JPH03177681A - 鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管 - Google Patents
鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管Info
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- JPH03177681A JPH03177681A JP31862989A JP31862989A JPH03177681A JP H03177681 A JPH03177681 A JP H03177681A JP 31862989 A JP31862989 A JP 31862989A JP 31862989 A JP31862989 A JP 31862989A JP H03177681 A JPH03177681 A JP H03177681A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/02—Rigid pipes of metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は強度、耐食性、加工性に優れた鉄道車両用アル
ミニウム合金製空気配管に関するものである。
ミニウム合金製空気配管に関するものである。
従来、鉄道車輌の空気配管としては、ＪＩＳＧ３４５２
配管用炭素鋼管が用いられ、錆防止の点から亜鉛メツキ
等の表面処理が施されているのが一般的である。
配管用炭素鋼管が用いられ、錆防止の点から亜鉛メツキ
等の表面処理が施されているのが一般的である。
このような空気配管には、呼び径１０Ａ（外径１７．３
１．肉厚２．３ｍｍ１及び呼び径２０Δ（外径２７．２
ｍｍ、肉厚２．８ｍｍ１といったサイズの配管が最も多
く使用されている。最近は材料の強度を向上し、肉厚を
１０〜１５％減少して軽量化する試みも行なわれている
。
１．肉厚２．３ｍｍ１及び呼び径２０Δ（外径２７．２
ｍｍ、肉厚２．８ｍｍ１といったサイズの配管が最も多
く使用されている。最近は材料の強度を向上し、肉厚を
１０〜１５％減少して軽量化する試みも行なわれている
。
これ等の配管は使用部位に応じて曲げ加工が行われる他
、両端にねじ加工を施し、可鍛鋳鉄製管継手（ソケット
）にねじ込まれて使用される。
、両端にねじ加工を施し、可鍛鋳鉄製管継手（ソケット
）にねじ込まれて使用される。
鋼管製配管の問題点は重量と耐食性であり、ソケットを
含まない呼び径＋ＯＡの鋼管重量は０４８５１ ｋｇ／
ｒｅであり、ソケットを含まない呼び径２θＡの鋼管重
量は１．６８ｋｇ／＋＋＋である。強度を向上させた鋼
管でも上記重量より１０〜１５％軽くなる程度で、例え
ば新幹線の車両では１車当り２００ｋｇ以上の重量を占
めている。しかして高速車両においては当然軽量化が望
まれているが、鋼管では限界がある。
含まない呼び径＋ＯＡの鋼管重量は０４８５１ ｋｇ／
ｒｅであり、ソケットを含まない呼び径２θＡの鋼管重
量は１．６８ｋｇ／＋＋＋である。強度を向上させた鋼
管でも上記重量より１０〜１５％軽くなる程度で、例え
ば新幹線の車両では１車当り２００ｋｇ以上の重量を占
めている。しかして高速車両においては当然軽量化が望
まれているが、鋼管では限界がある。
また配管は前述のように鋼管にＺｎメツキ等の防食処理
が施されて使用されるが、このような処理を施しても使
用期間がある範囲を越えると錆が発生する。特に管内面
に発生する錆は蓄積され、空気配管としての性能を低下
させる。
が施されて使用されるが、このような処理を施しても使
用期間がある範囲を越えると錆が発生する。特に管内面
に発生する錆は蓄積され、空気配管としての性能を低下
させる。
即ち腐食生成物が曲げ部に堆積して目詰り現象を起す。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、従来の鋼管と同じ
強度と気密性を有し、耐食性に優れた軽量の鉄道車両用
