JPH0317699B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、梱包装置より詳しくはパレツト上に
積載した被梱包物を簡易な手段で、パレツトと共
に縦方向にバンドがけ梱包すると共に梱包した被
梱包物を任意の集積場所に簡単に移動することが
できるようにした梱包装置に関する。

〔従来の技術〕

従来パレツト上に積載した被梱包物をパレツト
と共にバンドがけ梱包する装置としては特開昭56
−48909号に開示されているようなコンベアライ
ン中に介設したパレツトのフオーク差込口に挿脱
自在のスライドアーチと該スライドアーチの下方
に配設した固定アーチを備える自動梱包機を被梱
包物に可及的接近離間可能に設けたものや、実公
昭58−33044号公報に開示されている如くパレツ
トのフオーク差込口内に挿脱自在のスライドアー
チとコンベアライン上の被梱包物周囲を縦方向に
取り囲むように形成されたバンド案内アーチとを
連結離脱自在に設け、このバンド案内アーチを梱
包機本体に連結して成るものが実用化されてい
る。

〔発明が解決すべき問題点〕

これら従来手段はいずれも大型の機械となり設
置スペースを大きくとり、高価且つ複雑な機械で
あるため工場敷地が狭いところや、設備投資に消
極的にならざるを得ない企業には適当でないもの
であつた。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明はこれらの従来技術の欠点を排除し、簡
易な構成から成る小型、安価な梱包装置を提供せ
んとするもので、その特徴とするところは、第１
に梱包に要する諸機構を備える梱包機本体と、自
走式フオークリフトとから成り、該自走式フオー
クリフトのフオークの基部上に梱包機本体を、該
本体の前面をフオーク先端方向に対向して載置
し、かつ該本体の略中央から下縁に至りバンドウ
エイを設けると共に、該バンドウエイの下端から
前記フオークの先端方向に至り梱包用バンドを通
過離脱自在に形成したバンド案内体を設けたこと
にある。

第２に、前記梱包機本体の前面の上端から本体
内の梱包に要する諸機構に至る開閉自在のバンド
案内フラツプから成る上バンドウエイを設けると
共にこの上バンドウエイのバンド案内フラツプ内
に外周を臨ませた駆動ローラを設け、且つ該駆動
ローラに上バンドウエイ内に挿入された梱包用バ
ンドを介して連動回転する遊動ローラを前記バン
ド案内フラツプに回転自在に軸承したことにあ
る。そして、 第３に、上記構成に加え、上端に半アーチの下
端を取付け、該半アーチの先端をフオーク先端部
上方に臨ましめ略Ｌ字形状に成し、且つ該半アー
チ内に平時は閉じているよう付勢された開閉自在
のバンド案内フラツプを有する他のバンドウエイ
を設けると共に、該バンド案内フラツプの先端部
でバンド案内フラツプ内に外周を臨ませた駆動ロ
ーラにバンドを介して連動回転する遊動ローラを
前記バンド案内フラツプに回転自在に軸承したこ
とを特徴とする。

前記梱包機本体は、複数台のものとし、これに
対応する数のバンド案内体を設けることができ
る。又、バンド案内体をフオークに設けることが
できる。

〔作 用〕

上記第１発明は、梱包機本体から繰り出された
バンドが、バンドウエイから、フオークと共にパ
レツトのフオーク差込口内に挿入されたバンド案
内体をへて、前記差込口の反対側へ飛び出したバ
ンド先端を被梱包物へ巻回し、本体の梱包に要す
る機構へ挿入して、パレツトと共に被梱包物をバ
ンド掛け梱包する。

第２発明においては、前記バンドを被梱包物へ
巻回して、上バンドウエイ上端のバンド案内フラ
ツプの駆動ローラ及び遊動ローラ間へバンド先端
を挿入し、両ローラにより付与された走行力でバ
ンドは前記梱包に要する機構へ達し、バンド掛け
梱包が行われる。

また、第３発明によれば、前記上バンドウエイ
の上端に連通する半アーチの先端へバンド先端を
挿入して、バンドを前記半アーチ内のバンド案内
フラツプに設けた駆動ローラ及び遊動ローラ間で
バンドが梱包に要する機構へ送られ梱包を行う。

〔実施例〕

以下、本発明の詳細を図示の実施例にもとづき
説明する。

第１図〜第４図において、１０は自走式フオー
クリフトで、構成は既知のものであるので詳細は
省略するが、車輪を備える車体上に運転席１１を
有し、前方に昇降自在のフオーク１２，１３が設
けられている。

