JPH03174929A - 回転円筒状部材のための調整可能な案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調整可能な案内装置に関する。より詳細には
、本発明は、例えば、継ぎ目無しチューブ加工機におい
て棒材及びチューブとされる回転円筒状部材を実質的に
３６０°の方向から連続的に包囲する調整可能な案内装
置に関する。

従来技術及びその問題点 金属加工の分野においては、通常相当な長さを有するチ
ューブ及び棒材のような円筒状部材を正確に案内するこ
とがしばしば必要とされる。該円筒状部材の案内は、搬
送装置及び該円筒状部材の加工機械の間、加工ステージ
ョン及び繰出しテーブルの間、又は大規模な設備若しく
は製造ラインの種々の各加工ステージョン間において行
なわれる。例えば、前記円筒状部材が一方の加工ステー
ジョンから他方の加工ステージョンへ通過する間にロー
ル加工による縮小が行なわれるように、円筒状部材の径
は、加工中において変化し得る。また同じ加エライン若
しくは加工機械における種々の径を有する円筒状部材の
製造においては、前記円筒状部材の移動する通過ライン
に沿って案内装置の寸法を強制的に変化させるという問
題が生じる。この問題は、前記加工機械若しくは加工ラ
インの重大な稼動体止時間を生じ、生産ロスを招くだけ
でなく、種々の径の円筒状部材に適応させるために使用
中の案内装置を異なる径用の案内装置に取り換える熟練
作業者の必要性さえ生じ得る。

細長く延ばされる継ぎ目無しチューブ製造のための継ぎ
目無しチューブ加工機械の穴あけ装置、引き延ばし装置
又は整直用装置において円筒状部材を支持するため、複
数の案内装置が使用されている。例えば、継ぎ目無しチ
ューブ加工機械において、初期加工の１作業は、加熱若
しくは非加熱の円筒状金属のビレット又は棒材を穴あけ
することである。この作業は、穴あけ位置上のビレット
又は棒材を延ばされたマンドレルの端部に押圧する加工
ロールにより行なわれる。加工ロールは一対とされ、適
切な角度に配置され駆動される。ビレットは穴あけ位置
に搬送される際に前記加工ロールにより回転されるので
、回転するビレット内での回転のために装着され延設さ
れたマンドレル、及び穴開は位置を支持する必要がある
。前記マンドレルは、前記加工機械において形成される
最長のシェル若しくはチューブの長さと少なくとも同じ
距離に、前記穴あけ位置上のビレットの長平方向の移動
方向に前記加工ロールから延ばされている。上流方向の
長さが３０フイートとされるのは希れである。前記マン
ドレルの後端部は、適切なマンドレルキャリッジにより
回転可能に支持されている。該キャリッジは、穴開は作
業後に収容される搬出用テーブルからチューブが除去さ
れ得るようにチューブからマンドレルを引き抜き、前記
加工ローラーに隣接した穴あけ位置を有する加工位置に
マンドレルを戻すために設けられている。

穴あけ作業中、典型的には大きな圧縮荷重が回転するマ
ンドレルに加えられる。マンドレルを支持し、且つ穴あ
け作業中に回転される際の高圧縮荷重によるマンドレル
の座屈及び振動を防ぐためには、マンドレルは何らかの
案内装置により回転可能に支持されなければならない。

更に、案内装置は、穴あけ加工ロールから軸方向に移動
する際に、通過するマンドレルを有するチューブの穴あ
け位置を回転可能に支持し着実に固定しなければならな
い。

継ぎ目無しチューブの加工機械の穴あけ部におけるマン
ドレル及びチューブを支持し且つ収容するための案内装
置の一つに、シュッッ（Ｓｃｈｕｅｔｚ）に付与された
米国特許第３１０１０１５号明細書に開示された移動可
能な３個のローラー集合装置がある。この３個のローラ
ー集合装置は、加工機械における搬出用テーブルに沿っ
て間隔をとって設けられた複数のスタンドに設けられて
いる。延ばされたマンドレルがチューブ若しくはシェル
の内側に残存しているという事実により、３個のローラ
ーによるシュッッの支持方法は、穴あけ部における使用
に適切である。前記事実により、回転するシェルが前記
ローラー集合装置の中心からずれることが部分的に防止
されている。より大径のチューブに適するように前記ロ
ーラーが延設されると、互いに隣接するローラーの間隔
が非常に大きくなり、マンドレル無しでの延ばし作業に
おける３６０’の方向からのチューブの包囲は確実にな
されない。マンドレルが引かれた後、中空のチューブ若
しくはシェルは、通常箱形に類似した包囲部に収容され
る。該包囲部は、継ぎ目無しチューブの加工機械の引き
延ばし部において更にロール加工された後、回転する形
状を支持する。　ファインドレイター（Ｐｉｎｄｌａｔ
ｅｒ　）に付与された米国特許第２１０４１１７号明細
書は、種々の径のチューブに適応するように互いに長さ
方向に段形状とされた半円形の案内溝を有する２個のア
ームを利用している棒形の案内装置を開示している。

