JPH03179309A - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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JPH03179309A
JPH03179309A JP89320089A JP32008989A JPH03179309A JP H03179309 A JPH03179309 A JP H03179309A JP 89320089 A JP89320089 A JP 89320089A JP 32008989 A JP32008989 A JP 32008989A JP H03179309 A JPH03179309 A JP H03179309A
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JP89320089A
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Takeshi Musashi
剛 八道
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、受光装置、詳しくはカメラの焦点検出装置
等に使用される受光装置に関するものである。
[従来の技術] カメラの合焦状態を検出するための焦点検出装置には、
従来、山登り方式等を採用した装置が提供されている。
そして、この装置により2次元の領域における測距を目
的とした焦点検出動作を行うのに、撮像素子として複数
のラインを有するもの、例えばCCDエリアイメージセ
ンサが信号検出素子として用いられるが、この場合、複
数のラインからなる測距領域からの合焦点検出にはセン
サから領域内の全信号を得るまでの時間は、測距領域内
に存在するイメージセンサの画素数に依存する。
よって、画素数の多いイメージセンサを用いた場合には
、測距領域の大きさを拡大しようとすると、その測距時
間が遅くなる等の不具合があった。
また、測距の周期はCCDイメージセンサを用いた場合
、測距とは不要な部分の電荷の読み出しを行わないと2
回目の測距信号が得られないため、結局、1回の測距時
間を速くしても繰り返し測距を行おうとすると、2回目
以降の測距時間は、それ程度らないという欠点もあった
そこで、こういった問題点を解消するために、本出願人
は先に、映像信号出力時に、水平ブランキング時間内に
水平走査線複数本分の電荷を転送してイメージセンサ内
で画素加算を行って、充電変換部に蓄積される信号電荷
を高速で読み出すようにした固体撮像装置を提案した(
特開昭63−169179号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来の技術手段ではイメージセンサから
測距信号を得たいときに、加算数を多くした場合、また
は信号積分時間か限られている系で、被写体が高輝度の
場合には、センサ内での画素加算時に加算信号電荷が飽
和するという現象が生じ、測距信号が得られなくなる。
またセンサの駆動においては積分時間を制御する以外に
、上記のような飽和を抑えることはできず、被写体の明
るさに対する信号検出ダイナミックレンジが充分にとれ
ないという欠点があった。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、焦点検出動
作における測距領域のデータを効率良く読み出し、かつ
被写体の明るさによるダイナミックレンジを大きくし、
黒点検出を短時間で行うことのできる黒点検出装置にお
ける受光装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1図にその概念図が示されるように、 焦点検出信号を得る2次元の配列を有し撮影レンズを透
過した光を受光する受光手段1と、この受光手段の複数
の受光素子から光電変換された出力信号を転送する転送
手段2と、上記出力信号を所定の順序で出力する出力手
段3とを有する受光装置10であって、 測距領域の大きさを変更するa+距領域変更手段4と、 上記複数の受光素子の信号を受光装置内で加算する加算
手段5と、 上記受光素子に入射する光量の大きさに応じて上記転送
手段の電荷転送部の容量を変化させる容量可変手段6と
、 上記加算手段により加算された電荷を平均化する平均化
手段7と、 を具備し、上記平均化手段により加算電荷を平均化した
のち、読み出すことを特徴とするものである。
また、本発明による受光装置10は、測距領域以前、以
後の不要な信号電荷を高速に掃き捨てる電荷掃き捨て手
段8をも有しており、これらの各手段は制御部9.CP
UIIで゛駆動制御される。
[作 用] 本発明の受光装置においては、被写体の低輝度時にはイ
