JPH0317642Y2 - - Google Patents

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JPH0317642Y2
JPH0317642Y2 JP17870586U JP17870586U JPH0317642Y2 JP H0317642 Y2 JPH0317642 Y2 JP H0317642Y2 JP 17870586 U JP17870586 U JP 17870586U JP 17870586 U JP17870586 U JP 17870586U JP H0317642 Y2 JPH0317642 Y2 JP H0317642Y2
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JP
Japan
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pot
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bottom plate
inner pot
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JP17870586U
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、植木を植える植木鉢に係り、さら
に詳しく言えば、鉢植された植木の向きを簡単に
変えられるように意図された植木鉢に関する。
〔従来の技術〕
都市が発達し、人口が都市に集中するにつれ、
街中から緑が少なくなつてきた昨今では、植木が
室内に置かれることが多くなつている。植木を室
内に置くには、一般に植木鉢や、複数の植物を並
べて植えられるプランターとも称される矩形の容
器が利用され、また大きな物では、植える植木に
あわせて土をいれる箱体を作り、その中に植木を
植えていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、植物には、一般に太陽のある方向に
伸びる向日性と呼ばれる性質があり、上記のよう
に植木鉢やプランターを利用して植物を植えた時
には植木鉢やプランターを置く方向を変えてやら
なければ、真つ直ぐに伸ばすことはできない。ま
た、葉は日の当たる方が日陰になる方よりも沢山
茂り新芽も多いので、平均的に茂らせるためには
日照が均一になるように植木鉢などを置く位置や
向きを変える必要がある。これは鑑賞用の植木な
どでは特に問題になる。
しかしながら、大きな植木を並べて植えたもの
を室内においた場合などでは、この置く位置の変
更を行なうことが難しく、通常の状態では行なう
ことができないので、例えばホテルや公共施設の
ホールなどに置かれるものでは特にこのことが問
題になる。
この考案は、上記のような背景に鑑みてなされ
たもので、その目的は、特に大きな植木を鉢植え
する場合、その植木の向きを容易にかえることが
でき、均一に植木を成長させ得る植木鉢を提供す
ることにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にかかる植
木鉢は、植物が植えられる内鉢と、この内鉢を支
持する支持突起を内面に有し、該支持突起にてそ
の内鉢を回動自在に保持するとともに、内鉢の水
抜き孔から這出る植物の根を切る根切手段を備え
た外鉢とから構成されている。
〔作用〕
上記手段によれば、外鉢が回動自在に内鉢を支
持しているので、外鉢を固定したまま、内鉢を回
転させることによつて内鉢に植えられた植木を任
意の位置に向けることができ、これにより、植木
の伸びる方向を上方に向けることができるととも
に、一様に葉を茂らせることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の説明において、各実施例で同
一もしくは同一とみなせる構成要素には同一の符
号を付してある。
第1図はこの考案の第1の実施例を示す説明図
である。同図において、植木鉢1は、上方が開い
た有底円錐筒状の内鉢2と外鉢3とを備えてい
る。内鉢2はその外形が外鉢3の内径より若干小
径に形成され、外鉢3の底板4の上面4aから立
設された支持突起5の上面6に載置されている。
これにより、内鉢2は外鉢3の内面で回動自在に
支持された形態になる。
この場合、外鉢3の底板4には、湾曲したカツ
ター7がボルト8によつて取り付けられ、該カツ
ター7の先端に設けられた刃部9が水抜き孔10
を有する内鉢2の底板11の下面11aに摺動自
在に当接している。
上記のように構成された植木鉢1は、内鉢2に
植木12が植えられたうえで、外鉢3が例えば箱
体13内の土14に埋め込まれ、外面上は植木鉢
1がその箱体13内に埋められていることが見え
ないようにする。これにより一つの箱体13に複
数の植木12が並んで植えられていても、一本一
本の植木12はそれぞれが植えられた内鉢2を支
持突起5上で回転することにより独自に向きを変
更することができる。
一方、植木12は植えている間に根が張り、前
記水抜き孔10から根の先端が外鉢3側に這出て
くるが、この根は植木12の向きを変えるために
内鉢2を回転させると、カツター7の刃部9が内
鉢2の底板11の下面11aに当接して摺動する
ので根切りができ、内鉢2の回転を阻害すること
はない。この場合、上記内鉢2と外鉢3に素焼き
の物をもちいると、植木鉢1を含む箱体13に入
れてある土14の表面のいずれに散水しても、水
が外鉢3及び内鉢2を通過して内鉢2内の埴土1
5部分に達するので水持ちが良い。
水の通過をさらに向上させる方法としては、例
えば第2図に示すように、外鉢3に箱体13内の
土14と連通するための連通孔16を複数形成し
ておく方法があり、この構造により該連通孔16
から内鉢2水がより浸透し易くなる。したがつ
て、この場合には、特に外鉢3を蓋焼きのもので
作る必要はなく、例えば、合成樹脂や金属など材