ファインドレイターの案内装置は、回転するマンドレル
無しのチューブ作業における広範囲に亘る径の調整装置
若しくは３６０°方向からの連続的な包囲が不可能であ
る。

ライクル（Ｒｅｉ　ｃｈｃｉ　）に付与された米国特許
第２６８６４４４号明細書は、複数の調整可能なりラン
クレバーに取り付けられた、長平方向の軸回りに隣接す
るチューブ支持案内ローラーを複数備えているローラー
案内装置を開示している。前記レバーは、フレームに取
り付けられ可変的に調整され得る。ライクルのローラー
案内装置は、各ローラー案内装置との接触点が一つであ
るため、より大径のチューブに対しては３６０’方向か
らの包囲が不可能である。

また、チューブを取り扱う他の種類の加工機械において
は、マンドレル固定具及びマンドレル無し棒固定具に類
似するタイプのものが必要とされる。このため、本発明
は、継ぎ目無しチューブの加工機械の穴あけ部及び延ば
し部の双方に使用するのに特に適する。本発明は、また
、回転する円筒状部材が支持されなければならない他の
チューブ製造及び取り扱い設備における利用され得るも
のである。

本発明は、回転する棒材又はチューブを支持するために
調整可能な案内装置を提供し、これにより、マンドレル
は、穴のあけられているビレットに対し所望の位置に正
確に且つ回転可能に保持され得、マンドレルの実質的な
座屈若しくは振動の無い作業が行なわれ得る。

より詳細には、本発明は、同一の案内装置であって、継
ぎ口無しチューブの加工機械の穴開は部及び延ばし部の
双方に使用されるものを提供し、これにより、これら加
工機械の各部に必要とされ別個に設けられるローラー案
内装置及び箱形の包囲部の必要性をなくす。本発明は、
加工機械の穴開は部及び延ばし部の双方における操作が
１個の調整可能な案内装置により行なうことができるた
め、穴あけ部と延ばし部とを結合し一つの部分としたこ
とにより実質的に縮小されたサイズの継ぎ目無しチュー
ブの加工機械を提供する。

本発明の他の目的は、種々の加工設備において径の異な
るマンドレル無し円筒状部材を案内し得る調整可能な案
内装置を提供することにある。

更に、本発明の他の目的は、簡単な構造をなし、使い易
く、操作に信頼性があり、且つコスト面で相対的に経済
的な、円筒状部材のための調整可能な案内装置を提供す
ることにある。

発明の概要 本発明は、マンドレルを有し又はマンドレル無しで、断
面が中実の棒又は断面がチューブ形状をなす延ばされた
全体が円筒状の部材を支持するための調整可能な案内装
置を提供する。前記円筒状の部月は、従来サイズのどの
ような径とされることも可能であり、継ぎ目無しチュー
ブ加工機械のような金属加工ラインの通過ラインと実質
的に一致する長手方向の軸を有する。前記調整可能な案
内装置は、前記通過ラインに対して固定されている支持
スタンドを備えている。好ましくは、前記支持スタンド
が前記通過ラインに沿って間隔をおいて複数設けられて
いる。前記支持スタンドの各々は、少なくとも３個の半
径方向に調整可能な案内シューに取り付けられている。

前記案内シューは、前記通過ラインの向き及び該向きか
ら離れる方向に同時に選択的に生じる回転移動のため、
前記通過ライン回りに実質的に凹面状の内側面を対称的
に設けられるのが好ましい。このことにより、使用の場
合、前記案内シューは、円筒状部材の回りを囲んでいる
ため、回転する円筒状部材の実質的に３６０°方向から
の連続的な収容を提供する。

