JPH03178965A - 心臓血管障害の治療に有用なピリドンニトリル - Google Patents

心臓血管障害の治療に有用なピリドンニトリル

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JPH03178965A
JPH03178965A JP2250427A JP25042790A JPH03178965A JP H03178965 A JPH03178965 A JP H03178965A JP 2250427 A JP2250427 A JP 2250427A JP 25042790 A JP25042790 A JP 25042790A JP H03178965 A JPH03178965 A JP H03178965A
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Thomas N Wheeler
トマス・エヌ・ホイーラー
Joel E Shaffer
ジヨウエル・イー・シヤフアー
Terrence Kenakin
テレンス・ケナキン
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    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/78Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D213/84Nitriles
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なピリドン誘導体、その製造方法、これら
を含有する医薬組成物および医薬におけるこれらの使用
に関する。特に、本発明は新規なピリドン誘導体および
うつ血性心不全の治療におけるこれらの使用に関する。
1 うっ血性心不全(CHF )は弱まった心臓により体内
を通して血液を十分にポンプ輸送できない病状である。
C)IFは病院における管通の死亡原因でありそしてこ
の病気を治療するには費用および時間がかかる。アムリ
ノンのような陽性変力薬剤は心拍数を増加することなく
心臓の収縮力を増加することにより作用しそしてCHF
を治療するよう提唱されている。おそらく、これらの薬
剤は■型ホスホジェステラーゼの阻害により少なくとも
部分的に強心作用を生ずる。
心臓による酸素消費を少なくしそして突然の死を防止す
るために心臓発作にかかった人にアテノロールおよびプ
ロプラノロールのようなβ−遮断剤を与えることができ
る。しかしながら、心臓に対する有意な損傷がある場合
は、力強くポンプ輸送する能力が欠乏しモしてβ−遮断
剤の陰性変力作用はすでに危険な症状を悪化させる。
ピリジンでありうるヘテロ環部分を有するプロパツール
アミンか米国特許第4.608,383号1m記載され
ている。β−遮断活性またはβ−刺激活性を有するヒド
ロキシアルキルアミノアルキル置換サリチルアミドが1
981午11月18日に公告された欧州特許第39 、
892号において教示されている。β−アゴニストとし
てのN−へテロ環式アミンか1987午9月16日に公
告された欧州特許第236,624号において教示され
ている。1986隼4月16日に公告された欧州特許第
178,189号は6−位にフェニル基を有するビリダ
ジノンを教示している。6−位にアルキルアミノフェニ
ル基を有するビリダジノンか1988′+3月16日に
公告された欧州特許第259 、835号において教示
されている。
本発明者らは特にうつ血性心不全の治療に有用である新
規な群のピリドン誘導体を見い出しIこ。
3 すなわち、 本発明は式(I) 〔式中、R1およびR2は独立して水素、アルキルオキ
シ、モルホリノ、シアノ、ハロゲン、トリフルオロメチ
ル、アルキル、アルキルスルホニル、アルキルオキシア
ルキル、シクロアルキルアルキルオキシアルキル、ニト
ロ、ヒドロキシ、アルケニルオキシ、アミノまたは1個
または2個のアルキル基により置換されたアミノであり
、 Lは次の式(n)または(IIり 14 (n)            (I]I)(式中、R
3〜R1+は独立して水素または低級アルキルであり、 0はl、2または3であり、 pは2.3.4.5または6である)の結合部分である
〕 の化合物またはその薬学的に許容しうる酸付加塩を提供
する。
本明細書において使用される「低級アルキル」それ自体
または低級アルコキシのような他の基の一部としての「
低級アルキル」は1〜3個の炭素の直鎖または分枝鎖で
あり、「アルキルは約1〜6個の炭素の直鎖または分枝
鎖であり、「シクロアルキル」は3〜7個の炭素を有す
るものであり、「独立して」は2個また1まそれよ5 り多く存在する場合の構成員がR1およびR2の定義あ
るいはnが2または3の場合のR3についての各種の可
能性か同一である必要がないことを示し、「ハロゲン」
はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素であり、L基は定義にお
いて示されるように結合されており、すなわち式(T1
)においてR3およびR4を有する炭素は式(I)の−
O L N H−の窒素J:りも一番左の酸素に結合さ
れており、式(II)および(III)における波線は
Lの結合を示すものでありそしてモルホリノは窒素また
は何れかの環炭素を経て結合することができる。ピリド
ンの5−位に結合されている式(I)におけるフェニル
環上の−0−L一部分の位置は2− 3−または4−位
の何れでもよい。
本発明の特定の化合物は以下の定義を1つまたはそれよ
り多く有する式(I)の化合物である:Lは式(n)の
結合基であり、nは1または3であり、R3、R4、R
6、R6、R7、RIGおよびR116 は水素であり、R8およびR9はメチル基であり、R1
は水素でありそしてR2はフェニル環の2−位において
置換さI′Iたファン、塩素またはメチルである。−0
−■,一部分は特にピリドン環の5−位に結合されたフ
ェニル環の4−位にある。
式(I)の化合物は塩基性窒素原子を含有しそしてそれ
により薬学的に許容しうる酸付加塩を形成することがで
きる。このような塩を形成するために種々の酸を使用す
ることができ、そしてこのような酸の代表的な例には無
機酸例えば塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、
硝酸および硫酸並びに有機酸例えばマレイン酸、フマル
酸、酢酸、安息香酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸
、クエン酸、コノ\り酸、乳酸およびプロピオン酸が含
まれる。これらの酸付加塩は慣用の方法により製造され
る。式(T)の化合物はまた溶媒和物例えば水和物また
は半水和物として存在することができ、そしてこれらは
7 本発明の範囲内に含まれる。
式(I)の化合物はその構造中に1個またはそれより多
い不斉炭素原子を有しそしてその結果これらは種々の光
学異性体形態または混合物例えばラセミ体またはジアス
テレオマーの混合物として存在することができる。エナ
ンチオマー形態およびこのような形態の混合物は当業者
に既知の分割方法例えば光学活性な酸との塩形戊次いで
選択的結晶化またはキラル誘導次いで選択的結晶化また
はシリカゲルクロマトグラフィを施すことにより別々に
得ることができる。
ジアステレオマーの混合物、純粋なジアステレオマー、
エナンチオマーおよびその混合物を含むすへての立体異
性体形態は本発明の範囲内に含まれるものと理解される
式(I)の化合物の好ましい群は−01.一部分がフェ
ニル環の4−位にある化合物である。
Lが結合基(II)である場合、nは好ましくは18− lまたは3であり、R3、R4、R6、R6およびR7
は水素でありそしてR8およびR9はそれぞれ独立して
水素またはメチル基である。
Lか結合基(III ) でアル場@ 、 R” b 
、J: U R” li好ましくは水素でありそしてp
は3である。
さらに、式(I)の化合物の好ましい群はR1およびY
z2かそれぞれ独立して水素、シアノまたは塩素である
化自物である。これらの化合物のうち、特に好ましい化
合物はR1か塩素、より好ましくは水素てありそしてR
2かツボニル環の2位にある水素、シアノまたは塩素で
ある化合物である。
式(I)の化B物の特に好ましい群は一0L−基かフェ
ニル環の4−位にあり、■、か結合基(II )(式中
、R3、R4、R5、R6およびR7は水素であり、R
8およびR9はそれぞれ水素またはメチルでありそして
nは1または3である)または結合基(■)(式中、p
loおよびR11は水素でありそして■)は3である)
であり、R1が水素でありそしてフs、−T−ル環の2
−位にあるR2が水素、シアノまたは塩素であり、ある
いI:j: R’か塩素でありそし−cR2かシアノで
ある化合物およびその酸イ・」加塩である。
本発明の特に好ましい化合物は実施例に具体的に記載し
た化合物である。
方  法 桔自部分1.か式(1)を有するものである式(1)の
化合物はスキーム■に示されるようにして製造すること
かできる。
0 \ (XI) −Ft、dR− 土工程4 スキームIにおいて、RI2、RI3およびR14以外
の種々のR基およびnは式(I)で定義したとおりであ
る。
スキームIにおいて出発物質どして採用される式(IV
)の化合物はG、Y、  Lesherらの米国特許第
4 、465 、686号に記載の方法により製造する
ことができる。式(V)の化合物において、Yは求核試
薬による置換に対して反応性である脱離基である。好適
なYにはハロゲンまたはp−1−ルエンスルホネートエ
ステル、p−ニトロベンゼンスルホネートエステル、メ
タンスルホネートエステルおよびトリフルオロメタンス
ルホネトエステルが含まれる。式(V)中のR12は低
級アルキル基である。式(V)の化合物は既知化合物で
あるか、または慣用の方法により既知化合物から製造す
ることができる。
スキームIの工程lは式(TV)のフェノールを式(V
)の化合物と好適な塩基および適当な溶媒2 の存在下で反応させて式(V1)の化合物を得ることに
より行なわれる。使用することのできる塩基には水素化
すトリウム、ナトリウムt−ブトキシドおよび同様の非
求核性塩基試薬が含まれる。好ましい塩基は水素化ナト
リウムである。
広範囲にわたる種々の溶媒をスキーム■の工程1におい
て使用できるが、これらの溶媒は出発物質(IV)およ
び(V)並びに塩基試薬および生成物(V1)に刻して
不活性であることが要求される。
好適な溶媒にはDMF、ジメチルスルホキシド、芳香族
炭化水素例えばベンゼンまたはトルエンおよびエーテル
例えばテトラヒドロフランが含まれる。工程1は広い温
度範囲にわたって行なうことができるが、好ましい温度
は約Q ’O〜8゜0Cである。スキーム■の工程lを
行なうための好ましい条件は塩基として水素化ナトリウ
ム、溶媒としてジメチルホルムアミドを使用し、モして
0°Cの温度を採用して徐々に8o0cまで加温3 することである。これらの条件下において、工程1は2
〜4時間で完了する。
スキーム■の工程2は式(V1)のエステルを好適な塩
基を含有する水溶液中で加熱することにより行なわれる
。使用することのできる好適な塩基には水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウムなとが含まれる。工
程2において使用される好適な水との共溶媒にはアルコ
ール例えばメタノール、エタノールおよびプロパツール
:エーテル例えばテトラヒドロフランおよびジオキサン
;およびジメチルスルホキシドが含まれる。工程2は広
い温度範囲にわたって行なうことができ、そしてスキー
ムIの工程2を行なうための好ましい条件は塩基として