メージセンサ内で垂直方向の信号を複数ライン分加算し
、測距領域を広げる。これによりS/N比を向上させ、
かつ焦点検出時間を短くする。また、被写体が比較的明
るい高輝度時に測距領域を広げた時、水平転送部の電荷
取扱い量が飽和しないように水平転送レジスタの容量を
複数のゲートを制御することで変化させる。これにより
ダイナミックレンジを確保し、被写体輝度による応答性
を改善する。また測距領域を簡易に変更することにより
狙った被写体から効果的に焦点検出動作が行えるように
なる。
[実 施 例] 以下、図示の実施例により本発明を説明する。
第2図(A) (B)は、本発明の一実施例を示す受光
装置であって、CCDイメージエリアセンサて構成され
ていて、第2図(A)はその正面図、第2図(13)は
その垂直方向の断面図である。周知のように、垂直方向
に順次転送されてきた各画素情報を持つ電荷は、シフト
ゲートSGに駆動パルスφSGを印加することで水平転
送部へ送られる。通常の動作では1ラインの電荷がシフ
トゲートSGがオンしたときに水平転送部に送られ、1
ライン分の電荷が水平転送レジスタにより順次出力され
るまでは、次の1ラインの信号電荷はシフトゲートSG
の手前で待機する。
よって、lライン毎の信号電荷は第3図に示す垂直転送
りロックパルスφV 、φV2とシフトゲートSGに印
加される駆動パルスφSGとのタイミングで、順次水平
転送部へと送られていく。
本発明の受光装置においては、第2図(13)に示す如
く、水平転送部レジスタH1に、容量を堆すための補助
レジスタとしてのオーバフローゲートOG 、OG2お
よびOG3が連設されており、このオーバフローゲート
OG −0G3は水平転送部の電荷取扱い量が飽和しな
いように、水平転送レジスタ内の取扱い電荷足を可変に
する機能を持っている。また、この3つのゲー1−OG
、〜OG3を同特にオンさせることにより、ライン毎に
電荷を掃き捨てることができるようになっているが、通
常動作では全てオフしている。この場合ケート○G の
みオフし、OG2.0G3をオンしておいても構わない
次に、このような構造を持つ受光装置1oを用いたカメ
ラの焦点検出装置の一例を第4図によって説明する。交
換可能な撮影レンズ12を透過して入射した被写体光は
、ハーフミラ−13によって分岐され、一方の光は図示
されないシャッタの開閉により銀塩フィルムからなる記
録部14に入射し画像を記録される。
また、分岐された他方の光は全反射ミラー15によりリ
レーレンズ16からなるリレー光学系を介して上記受光
装置10に入射する。この受光装置10は2次元のCC
Dイメージセンサで構成されており、所定のレートで信
号を読み出す。受光装置10から出力された画像信号は
、アンプ17によって適正レベルに土曽幅され、複数の
バンドパスフィルタ18を通り複数の周波数成分に分け
られた後、検波器1つで検波され、予じめ定められた領
域の画像信号から焦点検出信号を得る。
この焦点検出(z号はマイクロプロセッシングユニット
(以下、MPUという)20からなる演算部に迭られ、
その清算結果によりMPU20はMDRV (駆動装置
)21を動作させて、撮影レンズ〕2とリレーレンズ1
6の各アクチュエータ22.23を動作させなから合点
検出を行う。その結果に基づいて撮影レンズ12を合焦
位置までエンコーダ24の出力を見ながら移動させる。
合焦点の検出は2種類の帯域フィルタにより行われ、低
域側のフィルタで広いデフォーカス範囲から合焦点の存
在する位置を大まかに探し出し、その後、高域側のフィ
ルタで精度良く合焦点の検出を行う。
検出は公知の山登り方式を用いればよい。
次に、明るさが変化したときの上記焦点検出装置の動作
を説明すると、焦点検出動作中に被写体輝度が低く焦点
検出に充分なS/Nが得られない明るさになったと判断
されたときには、上記MPU20は上記受光装置10に
対して、第5図に示すような駆動制御を行う。即ち、水
平転送部の転送周期に対して垂直転送部の転送周期を相
対的にn倍(nは整数)とし、垂直画素方向の電荷を水
平転送部内でn個加算する。この動作により検出信号の
S/Nは西−倍、改善されることになる。
また、上記動作を行うとき水平転送部の周期は変らない
ものとすると、信号加算による焦点検出時間の増加もな
い。よって、焦点検出時間を長くすることなく、検出に
充分なレベルの信号が得られる。
そして、上述のような動作を行わせるための制御部が第
9図に示すように構成されている。
MPU20は前記第4図で説明したものと同一のものが
用いられ、モードの制御と検出信号から焦点検出処理を
行う。このMPU20に入力されるモード選定信号(M
SEL)によりモードの指定をされたMPU20は、人
力された露出(EXP)データを基に積分制御部25に
積分時間t。Hの設定を行う。その後、積分制御部25
