JPH03179119A - ２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置 - Google Patents
２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置Info
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- JPH03179119A JPH03179119A JP31657189A JP31657189A JPH03179119A JP H03179119 A JPH03179119 A JP H03179119A JP 31657189 A JP31657189 A JP 31657189A JP 31657189 A JP31657189 A JP 31657189A JP H03179119 A JPH03179119 A JP H03179119A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、分離給油式２サイクル縦型機関のクランクシ
ャフトに設けられたウオームホイールギヤと、これに噛
み合って駆動される潤滑油ポンプの駆動用ウオームギヤ
の潤滑装置に関するものである。
ャフトに設けられたウオームホイールギヤと、これに噛
み合って駆動される潤滑油ポンプの駆動用ウオームギヤ
の潤滑装置に関するものである。
従来の２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置
は、例えば第８図に示すように、多気筒のクランク室２
を設けたクランクケース１の最下部にジャーナルリブ３
を形成し、前記ジャーナルリブ３に軸受２２を介してバ
ランサー２１を備えたクランクシャフト２０を回動可能
に軸支し、前記クランクシャフト２０の軸受２２上方部
にウオームホイールギヤ２３を圧入固定し、前記ウオー
ムホイールギヤ２３に噛合する潤滑油ポンプ駆動用ウオ
ームギヤ１４を前記軸受２２を支承しているジャーナル
リブ３上部の鍔部４部分に軸受１５を介して回動可能に
軸支している。そして、前記クランクシャフト２０のバ
ランサー２１の上方部外周であって、前記クランクケー
ス１との間にはリングシール２４を係合し、各気筒のク
ランク室２は該リングシール２４によって仕切られたも
のとなっている。また、該リングシール２４と軸受２２
との間にはオイルポンプ室２５が形成されたものとなっ
ている。
は、例えば第８図に示すように、多気筒のクランク室２
を設けたクランクケース１の最下部にジャーナルリブ３
を形成し、前記ジャーナルリブ３に軸受２２を介してバ
ランサー２１を備えたクランクシャフト２０を回動可能
に軸支し、前記クランクシャフト２０の軸受２２上方部
にウオームホイールギヤ２３を圧入固定し、前記ウオー
ムホイールギヤ２３に噛合する潤滑油ポンプ駆動用ウオ
ームギヤ１４を前記軸受２２を支承しているジャーナル
リブ３上部の鍔部４部分に軸受１５を介して回動可能に
軸支している。そして、前記クランクシャフト２０のバ
ランサー２１の上方部外周であって、前記クランクケー
ス１との間にはリングシール２４を係合し、各気筒のク
ランク室２は該リングシール２４によって仕切られたも
のとなっている。また、該リングシール２４と軸受２２
との間にはオイルポンプ室２５が形成されたものとなっ
ている。
そして、前記ウオームホイールギヤ２３とウオームギヤ
１４及びクランク軸受２２の潤滑は、気化器下流燃料と
分離供給された潤滑油が各気筒のクランク室２内で燃料
と混合した霧状状態でコンロンドジャーナル及びピスト
ンリング等（図示せず）を潤滑し、該潤滑油の一部がリ
ングシール２４の隙間を通過して霧状でオイルポンプギ
