JPH0317637A - カメラシステム又は交換レンズ - Google Patents

カメラシステム又は交換レンズ

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JPH0317637A
JPH0317637A JP15259089A JP15259089A JPH0317637A JP H0317637 A JPH0317637 A JP H0317637A JP 15259089 A JP15259089 A JP 15259089A JP 15259089 A JP15259089 A JP 15259089A JP H0317637 A JPH0317637 A JP H0317637A
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JP
Japan
Prior art keywords
aperture
diaphragm
pulse
power supply
step motor
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Application number
JP15259089A
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English (en)
Inventor
Shinichi Matsuyama
眞一 松山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絞り動作機構等のカメラ動作機構の駆動源とし
てステップモータを用いたカメラシステム,交換レンズ
に関する。
〔従来の技術〕
従来、ステップモータを用いて絞りを駆動制御する絞り
制御装置は知られている。
該型式の絞り制御装置にあっては絞りの制御段数に対応
した数のパルスをステップモータに供給すれば絞りを任
意の絞り開口となすことが出来、その制御が極めて簡略
化される。
一方、該ステップモータにより絞り制御した後に、例え
ば絞りを開放から所定の絞り値までの絞り込むのに要す
る時間は上記モータへ供給されるパルス周期にて決定さ
れ、この周期を短くすればするほど短時間で所望の絞り
値へ絞りを移行させることが出来る。
従って上記ステップモータへのパルス周期を短くすれば
短時間の絞り制御が可能になるものの、ステップモータ
は必然的に動作できるパルス周期の限界を有しており、
これを越えた周期で駆動しようとしても応答せず駆動し
ない。
またこの限界周期はモータの電磁石が発生する磁力の大
きさに依存するから、モータの電磁石へ供給する電源が
大きければ、すなわちモータの電源電圧が高ければ限界
周期も短くなり、電源電圧が低ければ限界周期は長くな
る。
この為、従来は駆動時に供給され得る最低の電源電圧に
ても十分応答し得るパルス周期に設定されなければなら
ず、ステップモータを高速に駆動することが困難であっ
た。
特に電源に電池を利用するスチルカメラの様なシステム
では、新品電池使用時と長時間使用し弱った電池とでは
大きく電源電圧が異なる為、電源電圧が低くなった時を
考慮してパルス周期を設定すると、絞りをステップモー
タで高速に駆動することは非常に困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は電源の電圧レベルに応じて、カメラ動作機構の
駆動源としてのステップモータの駆動パルスの周期を可
変としたので、駆動速度を速《でき、しかも脱調するこ
とのないカメラシステム又は交換レンズを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に従って実施例を詳細に説明する。第工図は
本発明に係る電磁駆動絞り装置の分解斜視図を示し、又
電磁駆動絞り装置を鏡簡に組込んだ形態は第2図で示す
。符番lは環状地板で中央に撮影光の通過する開口を有
する。地板1の一部に軸受1aを有している。2は鏡簡
の中心を通る光軸と平行に配置したロータ軸で、軸2に
はロータマグネット3が固着されており、前記軸受1a
に軸支される一方、その先端にビニオンギャ4が結合さ
れている。ロータ軸の他方は扇面状の軸受板5にもうけ
られた軸受5aによって支持され、ロータマグネット3
を回転自在に支持している。このロータマグネット3は
例えばプラスチック・マグネットで作られ外周は分割的
に且つ交互に複数着磁がなされ、また異方配向されてい
るものとする。6と7はステータで、各ステータはフォ
ーク状の極歯6aと7aをそれぞれ数本づつ具え、図で
は両ステータを離して描いているが、実際には極歯6a
と7aが互いに接触しない様に交互に入り組んでいるも
のとする。また極歯6aと7aはロータ3の表面から等
間隔を保つ様に円弧に沿って配置されるものとする。尚
、ロータ3を挟んで対向的に設けられる別のステータ8
,9も同様の形態とする。
従ってロータ3の着磁縞は、ステータ6〜9の各極歯6
a〜9aに対向している。10と11は光軸と平行に配
置し鉄心で外周にコイル12.13が巻れている。さら
に鉄心10の一端はステータ7の穴7bを介して軸受板
5の穴5bにカシメられている。同様に鉄心IOの他端
はステータ6の穴6bを介して地板穴1bにカシメられ
ている。別の鉄心11も同様ステータ8,9の穴8b,
9bを介して軸受板5の穴5c及び地板lの穴1cにカ
シメられている。これら鉄心を光軸方向に配置しても、
鉄心が磁気的に飽和しない様な径にしてある。
一方、地板lにはフレキシブルプリント板l8の弧状部
分が接着され接点にはコイルの接続線12a,13aが
