JPH03177245A

JPH03177245A - 用紙位置決め装置

Info

Publication number: JPH03177245A
Application number: JP1317146A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Okazawa; 一彦岡沢; Junichi Kimizuka; 純一君塚; Kaoru Sato; 馨佐藤; Toshiyuki Ito; 俊之伊藤; Akihisa Kusano; 草野　昭久; Makoto Abe; 誠阿部; Satohiko Inuyama; 犬山　聡彦; Masanori Ishizu; 雅則石津
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-12-06
Filing date: 1989-12-06
Publication date: 1991-08-01
Anticipated expiration: 2013-12-24
Also published as: JP2840093B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機又はレーザービームプリンタ等の電子
写真方式を用いた記録装置の用紙位置決め装置に係わり
、詳しくは用紙の幅方向の位置を制御する用紙位置決め
装置に関する。

（ＩＩ）従来の技術従来の用紙位置決め装置が適用されている記録装置の一
例を第５図に基づいて説明する。

同図において、記録装置１はサイズの異なる用紙Ｓをそ
れぞれ収納している上下のカセット３１．３２を有して
いる。カセット３１（又は３２）の用紙Ｓは、給紙ロー
ラ３３によりカセット３１から給紙され、さらにレジス
トローラ３５及び搬送ローラ３６により矢印方向に回転
する感光ドラム３７に給送される。レーザービーム装置
３９及び図示しない原稿装置により形成された感光ドラ
ム３７のトナー像は転写ローラ４０により用紙Ｓに転写
される。トナー像を転写後の用紙Ｓは定着器４１により
定着されて下流側のフラッパ４２に排出される。

通常の画像記録の場合には、定着器４１から排出される
用紙Ｓは、フラッパ４２．４３と上方のガイド板４５に
ガイドされ、排出ローラ４６により排出トレイ４７上に
排出される。また、用紙Ｓに両面記録を行なう場合には
、定着器４１を排出した用紙Ｓはフラッパ４２により下
方にガイドされ、さらに搬送ローラ４９，５０及びフラ
ッパ５１を介して積載台５２上に搬送されて積載される
。

上記の積載台５２には、用紙Ｓの幅方向に移動可能の１
対の横レジスト板５３と搬送ローラ５６及び上記横レジ
スト板５３の移動位置を検知するセンサ５５センサ等か
らなる用紙位置決め装置か配設されている。上記横レジ
スト板５３は、用紙位置決め装置内に用紙Ｓがされると
きには、用紙Ｓの側部から離隔した基準位置（ホームポ
ジション）に移動され、横レジスト板５３が上記基準位
置に戻ったのを上記センサにより検知して横レジスト板
５３を駆動するステッピングモータを停止させていた。

そして、用紙位置決め装置内に用紙Ｓが搬送されてくる
と、時間あるいはパルス数の制御によりステッピングモ
ータを駆動して、横レジスト板５３を所定位置に移動し
て用紙の位置合せを行なっていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、上述した従来の記録装置における用紙位
置決め装置においては、横レジスト板５３の基準位置（
ホームポジション）にあるセンサ５５、例えばフォトイ
ンタラプタ等は、受光素子のスリットの幅が約０．５ｍ
ｎ＋程あって、ホームポジションにおける横レジスト板
５３の誤差は少なくとも０．５ｍｌ１１以上となってい
る。また、センサ５５の取りつけ位置誤差をも含めると
、横レジスト板５３の誤差はさらに大きくなる。

元来、記録装置においては、記録紙Ｓへの記録位置を正
確にするために、主走査方向において記録紙Ｓの位置合
せを行なっているが、上述した横レジスト板５３の誤差
、即ち記録紙Ｓの誤差では、記録された画像のずれか大
きくなってしまう不具合がある。