水酸化カリウム、溶媒として水−エタノール(1:1)
および80℃の温度を採用することである。これらの条
件下において、工程2は2〜4時間で完了する。
2・1 式(■)の化合物において、Xはヒドロキシのような脱
離基であり、それにより(■)はカルボン酸である。別
法として、式(■)(式中、Xはヒドロキシである)の
化合物を好適な反応性誘導体に変換しそしてこの誘導体
を次に式(V)のアミンと反応させてもよい。カルボン
酸(■)の好適な反応性誘導体には酸ハライド例えは酸
クロライド;カルボン酸と他の有機酸例えば酢酸、プロ
ピオン酸またはピバリン酸との泥岩無水物〔Xは一〇〇
OR(ここでRはアルキルのような有機部分である)で
ある〕 :アシルイミタゾール:およびカルボン酸の活
性エステル例えば4−ニトロフェニルエステルが含まれ
る。アシルイミダゾールを除いて、これらの反応性誘導
体はプロトン受容体および不活性溶媒の存在下において
カルボン酸を好適なハロゲン化合物例えば塩化チオニル
、塩化オキザリル、塩化アセチル、塩化ピバロイルまた
は塩化イソブトキシカルボ5 ニルで他県することにより製造することかできる。好適
なプロ]・ン受容体には有機塩基例えばトリエチルアミ
ンまたは4−ジメチルアミノピリジンおよび無機塩基例
えは無水炭酸カリウムの両方か含まれる。式(■)(式
中、X=O1i)の反応性誘導体を生成するための好適
な溶媒にはジエチルエーテル、デトラヒドロフラン、芳
香族炭化水素溶媒例えはベンゼンまたはトルエン、塩化
メチレンおよびアセトニトリルが含まれる。
アンルイミダソールは式(■)(式中、X=OH)の化
合物から式(■)の化合物を1.1′−カルボニルジイ
ミダゾールと反応させることにより製造することができ
る。すなわち、式(■)におけるXは具体的にはヒドロ
キン、クロロ、アセトキシ、プロピオノキシ、ヒドロキ
ン、インブトキシカルボニルオキシまたはイミダゾール
基である。
スキームIにおける式(■)および(IX)の化合物に
おいて、R1は水素でありそしてR1は6 限定するものではないかカルボン−1・例えばCO2C
(CH3) sもしくは−C02CH2CH3、または
Nベンジル誘導体例えばベンジルを含む何れかの価のア
ミン保護基であり、あるいはRI3およびR14は一緒
になって二価のアミン保護基例えは遊離アミンと無水フ
タル酸の反応により得られたフタルイミドなどである。
これらのアミン保護基の使用および除去についての詳細
な例はT、W、  GreeneのProtectiv
e Groups  in OrganicSyntl
lesis、 R218−323(1981羊1.1o
bn Wiley &5ons)に記載されている。
R6、R?、R8およびR9の定義によれば、アミン保
護基R14またはR13およびR14は必要でない。
これらの場合において、スキーム■の工程4すなわちア
ミン保護基の除去は不必要であり、そL”’C中間体(
X )ハ式HR’Nc(R’R’)C(R’R’)NH
2(7)ジアミンを用いる工程3′を経て化合物(■)
から直接製造される。
7 式(■)のアミンは商業的に入手することができ、また
は慣用の方法例えばJournal  ofMedic
inal Cbemistry、 31.898901
(1988)に記載の方法により製造することかできる
スキームIにおける工程3および3′はカップリング反
応でありそして化合物(■)および(■)の混合物を不
活性溶媒の存在下において好適な脱水剤例えばジエチル
アミノホスホネートまたはジシクロへキシルカルボジイ
ミドで処理することにより行なオ)れる。この反応は広
い温度範囲にわたって、好ましくはQ ’O〜75°C
の温度で行なわれる。カップリング反応用に好適な溶媒
はテトラヒドロフラン、アセトニトリル、ベンゼン、ト
ルエン、塩化メチレン、クロロホルムおよびDMFであ
る。工程3または3′を行なうための好ましい条件はカ
ップリング剤としてジエチルシアノホスホネ−1・、溶
媒としてジメチルホルムアミドを使用しそして0°C〜
25°Cの温度8 を採用することである。これらの条件下で反応に要する
時間は約1−12時間である。
スキームIの工程4ずなわちアミン保護基R1またはR
13およびR1の除去は特定のアミン保護基に適した条
件下で行なわれる。好ましいアミン保護基は(−ブトキ
シカルボニル基である。スキームIにおけるR14がt
−ブトキシカルボニル基である場合、工程4は式(r1
)の化合物を鉱酸例えば塩酸、臭化水素酸もしくは硫酸
または有機酸例えばp−トルエンスルホン酸もしくはト
リフルオロ酢酸の何れかでありうる酸溶液で処理するこ
とにより行なわれる。溶媒が酸に対して安定でありそし
てアミン生成物(X)と反応しない限り、広範囲の溶媒
をt−ブトキシカルボニルの除去のために使用すること
ができる。好適な溶媒にはハロゲン化炭化水素例えば塩
化メチレンおよびクロロホルム、そして芳香族炭化水素
例えばベンゼンおよびトルエンが9 含まれる。反応は広い温度範囲にわ!二って、特に0°
C〜25°Cの温度で行なわれる。反応に要する時間は
約15分〜2時間であり、そして反応の溶媒および温度
に依存する。他の7′ミン保護基の除去は下記のスキー
ム■の工程2に記載のようにして行なわれる。
スキーlt Iの工程5は式(X)のアミンを式(XI
)のエポキシドと反応させることにより行なわれる。式
01)のエポキシドは既知の化合物であるか、または有
機合成の分野における当業者に良く知られた慣用の方法
により製造することができる。特定の式(I)の化合物
はヒドロキシル基を有する炭素かS−配置であるエナン
チオマーである。したかって、工程5において不斉炭素
がS−配置である式(XI)のエポキシドを利用するこ
とは、これらのエポキシドか1ニトロキシル基を有する
炭素がS−配置である構造を与えるため特に有利である
。製造されそして試験された式(I)σ)化合物の例の
多くは2S−および2R−ヒドロキン配置の混合物であ
り、したがって本発明はこのような立体異性体のすべて
を包含するものである。望ましいS−エポキシドはに、
B、  5harpless等のJournal  o
f OrganicChemistry、 54.12
95−1304(1989)に記載の方法を用いてスキ
ーム■に示されるようにして製造される。
スキーム■ (■)            (XIII)スキーム
■において R1およびR2は式(I)で定義したとお
りである。スキー18■において、式(XU)のフェノ
ール性塩を式(XIII)のスルホネトと00C〜75
°Cで反応させてエポキシド(XI)を得る。スキーム
■に示される式(xm)の化合物の(2S)−(士)−
グリシジル3−二トロベンセンスルホ不−1・型はAl
drich化学会社から商業的に入手することかでき、
またはL記のS h a r pless等の文献に記
載の方法により製造することができる。
スキーム■に示される反応に好適な塩にはナトリウムお
よびカリウム塩か含まれ、すなわちM+=Na”または
に+である。フェノール性塩(XI[)は商業的に入手
しうる既知化合物である、または慣用の方法により製造
することができる相当するフェノールから製造される。
溶媒がアミン(X)、エポキシド(X1)および生成物
(1)に関して不活性でな(つればならないという制限
はあるが、広範囲の溶媒をスキームIの工程5に使用す
ることができる。工程5に使用される好適な溶媒にはア
ルコール例えばメタノール、エタノールまたはインプロ
パツール:2 芳香族炭化水素溶媒例えはベンゼンまたはトルエン・お
よびエーテル例えばテトラヒドロフランまたはジオキサ
ンが含まれる。工程5の反応は広い温度範囲にわたって
、特に25℃〜100 ’0の温度で行なわれる。工程
5の反応に要する時間は温度および置換基R8、R9の
性質に依存するが、通常3〜24時間の時間が反応を完
了させるのに十分である。
Lか式(II)の基である式(I)の化合物を製造する
だめの特定の場合において採用された別法はスキーム■
に示される。
3 スキーム■ 、・R″玉・ (X ]’V ) スキーム■において、すべてのR基は前記で定義したと
おりである。スキーム■の]工程lはスキーム■の工程
5について前記したように行なわれそしてスキーム■の
工程2はスキーム■の工程3について前記したように行
なわれる。
したがって、エポキシド(XT)をジアミン(XIV)
または下記で説明する保護された誘導体と反応ざゼて中
間体(XV)を得、次にこれをピリジン4 カルボニトリル(■)と縮合して本発明の生成物(■)
(式中、Lは式(n)の部分である)を得る。
L=(n)である式(I)の化合物を製造するための、
スキーム■に示される方法はR5−R9がずべて水素で
あるかまたはR’=R’=CH3およびR8= R’ 
−Hである場合に最も有利に採用される。
単に過剰の式(xrv)のアミンを使用すること(j通
常l・1生成物のみが生成することを保証するものであ
るが、ビス誘導体の生成を避けるために式(XIV)の
エチレンジアミン化合物例えば2− (1−ブトキシカ
ルバモイル)エグールアミンの保護形態を用いることが
できる。したがって、R5を有する窒素上に水素の代わ
りにアミン保護基を有する式(XIV)のアミンのアミ
ン−保護された形態をスキーム■の工程lにおいて反応
させ、そしてR5を有する窒素上に保護基を有する生成
物を慣用の方法により脱保護して式( ■)の生成物を得る。
Lが式(III)の基である式(I)の化合物はスキー
ム■に示されるようにして製造される。
/ / / / / 6 スキ ム■ 7 式(XVI)の化合物は求核試薬による置換に対して反
応性である鎖の一端において脱離基Yで保護されたアル
キルアミンである。好適tt Y ニはハロゲン、p−
トルエンスルホ不・−トおよびI)−二トロベンゼンス
ルホ不−トエステルが含よれる。スキーム■において、
R15およびR16はスキーム■のR13およびR11
について定義したとおりである。
好適なアミン保護基R1″およびReaにはそれらが結
合している窒素と一緒になってフタルイミド基、カルバ
メー]・およびN−ベンジル化アミンが含まれる。式(
XV)の化合物は既知であるか、または相当するハロー
もしくはヒドロキシアルキルアミンから当業者に良く知
られている慣用の方法により製造することができる。
スキーム■の工程lは好適な塩基および適当な溶媒の存
在下で式(IV)のフェノールを式(XVI)の化合物
と反応させて式(X■)の化合物8 を得ることにより行なわれる。工程lにおいて使用する
ことのできる塩基には水素化ナトリウム、ナI・リシム
L−ブトギシドおよび同様の非求核性塩基試薬が含まれ
る。好ましい塩基は水素化すトリウムである。溶媒が出
発物質(TV)および(XVI)並びに塩基試薬および
生成物(X■)に対して不活性であるという制限を伴な
うか、高範囲の溶媒をスキーム■の工程1に使用するこ
とができる。好適な溶媒にはDMF、ジメチルスルホキ
シド、芳香族炭化水素例えばベンゼンまたはトルエンお
よびエーテル例えばテトラヒドロフランが含まれる。工
程lは広い温度範囲にわたって、好ましくは25°c−
ioo℃で行なわれる。スキーム■の工程1を行なうた
めの好ましい条件は塩基として水素化ナトリウム(2,
0当量)、溶媒としてジメチルホルムアミドを使用しモ
して60°C〜80°Cの温度を採用することである。
これらの条件下で、工程lは2〜69 時間で完了する。
スキーム■の工程2のための反応条件の性質は採用した
アミン保護基RI6またはR1′′およびp+6に依存
する。アミン保護基がカルバメート部分例えばt−ブト
キンカルバモイル基ならば、それは酸加水分解条件下で
除去することができる。反応条件および好適な酸はスキ
ームIの工程4について前記したのと同しである。保護