半田付けされている。また地板lには導電パターン14
aが形成された基板14が固着されており、導電パター
ン14aからのリード線14bは前記フレキシブルプリ
ント板l8の接点に半田付けされている。またこの基板
l4にはネジ穴があけられており、地板1に開けられた
長穴1eを通してネジ14cがネジ込まれて固定されて
いるので、必要に応じて基板14の位置調整が可能であ
る。即ち、このネジ14cにより絞り装置が完成した後
、外部から開放スイッチの切換タイミングを調整できる
次に絞り装置の配置を説明する。環状のカム板l5には
周知の複数本の絞りカム15aが形成されており、各絞
り羽根16のダポ16aが嵌大している。
一方絞り羽根l6に裏面ダポ16bは光軸を中心に回転
する回転リングl7にもうけられた複数個の穴17aに
夫々嵌大している。回転リング17は外形17bとカム
板l5に4個所設けられた離間用凸部15bの内面と嵌
合し、カム板15に対して回転自在になっている。17
cは回転リングl7の周縁に同心円状に切られたラック
で、前記ピニオンギャ4とかみ合っている。尚、回転リ
ング17に弧状のスリットを開け、スリットの外周に近
い縁にラックを切っても良い。
17dは前記基板l4の導電パターン14aに対応した
ブラシで、回転リング17の〜部17eに固定される。
18はビスで、カム板l5の凸部15bにあけられた長
穴15c(同数4カ所)を介して回転リング17をはさ
み、地板1のタップ穴1dにしめ付けられている。この
長穴15cによってカム板15を光軸中心に回転位置を
調整可能としている。この調整で絞り口径を基準値に合
わせる。ブラシ17dを取付る部分17eはカム板l5
の凸部15bの1つに対向して回転リング17の回転を
制限している。また反対方向の回転制限はリング17の
周縁に設けたラック端面17fと凸部15eとで行って
いる。
次に第2図は前記した電磁駆動絞りをレンズ鏡筒内にお
さめた図である。20はレンズマウントで、従来からあ
るバヨネット方式で図示しないカメラボディと結合され
る。マウント20には固定筒21が固着されている。固
定筒2lには直進カム21aが切られており、キー22
が入っている。
キー22の内側には移動筒23が取付けられ、移動筒2
3内部には光学レンズGが固定されている。
一方、ズーム環24は固定筒2工に径嵌合され回転自在
になっており、固定筒21に嵌合されている回転カム筒
25と一体的な動きをする。さらに移動筒23内部に第
1図で説明した電磁駆動絞り装置26が固定されている
。電磁駆動絞り装置26はフレキシブルプリント板l8
を介してメイン実装基板27と結合され、カメラより指
定された絞り電気信号をマウント接点28を介しステツ
ピングモー夕の為のドライバ回路を含むIC29に伝え
、更に電磁駆動絞り装置を動作させている。即ち、フレ
キシブルプリント板l8を介在させたためズーム操作に
より絞りユニット26が光軸と平行に移動可能となって
いる。続いて第1図で示した電磁駆動絞り装置の動作の
説明を第3図,第4図,第5図で行う。
第3図の(イ)〜(二)はロータマグネット3とステー
タ6〜9との位置関係を示した図である。第3図の(イ
)は、コイル12.  13に通電していない状態であ
る。この様な状態のときはロータマグネットの極がステ
ータを介して磁路を形成するため、ステータ6,7に対
してロータマグネット3の極が対向して停止している。
その際ステータ8,9とロータマグネット3の極又は対
向しない半ピッチ(=1/2P)ずれて停止しているも
のとする。
この位置関係になる様にステータ6,7とステータ8,
9とは1/2Pずれる様に配置しておき、これを式で示
すとθ=nP+1/2Pとなる。第3図の(イ)にある
Pはマグネットの着磁ピツチで、ステータ6,7又は8
.9のピッチと一致させておく。
第3図の(口)の状態はコイル12の逆方向(↑方向)
、コイルl3に正方向(↑方向)の通電を行った時の図
で、各々の状態をB,  Aとする。同様にコイル12
に正方向はB1コイル13に逆方向の通電を行った場合
にはλとして以下説明を行う。
コイルl2に百を通電するとステータ6にはN1ステー
タ7にはSが発生し、同様にコイルl3にAを通電する
とステータ8にN1ステータ9にSが発生する。このた
めロータ3の外周に予め着磁された各極と各々のステー
タ極歯に発生した極とが反発又は引き付け合いロータ3
が反時計方向に回転する。
この時ステータ6,7及びステータ8,9と1/2ビツ
チずれており、それらステータ6,  7,  8. 
 9に対向してロー夕の極がバランスを保とうとする。
つまり第2図の(口)の様な通電を行うと図(イ)に対
してロータ3が反時計方向に1/4ピツチ動き安定して
止まることになる。次に図(ハ)の通電を行うとしよう
。この場合はコイル12の通電を切り、コイルl3にの
みA通電を行う。このときステータ8にはN極、ステー
タ9にはS極が発生するためロータ3の極と引きつけ合
い、図(口)に対してさらに1/4ビツチ反時計方向に
回転することになる。
第3図の(二)図はコイルl2にB1コイルl3にA通
電を行った場合の図で(口)〜(ハ)と原理は同様なの
で動作説明は省略する。
以上説明した様な動作原理にもとづいて、第4図にコイ
ル通電のタイミングチャートを示す。第4図の横軸はパ
ルス数(又は時間)縦軸には通電がONかOFFかを示
してあり、そのタイミングチャートに通電方向A, B
,λ,百の状態を表記し、最下段には第3図の口,ハ,
二の状態と対応して示してある。A, B,λ,百の組
合せの状態が第4図に記してあり、BA−Bまでの8通
りの組合せができる。
このときの1通りの組合せを1パルスにカウントする様
