JPH03176277A - 後輪操舵制御装置 - Google Patents

後輪操舵制御装置

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JPH03176277A
JPH03176277A JP30433989A JP30433989A JPH03176277A JP H03176277 A JPH03176277 A JP H03176277A JP 30433989 A JP30433989 A JP 30433989A JP 30433989 A JP30433989 A JP 30433989A JP H03176277 A JPH03176277 A JP H03176277A
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JP
Japan
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steering angle
wheels
wheel steering
rear wheel
rear wheels
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Pending
Application number
JP30433989A
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English (en)
Inventor
Itsuki Matsue
松江 厳
Seiji Komamura
駒村 清二
Hiroshi Hirayama
平山 弘
Shigeki Tsutsumi
堤 繁樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、後輪の転舵制御を行なう車両の転舵時にお
ける左右方向への張出しを防止し、車両の側面に障害物
があっても、これに車体を衝突させることがない後輪操
舵角制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、前、後輪の操舵を可能とした車両の操舵装置とし
て、次のような装置が知られている。すなわち、ステア
リングハンドルの操舵角が所定値よりも大きい場合は左
右折時の小さな旋回半径を要すると判断して、後輪を前
輪とは逆方向へ転舵しくこれを「逆相切り」と言う)、
旋回半径をより、小さくしようとするものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来装置にあっては、前後輪を逆相
に転舵して、車両を小回りさせようとしたとき、次のよ
うな問題があった。例えば第8図に示すように、車両5
5を駐車スペースから矢印Aの方向へ出すとき、発進し
ながら前輪56.57を大きく転舵したとすると、後輪
58.59は前輪とは逆方向に転舵される。このため、
車両後部は、矢印Bの如く、大きく旋回して車両後方に
張出すことになる。このとき車両55側方に壁60や隣
接車両等の障害物が近接していると、これに車体後部が
接触するという問題があった。
この発明の目的は、車両後部の張出しを抑制しつつ、旋
回半径を小さくすることができ、しかも、安定した操舵
ができる後輪転舵角制御装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の装置では、前輪
と後輪の操舵が可能な車両の後輪の転舵制御を行なう装
置において、前輪の舵角を検出して前輪舵角信号を出力
する前輪舵角センサと、後輪の舵角を検出して後輪舵角
信号を出力する後輪転舵角センサと、車両の走行距離を
計測して走行距離信号を出力する走行距離センサと、車
両が前進しているか、後進しているかを判別する前後進
判別センサと、車両の走行条件に応じて後輪の制御特性
を通常制御モード、小回り制御モード、戻しハンドル制
御モード、後進制御モードのうちいずれかを選択するモ
ード選択部と、モード選択部で選択された制御特性に応
じて後輪転舵用の出力信号を出力する出力制御部と、こ