上側のシューは、前記通過ラインから軸回転可能に離さ
れるための適切なリンク及び駆動装置を備えているため
、加工された円筒状部材を上方へ排出することができる
。

実施例 以下、本発明の実施例につき添付図面を参照しつつ説明
する。

第１図から第３図は、細長く全体が円筒状をなす部材（
１２）を支持するための、チューブ状の調整可能な案内
装置（１０）を示している。該調整可能な案内装置は３
個の移動可能な案内シュー（１４）、（１５）及び（１
６）を有し、該案内シューは好ましくは全体が凹面形状
をなす内向きの支持面（１７）、（１８）及び（１９）
を各々有している。各案内シューの凹面形状をなす内向
きの支持面は、円筒状部材（１２）のための通過ライン
（１３）を凹んでいる。通過ライン（１３）は、実質的
に円筒状部材（１２）の長平方向の軸と同じ方向に延び
ている。複数の凹面（１７）、（１８）及び（１９）を
結んで形成される領域は、金属加工設備に通常送られる
最大の径を有する円筒状部材（１２）を支持するのに充
分な大きさとされる。

案内シュー（１４）、（１５）及び（１６）は、第１図
に示される平行リンク機構をなす機械的リンク（２２）
により支持フレーム若しくはスタンド（２０）に取り付
けられている。機械的リンク（２２）は、第３図に示す
支持スタンド（２０）の横方向に延びるサイドフレーム
部材（２１）ｌ：固定されている。

第１図に示すように、調整可能な案内装置（１Ｏ）の案
内シュー（１４）、（１５）及び（１６）の全てが、前
記機械的リンク（２２）により互いに接続されているの
で、必要とされるような共通の半径方向への前記案内シ
ューの収縮及び拡張を行なうことができる。調整可能な
案内装置（１０）の機械的リンク（２２）による開放及
び閉鎖は、流体圧式、機械式、電気式又は空気圧式装置
のような従来の駆動力補助装置を用いて行なわれる。

機械的リンク（２２）は、案内シュー（１４）、（１５
）及び（１６）に対し、円筒状部材（１２）の軸（１３
）回りに、同時に且つ中心を同一とする開放及び閉鎖を
行なわせる。

機械的リンク（２２）は、図面に対して横方向に拡がっ
ている円筒状部４Ａ’Ｃｌ２）の長手方向の軸（１３）
と実質的に一致している通過ラインに沿って配置された
支持スタンド（２０）の内側に装着されている。第１図
に示す機械的リンク（２２）は、協働するように構成さ
れ、各シュー（１４）、（１５）及び（１６）の各々に
接続されたレバーアーム（２３）、（２４）及び（２５
）を備えている。これらレバーアームは、交差部材（２
６）、（２７）及び（２８）に順に接続されている。レ
バーアーム（２３）、（２４）及び（２５）は、固定さ
れた各シャフト（２９）、（３０）及び（３１）の回り
に回転可能に取り付けられている。シャフト（２つ）、
（３０）及び（３１）の各軸は、円筒状部材（１２）の
軸（１３）の回りに等距離及び等間隔に設けられている
。

シャフト（２９）、（３０）及び（３１）は、支持フレ
ーム（２０）のサイドフレーム部材（２１）間に固定さ
れている。

第１図及び第２図は、種々の径の円筒状部材（１２）周
囲を閉じた案内位置における調整可能な案内装置（１０
）を例示している。案内シュー（１４）、（１５）及び
（１６）は、前記通過ライン（軸）（１Ｂ）に対し等間
隔に配され同時に閉鎖するので、第２図に示される小径
の円筒状部材（１２−）回りに位置する閉鎖状態の場合
には、組み合わせた形状にこれら案内シューが移動する
。

図示のように、本発明は、継ぎ目無しチューブの加工機
城の穴開は工程、延ばし工程及び整直工程における円筒
状部材をその径を問わず実質的に３６０°方向から包囲
することが可能である。個々の案内シュー（１４）、（
１５）及び（１６）の凹面状をなす内向きの支持面（１
７）、（１８）及び（１９）は、支持される最大径の円
筒状部材の周部の位置に湾西した形状に一致するように
形状を決められている。円筒状部材（１２）を支持する
のに必要な案内シューの数は、前記円筒状部材の径と案
内シューの凹面状をなす内向きの支持面の曲率半径との
関数である。本出願人は、適切な曲率半径を各々有する
３個の案内シューにより円筒状部材（１２）に対する３
６００の方向からの包囲が可能であることを見出した。