にし,てある。つまり9パルス以後はまたlパルス目の
位相分を通電することによりロータ3を任意の角度まで
回転させることができる。
この原理にもとづいたステツビングモータを駆動源とし
て絞りが動く状態を第1図にもとづいて説明する。まず
ロータ3が回転するとピニオンギャ4が回転し、さらに
回転リングl7が光軸を中心として回転することになる
ここでピニオン4とラツク17cは減速機構を構成し、
ロータ3のトルクが比較的小さくても十分回転リングl
7を回転させ得る。回転リングl7の各穴17aにダボ
16bの嵌合した羽根l6は固定のカム板l5との相対
移動をするので、各絞り羽根16の先端は径方向に移動
する。これらの作用は従来からあるメカニカル絞りと同
じ動作なので詳細は省略する。回転リング17の回転角
はロータ3が等間隙で回転するため等回転角動作をする
。従って、カム板l5のカムミゾ15aの形状を適当に
設定することにより回転リングl7の回転角と絞り段数
とを合わせることができる。具体的に言えば、ロータ3
が1ステップ進んだとき絞り口径が1/8段変化する様
な関係に設定する。つまりロータ3を8ステップ駆動す
ると絞りが1段分変化する関係とする。
第5図は、カメラの測光システムで測光してから絞りが
絞られるまでをブロック図で示したものである。カメラ
の測光回路30で測光された光量をフイルム感度、シャ
ツタスピード、絞り値の要素を考慮して周知の様に演算
し、絞り段数を決定する。これは光量設定回路31によ
って行われる。絞り段数はクロツク回路32と分配回路
33によってステップモータの駆動ステップ数に変換さ
れる。このステップ数に応じてステップモータドライノ
く回路34でコイル12,コイル13のどちらか方向に
通電するかを決定することにより、ステップモータを任
意の量だけ回転させることができる。つまり指定絞り口
径に合わせることが可能になる。絞り羽根6を戻す場合
には、第3図で説明した動作を逆に行えばロータ3は時
計方向に回転し、開放状態にもどすことが可能になる。
35はシャツタ駆動回路で、光量設定回路31の出力に
基づいて制御される。
他方、基板l4とブラシ17dとは絞りが開放状態でO
FF,小絞り状態でONするスイッチを構成している。
このスイッチはカメラが開放測光を行う構造のため、開
放状態になっているか否かの判別を必要とし、この判別
を目的としたスイッチである。例えば外的衝動等により
羽根が小絞り側に動いてしまった時は測光を禁止し、絞
り羽根を戻してから再び測光を行う機能を果たす。
第6図は第3図で説明した1−2相駆動モータの停止位
置と絞り口径との関係を示した図で絞り開放径を旋盤口
径で決定するタイプの実施形である。
■(白丸位置)はステツピングモー夕に通電をしなくて
も止まれる安定位置、つまりl相通電位置、■(黒丸位
置)は2つのコイルに同時通電して止まれる位置とする
。■は絞りが開放状態で待機している位置、■は開放口
径を決定している旋盤口径、■は開放状態確認スイッチ
(基板l4とブラシ17dから構成される。)が切り換
わる位置、■は■の切り換わり可能範囲、■はメカニカ
ルなストツパ位置を示している。尚、■と■との間隙を
絞りの178段相当としている。
又、開放状態確認スイッチの切換え位置に対して可能範
囲■を設けた理由は、上記ブラシ位置と基板位置を正確
に位置決めすることが困難であり、そのため調整を容易
とするためである。
17図は第5図示の分配回路33及びドライバ回路34
の一実施例を示す回路図である。100は交換レンズ側
の回路を示し、200はカメラボテイ側の回路を示して
いる。101はマイクロコンピュータで、該マイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンと略すo) 101はPa
o〜PO3の出力ポートとP +o 〜P tzの入力
ポートを有している。出力ポートP。0はリセットパル
ス出力用のボートで、電源スイッチのオン時又は上記開
放スイッチのオフ時にリセットパルスを出力する。出力
ポートP01はモータの回転方向制御ポート、PO2は
ステップパルス出力ポート、PQ3は通電制御用ポート
である。
また入力ポートP:o,  Pa+は電源電圧検出用コ
ンパレー夕の信号入力ボート、P+zは絞り位置が開放
か否かの検出スイッチの信号入力ポートである。
102はインバータ、103,  104はノアゲート
で、これらのインバータ及びノアゲートは絞り込みモー
ドでは、ノアゲート104から上記ステップパルスを送
出し、又開放モードではノアゲート103から上記ステ
ップパルスを送出する。105〜107はパイナリカウ
ンタを構或するD型フリップフロップである。112〜
114はアンドゲート,108〜1 1. 0はノアゲ
ートで、これらのゲートは絞り込みモード時にノアゲー
ト104からのステップパルスに同期して、上記パイナ
リーカウンタ105〜107へのクロツクパルスを供給
しパイナリカウンタ105〜107をアップカウントさ
せる。又開放モード時にはノアゲートlO3からのステ
ップパルスに同期して上記パイナリカウンタ105〜1
07をダウンカウントさせるための切換ゲートを構成し
ている。115〜122はデコーダを構成するアンドゲ
ートで、上記パイナリカウンタ105〜107のカウン
ト値が0〜7まで変化するごとにアンドゲート115か
ら順次アンドゲート122方向へ向けたハイレベル信号
(以下lと称す。)を選択的に出力する。123〜12
6はオアゲートで、ゲートl23は上記パイナリカウン
タ105〜107のカウント値が5〜7の時に1を出力
し、ゲート124はカウント値が1〜3の時に1を出力
