JPH03176818A - 光情報記録媒体への記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光情報記録媒体への記録方法に関し、さらに詳
しくは、追記型光ディスクへの記録方法に関する。

（従来の技術） 周知のように、光ディスク等の光情報記録媒体にあって
は、新たな情報を記録することのできる追記型光記録媒
体がある。

上述した媒体は、追記を行う場合、これから情報を記録
しようとする媒体内でのセクタが既に書き込みがなされ
ていないかを確認し、さらに、そのセクタにおいてトラ
ックはずれによる記録済み情報の破壊を招くサーボエラ
ーが発生しないかを確認するために読み出し光を用いて
そのセクタを走査した後、上述した確認項目が満足され
た上で、情報の書き込みを行い、そして、記録した情報
が正しいかどうかを確認（ベリファイ）するようになっ
ている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上述した追記方法にあっては、１情報を
記録してその情報の記録を確認するまでの間に、３段階
のプロセスを必要とし、結果として、媒体である光ディ
スクを最低でも３回転させることになり、この回転に要
する時間が記録動作全体のアクセスタイムの一部を占め
ることになる。

従って、このようなプロセスにおいては、転送速度の向
上を図る上で時間的なロスタイムが大きくなることが否
めない。

そこで、このような記録プロセス全体に要する時間を短
縮するために、上述したプロセスの数を減らすことも考
えられ、例えば、上述した最終段階のプロセスであるベ
リファイ動作を省略した場合には、記録された情報の信
頼性を保証することができず、記録された情報の信頼性
が著しく低下する虞れがある。

また、上述したプロセスを複数の記録再生ヘッドにより
実行することで転送速度を高めることも考えられるが、
この場合には、装置の大型化やコストアップを避けられ
なくなる。

そこで、本発明の目的は、上述した従来の追記型記録媒
体への記録方法における問題に鑑み、記録された情報の
信頼性を損ねることなく転送速度を高めることのできる
記録方法を得ることにある。

（課題を解決するための手段） この目的髪達成するため、本発明は、レーザビーム等の
高エネルギービームを用いて情報の記録再生が行われる
追記型の光情報記録媒体において、記録を行う前にその
記録が行われるディスク内でのセクタを、情報再生用フ
ォーカス・トラッキング動作に用いられる読み出し光で
走査し、その読み出し光の反射光量が所定の範囲内で変
動することを確認した後、上記セクタへの情報の記録を
行なうことを特徴としている。

（作　用） 本発明によれば、トラッキング状態の判定に用いられて
いたプリトラッキング時の反射光量を検知し、その反射
光量の変化が所定範囲内である良セクタにのみ情報の記
録が行われる。

（実　施　例） 以下、図面において本発明実施例の詳細を説明する。

図面は本発明実施例による記録方法を実行するために適
用される装置のブロック図である。

本実施例の特徴は、従来、フォーカスサーボ用およびト
ラッキングサーボ用にのみ用いられてい− るプリトラッキング時の反射光を利用し、この反射光の
光量を検知して媒体側の欠陥を走査時に検知することで
、プリトラッキングの時点で、情報の誤りを発生する虞
れのないセクタと判定した場合に限り、次プロセスの情
報記録を実行するようにして、今まで必要とされていた
ベリファイプロセスを省略して光ティスフの回転も少な
くした点にある。

すなわち、図において、光ティスフ等の記録媒体１は、
モータ２ＡによりｌＷ動されるターンテーブル２」二で
回転し、光ピツクアップ３により情報の記録再生が行わ
れる。

一方、プリ１へラッキングは、光ピツクアップ３により
、連続した光５を記録媒体１に照射することで行われ、
このとき、媒体１から反射された光ビームは、光ピツク
アップ３に戻り、光ピツクアップ３に接続されている検
出器６により電気イー号に変換される。

ところで、記録情報の誤りは、記録媒体内の記録層に生
じているピンホール等の欠陥や、媒体衣面あるいは基板
内部に存在するゴミ、傷により発生する。

従って、上述した記録媒体１からの反射光は、上述した
欠陥等に対応すると、そこからの反射光量が変化するこ
とになるので、この変化を判定することで記録しようと
するセクタの状態が判定できる。

すなわち、図面における検出器６からの電気信号は、反
射光量の変化を検知するための信号となるものであり、
この信号がコンパレータ７に入力されることにより、コ
ンパレータ７において、予め設定されている変動幅と比
較されることになる。

そして、コンパレータ７において検出器６からの信号が
予め設定されている変動幅を超えた場合には、欠陥信号
８がコンパレータ７から例えば、光ピツクアップ３のア
クセス制御を行うコンピュタ９に出力される。

コンピュータ９にあっては、上述した欠陥信号８が入力
されると、プリトラッキングしたセクタが不良であるこ
とを判断し、所定の別のセクタヘ情報を記録するように
光ピツクアップ３のアクセス状態を変更する。

また、」二連した欠陥信号８がコンピュータ９に入力さ
れない場合には、コンピュータ９は、プリトラッキング
したセクタへの情報記録を行わせるべく光ピツクアップ
３をアクセス制御する。

なお、上述したコンパレータ７における比較電位は予め
設定しておくことも可能であるが、実際の入力信号をサ
ンプリングしてその入力信号に対する比率等で設定する
方が多種の記録媒体に対応する」二で好ましい。

また、不良セクタと判定する基準は、記録再生システム
の冗長性等により異なり、各システムについて最適のレ
ベルを設定すれば良い。

（発明の効果） 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、従
来、トラッキング状態の判定にのみ利用されていたプリ
トラッキング時の反射光の光量を検知し、その光量の変
化が所定の変化量以内である良セクタにのみ情報を記録
するようにしたので５、プリトラッキングの時点でセク
タの状態を判定することが可能になることで、これまで
不可欠であったベリファイプロセスを省略することがで
き、しかも、そのプロセスがなくても信頼性の高い情報
記録ができ、これにより、記録動作に要するアクセスタ
イムを短縮することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施例による記録方法を実行するために適用
される記録装置の構成を説明するためのブロック図であ
る。 １・・・記録媒体、３・・・光ピツクアップ、６・・・
検出器、７・・・コンパレータ、８・・・欠陥信号、９
・・・コンピュータ。 ８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 レーザービーム等の高エネルギービームを用いて情報の
   記録再生が行われる追記型の光情報記録媒体において、 記録を行う前にその記録が行われるディスク内でのセク
   タを、情報再生用フォーカス・トラッキング動作に用い
   られる読み出し光で走査し、その読み出し光の反射光量
   が所定の範囲内で変動することを確認した後、上記セク
   タへの情報の記録を行なうことを特徴とする光情報記録
   媒体への記録方法。