JP3467701B1 - 不正複製防止機能付cd−rom - Google Patents

不正複製防止機能付cd−rom

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Abstract

【要約】 【課題】 コンピュータプログラムを記録した不正複製
防止機能付CD−ROMを提供する。 【解決手段】 本発明適用原本CD−ROMを元に、コ
ンピュータによりディスク単位をそっくり不正にコピー
すると、図のように、ドライブはTOC情報を認識して
駆動し、実際のデータ記録容量(パステーブル長)より
長いTOC値の位置までをデータトラックとして読み取
り、その間をサブコードはトラック番号をTRACK
01に変更して記録する。リードアウト部のトラック番
号は当然のことながらTRACK AAである。この複
製のCD−Rを用いて、コンピュータプログラムデータ
の読込みを試みるならば、データ記録範囲に記録された
不正複製品判定プログラムのチェックにより、パステー
ブル範囲外の延長部のトラック番号がTRACK 01
であり、TRACK AAでないので、不正複製品と判
定され、それ以上の動作は阻止され読込みは失敗する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータプロ
グラムを記録した不正複製防止機能付CD−ROMに関
する。 【0002】 【従来の技術】パソコンを含むコンピュータシステムの
概要は図1に示すように、入力装置1、中央演算装置
(CPU)2、表示装置3、主記憶装置4、記録・読取
装置5、記録媒体6から構成される。中央演算装置(C
PU)2は入力装置1からの指令に基づいて、主記憶装
置4との間で、又は外部記憶装置としての記録媒体6か
ら記録・読取装置5を介してデータのやりとりをして所
要の演算処理して、表示装置3に処理の経過及び結果を
表示している。 【0003】外部記憶装置としての記録媒体6には、通
常、CD−ROM等に代表される円盤状の記録媒体が、
そのコンパクト性と取扱の容易さから利用され、パソコ
ンの普及に伴ってOSソフトあるいはアプリケーション
ソフトの媒体手段として広く普及している。 【0004】このように利便性のよい記録媒体は、通常
頒布される際には特別の契約の場合を除き、購入した一
人のユーザーに対してのみ使用権が与えられるのが普通
であるが、これに違反して不正に複製(コピー)を作成
して第三者に頒布したり、又は他人に自由に配布したり
する、所謂、海賊版と称するものが世に出回っているの
が実情である。 【0005】記録媒体に記録された内容の作成には、パ
ソコンのプログラムであれば、それを開発するために多
くの知的労働と多額の費用がかかるものである。従っ
て、これらの成果物を不正に複製して使用されることは
著作者にとっても、業として販売している者にとっても
多大な損害を被ることになり許容できることではない。 【0006】従来のCD−ROMにおいては、不正な複
製を防止するために種々の工夫がなされている。例え
ば、管理情報を記録したシステム領域とユーザーデータ
を記録したデータ領域からなる管理領域に、そこに記録
されている情報に影響を与えないようにして、凸凹情報
を点在して配置し、CD−ROMを読取りのためドライ
ブに装填した時に、この情報が存在するか否かをシステ
ム領域の管理情報により判定し、この情報が存在しない
ものは不正コピーの記録媒体であると判断する手法もあ
る。 【0007】また、オーディオ用のCD−DAを対象と
するものではあるが、リードインのTOC値をデータ領
域の実データ長より短い値に記録しておき、CD−RO
Mドライブがデータ読み取る場合、データは途中で終了
し、音楽を完成できず意味をなさなくなり、不正なコピ
ーを防止できるものがある(例えば、特許文献1参
照。)。 【0008】また、記録対象のCD−Rより大きな容量
のCD−ROMを作成し、チェックデータをデータ領域
に分散配置し、かつボリューム情報をシステム領域の後
方に配置して、不正なコピーを防止するものがある(例
えば、特許文献2参照。)。 【0009】 【特許文献1】国際公開第00/74053号パンフレ
ット 【特許文献2】国際公開第96/5595号パンフレッ
ト 【0010】 【発明が解決しようする課題】しかし従来の記録媒体の
