JPH03175063A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH03175063A
JPH03175063A JP25369090A JP25369090A JPH03175063A JP H03175063 A JPH03175063 A JP H03175063A JP 25369090 A JP25369090 A JP 25369090A JP 25369090 A JP25369090 A JP 25369090A JP H03175063 A JPH03175063 A JP H03175063A
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JP
Japan
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card
recording
stage
thermal head
transfer paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP25369090A
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English (en)
Inventor
Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Hidefumi Tanaka
英史 田中
Shigeru Kato
茂 加藤
Naomi Osada
長田 尚省
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば磁気カードや会員カードなど各種の平板
状のカードのような記録媒体に画像情報や文字情報を記
録する記録装置に関する。
(従来の技術) 近年、情報処理の分散化などによりクレジットカードや
IDカードの背反に伴い、テレホンカードなどのプリペ
イドカードらまた著しく背反していることは周知のこと
である。
この種のカードは一般的には合成樹脂などにより平板状
に形成されており、例えば所定の情報信号が記録される
磁気ストライプなどを備えた機能本位のものに対して、
その上に更に本人を確認するために顔写真など特殊な処
理を施したものなど様々である。
これらのカードのうち顔写真などの情報を記録したID
カードなどは、−殻間には写真をカード上に添附してこ
のカードをラミネート処理したものが多く採用されてい
る0反面、印刷技術の向上により印刷によるものも背反
しつつあり、本出願人は例えばビデオカメラなどでその
場で捉えた画1象情報を、その場所で即座にカード上に
作成(作画)できる記録装置を先に提案した。この記録
装置は捉えた画像情報をカードに直に印刷すると共に、
構造が簡単でかつ小型であり、しかも保守が容易である
など多くの利点があるが、この種カードは磁気読取り装
置に通過させることが多いので、記録した画像や文字な
どが摩耗し易い。また記録に際して昇華性インクを使用
した場合など指の油などによる変色が発生するきらいが
あった。
(発明が解決しようとする課題) そこで、特開昭61−51391号公報に記載されるよ
うに、記録面にオーバコートを施す技術があるが、これ
は画像形成用のイエロー、マゼンタ、シアンのインクと
同一の転写紙上に塗布したオーバコート用のインクを用
いて同一の装置でオーバコート膜を転写記録するもので
あり、印刷条件がイエロー、マゼンタ、シアンと同一と
なり強度のあるオーバコート膜を形成することができな
い。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、例えば合成樹脂製の名刺大のカード
に熱昇華性インクまたは熱溶融性インクを塗布した転写
紙を介してサーマルヘッドにて押圧することにより、ビ
デオカメラやパソコンからの画像データと文字などデー
タとを合成して第1の記録部にて記録〈印刷〉すること
により、これまでの印刷機能を簡略化し、かつ、第1の
記録部に連繋するように、上記記録された面を保護する
ための第2の記録部を設けることにより、記録(印刷)
効率が良く、しかも記録された面を選択的に保護し得る
記録装置を提供するものである。
そして、このために、カード状記録媒体上に画像情報又
は文字情報などのデータを記録する記録装置であって、
直線移動するステージに前記カード状記録媒体を保持さ
せ、前記ステージの移動方向に直交したライン型のサー
マルヘッドにて転写紙を介して前記カード状記録媒体に
記録する第1の記録部と、前記第1の記録部によって記
録された前記カード状記録媒体をプラテンローラと他の
サーマルヘッド間に転写紙を介して通過させて記録する
第2の記録部とを備えたことを特徴とする記録装置。
■カード状記録媒体の記録に際し、第1の記録部のサー
マルヘッドの走査方向と第2の記録部のサーマルヘッド
の走査方向とは互いに異なる走査方向とした請求項1記
載の記録装置。
(3)第1の記録部はカード状記録媒体上に画像情報又
は文字情報などのデータを記録し、第2の記録部は前記
第1の記録部によって記録されたカード状記録媒体の記
録面に保護膜を施すオーバコート記録とした請求項1記
載の記録装置。
(1)第1の記録部のサーマルヘッドの発熱抵抗体のド
ツトピッチと第2の記録部のサーマルヘッドのドツトピ
ッチが互いに異なることを特徴とする請求項1又は2項
記載の記録装置。
(5)第1の記録部に対するカード状記録媒体の給排は
ステージの移動方向と直交する方向より行なわれ、かつ
第2の記録部へのカード状記録媒体の供給は前記第1の
記録部の排紙経路の延長上としてなる請求項1記載の記
録装置。
■カード状記録媒体を転写紙を介してサーマルヘッドと
プラテンローラ間で加圧して記録を行なう記録装置にお
いて、前記プラテンローラの前後にて前記カード状記録
媒体を搬送するローラの少なくとも一方のローラに一方
向クラッチを介在させてなり、前記プラテンローラの周
速に対して前記ローラの周速を遅くしたことを特徴とす
る記録装置をそれぞれ提供するものである。
(実 施 例) 第1図は本発明の記録装置の基本構成の斜視図、第2図
は本発明装置の要部の一部を構成する第1の記録装置で
あるサーマルヘッド駆動機構、転写紙カートリッジ駆動
機構およびその周辺部を示す斜視図、第3図は本発明装
置に適用される転写紙カートリッジの斜視図、第4図は
転写紙ロールの斜視図、第5図は本発明装置の第1の記
録装置を構成するステージおよびステージ移動機構を示
す斜視図、第6図は第5図に示すステージの開面図、第
7図は同ステージの第6図中■−■線に沿う断面図、第
8図はカード位置規制部の拡大断面図、第9図、第10
図は第5図に示すステージ駆動系の平面図である。
先ず、本発明装置の基本的な構成を第1図を用いて説明
する。
記録装置1はカード上に主たる情報である画像情報や文
字情報を記録(印刷)するための第1の記録装置(第1
の記録部)laと、この第1の記録装置1aよって記録
されたカード上に第1の記8装置1aに引き続いてオー
バコート記8(印刷)を行なう第2の記録装置(第2の
記録部>lbとより構成しである。
第1の記録装置1aは矢印方向から短平方向開を先導端
として長平方向に沿って挿入されるカード6を一対の供
給ローラ2a、2aの回転によってステージ10上に載
置し、このステージ10をガイド軸8a、8bを案内軸
としてカード挿入方向と直交する方向にボールネジ軸9
の回転によって82 、B、方向に往復動させると共に
、第3図に示す如くの転写紙カートリッジ12に取付け
られた一対の転写紙供給ロール14と転写紙巻取ロール
15とに巻回された転写紙13を介してカード6上にサ
ーマルヘッド11を押圧して所定の信号を記録するもの
である。
この時、転写紙13はステージ10の移動速度と同期し
て後述する転写紙駆動機構にて供給ロール14よりに送
り出され、サーマルヘッドの発熱抵抗体に所定の信号電
流を供給しつつ、巻取りロール15に巻回されることに
より、第1色の色インクであるイエローインク(Yイン
ク)の印刷を行なった後、サーマルへラド11がステー
ジ10より回動退避するのと同じタイミングで、ステー
ジ10がB2方向に復帰して初期位置に至り、さらに転
写紙13は巻取り方向に送られて第2色の色インクであ
るマゼンタインク(Mインク)の頭出しが行なわれ、再
