JP3758219B2 - ディスク状記録媒体、その記録装置及び再生装置 - Google Patents
ディスク状記録媒体、その記録装置及び再生装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書換型用のディスク状記録媒体、上記ディスク状記録媒体上にデータを記録するディスク状記録媒体の記録装置、及び上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生するディスク状記録媒体の再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日において、ディジタル情報メディアの実用化と普及が進んできている。ディジタル情報メディアをその形態で大きく分けると、テープ、ディスク、メリッドの3方式に分けられるが、アクセスの良さや、記録密度の大きさ等の理由により、ディスク・メモリが占める比率が高くなりつつある。このようなディスク・メモリとして、例えば、光磁気ディスクを使用した書換可能なディスク状記録媒体(以下、書換型ディスクと言う。)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、書換型ディスクにおいて、従来では、フォーマット時には書換型ディスクのフォーマットのみが行われ、フォーマット後の書換型ディスクは、何も記録されていない状態で使用されていた。このため、使用者がフォーマット済みの書換型ディスクに対して、故意に番号や名称を付けない限り、どの書換型ディスクにどのような情報が記録されているか明確にすることができなかった。また、書換型ディスクに記録されている情報を利用する際、目的とする情報が記録されている書換型ディスクを検索する作業が非常にめんどうであった。これは、複数の書換型ディスクにわたり検索する必要がある場合等は、特に顕著である。
【0004】
例えば、図12に示すように、書換型ディスクに画像情報を記録し、また、書換型ディスクに記録された画像情報を再生する図示していない記録/再生装置を用いて、書換型ディスクDiscE,DiscFに各々記録された画面DE,DFをプリントアウトする、又は他の書換型ディスクDiscGにコピーする場合、書換型ディスクDiscEに記録されている画面DEは、モニタMを用いて画面表示することにより確認することができる。また、書換型ディスクDiscFに記録されている画面DFも書換型ディスクDiscEの場合と同様にして、モニタMを用いて画面表示することにより確認することができる。
【0005】
しかし、プリントアウトして得られたプリント画面PE,PF、又は画面がコピーされた書換型ディスクDiscGからは、どの書換型ディスクに記録された情報のプリント結果であるか否か、又はコピー結果であるか否かを判別することができなかった。このため、再度プリントアウトしたいときや、コピーしたいとき等、元の書換型ディスクである書換型ディスクDiscE,DiscFの内容を再度モニタMを用いて確認する必要があった。
【0006】
したがって、上述のようにしてプリントアウトやコピー等を行うことにより情報の広範囲の利用を図る場合、その時その情報がどの書換型ディスクからプリントアウトされたものであるか、又はコピーされたものであるかを明確にすることが困難であった。特に、複数枚の書換型ディスクを作成して広く情報を活用する場合等は、その作業に非常に手間がかかってしまっていた。また、例えば、時間がたってしまったプリント結果や、孫、曾孫の書換型ディスクからは、元の書換型ディスクを探し出すことができなかった。
【0007】
また、書換型ディスクの製造時に記録されるIDNo.は、IDNo.の内容に関しての何等かの意味付けがなされたものであるが、このIDNo.が製造場所やフォーマット事業所等の管理No.等として記録されたとき、IDNo.としては、シリアル又はLot.No.に関して順次送りする必要性がある。このため、IDNo.は、変数となってしまう。このようなIDNo.が記録された書換型ディスクを上述した記録/再生装置のようなディスク利用機器で使用する場合、IDNo.が変数であるため、ディスク利用機器において、IDNo.を利用して使用する書換型ディスクが正規に記録された物であるか否か、すなわち正規のルールで、また、規定に従ってフォーマットされた書換型ディスクであるか否かを判断することができなかった。
【0008】
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有するものである。
【0009】
即ち、本発明の目的は、ディスク状記録媒体を識別する識別子を有することにより、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができるディスク状記録媒体を提供することにある。
【0010】
また、本発明の目的は、ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができるディスク状記録媒体を提供することにある。
【0011】
本発明の目的は、ディスク状記録媒体を容易に識別するディスク状記録媒体の記録装置を提供することにある。
【0012】
また、本発明の目的は、ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができるディスク状記録媒体の記録装置を提供することにある。
【0013】
本発明の目的は、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別するディスク状記録媒体の再生装置を提供することにある。
【0014】
また、本発明の目的は、ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができるディスク状記録媒体の再生装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明は、フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体であって、上記識別子が示す情報がディスク状記録媒体上に印刷表示されていることを特徴とする。
【0019】
上述の課題を解決するために、本発明は、フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体の記録装置であって、上記識別子を上記ディスク状記録媒体の管理領域から読み取る読取手段と、上記記録装置を示す定数を有するとともに、上記定数を基に、上記読取手段により読み取られた識別子が使用可能なディスク状記録媒体であることを示すか否かを判断する判断手段と、上記判断手段の結果に応じてディスク状記録媒体の情報領域に対する記録動作を制御する制御手段と、上記制御手段の制御に基づいてディスク状記録媒体に対する記録処理を行う記録手段とを備える。そして、上記制御手段は、上記判断手段の結果により使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体の情報領域に対する記録処理を行うように上記記録手段を制御することを特徴とする。