し、ゲート125はカウント値が3〜5の時に1を出力
し、ゲート126はカウント値が0.  1. 7の時
に1を出力する。128〜131は一方のゲートを上記
出力ポートP4と接続し他方の入力をそれぞれゲート1
23〜126の出力と接続するアンドゲートである。上
記カウント値と各ゲート123〜126の出力状態は第
8図の通りである。
132〜135はインバータ、136〜139はコイル
l3用のドライブトランジスタ、140〜143はコイ
ル12用のドライブトランジスタである。
上記アンドゲート128〜131とインバータ132〜
135及びトランジスタ136〜143にて、上記カウ
ント値との関係でコイル12.  13に対して第9図
に示す関係の電流を流す。該第9図は第4図におけるコ
イル12.  13に対する通電状態と同一関係にあり
、これらの関係からモータはカウント値がアップするご
とに1ステップづつ回動し、絞りが1/8段絞り込み側
ヘシフトし、またカウント値がダウンするごとに1ステ
ップづつ上記のアップ方向とは逆方向に回動し絞りが1
/8段開放側にシフトすることとなる。145はモータ
の電源となるカメラボディ200に装着された電准であ
り、両マウント接点28,  145aを介して交換レ
ンズ100側へ供給される。146〜148は供給され
た電源電圧を分割する為の抵抗、149,150は分割
された電源電圧を基準電圧Vcと比較する電圧コンバレ
ー夕である。
149,150は各々抵抗146〜148で分割された
電源電圧Vl45 (r++7+r+4g) / (r
+46+r+47+r+48),V+4sr+4g/ 
(r+4a+r+47+r+4s) (但しV 145
は電池145の出力電圧,Vl46〜V 148は抵抗
146〜148の抵抗値)を基準電圧Vcと比較し、電
源電圧の大小を“1””o”の信号としてマイコン10
1の入力ポートP:o,Pllに第11図のごとく与え
る。
上記第7図及び第l図示のモータ及び絞りの動作につい
て説明する。
尚、マイクロコンピュータ101は第10図示のプログ
ラムを内蔵しており、該プログラムに従って動作するも
のとする。
今、カメラボディ200の不図示のシャッタボタンの押
下にてスイッチ145bが閉となって電源が投入される
とマイクロコンピュータ101が作動し、第lO図のフ
ローをステップlに移行させ以後ステップを順次進ませ
る。
ステップl:出力ポートPoOからOを出力するステッ
プ2:出力ポートP。lから0を出力する。
ステップ3:入力ポートProの信号を検知する。
入力ポートP +oに゜はコンパレータ149の出力が
接続されており、第11図にも示す様にモータの電源電
圧(即ち電池145の出力電圧)Vl45がVc(r+
4s+ r 147 + r 1411 ) / ( 
r 147 +r 148 )より大きいとき0が、小
さいとき1が入力される。
ステップ4:P+oが1のとき、即ちモークの電源電圧
V 145がVc (r++e+r++7+r+48)
 / (r+4y+r+4g)より小さいときはT1を
1+1.に、T2をt2Lに、ΔTをΔtLに、T M
INをemLに設定する。
ステップ5:p+oがOのとき、さらにPllがl1即
ちモータの電源電圧V 145がV c ( r 14
6 + r 147 + r 148 )/ ( r 
147 + r 148 )より大きく、かつV c 
( r 146 + r 147十r+4g) / r
l4Bより小さいときはステップ6へ進む。
ステップ6:T1をilmに、T2をj2mに、ΔTを
Δtmに、T MINをtlnlrIに設定する。
ステップ7:またP+oがOかつPnもOのとき、即ち
モータの電源電圧V 145がV c ( r 146
 + r 147 +r 148 )/ r 148よ
り大きいときは、T,をtlhに、T2をt2hに、Δ
TをΔthに、T MINをtmhに設定する。ここで
T,はモータ駆動用パルス1周期の“0″区間の時間、
T2はモータ駆動用パルス1周期の“1”区間の時間、
ΔTは■パルス毎に変化する時間T2のlバルス当りの
変化量、T MINは時間T2がΔTずつ変化するとき
に取り得る最小値であり、各々の電源電圧条件で設定す
る値は通常めモータの特性(即ち高電源電圧時には高速
に駆動可能であり、また低電源電圧時には低速にしか駆
動出来ない)がら t +h < t lm < t +1.t2h<t2
m  一≦−1+L Δth<ΔtmくΔ11. tmh < jmm < tmL なる関係にある。
ステップ8:出力ポートP。3から1を出力する。
ステップ9:出力ポートP。2から1を出力する。
ステップ10 : to時間の経過を待つ。
ステップ11:出力ポートP。Oから1を出力する。
上記のステップにて出力ポートP。Oから一定時間to
の負パルスが送出され、パイナリカウンタ105〜10
7はリセットされる。したがってカウンタのカウント値
は0となりコイルl3にA方向の通電がなされ絞りは第
6図の■位置にて停止している。即ち第6図の■位置は
コイルl3にA方向の通電を行う位相となしている。
ステップ12:出力ポートPo2からOを出力する。
ステップl3:一定時間T1の経過を待つ。
ステップl4:出力ボートPO2から1を出力する。
ステップl5:一定時間T2の経過を待つ。
上記ステップ12〜15を繰り返すことにて出力ポート
P。Oからステップパルスが送出される。尚、上記ステ
ップ2にて出力ポートP。IからOが出力されているの
で、ゲート104が選択され、該ゲート104を介して
上記ステップパルスがパイナリカウンタ105〜107
にカウントされることとなる。従ってモードは絞り込み
