JPH10241292A - 記録媒体,その識別方法,その識別装置,その再生装置 - Google Patents

記録媒体,その識別方法,その識別装置,その再生装置

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JPH10241292A
JPH10241292A JP9057012A JP5701297A JPH10241292A JP H10241292 A JPH10241292 A JP H10241292A JP 9057012 A JP9057012 A JP 9057012A JP 5701297 A JP5701297 A JP 5701297A JP H10241292 A JPH10241292 A JP H10241292A
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JP
Japan
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area
sector
recording medium
sectors
disk
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JP9057012A
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Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正コピーを良好に識別してその防止を図る
とともに、簡便な設備で対応でき、更には互換性も維持
する。 【解決手段】 リードイン領域12のマージン部20
は、余剰セクタM1,M2,ディスク管理部22は、セク
タLI1,LI2によって構成されている。余剰セクタ
数は、規格に違反しない程度の非常に少ない数に設定さ
れており、「n」,「n+1」の2つの番号のセクタの
みとなっている。このセクタ構成のディスクを、通常の
ディスク記録装置でコピーすると、コピー後のディスク
のセクタ構成は、余剰セクタ数が2つ増加し、番号が
「n−2」,「n−1」,「n」,「n+1」のセクタM
4,M3,M1,M2が余剰セクタとなる。この余剰セク
タ数の変化から、正規のディスクかコピーされたディス
クかを識別することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体,その
識別方法,その識別装置,その再生装置にかかり、特に
TVゲーム用のソフトウエアが格納された光ディスクと
その識別及びその再生に好適なコピーセキュリティに対
する改良に関するものである。
【0002】
【背景技術】音声ソフトや映像ソフト,あるいはコンピ
ュータプログラムなどのソフト製品は、各種の記録媒体
例えばフレキシブルディスクに対するコピーやパーソナ
ルコンピュータのハードディスクに対するコピー,ある
いは改変を容易に行うことができ、著作権侵害が起きや
すいという特質がある。特にゲームなどのアプリケーシ
ョンソフトを中心に、多数の不正コピー品が横行してい
るのが現状である。
【0003】このため、従来からソフト製品の媒体には
不正コピーに対する防止措置が執られてきており、多数
の不正コピー防止技術が提案されている。これらの手法
を大別すると、信号的に不正コピーを識別する論理的手
法と、形状的に不正コピーを識別する物理的手法に大別
される。どちらも、基本的な発想としては、媒体自体も
しくは媒体外部に何らかの特異なコードを論理的もしく
は物理的に記録するようにし、これを読み取ることで不
正コピーが識別される。例えば、記録媒体にコピーでき
ない特異なコードを記録する。本来の情報である音声・
映像やプログラムなどの主情報をコピーできても、特異
コード部分はコピーされない。従って、再生時にその特
異コード部分を解読すれば、その解読の有無によって不
正コピー品と正規品を判別することができる。一般的に
は、相当の設備を必要とする物理的手法のほうが、簡単
な設備で対応できる論理的手法よりも有効である。
【0004】例えば、特開平6−282931号公報に
は、CD−ROM中のアプリケーションプログラムから
再生したいCD−ROMのIDデータを読み込むととも
に、これを再生装置にセットされたCD−ROMのID
と比較し、一致したときにそのアプリケーションプログ
ラムを実行するようにしたCD−ROM再生装置が開示
されている。コピー不可能なIDデータとしては、CD
−ROMに記録されたカタログ番号や、CD−ROM上
の特定のファイルに記録された「ABC」のような文字
列が利用される。
【0005】実開平3−14771号公報には、通常の
フォーマット領域の外側の空き領域に、セキュリティの
ための任意フォーマットのデータを記録した情報記録媒
体が開示されている。物理的コードの一例であり、通常
管理領域外であるディスク内周にコピー判別用コードを
記録しておくというディスク全般に適用可能な手法あ