１４はエンジン駆動などの小型発電機で、梱包
機駆動用の電源となる。また２０は梱包機で、バ
ンド案内アーチを有しないいわゆる横型半自動梱
包機で、本体２１内に既知の梱包に必要な諸機
構、すなわちバンド供給、引締、切断の各機構を
備え、第１図において本体２１の開閉自在な前面
板２２の中央で下方向に梱包用バンドを本体２１
外へ供給するバンドウエイ２３が設けられてい
る。

このバンドウエイ２３は前記本体前面板２２の
中央から本体下縁に至り設けられ、本体内のバン
ド供給機構に一端が開口し、他端を前記本体下縁
に開口したもので、公知の発条により平時は閉じ
ているよう付勢された開閉自在のバンド案内フラ
ツプ２５を有し、バンド引戻し、引締め時にバン
ドにより押開かれる。２６はバンド挿入口で、前
記バンド供給機構の近接位置に設けたバンド先端
把持機構へ至る通路が形成されている。２４はバ
ンドリールで本体上部に設けられる。

上記梱包機本体２０は第２図及び第４図に示す
実施例では、２台２０，２０′が、その前面板２
２を有する本体前面をフオークリフト１０前方向
に向けて略密接して取り付けられている。すなわ
ち、第３図に示すように梱包機本体２１の背面板
をフオーク１２の後端と一体に連結された基板１
５にボルト、ナツト等で固定し、又梱包機本体２
１の底板をフオーク１２の基部１６上に載置し同
様に固定して取り付ける。一方の梱包機２０′も
同様にしてフオーク１３に取り付ける。

一方、フオークリフト１０のフオーク１２，１
３には、該フオーク１２，１３と共に、パレツト
Ｐのフオーク差込口内に挿脱されるバンド案内体
３０，３１が取り付けられている。すなわち、第
１図及び第２図に示す実施例においては、フオー
ク１２，１３の、フオークリフト１０の車体左右
外方で長手方向側面に上向き略コ字状に形成した
バンド案内体３０，３１が、該バンド案内体３
０，３１の上端面をフオーク１２，１３の上面よ
り突出させない位置で取り付けられる。又、第３
図及び第４図に示す実施例では、フオーク１２，
１３の、フオークリフト１０の車体左右外方で長
手方向端縁をＬ字形状に切欠穿設した段部に前述
のものと同様、上向き略コ字状に形成したバンド
案内体３０，３１を該案内体３０，３１の側面あ
るいは底面適宜個所を前記段部にスポツト溶接そ
の他で固着し、あるいは該案内体を取り外し自在
にビス止め等して固定する。

従つて、前述した梱包機本体２０のフオーク上
への取付けに際しては、少なくも本体前面のバン
ドウエイ２３，２３の下端が上記バンド案内体３
０，３１の梱包機本体２０側端部と屈曲片を介し
てバンドを移送自在に連結する位置になるよう配
設する。通常バンド案内体３０，３１とバンドウ
エイ２３，２３は同一平面上に位置することにな
る。

尚、このバンド案内体３０，３１は、フオーク
１２，１３をパレツトＰのフオーク差込口に挿脱
する際パレツトＰの他部に接触しない位置であれ
ばフオーク１２，１３とは別個に取り付けても良
い。又、第３図に示すようにバンドウエイ２３，
２３下端とバンド案内体３０，３１の左端連結部
は湾曲形成され円滑にバンドが送り出せるように
なつている。

叙上の実施例では、梱包機を２台フオーク上へ
取り付けたものについて説明したが、１台の梱包
機をもつて構成することも可能であることは言う
迄もない。この場合は、バンド案内体も１つとな
り、被梱包物Ｗの中央部を縦方向にバンド掛けす
るためには梱包機本体に連結するバンド案内体を
パレツトのフオーク差込口に挿脱可能の位置で両
フオーク１２，１３のできるだけ中央に配置す
る。

また、第１図に示す実施例では、供給されたバ
ンド先端を本体内に挿入するバンド挿入口２６を
バンドウエイ２３の上部（従つて本体中央）に設
けたものについて説明したが、このバンド挿入口
２６をバンドウエイ２３の本体上端とすることも
可能である。すなわち第５図及び第６図に示すよ
うに梱包機本体２１の開閉自在の前面板２２のほ
ぼ中央で前述バンドウエイ２３の延長線上に溝部
を設け、この溝部に開閉自在のバンド案内フラツ
プを有するバンドウエイ４７を設ける。すなわち
本体上端頭部にバンド挿入片２６′を取付け、該
バンド挿入片２６′にバンド案内フラツプ４３の
他端を、本体内の図示せざるバンド先端把持機構
の上端に臨ましめるよう取付て構成されているも
のである。