び上記動作と同様の動作により順次印刷が開始される。
そして、最終色の色インクの印刷が終了するとステージ
10は再び初期位置に復帰し、その終了信号によりカー
ド6はカード挿入方向と同一ライン上にある反対間のカ
ード排出口16より排出されフルカラー印刷が完了する
さらに、カード排出口16より一対のローラ2b、2b
、3a、3aの回転によって搬送されたカード6は第2
の記録装置1bのプラテンローラ4上に導かれる。この
プラテンローラ4の回転軸の軸線は上記第1の記録装置
1aのステージ10の移動方向と平行としである。
この後、後述する手段にて他のサーマルヘッド5が一対
の供給ロール153と巻取ロール154とに巻回された
転写紙155を介してカード6上に保護用のオーバコー
ト印刷を行なう。このようにして、最終的に印刷が終了
したカード6は排出ローラ3b、3bにて装置より排出
され一連の印刷(記録)工程が終了するものである。
即ち、本発明装置の基本的な動作としてカード6は装置
の前面パネルからカード長手方向に沿つて供給・排出操
作され、第1の記録装置1aによる印刷方向はカードの
給排方向に対して直交する方向(短手方向)となるため
、カードの位置規制が容易となりレジずれのない高品位
な印刷を行ない得、引き続き第2の記録装置1bによっ
て既記録画に保護用のオーバコートがなされるため、第
1の記録装置1aによる記録動作中、第2の記録装置1
bでは次工程のオーバコート印刷が同時になされること
により、印字条件が異なる条件のオーバコート材であっ
ても適切なオーバコートができ、またオーバコートはカ
ードの任意の部分におこなうことが可能となるなど各種
の特徴点が後述する具体的な構成によって、より良く明
確に理解されるであろう。
さらに、カード6は長手方向に沿って挿入され、しかも
印刷はカード6の短手力向くサーマルヘッド2の副走査
方向〉に沿ってなされるため、転写紙の1色の長さを短
かくして印刷時間を短くし得、またさらに上述した如く
全ての操作を前面パネル3fllにて行なうことができ
るため、記録装置1が小型化でき、かつ操作性が良好と
なる。
上記した説明で本発明装置の基本的な動作に伴なう特長
が理解されたであろう。
ここで、本発明の記録装置1(第1の記録装置laと第
2の記録装置1b)の細部の構成を第1の記録装置1a
より順次説明する。第2図には第1の記録装!laの主
たる機構のサーマルヘッド駆動n構と転写駆動機構が示
され、第3図にはステージおよびステージ移動機構が示
されている。
(サーマルヘッドとこれと関連する機構)先ず、第2図
において、装置のフレーム17は相対向する一対の測板
17a、17bと、両者を連結する底板17cとより断
面形状が略U字状に形成されており、一方の測板17a
にはサーマルヘッド駆動機118と転写紙巻取り機構1
9がそれぞれ配置され、他方の開板17bには転写紙カ
ートリッジ12を挿入するための挿入孔17dが形成し
である。そして、この筐体17の上部にはサーマルヘッ
ド装f(組立て体)が配置され、その下部には転写紙カ
ートリッジ12を介して移動するステージ10を配置し
たことにより、関連する各駆動m襦がそれぞれ有効に配
置され、各機構の有機的な結合が可能となって装置がコ
ンパクト化されている。
複数の発熱抵抗体を直線状に備えたライン型のサーマル
へラド11はステージ10の移動方向(B+ 、B2 
)に対して主走査方向(発熱体の配列方向)が直交する
如く配置されており、その両端部は矩形状の剛性を有す
る取付板20a、20bの前端部にてねじ21で固定さ
れており、ヘッドの上部に位置するねじ22にて被記録
媒体であるカード6に対する当り(X+ 、X2方向の
ヘッドの接触位置〉を調整することができる。この調整
により色ムラのない印刷が可能となる。上記発熱抵抗体
の印字におけドツトピッチは例えば12ドツト/■とし
である。
取付板20a、20bは上端部を連結杆23にて架橋さ
れる一方、その下部には側板17a、17b間に架設し
た揺動軸24を支持することによって、サーマルヘッド
11は揺動軸24を支持軸としてc、、c2方向に回動
自在に支持されることになる。これら取付板20a、2
0bとサーマルへラド11および連結杆23によりサー
マルヘッド組立体を構成する。ま・た、この揺動軸24
は連結杆23に対してB1方向に適宜な長さだけ漏倚し
た位置にある。(第11図乃至第14図に明確に示され
ている。) また、測板17aと取付板20aとの間では、揺動軸2
4に圧縮コイルばね25が嵌挿されており、取付板20
aを常時E方向に押圧して、サーマルヘッド11の後述
する印字動作時に軸方向(サーマルヘッドの主走査方向
、即ち、発熱抵抗体の配列方向)の移動を規制している
。このように圧縮コイルばね25を使用することにより
サーマルヘッド11の軸方向のガタを吸収することがで
きると同時に、ヘッド揺動時の負荷を小さくすることが
可能となる。
サーマルヘッドを動作するための略り字状に形成した駆
動アーム26の一端支持部26aは上記揺動軸24の中
央部に軸支され、他端作用部26bは長平方向に長孔2
6cが形成してあり、一端支持部26aの上端は連結杆
23と所定の間隔を保って対向する関係としである。そ
して、一端支持部26aの対向部26dには、連結杆2
3に対しては遊嵌状態となるピン36.36が植設され
ており、各ピンにはコイルばね37.37が嵌挿される
ことにより、これらコイルばね37,37にてサーマル
へラド11への押圧力を付与することになる。
38.38は連結杆23と駆動アーム26とを連結する
板ばねであり、その一端部は連結杆23に固定され、他
端部は駆動アーム26に植設したピン39.39に長孔
38a、38aが嵌挿されている。コイルばね37,3
7の弾性力により連結杆23と駆動アーム26の間隔を
規制すると共に、その長孔38aの作用により連結杆2
3に対する駆動アーム26の相対変位を許容することが
できる(両者の関係は第11図に明示されている)、即
ち、駆動アーム26が揺動軸24を中心としてC1方向
に回動すると回動初期では駆動アーム26の動きとサー
マルへラド11の動きは、連動するものの、回動終期(
サーマルヘッド押圧時〉では駆動アーム26はコイルば
ね37.37を撓よしつつ単独で回動し、この撓み力が
ヘッド押圧力となり、その力は例えば10kg前後であ
る。
また、駆動アーム26の他端作用部26bの長孔26c
内にはフレームである連結杆27の軸受部27aと測板
17a間に架設した回転軸30に支持されたカム円盤2
8の偏心位置に取り付けたカムローラ29が嵌挿されて
いる。なお、このカムローラ29は固定軸であってもよ
い。回転軸30のIPI板17aの外面間におけるfl
!!端には、大径歯車31が固定されている。また、こ
の回転軸30には、カム円盤28の回転位置を検出する
検出部となる透孔32a、33aをそれぞれ形成した一
対の反射円盤32.33が固定され、これらの対向面に
は連結杆27に取り付けられた検出センサ34,35が
配置されている。一方の検出センサ34は透孔32aに
てサーマルヘッドの動作位置(押圧位置)を検出し、他
方の検出センサ35は透孔33aにてサーマルヘッドの
非作動位置(ステージ10からの離間位置)をそれぞれ
検出する。なおこの検出は反射円盤の代りにスリットの
入った円盤を使用すると共に、検出センサを透過型の物
を用いてもよい、また反射内!!32.33を一体化す
ることは勿論可能である。
そして、上記大径歯車31は、側板17aに立設した軸
40に支持された上記サーマルヘッド駆動機構18の出
力歯車である小歯車41aと噛合する。
サーマルヘッド駆動機構18は上記測板17aにブラケ
ット139が固定されており、そのモータ42の回転力
はモータ軸に固定されたタイミングプーリ43よりタイ
ミングベルト44を介して1t!1のタイミングプーリ
45にf大連される。このタイミングプーリ45の回転
は、これと一体のウオーム46を介して上記小歯車41
aと一体のウオームホイール41に伝達されることによ
り大きく減速され、その減速された回転力は駆動アーム
26を介してサーマルヘッド11を揺動軸24を中心と
してc、、C2方向に揺動させる。
サーマルへラド11がステージ10上のカード6へ押圧
する力は上記したように10kg前後であるため、ウオ
ーム46とウオームホイール41を介して回転するカム