モードとなり、パイナリカウンタ105〜107のカウ
ント値はアップカウントされる。
該カウンタ105〜107のアップカウントではコイル
12.  13の通電状態は第9図の如く変化するので
、絞りは絞り込み方向に1/8段づつ絞り込まれる。
ステップI6:入カポートP,2の信号を検知する。
入力ポートP12には上記基板l4とブラシ17dから
構成される開放確認スイッチSWの状態が入力されてお
り、上記の如く絞りが第6図の開放位置■に移行する以
前では上記スイッチSWがオフとなっており入力ポート
P,2にはlが入力されているため、絞りが第6図の初
期位置Oから開放位置■に移行するまで上記ステップ1
2〜15が繰り返し行われ、上記ステップパルスにて絞
りが1/8段づつ絞り込み方向へ移行し、絞りが位置■
に移行し、開放絞り状態となった時に上記スイッチSW
がオンとなり、ステップは17へ移行する。
ステップl7〜20にて上記ステップ12〜15と同様
に上記通電巾T2で休止時間T1のステップパルスが供
給され、その後ステップ2lにてT2−ΔTを次回のス
テップパルスにおける通電中として設定する。
即ち、以後ステップ17〜20によるステップパルスが
供給されるごとにそのパルス巾(通電中)としてはΔτ
ずつ短柏化して行くこととなる。
ステップ22:出力ポートP。2からのステップパルス
の変化(0→1)回数がN/2となったかの判別を行う
。Nは第5図の光量設定回路3lにて求められた絞り段
数情報に応じて設定された値であり、上記の如く1ステ
ップあたり178段制御としているので設定回路3lに
て求められた絞り段数情報ΔAVとの関係はN=8ΔA
vとなっている。
従って、開放絞りが順次絞り込み方向へ駆動され、その
絞りが設定回路3lにて求められた絞り段数の1/2ま
では上記ステップ17〜21が繰り返されるので順次ス
テップパルスの通電巾はΔτずつ減少制御されステップ
パルスの周期が減少制御される。
よって絞りが開放から予定絞り値のアベックス値での半
分まで絞り込まれるまでの絞りの駆動速度は徐々に増加
され加速駆動される。
以上の動作にて絞りが予定絞りの半分の段数まで絞り込
まれると出力ボートP02からの出力レベルの変化回数
がN/2となるのでステップは23以後に進む。
ステップ23〜ステップ26:上記の如くステップパル
スの形成ステップであり、又ステップ27はステップパ
ルスの通電巾T2に対してΔTだけ増加させるステップ
であるため、絞りが予定絞りの半分の段数まで絞り込ま
れた後、ステップ23〜27が繰り返されるごとに上記
ステップパルスはその通電巾T2をΔτづつ増加制御さ
れる。
ステップ28:出力ポートP。2の出力レベル変化回数
がNとなったか否かの判別がなされる。出力ポートP。
2の出力レベル変化回数がN以下の時には上記ステップ
23〜27が繰り返されるため、絞りは残り半分の制御
段数に対して徐々に通電巾をΔTづつ増加されたステッ
プパルスにて駆動され、絞りの絞り込み速度が徐々に減
速される。
」二記の如くして絞りが予定絞り値まで駆動されると出
力ポートP02の出力レベル変化回数がNとなるのでス
テップは29へ移行する。
ステップ29:絞りを予定絞り値まで駆動した時のロー
ラの位相におけるモータの通電状態を時間t 1 (T
 2 <t r )行わせた後、ステップ30にて出力
ポートP。3からOを出力しゲート128〜131を閉
じ、モータへの通電を停止し絞り込み動作が終了する。
以上の動作にて絞りは予定絞り値までの制御過程におい
て予定絞り込み段数の半分まで加速駆動され、残りの半
分を減速駆動される。
尚、絞り込み制御に際し、予定絞りまで加速駆動すれば
、更に高速で絞り込みがなされるが、この場合絞り機構
のイナーシャが大となり、ステップパルスをN個出力さ
せ予定絞りとなった以後もイナーシャにて絞りが更に絞
り込まれ正確な絞り制御が不可能となる。従って、本実
施例では絞り込み開始から予定絞りの半分の段数分の絞
り込みが行われるまで加速制御を行い、後段の制御にあ
っては減速制御となし、予定絞り位置で正確に絞り込み
が停止する様なしている。
上記の各ステップで予定絞りまでの絞り込み動作が終了
した後不図示の機構にて露光が開始される。又この時フ
ローはステップ31に移行し露光時間t2の計算がなさ
れ、該時間t2経過後(露光が終了した後)ステップは
32へ移行する。
ステップ32;出力ポートP。3からlを出力する。
ステップ33:出力ボートP01からlを出力する。
これにてノアゲート103を選択しモードを開放モード
となしステップ34以後が実行される。
ステップ34〜37:上述のステップ12〜I5と同一
のものであり、これにてステップパルスが上記ゲート1
03を介してパイナリカウンタ105〜107に伝わる
。この時モードは開放モードに移行しているので、カウ
ンタ105〜107は上記ステップパルスに対してダウ
ンカウントとなり、モータのコイル12.13にて上記
絞り込みモードとは逆の順序で通電制御がなされ絞りは
開放側ヘシフトする。
上記ステップ34〜37によるステップパルスの形成は
ステップ38にて上記開放スイッチSWがオフとなった
ことが検知されるまで繰り返し実行されるが、このステ
ップ34〜37の繰り返し制御に際してステップ40に
てステップパルスの通電巾T2をΔTずつ減少させてい
るため、開放方向に絞りがシフトされるに際して通電巾
がΔTづつ減少していき、絞りは徐々に加速駆動される
。又、絞りの開放方向に制御ではステップ39にて通電
巾T2が検知されT2<TMINとなったか否かの検知
がなされる。該T MINはモータのパルスに対する追
従可能な最小通電時間であり、上記の如く通電巾時間を