前記案内シ二一の曲率半径は、予想されるチューブの最
大径に適合するように設けられたものとされる。例えば
、曲率半径１０インチを有する案内シューは、最大約２
０インチの径の円筒状部材（１２）を受は入れられる。

第３図に示すように、前記通過ラインに沿う案内シュー
（１４）、（１５）及び（１６）の長手方向の長さは、
支持スタンド（２０）のサイドフレーム部材（２１）を
越えて延びている。このように、前記案内シューは、従
来の多数のローラーを使用した装置により通常提供され
るものに比し、−層大きな長さのチューブ支持面を提供
している。

ローラー式案内装置は、サイドフレーム（２１）により
制限される各軸受機構部分の位置により、長さが限られ
ている。典型的には、本発明の案内シューは、よく似た
サイズの支持スタンド（２０）に設けられる場合、シュ
ッツの従来のローラー式案内装置長さの約３倍に当たる
長さを有する。このように、本発明の案内シューは、従
来のシュ・ソツによるローラー式案内装置に比し、実質
的により大きな制御及び支持が可能である。このように
、本発明の案内シューは、従来のシュツツによるローラ
ー式案内装置より実質的に大きな包囲及び支持が可能で
ある。

細長い案内シュー（１４）、（１５）及び（１６）は、
鋳鉄のような鉄材料により形成され、また、第３図によ
く示されるように、該シューの後面（５４）から外方向
に延びる一対のフランジ付きの取り付は用脚（５２）を
有している。前記取り付は機構部分は、サイドフレーム
（２１）内に固定されたシャフト（２９）、（３０）及
び（３１）の固定軸回りに回転可能に取り付けられた円
筒状部材（５６）を備えている。円筒状部材（５６）の
各々は、前記案内シューの取り付は用脚（５２）と仮想
線（６０）においてボルト締めされる一体形の取り付は
フランジ（５８）を備えている。案内シューは、また、
好ましくは、各端縁において形成された斜面領域（６２
）を有し、マンドレルに支持され前進するチューブ状の
シェルを受は入れるためテーパー付されたリードを備え
ている。各端部における斜面領域（６２）は、ガイドを
交換し、或いは逆方向にして使用することができ、補修
及び交換部品の在庫を減少させる。

本発明の案内シューの構造が、ガイドとして通常使用さ
れていた従来のローラー及び軸受は機構部分より非常に
低コストであることは重要である。

若干変形された案内シューの構造及び取付状態図を第２
図に示す。第２図の案内シューは、第１図及び第３図の
案内シューと異なる状態で形成され取り付けられている
。第２図の案内シュー（１４−）、（１５−）及び（１
６−）は、円筒状部材（５６＝）のフランジ（５８−）
に適合する各端部にノツチ（５９−）を有している。シ
ャフト（２９＝）、（３０−）及び（３１−）の固定軸
回りの回転のため、案内シューは、回転可能な円筒状部
材（５６−＞のフランジ（５８−）にポル）　（６０＝
）により堅く固定されている。

少なくとも一つの案内シュー、好ましくは、各調整可能
な案内装置（１０）の最上側の案内シュー　（１４）は
、円筒部材（１２）を前記通過ラインから取り出すこと
ができるように、通過ライン（１３）から揺動して離さ
れ得る。案内シュー（１４）は、第１図及び第３図に示
す流体圧駆動シリンダー（４８）のピストンロッド（２
８）に回転中心（３４）において回転可能に接続されて
いる流体圧駆動されるアーム（２６）により揺動される
。機械的リンクの作用については、よく知られているも
のであり、より詳細には、シュッツに付与された米国特
許第３１０１０１５号明細書に記述されている。アーム
（２６）は、該アームと成る角度をもって配置された流
体圧駆動シリンダー（４８）のピストンロッド（２８）
により選択的に移動され、ピストンロッド（２８）が収
縮状態の際、シャフト（２つ）回りに案内シュー（１４
）を上方向に揺動する。ピストンロッド（２８）が第１
図に示す伸ばされた状態の際に、案内シュー（１４）は
、案内する位置に戻される。

流体圧駆動シリンダー（４８）は、支持フレーム（２０
）に取り付けられ、下側の閉鎖された端部に接続された
流路（３２）、及び上側のピストンロッド端部に接続さ
れた流路（３３）を備えている。流路（３２）及び（３
３）は、適切な制御手段（図示せず）により、加圧状態
の適切な圧力流体供給源と接続されている（図示せず）
。