円盤28による駆動アーム26の駆動は有効的であり、
かつこのウオームホイール駆動はカム円盤28がサーマ
ルヘッド押圧動作時に作用する反力によって回転される
ことがなく、このため反力による特別の回転防止ifJ
を設ける必要がない。
(転写紙カートリッジおよびその駆動a梢)転写紙カー
トリッジとこの転写紙カートリッジを駆動する駆動a構
とを第2図に併せて第3図。
第4図を参照しながら説明する。
転写紙カートリッジ12はカートリッジ側板54に設け
た歯車50.51測を先導端としてフレーム17の挿入
孔17dよりA1方向から装置の案内板52.53をガ
イド面として挿入操作され、サーマルヘッド11とステ
ージ10との間に配置される。この案内板52.53の
入口側はそれぞれ外側に拡開した拡開部52a、53a
が屈曲形成されており、転写紙カートリッジ12の挿入
操作を容易にしている。
ここで、転写紙カートリッジ12の具体的な構成を説明
する。転写紙カートリッジ12は所定の間隔を保って相
対向した一対のカートリッジ側板54.55を7本の軸
56a〜56fにて互いに連結してフレーム部が構成さ
れている。カートリッジ測板54.55の中央上部には
凹部54a。
55aが形成され、この間にてサーマルヘッド11の進
入が許容され、かつ一方のカートリッジ開板55の外側
面には取手57が固定され、転写紙カートリッジ12の
挿脱操作を容易にしている。
さらに両カートリyジ側板54.55には、これを装置
に装着した際に位置決めする位置孔54b。
54c、55b、55cがそれぞれ穿設されている。
第4図に示すような転写紙13を巻回した転写紙供給ロ
ール14および転写紙巻取ロール15は、カートリッジ
側板54.55の凹部54a、55aを跨ってそれぞれ
回転自在に取り付けられている。この転写紙13はベー
スとなるポリエステルフィルム上に熱昇華性または熱溶
融性のインクであるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)を面順次にて塗布したものを用いである。
両転写紙供給ロール14.転写紙巻取ロール15の一端
部には切欠き14a、15aがそれぞれ形成されており
、これら一端切欠き14a、5a測は、カートリッジ測
板54に固定された軸ホルダ58に支持されているロー
ル支持軸59.59のピン58a、59aに嵌入される
。一方、両ロール14.15の@端側は他方のカートリ
ッジ測板55に固定された軸ホルダ60.60に支持さ
れているロール支持軸61.61内に嵌入されている。
またこのロール支持軸61.61と軸ボルダ60.60
との間には圧縮コイルばね61,62が装架されること
により、これを撓ませることによりロールの着脱を容易
にすると同時に、ロール14.15をカートリッジ測板
541JI!Iに常時付勢して位置規制している。
また、カートリッジ測板54の外側面に位置して、ロー
ル支持軸58.59と連結された歯車50.51は、第
2図に示す装置の後述する歯車67.66と噛合して回
転駆動される。これにより転写紙13は、転写紙供給ロ
ール14より送り出されて転写紙巻取ロール15側に巻
き取られる。
なお、64a〜64d、転写紙13の走行バスを形成す
るよう、カートリッジ開板54.55間に架設された軸
ローラであり、また65は取付金具66に取り付けられ
た反射率の高い反射板であり、装置の後述するインク検
出センサ93と対向する位置関係にある。
上記転写紙カートリッジ12の構成が理解されたので、
これを駆動する転写紙カートリッジ駆動m fi 19
と関連機構部の構成を再び第2図にて説明する。
フレーム17の測板17aには上記転写紙カートリッジ
12の供給側の歯車50および巻取側の歯車51と噛合
する位置に歯車66.67がそれぞれ配置されている。
一方の歯車66はこれと一体の大歯車68を有して軸に
軸支されており、この大歯車68は、測板17aに支持
された白と黒の放射状のパターンを形成したディスク6
9と一体の小歯車70と噛合する。そして、ディスク6
9のパターンと対向した検知センサ71が、支持部72
を介して曲板17aに取り付けられている。即ち、供給
ロールド1が回転すれば上記歯車列を介してディスク6
9を回転し、その時検知センサ71は放射状の白・黒の
パターンを検知してパルス状の信号を出力して供給ロー
ル14の回転状態を確認する。従って、転写紙13が終
了すると、当然ディスク6つの回転も停止するため、装
置は転写紙13の残存状態を常に確認することができる
また、上記転写紙カートリッジ12の巻取り測の歯車5
1と噛合する他方の歯車67は、その軸74か測板17
aの外面に固定された軸ホルダ73に摺動、かつ回転自
在に支持されている。回転軸74は軸ホルダ73測にお
いては、駆動歯車76が取り付けられ、また歯車67測
においてはコイルばね75が嵌挿されている。このため
歯車67が転写紙カートリッジ12の歯車68と噛合す
る際、相互の歯の位相がずれた場合であっても、歯車6
7がコイルばね75の弾性力に抗して押圧方向に変位し
つつ回転し、歯の位相があった位置で再び弾性復帰して
、正確な噛合い関係を保つことができる。
上記駆動歯車76は、転写紙駆動機構19の出力歯車で
ある幅広の小歯車78上を摺動自在に噛合する。小歯車
78は大歯車79と一体形成され、測板17aに植設し
た軸77に支持されている。
大歯車79は側板17aに植設した軸80の支持されて
いる幅広の小歯車81と噛合し、この小歯車81のフラ
ンジ部81aと、同軸上の歯車83に固着された摩擦材
であるフェルト82とが後側よりコイルはね84にて押
圧されて摩擦接合されている。つまり、小歯車81と歯
車83とはスリップクラッチ機構によって連結されたこ
とになる。
歯車83はモータ85の回転軸上の小歯車86と噛合す
る。そして、このモータ85はフレーム87により測板
17aに固定される。
従って、転写紙カートリッジ駆動機構19のモータ85
の回転は、小歯車86より歯車83とスリップクラッチ
R横を介して接続された小歯車81に減速して伝達され
、さらに小歯車81は大歯車79.小歯車78.歯車7
6(歯車67)を減速駆動して転写紙カートリッジ12
の歯車51を時計方向に回転駆動して転写紙13の巻取
り動作を行なう、この転写紙巻き取り時、転写紙13が
過大な力で巻取られると印刷画面の主走査方向に筋が発
生してしまうため、上記スリップクラッチ機構は巻取り
時の過負荷を防止するよう有効に作用するものである。
また、測板17aの内側面および側板17bの外囲面に
は、挿入されたカートリッジの上記したカートリッジ側
板54.55の透孔54b、54c  55b、55c
をそれぞれ導入し、位置決めする位置決めピン89a、
89b、90a、90bが突設されている。
これらの位置決めピン89a、89b、90a90bの
先端は円錐状になっており、カートリッジの位置決め用
の透孔の導入を容易にする。
また、上記フレーム17の角部材91には、取付板92
を介してインク検知センサ93が走行する転写紙13に
対向して幅方向に一列に3個設けである。各検知センサ
93,93.93はそれぞれ第4図に示した転写紙13
の黒マークBLとイエロー(Y)とマゼンタ(M>の判
別、マゼンタ(M )とシアン(C)の判別が後述する
如くできるようになっている。
さらに、測板17bの側面には、転写紙カートリッジ1
2を係止するロックレバ94が回動自在に取り付けてあ
り、装置内に挿入され位置決めされた転写紙カートリッ
ジ12は、カートリッジ側板55がこのロックレバ94
に係止されることにより挿入方向への移動が完全に規制
される。
(ステージおよびステージ移動機構) ステージ10およ“びステージ移動機構を第5図の斜視
図、第6図〜第8図にてステージの詳細示し、また、第
9図、第10図では平面図でそれぞれ示す。
カード6をステージ10は矩形状のブロックからなり、
フレーム17に固定された支持板100゜101に両端
が取り付けられたガイド軸8a、8bに、第6図に示す
ようにリニアボールベアリグ102.102を介して支
持され、ボールネジ軸9の回転によってサーマルヘッド
11の主走査方向と直交する方向に移動し、第1図に示
したようにその移動方向と直交する方向より上記ガイド
部材7の長手方向に沿って挿入されるカード6を載置・
固定する。このリニアボールベアリング102.102
