JPH0317599B2 - - Google Patents

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JPH0317599B2
JPH0317599B2 JP8169086A JP8169086A JPH0317599B2 JP H0317599 B2 JPH0317599 B2 JP H0317599B2 JP 8169086 A JP8169086 A JP 8169086A JP 8169086 A JP8169086 A JP 8169086A JP H0317599 B2 JPH0317599 B2 JP H0317599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
welding
workpiece
attached
welded
Prior art date
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Expired
Application number
JP8169086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62238099A (ja
Inventor
Hirotoshi Tsucha
Kenichiro Ootsuka
Toshiaki Ueda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8169086A priority Critical patent/JPS62238099A/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車のフレームのような被溶
接物を溶接作業に適した姿勢に変位させて保持す
るための装置に関する。
(従来技術) 自動二輪車は、その特性として手軽な機動性を
有する一方フアツシヨン的な要素を有しているた
め、用途及びユーザーの嗜好に応じて種々の設計
が施され、その製造形態は多種、少量生産への移
行を示している。
ところで、この種の自動二輪車には、その骨格
をなすパイプフレームに種々の部品が取付けら
れ、またこれらの部品はさらに別の部品が取付け
られるが、これまでこの種の部品の取付けに当つ
ては、はじめにフレームにいくつかの部品を仮付
けして溶接した後、その上に別の部品を仮付けし
て溶接するという分業システムが採られてきたた
め、各工程のサイクルタイムが短くてロス時間が
多いほか、多数の溶接装置等を必要とする関係
上、設備投資が嵩む反面、多種少量生産には適応
し得なくなるといつた問題を有していた。
他方、パイプフレームに可及的に多くの部品を
仮付けした後、これらを溶接してゆくという生産
システムは、サイクルタイムを長くした少ない工
程で所要の作業を行なうことができるため、ロス
時間を減少させることができるが、反面、このシ
ステムを採つた場合には、例えば実公昭57−
132790号公報に開示されているような保持装置に
フレームを保持させた上、これをいろいろな向き
に変えながら多数の溶接個所を溶接してゆく必要
がある。しかしながら、上記したような保持装置
では、保持装置自体が邪魔になつて溶接トーチを
必要な個所にもぐり込ませることができなかつた
り、ワークの着脱に多くの時間を要して溶接ロボ
ツトの稼働効率を悪くしたり、各種のフレームに
対応させることができないといつた不都合を有し
ている。
(目的) 本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、機種の如何にかかわり
なく周辺に大きな空間を保持した状態でワークを
任意の姿勢に変えることができると同時に、溶接
装置の稼働効率を可及的に向上させることのでき
る新たなワークの保持装置を提供することにあ
る。
(目的を達成するための手段) すなわち本発明はかかる目的を達成するための
被溶接物の保持装置として、被溶接物の長手方向
一端を支持する部分を有しかつ全ての方向に旋回
動可能に取付けられた被溶接物の支持手段を備え
た搬送手段と、この搬送手段を溶接部位に導く案
内手段と、溶接部位に配設された昇降駆動手段及
び回転駆動手段により駆動されかつ先端に被溶接
物の長手方向他端を支持する支持部を備えた被溶
接物の上下動及び旋回動手段とからなるものであ
る。
(作用) このように構成したことにより、搬送手段が被
溶接物の長手方向一端を支持して溶接部署のもと
に走行してくると、この部署に設置された被溶接
物の上下動及び旋回動手段が、被溶接物の長手方
向他端を把持してこれを溶接し易い姿勢に変位さ
せ、また溶接処理が終つた後は、被溶接物の把持
を解いてこれを溶接部署から退避させ、別の部署
において新たな被溶接物との変換等を行う。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
図面はいずれも本発明の一実施例を示したもの
であつて、1台もしくは複数台の溶接ロボツト
2,2を配備した溶接ステーシヨン1には、台車
20を介して自動二輪車用フレームWを搬入する
ためのレール10が引込み配設されている。
このレール10には、その終端部に走行してき
た台車20を溶接部位で停止させるためのストツ
パ12が、台車20の進入検知信号により起立す
るように起伏自在に取付けられ、またレール10
の終端部近傍には、溶接部位で停止した台車20
をロツクするためのロツク爪13が同じく起伏自
在に取付けられている。
他方、このレール20上を走行する台車20に
は、その上面にフレームWの下部W1を支える受
台21が設けられ、またその搬入方向後端には、
フレームWを回動可能かつ揺動可能に支持する支
柱22が立設されている。
23は、ボールジヨイト24を介してこの支柱
22の上端部に取付けられたクランプ治具で、コ
字状に形成されたこのクランプ治具23には、フ
レームWヘツドパイプ部W2を軸方向にクランプ
するための押圧杆25がシリンダ26により伸縮
動可能に取付けられ、また、このクランプ治具2
3の下部背面に、支柱22に取付けられたシリン
ダ28により伸縮動する杆29の先端が当接し
て、フレームWの重量に抗し得るように構成され
ている。
他方、上記した溶接ステーシヨン1には、フレ
ームWのスイングアーム支持杆W3を枢支してフ
レームWを任意の姿勢に変位させるフレームの姿
勢変更用ロボツト30が、レール10の終端部に
対向して配設されている。31はここの基台32
に立設された支柱で、この支柱31は、溶接部位
における台車20上のボールジヨイント24を中
心として掛かれるほぼ円弧状に構成されていて、
ここに固定したガイド板33には、フレーム回動
部材36を担持したキヤリア34がキヤスタ35
を介して上下動可能に取付せられている。
上記したフレーム回動部材36は、キヤリヤ3
4の一側にその移動方向に対して直角な向きに取
付けられた上、第1の駆動モータ37により前後
に駆動されるように構成され、これによりフレー
ム回動部材36は常に軸心を台車20上のボール
ジヨイント24に向けた状態で位置している。