原本と不正コピーとを判定する手法は、上記のようにリ
ードインのTOC値を操作するタイプでは、オーディオ
プレーヤはTOCに関係なく音楽データを最後まで読み
取るため、リードインのTOC値をデータ領域の実デー
タ長より短い値に記録した場合は不正コピーを意味がな
いものにするが、リードインのTOC値をデータ領域の
実データ長より長い値に記録した場合は、CD−ROM
ドライブは音楽データを最後まで読み取ることが可能で
あるので、ブロックが掛らず不正コピー防止の機能を果
たさない。しかもコンピュータプログラムの不正コピー
の防止には対応できない。 【0011】また、チェックデータをデータ領域に分散
配置し、かつボリューム情報をシステム領域の後方に配
置するタイプでは、チェックデータの分散配置が複雑な
作業を必要とし、ボリューム情報の後方配置には特殊な
ドライブを必要とし、一般的な観点で導入が容易ではな
く、より簡単な構成で模倣を確実に防止できる手法が求
められていた。そこで、本発明の目的は、全てのドライ
ブで読み出しが可能で、かつ、組み込みが一義的作業を
行うことで比較的容易である、新規で簡単な手法により
作成され不正コピーを確実に防止できる、不正複製防止
機能付CD−ROMを提供することである。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係る不正複製防止機能付CD−R
OMは、データ記録領域にコンピュータプログラム及び
データが記録されるCD−ROMにおいて、リードイン
に記録されるTOC情報のTOC値と、TOC値で規定
されるリードアウトの開始位置を、パステーブル長によ
り決定されるデータ記録容量よりも長く記録し、リード
アウト開始位置とパステーブル終端との差の領域に任意
データとTRACK AAのサブコード情報が記録さ
れ、前記データ記録領域には該サブコードにより不正複
製品を判定するプログラムを有する構成とした。 【0013】こうして、データ領域に読取り不能領域が
存在することなく、サブコードのデータ構造は規格のま
まで良く、かつ、全てのドライブでサブコードの読取り
が保障される、簡単な手段で確実に不正な複製を防止す
ることができるコンピュータプログラムを記録した不正
複製防止機能付CD−ROMを得ることができる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の記録媒体の実施形態を図
面を参照して以下に説明する。図2にCD−ROMの片
側半分の断面を示す。図において、CD−ROMの内側
から順にリードイン、データ領域、リードアウトが配置
されており、リードインの内側からリードアウトの外側
までの範囲で情報領域を形成する。 【0015】リードインにはTOC(テーブル・オブ・
コンテンツ)情報が記録され、TOC情報には、ディス
ク記録容量(レッドブックの規格により規定され、全て
のCDに存在する)であるTOC値と、記録されたデー
タ記録容量(パステーブルで表わされ、イエローブック
の規格で規定されデータ用CD−ROMに存在し、オー
ディオ用CD−DAには存在しない)が記録されてい
る。一般に、ディスク記録容量(TOC長)とデータ記
録容量(パステーブル長)は一致する値に記録されてい
る。 【0016】通常、コンピュータソフト用のCD−RO
Mの複製は、まず、オリジナルの原盤を用意し、それを
複製工場に持ち込み、プレス用のプレス親盤を作製す
る。この時、通常のプレス親盤作製機はディスク記録容
量(TOC長)とデータ記録容量(パステーブル)は一
致する値になるように固定的に設定されており、仮に、
ディスク記録容量(TOC長)とデータ記録容量(パス
テーブル長)が一致しなかったら、エラーとしてプレス
親盤の作製を行なわないようにしているのが普通であ
る。こうしてディスク記録容量(TOC長)とデータ記
録容量(パステーブル長)が一致するように作製された
プレス親盤を用いて複製盤を機械的にプレス加工により
作製する。 【0017】本発明は、CD−ROMに記録されたコン
ピュータソフトを読込む際に、コンピュータのOSはT
OC情報を無視するが、CD−ROMドライブはTOC
情報を認識して駆動するので、TOC値に関係なく、デ
ータ領域のデータ記録容量の読込みは可能であることに