る。
【0006】特開平8−153342号公報には、ディ
スクの管理領域中の内周にあるバッファ領域が未定義で
あることに着目し、このバッファ領域に通常のものと見
分けのつかない同一フォーマットで、時間情報の断絶を
利用してセキュリティ領域を設定し、ここにセキュリテ
ィ情報を記録しておくようにした光ディスク及びそのチ
ェック装置が開示されている。これは、上述した「AB
C」などの文字列のような明示的なセキュリティ情報を
記録する手法と比較して、更にセキュリティ情報の解析
を困難にしている例である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、不正コピー
の防止には、以下のような観点からの配慮が必要とされ
る。 (1)セキュリティ情報記録の基本的機能として、セキ
ュリティ情報が主情報としては出力されず、外部から発
見できないようにすることが好ましい。すなわち、ディ
スクデータの信号処理装置の外部から不可視なデータ
や、SCSIなどの装置外のバスやOSレベルから見た
ときに無意味なデータをセキュリティデータとしてディ
スクに記録し、主情報の処理装置から出力されないよう
にする。
【0008】(2)前記特開平6−282931号公報
のような文字列による明示的なセキュリティ情報を記録
する手法よりも、特開平8−153342号公報のよう
な文字列を用いない手法の方が発見が困難であり、不正
コピー防止の上では好ましい。
【0009】(3)ディスクの処理装置から出力された
主情報のデータをもとに不正コピーのディスクを製造し
ても、セキュリティ情報が複製されないようにする。ま
た、セキュリティ情報は、処理装置で確実に読み取るこ
とができ、正常に処理あるいは再生を行うことができる
ようにする。
【0010】(4)また、必須ではないが、ディスクの
物理的規格に準拠し、規格上の互換性を保てば、製造装
置の併用などディスク資源としての可用性が増して好ま
しい。例えば、CDプレーヤやパソコンのCD−ROM
ドライブなどに対応するディスクの物理的規格と同様の
規格とすることで、互換性を保つようにする。
【0011】本発明は、これらのセキュリティに対する
観点から創案されたもので、不正コピーを良好に識別し
てその防止を図るとともに、簡便な設備で対応でき、更
には互換性も維持することを、その目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の記録媒体は、主情報領域(14),情報管
理領域(22),余剰領域(20)を含む記録媒体であっ
て、前記余剰領域に含まれるセクタ(M1,M2)を、当該
記録媒体の規格に違反しない程度の少ない数に低減した
ことを特徴とする。あるいは、前記余剰領域(108,11
0)に含まれるセクタの一部を欠損として、セクタ番号
が通常と異なる特異な関係となるようにしたことを特徴
とする。主要な形態によれば、データ領域(14),リー
ドイン領域(12),リードアウト領域(16)を含む記録
媒体(10)であって、余剰領域である前記リードイン領
域のマージン部(20)に含まれるセクタ(M1,M2)を、
当該記録媒体の規格に違反しない程度の少ない数に低減
したことを特徴とする。あるいは、データ領域(106,11
2),リードイン領域(104),リードアウト領域(11
4),中間領域(108,110)を含む両面記録可能な記録媒
体(100,102)であって、余剰領域である前記中間領域
に含まれるセクタの一部を欠損として、セクタ番号が通
常と異なる特異な関係となるようにしたことを特徴とす
る。
【0013】本発明の記録媒体の識別方法は、前記低減
されたセクタ数によって、記録媒体の識別を行うことを
特徴とする。あるいは、前記セクタ番号の特異な関係に
よって、記録媒体の識別を行うことを特徴とする。
【0014】本発明の記録媒体の識別装置は、前記低減
されたセクタ数が記録されたメモリ手段(66);前記余
剰領域にシークしてそのセクタ数をチェックするセクタ
数読取手段(50,54,68,74);これによって読み取られ
た余剰領域のセクタ数と、前記メモリ手段に格納された
セクタ数を比較して記録媒体を識別する識別手段(6
4);を備えたことを特徴とする。あるいは、前記セク
タの欠損情報が記録されたメモリ手段(66);前記余剰
領域にシークして、そのセクタ番号をチェックするセク
タ番号読取手段(50,54,68,74);これによって読み取
られた余剰領域のセクタ番号と、前記メモリ手段に格納
されたセクタの欠損情報を比較して記録媒体を識別する
識別手段(64);を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体の再生装置は、前記いず
れかの識別装置を含み、前記識別手段によって記録媒体
が不正コピーであると識別されたときは、その記録媒体
を排除する排除手段(76)を備えたことを特徴とする。
【0016】例えば、DVD(Digital Video Disc) な