そこて、本発明は、用紙位置決め板を基準位置（ホーム
ポジション）に戻す前に、用紙位置決め板を一旦基準位
置と反対側方向に所定量駆動する手段を設けることによ
り、用紙位置決め板を正確に基準位置に合せるようにし
た用紙位置決め装置を提供することを目的とするもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は上述事情に鑑みなされたものであって、例えば
第１図を参照して示すと、記録装置（１）の用紙（Ｓ）
の幅方向に互いに連動して進退しての用紙の幅を整合す
る１対の用紙位置決め板（５，６）と、該用紙位置決め
板（５，６）を正逆両方向（９，１０）に駆動する駆動
手段（７）と、前記用紙位置決め板（５，６）の移動範
囲の少なくとも一つの端部を基準位置（１２ａ）として
前記用紙位置決め板（５，６）の移動を規制する基準部
材（１２）と、前記基準位置（１２ａ）からの用紙位置
決め板（５，，６）の移動量を所定の条件により制御す
る第１の移動量制御手段（１９）と、前記用紙位置決め
板（５゜６）が前記基準位ｊｉｌ（１２ａ）に付近に到
達したことを検知する基準位置センサ（１５ａ）と、前
記用１紙位置法め板（５，６）を前記基準位置（１２ａ
）に戻す時に前記基準位置センサ（１５ａ）検知後の用
紙位置決め板（５，６）の移動量を制御する第２の移動
量制御手段（２０）と、を備える用紙位置決め装置にお
いて、前記用紙位置決め装置（１）の電源ＯＮ時及びリ
セット時に、前記用紙位置決め板（５，６）を前記基準
位置センサ（１５ａ）から外れるまで一旦移動させる第
１の移動開始制御手段（２１）と、前記第１の移動開始
制御手段（２１）による用紙位置決め板（５゜６）の移
動動作終了後に用紙位置決め板（５゜６）を前記基準位
！（１５ａ）に移動させる第２の移動開始制御手段（２
２）を備えることを特徴とする。

（ホ）作用以上構成に基づき、電源ＯＮ又は記録装置（１）をリセ
ットすると、用紙位置決め板（５゜６〉は、基準位置（
１２ａ）とは反対側に移動し、所定時間又は所定ステッ
プ駆動後、用紙位置決め板（５，６）は基準位置（１２
ａ）方向へ反転移動する。その後、基準位置（１２ａ）
がＯＮになると、その時点から所定時間又は所定ステッ
プ数計数後に用紙位置決め板（５，６）は基準位置（１
）に停止する。

なお、上述カコ内の符号は図面を参照するために示すも
のであって、本発明の構成をなんら限定するものではな
い。

（へ）実施例第１図は本発明の第１の実施例を示す用紙位置決め装置
の平面図、第２図は同じくフローチャートを示している
。

積載台２は、第５図の横レジスト板５３と同様に、画像
が形成された用紙Ｓを積載するものであって、矢印３方
向から用紙Ｓが搬送されてくる。

積載台２の前端部（図において下端部）には、用紙Ｓの
両側部にそれぞれ対向可能の１対の用紙位置決め板５．
６が配設されている。

上記用紙位置決め板５，６の底部からは、腕部５ａ、６
ａが一側方（図において右方向）に突出していて、その
自由端には互い対向してるラック５ｂ、６ｂがそれぞれ
形成されている。このラック５ｂ、６ｂは、駆動源とし
てのステッピングモータ７の出力軸に固着されたピニオ
ン７ａにそれぞれ噛合しており、ステッピングモータ７
の正逆回転により上記用紙位置決め板５．６は、矢印９
で示す接近方向又は矢印１０で示す離隔方向に連動して
移動可能になっている。符号ＣＬは、位置決め後の用紙
Ｓの搬送方向の中心線を示している。

なお、上記用紙位置決め板５．６は、図示しないガイド
手段により、矢印９．１０方向に移動可能に支持されて
いる。上記ステッピングモータ７及びラック５ｂ、６ｂ
等により、用紙位置決め板５．６を駆動する駆動部１１
が構成されている。

上記ステッピングモータ７と反対側に位置する用紙位置
決め板５の側方には、用紙位置決め板５．６の移動範囲
の少なくとも一方（すなわち搬送ローラ５６の矢印１０
方向の移動）を規制する基準部材１２か固定されており
、この基準部材１２は上記用紙位置決め板５が当接する
基準位置（ホームポジションと６いう）１２ａを有して
いる。