Δτずつ減少させて行った際に72<TMINとなリモ
ータがパルスに追従出来なくなることを防止している。
即ち、通電巾T2がT2>TMINの間は毎回のステッ
プ駆動ごとにT2をΔτずつ減少させ絞りの加速駆動を
行わせステップ39にてT2>TMINの検知がなされ
た後にはステップ40への移行を禁止し、ステップ34
〜37を繰り返し実行し、通電巾をT MINに固定し
た状態で絞り駆動を行う。この様にして絞りの開放側へ
のシフト動作が行われている過程にて絞りが第6図の■
位置、即ち開放絞り状態となると上記スイッチSWがオ
フとなる。従って、ステップ38にて該スイッチSWの
オフが検知されステップは4lへ移行する。
ステップ4l:出力ポートP。OからOを出力させる。
これにより上記カウンタ105〜107を構成するフリ
ツプフロツプ105〜107かリセットされ、カウンタ
のカウント値がOとなり、コイルl3にA方向の通電が
なされている。この通電位相は第6図のO位置における
コイルの通電位相であるためロー夕は第6図■位置まで
移行する。
ステップ42:上記位相のコイルの通常状態をt3時間
維持する。
ステップ43:出力ポートP。3からOを出力させモー
夕の通電を停止する。
以上の動作にて開放側への絞り駆動が終了する。
この様に開放側への絞りの駆動ではその停止位置の正確
な制御を必要としないので、可能な限り高速にて絞りを
駆動し、絞りの初期位置への戻り動作時間を短縮化して
いる。
次に第2実施例を説明する。
第12図は第5図示の分配回路33及びドライバ回路3
4の第2実施例を示す回路図である。
この第2実施例にて、上述第l実施例と同じ部分は同符
号を用いて説明を省略する。
201はマイクロコンピュータであり、上記第1実施例
と異なるのは、出力ポートP。4が付加されていること
である。この出力ボートP。4は後述にて詳細に説明す
るが、電池145の電圧レベルの検知をより正確に行う
為に、実際のステップモータの駆動に略等しい電気的負
荷252を与えて電圧レベルを検知するための制御を行
う。
251はステップモータと電気的にほぼ等価と見なせる
負荷であり、252は負荷251への電源供給停止をマ
イコン201のポートPQ4の出力に応じて切換わるた
めのトランジスタである。
上記第12図及び第1図示のモータ及び絞りの動作につ
いて説明する。
尚、マイクロコンピュータ201は第l3図示のプログ
ラムを内蔵しており、該プログラムに従って動作するも
のとする。
今、カメラボディ200の不図示のシャッタボタンの押
下にてスイッチ145bが閉となって電源が投入される
とマイクロコンピュータ201が作動し、第13図のフ
ローをステップ1に移行させ以後ステップを順次進ませ
る。
ステップl:出力ポートP。OからOを出力する。
ステップ2:出力ボートP olからOを出力する。
ステップ3:出力ポートP。4から1を出力する。
これによりトランジスタ252はオン状態になり、電池
245は負荷251に電流を供給する状態になる。
ステップ4:入カポートPIOの信号を検知する。
入力ボートP+oにはコンパレータ49の出力が接続さ
れており、第14図にも示す様にモータの電源電圧(即
ち電池245ノ出力電圧)V245がVC(7146+
7147+7148) / (γ147+7148)よ
り大きいときOが、小さいとき1が入力される。
ステップ5:P+oが1のとき即ちモータの電源電圧V
245がVC (7 146+ 7 147+ 7 1
48) / (7 147+γl48)より小さいとき
はT,をtlLに、T2をt z+−に、ΔTをΔtL
にT MINをtITILに設定する。
ステップ5 : P +oがOのとき、さらにPllが
l1即ちモータの電源電圧V 145がVc ( 7 
146+ 7 147+ 7 148)/(γ147+
γl48)より太き《、かつVc(7146+γ147
+7148)/7148より小さいときはステップ7へ
進む。
ステップ7:T1をt+mに、T2をj2mに、ΔTを
Δjmに、T MINをtエに設定する。
ステップ8二またP roが0かつPI1もOのとき、
即ちモータの電源電圧V 145がVc (γ146+
γ147+7148 )/γ14Bより大きいときは、
T1をt+hに、T2をt2hに、ΔTをΔthに、T
MINをimhに設定する。ここでT1はモータ駆動用
パルス1周期の“O”区間の時間、T2はモータ駆動用
バルスl周期の“l“区間の時間、ΔTは1バルス毎に
変化する時間T2のlパルス当りの変化量、T MIN
は時間T2がΔTずつ変化するときに取り得る最小値で
あり、各々の電源電圧条件で設定する値は通常のモータ
の特性(即ち高電源電圧時には高速に駆動可能であり、
また、低電源電圧時には低速にしか駆動出来ない)から
、 t+h   <   ffilm  .≦−1+1.t
2h  <  t2m  <t2L Δth  <Δtrn<ΔtL tmh  <  tmm  ≦−tmLなる関係にある
上記のステップにて電源である電池245に実際の負荷
、即ちステップモータを持続した時に実質的に相当する
電圧値を得、それに応じたステップモータの駆動パター
ンを選択する。
ステップ9:出力ボートP。4を0にする、これにより
トランジスタ252をOFFとして、負荷251へは電
池245より通電されなくなる。
ステップlO:出力ボートP。3から1を出力する。
ステップl1:出力ポートP。2から1を出力する。
ステップ12 : t o時間の経過を待つ。
ステップ13:出力ポートP。0から1を出力する。
上記のステップにて出力ボートP。0から一定時間to
の負パルスが送出され、これにてパイナリカウンタはリ