基が7タルイミドならば、それは好都合には式(X■)
の化合物を好適な溶媒中においてヒドラジンで処理する
ことにより除去される。この反応に使用することのでき
る溶媒にはアルコール例えばエタノールまたはイソプロ
パツール:エーテル例えばテトラヒドロフラン、アセト
ニトリル:または芳香族炭化水素溶媒例えばベンゼンま
たはトルエンが含まれる。反応は広い温度範囲にわたっ
て、好ましくは約25℃〜l 00 ’Oの温度で行な
われる。式(X■)の保護基がN−べ0 ンジル化アミンならば、スキーム■の保護基の除去(工
程2)は好都合には接触還元により遠戚される。この反
応に好適な触媒には活性炭上に支持された白金またはパ
ラジウムが含まれる。
反応は約25°C〜70°Cの温度範囲で、l〜3気圧
の水素を用いて行なわれる。
スキーム■の工程3はアミン(X■)を式(XI)のエ
ポキシドとスキームIの工程5に記載のようにして反応
させることにより行なわれる。
具体的な化合物 本発明の化合物の具体的な例は、第■表に示される式(
1)の化合物である。表中、−〇−L−位とはフェニル
環上の置換基の位置を意味するも1 HH H、H CH3,CH3 CO3,CH3 CH3,CHl H,H H、H H,H H 1H H H,H H,2−CN H,2−CN H,2−CQ H,2−CN H,2−C(1 式(V1)、(■)、(X)、(X■)および(X■)
の中間体を含む本発明の各種の方法において使用される
中間体もまた本発明の一部である。
薬理学 変力およびβ−アドレナリン作動性遮断剤としての本発
明の化合物の効能は、当該技術において知られているか
または同様な確立された方法中に基づく以下に詳述する
ような薬理学的方法を使用して評価および測定すること
ができる。
1、 ラント大動脈プロトコール ミルリノンおよびエノキシモンのような変力剤がラット
大動脈の顕著な弛緩を生ずるということは、R,F、 
Kauffman等1: J 、 of Pharma
col 。
Exp、 Ther、 242 : 864−872(
1987))により報告されている。このような血管弛
緩は、心臓肪質細網に関係したホスホジェステラーゼ(
PDE) 酵素の阻害に関係があるものと思われる。す
なわ3 ち、ラット大動脈の弛緩は、実際の変力活性に対する試
験前に、PDE阻害剤でない化合物を除去するスクリー
ンとして使用することができる。
7、J、Rimele等(JounalofPharm
acol、Exp。
Ther、 245 : 102−1ll(1988)
)によって記載されているように、単離された組織器官
室の等足労の測定のために、ラット大動脈のリング(除
去された内皮)を調製する。プロトコールの実験的部分
は、可溶性のグアニレ−トサイクラーゼおよびβ−アド
レノセプターによる基cGMP蓄積を阻害するために、
それぞれの器官室にメチレンブルー(l X 10−5
M )およびプロパツール(lXIO−’M)を添加し
て始める。次に、フェニルエフリン(l X 10−’
M)を加えそしてリングを安定な収縮応答を得ることを
可能ならしめ、その時間の後に、試験化合物を累積的な
やり方で添加する。試験化合物のそれぞれの濃度により
4 誘起される弛緩は、ニトロプルシド(I X 10−’
M)により生成される最高の弛緩の%どして表示される
。結果は、弛緩%対試験化合物のモル濃度の負の対数の
プロンi・とじてグラフ的に示される。IC5o にト
ロプルシドにより誘起される最高弛緩の50%に相当す
る弛緩を生成する試験化合物の濃度)を、それぞれの組
織について測定する。実施例2の化合物のIC,。は、
23ミクロモルである。最高の応答は、試験した最も高
い投与量において97%である(100ミクロモル)。
2、麻酔犬 変力効果を、左心室内圧力を微分することにより、バル
ビチュレートー麻酔犬において評価する。この操作は、
本質的にM、に、  にrizze1等(FASEB 
Journal、 Vol、 3.1039頁、アブス
トラクト4728(1989))により記載されている
ように実施する。両性の、目的の飼育雑種犬(14〜2
05 721?)を、ナi・リシムベントバルビタール(15
mg/kg)およびナトリウムバルヒタール(30(h
++i+/ kg)の混合物で麻酔(i、v、)L、カ
フス気管内チコブを挿入しそして室内空気(22rpm
、10〜12111Q/kg/スl−o−り)でレスビ
レ−ター(HarvardApparatus、   
model   613.  5ouj、h  Na+
、ick、   MA)   で涌気する。5F圧トラ
ンスジコ−サー(Milla+−Instrument
s  Mikkro−tip Houston、 TX
)を、右頚動脈を経て、左心室に挿入して心室内圧力を
監視する。左心室圧力シグナルは、微分(100fiz
 low pass differential am
plifier、 GouldInc、、 C1eve
land、 OHを使用して)して最高の増加の割合(
(−dp/ dt)を得そしてバイオタクアンプリ7ア
イアーを開始させて心拍数を記録する。
心拍出量を、スベク1−ラムドコンビコーター(Sta
rcom、 0xnard、 CA)および右頚静脈に
挿入しそして肺動脈に位置せしめた5 F  Swan
 Ganzカテーテルを使用して、熱希釈を経て測定す
る。
6 大腿動脈をカニコーレ挿入して圧トランスジ。
ザー(Micron model MP 15D、 5
1m1 ValleyCA)を使用して動脈血圧を監視
する。皮下電極を使用してリード■心電図を測定する。
手術および機器化の後、それぞれの犬を、残りの実験の
ために、左側面褥痕位置におきそして実験プo l−=
r−ルを開始する前に45〜60分安定化させる。直腸
温度を、監視しそして加熱床(BaxterHealt
h Care model  K2O、McGaw P
ark、  II−)を使用して37−38°Cに維持
する。Gould  3800Sフイジオグラフを使用
して、すべての変数を記録する。
試験薬剤注入をはしめる場合を除いて、イソプロテレノ
ール(0,l〜0.5μg/kg)を、10分間隔で頭
部静脈に静脈内性態する。これらの4回の初期注射を行
って基線応答を確立させる。4回目のイソプロテレノー
ル注射10分後に、試験化合物の注入を0.Ollミロ
モル/kg/lO分で開7 始し、試験薬剤注入の10分後にイソプロテレノール性
態を行いそして試験化合物の投与量割合を増加させる。
この方法を、300−10,000ミクロモル1kg全
累積投与量の範囲の試験化合物の投与量までつづける。
収縮性に対するイソプロテレノール応答(dP/dt)
の阻害、心拍数および拡張期血圧を、試験化合物のそれ
ぞれの投与量において測定する。それぞれの化合物の変
力効果は、それぞれの10分の期間の終りにお()るd
P/dlのレベルを試験化合物の注入直前のdP/dt
のレベルと比較することにより測定される。
ED5oけ、イソプロア1−ノール応答のちょうど50
%以下および以」二の阻害またはdP/dtの50%増
加である得られた応答の2点中間挿入により測定される
。データは、ナノモル/bgで表示される。
化合物の変力効果は、基線dP/dtの変化により測定
しそしてこれに対して、化合物のβ−遮8 断効果は、イソプロテレノールに対するdP/dt応答
の阻害を定量化することにより測定される。
実施例2の本発明の化合物は、薬剤注入前の確立された
基線に比較して、40ナノモル/hgの変力ED、、を
示しそしてイソプロテレノール応答の阻害に対して55
ナノモル/kgのED、oを示す。さらに、部分的なβ
−アゴニズムを示しそれによって変力効果がアテノロー
ルの注入により妨害されることのできる多数の従来の変
力剤に対立するものとして、実施例2で製造された式(
I)の化合物はより高い投与量においてアテノロールに
より遮断されない変力効果を示す。さらに、変力効果が
より高い投与量においてアテノロルにより妨害されない
多くの他の変力剤は、β−遮断性を有していないホスホ
ジェステラーゼ阻害剤である。
9 Cardiovascular Pharmacolo
gy 101 、658−666(1987)およびJ
ournal  of  PbarmacoloFXy
 andExperimenial  Therape
utics、Vol、213.406−41.3(19
80)に記載の方法に従って行なわJする。
雄のハートレーモルモット(300〜400g) ’:
i:、ff1部脱臼または二酸化炭素窒息により死亡さ
せる。
心臓を直接除去しそして酸素化タレブスーヘンセレーh
 (Krebs−Henscleit)緩衝液〔絹IR
(ミリモル)  +Na”  143、I(” 5.9
、Ca” 1.25、M g+ +1.2、CQ−12
8、HCO,−25、so、−1,2、H2PO,−1
,0およびD−グルコースIO〕中におく。左心房を心
臓の残りの部分から解剖除去しそして白金バンクチーh
 (P u n c t a t e )電極に対して
ホルタ上に取り付ける。取り付けた心房を、1.Ogの
静止張力下で、31°Cに維持しそして0295%−C
O25%で酸素化した組織浴中におく。心房を、限界電
圧+30%、1ヘルツ振動数および5〜lOミリ秒期間
で、バンクt−1・電極および外部白金0 電極により刺激する。収縮を、フ1−スディスプレース
メンl−1−ランスジユーザー(forcedispl
acement transducer)で検出しそし
てフィジオグラフ士に記録する。
実験化合物を組織浴に添加する前に、心房を少なくとも
30分平衡化させる。プロプラノロル(]、、Oミクロ
モル)および7エンI・−ルアミン(1,0ミクロモル
)を、組織浴中の緩衝剤溶液に加えて、内因性のカテコ
ールアミン放出のすべての作用を除去する。プロプラノ
ロールおよびフェント−ルアミンは、試験化合物の添加
前少なくども30分前に加える。平衡化期間中、しばし
ば緩衝剤溶液を除去しそして置換する。緩衝液で再び満
たした後にフェント−ルアミンおよびプロプラノロール
を直接再導入する。
組織浴に対する化合物の添加後、心房収縮力に対する試
験化合物の直接的な作用を観察しそして記録する。試験
化合物は、300ミクロモルの追加的濃度を使用して、
10倍増加濃度(10,10、100ミクロモル)にす
るようにして、1.0〜100ミクロモルの濃度で加え
る。心房を、一定の応答が観察されるまで、試験化合物
のそれぞれの濃度にさらす。最も高い濃度で一定の応答
が観察された(または応答の不存在下で5分)後に、ホ
ルスコリンを試験化合物の存在下において加える。ホル
スコリンは、0.1〜100ミクロモルのlO倍倍増製
濃度加える。試験化合物およびホルスコリンに対する応
答を、ホルスコリンに対する最高応答の%として表示す
る。試験化合物に対するED5o値は、試験化合物によ
り示される最高応答のそれの1/2の変力応答を与える
のに必要な化合物の濃度として計算される。実施例2に
おいて製造した化合物については、最高応答は100ミ
クロモルで36%であって、ED5゜は13ミクロモル
濃度である。
4 β−アドレノセブター結合試験 2 I そのレセプター密度のために、ラット脳皮質を、レセプ
ター結合試験に使用される膜小水庖の源として使用する
。T、J、  RimeleのJ、  Pharmac
ol、  Exp、  Ther、 239 : l−
8,1986に記載の操作にしたがって、新しく功除し
た皮質を、ガラス/テフロンホモゲナイザーで、20倍
容量(w/v)の50mM1・リス110M緩衝液(p
H7,5)中で均質化する。β−■アドレノセゾター結
合活性は、M、H,Randall等のJ、  Med
、  Cbem、  20 : 1090−1094、
1977およびJ、 Homberger等のMo1.