用紙位置決め板６の外側部には、センサフラグ１５ｂが
突設されており、このセンサフラグ１５ｂは、用紙位置
決め板５が上記基準位置１２ａ近傍に位置したときに、
積載台２に固設されているフォトセンサ（基準位置セン
サ）１５ａにより検知されるようになっている。上記フ
ォトセンサ１５ａ及びセンサフラグ１５ｂにより、用紙
位置決め板５，６の位置を検知する検知部１５が構成さ
れている。

上記ステッピングモータ７の回転動作は、制御装置１６
により制御されており、この制御装置１６は、時間又は
パルス数の計測により、基準位置１２ａからの用紙位置
決め板５の移動量を制御する第１の移動量制御手段１９
を有している。

また、用紙位置決め板５．６が矢印１０方向のｍ隔方向
に移動するとき、搬送ローラ５６は基準位置１２ａ近傍
においてフォトセンサ１５ａにより検知されるが、この
検知後の用紙位置決め板５．６の移動量は、制御装置１
６の第２の移動量制御手段２０により制御されている。

記録装置１の電源ＯＮ時及びリセット時には、用紙位置
決め板５，６は、制御装置１６の第１の移動開始制御手
段２１により制御されて、センサフラグ１５ｂがフォト
センサ１５ａから離隔するまで移動させられる。また、
移動開始制御手段２１による用紙位置決め板５．６の上
記動作終了後は、用紙位置決め板５．６は、第２の移動
開始制御手段２２により制御されて基準位置１２ａの方
向へ移動を開始させられる。

次に、上述構による用紙位置決め装置の動作を第２図に
より説明する。

同図において、記録装置１の電源ＯＮ時又はリセット時
に（Ｓｔｅｐｌ）　　用紙位置決め板５．６は、移動開
始制御手段２１により制御されて基準位置１２ａとは反
対側に移動させられる（　５ｔｅｐ２）。ステッピング
モータ７を所定時間又は所定ステップ数駆動後（Ｓｔｅ
ｐ３）　　用紙位置決め板５．６は第２の移動開始制御
手段２２の制御により、基準位３７１２　ａ側への駆動
に反転される（Ｓｔｅｐ４）。

その７表、センサフラグ１５ｂによりフォトセンサ１５
ａがＯＮとなると（Ｓｔｅｐ５　）　、この時点から所
定時間又は所定ステップ数係数したのち（Ｓｔｅｐ６　
）　、第２の移動量制御手段２０により用紙位置決め板
５，６の移動は停止される（　５ｔｏｐ７）。

用紙位置決め板５．６を上記のように駆動することによ
り、用紙位置決め板５．６は正確に基準位置（ホームポ
ジション）１２ａに合せられ、さらに、基準部材１２へ
の用紙位置決め板５の突き当てによる異音やラック５ｂ
、６ｂの歯飛び現象は防止されている。

第３図は、本発明の第２の実施例のフローチャートを示
している。

同図において、記録装置１の電源ＯＮ時又はリセット時
（Ｓｔｅｐ２１　）に、用紙位置決め板５．６が基準位
置１２ａ付近にあるか否かをチエツクしく５ｔｅｐ２２
　）　、用紙位置決め板５．６が、基準位置１２ａ付近
にない場合には、基準位置１２　ａへの用紙位置決め板
５．６の移動制御に入る（　５ｔｅｐ２５〜５ｔｅｐ２
８　）　。

上記５ｔｅｐ２２において、用紙位置決め板５，６が基
準位ｌ　１２　ａ付近にある場合には、用紙位置決め板
５，６を一端基準位置１２ａと反対側に移動しく５ｔｅ
ｐ２３　）　、フォトセンサ（基準位置センサ）１５ａ
がＯＦＦになったら（Ｓｔｅｐ２４　）　、用紙位置決
め板５の駆動方向を反転して基準位置１２ａへ移動させ
る。以下、用紙位置決め板５，６は、第１の実施例と同
様に行なう。なお、５ｔｅｐ４において、フォトセンサ
（基準位置センサ）１５ａのＯＮ１０　Ｆ　Ｆを見るか
わりに、所定時間又は所定ステップ数を係数して、５ｔ
ｅｐ２５へ移るタイミングを決定してもよい。

第４図は、本発明の第３の実施例としての用紙位置決め
装置の平面図を示してている。なお、第１の実施例にお
けるものと同じ働きのものは同一符号で表わしてその説
明は省略する。