セットされる。これにてカウンタのカウント値はOとな
りコイルl3にA方向の通電がなされ絞りは第6図の■
位置にて停止している。即ち第6図の■位置はコイルl
3に八方向の通電を行う位相となしている。
ステップl4:出力ポートP。2からOを出力する。
ステップ15:一定時間T1の経過を待つ。
ステップ16:出力ボートP o2からlを出力する。
ステップl7:一定時間T2の経過を待つ。
上記ステップ14〜l7を繰り返すことにて出力ポート
P。0からステップパルスが送出される。尚、上記ステ
ップ2にて出力ポートP。lからOが出力されているの
で、ゲートlO4が選択され、該ゲート104を介して
上記ステップパルスがパイナリカウンタ105〜107
にカウントされることとなる。従つてモードは絞り込み
モードとなり、パイナリカウンタ105〜107のカウ
ント値はアップカウントされる。
該カウンタ105〜107のアップカウントではコイル
12.  13の通電状態は第9図の如く変化するので
、絞りは絞り込み方向に1/8段づつ絞り込まれる。
ステップl8:入力ボートPl2の信号を検知する。
入力ポートPI2には上記基板l4とブラシ17dから
構威される開放確認スイッチSWの状態が入力されてお
り、上記の如く絞りが第6図の開放位置■に移行する以
前では上記スイッチSWがオフとなっており入力ポート
Pl2には1が入力されているため、絞りが第6図の初
期位置■から開放位置■に移行するまで上記ステップ1
4〜18が繰り返し行われ、上記ステップパルスにて絞
りが1/8段づつ絞り込み方向へ移行し、絞りが位置■
に移行し、開放絞り状態となった時に上記スイッチSW
がオンとなり、ステップはl9へ移行する。
ステップ19〜22にて上記ステップ14〜l8と同様
に上記通電巾T2で休止時間T,のステップパルスが供
給され、その後ステップ23にてT2ΔTを次回のステ
ップパルスにおける通電巾として設定する。
即ち、以後ステップ19〜22によるステップパルスが
供給されるごとにそのパルス巾(通電巾)としてはΔT
ずつ短縮化して行くこととなる。
ステップ24:出力ポートP02からのステップパルス
の変化(0→l)回数がN/2となったかの判別を行う
。Nは第5図の光量設定回路3lにて求められた絞り段
数情報に応じて設定された値であり、上記の如くlステ
・ツプあたりl/8段制御としているので設定回路3l
にて求められた絞り段数情報ΔAvとの関係はN=8Δ
Avとなっている。
従って、開放絞りが順次絞り込み方向へ駆動され、その
絞りが設定回路31にて求められた絞り段数のl/2ま
では上記ステップl9〜23が繰り返されるので順次ス
テップパルスの通電巾はΔτずつ減少制御されステップ
パルスの周期が減少制御される。
よって絞りが開放から予定絞り値のアベックス値での半
分まで絞り込まれるまでの絞りの駆動速度は徐々に増加
され加速駆動される。
以上の動作にて絞りが予定絞りの半分の段数まで絞り込
まれると出力ボートP。2からの出力レベルの変化回数
がN/2となるのでステップは25以後に進む。
ステップ25〜ステップ28までは上記の如くステップ
パルスの形成ステップであり、又ステップ29はステッ
プパルスの通電巾T2に対してΔTだけ増加させるステ
ップであるため、絞りが予定絞りの半分の段数まで絞り
込まれた後、ステップ25〜29が繰り返されるごとに
上記ステップパルスはその通電巾T2をΔτづつ増加制
御される。
ステップ30:出力ポートP。2の出力レベル変化回数
がNとなったか否かの判別がなされる。出力ポートP。
2の出力レベル変化回数がN以下の時には上記ステップ
25〜29が繰り返されるため、絞りは残り半分の制御
段数に対して徐々に通電巾をΔτづつ増加されたステッ
プパルスにて駆動され、絞りの絞り込み速度が徐々に減
速される。
上記の如くして絞りが予定絞り値まで駆動されると出力
ポートP。2の出力レベル変化回数がNとなるのでステ
ップは31へ移行する。
ステップ31:絞りを予定絞り値まで駆動した時のロー
ラの位相におけるモータの通常状態を時間tl(T2<
t+)行わせた後ステップ32にて出カボートP03か
らOを出力しゲート228〜231を閉じモータへの通
電を停止し絞り込み動作が終了する。
以上の動作にて絞りは予定絞り値までの制御過程におい
て予定絞り込み段数の半分まで加速駆動され、残りの半
分を減速駆動される。
上記の各ステップで予定絞りまでの絞り込み動作が終了
した後不図示の機構にて露光が開始される。又、この時
フローはステップ33に移行し露光時間t2の計算がな
され、該時間t2経過後(露光が終了した後)ステップ
は34へ移行する。
ステップ34:出力ボートP。3から1を出力される。
ステップ35;出力ボートP。Iから1を出力する。
これにてノアゲート103を選択しモードを開放モード
となしステップ3以後が実行される。
ステップ36〜39は上述のステップ14〜l7と同一
のものであり、これにてステップパルスが上記ゲー}1
03を介してパイナリカウンタ105〜107に伝わる
。この時モードは開放モードに移行しているので、カウ
ンタ105〜107は上記ステップパルスに対してダウ
ンカウントとなり、モータのコイル12.  13にて
上記絞り込みモードとは逆の順序で通電制御がなされ絞
りは開放側ヘシフトする。
上記ステップ36〜39によるステップパルスの形或は
ステップ40にて上記開放スイッチSWがオフとなった
ことが検知されるまで繰り返し実行されるが、このステ
ップ36〜39繰り返し制御に際してステップ42にて
ステップパルスの通電巾T2をΔτずつ減少させている
ため、開放方向に絞りがシフトされるに際して通電巾が