はステージ10の開面10a、10bにねじで固定され
たストッパ103.103にて規制されている。
ボールネジ軸9は両ガイド軸8a、8b間に配置され、
かつそのナツトがステージ10に固定され、両端部はフ
レーム17に固定した支持板100.101にボールベ
アリング104.105を介して回転自在に支持されて
いる。
支持板101fIlの一方のボールベアリング105は
固定状態であり、支持板100111t!Iの他方のボ
ールベアリング104は単に支持状態となっている。従
って、ステージ10の頻繁な移動によりネジ部が熱膨脹
した際にも、ボールベアリング104が軸方向に移動し
てネジ部を曲げるようなことはない。
上記ガイド軸8a、8bはステージ10がサーマルヘッ
ド11の押圧力に対して十分に剛性が維持されている軸
径を有してボールネジ軸9の撓み発生を防止し、印刷時
のギヤムラを最小限に押え、かつステージの円滑な移動
を許容するために研磨仕上げが施されている。またボー
ルネジ軸9がガイド軸8a、8b間に配置されることに
より、撓みに対して有効でありガタ付きも少なくするこ
とができる。
ステージ10の上面10cは平坦面となされたカード固
定部106が設けられており、このカード固定部106
は奥部の一対のストッパ107゜107と、挿入される
カード6の幅に略対応した位置に位置決めリブ108お
よびガイドリブ109とよりカード挿入曲が開口した溝
形状である。
上記ストッパ107,107は図示せぬ手段にてステー
ジ上面10cより進退自在であり、カード排紙時には時
にはステージ下に下降し、カード6を排紙口1611’
llに搬送する。上記溝部の底部はゴムなどの弾性材か
らなる平坦なプラテン部110としてあり、記録媒体で
あるカード6の材質、厚みに応じた硬度に適宜設定され
ている。例えばカード6の材質が、塩化ビニル重合体、
塩化ビニル、酢酸ビニル重合体などで形成され、かつ厚
みが0、68n+m〜0.80111のカードに対して
はゴム硬度相当で40″〜65″位に設定し、紙製で厚
みが0.21〜0.41のカードに対しては、ゴム硬度
相当で60″〜85″に設定することによって、カード
6のソリ、曲りに対してサーマルヘッド11の当りが良
好になり、また、カードが弾性部材に必要以上に沈むこ
とを防止してレジずれが発生することなく S/Hの良
い画像が得られる。
上記ガイドリブ109には、第8図に拡大して示すよう
に、頭部111aが溝内に向って突出しする位置決めビ
ン111が取り付けられており、この位置決めビン11
1にはコイルばね112が巻装されることにより弾性手
釣に進退自在である。
また頭部111aは進入するカード6の円滑な導入を許
容するようテーバ面が形成されている。
また、プラテン部110の位置決めリブ108およびガ
イドリブ109に近接してカード6を給排紙動作するた
めの搬送ローラ113a、113a、113b、113
bがステージ10に回転自在に取り付けられている。搬
送ローラ113a。
113bの外周面は高い摩擦係数を有するゴムなどによ
り被覆層115,115が形成されている。
搬送ローラ113a、1la(113b、113b)は
回転軸114a <114b)と同軸であり、第7図に
示すように湧118内を上下動自在とされ、ステージI
Oの下方に配置されたコイルばね116,116にてそ
の軸受部119.119が弾性的に押圧支持されている
ものの、その上昇位置は位置決めリブ108およびガイ
ドリブ109より突出している押えビン117.117
により規制されている。これら押えビン117.117
はともに回転自在である。コイルばね116゜116の
弾性力は、サーマルヘッド11がカード6を押圧する印
刷時、カードがプラテン部110に密着できるよう適宜
設定しである。
回転軸114aのステージの測面10alFIには、大
・小一対のプーリ120b、120aを一体形成したプ
ーリ120が取り付けられている。このプーリ120は
ステージ10に取り付けられ、これと共に移動するカー
ド搬送機構121の出力となる。
第6図に示すように、カード搬送R横121のギアドモ
ータ122はステージ10下に取り付けられており、モ
ータ軸123に固定された小プーリ124力四転は第1
のゴムベルト126より一対のアイドラ125を介して
上記大プーリ120bに伝達される。大プーリ120b
の回転は、小プーリ120aより第2のゴムベルト12
8を介して上記他の搬送ローラ113b、113bの回
転軸114b上の小プーリ127に伝達される。
この小プーリ127の径は小プーリ120aと同径であ
り共に回転は同期している。これら第1゜2のゴムベル
ト126,128は、大プーリ120b、小プーリ12
0a、プーリ127に対して水平又は水平に近くなるよ
う巻き掛けであるため、ベルトテンションによってコイ
ルばね116,116を圧縮させてカードの走行力の低
下を防止させている。
先に第1図においても示したように、カード挿脱送時に
ステージ10と接続されるガイド部材7は、その上にス
テージ10の位置決めリブ108゜カイトリブ109の
延長する位置にカードの走行を規制する規制リブ129
,129を有する。
ガイド部材7の平坦な上面7aにはキズ防止用の溝7b
が形成されており、これはJIS規格などで規定されて
いるカードの磁気ストライプ面の位置に対応した位置で
あり、カード挿入時の挿入方向の目安としても機能する
。そして、この溝7b内に反射型光センサである給排セ
ンサ130が設けてあり、カード給排時カードの有無を
検出して装置の誤動作を防止する。
また、このガイド部材7の前面にはLED7cが有り、
カード挿入可能時と印刷時にそれぞれ異なる色を発色す
る2色のLEDを用いて装置の状態を確認している。
ここで、ステージ10の駆動系について第5図第9図、
第10図を参照しながら説明する。
131はステージ10をサーマルヘッド11の発熱抵抗
体のライン方向と直交する方向(B+82 )に搬送す
るステージ搬送機構であり、ステージ10は上記ボール
ネジ軸9に固定された大径のタイミングプーリ132が
、ステージ駆動用モータ(DCモータ)133とカップ
リング134にて連結した小径のタイミングプーリ13
5よりタイミングベルト136を介して減速回転される
ことにより、その回転運動がボールネジ軸9によって直
線運動に変換される。
上記ステージ駆動用モータ133およびタイミングプー
リ135は、取付台137,138を介して底板17c
にそれぞれ固定されている。このタイミングプーリ13
5の軸受としてはボールベアリング140を使用してい
るため、不要に回転ムラを減少させる効果がある。
一方のタイミングプーリ135の軸141には、エンコ
ーダプレート142が固定されており、ステージ駆動用
モータ133の回転を透過型光センサであるFGセンサ
143で検出する。そのFG出力はステージ駆動用モー
タ133のサーボ制御と印字タイミングに利用される。
エンコーダプレート142には1回転で1パルスを出力
する原点パターン144を有し、このパターン検出は第
9図、第10図に示すように原点センサ145で後述す
る動作における印字スタートタイミング検出に利用され
る。
ステージ10の移動位置を検出は、透過型光センサであ
るスタートセンサ146.エンドセンサ147によって
ステージ10の測面に取付けられたリミット板148に
て行なう、即ち、スタートセンサ146がリミット板1
48で遮断している時は、ステージ10がカード給排位
置にあり、またエンドセンサ147を遮断している時は
ステージ10がエンド開に有り、両センサ146,14
7を遮断していない時は移動過程に有ることを識別する
さらにステージ10のスタート位置とエンド位置には、
それぞれリミットスイッチ149,150が配置されて
おり、装置が不測の事態によってステージ10の上記し
たセンサでは位置検出が不可能となった場合(例えば、
ノイズなどによりメカを制御するマイコンが暴走した場
合やスタートセンサ146.エンドセンサ147の断線
・破壊など)ステージ10が支持板100,101に当
接して機構各部の破壊を防止すべくスイッチが入った場
合は、マイコンのハードにリセット信号を入れてプログ
ラムを停止させることができる。
151.152はステージ10のスタート位置に設けら
れたカードの給排センサ、位置決めセンサであり、固定