 Pbarmacol 、  20 : 453−46
9. 1981に記載の方法にしたがって測定する。培
養混合物は、50n+Ml−リス/HCQ、]OmM 
MgCQ、z pH7,6緩衝液26μ4、試験薬剤ま
たは非特異的結合を明らかにする10〜6ピ7トr+−
ル25μa、 io〜9の最終濃度におけるC l−1
25) −ピント−/L−(2200Ci/ mM]O
Oμ12オヨび脳皮質膜100μCからなる。混合物を
、暗所において室温(22℃)で2時間培養する。反応
を、3 細胞収穫装置(Skatron Inc、)を使用して
、緩衝液浸漬ガラス繊維膜を通して混合物を濾過するこ
とにより停止する。トラップした膜粒子を含有するそれ
ぞれのフィルター中の放射能を、γカウンターで計測す
る。それぞれの試験における非特異的結合に対する値を
全体の結合から差引いて特異的結合に対する値を得る。
試験化合物の存在下において得られたすべての特異的結
合値を、個々の薬剤により置換された特異的結合の%ど
して表示する。得られた値を、試験化合物の濃度の割数
ブロン]・幻置換の%に対してゾロン1−シそしてIc
5o値(50%置換を与える薬剤濃度)を測定する。次
に、この分析により得られた値を、IC5゜の負の対数
(plc、。)として記録する。実施例1−13の化合
物は6.7〜8.3の範囲内のplcBo値を有するこ
とかわかった。例えば実施例2の化合物のplcso値
は7.7であった。
5、  毒  性 実施例の化合物を治療的に有効な投与量で動物に投与し
た場合、明白な毒性効果かまったく観察されなかった。
薬学的処方および投与量 式(1)の本発明の化合物は、β−アドレナリン作動性
遮断剤および(±)−変力剤の使用と同様な方法で、C
HFの治療に使用することができる。心臓発作にかかっ
た後、使用し得る一つの治療は、損傷された心臓筋に対
する酸素消費を少なくするアテノロールのようなβ−遮
断剤の投与である。しかしながら、β−遮断剤に関連し
た陰性の変力作用があり、そのために、陽性変力剤の使
用を考えることができる。このように、本発明の化合物
の使用は、患者にβ−遮断剤および陽性変力剤の両方を
示す要求に相関させることができる。
式(I)の本発明の化合物は、経口的、局所的4 または非経口的に、例えば直腸または静脈内的に投与す
ることかできる。これらのうち、好適な方法は経口投与
である。化合物は、当該技術において知られている慣用
の打錠助剤、希釈剤、賦形剤と混合して製薬技術におい
て知られている錠剤、カプセル、粉剤、エリキンル、液
剤または懸濁液を形成させることができる。人間に投与
する場合は、本発明の化合物は、1日当り約1−4回、
約0.11−51R/kgの量で投与することができる
。特定の投与量は、選定される具体的な化合物の活性度
および治療される薬理学疾患の程度に依存する。使用さ
れる投与量は、式(I)の化合物の薬理学的試験結果に
対するミルリノンのような既知の陽性変力剤の薬理学的
試験結果の相互関係により決定することができる。
以下の実施例および明細書を通して、略号は次の通りで
ある。g(ダラム)、Tng(ミリグラl=−)、6 m5n Q(リンドル)、mQ(ミリリソ1−ル)、M(モル濃
度)、mM(ミリモル濃度)、i、v、(静脈内)、H
z(ヘルツ)、dP/dt(時間期間当りの圧力の変化
)、moQ(モル)、DMF(N、N−ジメチルホルム
アミド)、DMSO(ジメチルスルホキシド)、 TF
A(トリフルオロ酢酸)、RT(室温)、EtOAc(
酢酸エチル)、m1n(分)、hr(時間)、m、p、
(融点)、NMR(核磁気共鳴)〔S(−重線)、d(
二重線)、L(三重線)、q(四重線)、m(多重線)
〕およびTLC(薄層クロマトグラフィー)。
特に断りがない限り、温度はすべて°Cで表示し、圧力
はmmHg (水銀のミリメートル)で表示し、NMR
データはδ単位で表示しそしてエーテルはすべてジエチ
ルエーテルである。
7 実施例 1 5− (4−(N−(2−(3−フェノキシ−2ヒドロ
キシプロピルアミノ)エチル〕カルバモイルメトキシ〕
フェニル)−6−メチル−2オキソ−1,2−ジヒドロ
−3−ピリジンカルボニトリル 177+ng(4,4ミリモル)の鉱油中における60
%水素化すトリウムおよび15+++QのDMFの分散
液を500mg(2,2ミリモル)の5−(4−ヒドロ
キシフェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル(G、Y。
1、 e s h e rらの米国特許第4,465,
686号に記載の方法に従って製造した)で少しずつ処
理した。水素発生が終了した後、反応混合物を室温で3
0分間撹拌し、ついで水浴中で冷却した。1m12のD
MF中における440mg(2,7ミリモル)のエチル
ブロモアセテ−1・の溶液を部側した。反応混合物を0
°Cで30分間、次いで室温で30分間撹拌し、8 そして最後に45分間80°Cまで加熱した。この時点
でTLC(CDC123: CHxOH=95 + 5
 )は出発物質のフェノールか全く存在しないことを示
した。
混合物を真空下で濃縮し、そして残留物を150mQの
EtOAcに入れた。EtOAc溶液を水(3×75m
ので洗浄し、そして合一した水洗液をlNHCl2で酸
性化し、次いでEtOAc(3X 75mQ)で抽出し
た。合一したELOAc抽出物を乾燥(Mgso4) 
L、溶媒を真空下で除去しそして残留物をシリカゲル上
のフラッシュクロマトグラフィー(CHCQ、二CH,
OB= 98 : 2 )に付して290mgの5−(
4−カルボニドキシメトキシフェニル)−6−メチル2
−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジン力ルポニI
・リルを白色固体として得た。収率42%。
’H−NMR(CDC123) :δ 1.35(t、
3H) ; 2.50(s、3H) ;4.35(q、
2H) ; 4.70(s、2H) ; 7.00(d
、2H) ; 7.20(d、2H) ; 7.85(
s、IH)。
9 151mg(2,7ミリモル)の水酸化カリウムを含有
するlQmQのエタノール:水(1: 1)中における
280mg(0,90ミリモル)の上記で製造したエチ
ルエステルの溶液をN2下80 ’Oで2時間撹拌しな
がら加熱した。反応混合物をその容量の3倍の水で希釈
しそしてエーテル(2X 50m(1) テ抽出した。
水相を水中で冷却しそして6NHCQで酸性化した。得
られた沈殿物を吸引ろ過により集め、水で洗浄しそして
真空オーブン中80°Cで一晩乾燥して250+++g
の5−(4−カルボキシメトキシフェニル)−6−メチ
ル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカル
ボニトリルを白色固体として得た。
’H−NMR(DlDMSO) :δ 2.23(s、
3H) ; 4.70(s。
2H) ; 6.97(d、2H) ; 7.25(d
、2H) ; 8.05(s、LH)。
15+n12のメタノール中における1、og(6,2
ミリモル)の2−(t−ブトキシカルバモイル)エチル
アミンおよび940mg(6,2ミリモル)の(±)−
30 フェノキシ−1,2−エポキシプロパンの溶液をN2下
5時間加熱還流した。溶媒を除去した後、残留物をシリ
カゲル」二のフラッンユクロマトグラフ(−(500m
QのCI(、Q3: CH,0H(98: 2 )、5
00mQのCHCQ、 : CH30H(95: 5 
)、500mQのCHCQ、:CH30H(90: 1
0)そして最後に10100OのCHCQ、1 :CH
30H: No、on(90: 10 : 2 ))に
付して956+++i+の(±)−N−(2−t−ブト
キシカルバモイルエチル)−2−ヒドロキシ−3−フェ
ノキシプロピルアミンを白色固体として得た。収率50
%。
’H−NMR(CDC(13) :δ 1.55(s、
911) ; 2.58−3.03(m。
6H) ; 3.30(m、2H) ; 4.00(d
、2H) ; 4.17(m、 LH) ;5.00(
s broad、  LH) ; 6.97(m、3H
) ; 7.30(m。
2H)。
LOmQの塩化メチレン中における95(1mg(3,
1ミリモル)の上記で製造したカルバメートの溶液を水
浴中で冷却しモして1.OmQのトリフルオロ酢酸で処
理した。1時間後、反応混合物を室温ま1 で戻しそしてさらに2時間撹拌した。揮発物を真空下で
除去し、残留物を30mQのアセトニトリルに入れ、1
.69g(12,2ミリモル)の粉末状無水に2CO,
を加え、そして混合物を60°Cで2時間撹拌した。冷
却後、混合物をろ過しそして回収した固体をソックスレ
ー抽出器を用いて一晩アセトニI・リルで連続抽出した
。ろ過および連続抽出から得られたアセトニトリル相を
合一しそして溶媒を除去した。残留物をシリカゲル上の
フラッシュクロマトグラフィー(CHCL : CH3
0H:NH,OH= 90 : 10 : 2 )に付
して510mgの(±)−N−(2−アミノエチル)−
2−ヒドロキシ−3フエノキシプロピルアミンを粘稠な
油状物として得た。収率80%。
+1−NMI、!(CD30D) :δ 2.70(m
、6H) ; 3.93(s、21+) ;4.08(
m、 III) : 4.90(s、2H) ; 6.
