JP4014324B2 - お墓の花立て - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はお墓の正面に設置する花立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
墓は一般に死人の骨を収容する為のものであって、その形態は色々あり、昔は我が国の古墳やエジプトのピラミットに見られるように、自分の権威を誇張する為に壮大な墓を構築する場合も多く見られるが、現代では図2に示すような形態の墓が一般的である。該墓は傾かないよう安定させる為に、大きな芝台1の上に下台2が、そして下台2には上台3が載り、該上台3には仏石4が載っているが、その間に蓮華5を有している。この蓮華5を使用しないで墓を構成する場合もある。そして仏石4の正面には南無阿弥陀仏や先祖代々之墓等の文字が刻削されている。
【0003】
同図に示しているお墓は比較的立派な形態を構成し、風化しにくく耐候性に優れた角型石を積み上げたものであるが、その他に花立て6、6を芝台1上に置き、両花立て6、6の間にはロウソク立てと線香立てを設けた香炉7を配置し、下台2の正面には供物台8を有している。さらに墓の形態によっても異なるが、この香炉7の正面に取り付けている蓋を開くことで、芝台1中央の空洞に死人のお骨が収容出来るように成っている場合が多い。
【0004】
花立て6は切り花を差し入れることが出来る一種の花瓶に相当する細長い筒が中心部に設けられ、この花立て筒に水を入れて花を生けている。図3は花立ての断面を示しているが、該花立て6の中心軸部には穴9が形成され、この穴9に花立て筒10が嵌っている。花立て筒10は一般に樹脂製又は耐食性に優れた金属製であって、内部に水を入れてはいるが差し入れた切り花は暫くして枯れてしまう。これは花立て筒10が小さいこともあるが、水が無くなる前に枯れてしまい、真夏ともなればほんの僅かな時間しか保つことが出来ない。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】
このように従来のお墓に備え付けている花立てには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、生けた花が長持ちするように、出来れば枯れることがないようにした花立てを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るお墓の花立ては切り花を生けるのではなく、花立てに花を植付け、生育させるようにしている。そして1年を通して咲いている花又は単に花にこだわることなく、お墓に相応しい草木を備える為に、花立てに形成した穴には植木鉢に相当する花立て筒を収容し、このこの花立て筒に土を入れて花の苗を植付けし、根から水分と栄養分を吸い上げて生育することが出来る。花立て筒の形態は限定しないが、基本的には従来の花立てに収容している花立て筒と基本形態は共通している。
【0007】
そして植木鉢に相当する花立て筒であるから、上から掛けた水の一部が排出されるように底には排水穴が形成されていて、又この花立て筒は取り外し出来る。すなわち、排水穴を有さない従来の花立て筒も兼用することが出来る構造と成っている。そして花立て本体には花立て筒を収容する穴底に、流れ出た水の排水路が設けられ、排水路は外部へ導かれている。又この花立て筒は底に設けている排水穴を閉じることが出来るように排水ネジ穴を設け、この排水ネジ穴にネジを螺合する場合もあり、同じ花立て筒に水を入れて切り花を生けることも出来る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】
図1は本発明の花立てを示している実施例であり、この花立てはお墓のベース又はその他適当な位置に配置される。花立て本体は墓と同じ材質の石が使用され、一般的には丈夫で風化しない御影石や安山岩等が用いられて所定の形状に加工されている。同図に示す花立て本体11は外側面12を滑らかな曲面にて形成した概略円柱型を成し、中心軸部には上端から所定の深さの穴13を有している。そして、穴13の底から外側面12へ繋がる排水路14を連続して形成している。
【0009】