ΔTづつ減少して行き絞りは徐々に加速駆動される。又
、絞りの開放方向に制御ではステップ41にて通電巾T
2が検知されT2<TMINとなったか否かの検知がな
される。該T MINはモータのパルスに対する追従可
能な最小通電時間であり、上記の如く通電中時間をΔT
ずつ減少させて行った際にT2<TMINとなりモータ
がパルスに追従出来なくなることを防止している。即ち
、通電巾T2がT2>TMINの間は毎回のステップ駆
動ごとにT2をΔτずつ減少させ絞りの加速駆動を行わ
せステップ4lにてT2<TMINの検知がなされた後
にはステップ42への移行を禁止し、ステップ36〜3
9を繰り返し実行し、通電巾をT MINに固定した状
態で絞り駆動を行う。この様にして絞りの開放側へのシ
フト動作が行われている過程にて絞りが第6図の■位置
、即ち開放絞り状態となると上記スイッチがオフとなる
。従って、ステップ40にて該スイッチのオフが検知さ
れステップは43へ移行する。
ステップ43:出力ボートP.,0から0を出力させる
。これにより上記カウンタ105〜107を構成するフ
リップフロツプ105〜107かリセットされカウンタ
のカウント値が0となり、コイル13はA方向の通電が
なされている。この通電位相は第6図のO位置における
コイルの通電位相であるためロー夕は第6図■位置まで
移行する。
ステップ44:上記位相のコイルの通常状態をt3時間
維持する。
ステップ45:出力ポートP。3からOを出力させモー
タの通電を停止する。
以上の動作にて開放側への絞り駆動が終了する。
この様に開放側への絞りの駆動ではその停止位置の正確
な制御を必要としないので、可能な限り高速にて絞りを
駆動し、絞りの初期位置への戻り動作時間を短縮化して
いる。
以上説明した様に第1実施例においては、ステップモー
タの電源電圧を駆動前に検出し、それに応じてステップ
モータのパルス周期或いはパルス周期の変化を決定する
ことで、電源電圧変動の大きなシステムにおいても高速
に絞りをステップモータを用いて駆動することを可能に
した。
又、第2実施例においては、更に電源電圧の検出を正確
する為に、ステップモータの駆動に略等しい負荷を与え
た状態での電源電圧の検出を行ったのでより正確な制御
を可能とした。
なお、実施例ではステップモータにより絞り装置を駆動
したが、その他、ステップモータにより合イ{、箋もし
くは変倍の為のレンズ移動装置を駆動することでも同様
な効果を得ることができる。
又、実施例では電圧検出の為の回路,負荷を交換レンズ
100内に内蔵させたと共に、交換レンズ内のマイコン
によりパルス周期の変化の制御を行わせたので、各レン
ズ個々の特性に合わせた制御を可能とし、更には汎用の
カメラボディに装着しても上述の制御を可能としている
ので、システムの発展性を大とすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る絞り制御装置のへ実施例の分解斜
視図、第2図は第1図示の絞り制御装置が配された鏡簡
の断面図、第3図はモータの駆動原理を説明するための
説明図、第4図はモータの通電タイミングを示す説明図
、第5図はカメラに上記絞り制御装置を配した際の制御
回路を示すブロック図、第6図は絞りの制御位置とモー
タのステップ位置と8図は第7図示のカウンタのカウン
ト値とゲート123〜126の出力状態の関係を示す説
明図、第9図は第7図示のカウンタのカウント値とコイ
ル12.  13の通電状態との関係を示す説明図、第
10図は第7図示の制御回路動作を説明するフローを示
す説明図、第11図は電源電圧の値に基づくマイコンの
入図は第12図示の制御回路動作を説明するフローを示
す説明図である。 101・201・・・マイクロコンピュータ145・・
・電池 149・150・・・コンパレータ 152・・・負荷 (イ) (0) (ハ) (二)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絞り動作機構等のカメラ動作機構の駆動源として
    、ステップモータを用いたカメラシステムにおいて、 電源電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段からの情報に基づき、前記ステップモ
    ータに供給する駆動パルスの周期を可変する制御手段と
    を設けたことを特徴とするカメラシステム。
  2. (2)上記電圧検出手段は上記ステップモータの駆動前
    に上記電源電圧を検出する請求項(1)記載のカメラシ
    ステム。
  3. (3)上記電圧検出手段は上記ステップモータの駆動時
    と実質的に等価な負荷を上記電源に接続した請求項(1
    )又は(2)記載のカメラシステム。
  4. (4)絞り動作機構等のカメラ動作機構の駆動源として
    のステップモータを内蔵し、電源供給手段を有するカメ
    ラボディに対して着脱自在な交換レンズにおいて、 前記カメラボディ側から供給を受けた電源電圧を検出す
    る電源検出手段と、 前記電源検出手段の情報に基づき、前記ステップモータ
    に供給する駆動パルスの周期を可変する制御手段を設け
    たことを特徴とする交換レンズ。
  5. (5)上記電圧検出手段は上記ステップモータの駆動前
    に上記電源電圧を検出する請求項(4)記載の交換レン
    ズ。
  6. (6)上記電圧検出手段は上記ステップモータの駆動時
    と実質的に等価な負荷を上記電源に接続した請求項(4
    )又は(5)記載の交換レンズ。
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