【0020】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置は、上記識別子は、各々が変数である複数の識別子からなる。そして、上記判断手段は、上記複数の識別子を用いた所定の演算を行う演算手段を備え、上記演算手段の演算結果が当該判断手段が有する上記定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断することを特徴とする。
【0021】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置は、上記管理のためのコードは、上記ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報及び上記ディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示すことを特徴とする。
さらに、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置は、上記定数は、上記記録装置が、上記ディスク状記録媒体に情報を記録できる範囲を制御するものであることを特徴とする。
【0022】
上述の課題を解決するために、本発明は、フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体の再生装置であって、上記識別子を上記ディスク状記録媒体から読み取る読取手段と、上記再生装置を示す定数を有するとともに、上記定数を基に、上記読取手段により読み取られた識別子が使用可能なディスク状記録媒体であることを示すか否かを判断する判断手段と、上記判断手段の結果に応じて上記ディスク状記録媒体に対する再生動作を制御する制御手段と、上記制御手段の制御に基づいて上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力する再生出力手段とを備える。そして、上記制御手段は、上記判断手段の結果により使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体の情報領域に対する再生処理を行うように上記再生出力手段を制御することを特徴とする。
【0023】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置は、上記再生出力手段は、上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力すると共に、上記読取手段により読み取られた識別子も出力することを特徴とする。
【0024】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置は、上記識別子は、各々が変数である複数の識別子からなる。また、上記判断手段は、上記複数の識別子を用いた所定の演算を行う演算手段を備える。そして、上記判断手段は、上記演算手段の演算結果が当該判断手段が有する上記定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断することを特徴とする。
【0025】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置は、上記識別子は、ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報及びディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示す情報からなることを特徴とする。
さらに、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置は、上記定数は、上記再生装置が、上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の再生できる範囲を制御するものであることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
まず、本発明に係るディスク状記録媒体は、例えば、図1に示すような光磁気ディスクを使用した書換可能なディスク状記録媒体(以下、単にディスクと言う。)Discに適用される。
【0028】
このディスクDiscは、UTOC(User Table Of Contents)エリアSuと、データ管理エリアSdと、ピクチャ管理エリアSpと、情報書込エリアSiとがディスク中央から順に設けられている。
【0029】
そして、ディスクDiscは、ディスク製造時、すなわちフォーマット時に記録された複数の識別子を有している。すなわち、ディスクDiscは、例えば、UTOCエリアSuに記録された第1の識別子であるAIDNo.と、ピクチャ管理エリアSpに記録された第2の識別子であるBIDNo.とを有している。
【0030】
AIDNo.とBIDNo.は、図2の(A),(B)に示すように、各々16バイト(以下、BITE[0]〜[15]で示す。)からなる。
【0031】
BIDNo.において、まず、BITE[0],[1]に設けられたフォーマットメーカコードとしては、フォーマットを行ったメーカを示すコードが記録されている。
【0032】
BITE[2],[3]に設けられたフォーマット機器コードとしては、フォーマットを行ったフォーマット機器の名称、すなわちフォーマット機器の種類をコード化したものが記録されている。基本的に、このフォーマット機器コードとしては、フォーマット機器の作成メーカが最初の機種から通番で与えられたコードが記録されている。
【0033】
BITE[4],[5]に設けられたフォーマッタシリアルNo.コードとしては、フォーマット機器のシリアルナンバーが記録されている。
【0034】
BITE[6]〜[8]に設けられたディスクDiscのシリアルNo.コードとしては、上述したフォーマット機器コードが示すフォーマット機器により何枚目に作成されたディスクであるかを示すコードが記録されている。
【0035】
BITE[9],[10]に設けられた著作権コードとしては、作成されたディスクは著作権があるディスクであるか否かを示すコードが記録されている。
【0036】
BITE[11],[12]に設けられた日付IDコードとしては、フォーマットされた日付けが記録されている。
【0037】
そして、BITE[13]〜[15]に設けられた予備コードは、今後必要時に用いられるエリアである。
【0038】
上述のように、BIDNo.には、生産管理や品質管理等に利用することができる各コードが記録されている。すなわち、BIDNo.は、メーカコードやシリアルNo.のような付加価値ディスクNo.を示すものであり、これが実際のディスクの管理No.となる。
【0039】
一方、AIDNo.としては、BIDNo.と、予め決定されている定数CIDNo.とを用いた
AIDNo.+BIDNo.=CIDNo. ・・・ 式1
なる演算式1を満たすような値、すなわち
AIDNo.=CIDNo.−BIDNo.