90(m、3H) ; 7.22(m、2H)。
lOmQのDMF中における500mg(1,8ミリモ
ル)の2 5−(4−カルボキシメI・キシフェニル)−6メチル
ー2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボ
ニトリル(上記のようにして製造した)、407mg(
]、、9ミ9ミリ)の(±)−N −(2アミノエチル
)−2−ヒドロキシ−3−フェノキシ−プロピルアミン
(上記のようにして製造した)および316+H(1,
9ミリモル)のジエチルシアノホスホネ−1・の溶液を
水浴中で冷却しそして2m(lのDMF中における5 
40 tt Q (3、9ミリモル)のトリエチルアミ
ンの溶液を滴加した。反応混合物をゆっくりと室温まで
戻しモしてN2下−晩撹拌した。揮発分を真空下で除去
しそして残留物をシリカゲル上のフラッシコクロマトク
ラフィ − (CIICL  :  CH30H:  
NH,0H=90+  10:  2  )  I: 
 イづして白色固体を得た。この固体をELOAc :
メタノールから再結晶して185rngの5−+4−(
N−C2−C3−フェノキン−2−ヒドロキシプロピル
アミノ)エチル〕カルバモイルメ]・キシフェニル)−
6−メチル−2−オキソ−12−ジヒドロ−3−ピリジ
ンカルボニトリルを白色固体として得た。融点136〜
138°Co収率21%。
元素分析値(CzaH+8N+Os・0511゜Oとし
て)0%   N%   N% 実測値+  64.63  5.94  11.44理
論値・ 64,31  6.02  11.54実施例
 2 5− +4− (N−1:2− (3−7エノキシー2
−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル〕カルバモイルー
ゾロピルオキシ〕フェニル1−6−メチル−2−オキソ
−1,2−ジヒドロー3−ピリジンカルボニトリル 420mg(177ミリモル)の鉱油中における60%
水素化すトリウムおよび35rnQのDMFの分散液を
2、OOg(8,8ミリモル)の5−(4−ヒドロキシ
フェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロ−3−ピリジンカルボニトリルを少しずつ6・1 用いて処理した。室温下30分間撹拌した後、反応混合
物を水浴中で冷却し、そして5m<2のDMF中におけ
る1、72g(8,8ミリモル)のエチル4−プロモブ
チレ−1・の溶液を滴加した。反応混合物を室温までゆ
っくり戻し、それから2時間60’0で加熱した。真空
下で揮発性物質を除去し、残留物を]00m12のEt
OAc−水(1:1)に入れた。室温で1時間放置し、
固形の沈殿物が生皮した。
この固形物を吸引ろ過により集め、水およびEt[Ac
で十分に洗浄しそして真空オーブン中80°Cで乾燥し
て1.50gの薄黄色固体を得た。水相をEtOAc(
2X 50m(+)で抽出し、乾燥(MgSO+)シ、
そ17て溶媒を除去し約400mgの固形物を得た。
この固形物をEtOAcで洗浄しそしてろ過して250
mgの淡黄色固体を得た。これら2つの固体を合し、1
.750gの5−(4−カルボエトキシプロピルオキシ
フェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒド
ロ−3−ピリジンカルボニド5 jルを淡黄色の固体として得た。融点222〜2240
Co収率58%。
’H−NMR(D、−DMSO):  δ 1.20(
t、3t1);  1.95(m2H) ; 2.05
(s、3H) ; 2.43(L、2H) ; 4.0
3(m、4H) ;6.95(d、2H) ; 7.2
5(d、2)1) ; 8.00(s、111)。
740+++g(13,2ミリモル)の水酸化カリウム
を含有する70mQのエタノール 水(1: 1)中に
おi−+る1、、50g(4,4ミリモル)の上記で製
造したエチルエステルの溶液をN2−)60’Oで2時
間加熱した。
反応混合物を真空下’/2容量まで濃縮し、75mQの
水で看釈しそしてE+0Ac(2X 75mf2)で抽
出した1、水相を10%HCQで酸性化しそして沈殿し
た固体を吸引ろ過により集めた。この固体を水で十分洗
浄しそして100 ’Oで一晩乾燥して1.32sの5
−(4−カルボキシプロピルオキシフェニル)6−メチ
ル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカル
ボニトリルを白色固体として得た。融点247〜249
°co収率96%。
6 ’トNMR(Da−DMSO) :δ1.90(m、2
H) ; 2.40(t2H); 4.05(t、2H
); 6.95(d、2H); 7.25(a、2H)
;8.05(s、IH)。
13mQのDMF中における500mg(1,6ミリモ
ル)の5−(4−カルポキシプロビルオキンフェニル)
6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリ
ジンカルボニトリル、370mg(1,8ミリモル)の
(±)−N−(2−アミノエチル)−2−ヒドロキシ−
3−フェノキシプロピルアミン(実施例1に記載の方法
により製造される)および290mh(1,8ミリモル
)のジェチルシアノホスホネ−1・の溶液を水浴中で冷
却しなからN2下撹拌した。そして2mQのDMF中に
おける270tul (] 、94ミリモル)のトリエ
チルアミンの溶液を滴加した。反応混合物を室温までゆ
っくり戻しそして晩撹拌した。揮発性物質を真空下除去
しそして残留物をシリカゲルを用いるフラッシコクロマ
トグラフィー(CIICL : CH,OH: NH4
0H= 90 : 107 ・2)にイ」シて白色固体として得た。この固体をメタ
ノールから再結晶さセ320mgの5−(4(N−(2
−(3−フェノキン−2−ヒドロキシプロピルアミノ)
エチル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フェニル)−6
−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジ
ンカルボニトリルを白色固体として得た。融点170〜
171.5°C0収率40%。
元素分析値(C2aH32NtOsとしテ):0%  
 8%   N% 実測値:  66.57  6.40  11.07理
論値:  66.65  6.39  11.10実施
例 3 5− (4−(N−〔3−フェノキシ−(2S)−ヒド
ロキシプロピル〕アミノプロピルオキシ〕フェニル)−
6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリ
ジンカルボニトリル 15mQのDMF中における2、00g(8,84ミリ
モル)の8 5−(4−ヒドロキシフェニル)−6−メチル2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルの
溶液を707m1i(17,7ミリモル)のDMF(5
m+2)中における60%水素化ナトリウム−鉱油の懸
濁液に滴加した。水素発生か終了した後、反応混合物を
60°Cまで加温しモして5TncLのDMF中におけ
る2、37f?(8,84ミリモル)のN−(3−ブロ
モプロピル)フタルイミドの溶液を滴加した。60°C
で1時間後、混合物の温度をさらに1時間の加熱で80
°Cまで上昇させた。冷却後、DMFを真空下で除去し
た。残留物を水およびE t OA cで摩砕して黄色
の固体を得、これを吸引ろ過により集めた。この固体を
真空下80’Oにおいて乾燥して1.885gの5−(
4−7タルイミドプロピルオキシフエニル)−6−メチ
ル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカル
ボニトリルを黄色の固体として得た。
’+(−Nl、IR(D、−DMSO) :δ 2.0
7(t、2H) ; 2.23(s。
9 3H); 3.78(t、2H); 4.05(+、、
2H); 6.83(d、2H);7.20(d、2H
); 7.80(m、411); 8.00(s、IH
)。
50IIlQのエタノール中における1、885g(4
,70ミリモル)の5−(4−7タルイミドゾロビルオ
キシ7Jニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2ジヒ
ドロ−3−ピリジンカルボニトリルおよび251μff
(5,17ミリモル)のヒドラジンモノヒドレトの溶液
を16時間加熱還流した。揮発性物質を真空下で除去し
、残留物を15m4のCH(1,:CH30H(1: 
I )に取りそして6インチの長さのシリカゲルカラム
を用いるフラッシュクロマトグラフィー(CHCI13
・CH30H: NH,OH= 90 : 10 : 
2 )に付した。クロマトグラフィーから得られた固形
物をCHCcL3: CH30Hから再結晶して901
mgの5(4−アミノプロピルオキシフェニル)−6−
メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジン
カルボニトリルを黄色の粉末として得Iこ 。
0 ’H−NMR(D6−DMSO): 8 1.80(t
、2H); 2.73(t。
2H) : 3.70(s 1)road、  2H)
 ; 4.03(t、2H) ; 6.92(d2H)
 ; 7.20(a、2H) ; 7.85(s、IH
)。
10m(lのDMSO中における500mg(1,フロ
ミリモル)の5−(4−アミノプロピルオキシフェニル
)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−
ピリジンカルボニトリルおよび166μQ、(1,23
ミリモル)の(2S)−3−7エノキシー1.2−エポ
キシプロパン(K、B、 5harplessらのJ、
 Org、 Cbem。
54、1302(1989)に記載の方法により製造し
た)の溶液をN2下90℃で6時間加熱した。溶媒を真
空下除去しそして残留物を50m0 ノCHC(l s
 : CH30H(1:1)とともに沸騰させ、室温ま
で冷却しそしてろ過して124mgの未反応の出発物質
アミンを除去した。ろ液をシリカゲル上のフラッシュク
ロマトグラフ (−(CHCQ、 : CH30H: 
NH,0H=90:10:2)に付し、312mgの粗
生成物を得た。
EtOAc−メタノールから再結晶後、208mgの5
(4−CN−C3−フェノキシ−(2S)−ヒドロキシ
プロピル〕アミノプロピルオキシ〕フェル)−6−メチ
ル−2−オキソ−12−ジヒドロ−3−ピリジンカルボ
ニトリルを淡黄色の固体として得た。融点141−14
3℃。収率39%。
元素分析値(C26H2?N304として):0%  
 N%   N% 実測値:  68.97  6.33  9.59理論
値・ 69,26  6,28  9.69実施例 4 5− +3− (]Q−(2−(3−フェノキシ−2−
ヒドロキシプロピルアミノ)エチル〕カルバモイルメト
キシ〕フェニル) −6−メチル−2−オキソ−1,2
−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル 530mg(22,2ミリモル)の鉱油中における60
%水素化すトリウムおよび5mQのDMFの分i液を2
.500g(11,1ミリモル)の5−(3−ヒドロキ
シ2 フェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2ジヒドロ
−3−ピリジンカルボニトリル(G、Y。
L e s h e rらの米国特許第4.465,6
86号に記載の方法に従って製造した)の溶液を滴加し
て処理した。反応混合物を室温で30分撹拌し、次いで
水浴中で冷却しそして5mQのDMF中における1、8
40g(11,1ミリモル)のエチルブロモアセテート
の溶液を滴加した。反応混合物を0℃で30分間次いで
室温で30分間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮し
、残留物を100mffの水および200m12のEt
OAcに入れた。水相をpH=5まで酸性化しモしてE
tOAc(3X 200m(1)で抽出した。E 1.
 OA cを乾燥(MgSOt)Lそして真空下約1八
容量まで濃縮した。薄黄色の固体の沈殿物を吸引ろ過に
より集めた(1.90g)。ろ液を真空下濃縮し、残留
物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(C
11CI23: CH30H= 98 : 2 )に付
し、さらに0.55gの生成物を得た。淡黄色の固体ど
して5−(33 −カルボエトキンメトキシフェニル)−6−メチル−2
−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニト
リルの全収量は2.45gであった。
収率70%。
’+1−NMR(CHCQ3) :δ 1.35(+ 
、3H) ; 2.50(s、3H) ;4.30(q
、2H) ; 4.70(s、2+1) ; 6.85
(m、3H) ; 7.42(L、II();  7.
90(s、IH)。
1.52g(23,1ミリモル)の水酸化カリウムを含
有する80mffのエタノール:水(l・]M’l:第
1する2、40g(7,7ミリモル)の上記で製造した
エチルエステルの溶液をN2下室温で一晩撹拌した。次
いで混合物を60°Cで2時間加熱した。冷却後、反応
混合物を元の容量の1八まで濃縮し、100maの水で
希釈しそしてEtOAc (3X 100mff)で抽
出した。水相を6NHCQで酸性化し、得られた沈殿物
を吸引ろ過により集め、水で洗浄しそして真空下80°
Cで乾燥して2.1gの5−(3−カルボキシメトキシ
フェニル)−6−メチル−2−オ4− キン−1,2−ジヒドロー3−ピリジンカルボニトリル
を白色固体として得た。収率95%。
’H−NMR(D6−DMSO) :δ 2.25(s
、3H) ; 4.70(s。
2H) ; 6.!’10(m、3H) ; 7.30
(m、IH) ; 8.08(s、IH)。
10m0.のDMF中における500+ag(1,8ミ
リモル)の5−(3−カルボキシメトキシフェニルメチ
ルー2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ビリジンカル
ボニ1ーリル(上記で製造した)、407mg(1.9
ミリモル)の(±)− N − (2−アミノエグール
)−2−ヒドロキシ−3−フェノギシープロビルアミン
(実施例iに記載の方法により製造した)および316
mg(1.9ミリモル)のジエチルシアノホスホネート
の溶液を水浴中で冷却しそして2mQのDMF中におけ
る5 4 0 It o.(3 、 9ミリモル)のト
リエチルアミンの溶液を滴加した。反応混合物を室温ま
でゆっくり戻しそしてN2下−晩撹拌した。混合物を真
空下で濃縮しそして残留物をシリカゲル」二の7ラツシ
ユクロマトグラフイー5 (CHCQ. : CH3011 : NH.OH= 
90 : 10 : 2 )に付して3 1 0mgの
5− (3−(N−(2−(3−フェノキシ−2−ヒド
ロキシプロピルアミノ)エチル)カルバモイルメトキシ
)フェニル)−6−メチル2−オキソ−1.2−ジヒド
ロ−3−ピリジンカルボニトリルを白色固体として得た
。融点194〜196.5°C0収率37%。
元素分析値(C2611□8N105として):0% 
  N%   N% 実測値:  65.36   5.99   11.6
6理論値:  65.53   5.92   11.