レバーアーム（２３）は、案内シュー（１４）と堅く結
合され、シャフト（２９）の回りに回転する。レバーア
ーム（２３）の端部は、ロッド形状のリンクアーム（３
７）の端部を摺動可能に受は取るようにピボット軸を横
切る方向に孔が開けられたトラニオン形部材（３５）と
、回転可能に粘合されている。リンクアーム（３７）の
下端部は、アーム（２５）の端部に回転可能に接続され
ている。トラニオン形部材（３５）は、必要な場合、ワ
ッシャにより、一対の調整ナツト（３６）の底部を支持
するために使ｍされる上側の平面ををしている。ナツト
（３６）は、レバーアーム（２３）及び（２５）Ｊ二の
クロスアームの回転軸間の距離を調整できるように、リ
ンクアーム（３７）の端部に調整可能に捩子止めされて
いる。好ましくは、前記距離がシャフト（２９）及び（
３１）の軸間距離と等しく調整され、これら軸回りに案
内シュー（１４）及び（１６）が回転する。

これにより、トラニオン形部材（３５）の上側の平面が
：Ａ整ナツトの下側を支持している間、回転ｆ＋ｊ（２
９）及び（３１）は常時通過ライン（１３）から等間隔
に設けられ且つ等角度をなしているので、案内シュー（
１４）及び（１６）は共に、同じｒ（＋度の取り付は位
置及び同じ方向に移動する。

機城的リンク（２２）の軸位置及び他の寸法は、幾何学
的には、トラニオン部材の上側面が調整ナツト（３６）
を支持している場合、３個の案内シュー（１４）、（１
５）及び（１６）が通過ライン（１３）から等距離に、
且つ通過ライン（１３）回りに等角度とされている。し
かしながら、トラニオン部材（３５）は、リンクアーム
（３７）上に摺動可能に取り付けられているので、ピス
トンロッド（２８）が収縮状態の時、調整ナツト（３６
）から離れ下方向に移動され得る。この際、アーム（２
６）を下方向に回転させ、且つ案内シュー　（１４）を
他の案内シューと独立して通過ラインから移動させ、必
要な場合には円筒状部材（１２）の上方への移動を選択
的に可能とする。

ジャック（４０）は、調整可能なガイド（１０）の各々
と協働する。ジャック（４０）は、移動可能な上側の平
面（４２）が案内シュー（１６）に結合されたレバーア
ーム（４６）の７！４［１１Ｊした下側の支持面（４４
）を支持するように設られている。

例示の装置において、各ジャック（４０）は、従来と同
様、ウオーム−ギヤのタイプであり、同時に且つ同量だ
け上昇及び降下されるように取り付けられている。この
上昇及び降下は、支持スタンドの長手方向に延び全ての
ガイドスタンド（１ｏ）のためのジャック（４０）を作
動させるシャフト（４１）の適切な回転により行なわれ
る。このようにして、全てのガイドスタンドは、単一の
基準に合致するｉソの閉じた位置をとる。

更に、例示の各案内シューは、案内シューが通路から外
れた場合、円筒状部材を径方向上方に除去させる装ｒＳ
を有している。該装置は、案内シュー　（１４）、（１
５）及び（１６）の反対側の端部に設けられた一対のア
ーム部材（図示せず）を備え、前記案内シューが堅く固
定された共通の軸により禅降するように取り付けられて
いる。