部に取り付けである。一方の給排センサ151は透過で
あり、反射型で検出できない色のカードを検出すると共
に、給排時のカードづまり検出に使用される。
他方の位置決めセンサ152は、カード挿入時、カード
6がストッパ107に当接した時を検出するのに利用さ
れる。これらのセンサ151,152は移動するステー
ジ10には取り付けていないため配線の断線の心配はな
く信頼性が高い。
(記録装置の動作説明) ここで、以上の如く構成した本発明になる記録装置の動
作を第11図〜第14図に示す動作説明図、および第1
5図に示すフローチャートを併せ参照しながら順次具体
的に説明する。
記録装置1に電源が投入(ステップ200)されるとメ
カコンのマイコンの初期設定(ステップ201)が行な
われた後、上記構成の各モータを全て停止および表示L
EDを消灯させる(ステップ202)。これらの操作に
より、各駆動系のモータ(42,85,133)は全て
rlow」駆動モータが採用されている関係で出力は全
てrHigh」となる。
その後、サーマルへラド11の通電コントロールや前面
パネル3の操作部4によって印刷モードなどを設定する
ためのICデータがセットされる(ステップ203)。
メカ動作としては、先ずサーマルへラド11のステージ
10からの離間状態の確認を行なう(ステップ204)
即ち、第2図に示したように検出センサ34によってサ
ーマルヘッド11がステージ10より離間状態でないこ
とか検出されると、モータ42が駆動されてカム円盤2
8が時計方向に回転し、サーマルヘッド組立体を揺動軸
24を中心として時if’ 02方向に回動させてヘッ
ド離間動作を行なって、第11図に示す状態にする。こ
れは高価なサーマルへラド11を破壊から防ぐことを目
的とし、全てのメカ動作に先立って最初に行なう。
ヘッド圧着、ステージ移動などセンサにてメカ制御を行
なう後述する動作にっていは、動作時間の制限(タイマ
設定)を適宜行ない、制限時間(所定時間)内に動作が
完了しなければ全て動作エラー(ステップ205)とな
ってプログラムを停止させる。なお、エラーコードが“
O“の時はエラー無しと判定する。これは各サブルーチ
ン後のエラーコード検出による。
また、サーマルへラド11が第11図のようにステージ
10より最初から離間している場合は、ステップ205
よりステップ206に移行する。
ステップ206のサブルーチン(StlB)ではステー
ジ10のスタート位置出しを行なう。即ち、第5図に示
すように、スタートセンサ146がリミット板148で
遮断されていなければ、ステージ10がスタート位置に
無いものとしてステージ駆動用モータ133を逆転させ
てステージ10の位置出しを行なって、第9図および第
11図の状態とする。
これをタイマ設定内に完了しなければ、メカ破損又はセ
ンサ破損としてプログラムを停止させるようになってい
る。なお、ステージ10が最初からスタート位置にある
場合は、上記と同様にこの処理を通過してステップ20
7よりステップ208のカード排出サブルーチンに移行
する。
このサブルーチンでは、スタート位置に戻ったステージ
10上のカード固定部106にカード6が残っているな
らば、カード6か位置決めセンサ152を遮断するため
、第6図に示すステージ10のギヤドモータ122が逆
転駆動してカード排出動作を行なう。この時もタイマ設
定内に給排センサ151を遮断しなければカード排出エ
ラーとしてプログラムは停止する。更に、第5図に示す
ガイド部材7の給排センサ130が一定時間内に反応し
なければ同様にプログラムを停止する。
給排センサ130が反応した場合は、一定時間後ギヤド
モータ122を逆転させた後、停止させる。以後、給排
センサ130でカードが検出できなくなるまで待ち検出
できなくなると、カードが引き抜かれたと判断して次の
プログラムに進む。
このようなステップを行なうことにより、カードの重送
を防止して装置の安定した動作を補償することができる
カードが最初から無い場合は、ステップ209よりステ
ップ210の転写紙頭出しサブルーチンに進む。
転写紙13の第1色であるYインクの頭出しは上記転写
紙駆動機構19のモータ85にて行なう。
ここでは、第3図示の転写紙カートリッジ12における
第4図示の転写紙13上の黒マークBLが第2図に示す
反射型のインク検出センサ93内の1個で行なう。イン
ク検出センサ93は発光LEDが赤外で、Y、M、C色
の染料には透過するが、黒には透過しない。この為、転
写紙カートリッジ12に設←)た反射板65で反射して
こない場合、黒マークB、として検出できる。この動作
はタイマ設定により制限され、センサ故障時にはプログ
ラムを停止させ不要な転写紙の巻取りを防止する。
即ち、第16図のサブルーチンに示すように、ステップ
240で黒マークが検出されないと、所定時間(例えば
10秒)設定(ステップ241) した後、転写紙モー
タ85か回転駆動(ステップ242)・され、ステップ
243で7色インクの頭出しが行なわれると、転写紙モ
ータ85が停止(ステップ244)して、メインルーチ
ンのステップ210に戻る。また、ステップ243で7
色インクの頭出しが行なわれないと、所定時間(例えば
10秒)に達したかを確認(ステップ245) L、達
していれば、再度ステップ243で7色インクの頭出し
を確認し、所定時間に達している場合はステップ246
でエラーコード(例えばエラーコード1)を立て転写紙
モータ85を停止させメインルーチンのステップ211
に戻る。
ここまでの工程で印字(印刷)準備動作が完了する。そ
して、再び第15図のメインルーチンに戻って、ステッ
プ211にて動作エラーが無ければ、カード挿入用のカ
イト部材7の前面の表示LED7cがrREADY 、
を点灯(ステップ212) してカード挿入待ちで維持
する。
ここで、カード6を第1図および第5図に示ずようにガ
イド部材7の規制リブ129,129に治って手差しで
1枚ずつ挿入すると、給排センサ151と位置決めセン
サ152とによってカード挿入が検出される。
即ち、カード6が挿入されると給排センサ151が応答
し、その出力により第2図、第6図に示すカード搬送1
!Hg121のギヤドモータ122が正転駆動し、カー
ド6はステージ10上の最奥部のストッパ107,10
7に当接するまで搬送される。この搬送は上記した如く
ゴムベルト126゜128にて行なわれるため、カード
6突き当て時はベルトの張力にて確実に位置決めがなさ
れ、印刷時のレズずれを防止し得る。
カード6が上記ストッパ107,107まで当接すると
、位置決めセンサ152がカード6にて遮1折され、ギ
ヤドモータ122は停止する。これらタイマ設定内に遮
断されなければ供給ミスとしてプログラムは停止する。
カード6がステージ10上に正確に載置され、検出され
ることにより印刷(プリント)動作が開始される。この
ため、記録装置1自体には印刷開始スイッチがなく、以
後の操作は自動的に進められるため、操作性がすこぶる
良い。
カード6がステージ10上での装着状態を確認しくステ
ップ213)、ステップ214にてカード6挿入サブル
ーチンに従ってカード6が挿入され、ステップ215に
て動作エラーが無ければ、ヘッド圧着動作を行なう。即
ち、第2図に示すように、連結杆27上の検出センサ3
5が反対板33の孔33aを検出するまでサーマルヘッ
ド駆動1m18のモータ42を正転駆動し、ヘッド圧着
(ステップ216)を行なう。この状態を第12図に示
す。
ステップ217にて動作エラーが無ければ、ステップ2
18にて印刷する。これは第17図に示すサブルーチン
に沿って印刷が開始される。
第5図に示すステージ10を駆動するステージ駆動用モ
ータ133.第2図に示す転写紙駆動機構19のモータ
19がそれぞれ駆動する(ステノブ250)。
即ち、ステージ駆動用モータ133の回転により、ステ
ージ10が移動してスタートセンサト16のリミット板
148による遮断の切れを待つ。
スタートセンサ146の遮断が切れるとエンコータプレ
ート142の原点パターン144が、第9図、第10に
図に示す原点センサ145を通過するのを待つ。そして
、原点パターン144が原点センサ145を通過する(
ステップ251)とFGカウントを開始する(ステップ
252〉。
ステージ10の移動は低速であるため、スタートセンサ
146の遮断が切れるタイミングにバラツキがあり、こ