ヤ室２５を下方へ流れ、ジャーナルリブ３のウオームギ
ヤ支承部先端を流れて前記ウオームホイールギヤ２３と
ウオームギヤ１４及び軸受２２の潤滑を行うものとなっ
ていた。そして潤滑を終えた油は、クランクケースｌ内
の導通路を通り、オイルポンプによって上部の軸受（図
示せず）に送られるものとなっていた。
１４及びクランク軸受２２の潤滑は、気化器下流燃料と
分離供給された潤滑油が各気筒のクランク室２内で燃料
と混合した霧状状態でコンロンドジャーナル及びピスト
ンリング等（図示せず）を潤滑し、該潤滑油の一部がリ
ングシール２４の隙間を通過して霧状でオイルポンプギ
ヤ室２５を下方へ流れ、ジャーナルリブ３のウオームギ
ヤ支承部先端を流れて前記ウオームホイールギヤ２３と
ウオームギヤ１４及び軸受２２の潤滑を行うものとなっ
ていた。そして潤滑を終えた油は、クランクケースｌ内
の導通路を通り、オイルポンプによって上部の軸受（図
示せず）に送られるものとなっていた。
しかしながら、この従来のオイルポンプギヤ潤滑装置で
は、エンジンが停止すると、潤滑油は全て軸受２２下部
に流れてしまうことから、エンジンを再スタートした場
合にオイルポンプギヤ室２５へ潤滑油を導くには相当の
時間がかかり、その油量の少ない段階でのエンジン運転
中において、ウオームホイールギヤ２３とウオームギヤ
１４の十分な潤滑ができず、ギヤが潤滑油不足により損
傷してしまうという欠点があった。
は、エンジンが停止すると、潤滑油は全て軸受２２下部
に流れてしまうことから、エンジンを再スタートした場
合にオイルポンプギヤ室２５へ潤滑油を導くには相当の
時間がかかり、その油量の少ない段階でのエンジン運転
中において、ウオームホイールギヤ２３とウオームギヤ
１４の十分な潤滑ができず、ギヤが潤滑油不足により損
傷してしまうという欠点があった。
本発明は、この従来の欠点を排除する２サイクル縦型機
関のオイルポンプギヤ潤滑装置を提供しようとするもの
である。
関のオイルポンプギヤ潤滑装置を提供しようとするもの
である。
本発明は、クランクケースのジャーナルリブ上部の鍔部
部分に、クランクシャフトの軸受上方部に設けられたウ
オームホイールギヤに噛合するウオームギヤを備えた２
サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置において
、前記ジャーナルリブ上面のウオームギヤ先端軸受側に
油溜り溝を設け、前記油溜り溝の側壁から前記鍔部端面
に通じウオームホイールギヤとウオームギヤの噛合部に
向かう油案内溝を設け、前記油溜り溝の他方側壁で前記
油案内溝に対向して開口穴を形成し、該開口穴をクラン
ク室に導通路で連通し、前記導通路の途中に逆止弁を設
けたことを特徴とする２サイクル縦型機関のオイルポン
プギヤ潤滑装置である。
部分に、クランクシャフトの軸受上方部に設けられたウ
オームホイールギヤに噛合するウオームギヤを備えた２
サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置において
、前記ジャーナルリブ上面のウオームギヤ先端軸受側に
油溜り溝を設け、前記油溜り溝の側壁から前記鍔部端面
に通じウオームホイールギヤとウオームギヤの噛合部に
向かう油案内溝を設け、前記油溜り溝の他方側壁で前記
油案内溝に対向して開口穴を形成し、該開口穴をクラン
ク室に導通路で連通し、前記導通路の途中に逆止弁を設
けたことを特徴とする２サイクル縦型機関のオイルポン
プギヤ潤滑装置である。
本発明は、ジャーナルリブ上面のウオームギヤ先端軸受
側に油溜り溝を設け、前記油溜り溝の一側壁から前記鍔
部端面にｉｌしウオームホイールギヤとウオームギヤの
噛合部に向かう油案内溝を設け、前記油溜り溝の他方側
壁で前記油案内溝と対向して開口穴を形成し、該開口穴
をクランク室に導通路で連通し、前記導通路の途中に逆