はCCDイメージセンサからなる前記受光装置10の出
力信号Stをアナログ処理する信号処理部26へ増幅率
の指定信号AGCの設定を行う。これによりセンサ10
からの信号は適正レベルに増幅される。
更に積分制御部25は、垂直シフトレジスタ駆動用パル
スのφV発発生部子7容量制御用パルスのφOG発生部
28に積分時間t、□、の設定を行う。
上記φV発生部27はCCDのVCCD駆動の制御を行
い、転送用クロックパルスφV1゜φV2および受光部
のフォトダイオードからVCCDへ電荷を転送する電荷
転送用パルスφVsを発生する。
また、水平シフトレジスタ駆動用パルスのφH光発生2
9は、HCCD駆動部で転送用クロックパルスφH、φ
H2およびHCCD出力段のすセットパルスφRを発生
する。
上記φOG発生部28は、HCCD近傍におがれた容量
制御電極の駆動用パルスφOG1゜φOG2およびφO
G3を発生し、またVCCDからHCCDへの電荷シフ
トを行うンフトバルスφSGの制御を行う。
上記MPU20により謂距倣域の変更や明るさの条件に
よってモードの設定が行われると、モードセット信号(
MSET)は、上記φV発生部27の中のVBLK制御
部30およびφOG発生部28の中のOG制御部31へ
送られる。上記VBLK制御部30は第11図に示され
るように、信号加算処理時の上記転送用クロックパルス
φV 、φV2および上記電荷転送用パルスφVSのパ
ルス数と駆動時間の変更を行うものであって、そのとき
OG制御部31により容量制御用パルスφOG  、 
 φOG2.φOG3の設定と駆動パルスφSGの設定
を行いモードに合ったオーバフローゲートの制御をさせ
ることができる。
なお、上記φV発生部27.φOG発生部28およびφ
H光発生29には、MPU20から出力されるクロック
CLKを分周回路32で分周してそれぞれ印加している
。また、上記モードの選択は上記第9図の例では、第1
0図に示すように、4種類のモード、即ち、モードO〜
モード3があり、モードOが通常の1ラインずつの読み
出し動作、モード1が2ライン加算平均、モード2が3
ライン加算平均、そしてモード3が一定電荷を除去する
3ライン加算平均の各動作を設定できるようになってい
る。
次に、本発明の受光装置において、測距領域を変更する
場合について説明する。
一般に、画面に対して測距対象となる領域は、画面のほ
ぼ中央部の領域に設定される。その領域を決める条件と
しては画面縦、横方向の検出分解能、処理系の能力等が
ある。今、検出を画面中央の2ラインで行うものとする
。このとき、被写体がこのラインの占める領域に対して
充分大きい場合は、カメラに対し、相対的に縦方向、横
方向に移動しても測距領域内から外れる確立が少なく、
焦点検出動作にはあまり影響しない。ところが、被写体
が焦点検出領域に対して比較的小さい場合や形状が特に
縦方向に外れやすい形状をしている場合には、被写体に
対するカメラの相対的位置変化に対して被写体が測距領
域から外れ易くなり連続して被写体を追う場合や、カメ
ラブレに対して、繰り返しの検出が困難になる。よって
、被写体状況に応じて安定した焦点検出動作を行うため
に、測距領域を変更する手段が有効になる。
測距領域の変更手段は被写体の検出信号のコントラスト
と焦点検出カーブからMPU20によって判断する。領
域の拡大は、第7図に示すように最初の設定、GAに対
し、垂直方向上下に各2ライン2A、2Bずつの加算を
する。この加算動作は第11図(a)に示すタイミング
でゲート制御をする。シフトゲートSGが1回オンして
水平転送部に1ライン分の電荷が転送される。このとき
、水平転送部レジスタの下に設けられたオーバフローゲ
ート電極OG、OG2を同時にオンする。そのときの水
平転送部は第6図に示すように転送部容量が3倍になる
。この状態で3ライン分の信号をシフトゲートSGをオ
ンして容量が大きくなった水平転送部へ転送する。
その後、オーバフローゲートOG1をオフして3ライン
を平均化した電荷量をシフトゲートSGとオーバフロー
ゲートOG1との間、即ち、元の大きさの容量の取扱い
範囲内に収める。オーバフローゲートOG1より外側の
電荷は第11図のタイミングでオーバフローゲートOG
2.0G3をオフすることで、不要電荷として掃き出す
。このタイミングは次の3ラインの電荷を水平転送部に
転送するまでの時間の間で行えばよく、充分リセット時
間がとれれば、第11図以外のタイミングで行える。ま
た、オーバフローゲート0G20G3のタイミングも結
果として不要電荷が掃き出されれば同期して行う必要は
ない。また、水平転送周期と垂直転送周期の相対的なタ
イミングは前述の例と同様に水平転送周期を固定して行
えば、黒点検出時間に悪影響を与えることはない。