上記穴13には花立て筒15が嵌っており、この花立て筒15には花を植えて生育させることが出来る。花立て筒15は筒体16とツバ17、それに上端ラッパ18を有していて、筒体16は穴13に収容され、外径の大きなツバ17は穴13に嵌らず、花立て本体11の上端面19に載っている。又筒体16の底には小さな排水穴20が形成され、上端ラッパ18から与えられた水の一部は排水穴20から穴13に流れ落ちることが出来、さらに排水路14から流出する。配水路14は同図に示すように外側面12へ導くことなく、穴13をそのまま下方へ延ばしてもよい。
【0010】
そして筒体16には土が入れられ、又適当な肥料を混入したところで花の苗を植え付けする。勿論、苗ではなくて種を蒔くことも出来、逆に花が咲いている状態で植付けすることも可能である。植付けられた苗は土から養分を吸い上げて生育し、適度に水を与えるならば枯れることなく長期間にわたって花が咲き誇るようになる。花の種類によっては1年を通して咲いているものもあり、特別に水を与えなくても雨水だけで枯れない花や草木もある。
【0011】
ところで、上記花立て筒15は花立て本体の穴13に固定されてはおらず、穴13に差し込まれた状態であることから、簡単に抜き取ることが出来る。従って別形態の花立て筒を差し込むことが出来るだけでなく、従来の花立て筒を取り付けして切り花を生けることも可能である。すなわち、同じ花立て本体11を使用することで、花立て筒に花の苗を植え付けしたり、切り花を生けたりすることが出来る。
【0012】
一方、同図に示している花立て筒15は筒体16の底に排水穴20を貫通し、この排水穴20から水は流れ出る。従って、この花立て筒15に水を入れて切り花を生けることは出来ない。そこで本発明では、上記排水穴を必要に応じて閉じることが出来るように、すなわち同じ花立て筒が切り花を生ける場合にも兼用することが出来るように排水ネジ穴を底に設ける。そして切り花を生ける場合にはこの排水ネジ穴にネジを螺合して閉じることが出来る。
【0013】
本発明の花立てを設置する墓の形態は特に限定せず、外側面に排水路の口があっても、奥側に向けることで外から見えるようなことはない。以上述べたように、本発明の花立ては穴の底に外部へ連通する排水路を設けると共に、該穴には底に排水穴を有す花立て筒を着脱自在に取り付けしたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0014】
【発明の効果】
本発明の墓の花立ては底に排水穴を有す花立て筒を着脱自在に取り付けすることが出来る。この花立て筒を取り付けすることで、該花立て筒に花の苗や草花を植え付けすることが出来、切り花を生けた場合に比較して花は長持ちし、お墓に花が常に咲き誇るようになる。花立て筒は底に排水穴が形成され、与えられた水の一部はこの排水穴から流れ落ち、さらに穴底に設けている排水路から外に流れ出るようになっていることから、根腐れを起こすことはない。
【0015】
そして花立て筒は着脱自在である為に、必要に応じて花立て筒と共に花を取り外し、セットした別の花立て筒に切り花を生けることも出来る。一方、筒体の底に排水ネジ穴を設けてネジを螺合するようにするならば、同じ花立て筒が切り花を生ける場合と花の苗を植付ける場合に兼用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の花立てを示す実施例。
【図2】一般的なお墓。
【図3】花立て筒をセットした従来の花立て断面図。
【符号の説明】
1 芝台
2 下台
3 上台
4 仏石
5 蓮華
6 花立て
7 香炉
8 供物台
9 穴
10 花立て筒
11 花立て本体
12 外側面
13 穴
14 排水路
15 花立て筒
16 筒体
17 ツバ
18 上端ラッパ
19 上端面
20 排水穴

Claims (1)

  1. お墓の正面に花を供える為の花立てにおいて、花立て本体の中心軸部には穴を有し、この穴底には外へ流れ出る排水路を連続して形成し、そして上記穴には底に排水ネジ穴を設けた花立て筒を取り付けし、該花立て筒は着脱自在とし、さらに排水ネジ穴には該排水ネジ穴を閉じる為のネジが螺合していることを特徴とするお墓の花立て。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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USD1022787S1 (en) 2021-12-20 2024-04-16 Simon Agar Vase

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