止弁を設けたことにより、クランク室内の混合気はエン
ジン始動初期時においてクランク室内の圧力が逆止弁の
作動圧力より大きくなったとき該逆止弁を押し開き、前
記導通路を通って油溜り溝に達し、すでにエンジン始動
前において該油溜り溝内に温習していた潤滑油が該混合
気の圧力によって吹き飛ばされる。そして、該潤滑油は
前記油案内溝内を通ってウオームホイールギヤとウオー
ムギヤの噛合部に吹きつけられる。クランク室内の脈動
圧力が逆止弁作動圧、力より小さい場合、逆止弁は閉じ
、滞留潤滑油の逆流は防止される。
側に油溜り溝を設け、前記油溜り溝の一側壁から前記鍔
部端面にｉｌしウオームホイールギヤとウオームギヤの
噛合部に向かう油案内溝を設け、前記油溜り溝の他方側
壁で前記油案内溝と対向して開口穴を形成し、該開口穴
をクランク室に導通路で連通し、前記導通路の途中に逆
止弁を設けたことにより、クランク室内の混合気はエン
ジン始動初期時においてクランク室内の圧力が逆止弁の
作動圧力より大きくなったとき該逆止弁を押し開き、前
記導通路を通って油溜り溝に達し、すでにエンジン始動
前において該油溜り溝内に温習していた潤滑油が該混合
気の圧力によって吹き飛ばされる。そして、該潤滑油は
前記油案内溝内を通ってウオームホイールギヤとウオー
ムギヤの噛合部に吹きつけられる。クランク室内の脈動
圧力が逆止弁作動圧、力より小さい場合、逆止弁は閉じ
、滞留潤滑油の逆流は防止される。
また、ジャーナルリブの上面にウオームギヤに向かう先
細状で後側から前側にかけてなめらかな斜面で形成した
油溜り凹部を設け、核油溜り凹部の後側壁開口とクラン
ク室とを導通路で連通したからエンジンの始動初期時に
おいて、すでに油溜り凹部内に滞留していた潤滑油が導
通路内からの混合気の圧力によって前記斜面に沿ってそ
の先端部から容易に吹き飛ばされ、ウオームギヤに直接
吹きつけられる。
細状で後側から前側にかけてなめらかな斜面で形成した
油溜り凹部を設け、核油溜り凹部の後側壁開口とクラン
ク室とを導通路で連通したからエンジンの始動初期時に
おいて、すでに油溜り凹部内に滞留していた潤滑油が導
通路内からの混合気の圧力によって前記斜面に沿ってそ
の先端部から容易に吹き飛ばされ、ウオームギヤに直接
吹きつけられる。
本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて説明す
ると、４気筒のクランク室２を形威したクランクケース
１の最下部にジャーナルリブ３を形威し、前記ジャーナ
ルリブ３上部の鍔部４部分に、クランクシャフト（図示
せず〉の軸受上方部に設けられたウオームギヤ（図示せ
ず）に噛合するオイルポンプ駆動用のウオームギヤ１４
を軸受１５を介して回動可能に軸支している。そして前
記ジャーナルリブ３上面のウオームギヤ先端軸受１５側
には、油溜り溝５を前記クランクケース１の内周端面か
ら形威し、前記油溜り溝５の一側壁から前記鍔部４端面
に通し、ウオームホイールギヤとウオームギヤ１４の噛
合部に向かう油案内溝６を設けている。前記油案内溝６
は、油溜り溝５側から鍔部４端面倒にかけて先広がり形
状の傾斜面で形威されている。そして、前記油溜り溝５
の他方側壁で前記油案内溝６と対応して開口穴８を穿設
し、前記クランクケース１の裏面から前記開口穴８にか
けて間口径が前記開口穴８より大きい導通路７．を穿設
し、前記クランクケース１の底面から前記導通路７．を
貫通するようにバルブ挿入路９を穿設し、前記バルブ挿
入路９の先端からクランク室２の底面高さまで前記導通
路７１と同径の導通路７□を穿設し、前記クランク室２
の底面側壁から前記導通路７ｔまで咳導通路７．と同径
の導通路７．を穿設している。したがって、前記クラン
ク室２と前記油溜り溝５とが導通路７．。