次に、本ｆＱ”Ａによる装置ｄの好ましい操作方法につ
いて説明する。

操作サイクルの初期において、各案内スタンド（１０）
でジャック（４０）は、上側の平面（４２）が全て同じ
高さに在るように、調整シャフトの作動により同時に全
て調整される。面（４２）は、案内シューのレバー（４
６）上の下側の面（４４）と接触する場合、案内シュー
を全て同じ間隔状態とし、所定の直径の円筒の側面を受
は入れる。そして、案内シュー（１４）、（１５）及び
（１６）が、通過ライン（１３）及び円筒状部材（１２
）の内方向へ円筒状部材と接触する位置まで移動される
。このことは、流体圧駆動シリンダ（４８）の流路（３
２）、（３３）におけるバルブを開放し圧力流体をシリ
ンダの内外に自由に流動させることにより、且つ流体圧
駆動シリンダ（４８）の閉鎖された端部に加圧状態の圧
力流体を供給することにより行なわれる。その結果、流
体圧駆動シリンダ（４８）のピストンロッド（２８）が
、該ロッドに回転可能に接続されたクロスアーム（２６
）を移動させつつ、上方向に移動する。このことは、軸
（２つ）回りの案内シュー（１４）の回転を生じさせ、
案内シュー（１４）が円筒状部材（１２）と接触するま
で通過ライン内方向へ案内シュー（１４）を移動させる
。この移動により、また、アーム（２３）により回転さ
れるトラニオン形部材（３５）の表面は、レバーアーム
（２３）を上方向に移動させ、上方向への移動を生じる
リンクアーム（３７）上の調整ナツト（３６）の下側と
接触する。リンクアーム（３７）の上方向への移動は、
シャフト（３１）回りに時計方向にアーム（２５）、（
４５）の回転を生じさせ、同時に、案内シュー（１６）
を内方向へ移動させて円筒状部材（１２）と接触させ、
更に、アーム（２５）の他端を上方へ移動させる。

アーム（２５）は、アーム（２４）と回転可能に結合さ
れた上端部を有するリンクアーム（３つ）と回転可能に
接続されている。アーム（２５）の上方への移動は、案
内シュー（１５）の回転による閉鎖を同時に生じさせ、
案内シューが円筒状部材を支持するまで移動される。軸
（２９）、（３０）及び（３１）並びに案内シュー（１
４）、（１５）及び（１６）は、通過ライン（１３）か
ら等距離に且つ通過ラインから等角度の位置に設けられ
、隣接する案内シューから等距離に且つ等角度に設けら
れている。全てのガイドが、こうして円筒状部材と接触
すると、流体圧がシリンダ（４８）の通路において成る
程度まで増加する。

そして、流体圧は、シリンダの流体通路の全てにおける
バルブ制御する図外の圧力応答スイッチを作動させ、シ
リンダの流体通路が全て閉鎖される。

このことは、流体の圧縮弾性より為され得る微少な圧力
を除いて案内シュー（１４）、（１５）及び（１６）が
外方向に押圧されることを防止するが、この際、案内シ
ューを円筒状部材上において支持する力は回転を阻止す
るには至らない。

通過ラインから外方向へ案内シュー（１４）、（１５）
及び（１６）を同時に移動させることは、例えば、案内
シューが、より小径のマンドレルを案内する場合、しば
しば必要である。成る位置のガイドは、接近する挿入シ
ェル（ａｎ　　ａｐｐｒｏａｃｈ−１ｎｇ　ｐｉｅｒｃ
ｅｄ　５ｈｅｌｌ）を案内するため拡張された径の位置
に移動されなければならない。このような場合、加圧状
態の圧力流体は、流体圧駆動シリンダ（５０）に案内さ
れ、装着されたピストンロッド（５１）がアーム（４６
）の端部を下方へジャック（４０）の上側面（４２）と
当接する位置まで移動させる。ジャック（４０）は、拡
大したシェルの寸法をなす前述の径の位置に予め設けら
れている。同時に、加圧状態の圧力流体は、流路（３２
）を通ってピストンロッド（２８）を上方に移動させる
ための、且つレバーアーム（２３）を上方に上昇させる
ための流体圧駆動シリンダ（４８）に導かれる。レバー
アーム（２３）の動作は、調節ナツト（３６）を支持し
ているトラニオン形部材（３５）により限定されている
。流体圧駆動シリンダ（５０）は、より大きな径を有し
ているので、流体圧駆動シリンダ（４８）より強い力を
出し、案内シュー（１４）、（１５）及び（１６）の外
方への同時移動を制御する。

凹面状に形成された面（１７）、（１８）及び（１９）
、並びに、機械的リング（２２）による案内シュー（１
４）、（１５）及び（１６）の調整により、調整可能な
案内装置（１０）は、秤々の径をなす円筒状部材を支持
するように変化され得る。

案内シュー（１４）、（１５）及び（１６）の各支持面
（１７）、（１８）及び（１つ）は、前述のように且つ
好ましくは凹面形状を有し添付図面に示されているが、
他の面形状とされ得ることは明らかである。例えば、案
内シューの支持面（１７）、（１８）及び（１９）は、
平面、■字形断面を６°する面又は円筒状部材を実質的
に３６０°方向から包囲することが可能であり、前述の
凹面形状と同様な機能を有する他の形状面を備え得る。