アルミニウム合金製空気配管を開発したものである。
強度と気密性を有し、耐食性に優れた軽量の鉄道車両用
アルミニウム合金製空気配管を開発したものである。
即ち本発明配管の一つは、管端末部に接続用ねじを設け
た鉄道車両用空気配管において、配管をＭ ｇ ！、
５〜３．５ ｗｔ％（以下ｗｔ％を％と略記）含み、残
部Ａｌと通常の不純物からなるＡｌ合金で形成したこと
を特徴とするもので、管端末部の接続ねじを転造ねじと
するとよい。
た鉄道車両用空気配管において、配管をＭ ｇ ！、
５〜３．５ ｗｔ％（以下ｗｔ％を％と略記）含み、残
部Ａｌと通常の不純物からなるＡｌ合金で形成したこと
を特徴とするもので、管端末部の接続ねじを転造ねじと
するとよい。
また本発明配管の他の一つは、管端末部に接続ねじを設
けた鉄道車両用空気配管において、配管をＭｇ １．５
〜３．５％含み、更にＭｎ０．０５〜０．５％、 Ｃ
ｒ０．０５〜０．５％、 Ｚ ｒ ０．０５〜０．２
５ｗｔ％の範囲内で何れか１種又は２種以上を含み、残
部Ａｌと通常の不純物からなるＡｌ合金で形成したこと
を特徴とするもので、管端末部の接続ねじを転造ねじと
するとよい。
けた鉄道車両用空気配管において、配管をＭｇ １．５
〜３．５％含み、更にＭｎ０．０５〜０．５％、 Ｃ
ｒ０．０５〜０．５％、 Ｚ ｒ ０．０５〜０．２
５ｗｔ％の範囲内で何れか１種又は２種以上を含み、残
部Ａｌと通常の不純物からなるＡｌ合金で形成したこと
を特徴とするもので、管端末部の接続ねじを転造ねじと
するとよい。
本発明配管は上記組成のＡｌ合金からなり、Ｍｇ含有量
を１．５〜３．５％と限定したのは、ＭｇはＡｌ中に固
溶して強度を向上するも、含有量が１．５％未満では強
度向上が不十分であり、３．５％を越えると中間相を析
出し、応力腐食割れに対して極めて悪い効果を示すよう
になるためである。特に床下に用いられる配管は環境温
度が５０℃以上となることがあり、この場合は中間相の
析出が更に進む。この中間相は伸びが少なく、応力腐食
割れに対して極めて悪い。
を１．５〜３．５％と限定したのは、ＭｇはＡｌ中に固
溶して強度を向上するも、含有量が１．５％未満では強
度向上が不十分であり、３．５％を越えると中間相を析
出し、応力腐食割れに対して極めて悪い効果を示すよう
になるためである。特に床下に用いられる配管は環境温
度が５０℃以上となることがあり、この場合は中間相の
析出が更に進む。この中間相は伸びが少なく、応力腐食
割れに対して極めて悪い。
Ｍｎ、Ｃｒ、Ｚｒは応力腐食割れや靭性を改善するも、
その含有量をＭ ｎ ０．０５〜０．５％。
その含有量をＭ ｎ ０．０５〜０．５％。
Ｃｒ ０．０５〜０．５％、 Ｚ ｒ ０．０５〜０
．２５ｗｔ％の範囲内で何れか１種又は２種以上と限定
したのは、何れも下限未満ではその効果が不十分であり
、上限を越えるとその効果が飽和するばかりか、曲げ性
を低下するためである。
．２５ｗｔ％の範囲内で何れか１種又は２種以上と限定
したのは、何れも下限未満ではその効果が不十分であり
、上限を越えるとその効果が飽和するばかりか、曲げ性
を低下するためである。
本発明配管は上記組成からなり、管端末の接続ねじを転
造ねじとすることにより、更に強度を高め、従来の鋼管
と同等又はそれ以上の強度を示すようになる。これは加
工硬化によりねじ部の強度が向上することと、切削と異
なり、ねじの谷部の肉厚が厚くなるためと考えられる。
造ねじとすることにより、更に強度を高め、従来の鋼管
と同等又はそれ以上の強度を示すようになる。これは加
工硬化によりねじ部の強度が向上することと、切削と異
なり、ねじの谷部の肉厚が厚くなるためと考えられる。
以下本発明を実施例について説明する。
第１表に示す従来の耐食塗装付ＳＧＰ （炭素鋼管）Ａ
〜Ｃと１１種類のＡｌ１合金Ｄ−Ｎ（Ｄ〜■は本発明例
、Ｊ−Ｎは比較例）について、鉄道車両用空気配管を造
り、その特性（継手付き引張試験９曲げ加工性、気密性
、応力腐食割れ性、耐食性）を比較した。その結果と総
合判定結果を第１表に併記した。表中総合判定結果につ