76実施例 5 5− (3− (N− (2− (3−フェノキシ−2
−ヒドロキシブロピルアミノ)エチル〕カルバモイルプ
ロピルオキシ〕フェニル) −6−メチル−2−才キソ
ー1.2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル 337mg(14.0ミリモル)の鉱油中における60
%6− 水素化すl・リシムおよび5mQのDMFの分散液を1
、60g(7.0ミリモル)の5−(3−ヒドロキシフ
ェニル)−6−メチル−2−オキソ−1.2−ジヒドロ
−3−ピリジンカルボニトリルの溶液を滴加して処理し
た。反応混合物を室温で30分撹拌し、次いで氷浴中で
冷却しそして5mQのDMF中における1.36g(7
.0ミリモル)のエチル4−ブロモブチレートの溶液を
滴加した。反応混合物を室温までゆっくり戻しそして一
晩撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残留物を80+
+lo.の水に取り、EtOAcで抽出し、lNHc4
でpH=5まで酸性化しそして水相をEtOAc( 4
 X 80mので抽出した。EtOAcを乾燥(MgS
O4)Lそして溶媒を除去し薄黄色の固体を得た。この
固体を熱エーテルを用いて摩砕しそしてろ過し1.40
gの5−(3−カルボエトキシプロビルオキシフェニル
’)−6−メチル−2−オキソ−1.3−ジヒドロ−3
−ピリジンカルボニトリルを淡黄色の固体として得=7
7 た。融点168〜169°C0 ’H−NMR(D、−DMSO):  δ 1.20(
t、3H); 1.95(m2H); 2.15(s、
3H); 2.50(t、2H); 4.03(q、2
H);4.05(L、2H); 6.95(m、3H)
; 7.30(m、18); 8.10(s、IH)。
814+lIg(12,3ミリモル)の水酸化カリウド
を含有’する70mQのエタノール:水(1:I)中に
おける1、40g(4,1ミリモル)の上記で製造した
エチルエステルの溶液をN2下室温で一晩撹拌した。次
いで混合物を真空下で濃縮し、残留物を50mQの水て
面状しモしてEtOAc(2X 25+11Q)で抽出
した。
水相を10%1lcf+で酸性化し、薄黄色の固体を得
た。固体を吸引ろ過により集め、水(2X 50mQ)
で洗浄しそ17て真空下90°Cで一晩乾燥して1.2
2gの5−(3−カルボキシプロポキンフェニル)6−
メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ3−ビリジン力
ルボニI−リルを淡黄色の固体として得た。融点217
.5〜219.5°C0収率95%08 ’H−NMR(D、−DMSO)+ δ 195(m、
2H); :125(s。
3H); 2.40(t、2H); 4.02(t、2
H); 6.90(m、3H);7.30(1,LH)
; 8.LO(s、lH)。
20mQのDMF中における730mg(2,3ミリモ
ル)の5−(3−カルボキンプロポキシフェニル>6メ
ヂルー2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3ピリジン力ル
ボニ]・リル(」二記で製造した)、590m1+ (
2,8ミリモル)の(±)−N −(2−アミノエチル
)−2−ヒドロキシ−3−フェノギンプロピルアミン(
実施例1に記載の方法により製造しl−)および420
+++g(2,6ミリモル)のジエチルシアノホスホイ
・−1・の溶液を水浴中で冷却しそして5mQのDMF
中にお(プる39ON(2,80ミリモル)のトリエチ
ルアミンの溶液を滴加した。反応混合物を室温までゆっ
くり戻しそしてN2下−晩撹拌した。揮発性物質を真空
下で除去しそして残留物をシリカゲル上のフラッシコク
ロマトグラフイー(CHCQ、:CB、OI(:Nl(
,0R−90:10:2)に9 付して550mgの5−(3−[:N−1:2−(3−
フェノキシ−2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル〕
カルバモイルプロポキシ〕フゴ、ニル)−6−メチル−
2−オキソ−1,3−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニ
トリルを白色固体として得た。
融点134〜138°C0 元素分析値(C28H32N t Os・0.5H20
として)二〇%   N%   N% 実測値:  66.02  6.31  10.94理
論値:  65.48  6.28  10.91実施
例 6 5− f2−〔N−(2−(3−フェノキシ−2ヒドロ
キシプロピルアミノ)エチル〕カルノくモイルメトキシ
〕フェニル)−6−メチル−2−オキソ−]、]2−ジ
ヒドロー3−ピリジンカルボニトリル 530mgの鉱油中における60%水素化ナトリウムお
よびlOmO.のDMFの分散液を20mQのDlit
F中番こお0 ける1.50g(6.6ミリモル)の5−(2−ヒドロ
キシフェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2〜ジ
ヒドロ−3−ピリジンカルボニトリJしの溶液を滴加し
て処理した。反応混合物を室温で30分撹拌し、次いで
水浴中で冷却しそして30mQのDMF中における1.
11g(6.6ミリモル)のエチルブロモアセテ−I−
を滴加した。反応混合物を室温までゆっくり戻しモして
N2下−晩撹拌した。混合物を真空下で濃縮し、残留物
を80mQの水に取りEtOAcで抽出した。水相を1
0% HCl2でpH=5まで酸性化しモしてEtOA
c( 4 X 80mQ)で抽出した。合一したEtO
Ac抽出物を乾燥(MgSOt)Lそして溶媒を除去し
オレンジ色の固体を得た。この固体をEtOAcから再
結晶し740mgの5−(2−カルボエトキシメトキシ
フェニル 2−オキソ−1.2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニ
トリルを黄色の固体として得た。融点188〜190°
C.収率37%。
1 ’H−NMR(D、−DMSO)+  δ 1.20(
t、3H); 2.18(s3H); 4.15(q、
2H); 4.80(s、2H); 7.0(q、2H
);7.20(d、LH); 7.35(+ 、IH)
; 8.00(s、]IH。
460+++9(7,0ミリモル)の水酸化ノノリシム
を含有する60m0のエタノール:水(+、:1)中に
おける730mg(2,3ミリモル)の上記で製造した
エチルエステルの溶液をN2下60℃で2時間加熱した
。次いで混合物を真空下で17.容量まで濃縮し、50
mQの水を加えそしてEtOAc(2X 25+nQ)
で抽出した。水相を10%HC(i″′cpH= 5ま
で酸性化しそして得られた沈殿物を吸引ろ過により集め
た。沈殿物を水で洗浄しそして真空下90°Cで乾燥し
て620mgの5−(2−カルボキシメトキシ71ニル
)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−
ピリジンカルボニトリルを淡黄色の固体として得た。融
点297〜299°C0収率95%。
’H−NMR(D6−DMSO) :δ 2.18(s
、3H) ; 4.70(s。
2H) ; 7.00(q、2H) ; 7.21(d
、 IH) ; 7.38(t、IH) ;2 8.00(s、IH)。
10m0.のDMF中における500mg(1,8ミリ
モル)の5−(2−カルボキシメトキシフェニル)−6
メチルー2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジン
カルボニトリル(上記で製造した) 、 407mg(
1,9ミリモル)の(士)−N −(2−アミノエチル
)−2−ヒドロキシ−3−フェノギシプロビルアミン(
実施例1に記載の方法により製造した)および316m
g(1,9ミリモル)のジエチルンアノホスホネ−1〜
の溶液を水浴中で冷却しそして2mQのI) M F中
における540μQ(1,9ミリモル)のトリエチルア
ミンの溶液を滴加した。反応混合物を室温までゆっくり
戻しそしてN2下−晩撹拌した。混合物を真空下で濃縮
しそして残留物をシリカゲル−J二のフラ・ンシュクロ
マトグラフィ(CIiCL : CH3011: NH
IOH= 90 : 10 : 2 )に付して黄色の
固体を得た。この固体をEtOAcから再結晶し190
mgの5−+2−(N−〔2−(3−フェノ3 キン−2−ヒドロキングロピルアミノ)エチル〕カルバ
モイルメトキン〕フェニル)−6−メチル−2−オキソ
−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルを薄
黄色の固体として得た。融点138〜141℃。収率2
2%。
元素分析値(C26828N40□として):0%  
 N%   N% 実測値・ 65.0+   6.14  11.39理
論値:  65.53  5.92  11.76実施
例 7 5− +2−[:N−(2−(3−フェノキシ−2ヒド
ロキシプロピルアミノ)エチル〕カルバモイルブロピル
オキン〕フェニル1−6−メチル−2−オキソ−1,2
−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル 780mg(17,7ミリモル)の鉱油中における60
%水素化ナトリウムおよびlQm(lのDMFの分散液
を20mQのDMF中における2、009(8,8ミリ
モル)の51 −(2−ヒドロキシフェニル)−6−メチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルの
溶液を滴加して処理した。反応混合物を室温で30分撹
拌し、次いで水浴中で冷却しそしてlOm(lのDMF
中における1、72g(8,8ミリモル)のエチル4−
ブロモブチレートを滴加した。
反応混合物を室温までゆっくり戻しモしてN2下晩撹拌
した。次いで混合物を真空下で濃縮し、残留物を80m
Qの水に取りEtOAc(2X 25mKりで抽出した
。水相を10%H(4でpH=5まで酸性化しモしてE
tOAc(4X 80mQ)で抽出した。EtOAc抽
出物を乾燥(MgSO,) l、そして溶媒を除去しオ
レンジ色の油状物を得た。この油状物をEtOAc−ヘ
キサンから再結晶し1.61gの5−(2−カルボエト
キシプロピルオキシフェニル)−6−メチル−2−オキ
ソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルを
薄黄色の固体として得た。
融点167〜170℃。収率54%。
5 ’H−NMR(D6−DMSO):  δ 1.1g(
t、3H); 1.88(m。
28); 2.10(s、3H); 2.37(t、2
H); 3.97(q、2H);7.00(t、2B)
; 7.10(d、lID ; 7.20(d、IB)
+ 7.40(t。
IH); ’197(s、IH)。
1.16g(17,6ミリモル)の水酸化カリウムを含
有する70mQのエタノール:水(1: 1)中におけ
る1、50mg(4,4ミリモル)の上記で製造したエ
チルエステルの溶液をN2下室温で一晩撹拌した。
次いで反応混合物を真空下で172容量まで濃縮し、5
0mQの水で希釈しモしてEtOAc(2X 25rn
ff)で抽出した。水相を10%HCl2でpH=5ま
で酸性化して固体を沈殿させた。この固体を吸引ろ過に
より集め、水次いでエーテルで洗浄しそして真空下90
°Cで一晩乾燥して1.32gの5−(2−カルボキシ
プロピルオキシフェニル)−6−メチル−2−オキソ−
1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルを薄黄
色の固体として得た。
融点228〜230℃。収率96%。
86 ’H−NMR(DlDMSQ); δ L、83(m、
2H); 2.08(s。
3t() ; 2.25(t、211) ; 3.98
(L、2H) ; 7.00(t、IH) ;7.10
(a、II(); 7.20(d、IH); 7.35
(L、II(); 7.97(s、l11)。
20mQのDMF中における700B(2,2ミリモル
)の5−(2−カルポキシプロビルオキンフェニル)−
6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリ
ジンカルボニトリル(」1記で製造した)、580++
+g(2,8ミリモル)の(±)−N −(2−アミノ
エチル)−2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルア
ミン(実施例1に記載の方法により製造した)および4
20TRg(2,6ミリモル)のジエチルシアノホスホ
不一トの溶液を水浴中で冷却した。5mffのDMF中
における390μff(2,6ミリモル)のトリエチル
アミンの溶液を滴加し、反応混合物を室温までゆっくり
戻しそして一晩撹拌した。混合物を真空下で濃縮しそし
て残留物をシリカゲルを用いるフラッシコクロマトグラ
フ8フ イーに付して薄黄色の固体を得た。この固体をEtOA
cかも再結晶し440mgの512−CN−(2(3−
7エノキシー2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル〕
カルバモイルプロピルオキシ〕フェニル)−6−メチル
−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボ
ニトリルを薄黄色の固体として得た。融点150〜15
3℃。
元素分析値(C28H32N405として):0%  
 11%   N% 実測値:  66.25  6.42  11.00理
論値:  66.65  6.39  11.10実施
例 8 5− (4−(N−(2−1:3− (2−シアノフェ
ノキシ)−25−ヒドロキシプロピルアミノコ−2−メ
チルプロピル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フエニル
)=6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−
ピリジンカルボニトリル820mg(2,6ミリモル)
の5−(4−カルボキシプロピルオキシフェニル)−6
−メチル−2−オキソ−1.2−ジヒドロ−3−ピリジ
ンカルボニトリル(上記実施例2に記載の方法により製
造した)、75011o.(5.38ミ!J モル)ノ
h !J エチル7ミンおよび15+nQのDMFの溶
液をN2下撹拌しながら氷水浴中で冷却した。5mff
のDMF中における540mg(3.9ミリモル)のイ
ソブチルクロロホルメートの溶液を滴加した。0℃で4
時間撹拌後反応混合物を水(75mQ)に注ぎ込みモし
てEtOAc( 2X 50m12)で抽出した。合一
したEtOAc抽出物を水で洗浄し、乾燥(MgSO4
)L、ろ過しそして溶媒を除去し800+sgの5−(
4−イソブチルオキシカルポニルオキシ力ルポニルプロ
ボキシフェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2−
ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリルを黄褐色の固体
として得た。
’H−NMR(CDCff.) :δ 1.00(d,
6H) ; 1.60(m,IH) ;2、16(m,
2H) ; 2.50(s,3H) ; 2.70(t
,2H) ; 4.10(m。
89 4H); 6.93(d、2H); 7.20(d、2
H); 7.80(s、2H)。
510mg(5,79ミリモル)の1.2−ジアミノ−
2−メチルプロパンを含有する25mQのクロロホルト
中における上記で製造した混合無水物(800mg、1
.9ミリモル)をN2下−晩加熱還流しl−、。混合物
を真空下で濃縮し、そしてシリカゲル上の7ラソシコク
ロマトグラフイー(CHCff、 : CH,OH:旧
+、o++=90 : 10 : 2)に付して粘着性
固体を得た。この固体をEtOAcから再結晶して29
5m1+の5+4−(N−(2−アミノ−2−メチルプ
ロピル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フェニル)−6
−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジ
ンカルボニトリルを白色固体として得た。融点187.
5〜189.0°C0’H−NMR(D6−DMSO)
 :δ 0.96(s、6H) ; 1.93(m。
2H) : 2.20(s、3H) ; 2.30(t
、2H) ; 2.95(d、2H) ;3.98(+
、2H) : 6.93(d、2H) ; 7.21(
d、2H) ; 7.80(t、IH) ; 7.93
(s、IH)。
0 270mg(0,70ミリモル)の上記で製造したアミ
ンの溶液を加温してl mQのDMSO中に溶解した。
41のメタノール中におけるll1mg(0,63ミリ
モル)の(2S)−3−(2−シアノフェノキシ)−1
,2エポキシプロパンの溶液を加え、そして混合物をN
2下−晩加熱還流した。混合物を真空下で濃縮し、そし
て残留物をシリカゲル上の7ランシコクロマトグラフイ
ー (CHCQ、、 : CH301]= 90 :1
0)に付して90mgの標記生成物を淡黄色の固体とし
て得た。融点90〜98℃。
元素分析値(C31H36N605・H20として):
0%   N%   N% 実測値:  64.84  6.41  12.37理
論値:  64.67  6.47  12.16実施
例 9 5−(4−(N−[:3− (2−シアノフェノキシ−
(2S)−ヒドロキンプロピル〕アミノプロピルオキシ
〕フェニル−6−メチル−2−オキソ−1 12−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル10m+
2のメタノール中における500111g(1,8ミリ
モル)の5−(4−アミノプロピルオキシフェニル)−
6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ3−ビリジ
ン力ルボニ]・リル(実施例3に記載の方法により製造
した)および275mg(1,6ミリモル)の(2S)
−3−(2−シアノフェノキシ)−1,2−1ボキシブ
ロパン(K、B、 5harplessらのJ、 Or
g、 Chem、 54.1302(1989)に記載
の方法により2−シアノフェノールから製造した)の溶
液をN2下5時間加熱還流した。メタノールを真空下除
去しそして残留物をシリカゲル上のフラッシュクロマト
グラフィー(250mffのCHCQ、 :CH30H
(95: 5 ) 、次いで500m(2のCHCl2
3: CH,0H(90: 10)に付し、120++
+9の標記化合物を淡黄色の固体として得た。融点14
5〜152°C0収率16%。
元素分析値(C2sH2aN+04・H20として):
2 0%     N%     N% 実測値:  65.93  5.79  11.66理
論値:  65,53  5.92  11.75実施
例 10 5− (4−(N−(2−(3−(2−クロロフェノキ
シ)−25−ヒドロキシプロピルアミノ)−2−メチル
プロピル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フェニル−6
−メチル−2−オキソ−12−ジヒドロ−3−ピリジン
カルボニトリル60mQのDMF中における2、30g
(7,4ミリモル)の5−(4−カルボキシプロピルオ
キシフェニル)−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル(実施例2に記載
の方法により製造した)、1.12+l1(i(8,0
ミリモル)のトリエチルアミン、1.32g(8−1ミ
リモル)のジエチルシアノホスホネート、および710
+++9(8,10ミリモル)の2−メチル−1,2−
ジアミノプロパンの混合物をN2下氷水浴中で1時間撹
拌し、次93 いで室温まで戻しそして一晩撹拌した。混合物を真空下
で濃縮しそして残留物をシリカケル上のフラッシュクロ
マトクラフィー(CHcQ、3:CH30H: NH4
0H= 90 + 10 : 2 )l:m付し、2.
OOgノ粗生戊生成得た。ELOAcから再結晶後、1
.20gの5(4−(N−(2−アミノ−2−メチルプ
ロピル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フェニル6−メ
チル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカ
ルボニトリルを白色固体(融点188〜189℃)とし
て得た。収率42%。
lomQのメタノールおよび1mQのDMSO中におけ
る400mg(1,0ミリモル)の上記で製造したアミ
ンおよび193+++g(1,0ミリモル)の(2S)
−3−(2−クロ〔7フエノキシ)−1,2−エポキシ
プロパンの溶液をN2下−晩加熱還流した。溶媒を真空
下除去しそして残留物をシリカゲル」二のフラッシュク
ロマトグラフィー(cncQ、 : C11,OH= 
90 : 10)に付し、120mgの標記化合物を淡
黄色の固体とし4 て得た。融点83〜91°co収率21%。
元素分析値〔C3oH35cQN4o5・I(2oどし
テ):0%     N%     N% 実測値:  61.72  6.35  9.46理論
値+  61.58  6.37  9.57実施例 
11 5−  (4<N−(2−(3−(2−シアノフェノキ
シ)−25−ヒドロキシプロピルアミン〕−2メチルゾ
ロピル〕カルバモイルメトキシ〕フェニル−6−メチル
−2−オキソ−12−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニ
トリル 30 m Q、のDMF中における2、65g(9,3
ミリモル)の5−(4−カルボキシメトキンフェニル)
−6メチル−2−オキソ−1,2−ジ]ニドロー3−ピ
リジンカルボニトリル(実施例1に記載の方法ニヨり製
造シタ)、900mg(10,3ミ’J モル)ノ1,
2−ジアミノー2−メチルプロパンおよび1.67g(
10,3ミリモル)のジェチルシアノホスホネー]・の
混合物をN2下水水浴中で撹拌しなから約0℃まで冷却
した。lomQのDMF中における1、5m(1(10
,8ミリモル)のトリエチルアミンの溶液を部側した。
反応混合物を室温まで戻しそして一晩撹拌した。溶媒を
真空下で除去しそして残留物を7す力ゲル上の7ラツン
ユクロマ1−グラフィ(CIICL : C1+30H
: NH,OH= 90 : 1.0 + 2 )に付
し、2.8gの粗生成物を得た。メタノール−EIAc
から再結晶後、2.1gの5− +4− [:N−(2
−アミノ−2−メチルプロピル〕カルバモイルメトキシ
〕フェニル−6−メチル−2−オキソ1.2−ジヒドロ
−3−ピリジンカルボニトリルを薄黄色の固体として得
た。収率64%。
]Om(lのメタノール中における400mg(1,1
0ミリモル)の上記で製造したアミンおよび198mg
(1,10ミリモル)の(2S)−3−(2−シアノフ
ェノキン)−1,2−エポキシプロパンの溶液をN2下
60°Cで一晩加熱した。溶媒を真空下除去しそし6 て残留物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィ
ー(CHC(13: CH30H= 90 : 10)
にイ」し、190+++gの標記化合物を淡黄色の固体
として得た。
融点93〜100°C0 元素分析値(C29H,、N、C6・+120としテ)
:0%   I(%   N% 実測値:  63.76  6.09  12.69理
論値:  63.60  6.07  12.79実施
例 12 5− +4−(N−[:2− C3−(2−クロロフェ
ノキシ)−25−ヒドロキシプロピルアミノツー2−メ
チルプロピル〕カルバモイルメトキシ〕フエニル−6−
メチル−2−オキソ−12−ジヒドロ−3−ピリジンカ
ルボニトリル LOmQのメタノール中における400mg(1,10
ミリモル)の5−+4−(N−(2−アミノ−2−メチ
ルプロピル〕カルバモイルメトキシ〕フェニル)6−メ
チル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ7 3−ピリジンカルボニトリル(実施例11に記載の方法
により製造した)および208111g(1,10ミリ
モル)の(2S)−3−(2−クロロフェノキシ)1.