着目したものである。 【0018】次に、本発明の不正複製防止機能付コンピ
ュータソフトを記録した記録媒体の複製防止手段につい
て、図3を参照して概要を説明する。複製工場に持ち込
まれるオリジナルの原盤は、ディスク記録容量(TOC
長)とデータ記録容量(パステーブル長)が一致した値
に記録された状態のものである。 【0019】図3(A)は従来からの通常の複製作業に
よるものであり、プレス親盤作製機によりオリジナルの
原盤と同じプレス親盤が作製され、プレス親盤を用いて
プレス加工により複製のCD盤を機械的に作製する。出
来上がった複製のCD盤は、ディスク記録容量(TOC
長)とデータ記録容量(パステーブル長)が一致した状
態に記録されたものであるから、そのままコンピュータ
での読込は支障なく行なわれる。 【0020】この複製のCD盤を用いて、ユーザーが不
正にコピーを試みるならば、ディスク記録容量(TOC
長)とデータ記録容量(パステーブル長)が一致した値
に記録されているので、何ら支障もなく複製することが
できる。従って、難なく不正コピーがまかり通り、著作
権上の問題が生じることになる。 【0021】これに対し、本発明の記録媒体の作製は図
3(B)に示す工程ものである。図において、複製工場
に持ち込まれるオリジナルの原盤は、ディスク記録容量
(TOC長)とデータ記録容量(パステーブル長)が一
致した状態に記録されたものである。生産時にはプレス
親盤作製機はTOC情報のTOC値を実際のデータ記録
容量より長い値とし、データ記録容量(パステーブル
長)には不正複製品判定ソフトウエアを含むデータが記
録される。そしてTOC位置を実際のデータ記録容量の
終端より長い位置に求め、その延長部に任意のデータを
記録し、同時にサブコードのトラック(TRACK)に
仕掛けをしてプレス親盤を作製する。このプレス親盤を
用いてプレス加工により複製のCD盤を機械的に作製す
る。 【0022】次に、図4を参照して、記録媒体のより詳
細な記録状態に沿って本発明の不正複製防止機能付コン
ピュータソフトを記録した記録媒体の複製防止手段につ
いて説明する。図において、上段から順に代表的に1つ
のファイルを記録した場合を例示し、(1)本発明適用
前原本(オリジナル原盤)、(2)本発明適用原本(含
む、プレス親盤:CD−ROM)、(3)不正複製品
(ディスク複製:CD−R)、(4)不正複製品(ファ
イル複製:CD−R)を示しており、以下に夫々につい
て説明する。 【0023】(1)本発明適用前原本(オリジナル原
盤) リードイン部において、サブコードのトラック番号は0
0の固定である。データトラックにおいては、記録され
るファイル数に応じて、サブコードのトラック番号は0
1−99まであるが、一般的なCD−ROMはトラック
は1個であり、トラック番号は01ある。リードアウト
部のトラック番号はTRACK AAに固定されてい
る。オリジナル原盤においては、リードインデータのデ
ィスク記録容量(TOC長)とデータ記録容量(パステ
ーブル長)が一致した状態に記録されている。 【0024】(2)本発明適用原本(含む、プレス親
盤:CD−ROM) 上記(1)のオリジナル原盤にプレス親盤作製機によっ
て、TOC情報のTOC値を実際のデータ記録容量(パ
ステーブル長)より長い値とし、パステーブル範囲には
不正複製品判定プログラムを含むコンピュータプログラ
ムのデータが記録され、トラック番号01が付与され
る。そしてTOC位置を実際のデータ記録容量(パステ
ーブル)の終端より長い位置に求め、その延長部に任意
のデータを記録し、同時にサブコードのトラック(TR
ACK)に仕掛けをして、延長部を含めてリードアウト
部までをトラック番号としてTRACK AAを付与し
て プレス親盤を作製する。このプレス親盤を用いてプ
レス加工により親盤と全く同一の複製CD−ROMを機
械的に作製する。こうして得られたCD−ROMが正規
の原本となる。 【0025】そして、作製された本発明適用原本CD−
ROMは、ディスク記録容量(TOC長)がデータ記録
容量(パステーブル長)より長い値に記録された状態で
あるが、コンピュータのOSはTOC情報を無視する
が、ドライブはTOC情報を認識して駆動するので、T
OC値に関係なく、システム領域のデータ記録容量の読
込みは可能であるから、正規に購入したユーザーにとっ