いて、空気配管として適しているものをＡ。
〜Ｃと１１種類のＡｌ１合金Ｄ−Ｎ（Ｄ〜■は本発明例
、Ｊ−Ｎは比較例）について、鉄道車両用空気配管を造
り、その特性（継手付き引張試験９曲げ加工性、気密性
、応力腐食割れ性、耐食性）を比較した。その結果と総
合判定結果を第１表に併記した。表中総合判定結果につ
いて、空気配管として適しているものをＡ。
やや適さないものをＢ、不適当と認められるものをＣで
表わした。
表わした。
Ａｌ合金からなる空気配管は、Ａｌ合金を溶解後、脱ガ
ス処理を行い、その後連続鋳造法により外径２１９閤の
押出ビレットに鋳造し、これを３００ ｍｍに切断して
４００℃に加熱した後、外径４０ｍｍ肉厚５＋ｎ＋ｎの
管に押出した。これを冷間引抜で外径１７Ｊｍｍの第１
表に示す肉厚の管に成形した。尚合金成分的に析出効果
があるＡｌ合金管ＪとＫについては最終成形直前に焼入
れ処理を施した後、引抜きを行ってＴ３仕様とした。ま
た析出効果のないＡｌ合金管については、最終引抜き後
、焼鈍処理を行なった。
ス処理を行い、その後連続鋳造法により外径２１９閤の
押出ビレットに鋳造し、これを３００ ｍｍに切断して
４００℃に加熱した後、外径４０ｍｍ肉厚５＋ｎ＋ｎの
管に押出した。これを冷間引抜で外径１７Ｊｍｍの第１
表に示す肉厚の管に成形した。尚合金成分的に析出効果
があるＡｌ合金管ＪとＫについては最終成形直前に焼入
れ処理を施した後、引抜きを行ってＴ３仕様とした。ま
た析出効果のないＡｌ合金管については、最終引抜き後
、焼鈍処理を行なった。
継手付き引張試験はアムスラー型引張試験機で破断する
時の荷重を測定した。曲げ加工性は曲げ半径２５＋ｎｍ
のＩｌｈげ型に沿ってｄｌｌげ加工を行ない、割れや座
屈の発生有無を調査し、割れや座屈が発生しない加工性
が良好なものをＡｌ割れや座屈がわずかに認められるも
のをＢ１割れや座屈が著しく、曲げ加工して用いられる
空気配管には不適当なものをＣで表わした。気密性は片
端にめくら栓を取付け、圧縮空気を封入して漏れを水中
浸漬法により調べ、全く漏れがないものをＡ、ねじ部の
気密性が劣るものをＢ、漏れが発生したものをＣで表わ
した。応力腐食割れ性はｌｌ５Ｈ８７１１ｒアルミニウ
ム合金材料の応力腐食割れ試験方法」に従い、３．５％
ＮａＣ１水溶液に１０分浸漬し、５０分乾燥する交互浸
漬試験を２ケ月間実施し、割れ発生の有無を調べ、割れ
の発生がないものをＡｌ小さな割れが認められるものを
Ｂ１大きな割れが認められるものをＣて表わした。
時の荷重を測定した。曲げ加工性は曲げ半径２５＋ｎｍ
のＩｌｈげ型に沿ってｄｌｌげ加工を行ない、割れや座
屈の発生有無を調査し、割れや座屈が発生しない加工性
が良好なものをＡｌ割れや座屈がわずかに認められるも
のをＢ１割れや座屈が著しく、曲げ加工して用いられる
空気配管には不適当なものをＣで表わした。気密性は片
端にめくら栓を取付け、圧縮空気を封入して漏れを水中
浸漬法により調べ、全く漏れがないものをＡ、ねじ部の
気密性が劣るものをＢ、漏れが発生したものをＣで表わ
した。応力腐食割れ性はｌｌ５Ｈ８７１１ｒアルミニウ
ム合金材料の応力腐食割れ試験方法」に従い、３．５％
ＮａＣ１水溶液に１０分浸漬し、５０分乾燥する交互浸
漬試験を２ケ月間実施し、割れ発生の有無を調べ、割れ
の発生がないものをＡｌ小さな割れが認められるものを
Ｂ１大きな割れが認められるものをＣて表わした。
第１表から明らかなように転造ねじを有する本発明配管
Ｄ〜■は、何れも継手付引張試験。
Ｄ〜■は、何れも継手付引張試験。
曲げ加工性、気密性では従来の鋼管Ａ−Ｃと同等又はそ
れ以上の特性を示し、応力腐食割れ性は全く認められず
、耐食性については、従来の鋼管Ａ−Ｃが全面で激しく
錆びたのに対し、浅い孔食で止まっており、腐食生成物
は０．Ｉａｎ以下とほとんど発生しない。
れ以上の特性を示し、応力腐食割れ性は全く認められず
、耐食性については、従来の鋼管Ａ−Ｃが全面で激しく
錆びたのに対し、浅い孔食で止まっており、腐食生成物
は０．Ｉａｎ以下とほとんど発生しない。
これに対し本発明の合金組成より外れる比較例■く〜Ｎ
