JPH0317470Y2 - - Google Patents

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JPH0317470Y2
JPH0317470Y2 JP9312484U JP9312484U JPH0317470Y2 JP H0317470 Y2 JPH0317470 Y2 JP H0317470Y2 JP 9312484 U JP9312484 U JP 9312484U JP 9312484 U JP9312484 U JP 9312484U JP H0317470 Y2 JPH0317470 Y2 JP H0317470Y2
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transistor
turned
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resistor
power
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JP9312484U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、負荷がシヨートしたときにシヨート
電流を最小に抑え、パワートランジスタ等の破壊
を未然に防止するシヨート保護付負荷駆動回路に
関する。
従来の技術 自動車用制御機器において、自動車のボデーを
アースとする負荷は比較的長い被覆ワイヤを介し
て負荷駆動回路とつながつており、このワイヤの
被覆が傷つく等してシヨートが発生すると、大電
流が流れ、負荷駆動回路内のパワートランジスタ
等が破壊する虞がある。その為に従来より負荷駆
動回路にはシヨート保護手段が設けられている。
第2図は従来のシヨート保護付負荷駆動回路の
電気回路図である。トランジスタTR1のベースに
起動信号を加えてオンさせると、パワートランジ
スタTR2がオンし、電源+B(Vcc)からパワート
ランジスタTR2、抵抗R1、端子T、被覆ワイヤ
WRを介して負荷RDに負荷電流が供給される。
被覆ワイヤWRの被覆が傷付く等して負荷がシヨ
ートすると、電源+Bと負荷RDに直列に接続さ
れた抵抗R2,R3の接続点aの電位Vaが低下する
のでトランジスタTR3がオンし、これによりパワ
ートランジスタTR2のベース電位が上昇し、パワ
ートランジスタTR2はオフする。従つて、シヨー
ト電流は最小に抑えられ、パワートランジスタ
TR2の破損等が防止される。
ところで、第2図の回路で負荷駆動時にトラン
ジスタTR1をオフさせると、パワートランジスタ
TR2がオフし負荷RDに負荷電流が流れなくなる
ので、トランジスタTR3のベース電流が負荷RD
に流れ込んでトランジスタTR3がオンしてしま
い、このトランジスタTR3のオン状態は抵抗R2
R3(これはKΩオーダの抵抗値を有する)に電流
が流れている間継続する。従つて、トランジスタ
TR1を再びオンしても、トランジスタTR3がオン
している結果、パワートランジスタTR2をオンさ
せることができない。この為、第2図の負荷駆動
回路は、イグニツシヨンスイツチのオン時に電源
+Bが供給され、その後トランジスタTR1がオン
され、以後イグニツシヨンスイツチがオフされる
まではトランジスタTR1がオフされないような負
荷、例えばメインリレー等の如く電源投入後に一
度も非通電にならない負荷を駆動する場合にその
使用が制限され、電源+Bが供給されている期間
にオン、オフ制御される負荷には適用できなかつ
た。
考案が解決しようとする問題点 本考案はこのような従来の問題点を解決したも
ので、その目的は、オン・オフ制御の必要な負荷
に適用可能なシヨート保護付負荷駆動回路を提供
することにある。
問題点を解決するための手段 一般に、負荷が非導通のときにはシヨート検出
は必要がない。従つて、非導通時にトランジスタ
TR3が誤動作しないような回路構成とすれば上記
問題点は解決される。そこで、本考案では、シヨ
ート保護付負荷駆動回路を、起動信号によりオ
ン・オフされる第1のトランジスタと、該第1の
トランジスタがオンすることによりオンし電源か
ら負荷に負荷電流を供給する第2のトランジスタ
と、前記電源と負荷との間に直列に接続された第
1、第2、第3の抵抗から成る直列回路と、該直
列回路の第1、第2の抵抗の接続点にベースが接
続されコレクタとエミツタが前記第2のトランジ
スタのベースと前記電源に接続された第3のトラ
ンジスタと、アノードが前記電源と前記第1のト
ランジスタの主電流入力端子に接続されカソード
が前記直列回路の第2、第3の抵抗の接続点に接
続されたダイオードとで構成する。
作 用 第1のトランジスタをオンすると、第2のトラ
ンジスタがオンし、該第2のトランジスタを介し
て電源から負荷に負荷電流が供給される。負荷電
流が所定値以下のとき、つまりシヨートしていな
いとき第1、第2の抵抗の接続点の電位と電源電
位との差は小さいので第3のトランジスタはオン
しない。シヨートが発生し、負荷電流が増大する
と、第1、第2の抵抗の接続点の電位は低下し、
第3のトランジスタはオンする。これにより第2
のトランジスタがオフし、負荷電流が最小に抑え
られる。一方、第1のトランジスタをオフさせる
と、ダイオードが導通状態となり、電源からダイ
オード、第3の抵抗を介して微弱な電流が負荷に
流れ、その結果第1、第2の抵抗の接続点の電位
が上昇して第3のトランジスタを強制的にオフ状
態に維持させる。従つて、第1のトランジスタを
再びオンさせた場合、第3のトランジスタがオフ
しているので、第2のトランジスタをオンさせる
ことができる。
実施例 第1図は本考案の実施例の電気回路図であり、
第2図と同一符号は同一部分を示し、Dはダイオ
ード、R1〜R8は抵抗、Cはコンデンサである。
本実施例が第1図示回路と相違するところは、第
1図の抵抗R3を二つ抵抗R6,R7に分割し、その
接続点にダイオードDのカソードを接続し、ダイ
オードDのアノードを抵抗R8を介して電源+B
に接続すると共に直接にトランジスタTR1のコレ
クタにつないだ点にある。シヨート検知電圧VR
は、 VR=VBE3・(R2+R6+R7)/R2 …(1) であり、下記の条件が満足されるように各常数を
設定する。
{(Vcc−VD)R8/(R7+R8)}+VD >VBE3・(R2+R6)/R2 …(2) ここでVDはダイオードDの順方向電圧降下、