なる演算式で得られる値が記録される。
【0040】
上述のようなAIDNo.とBIDNo.がディスクDiscに記録されているため、同じAIDNo.とBIDNo.が記録されたディスクが市場に共存することはほとんどない。
【0041】
例えば、100年間にフォーマット機器コードが一巡する、すなわち65536種類のフォーマット機器が作成される、或いは、シリアルNo.コードが一巡する、すなわち1台のフォーマット機器で1日に16777216枚のディスクが作成されるということが起こらない限り、同一のAIDNo.とBIDNo.が記録されたディスクが市場に共存することはない。
【0042】
したがって、市場に出回るディスクの枚数を各フォーマット機器毎に管理することができる。また、例えば、ディスクの不良品が発生した場合には、BIDNo.により、どのメーカのフォーマット機器により作成されたディスクであるのかを容易に確認することができる。
【0043】
また、図3に示すように、ディスクDiscが収められているシェルDiscーsの表面上部Lにディスクの管理No.として、BIDNo.をインクジェットにて印刷表示する。
【0044】
ここで、例えば、16バイトのBIDNo.を10進数を用いて表すと41桁となり、16進数を用いて表すと32桁となるが、ここでは、フォーマッタシリアルNo.コードやディスクDiscのシリアルNo.コード等、読み易い状況が望まれる情報に関しては、10進数を用い、日付IDコード等に関しては、16進数を用い、フォーマットメーカコード等に関しては、32進数を用いることにより、全体の表示桁数を削減して、全体の桁数が18桁となるようにする。
【0045】
すなわち、図4に示すように、各々が2バイトのフォーマットメーカコード、フォーマット機器コード、及びフォーマッタシリアルNo.コードは、各々32進数を用いて2桁で表し、3バイトのディスクDiscのシリアルNo.コードは、10進数を用いて8桁で表し、2バイトの日付IDコードは、16進数を用いて4桁で表す。尚、著作権コード及び予備コードに関しては、印刷表示しないものとする。
【0046】
したがって、上述のように部分的に32進数を用いることにより、フォーマットメーカコード、フォーマット機器コード、フォーマッタシリアルNo.コード、ディスクDiscのシリアルNo.コード、及び日付IDコードの合計11バイトの情報を「ABCDEF12345678DCBA」のように、18桁数で印刷表示することができる。
【0047】
上述のようにして、ディスクDiscが収められているシェルDiscーsの表面上部LにBIDNo.の情報を印刷表示することにより、使用者は、ディスクDiscを目視チェックすることができる。例えば、ディスクの不良品が発生した場合には、シェルDiscーsの表面上部Lの印刷表示を見るだけで、どのメーカのフォーマット機器により作成されたディスクであるのかをさらに容易に確認することができる。
【0048】
また、例えば、使用者がディスクDiscに記録されたBIDNo.を誤消去した場合でも、上述のような印刷表示を基にしてBIDNo.をディスクDiscに再度記録することができる。
【0049】
つぎに、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置、及び本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置は、図5に示すような記録/再生装置100に適用される。
【0050】
この記録/再生装置100は、上記図1に示したディスクDiscに対して、例えば、画像情報の記録処理及び再生処理を行うものであり、ディスクDiscに対してアクセスするディスクドライブ101と、ディスクドライブ101と接続されたディスクインターフェース回路(以下、I/F回路と言う。)102と、I/F回路102と接続された画像メモリ103と、画像メモリ103と接続された画像処理回路104と、I/F回路102と画像メモリ103間のデータが入力されI/F回路102に対して出力する読み取り/判断回路105とを備えている。
【0051】
また、記録/再生装置100は、例えば、装置全体の動作制御を行う図示していない制御回路を備えており、この制御回路には、装置が対応することができるディスクであるか否かを判断するための情報、例えば、ディスクにおけるIDNo.の記録位置、IDNo.の記録桁数、演算方法等の情報が予め設定されている。
【0052】
まず、図6に示すフローチャートを用いて、記録/再生装置100における記録処理について説明する。
【0053】
先ず、上記図1に示したディスクDiscを記録/再生装置100の図示していないディスク挿入部からセットする(ステップS61)。
【0054】
次に、記録動作を実際に行う前に、ディスクドライブ101が図示していない制御回路の駆動制御により駆動されることにより、ディスクDisc上に記録されているIDNo.情報等が読み取られる。そして、読み取られたIDNo.情報等は、I/F回路102を介して読み取り/判断回路105に供給される。
【0055】
読み取り/判断回路105は、上記制御回路の制御に基いて、I/F回路102からのIDNo.情報等から上述した2つの識別子であるAIDNo.及びBIDNo.を読み込み、AIDNo.及びBIDNo.と、上記制御回路に予め設定されている定数CIDNo.とを用いて、上述した演算式1(AIDNo.+BIDNo.=CIDNo.)が成立するか否かを判断する(ステップS62)。
【0056】