以上の説明により、水平転送部レジスタの下の電荷をセ
ンサ内で平均化して加算を行うことかできる。この動作
は比較的被写体が高輝度のときに行われる動作であり、
それに達するまでの披写体褌度だと判定されたときは、
前回の被写体信号の積分量と積分時間と信号増幅率から
各パラメータを最適値に選ぶことにより、例えば3ライ
ン加算の場合は積分時間を1/3にする。或いは1/6
にして2倍j曽幅する等により、オーバフローゲートO
G、OG2およびOG3は通常動作として前述のような
方法でライン加算が可能である。
この領域変更時の効果は、従来の方法では制御しきれな
い明るさや駆動条件の制約に対して有効であり、検出可
能な明るさのダイナミックレンジを拡大することかでき
る。
また、上述の例では水平転送部の下のオーバフローゲー
トOG、OG2およびOG aをオン。
オフ制御するようにしたが、取扱う電荷量を更に大きく
てきるように8図に示すようにオーバフロゲートOG、
OG2およびOG3に印加する電圧を複数レベルに設定
し、水平転送部の容量中に、一定電荷量を引いて、それ
以上の電荷に対して平均化加算をするような構成もとる
ことができる。例えば、(n−1,m)番目の画素の電
荷量をS−1+ d −(n 1m )番目をS o 
十d−および(n+1.m)番目をS t + dとす
ると、第8図に示すようなゲートの制御をしたときにオ
ーバフローゲートOGlの印加電圧レベルによって他の
位置の容量より3dだけ大きい容量を持たせ、(n−1
)ラインから(n+1)ラインまでの加算動作により、
m番目の水平転送部の電荷は(S−1千So+S、) 
+36となり、+3cr″の電荷量はオーバフローゲー
トOG1のゲート電位により他の部分より低いレベルに
蓄積されるため、平均化加算はS−1千S。十81の電
荷に対して行われる。以上の動作のタイムチャートを第
11図(b)に示す。また、第8図ではオーバフローゲ
ートOG2がオフしているので、以後、シフトゲートS
GおよびオーバフローゲートOG1がオフしたときに水
平転送部に残る電荷量は(S−1千S。+S、)/2の
平均化された電荷のものとなる。この例のように、ライ
ン加算数よりも少ない数の水平転送部制御電極の構造で
も平均化加算手段により、信号出力レベルを適正レベル
に制御することも可能である。以上の動作のタイムチャ
ートを第11図(C)に示す。
次に、焦点検出動作の高速化について説明する。
前記の例では低輝度下または測距領域の拡大に伴う動作
で、垂直転送周期を通常動作よりも高速化することで焦
点検出時間を増大させないようにしたか、受光装置にエ
リアイメージセンサを用いた場合、ランダム読み出しが
可能なMOS型のセンサ以外は同一ラインを複数回読み
出す時の周期は、全画素の転送周期に依存するため、そ
の時間以上の速度での繰返し検出はできない。そこで、
焦点検出動作時は測距領域以外の信号電荷を使用しない
ことにすると、第2図に示される電極構造をとることに
より、不要部分の電荷の高速掃き出しが可能になる。
今、測距領域が(n−1)ラインとnラインの2ライン
だと仮定すると、(n −2)ラインまでの電荷の読み
出しは不要となるから、垂直転送周期を高くし、その間
、シフトゲートSG、オーバフローゲートOG、OG2
およびOG3の各ゲ−トをオンさせて水平転送部まで転
送されてきた各ラインの電荷を掃き捨てる。その後(n
 −1)ラインおよびnラインの信号を通常動作速度で
読み出す。その後、残りのラインの電荷を前記と同様に
高速に掃き捨てる。全ライン数をLlラインの通常読み
出し時間T1、高速読み出しく掃き捨て)時間をT2と
すると、T−2T  +(N−2)T2の時間の間隔で
所定の領域の信号を読み出すことができる。
ここで容量の切替力について説明すると、第12図はそ
の動作を示す簡Illなフローチャートである。スタン
バイ・モード中に、一定時間毎に信号の明るさに応じて
積分時間および前記指定信号AGCを選択している。あ
る時刻にモードのセットが使用者により行われると、輝
度判定ルーチンに入り、スタンバイ中に選択された最近
の積分時間tのデータが読み出される。この時間tはA
GC−1に換算したときに所定積分レベルに達するまで
の時間を表わすものとする。
そして、輝度による判定を3ライン加算するときの場合
で説明したのが第13図である。輝度判定モード1は被
写体が非常に暗い場合であり、条件となる時間t。はA
GC−1で所定積分レベルをvthとすると、信号量が
V th/ 3となる時間を表わす。このモードでは加
算容量は×1で3ライン分の信号を加算してもvthを
超えないため、積分時間は前回の積分時間tのままで加
算を行う。
或いはt≧10での電荷不足分に応じてV th/ 3
に近くなるまで積分時間を延ばすか、またはAGCを更