の出力制御部からの出力信号に応じて後輪を転舵する後
輪転舵駆動機構とを有し、上記出力制御部には、前輪の
転舵角に応じて、後輪の舵角を一定制御する通常制御4
m能と、小回り制御モードを選択した時点の位置からの
走行距離を制御関数として後輪を転舵する小回り制御機
能と、ハンドルを戻して小回り制御モードが終了した時
点の前後輪舵角比を計算し、その舵角比と前輪の転舵角
とに応じて後輪舵角をリニアに制御する戻しハンドル制
御機能と、後進制御モードを選択した時点の前後輪舵角
比を計算し、その舵角比と前輪の転舵角とに応じて後輪
舵角をリニアに制御する後進制御機能とを備えてなるこ
とを特徴としている。
(本発明の作用) 上記のように構成した本発明の装置では、前輪舵角セン
サで検出した前輪舵角信号と、前後進判別手段で判別し
た車両の前後進とを車両の走行条件としてとらえる。そ
して、モード選択部において、この車両の走行条件に応
じた制御モードの選択が行なわれる。
通常制御モードがモード選択部で選択されると、出力制
御部では、前輪の転舵に応じて後輪の舵角を一定に制御
する。
そして小回り制御モードがモード選択部で選択されると
、出力制御部では、車両の走行距離に応じて後輪を転舵
する。
さらに、小回り制御モードが終了しすると、戻しハンド
ルモードがモード選択部において選択され、出力制御部
では、前輪の転舵角と小回り制御モード終了時の前後輪
転舵角比とに応じて、後輪の転舵角を制御する。
また、後進制御モードがモード選択部で選択されると、
出力制御部では、前輪の転舵角と後進制御モードが選択
された時点での前後輪転舵角比とに応じて、後輪の転舵
角を制御する。
(本発明の効果) この発明の装置では、前輪の転舵角と、車両にの前後進
を走行条件としてとらえ、制御モードを選択することが
できるので、目的にそった制御をすることができる。
たとえば、前輪の転舵角が小さい時は1通常制御モード
で後輪の舵角を制御するようにする。通常制御モードで
は、前輪の転舵角に応じて後輪の舵角を制御することが
できるので、ある一定舵角までは後輪を転舵させず、あ
る一定舵角をこえたとさから、前輪の転舵角に応じて徐
々に後輪を転舵させることができる。又、後輪の最大転
舵角を目的に応じて制限することもできる。
そして、前輪を大きく切った時に小回り制御モードに切
り換わるようにすると、走行距離に応じて徐々に後輪を
逆相に転舵するので、車体側方に壁や隣接車両等の障害
物が近接していても、これに車体後部が衝突するという
問題はなくなった。
又、前輪を大きく切った状態からハンドルを戻し、小回
りを終了したとき、戻しハンドルモードを選択するよう
にすることができる。戻しハンドルモードでは前輪の転
舵角と小回りモード終了時の前後輪転舵角比とに応じて
、後輪の転舵角を制御するので、小回りを行ったことに
より後輪が大きく転舵された状態であっても、現在の後
輪転舵角から、前輪の転舵角の戻しに合せて中立位置に
舵角を戻すことができる。さらに前輪の転舵角が中立に
戻るときに、後輪の転舵角を中立に戻すことはもちろん
、前輪の転舵角が中立に戻る前に後輪の転舵角を中立位
置にすみやかに戻すこともでき、小回り後の直進性を向
上させることができる。
さらに、小回り後のバック時に後進制御モードを選択す
るようにすることができる。後進制御モードでは、前輪
の転舵角と、後進モードを選択した時の前後輪転舵角比
とに応じて、後輪の転舵角を制御するので、小回りによ
り後輪が大きく転舵していても、現在の後輪転舵角から
、前輪の転舵角の戻しに合せて中立位置に舵角を戻すこ
とができる。このため、すみやかに後輪を中立位置に戻
し、後進時の直進性を向上させることができる。
さらに、停車時でも、前輪の転舵に応じて後輪を転舵す
るので、前輪を転舵しないかぎり、後輪が据切り状態と
なることはない。
(本発明の実施例) 第1〜6図に本発明の実施例の装置の構成を示す、つま
り、ハンドルlに連結した操舵入力軸2は、コントロー
ルバルブ3を介してピニオン4に接続している。そして
このピニオン4をラック5にかみ合せている。このラッ
ク5の両側は、サイドロッド6を介して、車輪7のナッ