ステップS62において、AIDNo.及びBIDNo.を読み込むことができ、すなわちディスクDisc上にAIDNo.及びBIDNo.が所定の位置に記録されており、演算式1が成立したと判断した場合、読み取り/判断回路105は、ディスクDiscへの画像情報の記録許可を示す制御信号をI/F回路102に供給する(ステップS63)。
【0057】
この時、画像処理回路104は、入出力端子Iを介して供給された図示していない画像入力装置からの画像信号に対して、所定の信号処理を施し、信号処理を施した画像信号を画像データとして画像メモリ103に記憶する。
【0058】
そして、I/F回路102は、読み取り/判断回路105からの制御信号により、画像メモリ103に記憶された画像データをディスクドライブ101に供給する。これにより、ディスクドライブ101が駆動され、ディスクDisc上の所定位置に画像データが記録される(ステップS64)。
【0059】
次に、上記制御回路は、ディスクDisc上に画像メモリ103に記憶されている画像データを全て記録したか否かを判断する(ステップS65)。
【0060】
ステップS65において、ディスクDisc上に画像データを全て記録していないと判断した場合には、上記制御回路は、記録処理が終了するまで、ステップS64の処理を繰り返すように装置全体の動作制御を行う。
【0061】
ステップS65において、ディスクDisc上に画像データを全て記録したと判断した場合、上記制御回路は、記録処理終了と見なし、記録処理終了を示すメッセージ等を表示するように図示していないモニタを制御する(ステップS66)。
【0062】
一方、ステップS62において、AIDNo.及びBIDNo.を読み込むことができない、すなわちディスクDisc上にAIDNo.及びBIDNo.が所定の位置に記録されていない、又は演算式1が成立しなかったと判断した場合、上記制御回路は、セットされたディスクDiscは使用不可能であると見なし(ステップS67)、使用不可示すメッセージ等を表示するように図示していないモニタを制御すると共に、セットされたディスクDiscを排出するように、上述したディスク挿入部の排出動作を制御する(ステップS68)。
【0063】
上述のように、記録/再生装置100では、セットされたディスクDisc上の所定位置にAIDNo.及びBIDNo.が記録されており、且つAIDNo.及びBIDNo.を用いた演算結果が定数CIDNo.になるということを確認した後、セットされたディスクDiscに対してのアクセスを許可するようになされている。
【0064】
すなわち、記録/再生装置100では、ディスクDisc上に記録されたAIDNo.及びBIDNo.を用いて、確認されたメーカにより規定のフォーマットがなされたディスクであることを確認した後、実際の記録動作が行われる。このため、規格外のディスク、違反コピー、違法作成されたディスクを排除することができる。また、AIDNo.及びBIDNo.を用いた演算の結果を定数化することにより、上述したステップS62で行われるディスクの判断処理に用いる判断情報を定数化することができる。これにより、上記判断処理を簡単な比較回路、又はソフトで行うことができる。したがって、記録/再生装置100の低価格化を図ることができる。
【0065】
つぎに、記録/再生装置100における再生処理については、上述した記録処理と同様にして、ディスクDisc上に記録されたAIDNo.及びBIDNo.を用いて、確認されたメーカにより規定のフォーマットがなされたディスクであることを確認した後、実際の再生動作が行われるようになされている。
【0066】
ここで、記録/再生装置100を用いて、例えば、図7に示すように、ディスクDiscA,DiscB上に記録された画像情報を再生してプリントアウトする場合について説明する。
【0067】
尚、ディスクDiscAには、画面DAの情報が記録されていると共に、上述したディスクDiscと同様に、AIDNo.及びBIDNo.が記録されている。また、ディスクDiscBには、画面DBの情報が記録されていると共に、上述したディスクDiscと同様に、AIDNo.及びBIDNo.が記録されている。さらに、ディスクDiscAが収められているシェルの表面上部LAには、BIDNo.を示す「123−4567−900」が印刷表示されており、ディスクDiscBが収められているシェルの表面上部LBには、BIDNo.の情報である「123−4567−901」が印刷表示されている。
【0068】
そこで、先ず、上述した記録処理と同様にして、ディスクの判断処理により、セットされたディスク、例えば、ディスクDiscAが確認されたメーカにより規定のフォーマットがなされたディスクであると判断された後、再生動作が許可される。これにより、ディスクドライブ101が図示していない制御回路の駆動制御により駆動され、ディスクDiscA上に記録されている画面DAの情報が読み取られる。
【0069】
次に、ディスクDiscAから読み取られた画面DAの情報がI/F回路102を介して画像メモリ103に記憶される。この時、ディスク判断処理時にディスクDiscA上から読み取られたAIDNo.及びBIDNo.も画像メモリ103に記憶される。
【0070】
そして、画像メモリ103に記憶された画面DAの情報、AIDNo.及びBIDNo.が画像処理回路104に供給される。
【0071】
画像処理回路104は、画像メモリ103からの画面DAの情報、AIDNo.及びBIDNo.からプリントアウトするための出力データを生成し、生成した出力データを入出力端子Iを介して図示していないプリンタに供給する。
