JPH03174564A - 帯電線材及びその帯電線材を用いた帯電装置 - Google Patents

帯電線材及びその帯電線材を用いた帯電装置

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JPH03174564A
JPH03174564A JP31461189A JP31461189A JPH03174564A JP H03174564 A JPH03174564 A JP H03174564A JP 31461189 A JP31461189 A JP 31461189A JP 31461189 A JP31461189 A JP 31461189A JP H03174564 A JPH03174564 A JP H03174564A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電圧を印加した帯電部材を被帯電体に当接さ
せて被帯電体面を所定の電位に帯電処理(除電処理も含
む、以下同じ)する接触帯電手段の帯電部材としての帯
′IM線材及びその帯電線材を用いた帯電装置1こ圓す
る。
(従来の技術) 例えば、電子写真袋M(複写機・レーザービームプリン
タなど)・静電記録装置等の画像形成装置に於て、感光
体・誘電体等の被帯電体としての像担持体面を帯電処理
する手段機器としては従来よりコロナ放電装置が広く利
用されている。
コロナ放電装置は像担持体等の被帯電体面を所定の電位
(こ均一に帯電処理する手段として有効である。しかし
、高圧電源を必要とし、コロナ放電により好ましくない
オゾンが比較的多く発生するなどの問題点を有している
このようなコロナ放電装置に対しで、前記のように電圧
を印加した帯電部材を被帯電体に接触させで被帯電体面
を帯電処理する接触帯電手段は、電源の低圧化が図れ、
オゾンの発生をみても極々微量である等の長所を有して
いることから、例えば画像形成装置に於て感光体・誘電
体等の像担持体、その他の被帯電体面を帯電処理する、
コロナ放電装置に代わる手段装置として注目され、その
実用化研究が進められでいる(特開昭57−17826
7・56−104351・58−40566・58−1
39156・58−150975号公報等)。
本出願人も、均一な帯電処理等を目的として、帯電部材
に対して、直流電圧と、被帯電体の帯電開始電圧の2倍
以上のピーク間電圧を有する振動電圧(時間とともに電
圧値が周期的に変化する電圧)を印加することを基本と
する接触帯電方法ないしは装置など数多くの提案を行な
っている(特開昭63−149668・149669号
公報等)。
帯電部材は一般にローラ型もしくはブレード型の構成の
ものが用いられでいる。
第12図は像担持体の帯電処理手段としでローラ型の接
触帯電部材を使用した画像形成装置の一例の概略構成を
示している0本例の画像形成装置は転写方式の電子写真
装置(複写機、レーザービームプリンタなど)である。
1は被帯電体としての回転ドラム型の電子写真感光体(
以下、感光ドラムと記す)であり、矢印の時計方向に所
定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され
る。
2は帯電ローラであり、鉄・ステンレススチル(SUS
)等の導電性芯金28と、その外周をローラ状に被F!
させで設けた、カーボンを含んたEPDM等の導電性ゴ
ム層2bからなる。帯電ローラ2は不図示の加圧手段に
より感光ドラム1面に対して所定の押圧力をもって当接
され、本例の場合は感光ドラム1に従動回転する。
9は帯電ローラ2に対して電圧を印加する外部電源であ
り、この電源9により帯電ローラ2に対して予め設定さ
れた、直流電圧と、感光体の帯電開始電圧の2倍以上の
ピーク間電圧の振動電圧との重畳電圧が接点バネ8・芯
金2at介して印加されることで、回転駆動されている
感光ドラム1の外周面が所定の電位に帯電処理される。
次いでその感光ドラム1の帯電処理面に対して不図示の
露光手段により原稿画像の結像露光または印字情報に対
応して画像変調されたレーザー光による走査露光などの
画像露光3がなされて目的の画像情報に対応した静電潜
像が感光ドラム1面に順次に形成されでいく。
次いでその感光ドラム1面に対して現像装置の現像スリ
ーブ4からトナーが供給されて感光ドラム1面の形成潜
像か順次にトナー像としで現像されてい〈。
5は現像スリーブ4よつも感光ドラム回転方向下流側に
おいで感光ドラム1に圧接させた転写ローラであり、不
図示の給紙部から転写材7が感光ドラム1と転写ローラ
5との圧Wt部(転写部)に対しで、感光ドラム1面の
トナー像の先端部が圧接部へ到着したとき転写材7の先
端部も圧接部へ丁度到着するタイミングをもつで感光ド
ラムの回転と周期とりされで供給される。
転写ローラ5には電源から転写バイアスが印加されてお