に高くする等の方法も考えられる。輝度判定モード3は
被写体か非常に明るい場合であり、条件となる時間t1
はV th/ 3て判定可能な積分制御の最短時間を表
わす。このモードでは加算容量は×3で、積分時間は前
回と同じ条件で行うため、積分制御可能で、且つ、3X
Vthの容量の信号を加算することが可能となる。輝度
判定モード2は上記の条件の間の明るさの場合て加算容
量は×1で積分時間をt/3に設定する。このようにす
ることで、×1の容量内で3ラインのデータが飽和する
ことなしに処理することが可能となり、且つ、積分時間
を短縮することができる。このモードにおいても前述の
ように更に適正レベルとなるように積分時間とAGCを
制御することもできる。
以上の方法により3ライン加算の場合の輝度判定を行い
、モード毎の動作を行う。第12図において、モードR
EADは前記第10図に示すような組合せから読みとる
。以上のような方法で転送部の容量を変化させて適正な
加算動作を行うことができる。上記動作において、輝度
判定方浩は他の方法も容易に考えられ、例えば実時間モ
ニタ可能な構造をもつ素子を用いている場合は第14図
に示すように実際の積分時における積分終了条件をもと
にして第15図のような条件分けを行って輝度判定する
こともできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、受光装置の水平転送
部の容量を変化させることができるため、該受光装置を
用いた焦点検出装置において、低輝度の被写体の焦点検
出時に、複数の受光素子の出力を一度に読み出すように
したから、S/Nが改善でき、また、測距領域を可変に
した場合、水平転送部の容量を可変にすることで取扱い
電荷量が堆えるため、被写体輝度レンジが拡がり、容易
に測距領域の変更に対処できるという効果が得られる。
更に、上記の機能を用いることで、測距領域以外の電荷
を高速に掃き捨てることができるため、所定の箇所の電
荷の読み出し周期が高速化でき、効率のよい測距動作が
行えるという効果も発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の受光装置の概念図、第2図(A)(
B)は、本発明の一実施例を示す受光装置の概略構成図
であって、第2図(A)′は正面図、第2図(B)は垂
直方向の断面図、 第3図は、上記受光装置における各信号のタイムチャー
ト、 第4図は、上記受光装置を用いたカメラの焦点検出装置
の一例を示すブロック構成図、第5図は、上記焦点検出
装置における受光装置の明るさが変化したときの動作を
説明するための線図、 第6図は(a) (b)は、上記焦点検出装置における
受光装置の、測距領域を変更したときの動作を説明する
ための線図、 第7図は、受光面の7JFJ距頭域拡大時の一例を示す
線図、 第8図は、上記焦点検出装置における受光装置の、Al
11距領域変更時の他の例を動作を説明するための線図
、 第9図は、上記黒点検出装置における受光装置の制御部
の一例を示すブロック構成図、第10図は、選択モード
の種類の一例を示す線図、 第11図(a) (b) (c)は、加算動作を説明す
るためのタイムチャート、 第12図は、容量切替動作の一例を示すフロチャート、 第13図は、上記フローチャートにおける削(度判定モ
ードの種類を示す線図、 第14図は、上記フローチャートにおける輝度?+1定
手段の別例を示す線図、 第15図は、上記第14図の輝度f111手段における
輝度判定モードの種類を示す線図である。 1・・・・・・・・・・・・受光手段 2・・・・・・・・・・・・転送手段 3・・・・・・・・・・・出力手段 4・・・・・・・・・・測距領域変更手段5・・・・・
・・・・・・加算手段 6・・・・・・・・・・・・容量可変手段7・・・・・
・・・・・・・平均化手段10・・・・・・・・・受光
装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焦点検出信号を得る2次元の配列を有する受光手
    段と、この受光手段の複数の受光素子からの出力信号を
    転送する転送手段と、上記出力信号を所定の順序で出力
    する出力手段とを有する受光装置において、 測距領域の大きさを変更する測距領域変更手段と、 上記複数の受光素子の信号を受光装置内で加算する加算
    手段と、 上記受光素子に入射する光量の大きさに応じて上記転送
    手段の電荷転送部の容量を変化させる容量可変手段と、 上記加算手段により加算された電荷を平均化する平均化
    手段と、 この平均化手段により平均化された電荷を読み出す読出
    手段と、 を具備したことを特徴とする受光装置。
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