【0072】
そして、上記プリンタは、入出力端子Iを介して供給された出力データに基いた画像をプリントアウトする。したがって、上記図7に示すように、ディスクDiscA上に記録されているBIDNo.の情報である「123−4567−900」がプリント用紙の欄外plAに印刷表示されたプリント画面PAが得られる。
【0073】
また、ディスクDiscBについても、ディスクDiscAの場合と同様にして、画像処理回路104により、画面DBの情報、AIDNo.及びBIDNo.に基いた出力データが生成され、上記プリンタにより、画像処理回路104で生成された出力データに基いた画像がプリントアウトされる。したがって、上記図7に示すように、ディスクDiscB上に記録されているBIDNo.の情報である「123−4567−901」がプリント用紙の欄外plBに印刷表示されたプリント画面PBが得られる。
【0074】
上述のように、プリント画面には、ディスクのBIDNo.の情報が欄外に印刷表示されるため、プリント画面PAは、ディスクDiscAから得られたプリント結果であり、プリント画面PBは、ディスクDiscBから得られたプリント結果であるということを容易に判断することができる。このため、再度プリントアウトしたい場合においても、元のディスクであるディスクDiscA,DiscBの内容を再度モニタMを用いて再度確認する必要はない。
【0075】
また、例えば、ディスクDiscA上に記録された画像情報を他のディスクDiscCにコピーする場合には、先ず、上述のようにして再生動作が許可されると、ディスクドライブ101が上記制御回路の駆動制御により駆動されることにより、コピー元のディスクであるディスクDiscA上に記録されている画面DAの情報が読み取られ、読み取られた画面DAの情報がI/F回路102を介して画像メモリ103に記憶される。この時、ディスク判断処理時にディスクDiscA上から読み取られたAIDNo.及びBIDNo.も画像メモリ103に記憶される。
【0076】
次に、コピー先のディスクであるディスクDiscCを図示していないディスク挿入部からセットする。そして、ディスクDiscCに対して、上記図6に示した記録処理と同様にして、ディスクDiscCの判断処理が行われる。
【0077】
ディスクDiscCの判断処理の結果、ディスクDiscCが確認されたメーカにより規定のフォーマットがなされたディスクであると判断された場合、記録動作が許可される。これにより、ディスクDiscCには、画像メモリ103に記憶された画面DAの情報、AIDNo.及びBIDNo.が記録されることとなる。
【0078】
上述のように、コピー先のディスクであるディスクDiscCには、コピー元のディスクであるディスクDiscAに記録されている画像情報と共にAIDNo.及びBIDNo.が記録される。これより、コピー元のディスクがどのディスクであるかを容易に判断することができる。また、ディスクの管理、及びディスクに記録されている情報の管理を効率的に行うことができる。
【0079】
尚、上記図1に示したディスクDiscにおいて、AIDNo.は、UTOCエリアSuに記録されているものとしたが、データ管理エリアSdに記録されているものとしてもよい。
【0080】
また、上記図2の(A),(B)に示したAIDNo.及びBIDNo.の構成を図8の(A),(B)に示すような構成としてもよい。
【0081】
すなわち、上記図2の(A)では、AIDNo.を16バイトとしたが、上記図8の(A)では、AIDNo.を1バイト(=8ビット)とする。この場合、16バイトのBIDNo.を1バイト化する必要がある。
【0082】
そこで、上記図8の(B)に示すように、BIDNo.内の代表コードを複数選択し、例えば、BITE[6]〜[8]に設けられたディスクDiscのシリアルNo.コードのBITE[8]と、BITE[11],[12]に設けられた日付IDコードのBITE[12]を選択し、BITE[8]の下位4ビットを上位ビットとし、BITE[12]の下位4ビットを上位ビットとする1バイトのコードBcodeを再構築する。そして、コードBcodeと上述した定数CIDNo.とを用いた
AIDNo.+Bcode.=CIDNo. ・・・ 式3
なる演算式3を満たすような値がAIDNo.に記録されているものとする。
【0083】
また、記録/再生装置100の読み取り/判断回路105でディスクの判断処理を行う場合においても、ディスク上に記録されているBIDNo.から1バイトのコードBcodeを再構築して、演算式3を用いた判断処理を行う。
【0084】
上述のように、AIDNo.を1バイトとすることにより、読み取り/判断回路105での比較、演算データ数を低減することができるため、ハードウェア及びソフトウェアの規模を削減することができる。したがって、記録/再生装置100の低価格化をさらに図ることができる。
【0085】
或いは、AIDNo.を1バイトとした場合、BIDNo.内の代表コードを複数選択するのではなく、図9の(A),(B)に示すように、各コードから1〜2ビットづつ抽出して、1バイトのコードBcodeを再構築するものとしてもよい。
【0086】
或いは、AIDNo.を1バイトとした場合、図10の(A),(B)に示すように、予備コードを利用して、BIDNo.内に上述のようなコードBcodeを直接記録する1バイト分のエリアを確保するようにしてもよい。これにより、上述のようにして16バイトのBIDNo.から1バイトのコードBcodeを再構築する手間を省くことができる。