れをアナログ値で示すと第19図(a>となり、またデ
ジタルで示すと第19図(b)となり、同図では1ライ
ンカウントが異なる。
特に、ステージ10の3往復では1ラインのレズずれが
発生して画質が悪くなる。
このため、エンコーダプレート142に設けた原点パタ
ーン144再度確認した後、FGカウントすればカウン
トミスが発生しない、特に、エンコーダプレートは高速
回転するジッターがそれぞれあっても、カウントミスは
発生しない。第19図はFGパターンおよび原点パター
ンの波形図であり、FG3ラインに対して原点1パルス
である。
また、FGパターンと原点パターン144と共に同一の
エンコーダプレート142上にあるので位相は変化しな
いのでレジずれは発生しない。
FGカウントを開始してから一定カウント(例えば50
ラインカウント・・・ステップ253)後からサーマル
ヘッドの通電を開始する(ステップ254) 。
これはモータ立ち上り速度の安定化のためである。
サーマルヘッド11には、例えばビデオカメラで撮影さ
れた画像情報とパソコンなどからの文字情報が合成され
た合成信号として発熱体抵抗素子供給される。
ステージ】0はステージ搬送tl’!構131の動作に
より第9図から第10図の位置(第12図から第13図
の位置)まで81方向に移動し、この移動と同じタイミ
ングで転写紙駆動機構19のモータ85が回転して転写
紙】3はステージ10の移動速度と同期しながら、供給
ロール14より送り出されて巻取ロール15に巻き取ら
れる。通電が開始され、所定の印刷ライン(例えば40
0ライン)カウント(ステップ255)されるとサーマ
ルへラド11への通電が断たれる(ステップ256)。
ステージ10がエンド位置に至るとエンドセンサ147
がリミット板148を検出しくステップ257)、ステ
ージ駆動用モータ133および転写紙駆動のモータ85
がそれぞれ停止(ステップ258)して、第14図に示
すようにサーマルヘッド11がステージ10より離間し
て第1色であるY色の印刷が終了する。このヘッド離間
動作は先きに述べた動作と同様にして行なわれる。そし
て、カード6には例えば左開には人の顔などの映像が、
また右側には組織名やプロフィルなどの文字情報が記録
されるにの反対位置関係であっても良く、また、映像上
に文字を記録するスーパーインポーズ方式でも良い。
ヘッド離間が終了する(ステップ220)と、ステージ
10はB2方向に復帰してステージ原点および第2色で
あるマゼンタ(M色インク)の転写紙13の頭出しが行
なわれる(ステップ232)。
この動作は第18図に示すサブルーチンにて行なわれる
即ち、ステージ駆動用モータ133の逆転、およびモー
タ85を駆動(ステップ260)させる。
そして、ステージlOを原点センサ146によって検出
(ステップ261) L、検出が確認されたならばステ
ージ駆動モータ133を停止(ステップ263)させ、
次のインク検出センサ93でマゼンタ<M)の頭出しが
検出されるまで(ステップ263)ループする。
マゼンタの頭出しがステップ263で検出されたならば
、転写紙モータを停止(ステップ264)させ、メイン
ルーチンのステップ222に戻る。
一方、ステップ261でステージ10の原点が検出され
ない場合は、ステージ10の移動を行なわせたママ、ス
テップ265にてマゼンタの頭出し検出を行なう、ここ
で、マゼンタの頭出しが完了していない場合は、ステッ
プ261に戻り再度原点の検出を行なう。(即ち、26
1→265→261・・・)マゼンタの頭出し検出が確
認されたならば、ステップ266にて転写紙のモータ8
5を停止させ、ステップ261に戻り、ステージ10の
原点検出ができるまで261→265→266→261
・・・のループを行なう。その後、ステージ10の原点
検出ができれば、261→262→263→264のス
テップを行なう。
この場合、マゼンタの頭出しが完了しているので、ステ
ップ263でループすることはない。
マゼンタ(M>の頭出しは緑LEDを光源とする反射型
センサで、Y色に対しては透過するがM色にでは透過し
ないので、その境をインク検出センサ93の内の1つで
検出し、転写紙駆動用のモータ85を停止させる。
プログラムではステージ10のスタート位置検出と転写
紙検出を同時に行ない、どちらが先に検出されても良い
が、どちらも独立のタイマ設定がなされており、これを
オーバするとプログラムは停止する。
転写紙の頭出し、スタート位置出しが完了すると(ステ
ップ222)、ステップ223で動作エラーが無ければ
、上記動作と同様にしてカード6上にサーマルへラド1
1を圧着しくステップ224> 、ステップ225で動
作エラーが無ければ、ステージ駆動用モータ133が正
転し、Y色と同様に印字タイミングを収った後、M色の
印刷を行なう(ステップ226)。このステップにおい
ては上記Y色の第17図に示したサブルーチンと同様に
して行なうため、重複する説明は省略する。
M色終了後、ステップ227で動作エラーが無ければ、
ステップ204と同様にステップ228にてヘッド離間
が行なわれ、ステップ229で動作エラーが無ければ、
再びステージ原点、転写紙頭出しくステップ230)が
行なわれる。0色は赤色LEDを光源とする反射片セン
サでM色に対しては透過し、0色では不透過であること
を利用し、インク検出センサ93の内の1つで位置出し
を行なう。
この頭出しによりシアン(0色)の印刷可能状態となり
、ステップ231で動作エラーが無ければ、ヘッド圧着
となる(ステップ232 ) 。
ステップ233で動作エラーが無ければ、上記Y色の印
刷のサブルーチンに沿って印刷し、Ji&+i%色の印
刷が終了すると最初のルーチンに戻って、ヘッド離間、
ステージ10のスタート位置出し、カード排出、転写紙
Y色の頭出し、などを行なって再び’READY 、状
態となる。
(カード供給から排紙までの一連の動作)ここで、本発
明の動作を総括する意味で第11図〜第14図を用いて
カード供給から印刷が終了して排紙までの一連の動作を
説明する。
第11図に示すように、サーマルへラド11はカード供
給可能な状態にステージ10より離間状態にある。
このサーマルヘッド11の離間は第2図に示すモータ4
2に通電し、カム円盤28をを回転させ反射円盤33に
対向している検出センサ35にて反射円盤33の孔33
aを確認した時、電流を遮断することにより離間状態と
なる。
また、転写紙13の位置決めマークBLをインク検出セ
ンサ93が検知し、転写紙駆動ニット1つのその位置で
停止している転写紙13のモータS5に?S流を供給す
ることにより行なわれる。
また、ステージ10のスタート位置は、第5図に示すス
タートセンサ146にてステージ10のリミット板14
8を検知して、この時がカード供給可能状態となる。
そこで、第1図に示すように、カード6を前面パネル3
のガイド部材7から挿入すると、第5図に示す給排セン
サ130がこれを検知して、ステージ10のギヤドモー
タ122が回転し、これにより搬送ローラ113a、1
13bが回転し、カード6は搬送ローラ113a、11
3bと押えビン117,117間に弾性的に挾持されつ
つ、プラテン部110に搭載される。
位置めセンサ152がカード6のストップ位置を検知す
ると、ギヤドモータ122の電流が遮断され、第11図
に示す如く、ステージ10上にカード6が供給される。
第12図はサーマルヘッド11がカード6を転写紙13
を介して垂直方向から押圧している状態を示している。
上記したように、サーマルヘッド駆動機構18Q’)モ
ータ42に通電すると、カム円盤28が回転し、反射円
盤32の孔32aを検出センサ34が検出し、その検出
信号により時モータ42が停止する。この時、回動する
駆動アーム26と、サーマルヘッド組立体を構成してい
るフレームとなる連結杆23との間に架設したコイルば
ね37,37が撓み、この撓み量に応じてサーマルへラ
ド11がCI力方向回動し、カード6に対する垂直の押
圧力が作用する。
このサーマルヘッド11とカード6との当接状態でステ
ージ搬送機構131のステージ駆動用モータ133の駆
動によって、ボールネジ軸9が回転するに伴いステージ
10はカイト軸8a、8bを案内部としてB1方向に移
動する。このステージ10の移動と同じタイミングで、
転写紙13を駆動する転写紙駆動81構19のモータ8
5が回転し、歯車67を介して転写紙カートリッジ12
