JPH03177104A - 圧電共振子 - Google Patents

圧電共振子

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JPH03177104A
JPH03177104A JP31721489A JP31721489A JPH03177104A JP H03177104 A JPH03177104 A JP H03177104A JP 31721489 A JP31721489 A JP 31721489A JP 31721489 A JP31721489 A JP 31721489A JP H03177104 A JPH03177104 A JP H03177104A
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tuning fork
piezoelectric
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gap
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Hiroaki Kaida
弘明 開田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば小型で高性能のカスケード接続型の圧
電フィルタに通用し得る圧電共振子の構造に関するもの
である。
〔従来技術〕
近年、カスケード接続型の圧電フィルタにおいてコンパ
クト化を図ることを目的として、例えば第5図fan、
 (blに示すようなものが提案されている。
同1iU (a+に示す圧電フィルタ51では、単一の
圧電基板52の一端部側から複数のスリット521乃至
521が刻設されて音叉部53.54が形成されている
。上記音叉部53.54の片面側及び他面側(不図示)
に対応させてそれぞれ複数の電極55乃至58等(上記
圧電基板52の他面側に形成されている電極は不図示)
が設けられており、上記各音叉部53.54に対応する
これら複数の電極はカスケード接続されている。
そして、上記音叉部53と54との間の距離aは、該音
叉部53.54への相互の圧電振動の伝播を圧電フィル
タとしての機能を損なわない程度減衰させ得るような値
に設定されている。
他方、同図(blに示す圧電フィルタ59では、前記圧
電フィルタ51と基本的構造を略同様とする。
即ち、単一の圧電基板60の一端部側から複数のスリッ
ト60.乃至601が刻設されて音叉部61.62が形
成されている。上記音叉部61゜62の片面側及び他面
側(不図示)に対応させてそれぞれ複数の電極63乃至
66等(上記圧電基板60の他面側に形成された電極は
不図示〉が設けられており、音叉部61.62に対応す
るこれら複数の電極がカスケード接続されている。
そして、上記音叉部61と62との間には、該音叉部6
1.62への相互の圧電振動の伝播を圧電フィルタとし
ての機能を損なわない程度tIIL衰させ得るようなス
リット67が刻設されている。
上記したように構成された各圧電フィルタ51゜59で
は、例えば各音叉部側にスペーサが隙間を介して配設さ
れると共に、このスペーサ及び圧電基板を中心としてそ
の両面に、上記音叉部を空隙を介して囲むようにして被
覆シートが接着固定される。
即ち、上記各圧電フィルタ51.59においては、単一
の基板上に複数の音叉部を形成することによりコンパク
ト化を図ろうとするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上記圧電フィルタ51.59では、前述した
ように、単一の圧電基板52.60上に複数の音叉部5
3.54及び61.62がそれぞれ形成されていること
から、音叉部53.54の間の距離aをあけたり音叉部
61.62の間にスリット67を設けても、音叉部相互
への圧電振動の伝播を完全に遮断してアイソレーシヨン
を確実にすることができず、性能的に劣るという欠点が
あった・ 更に、上記圧電フィルタ51において、性能を向上させ
ようとしてaの距離を大きくすると、素子自体の大型化
を招くこととなり好ましくない。
そこで、本発明の目的とするところは、各音叉部間での
アイソレーシヨンが確実に達成されて且つコンパクトな
カスケード接続型の圧電フィルタを横威し得る圧電共振
子を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、平面略直角四角形状の
複数の圧電基板の各一端部側にそれぞれ複数のスリット
を刻設することにより音叉部を形成すると共に、各音叉
部の先端側を間隙を介して対向させて上記複数の圧電基
板を配設し、上記複数の圧電基板を中心としてその両面
に上記音叉部を空隙を介して囲む被覆シートを設けた点
に係る圧電共振子である。
〔作用〕
本発明に係る圧電共振子では、各別の圧電基板上にそれ
ぞれ音叉部が形成されていることから、音叉部相互への
圧電振動の伝播は略完全に遮断されて確実なアイソレー
シヨンをとることができる。
更に、上記音叉部が間隙を介して対向し得るように各圧
電基板が配設されていることから、従来の素子の場合の
ようにスペーサ等の部品を用いることなく、コンパクト
化された圧電共振子を提供し得る。即ち、圧電基板相互
が従来のスペーサを兼ねる。
そして、上記圧電共振子の各音叉部に対応して設けられ
る複数の電極をカスケード接続することにより、各音叉
部間でのアイソレーシヨンが確実に達成されたコンパク
トなカスケード接続型の圧電フィルタが提供される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る圧電共振子の
外観を示す斜視図、第2図1a)は上記圧電共振子を分
解した状態での斜視図、同1!I(blは同図ta+に
おけるA矢視平面図、第3図は上記圧電共振子の等価回
路図、第4図は上記圧電共振子を用いて構成されたカス
ケード接続型の圧電フィルタの特性を示すグラフである
この実施例に係る圧電共振子1では、第11!1第2図
(a)、 (b)及び第3図に示す如く、平面略直角四
角形状の例えば2枚の圧電基板2.2′の各−端部側か
ら複数のスリット2.乃至2c及び2a乃至2fが刻設
されている。上記スリット2.乃至2eにより腕部3m
、3bが形成されて、圧電基板2における音叉部3がt
i戒されている。又、上記スリット2j乃至2Iにより
腕部4m、4bが形成されて、圧電基板2′における音
叉部4が構成されている。上記音叉部3.4が5咳圧電
共振子1の圧電撮動部分となる。
そして、上記音叉部3.4の先端側が間隙を介して対向
し得るように、上記2枚の圧電基板22′が配設されて
いる。
上記圧電基板2の片面側であって、音叉部3を構成する
スリット2bの周縁近傍の一方に第2電極5が形成され
ており、該第2電極5は引出端子T、に接続されている
