JPH03177664A - リードバルブ - Google Patents

リードバルブ

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JPH03177664A
JPH03177664A JP31468589A JP31468589A JPH03177664A JP H03177664 A JPH03177664 A JP H03177664A JP 31468589 A JP31468589 A JP 31468589A JP 31468589 A JP31468589 A JP 31468589A JP H03177664 A JPH03177664 A JP H03177664A
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JP
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reed valve
lead
fluid pressure
reeds
reed
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Kazufumi Takeya
武谷 一史
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はリードバルブに関し、特に、耐久性および流
量特性を向上させることのできるリードバルブに関する
ものである。
(従来技術およびその問題点〕 一般に、2サイクルエンジンの吸気用のリードバルブと
しては、断面が略三角形に形成された所謂バンガロータ
イプのリードバルブが用いられており、この種のリード
バルブは、第3図に示すように、内部に流体の通過孔2
3.24を有するケースコップリード22の傾斜面22
a、22bに、弾性を有する薄板から形成されるリード
25.26を前記通過孔23.24をそれぞれ覆うよう
に配置し、さらに、このリード25.26の上面に先端
側が上方に湾曲しているとともに、前記リード25.2
6の開放角度を制限するストッパ27.28を配置し、
さらに、前記リード25.26およびストッパ27.2
8の後端部をねし29.30によって前記ケースコップ
リード22に一体に固着して構成されている。
そして、常態では、前記ケースコップリード22の各通
過孔23.24は前記各リード25.26によってそれ
ぞれ閉塞されていて、前記ケースコンプリー122の内
方と外方との圧力差によって、前記リード25.26が
上下方向に移動して前記通過孔23.24を開放し、前
記ケースコップリード22の内方から外方へ向がう流体
の流れを許し、また逆方向の流れは前記リード25.2
6がその弾性によって前記通過孔23.24を閉塞する
ことによって制止するようになっている。
しかしながら、上記のような従来のものにあっては、ク
ランクケースの流路内に取りつけた場合に、流体の流れ
方向に対して各リード25.26の設置角度が異なるた
めに、各リード25.26に作用する流体圧に差が生じ
ることになり、そのため、流体圧が大きく作用する方の
リードが開きやすくなって各リード25.26の開閉タ
イミングにずれが生しる−とともに、各リード25.2
6の開閉角度にも差が生じることになる。
その結果、開きやすい方のリードが高リフトして破損し
てしまったり、各リード25.26の開閉タイミングの
ずれによって吹き返し現象が発生して流量が低下してし
まったりするなどの問題点を有していた。
この発明は上記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって、流体の流れ方向に対して各リードの
設置角度が異なって各リードに作用する流体圧に差が生
じても、各リードの流体圧に対する開閉タイミングおよ
、び開閉角度を同一にすることができ、それによってリ
ードの破損を防止することができて耐久性を向上させる
ことができるとともに、吹き返し現象の発生を阻止して
流量の低下を防止することができて流量特性を向上させ
ることのできるリードバルブを提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの発明は、2サイクル
エンジン等の吸気用に用いられるバンガロータイプのリ
ードバルブであって、このリードバルブは、断面が三角
形状をなすとともに、各傾斜面に流体の通過孔をそれぞ
れ有するケースコップリードと、このケースコップリー
ドの各傾斜面に−それぞれ設けられ、流体圧に応じて前