クルアーム8に連結している。上記操舵入力軸2の近傍
には第1前輪舵角センサ9が設けられている。この第1
前輪舵角センサ9はコントローラ10と接続している。
そして第1前輪舵角センサ9では、検出した舵角を前輪
舵角信号of としてコントローラ11に出力している
そして上記ナックルアーム8の近傍には、第2前輪舵角
センサとしてリミットスイッチ11.12を設けている
。そしてこのリミットスイッチ11.12では、前輪が
右又は、左方向へ大舵角転舵した場合、リミットスイッ
チON信号をコントローラ10に出力し、前輪が大舵角
に転舵した位置から戻った場合、リミットスイッチOF
F信号を、コントローラ10に出力するようにしている
このコントローラ10には、この第1.2前輪舵角セン
サの他に車両の走行距離を検出する走行距離センサ13
が接続し、この走行距離センサ13から出力された走行
距離信号nxがコントローラ10に入力するようにして
いる。さらにこのコントローラlOにはエンジンが停止
している状態を検出するエンジン停止判別センサ14を
接続し、このエンジン停止判別センサ14から出力され
たエンジン停止判別信号EOをコントローラ10に入力
するようにしている。
またこのコントローラlOにはミッションが中立位置か
どうかを検出するミッションニュートラルセンサ15を
接続し、ギヤポジションが中立位置にある場合、ミッシ
ョンニュートラル信号MNをコントローラlOに出力す
るようにしている。
コントローラ10ではこのミッションニュートラル信号
MNが入力することにより、各機能をリセットする。
そしてさらにこのコントローラ10には車両が前進して
いるか後進しているかを判別する前後進判別センサ16
を接続し、前後進判別信号FBをコントローラ10に出
力している。
さらに、この発明の装置では、上記コントロールバルブ
3にポンプ17を接続している。このボンプ17から送
られてくる吐出油を上記コントロールバルブ3で切り替
えることにより、ラック5に配置したシリンダ48の動
作方向を切り換え、前輪の転舵をパワーアシストするよ
うにしている。しかしこの方式に限らず、従来の機械リ
ンク式あるいは、他の方式のパワーステアリング装置に
よって前輪を転舵するようにしてもよい。
次に後輪転舵駆動機構47について説明する。
後輪転舵駆動機構47はおもにその動作により後輪18
を転舵するインテグラルタイプのアクチュエータ19と
、このアクチュエータ19に圧油を供給するポンプ20
と、上記コントローラ10に接続する駆動回路21から
の信号により、ポンプ20から供給された圧油の方向を
切り換え、上記アクチュエータ19を動作させるステッ
ピングモータ22とから構成されている。
このアクチュエータ19は、ロッド23を介して後輪1
8のナックルアーム24と連結している。そしてこのア
クチュエータ19の動作により、後輪18は転舵制御さ
れる。ナックルアーム24はロッド25を介して、ロッ
ド板26を備えてなるピストンロッド27に連結し、ピ
ストンロッド27の動作に応じてこのナックルアーム2
4が回動するようにしている。そして上記ピストンロッ
ド27とロッド板26とは、後部シリンダ28内に摺動
自在に収納されている。後部シリンダ28の内部では、
このロッド板26をネプリング30がピストン29を介
して図中左方向から付勢し、図中右方向からはスプリン
グ32がピストン31を介して付勢している。このため
何ら外力が働かない状態では、ロッド板に接続するピス
トンロッド27はシリンダ28の中央位置に保持される
また、この後部シリンダ28のスプリング30例の室3
3とスプリング32側の室34とは、アキュムレータ3
5と常に連通し、アキュムレータ35内の圧力と常に同
じ圧力に保たれている。さらに後部シリンダ28の室3
6は後輪ロック解除弁37と連通している。この後輪ロ
ック解除弁37は、接続するコントローラ25からの切
り換え信号により、その切り換え位置を変えるようにし
ている。すなわち、この後輪ロック解除弁37の切り換
え位置が図中位置にある場合は、この室36がタンク3