ては、記録された不正複製品判定プログラムのチェック
により、パステーブル範囲外の延長部のトラック番号が
TRACK AAであることを確認してその ままコンピ
ュータでの読込は支障なく行なわれる。 【0026】(3)不正複製品(ディスク複製:CD−
R) 上記(2)の本発明適用原本CD−ROMを元に、コン
ピュータによりディスク単位をそっくり不正にコピーす
ると、図のように、ドライブはTOC情報を認識して駆
動し、実際のデータ記録容量(パステーブル長)より長
いディスク記録容量(TOC長)の位置までをデータト
ラックとして読み取り、その間をサブコードはトラック
番号をTRACK 01に変更して記録する。リードア
ウト部のトラック番号は当然のことながらTRACK
AAである。 【0027】この複製のCD−Rを用いて、コンピュー
タプログラムデータの読込みを試みるならば、データ記
録範囲に記録された不正複製品判定プログラムのチェッ
クにより、パステーブル範囲外の延長部のトラック番号
がTRACK 01であり、TRACK AAでないの
で、不正複製品と判定され、それ以上の動作は阻止され
読込みは失敗することになる。 【0028】(4)不正複製品(ファイル複製:CD−
R) 上記(2)の本発明適用原本CD−ROMを元に、コン
ピュータによりファイルを不正にコピーすると、図のよ
うに、ドライブはTOC情報を認識して駆動し、実際の
データ記録容量(パステーブル長)と同じデータを読み
取り、かつ、延長部の読み取りは行なわれない。その間
をサブコードはトラック番号をTRACK 01に変更
して記録する。リードアウト部のトラック番号は当然の
ことながらTRACK AAである。この場合、延長部
が存在しないCD−Rが得られ、上記(1)のオリジナ
ル原盤と同じものとなるが、オリジナル原盤は絶対に流
出することはないので、もしそのようなものが存在した
ら、不正複製品判定プログラムのチェックにより不正複
製品と判定され、それ以上の動作は阻止され読込みは失
敗することになる。 【0029】次に、CD−RまたはCD−RWへの不正
なコピーの手順について、図5の本発明適用原本(CD
−ROM)からの読出しと、図6のCD−RまたはCD
−RWへの書込みについて説明する。 【0030】本発明適用原本(CD−ROM)からの読
出 図5において、コンピュータ10より読出命令13が出
されると、CD−ROMドライブ11はデータトラック
取得14を動作させ、本発明適用原本(CD−ROM)
12にTOC値の読出しを行い、TOC値を取得してコ
ンピュータ10がディスク記録範囲取得15を行う。 【0031】コンピュータ10はディスク記録範囲読出
命令16をCD−ROMドライブ11に出し、データト
ラック読出17を動作し、CD−ROM12にアクセス
する。CD−ROM12からのデータトラックはドライ
ブ11のサブコード排除機能18で自動的にサブコード
が排除され、データ部のみがコンピュータ10に転送さ
れ、データイメージ作成19がなされて読み出しが終了
する。 【0032】CD−RまたはCD−RWへの書込 図6において、コンピュータ10はリードイン部書込み
命令23をCD−R・RWドライブ21に出力する。ド
ライブ21はリードイン部(データ+サブコード)作成
24を行い、不正複製品22にリードイン部にTRAC
K 00を書込む。 【0033】コンピュータ10にリードイン部書込終了
フラグが届くと、次に、データイメージ送出25をドラ
イブ21に行うと、ドライブ21はサブコード付加26
を行い、不正複製品22にデータトラック書込みをし
て、TRACK 01を書込む。 【0034】コンピュータ10にデータトラック書込終
了フラグが届くと、コンピュータ10はリードアウト部
書込み命令27をドライブ21に出力する。ドライブ2
1はリードアウト部(データ+サブコード)作成28を
行い、不正複製品22にリードアウト部にサブコードT
RACK AAを書込み、コンピュータ10にリードア
ウト部書込終了フラグを通知して、書込み動作を終了す
る。 【0035】このように、本発明適用原本(CD−RO
M)からの読出しにおいて、CD−ROM12からのデ
ータトラックはドライブ11のサブコード排除機能18
で自動的にサブコードが排除され、CD−R・RWへの
書込みおいて、ドライブ21はサブコード付加26を行