記各通過孔を開閉するリードと、このリードの上限角度
を規制するストッパとを具え、流体圧が前記各リードに
対して異なった作用方向で作用した際、各リードが流体
圧によってその開閉タイミングおよび開閉角度を同一に
作動する手段を採用したものであり、さらに、前記各リ
ードのうち流体圧が大きく作用する方のリードの板厚は
もう一方のリードの板厚よりも厚く形成される手段を採
用したものであり、また、前記各リードのうち流体圧が
大きく作用する方のリードの有効長さはもう一方のリー
ドの有効長さよりも短く形成されている手段を採用した
ものであり、そして、前記各ストッパのうち流体圧が大
きく作用する方のストッパの曲率半径はもう一方のスト
ッパの曲率半径よりも大きく形成されており、前記各ス
トッパのうち流体圧が大きく作用する方のストッパの曲
率の起点はもう一方のストッパの曲率の起点よりも先端
方向に位置しており、前記各ストッパのうち流体圧が大
きく作用する方のストッパのリフト量はもう一方のスト
ッパのリフト量よりも小さく形成されている手段を採用
したものである。
〔作用〕
この発明は前記の手段を採用したことにより、流体の流
れ方向に対する各リードの設置角度が異なって各リード
に作用する流体圧に差が生したとしても、各リードの流
体圧に対する開閉タイミングおよび開閉角度を同一にす
ることができることになり、したがって、開閉角度の不
一致によるリードの破損および開閉タイミングのずれに
よる吹き返し現象の発生等を確実に防止できることにな
る。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第1図にはこの発明によるリードバルブの一実施例が示
されていて、この実施例に示すリードバルブlは、断面
が略三角形に形成された所謂バンガロータイプのリード
バルブであって、内部に流体の通過孔3.4を有するケ
ースコップリード2の傾斜面2a、2bの上面に、弾性
を有する薄板から形成されるリード5.6を前記通過孔
3.4をそれぞれ覆うように配置し、さらに、このリー
ド5.6の上面に先端側が上方に湾曲しているとともに
、前記リード5.6の開放角度を制限するストッパ7.
8を配置し、さらに、前記リード5.6およびストッパ
7.8の後端部をねし9、IOによって前記ケースコン
プリー12に一体に固着して構成されている。
そして、上記のように構成されるリードバルブ1は、第
2図に示すように、クランクケース11内の流体の流れ
方向に対してやや傾斜している流路12内に取りつけら
れることになり、それによって、リードバルブ1の各リ
ード5.6の流体の流れ方向に対する設置角度はそれぞ
れ異なり、各リード5.6に各通過孔3.4を介して作
用する流体圧に差が生じることになる。
この場合、前記各リード5.6のうち流体圧が大きく作
用する方(流体の流れ方向に対して正体に近い方)のリ
ード6の板厚L1は、もう一方のリード5の板厚t2よ
りも厚く形成されている。
したがって、前記リードバルブlに流体が作用した際に
、前記各リード5.6に作用する流体圧に差が生しても
、各リード5.6の開閉タイミングおよび開閉角度を一
致させることができることになり、開閉角度の不一致に
よるリードの破損や開閉タイミングのずれによる吹き返
し現象の発生を確実に防止できることになる。
その結果、リードの耐久性を向上させることができると
ともに、流量の低下も防止することができて流量特性を
向上させることができることとなる。
上記の場合、流体圧が大きく作用する方のり−ド6の有
効長さ11をもう一方のリード5の有効長さ12よりも
短くすること−によっても各リード5.6の開閉タイミ
ングおよび開閉角度を一致させることができるものであ
り、流体圧が大きく作用する方のストッパ8の曲率半径
R1をもう一方のストッパ7の曲率半径R2よりも大き
くすることによっても各リード5.6の開閉タイミング
および開閉角度を一致させることができるものであり、
流体圧が大きく作用する方のストッパ8の曲率の起点を
もう一方のストッパ7の曲率の起点よりもリードバルブ
lの先端方向に移動させても各リード5.6の開閉タイ
ミングおよび開閉角度を一致させることができるもので
あり、流体圧が大きく作用する方のストッパ8のリフト
量をもう一方のストンパフのリフト量よりも大きくする
ことによっても各リード5.6の開閉タイミングおよび
開閉角度を一致させることができるものである。
上記のようにこの考案によるリードパルプ1を用いれば
、リードパルプlを設置した場合に、各リード5.6の
流体の流れ方向に対する設置角度が異って各リード5.