ると、４気筒のクランク室２を形威したクランクケース
１の最下部にジャーナルリブ３を形威し、前記ジャーナ
ルリブ３上部の鍔部４部分に、クランクシャフト（図示
せず〉の軸受上方部に設けられたウオームギヤ（図示せ
ず）に噛合するオイルポンプ駆動用のウオームギヤ１４
を軸受１５を介して回動可能に軸支している。そして前
記ジャーナルリブ３上面のウオームギヤ先端軸受１５側
には、油溜り溝５を前記クランクケース１の内周端面か
ら形威し、前記油溜り溝５の一側壁から前記鍔部４端面
に通し、ウオームホイールギヤとウオームギヤ１４の噛
合部に向かう油案内溝６を設けている。前記油案内溝６
は、油溜り溝５側から鍔部４端面倒にかけて先広がり形
状の傾斜面で形威されている。そして、前記油溜り溝５
の他方側壁で前記油案内溝６と対応して開口穴８を穿設
し、前記クランクケース１の裏面から前記開口穴８にか
けて間口径が前記開口穴８より大きい導通路７．を穿設
し、前記クランクケース１の底面から前記導通路７．を
貫通するようにバルブ挿入路９を穿設し、前記バルブ挿
入路９の先端からクランク室２の底面高さまで前記導通
路７１と同径の導通路７□を穿設し、前記クランク室２
の底面側壁から前記導通路７ｔまで咳導通路７．と同径
の導通路７．を穿設している。したがって、前記クラン
ク室２と前記油溜り溝５とが導通路７．。
７□７０、開口穴８で連通したものとなっている。
また、前記バルブ挿入路９内には、チエツクボールバル
ブ１０．該ボールバルブ１０を押圧する圧縮バネ１１及
び栓体１２を挿入して作動圧＋０．２ｋｇ／ｃｄ程度で
導通路７□７．の開閉をする逆止弁を構成し、前記導通
路７１のクランクケース１裏面側開口端には栓体１３を
挿入して前記導通路７１を封１貞している。
ブ１０．該ボールバルブ１０を押圧する圧縮バネ１１及
び栓体１２を挿入して作動圧＋０．２ｋｇ／ｃｄ程度で
導通路７□７．の開閉をする逆止弁を構成し、前記導通
路７１のクランクケース１裏面側開口端には栓体１３を
挿入して前記導通路７１を封１貞している。
そしてこのような構成により、クランク室２内の混合気
の一部は、エンジン始動時において前記クランク室２内
の脈動圧力（−０，１４ｋｇ／ｃｆｆｌ〜＋ ０．５
ｋｇ／ ｃ＋ｊ）がピストン（図示せず）の下降により
チエツクボールバルブ１０の作動圧力（＋０．２０ｋｇ
／ ｃｓｌ ）より大きくなったとき、前記導通路７
゜７、を通って前記チエツクボールバルブ１０を押し開
き、前記導通路７．及び開口穴８を通過して油溜り溝５
に達する。このとき、前記油溜り−ａ５にエンジン始動
前においてすでに滞留している潤滑油が該混合気の圧力
によって吹き飛ばされて前記油案内溝６内を通過してウ
オームホイールギヤ（図示せず〉とウオームギヤ１４の
噛合部に達し、該ギヤの潤滑がなされるものである。こ
れによって、エンジンの始動後半期に該ギヤの潤滑が可
能になり、潤滑油不足によるギヤの損傷を防止すること
が可能になる。なお、クランク室２内の脈動圧力が前記
チエツクボールバルブ１０の作動圧力（＋０．２０に＋
ｒ／ｅ＋Ｊ）より小さい場合は、前記チエツクボールバ
ルブＩＯは閉したままで潤屑油の油溜り溝５からの逆流
は防止される。
の一部は、エンジン始動時において前記クランク室２内
の脈動圧力（−０，１４ｋｇ／ｃｆｆｌ〜＋ ０．５
ｋｇ／ ｃ＋ｊ）がピストン（図示せず）の下降により
チエツクボールバルブ１０の作動圧力（＋０．２０ｋｇ
／ ｃｓｌ ）より大きくなったとき、前記導通路７
゜７、を通って前記チエツクボールバルブ１０を押し開
き、前記導通路７．及び開口穴８を通過して油溜り溝５
に達する。このとき、前記油溜り−ａ５にエンジン始動
前においてすでに滞留している潤滑油が該混合気の圧力
によって吹き飛ばされて前記油案内溝６内を通過してウ
オームホイールギヤ（図示せず〉とウオームギヤ１４の