すなわち、バンド案内フラツプ４３はバンド挿
入片２６′側端縁を曲折形成した断面Ｌ字状のフ
ラツプの側部にブラケツト４４を固着し、該ブラ
ケツト４４により遊動ローラ４５を回転自在に軸
承すると共に、該遊動ローラを、前記フラツプに
設けた切欠き４６よりフラツプ内に臨ませ、さら
に前述バンド案内フラツプ４３と略同様の長さで
本体端縁からバンド先端把持機構へ至り断面Ｌ字
形状の上バンドウエイ４７を設けこの上バンドウ
エイ４７の先端に設けた図示せざるブラケツトを
本体２１に取り付けた取付具４９により支持せし
める。５０は駆動ローラで前記上バンドウエイ４
７に設けた切欠よりベルトで駆動機構と連動する
プーリ５３を有する軸５４に設け前記遊動ローラ
４５と対向するようフラツプ４３内に臨ませる。
またこのバンド案内フラツプ４３はバネにより平
時はフラツプ４３がとじているように付勢してい
るが第５図において上バンドウエイ４７右端は、
フラツプ４３下端側面に当接しており、従つて、
フラツプ４３が閉じているとき両ローラ４５及び
５０間に少なくともバンド一枚の厚み分の間隙を
以て軸承されることとなる。

さらに、第７図及び第８図は他の実施例を示す
もので、前記上バンドウエイ４７の上端と下端を
連結する半アーチ６０が本体２１上部から本体前
方に略Ｌ字形状に突出するよう設けられている。
この半アーチ６０は、断面コ字状の枠体の開口部
をフオーク１２，１３方向に臨ましめたもので、
該半アーチ６０内に前掲上バンドウエイ４７の上
端と下端とを連結した他のバンドウエイ６１を設
け、該他のバンドウエイ６１下面を開閉自在と為
すバンド案内フラツプ６２がバネ６６を有するヒ
ンジ６７によりバンドウエイ６１の側面に取付ら
れている。また、該他のバンドウエイ６１の先端
のバンド案内フラツプ６２には第５図及び第６図
について説明したと同様の構成で駆動ローラ６
３、遊動ローラ６４がそれぞれ他のバンドウエイ
６１と対向するバンド案内フラツプ内に臨みバン
ド介して摺接回転自在に取り付けられている。第
７図に示す半アーチ６０先端の駆動ローラ６３
は、半アーチ６０に取り付けたモータ６５に直結
駆動される点が異なる。

尚、第７図及び第８図について説明した叙上の
実施例には、第５図及び第６図における構成を全
て必須のものとするものではない。すなわち、半
アーチ６０内のバンド案内フラツプ６２下端開口
部が本体上端縁からバンド先端把持機構へ連通し
ていればよいわけで、第５図及び第６図に示す実
施例の駆動ローラ５０及び遊動ローラ４５を省略
したものであつても、梱包用バンドの種類によつ
ては、半アーチ６０先端から挿入されたバンドを
半アーチ６０内の駆動及び遊動ローラ４５により
本体内のバンド先端把持機構へ充分送給すること
が可能である。

本発明の実施例は以上の構成から成り、次にそ
の作用について説明する。

第１図〜第３図の実施例においてパレツトＰ上
に積載した被梱包物に対し、フオークリフト１０
が自走してこれに接近し、フオーク１２，１３を
パレツトフオーク差込口内に挿入しながら、被梱
包物に対し梱包機本体前面２２を可及的に接近せ
しめる。次いで本体横のスイツチあるいは運転席
１１からの信号で、発電機１４で駆動する梱包機
２０が梱包用バンドをバンドウエイ２３を介し
て、フオーク１２，１３に沿つて設けたバンド案
内体３０，３１へ給送し、パレツトのフオーク差
込口の反対方向へバンドを送り出す。このバンド
の送り出し量は被梱包物の大きさに応じて公知の
タイマーなどで予かじめ設定されている。パレツ
トＰのフオーク差込口から飛び出したバンド先端
を作業者が手で持つて、バンドを被梱包物へ縦方
向に巻回し、次いで本体２０のバンド挿入口２６
より本体内へ挿入すると、この挿入によりバンド
先端把持機構のリミツトスイツチが作動し、バン
ド先端が固定され、同時にバンド本体内へ引き戻
され、被梱包物に対し引き締められる。このと
き、バンドはバンド案内体３０，３１より飛び出
し、パレツトごと被梱包物を緊縛し、緊縛状態で
バンド重合部間の接着、バンド供給端側の切断が
行われ、梱包の一工程が修了する。