VBE3はトランジスタTR3のベース・エミツタ間電
圧である。各抵抗の値を例示すれば、R1=22Ω,
R2=47kΩ,R4=4.7kΩ,R5=2.2kΩ,R6,R7
100kΩ,R8=2.2kΩとなる。なお、抵抗R8は抵抗
R4,R5に並列に接続される抵抗であるから、抵
抗R4,R5の常数の選び方によつて抵抗R8は省略
できる。
イグニツシヨンスイツチ(図示せず)をオンし
て電源+Bが第2図の回路に供給されており、且
つトランジスタTR1がオフのときは、ダイオード
Dは順方向にバイアスされ、微弱な電流が抵抗
R8、ダイオードD、抵抗R7を通して負荷RDに流
れる。抵抗R8、ダイオードDの電圧降下は小さ
いので、抵抗R6と抵抗R7の接続点の電電位Vb
電源+Bにほぼ等しくなり、トランジスタTR3
強制的にオフ状態となる。従つて、トランジスタ
TR1がオンされるとパワートランジスタTR2がオ
ンされ、該パワートランジスタTR2、抵抗R1
通して電源+Bから負荷RDに負荷電流が供給さ
れる。トランジスタTR1がオンすると、ダイオー
ドDは逆バイアス状態となり、ダイオードDは働
かない。従つて、ワイヤWR部等でシヨートが生
じると、第2図の従来回路と同様に抵抗R2と抵
抗R6の接続点の電位Vaが低下しトランジスタ
TR3をオフさせる。この為、パワートランジスタ
TR2がオフし、負荷電流が最小に抑えられる。こ
の状態でトランジスタTR1をオフすると、再びダ
イオードDが導通状態となり、トランジスタTR3
を強制的にオフさせる。従つて、再度トランジス
タTR1をオンさせると、トランジスタTR3がオフ
されているから確実にパワートランジスタTR2
オンさせることができる。なお、シヨート発生時
にトランジスタTR1をオンさせるとパワートラン
ジスタTR2のオン直後にシヨート電流が流れる
が、トランジスタTR3により直ちにシヨート検出
されてパワートランジスタTR2がオフされるので
流れる期間は短時間であり、且つ抵抗R1により
制限されるので、駆動回路は保護される。
なお、トランジスタTR1をオンしたときにトラ
ンジスタTR3より先にパワートランジスタTR2
確実にオンさせる為には、第1図の破線で示すよ
うに電源+Bと、点a間に1000pF程度のコンデ
ンサを接続すれば良い。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、第1の
トランジスタがオフ状態のとき第3のトランジス
タを確実にオフ状態としておくことができるの
で、負荷駆動回路に電源を供給している期間に第
1のトランジスタをオン、オフしても第2のトラ
ンジスタをそれに応じてオン、オフして負荷に負
荷電流を供給することができ、且つシヨート時に
は第3のトランジスタにより第2のトランジスタ
が強制的にオフされるのでシヨート電流を最小に
抑えることができる。従つて、オン、オフ制御の
必要な負荷に適用することが可能となる。また、
その為に必要な追加部品もダイオード1本と抵抗
1本乃至2本であり、極めて経済的な構成とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電気回路図、第2図
は従来のシヨート保護付負荷駆動回路の電気回路
図である。 R1〜R8は抵抗、TR1〜TR3はトランジスタ、
Dはダイオード、RDは負荷である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起動信号によりオン、オフされる第1のトラン
    ジスタと、該第1のトランジスタがオンすること
    によりオンし電源から負荷に負荷電流を供給する
    第2のトランジスタと、前記電源と負荷との間に
    直列に接続された第1、第2、第3の抵抗から成
    る直列回路と、該直列回路の第1、第2の抵抗の
    接続点にベースが接続されコレクタとエミツタが
    前記第2のトランジスタのベースと前記電源に接
    続された第3のトランジスタと、アノードが前記
    電源と前記第1のトランジスタの主電流入力端子
    に接続されカソードが前記直列回路の第2、第3
    の抵抗の接続点に接続されたダイオードとを具備
    したことを特徴とするシヨート保護付負荷駆動回
    路。
JP9312484U 1984-06-21 1984-06-21 シヨ−ト保護付負荷駆動回路 Granted JPS6110041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9312484U JPS6110041U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 シヨ−ト保護付負荷駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9312484U JPS6110041U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 シヨ−ト保護付負荷駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110041U JPS6110041U (ja) 1986-01-21
JPH0317470Y2 true JPH0317470Y2 (ja) 1991-04-12

Family

ID=30650518

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9312484U Granted JPS6110041U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 シヨ−ト保護付負荷駆動回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178270U (ja) * 1988-06-06 1989-12-20

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Publication number Publication date
JPS6110041U (ja) 1986-01-21

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