どのリードイン領域前部には、再生の余裕上から、更に
内周側に余剰セクタが設けられる。本発明の一形態によ
れば、この余剰セクタが、規格からみて問題のない程度
に少なく記録される。また、他の形態によれば、表裏2
面張り合わせのディスクにおいては、外周側の余剰領域
である中間領域の下面側の最終セクタ番号と上面側の開
始セクタ番号を不連続,又は通常の一定規則で関係した
セクタ番号と異なる特異な関係となるように設定され
る。これらは、いずれも余剰セクタの物理配置操作のみ
である。従って、ディスクには、明示的なセキュリティ
情報の記録は行なわれない。
【0017】正規の再生装置では、それらの特異な物理
セクタ構成を一種のセキュリティ情報として読み出し、
これに基づいて正規のディスクか不正ディスクかが識別
される。この発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、
以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。最初に、本
発明の理解を容易にするため、図2を参照しながら片面
記録用の光ディスクの物理的トラック構成の一例につい
て説明する。図2(A)に一部分を示す例は、データブ
ロックがセクタ分けされた構造の光ディスクの例であ
る。図2(A)において、ピット列のトラックは、ディ
スク10上に螺旋状に形成されている。そして、内周側
がリードイン領域12,外周側がリードアウト領域16
となっており、それらに挟まれた中間部分がデータ領域
14となっている。
【0019】図2(B)には、それら領域のセクタが示
されている。この例では、セクタNO.a〜bのセクタが
リードイン領域12となっている。また、セクタNO.c
〜dのセクタがデータ領域14となっており、セクタN
O.e〜fのセクタがリードアウト領域となっている。セ
クタは、リードイン領域12からリードアウト領域16
に向かって連続しており、セクタNO.も連続している。
各セクタの内部には、例えば図2(C)に示すように、
ヘッダ部SA,メインデータ部SB,誤り訂正部SCが
含まれている。
【0020】リードイン領域12には、ディスクの物理
層管理情報,例えば読出専用かどうか,書換可能かどう
か,ユーザデータの開始セクタ番号などが記録されてい
る。データ領域14は、主にユーザが使用する領域で、
例えばディレクトリやユーザデータ,あるいはゲームプ
ログラムなどが記録されている。リードアウト領域16
には、無音データなどが記録されている。このリードア
ウト領域16は、データの終了を示すもので、データの
記録領域の最後からディスク最外周までの余白部分であ
る。これら各領域のピット列は、デコード,インターリ
ーブ,訂正を経て、物理ブロック(物理セクタ,物理フ
ォーマット)に再生される。そして更にデコードされ、
画像や音声,あるいはプログラムデータとして再生され
る。
【0021】
【実施例1】 (1)ディスク 次に、図1を参照しながら実施例1にかかるディスクの
セクタ構成について説明する。図1(A)には、本実施
例にかかるセクタ構成が示されている。同図に示すよう
に、リードイン領域12には、マージン部20とディス
ク管理部22が設けられている。マージン部20は、セ
クタM1,M2によって構成されており、ディスク管理
部22は、セクタLI1,LI2によって構成されてい
る。再生装置(後述)の起動時においては、ピックアッ
プを正確に位置決めできないため、マージン部20が設
けられている。すなわち、記録開始の最初のセクタから
ディスク管理情報を記録せず、余裕をとる目的で、ディ
スク管理上からは無意味なデータを書き込んだセクタM
1,M2が余剰セクタとして設けられている。そして、
この余剰セクタM1,M2に続くセクタLI1,LI2
に、ディスク管理情報が記録されている。
【0022】図示の例では、理解を容易にするため、物
理セクタNO.=n(n>2)から開始し、セクタNO.の
「n」と「n+1」が余剰セクタ,「n+2」と「n+
3」がディスク管理情報のセクタ,「n+4」以降がデ
ータ領域14のセクタとなっている。
【0023】ところで、本実施例では、余剰セクタ数
は、規格に違反しない程度の非常に少ない数に設定され
ており、「n」,「n+1」の2つのセクタNO.のセク
タのみとなっている。このようなセクタ構成のディスク
を、ユーザの持つ通常のディスク記録装置でコピーする
場合を仮定する。上述した余剰セクタの数には規定値が
あり、再生の余裕上から相当数の余剰セクタを記録し、
その後ディスク管理情報のセクタを記録する。このた
め、コピー後のディスクのセクタ構成は、例えば図1
(B)に示すようになる。すなわち、余剰セクタ数が図
1(A)よりも2つ増加しており、セクタNO.「n−
2」,「n−1」,「n」,「n+1」のセクタM4,
M3,M1,M2が余剰セクタとなっている。セクタM
1,M2が旧マージン部20,セクタM4,M3が新規
マージン部21である。そして、これらマージン部2