噛合部に達し、該ギヤの潤滑がなされるものである。こ
れによって、エンジンの始動後半期に該ギヤの潤滑が可
能になり、潤滑油不足によるギヤの損傷を防止すること
が可能になる。なお、クランク室２内の脈動圧力が前記
チエツクボールバルブ１０の作動圧力（＋０．２０に＋
ｒ／ｅ＋Ｊ）より小さい場合は、前記チエツクボールバ
ルブＩＯは閉したままで潤屑油の油溜り溝５からの逆流
は防止される。
次に、本発明の他の実施例を第４図乃至第７図に基づい
て説明すると、基本構造は第１図に示す実施例と同様で
、ジャーナルリブ３上面であって、前記ウオームギヤ１
４支承部に対応する先端部分に油溜１７を形威し、前記
油溜１７に隣接して該ウオームギヤ１４に向かう先細状
１６．で後側から前側にかけてなめらかな斜面１６８で
形成した油溜り凹部１６を設け、前記クランクケース１
の裏面から前記油溜り凹部１６の後側壁にかけて導通路
１８．を穿設し、前記クランクケースｌの底面から前記
導通路１８．を貫通してクランクケース２の底面高さま
で導通路１８！を穿設し、前記クランクケース１の裏面
から前記導通路１８□を貫通するように導通路１８．よ
り大きい開口径を有するバルブ挿入路１９を穿設し、前
記バルブ挿入路１９の先端から前記クランク室２の底面
側壁にかけて前記導通路１８ｔと同径の導通路１８゜を
穿設している。したがって、前記クランク室２と前記油
溜り凹部１６とは導通路ＩＬ、１８□１８Ｉで連通した
ものとなっている。また、前記バルブ挿入路１９内には
、チエツクボールバルブ１０゜該ボールバルブ１０を押
圧する圧縮バネ１１及び栓体１２を挿入して作動圧＋０
．２ｋｇ／−程度で導通路１８１１８ｔを開閉する逆止
弁を構成している。なお、前記導通路１８１のクランク
ケースｌ裏面開口端及び導通路１８□のクランクケース
１底面開口端には、栓体１３を挿入して前記導通路１８
１．１１３□を封鎖している。
て説明すると、基本構造は第１図に示す実施例と同様で
、ジャーナルリブ３上面であって、前記ウオームギヤ１
４支承部に対応する先端部分に油溜１７を形威し、前記
油溜１７に隣接して該ウオームギヤ１４に向かう先細状
１６．で後側から前側にかけてなめらかな斜面１６８で
形成した油溜り凹部１６を設け、前記クランクケース１
の裏面から前記油溜り凹部１６の後側壁にかけて導通路
１８．を穿設し、前記クランクケースｌの底面から前記
導通路１８．を貫通してクランクケース２の底面高さま
で導通路１８！を穿設し、前記クランクケース１の裏面
から前記導通路１８□を貫通するように導通路１８．よ
り大きい開口径を有するバルブ挿入路１９を穿設し、前
記バルブ挿入路１９の先端から前記クランク室２の底面
側壁にかけて前記導通路１８ｔと同径の導通路１８゜を
穿設している。したがって、前記クランク室２と前記油
溜り凹部１６とは導通路ＩＬ、１８□１８Ｉで連通した
ものとなっている。また、前記バルブ挿入路１９内には
、チエツクボールバルブ１０゜該ボールバルブ１０を押
圧する圧縮バネ１１及び栓体１２を挿入して作動圧＋０
．２ｋｇ／−程度で導通路１８１１８ｔを開閉する逆止
弁を構成している。なお、前記導通路１８１のクランク
ケースｌ裏面開口端及び導通路１８□のクランクケース
１底面開口端には、栓体１３を挿入して前記導通路１８
１．１１３□を封鎖している。
そしてこのような構成により、クランク室２内の７昆合
気の一部はエンジン始動時において、前記クランク２室
内の脈動圧力（−０，１４ｋｇ／ａｊ 〜＋ ０．５０
ｋｇ／ｃｄ）がチエツクボールバルブ１０の作動圧力
（＋０．２０ ｋｇ／ｃｄ）より大きくなったとき、該
チエツクボールバルブ１０を押し開き、導通路１８□１
８＋を通って油溜り凹部１６に達する。
気の一部はエンジン始動時において、前記クランク２室