6に作用する流体圧に差が生したとしても、各リード5
.6の開閉タイミングおよび各リード5.6の開閉角度
を一致させることができることになり、したがって、各
リード5.6の開閉角度の不一致による片方のリードの
破損や各リードの開閉タイミングのずれによる吹き返し
現象の発生等を確実に防止することができることになり
、リードの耐久性を向上させることができるとともに、
流量特性も著しく向上させることができることとなる。
[発明の効果] この発明は前記のように構成したことにより、各リード
に作用する流体圧に差が生じたとしても各リードの開閉
タイミングおよび開閉角度を一致させることができるこ
とになり、したがって、開閉角度の不一致によるリード
の破損を確実に防止することができて耐久性を向上させ
ることができることになるとともに、各リードの開閉タ
イミングのアンバランスによる吹き返し現象の発生も確
実に防止するとかできて流量の低下を防止することがで
きることになり、したがって、流量特性も著しく向上さ
せることができることになるなどの優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるリードパルプの一実施例を示す
断面図、第2図は第1図に示すものをクランクケースの
流路内に取りつけた状態を示す断面図、第3図は従来の
リードパルプを示す断面図である。 ■、21・・・・・・リードパルプ 2.22・・・・・・ケースコップリード2a、2 b
、 22 a、 22 b−・・・−傾斜面3.4.2
3.24・・・・・・通過孔5.6.25.26・・・
・・・リード7.8.27.28・・・・・・ストッパ
9、l0129.30・・・・・・ねじ11・・・・・
・クランクケース 12・・・・・・流路 LI   L  2・・・・・・厚さ 11 12・・・・・・有効長さ R,R,・・・・・・曲率半径 第1図 第2図 WM3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)2サイクルエンジン等の吸気用に用いられるバン
    ガロータイプのリードバルブであって、該リードバルブ
    は、断面が三角形状をなすとともに、各傾斜面(2a)
    (2b)に流体の通過孔(3)(4)をそれぞれ有する
    ケースコップリード(2)と、該ケースコップリード(
    2)の各傾斜面(2a)(2b)にそれぞれ設けられ、
    流体圧に応じて前記各通過孔(3)(4)を開閉するリ
    ード(5)(6)と、該リード(5)(6)の上限角度
    を規制するストッパ(7)(8)とを具え、流体圧が前
    記各リード(5)(6)に対して異なった作用方向で作
    用した際、各リード(5) (6)が流体圧によってその開閉タイミングおよび開閉
    角度を同一に作動することを特徴とするリードバルブ。 (2)前記各リード(5)(6)のうち流体圧が大きく
    作用する方のリード(6)の板厚 (t_1)はもう一方のリード(5)の板厚(t_2)
    よりも厚く形成されている請求項1記載のリードバルブ
    。 (3)前記各リード(5)(6)のうち流体圧が大きく
    作用する方のリード(6)の有効長さ(l_1)はもう
    一方のリード(5)の有効長さ(l_2)よりも短く形
    成されている請求項1記載のリードバルブ。 (4)前記各ストッパ(7)(8)のうち流体圧が大き
    く作用する方のストッパ(8)の曲率半径(R_1)は
    もう一方のストッパ(7)の曲率半径(R_2)よりも
    大きく形成されている請求項1記載のリードバルブ。 (5)前記各ストッパ(7)(8)のうち流体圧が大き
    く作用する方のストッパ(8)の曲率の起点はもう一方
    のストッパ(7)の曲率の起点よりも先端方向に位置し
    ている請求項1記載のリードバルブ。 (6)前記各ストッパ(7)(8)のうち流体圧が大き
    く作用する方のストッパ(8)のリフト量はもう一方の
    ストッパ(7)のリフト量よりも小さく形成されている
    請求項1記載のリードバルブ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5247912A (en) * 1991-12-24 1993-09-28 Performance Industries, Inc. Reed valve mechanism and method for constructing same
EP2949911A1 (de) * 2014-05-27 2015-12-02 MAN Truck & Bus AG Ventilplatteneinrichtung, insbesondere für eine filtervorrichtung für ein kraftfahrzeug

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JPH0183131U (ja) * 1987-11-25 1989-06-02

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