0,21及びディスク管理部22によってリードイン領
域12Pが構成されている。
【0024】このように、本実施例によれば、マージン
部の余剰セクタ数が非常に少なく設定されている。これ
をコピーすると、余剰セクタ数が相当増加する。このた
め、余剰セクタ数を調べることによって、正規のディス
クか、コピーされたディスクかを識別することが可能と
なる。また、本実施例によれば、ディスクの全てのセク
タは、規格上のフォーマットに準拠している。このた
め、他のディスクとの互換性や他の再生装置による再生
時の互換性が良好に保持されている。更に、他のセクタ
と異なる明示的なセキュリティ情報が記録されているわ
けでもない。従って、仮にコピー用の再生装置で余剰セ
クタやディスク管理セクタの内容を調べたとしても、セ
キュリティシステムを発見することは非常に困難であ
り、高い安全性が得られる。
【0025】(2)識別・再生装置 次に、図3を参照しながら、本実施例にかかる再生装置
の構成を説明する。同図において、ディスク10に記録
されたピット列データを読み取るためのピックアップ5
0の信号出力側は、アンプ52に接続されている。アン
プ52の出力側は、一方においてデータ処理系54に接
続されている。データ処理系54には、デインターリー
ブ・訂正回路56,データデコーダ58,ヘッダデコー
ダ60が含まれている。データデコーダ58の出力側
は、復号系62に接続されており、復号系62の出力側
は更に後処理系(図示せず)に接続されている。一方、
ヘッダデコーダ60の出力側はディスクプロセッサ64
に接続されている。ディスクプロセッサ64にはセキュ
リティ情報記憶用の半導体ROMなどによるメモリ66
が接続されている。
【0026】上述したアンプ52の出力側はサーボ処理
系68に接続されている。サーボ処理系68の出力側は
ピックアップドライバ70,モータドライバ72にそれ
ぞれ接続されており、これらはピックアップ50,スピ
ンドルモータ74にそれぞれ接続されている。なお、サ
ーボ処理系68もディスクプロセッサ64に接続されて
いる。また、ディスクプロセッサ64の他にホストプロ
セッサ(メインプロセッサ)76が設けられている。
【0027】データ処理系54では、ピックアップ50
で読み込まれたデータのデインターリーブ,誤り訂正,
デコードが行われる。デコードは、各セクタのヘッダ部
とメインデータ部についてそれぞれ行われる。復号系6
2では、デコードされたメインデータの復号がMPEG
などの規格に沿って行われ、これによって画像信号や音
声信号が得られる。一方、サーボ処理系68では、アン
プ52からの信号入力に基づいて、ピックアップ50の
光ビームがピット列をトレースするように、ピックアッ
プ50及びスピンドルモータ74のサーボ制御が行われ
る。このようなディスク制御には、専用のディスクプロ
セッサ64が使用される。他方、例えばゲ−ム用のメイ
ンCPUとしてホストプロセッサ76が設けられてお
り、ディスクプロセッサ64と分業が行われている。以
上の通常再生動作は、一般的なディスク再生装置と同様
である。
【0028】次に、本実施例の特徴的な動作であるディ
スク識別の動作について、図4を参照しながら説明す
る。図4のフローチャートは、ディスクプロセッサ64
の動作を主として示すものである。なお、ディスクプロ
セッサ64に接続されているメモリ66には、セキュリ
ティ情報として余剰セクタ構成(余剰セクタ数)が記憶
されている。コピー可/不可を示すフラグやディスクI
Dなどの実体を示すようなセキュリティ情報が記憶され
ているわけではない。
【0029】ディスク10がセットされる(図4,ステ
ップS10)。再生装置では、まずスピンドルモータ7
4によってディスク10を回転させるとともに、サーボ
処理系68によるサーボ制御を行ってピックアップ50
によりピット列データの読出しが行われる(ステップS
12)。すなわち、最初にリードイン領域12から再生
が行われ、再生しているセクタがマージン部20の余剰
セクタであればディスク管理部22の管理セクタにシー
クしてその管理情報が読み出される(ステップS1
4)。
【0030】しかし、本実施例の再生装置では、ディス
クプロセッサ64によって余剰セクタ構成を調べる動作
が行われる(ステップS16のN,S18,S20)。
詳述すると、メモリ66に正規ディスクの余剰セクタ数
nが記憶されているので、これを参照してセクタNO.が
「n」のセクタにまずシークする(ステップS16,S
18)。次に、更に一つ戻って(ステップS20)、セ
クタNO.が「n−1」のセクタを読み出す(ステップS
22)。ここで、データを読み出すことができれば、図
1(B)に示したように新規マージン部21が存在する
不正ディスクであると識別できる。よって、その再生を
停止してディスクを排出する(ステップS24)。ある
いは、その旨がホストプロセッサ76に伝えられ、復号
系62による復号処理が停止される。
【0031】しかし、NO.「n−1」のセクタからデー