内の脈動圧力（−０，１４ｋｇ／ａｊ 〜＋ ０．５０
ｋｇ／ｃｄ）がチエツクボールバルブ１０の作動圧力
（＋０．２０ ｋｇ／ｃｄ）より大きくなったとき、該
チエツクボールバルブ１０を押し開き、導通路１８□１
８＋を通って油溜り凹部１６に達する。
このとき、前記油溜り凹部１６内にエンジン始動前にお
いて、すでに滞留している潤滑油が油溜り凹部１６が先
細１６１で後側から前側にかけてなめらかな斜面１６！
で形成されているので、該混合気の圧力によって前記斜
面１６ｔに沿って容易にその先端部から吹き飛ばされ、
ウオームギヤ１４に直接吹きつけられる。従って、混合
気の圧力がバルブ作動圧（＋０．２０ ｋｇ／ａＪ）近
傍の低圧であってもウオームギヤ１４への吹きつけが可
能となっている。この潤滑油の吹きつけにより、ウオー
ムギヤ１４及びウオームホイールギヤ２３の潤滑がなさ
れ、エンジン始動後半期の潤滑油不足によるギヤ損傷が
防止されるものである。
いて、すでに滞留している潤滑油が油溜り凹部１６が先
細１６１で後側から前側にかけてなめらかな斜面１６！
で形成されているので、該混合気の圧力によって前記斜
面１６ｔに沿って容易にその先端部から吹き飛ばされ、
ウオームギヤ１４に直接吹きつけられる。従って、混合
気の圧力がバルブ作動圧（＋０．２０ ｋｇ／ａＪ）近
傍の低圧であってもウオームギヤ１４への吹きつけが可
能となっている。この潤滑油の吹きつけにより、ウオー
ムギヤ１４及びウオームホイールギヤ２３の潤滑がなさ
れ、エンジン始動後半期の潤滑油不足によるギヤ損傷が
防止されるものである。
また、前記油溜１７には、多くの潤滑油がオイルポンプ
ギヤ室２５から流れてエンジンの再スタート前において
溜まることになり、この吹きつけ効果と相まってより一
層の潤滑効果がある。なお、前記油溜り凹部１６は前記
油溜１７に隣接して設けなくてもよい。
ギヤ室２５から流れてエンジンの再スタート前において
溜まることになり、この吹きつけ効果と相まってより一
層の潤滑効果がある。なお、前記油溜り凹部１６は前記
油溜１７に隣接して設けなくてもよい。
また、クランク室２内の脈動圧力が前記チエツクボ−ル
バルブ１０の作動圧力（＋０．２０１ｉｒ１０Ｊ）より
小さい場合は第１図に示す実施例と同様にチエツクボー
ルバルブｌＯは閉したままで、このとき潤滑油の油溜り
凹部１６からの逆流は防止される。
バルブ１０の作動圧力（＋０．２０１ｉｒ１０Ｊ）より
小さい場合は第１図に示す実施例と同様にチエツクボー
ルバルブｌＯは閉したままで、このとき潤滑油の油溜り
凹部１６からの逆流は防止される。
本発明は、ジャーナルリブ上面のウオームギヤ先端軸受
側に油溜り溝を設け、前記油溜り溝の一側壁からジャー
ナルリブ鍔部端面に通じ、ウオームホイールギヤとウオ
ームギヤの噛合う部に向かう油案内溝を設け、前記油溜
り溝の他方側壁で前記油案内溝に対向して開口穴を形成
し、該開口穴をクランク室に導通路で連通し、前記導通
路の途中に逆止弁を設けたから、クランク室内の混合気
はエンジンの始動時においてクランク室内の圧力が逆止
弁の作動圧力により大きくなったとき、該逆止弁を押し
開き、前記導通路を通って油溜り溝に達し、すでにエン
ジンスタート前において核油溜り溝内に滞留している潤
滑油が該混合気によって吹き飛ばされて、潤滑油は前記
油案内溝内を通ってウオームホイールギヤとウオームギ
ヤの噛合う部に吹きつけられるので、エンジンのスター
ト後、早期にギヤの潤滑が可能になり潤滑油不足による
ギヤの損傷が防止されるものである。また、逆止弁を導
通路の途中に設けたので油溜溝からの油の逆流が防止さ
れる。
側に油溜り溝を設け、前記油溜り溝の一側壁からジャー
ナルリブ鍔部端面に通じ、ウオームホイールギヤとウオ
ームギヤの噛合う部に向かう油案内溝を設け、前記油溜
り溝の他方側壁で前記油案内溝に対向して開口穴を形成