8と連通し、この室36とタンク38とが同じ圧力にな
る。このため、室36と、室33.34との間に圧力差
が生じるのでピストンロッド27は外力の作用により中
央位置からずれても、ピストン29または31に押され
て中央位置に戻る。そしてこの後輪ロック解除弁37の
切換位置を図中下方位置に切り替えた場合、室36は、
室33.34と連通し、この室36が室33.34と同
じ圧力になる。このためピストンロッドを支える力は、
上記スプリング30.32のばね反力だけとなり、上記
アクチュエータ19の動作により後輪18を転舵するこ
とが容易となる。なお、図中符号39は、上記アキュム
レータ35内に圧力を供給するポンプ、符号40は、コ
ントローラ10からの信号に応じてポンプ39を駆動す
る電動モータ、符号41はチエツク弁、符号41はアキ
ュムレータ35内の圧力を検出し、圧力が低下した場合
に、コントローラ10へ圧力低下信号を出力する圧カセ
ンサ、符号43はリリーフ弁、符号44は、後輪の舵角
を検出する後輪舵角センサである。そして上記圧力セン
サ10から圧力低下信号を出力していない場合と、前記
エンジン停止判別センサ14からエンジン停止判別信号
EOを出力している場合とは、コントローラlOから電
動モータ40を駆動する信号を出力しないようにしてい
る。これはアキュムレータ35内の圧力が十分確保され
ている場合と、エンジンが停止している場合とでは電動
モータ40の消費電力を節約する必要があるためである
次にコントローラlOの内部の構成について説明する。
前記前後進判別センサ16で検出した車両の前後進信号
FBは、コントローラlOのモード選択部45へ入力す
る。モード選択部45には、この他にリミットスイッチ
11.12から送られてくるリミットスイッチON、O
FF信号と、第1前輪舵角センサ9から送られてくる前
輪舵角信号Ofとが入力している。
モード選択部45では、この各センサから送られてくる
信号を車両の走行条件としてとらえ、出力制御モードを
、通常制御モード、小回り制御モード、戻しハンドル制
御モード、後進制御モードのうちから選択する。
そして同じくコントローラlO内に設けられた出力制御
部46では、この選択された出力制御モードにしたがい
後輪の舵角を制御する出力信号ORを計算し、この出力
信号ORを後輪転舵駆動機構47へ出力する。
なお、走行距離センサ13で検出した走行距離信号nX
は、上記出力制御部46に入力している。そして、小回
り制御モード時、この走行距離信号nXに応じた後輪の
転舵制御を行なうように構成されている。
例えば、第6図に示すように、走行圧#Xが増加するの
にしたがって徐々に後輪をOrm’axまで転舵させる
ことにより、小回り時、車体側方に壁や隣接車両等の障
害物が近接していても、ある走行距離までは車体の張出
しが抑制され、これらに車体後部が衝突するという問題
はなくなった。
この実施例の装置では、走行距離に応じて徐々に後輪を
θrsaxまで転舵させるように構成しているが、走行
距離の他に前輪の転舵角θfも小回り制御モード時の後
輪の制御関数として採用してもよいことは当然である。
また、コントローラIO内には、入力した前輪舵角信号
ofと、後輪舵角信号θ、とに応じてゲインkを計算す
るゲイン演算部49が設けられている。このゲインには
、戻しハンドル制御モードあるいは、後進モードによっ
て出力制御を行なう時、前輪舵角信号ofとともに、後
輪の転舵制御をおこなう関数となっている。例えば、第
3図に示すように、小回り制御により後輪が、θ、八ま
で転舵されている場合をAとすると、このAにおける前
輪の転舵角θfAと後輪の転舵角θrAとから次の第0
式に示すようなゲインの計算を行なう。
k=θr^/(θf^−θto)・・・■ここで、θf
oは通常制御モードにおける後輪の転舵開始角と一致さ
せている。
このようにして計算されたゲインには、ゲイン演算部4
9から出力制御部46へ送られ、第0式に示すような後
輪転舵角θRの計算を行なう。
θR=k(θt −Oro) =■ このように戻しハンドル制御モードと、後進制御モード
とで後輪を制御するときは、前輪の転舵角θfと、ゲイ