タを読み出すことができなければ、そのセクタは存在せ
ず、図1(A)に示したセクタ構成となっていると判断
できる。よって、ディスクプロセッサ64では、通常再
生がホストプロセッサ76に指示される(ステップS2
6)。
【0032】以上のように、実施例1によれば、リード
イン領域12の余剰セクタの検査が、セクタNO.を遡っ
て行われる。そして、データ読出可能な余剰セクタのセ
クタNO.がメモリ66に格納されているセキュリティ情
報と一致(すなわちセクタ数が一致)する場合には、正
規のディスクであると判断してその再生が行われる。し
かし、セキュリティ情報よりも更に遡ったセクタNO.の
余剰セクタ(n未満のセクタ)が存在するときは、コピ
ーされた不正ディスクであるとして排除される。
【0033】これにより、次のような効果が得られる。 (1)余剰セクタ数を低減するという物理セクタ単位の
記録を変更するのみなので、ディスク製造装置のデジタ
ルデータエンコーダに若干の改造を行うのみでよく、ピ
ット列ウォブルのようなアナログ的操作を行う必要がな
いので、設備上比較的容易に対応できる。また、明示的
なセキュリティ情報を記録しないため、セキュリティコ
ードが発見されにくく、その解析も困難で、より安全性
の高いコピー防止が可能となる。
【0034】(2)余剰セクタ数のみの変更であるの
で、セクタ配置などの変更が極めて容易であり、短時間
で変更が可能である。このため、ロットによってセキュ
リティ情報を変更するなどを、製造ライン上において実
時間で可能である。ソフトウエアや製造ロットによるセ
キュリティ情報(余剰セクタ配置)の変更を行えば、よ
り解析が困難になり、強固なコピー防止策になる。この
ような点から、ディスク製造コストは安価である。
【0035】(3)通常のディスク複製装置側の信号処
理装置では読み込まれないリードイン領域の開始位置の
余剰セクタを読むため、セキュリティシステムの発見は
困難であり、複製を効果的に防止することができる。
【0036】(4)セキュリティ情報がリードイン領域
のディスク管理部に隣接するマージン部に存在してお
り、ディスク管理情報を読み始めるセクタとほぼ同位置
となっている。このため、シーク時間が節減でき、ディ
スクチェックの時間は短くてよい。
【0037】(5)主情報の再生装置は通常のものと同
様であるため、LSI化されたものをそのまま使用する
ことができる。ディスク識別には、ディスクプロセッサ
のファームウエアのみの改良で対応でき、コスト的に有
利である。
【0038】(6)主情報と関係しないリードイン部分
の操作であり、メインデータやユーザセクタに一切加工
を施していない。従って、ユーザデータの信頼性はその
まま確保される。
【0039】(7)ディスクの物理規格に規定してある
部分以外の操作であり、ディスク管理フォーマット上問
題の生じない部分の操作である。このため、主情報部分
については、他のセキュリティ情報のないディスク、例
えば音楽専用のディスクなどと良好に互換性を保つこと
ができる。
【0040】
【実施例2】 (1)ディスク 次に、実施例2について説明する。この実施例も、デー
タブロックがセクタ分けされた構造の光ディスクの例で
ある。また、前記実施例1は、いわゆる片面記録のタイ
プのディスクの例であったが、実施例2は、いわゆる両
面記録のタイプのディスクの例であり、両面が共通のセ
クタ構造である例である。図5には、本実施例のセクタ
構成が示されている。同図において、本実施例のディス
クは、(A)に示す下面ディスク100と(C)に示す上
面ディスク102とを張り合わせた構成となっている。
【0041】そして、(B)に示すように、下面ディス
ク100の内周側から、リードイン領域104,データ
領域106,中間領域108の順となっている。なお、
外周側は、上下の記録面が連続する部分であり、ディス
ク全体では中間に位置するので、中間領域と称する。次
に、(C)に示すように、上面ディスク102の外周側
から、中間領域110,データ領域112,リードアウ
ト領域114の順となっている。これらのうち、ユーザ
が主に利用する部分は、ゲームプログラムなどの論理レ
ベルの情報が記録されている上下面のデータ領域10
6,112と、下面のリードイン領域104のディスク
管理情報である。中間領域108,110やリードアウ
ト領域114は、いわば余白であり、ユーザから見てあ
まり意味のない領域である。
【0042】図6は、図5に示したセクタ構成を、リー
ドイン領域104内に記録されているディスク管理テー
ブルで指し示す様子を簡略化して示したものである。同
図(A)に示す例では、下面のリードイン領域104の
開始セクタNO.は「s」,下面のデータ領域106の開
始セクタNO.は「a」,終了セクタNO.は「b」,下面
の中間領域108の終了セクタNO.は「c」,上面の中
間領域110の開始セクタNO.は「d」,上面のデータ
領域112の開始セクタNO.は「e」,終了セクタNO.