い、不正複製品22にデータトラックにTRACK01
を書込んで、サブコード番号としてTRACK AAを
TRACK 01に自動的に変更する。 【0036】次に、図7の不正複製品判定プログラムの
チェックルーチンについて、ステップS1〜S10に沿
って説明する。判定ソフトを起動すると(S1)、定義
ファイル(本発明適用原本に必要な情報を記述したファ
イル)を参照する(S2)。次にパステーブルチェック
のために、データ記録容量の確認を行う(S3)。 【0037】次にTOC値の確認のために、ディスク記
録容量の確認を行う(S4)。続いてステップS5にお
いて、データ記録容量(パステーブル長)とディスク記
録容量(TOC値)を比較し、データ記録容量<ディス
ク記録容量であれば、延長部の読込みを行う(S6)。 【0038】ステップS7において、サブコード部のト
ラック番号が「TRACK AA」か「TRACK 0
1」を判断する。「TRACK AA」であれば、正規
な本発明適用原本(CD−ROM)であると判定する
(S8)。ステップS7において、「TRACK 0
1」であれば、不正複製品であると判定する(S9)。
また、ステップS5において、データ記録容量=ディス
ク記録容量であれば、延長部が存在しないがオリジナル
原盤は外部に流出することは考えられないので、不正複
製品であると判定する(S10)。 【0039】このように、簡単な方法で確実な不正な複
製作製を防止することができる。上記実施形態では、現
在市場に出回っているコンピュータプログラムを記録す
るCD−ROMを対象にしたが、これに限定されること
なく、光又は磁気による読み書き可能な円盤状の記録媒
体で、より高密度(倍密)な近い将来の出現が見込まれ
ている記録媒体に対しても、同様な構成と方法が適用で
きることは当業者にとっては明らかである。 【0040】 【発明の効果】以上のように、本発明の不正複製防止機
能付コンピュータプログラムを記録した記録媒体は、こ
うして、データ領域に読取り不能領域が存在することな
く、サブコードのデータ構造は規格のままで良く、か
つ、全てのドライブでサブコードの読取りが保障され
る、簡単な手段で確実に不正な複製を防止することがで
きるコンピュータプログラムを記録した不正複製防止機
能付CD−ROMを得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】記録媒体を適用するコンピュータ構成の概要。 【図2】通常のCDの片側断面構成図。 【図3】本発明の不正複製防止機能付記録媒体の複製防
止概念図。 【図4】記録媒体の詳細な記録状態図。 【図5】本発明適用原本(CD−ROM)からの読出。 【図6】CD−RまたはCD−RWへの書込。 【図7】不正複製品判定プログラムのチェックルーチ
ン。 【符号の説明】 1 入力装置 2 中央演算装置(CPU) 3 表示装置 4 主記憶装置 5 記録・読取装置 6 記録媒体 10 コンピュータ 11 CD−ROMドライブ 12 本発明適用原本(CD−ROM) 21 CD−R・RWドライブ 22 不正複製品
フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−251820(JP,A) 特開2001−155423(JP,A) 特開 平8−147766(JP,A) 特開 平11−96676(JP,A) 国際公開00/74053(WO,A1) 国際公開98/52194(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 データ記録領域にコンピュータプログラ
    ム及びデータが記録されるCD−ROMにおいて、リー
    ドインに記録されるTOC情報のTOC値と、TOC値
    で規定されるリードアウトの開始位置を、パステーブル
    長により決定されるデータ記録容量よりも長く記録し、
    リードアウト開始位置とパステーブル終端との差の領域
    に任意データとTRACK AAのサブコード情報が記
    録され、前記データ記録領域には該サブコードにより不
    正複製品を判定するプログラムを有することを特徴とす
    る不正複製防止機能付CD−ROM。
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