ンにとにより後輪転舵角θRが決められるので、後輪が
、現在どのような転舵角であっても、前輪の転舵角θf
に応じたリニアな制御特性によってすみやかに後輪を中
立位置に戻し、直進安定性を向上させることが出来る。
さらに、後進時には、前輪の転舵角θfに応じたリニア
な制御特性によって後輪が制御されるので、前輪を転舵
しなければ、後輪も転舵しないこととなり、後輪がドラ
イバーの意図に反して、据切りを起こすことがなくなっ
た。 次に第5図をフローチャートを用いて、実施例の
装置の動作を順を追って説明する。
まずステップ(1)で制御をスタートさせると、ステッ
プ(2)では、モード選択部45に入力した前後進判別
信号FBにおいて、後退スイッチがONである場合は、
ステップ(5)へ飛び、後退スイッチがOFFである場
合は、ステップ(3)へ進む。
ステップ(3)では、右側のリミットスイッチ11がO
FFである場合は、ステップ(6)へ進み、小回り制御
モードを開始し、右側のリミットスイッチ11がONで
ある場合は、ステップ(4)へ進む。
ステップ(4)では、左側のリミットスイッチ12がO
Nである場合は、ステップ(5)へ進み、左側のリミッ
トスイッチ12がOFFである場合は、ステップ(7)
へ進み、小回り制御モードを開始する。
ステップ(5)では、通常制御モードを行なうため、前
輪の舵角θfをよみとり、ステップ(8)では、予め設
定している後輪ロック領域値θrtを前輪の舵角θfの
絶対値が超えているかどうかを判断する。
後輪ロック領域値θf1を前輪の舵角θfの絶対値が超
えているときは、ステップ(9)へ進み、後輪ロック領
域値θ「1を前輪の舵角θfの絶対値が超えていないと
きは、ステップ(lO)へ進む。
ステップ(9)では、現在後輪が、前記後輪ロック機構
でロックしている状態か否かを判断し、ロックしている
場合は、ステップ(11)へ進み、ロックしていない場
合は、ステップ(16)へ進む。
ステップ(11)ではステッピングモータ22に現在通
電がおこなわれているかを確認する。ステッピングモー
タ22に通電していない場合は、ステップ(12)へ進
み、通電している場合は、ステップ(15)へ飛ぶ。
ステップ(12)では、ステッピングモータ22の通電
を開始し、ステップ(13)では、ステッピングモータ
22の現在の角度θSOを0とし、コントローラlOか
ら出力する信号の初期値θSをOとして、後輪制御の準
備を行なう。
ステップ(14)では、後輪操舵のプログラムを起動す
る。ここまで準備が整ったところで、ステップ(15)
において、後輪ロック解除弁37へON信号を出力し、
後輪の固定を解除する。
ステップ(16)では、出力制御部46において、後輪
舵角θRの決定を行なう。
このORは、つぎの第0式によって決定される。
oR=  θ目/(θfO−θfsax)     (
of 十 〇to);θずく−θ「0 OR=0        : −θfO≦of ≦θf
0θk 二 〇r1/ (θfmay−θ「O)   
 (of −〇ro); θf 〉θfO ・・・■ ここで、θf1は、通常制御モードにおける後輪の最大
転舵角、θlaxは、通常制御モードにおける前輪の最
大転舵角であり、車両諸元によって、任意に定められる
ものである。
ステップ(17)では、この決定された後輪の舵角OR
に基いて、コントローラ10からステッピングモータ2
2へ制御電流を出力する。
またステップ(8)で、後輪ロック領域値θf!を前輪
の舵角θfの絶対値が超えていないときは、ステップ(
lO)で後輪を固定しているか否かの判断を行なう、後
輪が固定されていない場合は、前述した後輪ロック機構
をステップ(18)でロックを解除し、固定されている
場合は、ステップ(19)へ進む。
ステップ(19)では、ステッピングモータ22の通電
状態を確認し、通電しているときは。
ステップ(20)へ進み、通電していないときはステッ
プ(2)へ戻る。
ステップ(21)では、後輪の転舵角θ、がOでないと
きは、上記ステップ(16)へ進み、後輪を補正転舵す
る。後輪の転舵角θ、が0であるときは、ステップ(2