は「f」,上面のリードアウト領域114の最終セクタ
NO.は「g」となっている。
【0043】ここで、リードイン領域104のディスク
管理情報として、最低限必要なセクタNO.情報は、
「a」,「b」,「f」である。図6(B)にはその様
子が示されており、リードイン領域104に記録されて
いるディスク管理テーブルには、下面データ開始,下面
データ終了,上面データ終了,のセクタNO.「a」,
「b」,「f」,が記録されている。セクタNO.「e」
は「b」から計算できるとすれば(例えばe=b+9と
いう具合)、「e」は必ずしも必要ない。また、他のセ
クタNO.は、上述したように余白的意味合いが強いの
で、同様に必ずしもリードイン領域104にディスク管
理情報として記録する必要はない。従って、セクタNO.
「b」と「e」の関係を正しく保てば、中間領域10
8,110のセクタNO.を多少操作しても、実用上問題
が生ずることはない。
【0044】図7(A)には、以上のような観点から設
定された本実施例のセクタ構成が示されている。同図に
示すように、下面データ領域106の最終セクタNO.は
「n」となっており、NO.「n+1」〜「n+4」が下
面中間領域108を構成するセクタ,NO.「n+6」〜
「n+8」が上面中間領域110を構成するセクタとな
っている。そして、NO.「n+9」から上面データ領域
112が始まる。
【0045】ところで、上面の中間領域110のセクタ
NO.は、本来「n+5」が存在するはずであるが、本実
施例では図示のように欠けたセクタ構成となっている。
上述したように、ディスク管理上は下面データ領域10
6の終了セクタNO.「n」と上面データ領域112の開
始セクタNO.「n+9」のみがユーザにとって必要なデ
ータである。従って、本実施例のように、上面中間領域
110のセクタNO.「n+5」のセクタが欠けていても
何ら実害はない。
【0046】図7(B)には、同図(A)に示したセクタ
構成のディスクを、通常のディスク記録装置でコピーし
た場合のセクタ構成の一例が示されている。ディスクに
対する通常のデータ書込みでは、図6(B)に示したデ
ィスク管理情報から下面データ領域セクタNO.の「n」
を得、上面データ領域112の開始セクタNO.「n+
9」を演算する。しかし、「n+1」から「n+4」ま
での下面中間領域108のセクタを読み込んだら、上面
は「n+5」から始まると自動的に計算する。このた
め、上面にデータを書き込むときは、NO.「n+5」の
セクタから書き込むようになる。従って、コピーディス
クでは、同図(A)に示したNO.「n+5」の欠けたセ
クタが埋められ、同図(B)に示すように欠けたセクタ
のない構成となる。
【0047】このように、正規のディスクであれば存在
しない欠けたセクタが、コピーによって埋められる。従
って、欠けたセクタの有無を検査することによって、正
規のディスクとコピーしたディスクとを識別することが
できる。特に、図7に示したフォーマットであれば、中
間領域という操作しても実害のない領域のセクタを操作
しているため、物理フォーマットに準拠でき、他のディ
スクとの互換性を良好に保持することができる。また、
明示的なセキュリティ情報を記録するわけではないの
で、中間領域の記録データ内容を調べてもセキュリティ
情報を発見できず、高い安全性が得られる。
【0048】(2)識別・再生装置 次に、本実施例の識別・再生装置について説明する。構
成は、上述した実施例1と同様であるが、ディスクプロ
セッサ64で図8に示すフローチャートのような処理が
行われる。また、メモリ66には、「上面中間領域11
0の開始部分でセクタが欠けている」というセキュリテ
ィ情報が記憶されている。なお、図4に対応するステッ
プには同一の符号を用いる。
【0049】まず、上述したように、ディスクがセット
されて(図8,ステップS10)その存在をチェックし
た後、各種サーボをかけて読み出しの準備が行われる
(ステップS12)。通常、最初は下面のリードイン領
域104の管理情報から再生され(ステップS30の
下,S32)、下面のデータ領域106の最終セクタN
O.「n」と中間領域108の最終セクタNO.「n+4」
が読み出されて、メモリ66に記憶される。また、これ
らのセクタNO.とメモリ66に格納されている前記セキ
ュリティ情報から、上面データ領域の開始セクタNO.が
「n+9」であること、上面中間領域110の欠けてい
るセクタNO.が「n+5」であって上面中間領域110
の開始セクタNO.が「n+6」であることが演算され
る。
【0050】次に、これらの管理情報に基づいて、ま
ず、下面データ領域106の最終セクタNO.が「n」で
あるかどうかが確認される(ステップS34)。次に、