【0087】
また、上記図6に示した記録/再生装置100における記録処理を、図11に示すような記録処理としてもよい。
【0088】
すなわち、上述したステップS62において、AIDNo.及びBIDNo.を読み込むことができない、すなわちディスクDisc上にAIDNo.及びBIDNo.が所定の位置に記録されていない、又は演算式1(AIDNo.+BIDNo.=CIDNo.)が成立しなかったと判断した場合、セットされたディスクDiscは使用不可能であると見なすのではなく、次のステップS111の判断処理に進む。
【0089】
ステップS111では、ステップS62にて用いたAIDNo.及びBIDNo.と、定数CIDNo.とに加えて、定数αを用いた
AIDNo.+BIDNo.=CIDNo.+α ・・・ 式4
なる演算4が成立するか否かを判断する。
【0090】
ここで、定数CIDNo.に加算する定数αは、例えば、α=1は、写真画像専用ディスク、α=2は、写真画像及び音声入力可能ディスク、α=3は、写真画像及び簡易動画再生可能ディスクというように、装置が対応することができるディスクの種類に応じて予め設定される値である。
【0091】
そして、ステップS111において、演算式2が成立したと判断した場合に、セットされたディスクは、確認されたメーカにより規定のフォーマットがなされたディスクであると見なし、上述したステップS63〜ステップS66の記録処理と同様に、ステップS112〜ステップS115の各処理により記録処理を行う。
【0092】
一方、ステップS111において、演算式2が成立しなかったと判断した場合には、セットされたディスクは、使用不可能であると見なし、上述したステップS67及びステップS68の不許可処理を行う。
【0093】
上述のように、定数αを定数CIDNo.に加算することにより、判断処理に用いる判断情報(CIDNo.+α)を変化させることができる。また、セットされたディスクがどのような種類のディスクであるかを容易に判断することができる。特に、セットされたディスクに対して再生処理を行う場合には、何が記録されたディスクであるかをディスクに記録されたAIDNo.及びBIDNo.を読み取ることにより判断することができるため、装置自体がディスクに記録されている情報のどこまでを再生することができるかを使用者に示すことができる。
【0094】
【発明の効果】
本発明に係るディスク状記録媒体では、フォーマット時に記録されたディスク状記録媒体を識別する識別子を有する。これにより、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができる。
【0095】
また、本発明に係るディスク状記録媒体では、上記識別子は、各々が変数である複数の識別子からなり、上記複数の識別子を用いた所定の演算を行った結果は、定数となる。これにより、同一の識別子を有するディスク状記録媒体が市場に共存することをさけることができるため、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができる。
【0096】
また、本発明に係るディスク状記録媒体では、上記識別子は、ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報、及びディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示す。これにより、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理をさらに効率的に行うことができる。
【0097】
また、本発明に係るディスク状記録媒体では、上記識別子が示す情報がディスク状記録媒体上に印刷表示されている。これにより、ディスク状記録媒体を目視チェックすることができる。したがって、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報をさらに容易に識別することができる。また、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理をさらに効率的に行うことができる。
【0098】
本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置では、読取手段は、フォーマット時に記録されたディスク状記録媒体を識別する識別子を書換型用のディスク状記録媒体上から読み取る。判断手段は、上記読取手段により読み取られた識別子により使用可能なディスク状記録媒体であるか否かを判断する。制御手段は、上記判断手段の結果により、使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体に対する記録処理を行うように記録手段を制御する。上記記録手段は、上記制御手段の制御に基いてディスク状記録媒体に対する記録処理を行う。上記ディスク状記録媒体上に記録されている識別子により、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができる。また、使用可能なディスク状記録媒体のみに記録処理を行うことができる。