2)へ進み、ステッピングモータ22の通電をOFFと
する。
次に、ステップ(6)における小回り制御について説明
する。ステップ(7)における小回り制御については、
車輪の転舵方向が左右反対方向になること以外、ステッ
プ(6)における小回り制御と同じであるので、同一符
号を付しその説明を省略する。
まず、ステップ(23)では、あらかじめ設定されてい
る後輪の転舵角θr′を読取る。この後輪の転舵角θ「
′は、通常制御から、小回り制御に移行しても後輪の転
舵角が、急激に変化しないように設定されている。
ステップ(24)では、走行距離パルスカウンタなりリ
アし、走行距離センサ13から送られてくる走行距離信
号n×を受は入れる準備をする。
ステップ(25)では、後進スイッチがONの状態にあ
る場合、ステップ(30)へ飛び、後進制御モードを実
行する。後進スイッチがOFFの状態にある場合は、ス
テップ(26)へ進む。
ステップ(26)では、右側のリミットスイ・ンチ11
が入っている場合は、ステップ(27)へ進み、切れて
いる場合は、ステップ(30)へ飛び、戻しハンドル制
御モードを実行する。
ステップ(27)では、走行距離センサ13から送られ
てくる走行距離信号nXを読取り、ステップ(28)で
後輪の転舵角θRを決定する。
この後輪の転舵角ORの決定は、次の第0式のようにし
て行なわれる。
0尺 =θr    *nX  ≦n1on  =  
1 + (θrsax−〇=  ’)/  (n+  −n
l  )(nx  −rr+  ) ; nl < nx < nl OR=θrlaX;n2  ≦nx ・・・■ ここで、nl 、nlは定数である。
このようにして決定された後輪の舵角θRに基き、ステ
ップ(29)では、コントローラlOから駆動回路21
を介して、ステッピングモータ22へ制御電流を出力し
、後輪を転舵する。
次に、ステップ(30)における後進制御モードと戻し
ハンドル制御モードとによる後輪の制御について説明す
る。この実施例の装置では、後進制御と戻しハンドル制
御とを同じ実行手順であるステップ(31)〜ステップ
(40)において行なっているが、このように同じ実行
手順で行なうものに限定されることはなく、別のパラメ
ータを用いた制御形態を採用しても良いことは当然であ
る。
まず、ステップ(31)では、現在の後輪の転舵角θ「
′を読取る。
ステップ(32)では後輪の戻しゲインkを上記第■式
のようにして決定する。
ステップ(33)では入力した前後進判別信号FBによ
り後進スイッチのON、OFFを判断し、後進スイッチ
がONの場合は、ステップ(36)へ進み、後進スイッ
チがOFFの場合は、ステップ(34)へ進む。
ステップ(34)では、右側のリミットスイッチ11の
ON、OFFを判別する。リミットスイッチ11がON
の場合は、ステップ(6)へ戻り、リミットスイッチ1
1がOFFの場合は、ステップ(35)へ進む。
ステップ(35)では、左側のリミットスイッチ12の
ON、OFFを判別する。リミットスイッチ12がON
の場合は、ステップ(7)へ戻り、リミットスイッチ1
2がOFFの場合は、ステップ(36)へ進む。
ステップ(36)では、前輪舵角θfの読み込みを行な
う。
ステップ(37)では、前記第■式によって、後輪の舵
角θRの決定を行なう。
この決定された後輪の舵角θRに基いて、ステップ(3
8)において、コントローラlOから駆動回路21を介
して、ステッピングモータ22へ制御電流を出力し、後
輪を転舵する。
ステップ(39)では、再び、後輪の舵角の読み込みを
行なう。
そして、ステップ(40)で後輪の舵角がOであるなら
ば、ステップ(1)へ戻り、通常制御モードによって後
輪の舵角を制御する。もし、後輪の舵角がOでないなら
ば、ステップ(33)へ戻り、後進制御モード、戻しハ
ンドル制御モード、または、小回り制御モードによって
後輪の制御を行なう。
この実施例の装置では、信頼性を向上させるため、第1
前輪舵角センサと第2前輪舵角センサとを別個に設けて
いるが、1つの舵角センサで前輪の舵角を検出するよう
にしてもよい、この場合。