し、該開口穴をクランク室に導通路で連通し、前記導通
路の途中に逆止弁を設けたから、クランク室内の混合気
はエンジンの始動時においてクランク室内の圧力が逆止
弁の作動圧力により大きくなったとき、該逆止弁を押し
開き、前記導通路を通って油溜り溝に達し、すでにエン
ジンスタート前において核油溜り溝内に滞留している潤
滑油が該混合気によって吹き飛ばされて、潤滑油は前記
油案内溝内を通ってウオームホイールギヤとウオームギ
ヤの噛合う部に吹きつけられるので、エンジンのスター
ト後、早期にギヤの潤滑が可能になり潤滑油不足による
ギヤの損傷が防止されるものである。また、逆止弁を導
通路の途中に設けたので油溜溝からの油の逆流が防止さ
れる。
また、ジャーナルリブ上面にウオームギヤに向かう先細
状で後側から前側にかけてなめらかな斜面で形成した油
溜り凹部を設け、核油溜り凹部の後側壁の開口とクラン
ク室とを導通路で連通したから、エンジン始動時におい
て、すでに該油溜り凹部内に滞留している潤滑油が導通
路からの混合気の圧力によって前記斜面に沿ってその先
端部から容易に吹き飛ばされる。従って、混合気が低圧
力であっても、その潤滑油の吹き飛ばしが可能になる。
状で後側から前側にかけてなめらかな斜面で形成した油
溜り凹部を設け、核油溜り凹部の後側壁の開口とクラン
ク室とを導通路で連通したから、エンジン始動時におい
て、すでに該油溜り凹部内に滞留している潤滑油が導通
路からの混合気の圧力によって前記斜面に沿ってその先
端部から容易に吹き飛ばされる。従って、混合気が低圧
力であっても、その潤滑油の吹き飛ばしが可能になる。
吹き飛ばされた潤滑油はウオームギヤへ直接吹きつけら
れ、ウオームギヤ及びウオームホイールギヤの潤滑が可
能となるため、エンジンスタート後早期の潤滑油不足に
よるギヤ損傷が防止される。
れ、ウオームギヤ及びウオームホイールギヤの潤滑が可
能となるため、エンジンスタート後早期の潤滑油不足に
よるギヤ損傷が防止される。
第１図は本発明の一実施例を示す一部斜視図、第２図は
第１図の［−１線方向の縦断面図、第３図第１図のｎ−
ｎ線方向の一部断面図、第４図は本発明の他の実施例を
示す縦断面図、第５図は第４図のクランクケースを示す
斜視図、第６図は第４図の油溜り凹部を示す平面図、第
７図は第６図のｍ−ｎＨｔ方向の一部断面図、第８図は
従来例を示す縦断面図である。 １・・・クランクケース、２・・・クランク室、３・・
・ジャーナルリブ、４・・・鍔部、５・・・油溜り溝、
６・・・油案内溝、７１．７□７．．１８．．１８□１
８３・・・導通路、８・・・開口穴、９．１９・・・バ
ルブ挿入路、１０・・・チエツクボールバルブ、１１・
・・圧縮ハネ、１２．１３・・・栓体、１４・・・ウオ
ームギヤ、１５・・・軸受、１６・・・油溜り凹部、１
７・・・油溜、２０・・・クランクシャフト、２１・・
・バランサー、２２・・・軸受、２３・・・ウオームホ
イールギヤ、２４・・・リングシール、２５・・・オイ
ルポンプ室。 第１図
第１図の［−１線方向の縦断面図、第３図第１図のｎ−
ｎ線方向の一部断面図、第４図は本発明の他の実施例を
示す縦断面図、第５図は第４図のクランクケースを示す
斜視図、第６図は第４図の油溜り凹部を示す平面図、第
７図は第６図のｍ−ｎＨｔ方向の一部断面図、第８図は
従来例を示す縦断面図である。 １・・・クランクケース、２・・・クランク室、３・・
・ジャーナルリブ、４・・・鍔部、５・・・油溜り溝、
６・・・油案内溝、７１．７□７．．１８．．１８□１
８３・・・導通路、８・・・開口穴、９．１９・・・バ
ルブ挿入路、１０・・・チエツクボールバルブ、１１・
・・圧縮ハネ、１２．１３・・・栓体、１４・・・ウオ
ームギヤ、１５・・・軸受、１６・・・油溜り凹部、１
７・・・油溜、２０・・・クランクシャフト、２１・・