次いで、必要に応じてフオークリフトを移動
し、任意の集積個所へ緊縛した被梱包物を運搬
し、該所でフオーク１２，１３を降ろし、パレツ
トより引き抜き更に同様の作業を繰り返す。

一方、第５図及び第６図に示す実施例では、フ
オーク差し込み口より飛び出したバンド先端を、
バンド挿入部２６′より本体上端のバンド案内フ
ラツプ４３内の常時回転している駆動ローラ５０
及び遊動ローラ４５間へ挿入すればバンドは瞬時
にバンド先端の把持機構へ達し、同時にバンド引
き戻し、引締、接着、切断の各工程が行われる。
バンド案内フラツプ内のバンドは引き戻しにより
バンド案内フラツプ４３を押し開き被梱包物へ密
着する。

また、第６図及び第７図に示す実施例によれ
ば、半アーチ６０内でモータ６５により常時回転
あるいは、バンド送り出し後所定時間回転する駆
動ローラ６３及び遊動ローラ６４間へ挿入すれ
ば、バンドウエイ６１を通過してバンド案内フラ
ツプ４３を有する上バンドウエイ４７へ到達し、
さらに該上バンドウエイ４７を通過して、バンド
先端把持機構へ達するかあるいは、上バンドウエ
イ４７上端で上記半アーチ内の駆動ローラ６３と
同期回転する駆動ローラ５０により瞬時にバンド
を本体内のバンド先端の把持機構へ到達せしめ、
前述第４図及び第５図について説明したと同様、
一の梱包工程を行う。

〔効 果〕

本発明は以上のように梱包に要する諸機構を備
える梱包機本体と、自走式フオークリフトとから
成り、該自走式フオークリフトのフオークの基部
上に梱包機本体を、該本体の前面をフオーク先端
方向に対向して載置し、かつ該本体の略中央から
下縁に至りバンドウエイを設けると共に、該バン
ドウエイの下端から前記フオークの先端方向に至
り梱包用バンドを通過離脱自在に形成したバンド
案内体を設けたから、極めて簡易の構成でパレツ
ト上の被梱包物を縦方向に梱包することができ、
設置スペースをとらない安価な梱包装置を提供す
ることができる。又、梱包後の被梱包物を任意の
集積個所へ移動することを梱包の連続工程として
行うことができ、従来の被梱包物の移動に広い設
置スペースを要する高価なコンベアラインを必要
とせず、実用的価値の高いものと言える。

また、本体前面で、該本体前面の上端から本体
内の梱包に要する諸機構に至り、平時は閉じてい
るよう付勢された開閉自在のバンド案内フラツプ
を有する上バンドウエイを設け、さらに該上バン
ドウエイのバンド案内フラツプ内に外周を臨ませ
た駆動ローラを設け、且つ該駆動ローラに上バン
ドウエイ内に挿入された梱包用バンドを介して連
動回転する遊動ローラを前記バンド案内フラツプ
に回転自在に軸承したから被梱包物と本体前面と
が完全に密着してフオークをパレツトに差し込ん
だ場合も簡単にバンドを本体内のバンド先端把持
機構へ送ることができるので、梱包能率を向上せ
しめることが可能となつた。

さらに、本体前面の上端から本体内の梱包に要
する諸機構に至り、平時は閉じているよう付勢さ
れた開閉自在のバンド案内フラツプを有する上バ
ンドウエイを設け、前記上バンドウエイの上端に
半アーチの下端を取付け、該半アーチの先端をフ
オーク先端部上方に臨ましめ略Ｌ字形状に成し、
且つ該半アーチ内に平時は閉じているよう付勢さ
れた開閉自在のバンド案内フラツプを有する他の
バンドウエイを設けると共に、該バンド案内フラ
ツプの先端部でバンド案内フラツプ内に外周を臨
ませた駆動ローラにバンドを介して連動回転する
遊動ローラを前記バンド案内フラツプに回転自在
に軸承したから、フオーク前方で作業者が位置を
変えずにバンドを本体内へ送り込むことができ、
より一層梱包作業及び被梱包物の運搬等の作業能
率を高めることができるものである。