中間領域108にシークし(ステップS36)、最終セ
クタNO.が「n+4」であるかどうかが確認される(ス
テップS38)。そして、これらの確認の後、通常の再
生動作が行われる(ステップS40)。以上の動作は、
通常通りである。
【0051】次に、ディスクを反転させるなどして、上
面を再生するときは(ステップS30の上)、上面デー
タ領域112が読み出され(ステップS42)、まず、
その開始セクタNO.が「n+9」であるかどうかがチェ
ックされる(ステップS44)。その結果、開始セクタ
NO.が「n+9」でないときは、不正コピーあるいは不
良品であると判断して、その再生を停止してディスクを
排出する(ステップS46)。しかし、その条件を満た
すときは、上面中間領域110へシークする(ステップ
S48)。そして、下面中間領域108の最終セクタN
O.の次のNO.のセクタが存在するかどうかがチェックさ
れる(ステップS50)。すなわち、セクタNO.「n+
4」の次の「n+5」のセクタが存在するかどうかがチ
ェックされる。その結果、存在しなければ、図7(A)
に示したように正規のディスクであるとして上面の通常
再生が行われる(ステップS52)。しかし、存在する
ときは、図7(B)に示したように不正ディスクである
と判断され、その再生を停止してディスクを排出する
(ステップS46)。
【0052】以上のように、実施例2では、セクタの一
部が欠けており、セクタ番号が特異な関係,すなわち上
下面で通常と異なる関係となっている。通常のディスク
コピーを行うと、そのセクタNO.の関係が壊され、通常
のセクタNO.の関係となる。このため、上下面における
セクタNO.の関係から正規のディスクと不正コピーディ
スクとを識別することが可能となる。この実施例によっ
ても、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0053】なお、この実施例2では、上面側に特異な
セクタ配置を施しており、上面側にアクセスして初めて
コピーディスクと識別し、ディスクを排除することにな
る。従って、下面側のみであれば、不正コピーされたデ
ィスクでも正常に再生可能である。そこで、例えば、下
面側には、自由にコピーしてもかまわないようなゲーム
の解説やデモンストレーションソフトなどを記録してお
き、上面側に製品としてのゲームプログラムを記録して
おくといった対策を施すようにするとよい。
【0054】
【他の実施例】この発明には数多くの実施の形態があ
り、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能で
ある。例えば、次のようなものも含まれる。
【0055】(1)前記実施例1は片面ディスクの例で
あるが、これを両面張り合わせ構造のディスクに各面に
それぞれ適用してもよい。また、前記実施例2は、両面
ディスクの例であるが、実施例1を一方の面(例えば下
面)に適用して、実施例1,2を複合して適用すれば、
両面に対するより強固なコピー防止が可能となる。
【0056】(2)前記実施例1では、余剰セクタ数を
2としたが、必要に応じて増減してよい。また、実施例
2では、中間領域セクタが1箇所欠けたとしたが、欠損
セクタ数は適宜設定してよく、2つ以上のセクタが欠け
ていてもよい。
【0057】(3)前記実施例は、一般的な光ディスク
を例としたが、フォーマット上存在するが、データ内容
にあまり意味がなく通常は再生されない領域,別言すれ
ば、信号処理回路における内部的な処理には必要だが、
再生時に外部に出力されず外部から不可視な部分が存在
するものであれば、CD−ROM,ミニディスク,MO
ディスク,DVD(Digital Video Disc)−ROM,磁
気テープ,磁気ディスクなど各種の記録媒体に適用可能
である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
媒体の余剰領域のセクタ構成をセキュリティ情報として
利用し、セクタ数を低減したり、セクタ番号を特異な関
係とすることとしたので、次のような効果がある。 (1)不正コピーを良好に識別してその防止を図るとと
もに、比較的簡便な設備で対応でき、セキュリティ情報
の変更も容易である。 (2)記録媒体の不正な複製を効果的に防止することが
できる。 (3)シーク時間も節減でき、ディスクチェックの時間
が短くてよい。 (4)主情報に加工を施さないため、主情報の信頼性は
そのまま確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における物理セクタ構成の主要部を示
す図で去る。
【図2】片面のディスクにおける物理セクタ配置を示す
図である。