の巻取りロール15(111の歯車51を回転駆動し、
転写紙13は供給ロール14より送り出される。同時の
サーマルヘッド11の発熱抵抗体には所定の信号電流が
供給され、転写紙13のインクが順次カード6に転写さ
れる。
そして、ステージ10が第13図に示すように、印刷終
了位置に至ると、ステージ10のリミット板148をエ
ンドセンサ147が検知し、その検知信号によりステー
ジ駆動用モータ133の電流か遮断され、ステージ10
は停止する。
そして、モータ42に電流を供給してカム円盤28を回
転し、そのカムローラ29が駆動アーム26の長孔26
c内を移動し、この駆動アーム26を揺動軸24を中心
として方向に回動せしめてサーマルヘッド11をステー
ジ10から離間させて第14図の状態とする。
次に、第2色のインクの頭位置をインク検出センサ93
の1つが検知するまでモータ85には電流か供給され、
その後検知して停止する。並行してステージ10を82
方向に移動してスタート位置に戻す。
以上の動作をもう一度行なうと、カード6には第2番目
の色インクが転写される。このようにして、Y、M、C
の3色のインクの転写を行なうことによりフルカラー印
刷が完了する。
なお、転写紙13はY、M、03色の他に黒BKを加え
たものを用いてもよく、その場合、検出センサ93の数
および種類などを適宜選択する必要がある。
このようにして所定の色の印刷動作が終了すると、スタ
ート位置に戻ったステージ10のストッパ107が下降
し、カード6はギヤドモータ122の回転により搬送ロ
ーラ11.3a、113bによって第2図および第5図
示の排出口16方向に排出されて、第2の記録装置1b
によってオーバコート印刷に供される。
(第2の記録装置1bと関連する機構)第2の記録装置
1bを第20図を用いて説明する。
第1の記録装置1aによってY、M、Cの3色のインク
の転写を行なうことによりフルカラー印@1が完了した
カード6は、第1の記録装置1aと連続して配置された
第2の記録装置1bによってオーバコート膜が形成され
るものである。
即ち、この第2の記録装置tbのフレーム157は相対
向する一対の側板157aと底板157bとより略U字
状に形成されており、一方の測板157aには上記した
ような図示せぬヘッド圧着R構、プラテンローラ駆動機
構、転写紙巻取機構などが取付けられている。
サーマルヘッド5は上記サーマルヘッドの発熱低横体と
異なるドツトピッチ(例えば12.5ドツト/nm)を
有する発熱抵抗体がプラテンローラ4の軸線方向と平行
に配置され、かつ両開を一対の支持部材159.159
に固定されている。
そしてこの支持部材159は軸159aを中心に回動自
在である。
この支持部材159.159間に架設された連結杆16
0を軸162に固定された加圧アーム161にて押圧す
ることにより、サーマルヘッド5は回動する。上記軸1
62は図示していない駆動手段(モータ、ロータリーソ
レノイドなど)にて回動する。また、加圧アーム161
が逆に回動するとサーマルヘッド5はばね163の復帰
力によりプラテンローラ4より離間する。
プラテンローラ4は硬質の芯金4 aとその上に形成し
たゴムなどの弾性部材4bとよりなり、図示せぬ手段(
例えばステッピングモータ、サーボモータなど)により
反時計方向に回転する。
転写紙155は供給ロール153と巻取ロール154間
に巻回され、かつガイドローラ164゜165に案内さ
れており、上記第1の記録装置に使用された第3図示の
ような転写紙カートリッジに装着され、ユニットとして
装置に対して着脱自在である。
巻取ロール154の巻取はプラテンローラ4の駆動源と
同一の駆動源から図示せぬ手段にて歯車166に伝達さ
れ歯車167.168を介してロール軸の歯車169に
伝達される。そして、歯車16つと巻取ロール154と
の間には滑りクラッチが介在されることにより、巻径差
による巻取量の変化を吸収している。
供給ローラ2b、2bは歯車171,172を介してギ
アドモータ170にて減速回転する。
供給ローラ2b、2bと3a、3a間は図示しない伝達
手段(例えばベルト、歯車など)で回転する。
また、供給ローラ2b、3aにうち上方のローラはばね
173にて下方に押圧されて圧着ローラとして機能する
。供給ローラ2bの前後には透過型の光センサ174a
、174bを設けて供給されるカード6の検出を行なう
。なお、175〜177はカードの案内レールである。
上記給紙経路とプラテンローラ4を介して配置される排
紙経路(左l1l)は供給側と同様な構成であり、ギヤ
ドモータ178より減速歯車列179を介して排紙ロー
ラ180,180.ローラ3bを駆動する。上記と同様
に上方のローラはばね181にて下方に押圧されて圧着
ローラとして機能する。
182は排紙確認の光センサ、183〜185は案内レ
ールである。
上記各ローラ2b、3a、3b、180はその回転軸と
の間に一方向クラッチを介在させてあり、かつ、その周
速は上記第1の記録装置1aのステージ10に配置され
たローラ113 (113a、113b )の周速より
遅く設定してあり、カード6が第1の記録装置より第2
の記録装置に受は渡される際、カードの送り速度をプラ
テンローラ4とローラ113に一致させてカードのキズ
発生を防止する。
このため、プラテンローラ4の周速は上記一方向クラッ
チを介在させたローラ3a、3bより大としである。
ここで、上記第2の記録部[1bによるカードのオーバ
コートの動作を説明する。
上記したように第1の記録装置1aによってフルカラー
印刷が完了したカード6はステージ10のローラ113
により搬送され、透過センサ174aを遮断する。これ
により、ギヤドモータ170が回転を開始しローラ2b
、3aは反時計方向に回転する。しかる後、搬送された
カード6が供給ローラ2b、2b間にローラ113の送
り速度で挿入される。ローラ113からカード6が離間
するとローラ2b、3aの回転力によって搬送され、カ
ード6が透過センサ174bを遮断するとその信号によ
ってプラテンローラ4が時開方向に回転する。また、プ
ラテンローラ4の回転により転写紙駆動機構も駆動する
カード6はその後端が透過センサ174bを通過すると
、先端がプラテンローラ4とサーマルヘッド5間に挿入
された位置となり、加圧アーム161が回動し、ヘッド
は転写紙155を介してカード6を押圧・通電し、オー
バコートを行なう。
このオーバコートにより上記したように第1の記録装置
1aのサーマルヘッド11と第2の記録部1bのサーマ
ルヘッド5の発熱抵抗体のそれぞれのドツトピッチが異
なっているため、記録面に照射される低い周波数の光に
対してはモアレが生じ、カード6を斜めより目視すると
反射が沖てカード上の印字データの改奈を防止し得る。
(通電パルスはプラテン駆動系上で発生するパルスカウ
ントで行なう)またヘッドは通常カード厚より 0.2
1〜0.3n+n浮いた位置にあるため、ここより圧着
動作を開始するので圧着に用する時間は極めて短い。
印刷中、供給ローラの送り速度よりプラテンローラ4の
速度の方が速いため、各ローラは一方向クラッチの作用
によってスリップしている。また、印刷途中では、カー
ド6の先端は排出ローラ3bにかかるが同様に一方向ク
ラッチにてスリップする。そして、カード6がプラテン
ローラ4より離れて、その先端が透過センサ182を遮
断するとヘッドはプラテンローラ4より離間し、これと
同じタイミングでプラテンローラ4の回転も停止する。
以後、カード6の後端が透過センサ182を通過するま
で上記排出ローラが回転し続ける。
ここで、本発明装置を駆動するための駆動系を第21図
の概略ブロック図を用いて説明する。
本発明の記録装置の第1の記録装置1a、第2の記録装
置1bはそれぞれ専用のモータ、センサなどの機構系1
90aおよびこれを駆動するためのメカドライブ191
a、マイコン192aおよびサーマルヘッド11のヘッ
ドドライブ回#1193aを有する。
第1の記録部W、1aのヘッドドライブ回路193aは
、例えばビデオカメラやパソコンのような外部I/F回
路より画像情報および文字情報をなどを画像メモリ19
4取り込み、メモリ画像をサーマルヘッドにあった信号
処理を行なってヘッドドライブ回路193aに供給する
一方、上記第2の記録装置1bのヘッドドライブ回路1
93bはマイコン192bからきめられた印字パターン