尚、梱包機本体及びバンド案内体は、簡易に取
付け、取り外すことができるので、通常の独立し
たフオークリフトあるいは半自動梱包機としての
機能を損なうことがなく、また、従つて本発明梱
包装置の製造も極めて簡単であることが理解され
るものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示すもので、第１図及び
第２図はそれぞれ側面図及び平面図、第３図及び
第４図はバンド案内体の取付状態を示す一部断面
の側面図及び正面図、第５図及び第６図は、上バ
ンドウエイ部の部分拡大断面図、及び同部部分拡
大図、第７図及び第８図は半アーチを有する実施
例の部分図及び部分拡大断面図である。 Ｐ……パレツト、Ｗ……被梱包物、１０……フ
オークリフト、２０，２０′……半自動横型梱包
機、２５……バンドウエイ、３０，３１……バン
ド案内体、４７……上バンドウエイ、６０……半
アーチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 梱包に要する諸機構を備える梱包機本体と、
   自走式フオークリフトとから成り、該自走式フオ
   ークリフトのフオークの基部上に梱包機本体を、
   該本体の前面をフオーク先端方向に対向して載置
   し、かつ該本体の略中央から下縁に至りバンドウ
   エイを設けると共に、該バンドウエイの下端から
   前記フオークの先端方向に至り梱包用バンドを通
   過離脱自在に形成したバンド案内体を設けたこと
   を特徴とする梱包装置。 ２ 前記梱包機本体を複数台とし、複数のバンド
   案内体をそれぞれ並設した特許請求の範囲第１項
   記載の梱包装置。 ３ 前記バンド案内体をフオークリフトのフオー
   クに設けた特許請求の範囲第１項記載の梱包装
   置。 ４ 梱包に要する諸機構を備える梱包機本体と、
   自走式フオークリフトとから成り、該自走式フオ
   ークリフトのフオークの基部上に梱包機本体を、
   該本体の前面をフオーク先端方向に対向して載置
   し、かつ該本体の略中央から下縁に至りバンドウ
   エイを設けると共に、該バンドウエイの下端から
   前記フオークの先端方向に至り梱包用バンドを通
   過離脱自在に形成したバンド案内体を設け、さら
   に前記本体前面で、該本体前面の上端から本体内
   の梱包に要する諸機構に至り、平時は閉じている
   よう付勢された開閉自在のバンド案内フラツプを
   有する上バンドウエイを設け、さらに該上バンド
   ウエイのバンド案内フラツプ内に外周を臨ませた
   駆動ローラを設け、且つ該駆動ローラに上バンド
   ウエイ内に挿入された梱包用バンドを介して連動
   回転する遊動ローラを前記バンド案内フラツプに
   回転自在に軸承したことを特徴とする梱包装置。 ５ 前記梱包機本体を複数台とし、複数のバンド
   案内体をそれぞれ並設した特許請求の範囲第４項
   記載の梱包装置。 ６ 前記バンド案内体をフオークリフトのフオー
   クに設けた特許請求の範囲第４項記載の梱包装
   置。 ７ 梱包に要する諸機構を備える梱包機本体と、
   自走式フオークリフトとから成り、該自走式フオ
   ークリフトのフオークの基部上に梱包機本体を、
   該本体の前面をフオーク先端方向に対向して載置
   し、かつ該本体の略中央から下縁に至りバンドウ
   エイを設けると共に、該バンドウエイの下端から
   前記フオークの先端方向に至り梱包用バンドを通
   過離脱自在に形成したバンド案内体を設け、さら
   に前記本体前面で、該本体前面の上端から本体内
   の梱包に要する諸機構に至り、平時は閉じている
   よう付勢された開閉自在のバンド案内フラツプを
   有する上バンドウエイを設け、該上バンドウエイ
   の上端に半アーチの下端を取付け、該半アーチの
   先端をフオーク先端部上方に臨ましめ略Ｌ字形状
   に成し、且つ該半アーチ内に平時は閉じているよ
   う付勢された開閉自在のバンド案内フラツプを有
   する他のバンドウエイを設けると共に、該バンド
   案内フラツプの先端部でバンド案内フラツプ内に
   外周を臨ませた駆動ローラにバンドを介して連動
   回転する遊動ローラを前記バンド案内フラツプに
   回転自在に軸承したことを特徴とする梱包装置。 ８ 前記梱包機本体を複数台とし、複数のバンド
   案内体をそれぞれ並設した特許請求の範囲第７項
   記載の梱包装置。 ９ 前記バンド案内体をフオークリフトのフオー
   クに設けた特許請求の範囲第７項記載の梱包装
   置。