・バランサー、２２・・・軸受、２３・・・ウオームホ
イールギヤ、２４・・・リングシール、２５・・・オイ
ルポンプ室。 第１図
Claims (2)
- （１）クランクケースのジャーナルリブ上部の鍔部部分
に、クランクシャフトの軸受上方部に設けられたウォー
ムホィールギヤに噛合するウォームギヤを備えた２サイ
クル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置において、前
記ジャーナルリブ上面のウォームギヤ先端軸受側に油溜
り溝を設け、前記油溜り溝の側壁から前記鍔部端面に通
じウォームホィールギヤとウォームギヤの噛合部に向か
う油案内溝を設け、前記油溜り溝の他方側壁で前記油案
内溝に対向して開口穴を形成し、該開口穴をクランク室
に導通路で連通し、前記導通路の途中に逆止弁を設けた
ことを特徴とする２サイクル縦型機関のオイルポンプギ
ヤ潤滑装置。 - （２）クランクケースのジャーナルリブ上部の鍔部部分
に、クランクシャフトの軸受上方部に設けられたウォー
ムホィールギヤに噛合するウォームギヤを備えた２サイ
クル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置において、前
記ジャーナルリブ上面に該ウォームギヤに向かう先細状
で後側から前側にかけてなめらかな斜面で形成した油溜
り凹部を設け、該油溜り凹部の後側壁の開口とクランク
室とを導通路で連通し、前記導通路に逆止弁を設けたこ
とを特徴とする２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ
潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31657189A JPH03179119A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31657189A JPH03179119A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03179119A true JPH03179119A (ja) | 1991-08-05 |
Family
ID=18078579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31657189A Pending JPH03179119A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ２サイクル縦型機関のオイルポンプギヤ潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03179119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI453335B (zh) * | 2010-10-21 | 2014-09-21 | Kwang Yang Motor Co | The diversion structure of crankcase |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP31657189A patent/JPH03179119A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI453335B (zh) * | 2010-10-21 | 2014-09-21 | Kwang Yang Motor Co | The diversion structure of crankcase |
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