この回動部材36の前面には、第2の駆動モー
タ38に駆動されてその軸心回りに回動するアー
ム39が取付けられ、このアーム39の自由端に
設けたチヤツク機構40によりフレームWのスイ
ングアーム支持杆W3を挟持してフレームWを台
車20上のボールジヨイント24を支点として回
動するように構成されているが、さらにこの回動
部材36の後端は、基台32の後端に枢着された
ボーネルネジ機構41と結合して第3の駆動モー
タ42によりキヤリヤ34を介して支柱31上を
上下動し、これによつて、フレームWをボールジ
ヨイント24を支点として上下に旋回動させるよ
うに構成されている。
なお、第3図中符号4は溶接ロボツト2の制御
盤を示している。
つぎにこのように構成された装置の作動につい
て説明する。
図示しない仮付け工程を経て所要の部品が仮付
けされたフレームWが運ばれてくると、台車20
は溶接ステーシヨン1の外部においてこのフレー
ムWを受取り、そのヘツドパイプ部W2をクラン
プ治具23によりクランプし、下部W1を受台2
1に支持した上で、溶接ステーシヨン1に向けて
走行する。そして、この台車20がレール10の
終端に達して起立したストツパ12により停止す
ると、その後方に起立したロツク爪13は台車2
0を溶接部位にロツクする。
他方、レール10の終端部に対向して配設され
た姿勢変更用のロボツト30は、予めテイーチン
グされた通りに第1の駆動モータ37によりフレ
ーム回動部材36を前後動させ、また第3の駆動
モータ42によりキヤリヤ31を介してこの回動
部材36を上下動させ、さらに第2の駆動モータ
38によりアーム39を所定の位置に回動させ
て、アーム39端のチヤツク機構40を搬入され
てきたフレームWのスイングアーム支持杆W3
合致させてこれを把持する。
そして、この状態でフレームWに仮付けされた
各部品をフレームWの側部から溶接ロボツト2,
2により溶接し、また、溶接トーチ3が入り込め
なくなると、はじめに第3の駆動モータ42を回
動させてフレームWの後方を上昇させ(第4図矢
印A方向)、受台21との係合を解いた上、第2
の駆動モータ38により旋回アーム39を回動し
て、フレームWをその軸心回りに回転させ(第4
図矢印B方向)、溶接ロボツト2が溶接し易い姿
勢にフレームWを変位させつつ所要の溶接作業を
行う。
なお、以上は自動二輪車用フレームの保持装置
の実施例をもとにして本発明を説明してきたが、
その他の被溶接物に対しても本発明を適用するこ
とができる。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、被溶接物の
一端を搬送手段上に設けた支持部材により回動可
能に支持するとともに、他端を溶接部位において
そこに配設した支持手段により上下動及び旋回動
させるように構成したので、フレームの側面に作
業用空間を保持した状態で被溶接物の姿勢を自由
に変えながら、溶接ロボツト等の動きを可及的に
抑えつつ多数の仮付け部品を同時に溶接すること
を可能として、この種の部品組付け工程を大幅に
削減すると同時に、多数少量生産させることがで
きる。
しかも、搬送手段を用いて保持したフレームを
溶接部位に搬入搬出するようにしたので、溶接部
位でのフレームの取付け取外しの時間をなくし
て、溶接作業時間の大幅な短縮を図りつつ、溶接
装置等の稼働率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置の側面
図、第2図はフレームの姿勢変更用ロボツトの正
面図、第3図は同上装置を備えた溶接装置の全容
を示す斜視図、第4図はフレームの回動方位を示
す図である。 1……溶接ステーシヨン、2……溶接ロボツ
ト、10……レール、20……台車、21……受
台、23……クランプ治具、24……ボールジヨ
イント、30……フレームの姿勢変更用ロボツ
ト、31……支柱、34……キヤリヤ、36……
駆動部材、39……アーム、40……チヤツク機
構、41……ボールネジ機構、W……自動二輪車
用フレーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被溶接物の長手方向一端を支持する部分を有
    しかつ全ての方向に旋回動可能に取付けられた被
    溶接物の支持手段を備えた搬送手段と、該搬送手
    段を溶接部位に導く案内手段と、該溶接部位に配
    設された昇降駆動手段及び回転駆動手段により駆
    動されかつ先端に被溶接物の長手方向他端を支持
    する支持部を備えた被溶接物の上下動及び旋回動
    手段とからなる被溶接物の保持装置。
JP8169086A 1986-04-08 1986-04-08 被溶接物の保持装置 Granted JPS62238099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8169086A JPS62238099A (ja) 1986-04-08 1986-04-08 被溶接物の保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8169086A JPS62238099A (ja) 1986-04-08 1986-04-08 被溶接物の保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62238099A JPS62238099A (ja) 1987-10-19
JPH0317599B2 true JPH0317599B2 (ja) 1991-03-08

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ID=13753354

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JP8169086A Granted JPS62238099A (ja) 1986-04-08 1986-04-08 被溶接物の保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3839783B2 (ja) 2003-03-25 2006-11-01 本田技研工業株式会社 車体フレーム用位置決め治具装置
DE102009018619B4 (de) * 2009-04-27 2014-07-17 Fft Edag Produktionssysteme Gmbh & Co. Kg Roboterabstützung
US11254381B2 (en) * 2018-03-19 2022-02-22 Divergent Technologies, Inc. Manufacturing cell based vehicle manufacturing system and method

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JPS62238099A (ja) 1987-10-19

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