(例えば全面印刷、磁気テープ部を除く、エンボス部は
除くなど)を記録したROM195に用意しであるもの
を読み出してオーバコート膜を印刷する。
この第2の記録装置1bでは、例えばカードづまりなど
のエラーが発生した場合は、マイコン192bより第1
の記録装置1aのマイコン192aに信号を送り第1の
記録装置1aにおける処理を一時的に停止させるが、通
常は第1.第2の記録装置はそれぞれ独立して動作され
る。また、メカドラプ、ヘッド電源v1ha、vThb
も独立しており、どちらも最適な記録(印刷〉を行ない
得る。
このように、各記録装置がそれぞれ独立して駆動するた
め、記録条件が異なるオーバコート材(例えばインク厚
、ヘッド電圧、ヘッド通電時間、ヘッド冷却時間)であ
ってもi&適な記録が行ない得る。またカード6に第2
の記録装置1bにてオーバコートを処理を行なっている
間、第1の記録装置1aにて引き続き記録ができるため
、記録時間が短かく効率が良い。
(発明の効果) 以上の如く構成した本発明になる記録装置にあっては、
請求項1,3.5では、第1の記録部と、この第1の記
録部と連繋した第2の記録部とから構成されることによ
り、被記録媒体であるカード状記録媒体には例えば第1
の記録部にて所定の情報信号が記録された後、第2の記
録部にてオーバコードなどの次の記録動作をすることが
可能となり、このため、例えばインク厚、ヘッド電圧、
ヘッド通電時間、ヘッド冷却時間など記録条件が異なる
オーバコート材の使用に際して最適な記録を行ない得る
と共に、一連の記録動作を連続して行ない得るため装置
を小型化し得るなどの特長がある。また、請求項2にあ
っては、記録効率が大になり、請求項4ではカード状記
録媒体上の発生するモアレなどにより記録された情報の
数置状態などを確認することができ、更に、請求項6で
は、オーバコート時などカード状記録媒体の既記縁面の
傷着きを未然に防止することができるなど、多くの特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記録装置の基本構成の斜視図、第2図
は本発明装置の要部の一部を構成するサーマルヘッド駆
動am、転写紙カートリッジ駆動機構およびその周辺部
を示す斜視図、第3図は本発明装置に適用される転写紙
カートリッジの斜視図、第4図は転写紙ロールの斜視図
、第5図は本発明装置の要部の一部を構成するステージ
およびステージ移動機構を示す斜視図、第6図は第5図
に示すステージの測面図、第7図は同ステージの第6図
中■−■線に沿う断面図、第8図はカード位置規制部の
拡大断面図、第9図、第10図はステージ駆動平面図、
第11図〜第14図は本発明の動作説明図、第15図は
本発明装置の動作を説明するためのメインルーチンのフ
ローチャート、第16図〜第18図はサブルーチンを示
すフローチャート、第19図は各センサの検出タイミン
グ状態を示す図、第20図は第2の記録装置の測面図、
第21図は本発明装置の駆動系の概略ブロック図である
。 1・・・記録装置、1a・・・第1の記録装置(第1の
記録部)、1b・・・第2の記録装置(第2の記録部)
、4・・・プラテンローラ、5,11・・・サーマルヘ
ッド、6・・・カード、7・・・ガイド部材、8a、8
b・・・カイト軸、9・・・ホールネジ軸、10・・・
ステージ、12・・・転写紙カートリッジ、13,15
5・・・転写紙、14・・・供給ロール、15・・・巻
取ロール、17・・・フレーム、17a、17b・・・
開板、18・・・サーマルヘッド駆動機構、19・・・
転写紙巻取りR横、20a、20b・・・取付板、23
・・・連結杆、24・・・揺動アーム、26・・・駆動
アーム、27・・・連結杆、28・・・カム円盤、30
・・・軸、31・・・大径歯車、32.33・・・反射
円盤、34.35・・・検出センサ、36・・・ピン、
37・・・ばね、38・・・板ばね、39・・・ビン、
41・・・ウオームホイール、42・・・モータ、43
ね45・・・タイミングプーリ、50・・・供給側のt
k車、51・・・巻取り側の歯車、54.55・・・カ
ートリッジ開板、68・・・大歯車、69・・・ディス
ク、70・・・小歯車、71・・・検知センサ、74・
・・回転軸、76・・・駆動歯車、78・・・小歯車、
85・・・モータ、93・・・インク検出センサ、94
・・・ロックレバ 100.101・・・支持板、10
6・・・カード固定部、107・・・ストッパ、108
・・・位置決めリブ、109・・・ガイドリブ、113
a、113b・・・搬送ローラ、121・・・カード搬
送R構、122・・・ギヤドモータ、126・・・第1
のゴムベルト、128・・・第2のゴムベルト、129
・・・規制リブ、131・・・ステージ搬送機構、13
3・・・ステージ駆動用モータ、142・・・エンコー
ダ、144・・・原点ハターン、145・・・原点セン
サ、146・・・スタートセンサ、147・・・エンド
センサ、148・・・リミット板、151・・・給排セ
ンサ、152・・・位置決めセンサ、170・・・ギヤ
ドモータ。 特 許 出願人 日本ビクター株式会社封δ図 矛/デ図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード状記録媒体上に画像情報又は文字情報など
    のデータを記録する記録装置であつて、直線移動するス
    テージに前記カード状記録媒体を保持させ、前記ステー
    ジの移動方向に直交したライン型のサーマルヘッドにて
    転写紙を介して前記カード状記録媒体に記録する第1の
    記録部と、前記第1の記録部によつて記録された前記カ
    ード状記録媒体をプラテンローラと他のサーマルヘッド
    間転写紙を介してに通過させて記録する第2の記録部と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. (2)カード状記録媒体の記録に際し、第1の記録部の
    サーマルヘッドの走査方向と第2の記録部のサーマルヘ
    ッドの走査方向とは互いに異なる走査方向としたことを
    特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. (3)第1の記録部はカード状記録媒体上に画像情報又
    は文字情報などのデータを記録し、第2の記録部は前記
    第1の記録部によって記録されたカード状記録媒体の記
    録面に保護膜を施すオーバコート記録としたことを特徴
    とする請求項1記載の記録装置。
  4. (4)第1の記録部のサーマルヘッドの発熱抵抗体のド
    ットピッチと第2の記録部のサーマルヘッドのドットピ
    ッチが互いに異なることを特徴とする請求項1又は2項
    記載の記録装置。
  5. (5)第1の記録部に対するカード状記録媒体の給排は
    ステージの移動方向と直交する方向より行なわれ、かつ
    第2の記録部へのカード状記録媒体の供給は前記第1の
    記録部の排紙経路の延長上としてなる請求項1記載の記
    録装置。
  6. (6)カード状記録媒体を転写紙を介してサーマルヘッ
    ドとプラテンローラ間で加圧して記録を行なう記録装置
    において、前記プラテンローラの前後にて前記カード状
    記録媒体を搬送するローラの少なくとも一方のローラに
    一方向クラッチを介在させてなり、前記プラテンローラ
    の周速に対して前記ローラの周速を遅くしたことを特徴
    とする記録装置。
JP25369090A 1989-09-22 1990-09-21 記録装置 Pending JPH03175063A (ja)

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JP24687389 1989-09-22
JP1-246873 1989-09-22

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JP25369090A Pending JPH03175063A (ja) 1989-09-22 1990-09-21 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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