録媒体の少なくとも前記複写可能情報ファイル
    領域に対して情報データを記録再生し得る光記録媒体駆
    動装置と、 前記光記録媒体駆動装置の動作を制御する制御装置と、 前記制御装置からの要求に応じて所望の情報データを該
    制御装置に入力する上位制御装置と、 前記制御装置又は光記録媒体駆動装置に設けられ、前記
    光記録媒体の複写通常不可情報ファイル領域をフォーマ
    ット処理して前記上位制御装置及び制御装置を介して入
    力される前記所望の情報データを、前記光記録媒体駆動
    装置により該複写通常不可情報ファイル領域に書き込ま
    せる記録処理手段とを有することを特徴とする光記録再
    生システム。
  5. 【請求項5】 標準規約に従ってフォーマットされてい
    る複写可能情報ファイル領域と前記標準規約でなく通常
    のファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常不
    可情報ファイル領域とがそれぞれ設けられ、該複写可能
    情報ファイル領域には専用解凍処理プログラムが記録さ
    れ、該複写通常不可情報ファイル領域には所望の情報デ
    ータが記録されている光記録媒体と、 前記光記録媒体の既記録信号を再生し得る光記録媒体駆
    動装置と、 前記光記録媒体駆動装置の動作を制御して前記光記録媒
    体の複写可能情報ファイル領域から前記専用解凍処理プ
    ログラムを再生してその主記憶部に格納し、前記複写通
    常不可情報ファイル領域から再生される前記情報データ
    を該主記憶部の該専用解凍処理プログラムに従って解凍
    処理する上位制御装置と、 前記上位制御装置により解凍処理されている前記情報デ
    ータを逐次表示するディスプレイとを有することを特徴
    とする光記録再生システム。
  6. 【請求項6】 通信回線を介して接続された上位装置と
    通信を行う通信手段と、 信号が少なくとも1回は記録が可能な光記録媒体と、 前記光記録媒体に対して情報データを記録し、再生する
    光記録媒体駆動装置と、 前記光記録媒体駆動装置の動作を制御する制御装置と、 前記制御装置及び通信手段に対してコマンドを発行する
    と共に、前記通信手段を介して受信した電子式書籍デー
    タを前記制御装置へ転送する上位制御装置と、 前記制御装置又は光記録媒体駆動装置に設けられ、前記
    上位制御装置及び制御装置を介して入力される前記通信
    手段で受信された電子式書籍データを、前記光記録媒体
    駆動装置により前記光記録媒体に標準規約でなく通常の
    ファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常不可
    情報ファイル領域を作成して、該複写通常不可情報ファ
    イル領域に記録させる記録制御手段とを有することを特
    徴とする光記録再生システム。
  7. 【請求項7】 前記記録制御手段は、前記通信手段で受
    信された電子式書籍データを、暗号キーを用いて前記光
    記録媒体に記録することを特徴とする請求項6記載の光
    記録再生システム。
  8. 【請求項8】 前記記録制御手段は、前記光記録媒体に
    設けた複写可能情報ファイル領域に、前記複写通常不可
    情報ファイル領域の記録電子式書籍データをディスプレ
    イに表示するための専用解凍処理プログラムを前記光記
    録媒体駆動装置により前記光記録媒体に記録させること
    を特徴とする請求項6記載の光記録再生システム。
  9. 【請求項9】 前記記録制御手段は、前記上位制御装置
    及び制御装置を介して入力される前記通信手段で受信さ
    れた電子式書籍データを、暗号キーを用いてデータ圧縮
    し、該データ圧縮された電子式書籍データと該暗号キー
    とを前記光記録媒体駆動装置により前記光記録媒体に記
    録させることを特徴とする請求項6記載の光記録再生シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 標準規約に従ってフォーマットされて
    いる複写可能情報ファイル領域と前記標準規約でなく通
    常のファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常
    不可情報ファイル領域とがそれぞれ設けられた光記録媒
    体の該複写可能情報ファイル領域に専用解凍処理プログ
    ラムを記録すると共に、該複写通常不可情報ファイル領
    域に所望の情報データを記録し、該光記録媒体の再生時
    には、該光記録媒体の複写可能情報ファイル領域から前
    記専用解凍処理プログラムを再生した後、前記複写通常
    不可情報ファイル領域から再生される前記情報データを
    該再生専用解凍処理プログラムを用いて解凍処理しなが
    ら逐次ディスプレイに表示することを特徴とする光記録
    再生方法。
  11. 【請求項11】 前記光記録媒体の複写通常不可情報フ
    ァイル領域に記録される所望の情報データは、通信回線
    を介して受信した電子式書籍データであることを特徴と
    する請求項10記載の光記録再生方法。
  12. 【請求項12】 前記光記録媒体の複写通常不可情報フ
    ァイル領域に記録される所望の情報データは、通信回線
    を介して受信した電子式書籍データを、暗号キーを用い
    てデータ圧縮して得た圧縮データと該暗号キーであり、
    該光記録媒体の再生時には、該光記録媒体の前記複写通
    常不可情報ファイル領域から再生される前記圧縮データ
    を、再生された暗号キーで動作する伸張ソフトウェアサ
    ブルーチンを用いて元のデータに伸張することを特徴と
    する請求項10記載の光記録再生方法。
  13. 【請求項13】 標準規約に従ってフォーマットされて
    いる複写可能情報ファイル領域と前記標準規約でなく通
    常のファイル処理プログラムでは読み取れない複写通常
    不可情報ファイル領域とがそれぞれ設けられた光記録媒
    体の該複写可能情報ファイル領域に専用解凍処理プログ
    ラム及び暗号キーを記録すると共に、該複写通常不可情
    報ファイル領域に所望の情報データを記録し、 該光記録媒体の再生時には、該光記録媒体の複写可能情
    報ファイル領域から前記専用解凍処理プログラムを再生
    して上位制御装置の主記憶部にロードした後、該ロード
    した専用解凍処理プログラムを実行を開始し、前記光記
    録媒体の前記複写可能情報ファイル領域から再生した暗
    号キーのビットパターンを読み取り記憶した後、該記憶
    した暗号キーを参照しながら前記光記録媒体の複写通常
    不可情報ファイル領域から再生される前記情報データを
    逐次ディスプレイに表示することを特徴とする光記録再
    生方法。
  14. 【請求項14】 前記暗号キーが前記光記録媒体基板の
    エンボスで形成されるハードウェア暗号キーであるとき
    には、前記暗号キーとは異なるチェック用ビットパター
    ンを該ハードウェア暗号キーの場所に書き込んだ後、該
    チェック用ビットパターンを読み取って前記主記憶部に
    暗号キーとして記憶し、該記憶した暗号キーを参照しな
    がら前記光記録媒体の複写通常不可情報ファイル領域か
    ら再生される前記情報データを逐次ディスプレイに表示
    することを特徴とする請求項13記載の光記録再生方
    法。
  15. 【請求項15】 前記光記録媒体の複写通常不可情報フ
    ァイル領域に記録される所望の情報データは、通信回線
    を介して受信した電子式書籍データであることを特徴と
    する請求項13記載の光記録再生方法。
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