料を用いても、同様の作用効果を奏することがで
きる。
合成樹脂や金属を用いて外鉢3を形成する場合
には、上記のように連通孔16を設ける他に、例
えば第3図に示すように、外鉢3の底板4に、貯
水部17を形成し、この貯水部17に溜まつた水
を利用して水持ちを向上させるようにすることも
できる。なお、この例の場合には、カツター7を
貯水部17の中央側の側壁に取り付けて、根切り
を行なうように配慮されている。
これとは逆に、箱体13内の土14から内鉢2
に対する水の浸透性を考慮すると、内鉢2と該土
14と距離がなるべく近い方が良い。また、外鉢
3は内鉢2を回動自在に支持できれば良いので、
外鉢3が内鉢2を包み込むように支持する必要は
ない。そこで、底板4を省略した外鉢3が考えら
れる。この例を第4図に示す。同図からもわかる
ように、外鉢3は無底の円錐筒状に形成され、下
側の内側面から支持突起5が内方に突設されてい
る。そして、内鉢2がこの支持突起5の上面6に
回動自在に支持されている。また、根を切るため
のカツター7はボルト8により該支持突起5下方
の内側面に取り付けられ、その刃部9が水抜き孔
10の開口部に対応する内鉢2の底板11の下面
11aに摺接し、前記と同様の根切り作用を行な
わせることができる。このように構成すると、箱
体13内の土14から直接内鉢2に水が浸透し、
浸透効率の向上を図ることができる。
なお、上記実施例では内鉢2および外鉢3を円
錐筒状としているが、単なる円筒状であつてもよ
いことは勿論である。
〔考案の効果〕
これまでの説明で明らかなように、外鉢の内面
に内鉢を回動自在に支持させるとともに、該外鉢
に根の根切手段を設けたこの考案によれば、必要
に応じて内鉢の水抜き孔から外部へ這出た根を切
りつつ、内鉢を回転させて植木の向きを変えるこ
とができるので、植木の伸びる方向の管理や、葉
の管理を簡単に行なえ、奇麗で整つた植木を室内
で成育し陳列することができる。
【図面の簡単な説明】
図は全てこの考案の実施例に係る植木鉢を説明
するためのもので、第1図は箱体の土に埋められ
た植木鉢を示す説明図、第2図は連通孔を外鉢に
設けた植木鉢の断面図、第3図は下部に貯水部を
設けた植木鉢の断面図、第4図は無底の外鉢を用
いた植木鉢の断面図である。 図中、1は植木鉢、2は内鉢、3は外鉢、4は
底板、4aは上面、5は支持突起、6は上面、7
はカツター、8はボルト、9は刃部、10は水抜
き孔、11は底板、11aは下面、12は植木、
13は箱体、14は土、15は埴土、16は連通
孔、17は貯水部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 植物が植えられる内鉢と、この内鉢を支持す
    る支持突起を内面に有し、該支持突起にて上記
    内鉢を回動自在に保持するとともに、上記内鉢
    の水抜き孔から這出た植物の根を切る根切手段
    を備えた外鉢とからなることを特徴とする植木
    鉢。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記外鉢が上方が開いた有底の円錐筒状に形成さ
    れていることを特徴とする植木鉢。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記外鉢が上下の端面が開放し、上方が開いた円
    錐筒状に形成されていることを特徴とする植木
    鉢。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記支持突起が上記外鉢の底板から上方に突出し
    ていることを特徴とする植木鉢。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記支持突起が外鉢の内側面から内方に突出して
    いることを特徴とする植木鉢。 (6) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記根切手段は上記外鉢の底板側に取り付けら
    れ、上記内鉢の底板の下面に刃部が当接するカ
    ツターであることを特徴とする植木鉢。 (7) 実用新案登録請求の範囲第1項において、上
    記根切手段は上記外鉢の内側面に取り付けら
    れ、上記内鉢の底板の下面に刃部が当接するカ
    ツターであることを特徴とする植木鉢。
JP17870586U 1986-11-20 1986-11-20 Expired JPH0317642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17870586U JPH0317642Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17870586U JPH0317642Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385056U JPS6385056U (ja) 1988-06-03
JPH0317642Y2 true JPH0317642Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=31121090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17870586U Expired JPH0317642Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

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Publication number Publication date
JPS6385056U (ja) 1988-06-03

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