【図3】実施例1,2におけるディスク再生装置の主要
部を示すブロック図である。
【図4】実施例1におけるディスク識別の動作を示すフ
ロー図である。
【図5】両面のディスクにおける物理セクタ配置を示す
図である。
【図6】両面のディスクにおけるセクタ構成とディスク
管理テーブルの例を示す図である。
【図7】実施例2における物理セクタ構成の主要部を示
す図である。
【図8】実施例2におけるディスク識別の動作を示すフ
ロー図である。
【符号の説明】
10…ディスク 12…リードイン領域 14…データ領域 16…リードアウト領域 50…ピックアップ 52…アンプ 54…データ処理系 56…デインターリーブ・訂正回路 58…データデコーダ 60…ヘッダデコーダ 62…復号系 64…ディスクプロセッサ 66…メモリ 68…サーボ処理系 70,72…ドライバ 74…スピンドルモータ 76…ホストプロセッサ 100…下面ディスク 102…上面ディスク 104…リードイン領域 106…下面データ領域 108…下面中間領域 110…上面中間領域 112…上面データ領域 114…リードアウト領域 SA…ヘッダ部 SB…メインデータ部 SC…誤り訂正部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主情報領域,情報管理領域,余剰領域を
    含む記録媒体であって、 前記余剰領域に含まれるセクタを、当該記録媒体の規格
    に違反しない程度の少ない数に低減したことを特徴とす
    る記録媒体。
  2. 【請求項2】 主情報領域,情報管理領域,余剰領域を
    含む記録媒体であって、 前記余剰領域に含まれるセクタの一部を欠損として、セ
    クタ番号が通常と異なる特異な関係となるようにしたこ
    とを特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 データ領域,リードイン領域,リードア
    ウト領域を含む記録媒体であって、 余剰領域である前記リードイン領域のマージン部に含ま
    れるセクタを、当該記録媒体の規格に違反しない程度の
    少ない数に低減したことを特徴とする記録媒体。
  4. 【請求項4】 データ領域,リードイン領域,リードア
    ウト領域,中間領域を含む両面記録可能な記録媒体であ
    って、 余剰領域である前記中間領域に含まれるセクタの一部を
    欠損として、セクタ番号が通常と異なる特異な関係とな
    るようにしたことを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記低減されたセクタ数によって、記録
    媒体の識別を行うことを特徴とする請求項1又は3記載
    の記録媒体の識別方法。
  6. 【請求項6】 前記セクタ番号の特異な関係によって、
    記録媒体の識別を行うことを特徴とする請求項2又は4
    記載の記録媒体の識別方法。
  7. 【請求項7】 前記低減されたセクタ数が記録されたメ
    モリ手段;前記余剰領域にシークしてそのセクタ数をチ
    ェックするセクタ数読取手段;これによって読み取られ
    た余剰領域のセクタ数と、前記メモリ手段に格納された
    セクタ数を比較して記録媒体を識別する識別手段;を備
    えたことを特徴とする請求項1又は3記載の記録媒体の
    識別装置。
  8. 【請求項8】 前記セクタの欠損情報が記録されたメモ
    リ手段;前記余剰領域にシークして、そのセクタ番号を
    チェックするセクタ番号読取手段;これによって読み取
    られた余剰領域のセクタ番号と、前記メモリ手段に格納
    されたセクタの欠損情報を比較して記録媒体を識別する
    識別手段;を備えたことを特徴とする請求項2又は4記
    載の記録媒体の識別装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の識別装置を含み、
    前記識別手段によって記録媒体が不正コピーであると識
    別されたときは、その記録媒体を排除する排除手段を備
    えたことを特徴とする記録媒体の再生装置。
JP9057012A 1997-02-25 1997-02-25 記録媒体,その識別方法,その識別装置,その再生装置 Pending JPH10241292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100712377B1 (ko) * 1999-03-26 2007-05-02 소니 가부시끼 가이샤 재생 장치 및 재생 방법

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