同図において、用紙位置決め板５，６の適所には、用紙
位置決め板５．６を互いに接近させる向きに作用する１
対の引っ張りばね２５，２６がそれぞれ張設されている
。ステッピングモータ７の通常の動作時には、上記引っ
張りばね２５，２６の弾力よりもステッピングモータ７
の駆動力が大きくなっているので、上記引っ張りばね２
５，２６の引っ張り力は無視することができる。

電源ＯＦＦ時又はリセットによりステッピングモータ７
の駆動が切れると、用紙位置決め板５゜６は上記引っ張
りばね２５，２６の弾力により中心線ＣＬ方向に戻り、
用紙位置決め板６に設けられたセンサフラグ１５ｂもフ
ォトセンサ１５ａをＯＦＦする状態になる。

この状態で電源をＯＮ又はリセット状態からセット状態
に復帰したときに、用紙位置決め板５゜６は直ちに基準
位置１２ａ方向への移動を開始して、以下第１の実施例
の第２図に示すフローチャートの５ｔｅｐ４以降の制御
を行なうことにより、第１及び第２の実施例と同様の効
果が得られる。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によれば、用紙位置決め板が
フォトセンサ（基準位置センサ）を検知した後、用紙位
置決め板を所定時間駆動して基準位置に用紙位置決め板
を突き当てることによリ、用紙位置決め板を正確に基準
位置に戻すことができる。電源ＯＮ時及びリセット時等
の用紙位置決め板の位置が正確に解らない時は、用紙位
置決め板を一旦基準位置から離隔させてから基準位置に
戻すことにより、用紙位置決め板を基準位置に突き当て
るときのステッピングモータの変調動作及びギヤの歯飛
びによる騒音を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す用紙位置決め装置
の平面図、第２図は同じく用紙位置決め装置のフローチ
ャート、第３図は本発明の第２の実施例を示す用紙位置
決め装置のフローチャート、第４図は本発明の第３の実
施例を示す用紙位置決め装置の平面図、第５図は従来の
用紙位置決め装置が適用されている記録装置の縦断側面
図である。１・・・記録装置　　　２・・・積載台５．６・・・用
紙位置決め板　　　７・・・ステッピングモータ（駆動
手段）　　　１２・・・基準部材、１２ａ・・・基準位
置（ホームポジション）１５・・・検知部　　　１５ａ
・・・フォトセンサ（検知手段）　　　　１９・・・第
１の移動量制御手段、２０・・・第２の移動量制御手段
　　　２１・・・第１の移動開始制御手段　　　２２・
・・第２の移動開始制御手段　　　２５．２６・・・引
っ張りばね（移動手段）　　　Ｓ・・・用紙

Claims

【特許請求の範囲】１、記録装置の用紙の幅方向に互いに連動して進退して
の用紙の幅を整合する１対の用紙位置決め板と、該用紙
位置決め板を正逆両方向に駆動する駆動手段と、前記用
紙位置決め板の移動範囲の少なくとも一つの端部を基準
位置として前記用紙位置決め板の移動を規制する基準部
材と、前記基準位置からの用紙位置決め板の移動量を所
定の条件により制御する第１の移動量制御手段と、前記
用紙位置決め板が前記基準位置付近に到達したことを検
知する基準位置センサと、前記用紙位置決め板を前記基
準位置に戻す時に前記基準位置センサ検知後の用紙位置
決め板の移動量を制御する第２の移動量制御手段と、を
備える用紙位置決め装置において、前記用紙位置決め機構の電源ＯＮ時及びリセット時に、前記用紙位置決め板を前記基準位置センサ
から外れるまで一旦移動させる第１の移動開始制御手段
と、前記第１の移動開始制御手段による用紙位置決め板
の移動動作終了後に用紙位置決め板を前記基準位置に移
動させる第２の移動開始制御手段を備えることを特徴と
する用紙位置決め装置。２、前記用紙位置決め板に対する駆動が切れたときに、
用紙位置決め板を少なくとも前記基準位置から離隔する
位置に移動させる移動手段を設けたことを特徴とする請
求項１記載の用紙位置決め装置。