リミットスイッチ11.12がON、0FFL、ていた
前輪の転舵角を予めモード選択部45内に記憶し、この
記憶した前輪の転舵角を検出した前輪の舵角θ[が超え
た場合、小回り制御モードによって後輪の制御を行なう
。そしてこの記憶した前輪の転舵角を検出した前輪の舵
角θfが下回った場合、戻しハンドル制御モードによっ
て後輪の制御を行なうようにする。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は、本発明の装置の一実施例を示すもので、
第1図は、車両における配置状況を示した全体の構成図
、第2図は1回路の構成を示したブロック図、第3図は
、各モードごとの前輪と後輪あるいは、走行距離と後輪
との対応関係を示した図、第4図は、後輪ロック機構の
部分拡大図、第5図は、全てのモードの制御手順を示す
フローチャート図、第6図は、走行距離と後輪の転舵角
との関係を示す図、第7図は、従来の後輪を転舵する装
置を備えた車両を示す図である。 7・・・前輪、9・・・第1前輪転舵角センサ、10・
・・コントローラ、11.12・・・リミットスイッチ
、13・・・走行距離センサ、16・・・前後進判別セ
ンサ、18・・・後輪、44・・・後輪舵角センサ、4
7・・・後輪転舵出力機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前輪と後輪の操舵が可能な車両の後輪の転舵制御を行な
    う装置において、前輪の舵角を検出して前輪舵角信号を
    出力する前輪舵角センサと、後輪の舵角を検出して後輪
    舵角信号を出力する後輪転舵角センサと、車両の走行距
    離を計測して走行距離信号を出力する走行距離センサと
    、車両が前進しているか、後進しているかを判別する前
    後進判別センサと、車両の走行条件に応じて後輪の制御
    特性を通常制御モード、小回り制御モード、戻しハンド
    ル制御モード、後進制御モードのうちいずれかを選択す
    るモード選択部と、モード選択部で選択された制御特性
    に応じて後輪転舵用の出力信号を出力する出力制御部と
    、この出力制御部からの出力信号に応じて後輪を転舵す
    る後輪転舵駆動機構とを有し、上記出力制御部には、前
    輪の転舵角に応じて、後輪の舵角を一定制御する通常制
    御機能と、小回り制御モードを選択した時点の位置から
    の走行距離を制御関数として後輪を転舵する小回り制御
    機能と、ハンドルを戻して小回り制御モードが終了した
    時点の前後輪舵角比を計算し、その舵角比と前輪の転舵
    角とに応じて後輪舵角をリニアに制御する戻しハンドル
    制御機能と、後進制御モードを選択した時点の前後輪舵
    角比を計算し、その舵角比と前輪の転舵角とに応じて後
    輪舵角をリニアに制御する後進制御機能とを備えてなる
    ことを特徴とする後輪操舵制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017528369A (ja) * 2014-09-25 2017-09-28 ローベルト ボッシュ オートモーティブ ステアリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングRobert Bosch Automotive Steering GmbH 車両の従動車軸用ステアリングシステム

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JP2017528369A (ja) * 2014-09-25 2017-09-28 ローベルト ボッシュ オートモーティブ ステアリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングRobert Bosch Automotive Steering GmbH 車両の従動車軸用ステアリングシステム

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