2−エポキシプロパンの溶液をN2下60°Cで一晩加
熱した。沈殿した固体をろ過し、で除去した<70my
の出発物質のアミン)。ろ液を真空下で濃縮しそして残
留物をシリカゲル上のフランンコク「1でトゲラフイー
(CHC(+3: CH30H= 90 : to)に
イ=t L、227mgの粗生成物を得た。ELOAc
−ヘキサノから再結晶後、170+++gの標記化合物
を淡黄色の固体として得た。融点86〜93°C6元素
分析値(C2aH31C(+N、、0.・’/2 N2
0として):0%   N%   N% 実測値:  61.19  6.04  10.20理
論値+  61.36  5.89  10.22実施
例 13 5−  (4−(N−(2−(3−(2−ンアノー5−
/)ロロフェノキシ)−25−ヒドロギシブロピ8 ルアミノツー2−メチルプロピル〕カルバモイルメi・
キシ〕フェニルー6−メチルー2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル7 る600mg(1.7ミリモル)の5−(4−[’Nー
1:2アミノー2ーメチルグロビル〕カルバモイルメト
キノ〕フェニル)−6−メチル−2−オキソ1、2−ン
゛ヒドロー3ーピリジンカルボニトリル(実施例If記
載の方法により製造した)および355mg(1.7ミ
リモル)の(2S)− 3 − ( 2−シアノ−5−
クロロフェノキシ)−1.2−エポキシプロパンをN2
下80°Cで一晩加熱した。溶媒を真空下除去しそして
残留物をシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフ (
 − (cHca3: CH30H= 90 : 10
)に付し、粗生成物を白色固体として得た。エーテルで
洗浄し、ろ過し、真空下go’cで乾燥した後、330
mgの標記化合物を白色粉末として得た。
9 融点92〜98°C6 元素分析値( C2 sH3oC(lNso,として)
:0%     N%     N% 実測値:  60.97   5.53   11.7
6理論値:  60.75   5.45   12.
21製剤例 以下の実施例は本発明の化合物を含有する医薬組成物を
説明するものである。
(A)   経口投与用錠剤(250mg)     
  10,000錠につき実施例2の化合物     
       2.50h無水ラクトース(U.S.P
.)           2.17J19Sta−R
x 1500スターチ            300
gステアリン酸マグネシウ1.(B.P.)     
   30g薬剤は250μmのふるいを通してふるい
分けし、次いで4種類の粉末をブレングー中で完全に混
合しそして直径8.5++u++のパンチを備えた錠剤
機を用いて圧縮した。
100〜 (B)  経o投与用持効性錠剤(750mg)   
  10,000錠lコツき実施例2の化合物    
        7 、 500gCutina HR
”                0.40kg無水
ラクt− − 7. (U.S.P.)       
    2.06kgステアリン酸マグネシウム(B.
P.)        40g” Cutina HR
はSipon社製の極微小絞水素化ひまし油である。
活性酸分、無水ラクトースおよびほとんどのCutin
a  HRを完全に混合し、次いで混合物を工業用変性
アルコールop 74中におけるCuLina HRの
残りの10%溶液と混合することにより湿らせた。湿っ
た塊りを1.2mm孔のふるいを通して顆粒化しそして
流動床乾燥基中5「cで乾燥した。
顆粒物を次に0.85mm孔のふるいを通過させ、ステ
アリン酸マグネシウムと混合しそして直径12.5+l
l+I+のパンチを備えた錠剤機で少なくとも10kg
(Scl+Ieunjgerテスター)の硬度まで圧縮
しIこ。
01 (C)   経口投与用シロップ 実施例2の化合物 希塩酸(B、P、) ソルビトール溶液(BPC) 7レーハー 蒸留水 % W/V 3.0 必要に応じて 60V/V 必要に応じて 100まで 塩酸を工)Hが5.0になるまで徐々に加えるこにより
撹拌しながら薬剤を若干量の水に溶解だ。ソルビトール
溶液、フ1/−バーおよび残の水を加え、そしてpl+
を5.0に再調整した。
ロッ7’ 全適当なセルロース性フィルターパッを通し
てろ過により清澄にした。
(D)   経口投与用カプセル(250mg)10.
000カプセルにつき 2 、500g 1.450g 0m9 実施例2の化合物 SL、a−RX ]!5ooスターチ ステアリン酸マグネンウム(B、シム)薬剤を250m
mメンシュのふるいを通してふるい分けしそして他の粉
末と混合した。粉末を適当な充てん機を用いてNO43
サイズの硬質ゼラチンカプセル中に充てんした。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1およびR^2は独立して水素、低級アル
    キルオキシ、モルホリノ、シアノ、ハロゲン、トリフル
    オロメチル、アルキル、アルキルスルホニル、アルキル
    オキシアルキル、シクロアルキルアルキルオキシアルキ
    ル、ニトロ、ヒドロキシ、アルケニルオキシ、アミノま
    たは1個または2個のアルキル基により置換されたアミ
    ノであり、 Lは次の式(II)または(III) ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ (II)(III) (式中、R^3〜R^1^1は独立して水素または低級
    アルキルであり、 nは1、2または3であり、 pは2、3、4、5または6である)の結 合部分である〕 の化合物またはその薬学的に許容しうる酸付加塩。 2)−OL−部分がフェニル環の4−位にある請求項1
    に記載のピリドン。 3)Lが式(II)の部分である請求項1または2に記載
    のピリドン。 4)Lが式(II)の部分でありそしてnが1または3で
    ある請求項1〜3の何れかの項に記載のピリドン。 5)R^3、R^4、R^5、R^6およびR^7また
    はR^1^0およびR^1^1が水素である請求項1〜
    4の何れかの項に記載のピリドン。 6)R^8およびR^9が共に水素またはメチルである
    請求項1〜5の何れかの項に記載のピリド ン。 7)R^1が水素である請求項1〜6の何れかの項に記
    載のピリドン。 8)R^2がシアノ、塩素またはメチルである請求項1
    〜7の何れかの項に記載のピリドン。 9)R^2が水素、シアノまたは塩素である請求項1〜
    7の何れかの項に記載のピリドン。 10)R^1が水素でありそしてR^2が水素以外のも
    ので、フェニル環の2−位で置換されているものである
    請求項1〜9の何れかの項に記載のピリドン。 11)−OL−部分がフェニル環の4−位にあり、Lが
    結合基(II)(ここでR^3、R^4、R^5、R^6
    およびR^7は水素であり、R^8およびR^9はそれ
    ぞれ水素またはメチルでありそしてnは1または3であ
    る)であるか、またはLが結合基(III)(ここでR^
    1^0およびR^1^1は水素でありそしてpは3であ
    る)であり、R^1が水素または塩素でありそしてフェ
    ニル環の2−位にあるR^2が水素、シアノまたは塩素
    である請求項1〜10の何れかの項に記載のピリドン。 12)前記ピリドンが式( I )に示される2−ヒドロ
    キシ位においてS配置を有する請求項1〜11の何れか
    の項に記載のピリドン。 13)5−{4−[N−[2−(3−フェノキシ−2−
    ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモイルメ
    トキシ]フェニル}−6−メチル−2−オキソ−1,2
    −ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル、 5−{4−[N−[2−(3−フェノキシ −2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモ
    イルプロピルオキシ]フェニル}−6−メチル−2−オ
    キソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル
    、 5−{4−[N−[3−フェノキシ−(2S)−ヒドロ
    キシプロピル]アミノプロピルオキシ]−フェニル}−
    6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリ
    ジンカルボニトリル、 5−{3−[N−[2−(3−フェノキシ −2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモ
    イルメトキシ]フェニル}−6−メチル−2−オキソ−
    1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル、 5−{3−[N−[2−(3−フェノキシ −2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモ
    イルプロピルオキシ]フェニル}−6−メチル−2−オ
    キソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル
    、 5−{2−[N−[2−(3−フェノキシ −2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモ
    イルメトキシ]フェニル}−6−メチル−2−オキソ−
    1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル、 5−{2−[N−[2−(3−フェノキシ −2−ヒドロキシプロピルアミノ)エチル]−カルバモ
    イルプロピルオキシ]フェニル}−6−メチル−2−オ
    キソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル
    、または 5−(4−〔N−〔2−〔3−(2−シア ノフェノキシ)−25−ヒドロキシプロピルアミノ〕−
    2−メチルプロピル〕カルバモイルプロピルオキシ〕フ
    ェニル−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−
    3−ピリジンカルボニトリル から選択されたピリドンおよびその酸付加 塩。 14)ピリドンが 5−{4−[N−[3−(2−シアノフェ ノキシ)−(2S)−ヒドロキシプロピル]アミノ−プ
    ロピルオキシ]フェニル}−6−メチル−2−オキソ−
    1,2−ジヒドロ−3−ピリジンカルボニトリル、 5−{4−[N−[2−[3−(2−クロ ロフェノキシ)−2S−ヒドロキシプロピルアミノ]−
    2−メチルプロピル]カルバモイルプロピルオキシ]フ
    ェニル−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−
    3−ピリジンカルボニトリル、 5−{4−[N−[2−[3−(2−シア ノフェノキシ)−2S−ヒドロキシプロピルアミノ]−
    2−メチルプロピル]カルバモイルメトキシ]フェニル
    −6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピ
    リジンカルボニトリル、 5−{4−[N−[2−[3−(2−クロ ロフェノキシ)−2S−ヒドロキシプロピルアミノ]−
    2−メチルプロピル]カルバモイルメトキシフェニル−
    6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−ピリ
    ジンカルボニトリル、または 5−{4−[N−[2−[3−(2−シア ノ−5−クロロフェノキシ)−2S−ヒドロキシプロピ
    ルアミノ]−2−メチルプロピル]カルバモイルメトキ
    シフェニル−6−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒド
    ロ−3−ピリジンカルボニトリル である請求項1記載のピリドンおよびその酸付加塩。 15)請求項1記載のピリドンおよび薬学的に許容しう
    る希釈剤または賦形剤を含有する医薬組成物。 16)治療に使用される請求項1〜14の何れかの項に
    記載のピリドンまたはその薬学的に許容しうる酸付加塩
    。 17)うっ血性心不全の治療に使用される薬剤の製造に
    おける請求項1〜14の何れかの項に記載の化合物また
    はその薬学的に許容しうる酸付加塩の使用。 18)(a)Lが式(II)の結合基である場合、式(X
    )のアミンを式(X I )のエポキシドと縮合させる; ▲数式、化学式、表等があります▼(X) ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) (b)Lが式(II)の結合基である場合、式(VII)(
    式中、Xは脱離基である)のカルボニト リルを式(XV)のアミノアルコールと反応させる;ま
    たは ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(XV) (c)Lが式(III)の結合基である場合、式(XVIII
    )のアミンをエポキシド(X I )と縮合させる; ▲数式、化学式、表等があります▼(XVIII) の何れかにより式( I )の生成物を得、そして必要な
    らばまたは所望ならば工程(a)〜(c)の何れかによ
    り得られた化合物をその薬学的に許容しうる酸付加塩に
    変換することからなる請求項1に記載の式( I )の化
    合物の製造方法。
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