では、曲げ加工性、気密性、応力腐食割れ性、耐食性の
一つ以上が劣る。また本発明の合金組ｌ戊であっても、
接続用ねじに切削ねじを形成した比較例Ｊは、接続用ね
じ部における気密性が劣る。
では、曲げ加工性、気密性、応力腐食割れ性、耐食性の
一つ以上が劣る。また本発明の合金組ｌ戊であっても、
接続用ねじに切削ねじを形成した比較例Ｊは、接続用ね
じ部における気密性が劣る。
このように本発明配管によれば、鉄道車両用空気配管に
要求される品質をすべて満足し、特に耐食性の点でほと
んど腐食生成物を発生しないことは、空気配管として目
詰り事故の防止に極めて有効であり、更に本発明配管は
防食塗装が不要なため、作業性を改善し、しかも従来の
鋼管に対し、１ｍ当りの重量が半減し、新幹線では１車
両当たり １００ｋｇも軽量化することができる等、工
業上顕著な効果を奏するものである。
要求される品質をすべて満足し、特に耐食性の点でほと
んど腐食生成物を発生しないことは、空気配管として目
詰り事故の防止に極めて有効であり、更に本発明配管は
防食塗装が不要なため、作業性を改善し、しかも従来の
鋼管に対し、１ｍ当りの重量が半減し、新幹線では１車
両当たり １００ｋｇも軽量化することができる等、工
業上顕著な効果を奏するものである。
Claims (4)
- （１）管端末部に接続用ねじを設けた鉄道車両用空気配
管において、配管をＭｇ１．５〜３．５ｗｔ％含み、残
部Ａｌと通常の不純物からなるＡｌ合金で形成したこと
を特徴とする鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管。 - （２）管端末部の接続用ねじを転造ねじとする請求項１
記載の鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管。 - （３）管端末部に接続用ねじを設けた鉄道車両用空気配
管において、配管をＭｇ１．５〜３．５ｗｔ％含み、更
にＭｎ０．０５〜０．５ｗｔ％、Ｃｒ０．０５〜０．５
ｗｔ％、Ｚｒ０．０５〜０．２５ｗｔ％の範囲内で何れ
か１種又は２種以上を含み、残部Ａｌと通常の不純物か
らなるＡｌ合金で形成したことを特徴とする鉄道車両用
アルミニウム合金製空気配管。 - （４）管端末部の接続用ねじを転造ねじとする請求項３
記載の鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1318629A JP2798284B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1318629A JP2798284B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03177681A true JPH03177681A (ja) | 1991-08-01 |
| JP2798284B2 JP2798284B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=18101271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1318629A Expired - Fee Related JP2798284B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 鉄道車両用アルミニウム合金製空気配管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2798284B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1318629A patent/JP2798284B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2798284B2 (ja) | 1998-09-17 |
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