このように、マンドレル無しで回転する円筒状部材は、
案内する支持面（１７）、（１８）及び（１９）により
３６０°の方向から包囲される。該案内面は、前述した
従来技術の多数のローラーを使用した案内装置の場合と
同様チューブの逃げを防止する。

【図面の簡単な説明】

図は、いずれも本光明の実施例に係る回転円筒状部材の
調整可能な案内装置に関するものであり、第１図は該装
置の正面図、第２図は第１図に示すものより小径の円筒
状部材を支持した状態での装置の正面図、第３図は第１
図の■−■線における断面を円筒部材を除去して示す側
面図である。 （１０）・・・・・・調整可能な案内装置（１２） （１３） （１４） （１７） （２０） （２１） （２２） （２３） （２８） （２９） （３２） （３５） （３６） （３７） （４０） （４８） ・・・・・・円筒状部材 ・・・・・・通過ライン 、（１５）、（１６）・・・案内シュー、（１８）、（
１つ）・・・支持面 ・・・・・・支持フレーム又はスタンド・・・・・・サ
イドフレーム部材 ・・・・・・機城的リンク 、（２４）、（２５） ・・・・・・ピストンロッド 、（３０）、（３１）・・・シャフト 、（３３）・・・・・・流路 ・・・・・・トラニオン形部材 ・・・・・・調整ナツト ・・・・・・リンクアーム ・・・・・・ジャ・ツク 、（５０）・・・・・・流体圧駆動シリンダ（以 ・・・レバーアーム 上）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］通過ラインと実質的に一致する中心軸線を各々有
   し、種々の径をなし全体が円筒状をなす細長い部材を前
   記軸線回りに回転可能な状態で支持するための調整可能
   な案内装置であって、該案内装置は、 （ａ）前記通過ラインに対し固定的な支持スタンドと、 （ｂ）前記円筒状部材周部を包囲し前記部材の固定的な
   内向きの面を有する、半径方向に調 整可能な少なくとも３個の案内シューと、 （ｃ）前記案内シューの内向きの面が前記円筒状部材を
   実質的に３６０゜方向から連続的に 包囲するように、前記通過ラインに対し半 径方向に同時に移動するように、前記支持 スタンドに前記案内シューを回転可能に取 り付けるための装置とを備えている前記調 整可能な案内装置。 ［２］前記案内シューの内向きの面の各々が実質的に凹
   面形状をなすことを特徴とする請求項１に記載の調整可
   能な案内装置。 ［３］前記調整可能な案内装置における取付け手段が、
   前記通過ラインの周部の前記案内シューの半径方向の収
   縮及び拡張のために前記案内シューが同時に移動し得る
   ように前記案内シューを互いに連結するための機械的リ
   ンク装置を備えていることを特徴とする請求項１に記載
   の調整可能な案内装置。 ［４］前記機械的リンク装置において、前記案内シュー
   が前記円筒状部材の周部に協働して半径方向に収縮及び
   拡張をなすように、前記案内シューに連結された複数の
   レバーアームに接続された複数のクロス部材を備えてい
   ることを特徴とする請求項３に記載の調整可能な案内装
   置。 ［５］前記円筒状部材が、該部材に挿入され前記円筒状
   部材と共に回転するマンドレルを備えていることを特徴
   とする請求項３に記載の調整可能な案内装置。 ［６］前記円筒状部材が、マンドレル無しチューブであ
   ることを特徴とする請求項３に記載の調整可能な案内部
   材。 ［７］前記円筒状部材を支持する表面領域を増加するた
   めに、前記調整可能なシューの各々が通過ラインに沿う
   方向に前記支持スタンドを越えて延ばされていることを
   特徴とする請求項５に記載の調整可能な案内装置。 ［８］前記案内シューが各々、案内される円筒状部材の
   径に合った曲率半径を有する凹面状をなす内向きの面を
   備えていることを特徴とする請求項７に記載の調整可能
   な案内装置。 ［９］前記円筒状部材の軸回りに等角度に設けられ、且
   つ該軸から等距離に設けられ前記円筒状部材の回転に対
   して固定された複数の各軸回りに各レバーアームが回転
   することを特徴とする請求項８に記載の調整可能な案内
   装置。