【0099】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置では、演算手段は、各々が変数である複数の識別子からなる上記識別子を用いた所定の演算を行う。そして、上記判断手段は、上記演算手段の演算結果が所定の定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断する。これにより、上記判断手段を簡単化することができる。したがって、装置の低価格化を図ることができると共に、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができる。また、同一の識別子を有するディスク状記録媒体が市場に共存することをさけることができるため、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができる。
【0100】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置では、上記識別子は、上記ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報、及び上記ディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示す。これにより、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理をさらに効率的に行うことができる。
【0101】
本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置では、読取手段は、フォーマット時に記録されたディスク状記録媒体を識別する識別子を書換型用のディスク状記録媒体上から読み取る。判断手段は、上記読取手段により読み取られた識別子により使用可能なディスク状記録媒体であるか否かを判断する。制御手段は、上記判断手段の結果により、使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体に対する再生出力処理を行うように再生手段を制御する。上記再生出力手段は、上記制御手段の制御に基いて上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力する。上記ディスク状記録媒体上に記録されている識別子により、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができる。また、使用可能なディスク状記録媒体のみに再生処理を行うことができる。
【0102】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置では、上記再生出力手段は、上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力すると共に、上記読取手段により読み取られた識別子も出力する。これにより、再生して得られた情報がどのディスク状記録媒体に記録されている情報であるかを容易に判断することができる。したがって、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができると共に、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができる。
【0103】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置では、演算手段は、各々が変数である複数の識別子からなる上記識別子を用いた所定の演算を行う。そして、上記判断手段は、上記演算手段の演算結果が所定の定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断する。これにより、上記判断手段を簡単化することができる。したがって、装置の低価格化を図ることができると共に、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報を容易に識別することができる。また、同一の識別子を有するディスク状記録媒体が市場に共存することをさけることができるため、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理を効率的に行うことができる。
【0104】
また、本発明に係るディスク状記録媒体の再生装置では、上記識別子は、ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報、及びディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示す情報からなる。これにより、ディスク状記録媒体及び上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の管理をさらに効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク状記録媒体上のフォーマットを示す平面図である。
【図2】上記ディスク状記録媒体に記録されたAIDNo.及びBIDNo.の構造を説明するための図である。
【図3】上記ディスク状記録媒体が収められているシェルへのBIDNo.の印刷表示を説明するための図である。
【図4】上記BIDNo.の印刷表示の方法を説明するための図である。
【図5】本発明に係るディスク状記録媒体の記録装置及び再生装置を適用した記録/再生装置の構成を示すブロック図である。
【図6】上記記録/再生装置における記録処理を示すフローチャートである。
【図7】上記BIDNo.による画像情報のプリント結果及びコピー結果の管理について説明するための図である。
【図8】上記ディスク状記録媒体に記録されたAIDNo.を1バイトとした場合のBIDNo.の再構築処理1を説明するための図である。