。上記スリット2bの周縁近傍の他方には第1電極6が
形成されており、該第1電極6は引出端子T、に接続さ
れている。
上記圧電基板2の他面側(第2図(bl参照)であって
、上記音叉部3の第1.第2電極6,5と対向する位置
に第3電極9が形成されており、該第3電極9は、引出
端子T2に接続されている。
上記圧電基板2′の片面側(前記圧電基板2の片面側と
同一面側〉であって、音叉部4を構成するスリット2e
の周縁近傍の一方に第1電極7が形成されており、該第
1電極7は引出端子TGに接続されている。上記スリッ
ト2eの周縁近傍の他方には第2電極8が形成されてお
り、該第2電極8は引出端子Taに接続されている。
上記圧電基板2′の他面側(第2図(b)参照)であっ
て、上記音叉部4の第1電極7と対向する位置には第3
電極10が形成されており、該第3電極10は、前記第
2電極8と共に前記引出端子T。
に接続されている。
上記音叉部4を構成する第2電極8と対向して第4電極
11が形成されており、該第4電極11は引出端子T、
に接続されている。
上記のようにして各音叉部3.4に対応させてそれぞれ
複数の電極が形成され、例えば上記引出端子T3とT6
との間に所定の結合容量のコンデンサを介在させると共
に、引出端子T、、T6をアースすることにより、2個
の音叉部3.4をカスケード接続してなる圧電フィルタ
が構成される。
尚この場合、上記引出端子T3とT6との間に介在され
るコンデンサは、上記圧電基板2.2′上に設けても良
く、又、当該圧電共振子1から独立した状態で設けても
よい。
更に、本実施例に係る圧電共振子1においては、上記圧
電基板2.2′を中心としてその両面に被覆シート13
.13が接着固定されている。この場合、上記音叉部3
,4の振動スペースを確保し得るように、上記被覆シー
)13.13上の上記音叉部3,4と対応する位置には
凹部131゜(13,)が刻設されている。
尚、上記のような凹部13.に代えて、上記圧電基板2
.2′に被覆シート13を接着固定する為の接着層の形
状を上記音叉部3.4を囲むようにして無端状に形成し
たものを用いてもよい。
上記のようにtitされた圧電共振子1においては、音
叉部3の腕部3m、3k及び音叉部4の腕部4..4.
においてそれぞれ同等の振動を得ることができ、該音叉
部3.4がそれぞれ各別の圧電基板2.2′上に形成さ
れていることから、音叉部相互への圧電振動の伝播は略
完全に遮断されて確実なアイソレーシヨンをとることが
できる。
更に、上記音叉部3.4が間隙を介して対向し得るよう
に圧電基板2.2′が配設されていることから、従来構
造の場合のようにスペーサ等の部品を用いることなく、
コンパクト化された圧電共振子を提供し得る。!pち、
圧電基板2.2′相互が従来のスペーサを兼ねる。
そして、上記圧電共振子1の各音叉部3.4に対応して
設けられる複数の電極をカスケード接続することにより
、各音叉部間でのアイソレーシヨンが確実に連成された
コンパクトなカスケード接続型の圧電フィルタが提供さ
れる。
上記のように構成された圧電フィルタの特性を第4図に
示す。
尚、本実施例においては、2個の圧電基板2゜2′のそ
れぞれに音叉部3.4を設けて構成した場合を例に説明
したが、更にそれ以上の個数の圧電基板にそれぞれ音叉
部を形成すると共に、該音叉部の先端側が間隙を介して
対向し得るように複数の圧電基板を配設して構成するよ
うにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、平面略直角四角形状の複数
の圧電基板の各一端部側にそれぞれ複数のスリットを刻
設することにより音叉部を形成すると共に、各音叉部の
先端側を間隙を介して対向させて上記複数の圧電基板を
配設し、上記複数の圧電基板を中心としてその両面に上
記音叉部を空隙を介して囲む被覆シートを設けたことを
特徴とする圧電共振子である。
従って、上記圧電共振子を用いることにより、各音叉部
間でのアイソレーシヨンが確実に遠戚されて且つコンパ
クトなカスケード接続型続型の圧電フィルりを114共
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る圧電共振子の外観を示
す斜視図、第2図(alは上記圧電共振子を分解した状
態での斜視図、同図(blは同図fatにおけるA矢視
平面図、第3図は上記圧電共振子の等価回路図、第4図
は上記圧電共振子を用いてti威されたカスケード接続
型の圧電フィルタの特性を示すグラフ、第5図(al、
 (blはそれぞれ本発明の背量技術を説明するための
従来の圧電フィルタの構造を示す斜視図である。 〔符号の説明〕 l・・・圧電共振子 2.2′・・・圧電基板 2、乃至2I・・・スリット 3.4・・・音叉部 13・・・被覆シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.平面略直角四角形状の複数の圧電基板の各一端部側
    にそれぞれ複数のスリットを刻設することにより音叉部
    を形成すると共に、各音叉部の先端側を間隙を介して対
    向させて上記複数の圧電基板を配設し、上記複数の圧電
    基板を中心としてその両面に上記音叉部を空隙を介して
    囲む被覆シートを設けたことを特徴とする圧電共振子。
JP31721489A 1989-12-06 1989-12-06 圧電共振子 Expired - Lifetime JPH07101833B2 (ja)

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JPH03177104A true JPH03177104A (ja) 1991-08-01
JPH07101833B2 JPH07101833B2 (ja) 1995-11-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5394123A (en) * 1991-03-13 1995-02-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ladder type filter comprised of stacked tuning fork type resonators

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5394123A (en) * 1991-03-13 1995-02-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Ladder type filter comprised of stacked tuning fork type resonators

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