【図9】上記ディスク状記録媒体に記録されたAIDNo.を1バイトとした場合のBIDNo.の再構築処理2を説明するための図である。
【図10】上記ディスク状記録媒体に記録されたAIDNo.を1バイトとした場合のBIDNo.の再構築処理3を説明するための図である。
【図11】上記記録/再生装置における記録処理において、ディスクの種類を判断する場合の記録処理を示すフローチャートである。
【図12】従来の画像情報のプリント結果及びコピー結果の管理について説明するための図である。
【符号の説明】
100 記録/再生装置
101 ディスクドライブ
102 ディスクインターフェース回路
103 画像メモリ
104 画像処理回路
105 読み取り/判断器
Claims (10)
- フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体であって、
上記識別子が示す情報がディスク状記録媒体上に印刷表示されていることを特徴とするディスク状記録媒体。 - フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体の記録装置であって、
上記識別子を上記ディスク状記録媒体の管理領域から読み取る読取手段と、
上記記録装置を示す定数を有するとともに、上記定数を基に、上記読取手段により読み取られた識別子が使用可能なディスク状記録媒体であることを示すか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段の結果に応じてディスク状記録媒体に対する記録動作を制御する制御手段と、
上記制御手段の制御に基づいてディスク状記録媒体に対する記録処理を行う記録手段とを備え、
上記制御手段は、上記判断手段の結果により使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体の情報領域に対する記録処理を行うように上記記録手段を制御することを特徴とするディスク状記録媒体の記録装置。 - 上記識別子は、各々が変数である複数の識別子からなり、
上記判断手段は、上記複数の識別子を用いた所定の演算を行う演算手段を備え、上記演算手段の演算結果が当該判断手段が有する上記定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断することを特徴とする請求項2記載のディスク状記録媒体の記録装置。 - 上記管理のためのコードは、上記ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報及び上記ディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示すことを特徴とする請求項3記載のディスク状記録媒体の記録装置。
- 上記定数は、上記記録装置が、上記ディスク状記録媒体に情報を記録できる範囲を制御するものであることを特徴とする請求項2記載のディスク状記録媒体の記録装置。
- フォーマット機器によってフォーマットを行った際に、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を示す定数とフォーマット時の当該ディスク状記録媒の管理のためのコードから作成され、当該ディスク状記録媒体を再生若しくは記録する機器を識別するための識別子が記録されてなる管理領域と、情報の再生若しくは記録が行われる情報領域とを有し、上記管理領域に記録されている識別子に基づいて許可される機器によってのみ上記情報領域の再生若しくは記録を可能とした書換型用のディスク状記録媒体の再生装置であって、
上記識別子を上記ディスク状記録媒体の管理領域から読み取る読取手段と、
上記再生装置を示す定数を有するとともに、上記定数を基に、上記読取手段により読み取られた識別子が使用可能なディスク状記録媒体であることを示すか否かを判断する判断手段と、
上記判断手段の結果に応じて上記ディスク状記録媒体に対する再生動作を制御する制御手段と、
上記制御手段の制御に基づいて上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力する再生出力手段とを備え、
上記制御手段は、上記判断手段の結果により使用可能なディスク状記録媒体であった場合のみ、上記ディスク状記録媒体の情報領域に対する再生処理を行うように上記再生出力手段を制御することを特徴とするディスク状記録媒体の再生装置。 - 上記再生出力手段は、上記ディスク状記録媒体上に記録されたデータを再生して出力すると共に、上記読取手段により読み取られた識別子も出力することを特徴とする請求項6記載のディスク状記録媒体の再生装置。
- 上記識別子は、各々が変数である複数の識別子からなり、
上記判断手段は、上記複数の識別子を用いた所定の演算を行う演算手段を備え、上記演算手段の演算結果が当該判断手段が有する上記定数であった場合のみ、使用可能なディスク状記録媒体であると判断することを特徴とする請求項6記載のディスク状記録媒体の再生装置。 - 上記識別子は、ディスク状記録媒体の生産管理情報、品質管理情報及びディスク状記録媒体に対応した機器の情報を示す情報からなることを特徴とする請求項6記載のディスク状記録媒体の再生装置。
- 上記定数は、上記再生装置が、上記ディスク状記録媒体に記録されている情報の再生できる範囲を制御するものであることを特徴とする請求項6記載のディスク状記録媒体の再生装置。
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