り、転写材7か上記圧接部を通過してい〈過程で感光ド
ラム1面のトナー像が転写材7側へ順次に移転(転写)
する。
トナー像転写後の感光ドラム1面はクリーニング装M6
で転写残りトナー等の残留物の除去を受けて清掃され、
繰り返して像形成に供される。
第13図はブレード型の帯電部材20の例を示しでいる
。20aは導電性芯板、20bは導電性ゴムブレードで
あり、帯電ブレード20を感光ドラム1面に対してドラ
ム1の回転方向に順方向又はカウンタ方向に圧接させ、
導電性芯板20aに対して電圧を印加して感光ドラム1
面を帯電処理するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来例では以下のような問題点がある
。帯電ローラを用いた方式では1)耐久により帯電ロー
ラの導電性ゴム層2bから、ゴムの可塑剤が潜みだし被
帯電体たる感光ドラム1の表面に付着したり、融着した
りしで、画像流れを生じさせる原因になっていた。
2)A3サイズ用の帯電ローラ2では軸方向の長さもそ
れにつれて長くなり、帯電ローラ2を感光ドラム1に押
し当てたとき、その中央部か感光トラム1の表面から浮
いてしまいその部分で帯電不良が発生してしまう。
3)プロセススピードの速いa!種ではそれにつれで帯
電ローラ2に印加する1次電源周波数も上げなければな
らないが、300日2を越えると、感光ドラム1と帯電
ローラ2が振動しあフで発生する帯電量か大きくなる。
ブレード型の接触帯電部材20の場合も同様の問題点が
ある。
本発明は、上記のような問題点なく、感光ドラムなどの
被帯電体面を接触帯電方式で良好に帯電処理することを
可能にしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、導電性線材と、樹脂から成り、誘電体層とな
る表面層とを有する、ことを特徴とする帯電線材である
また本発明は、前記表面層を構成する樹脂か、N−メト
キシメチル化ナイロン、ポリビニルブチラール樹脂、ポ
リウレタン樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、スチレン
・ブタジエン樹脂、低抵抗粉体を分散させたフラン樹脂
、再生セルロース等であることを特徴とする帯電線材で
ある。
ざらに本発明は、電圧を印加した帯電部材を被帯電体に
当接させて被帯電体面の帯電を行なう帯電装置であり、
前記帯電部材は、少なくとも被帯電体との当接部に、樹
脂から成り、誘電体層となる表面Rを形成した帯電線材
である、ことを特徴とする帯電装置である。
(作 用) ■帯電部材として帯電線材(以下、帯電ワイヤと記す)
を用い、被帯電体面lこ押し当て状態となし、電圧を印
加することで、帯電ローラや帯電ブレードの場合と同様
に被帯電体面の接触帯電が実行される。
この接触ワイヤ帯電では帯電ローラヤ帯電ブレードの場
合とは異なり、ゴム等から構成される帯電層を持ってい
ないため、ゴム帯電層がらにじみでる可塑剤の被帯電体
面への付着・融着、それによる画像形成装置における画
像流れといった問題は発生しなくなった。また帯電ロー
ラでは問題になっていたローラ中央部での浮きも、接触
ワイヤ帯電では構成上発生しなくなった。
そのうえ帯電量に関しても全く発生しなくなった。この
理由は帯電ローラの場合、帯電ローラにタト部バイアス
を印加するとローラが振動を始め、ローラと感光ドラム
との間に挟まっていた空気の流動で帯電量が発生しでい
たのであるが、ワイヤでは両者の間に挟まる空気が無い
ため帯電量が発生しないものと考えられる。
また帯電ワイヤを感光ドラムに軽く当接しでいるだけの
接触ワイヤ帯電では、感光ドラムに一定の圧力で押しつ
けられている帯電ブレードの場合と異なり、画像形成装
置においてクリーニシク装M6をくぐり抜けてきたシリ
カやトナーなどがワイヤをすり抜けやすく、その結果ワ
イヤに付着しにくいといった利点もある。
■また本発明では帯電線材として少なくとも被帯電体と
の当接部に、樹脂からなり、誘電体層もしくは抵抗層及
び誘電体層となる表面層を形成しで、帯電線材に静電容
量成分、もしくは抵抗成分と静電容量成分とをもたせる
。抵抗値は感光ドラム等の被帯電体(こ例えば打痕や異
物混入等でピンホールが有っても帯電線材と被帯電体の
ピンホールの間でリークが発生することによる給電部の
電圧降下が起こらないような十分な抵抗値にする。また
静電容量は被帯電体の静電容量よりも十分大きくして帯
電線材の交流電圧に対するリアクタンスが帯電線材の抵
抗よりも十分小さくなるよにする。
その結果、たとえ被帯電体にピンホールが生したとしで
もリークによる給電部の電圧降下が防止され、帯電線材
が被帯電体と接触しでいる領域全体の帯電不良を防止す
ることが可能になる。
従って画像形成装置の場合は、帯電線材が感光ドラムと
接触している領域全体の上記リークによる帯電不良、そ
れにより実際の画像上に於いて反転現像では黒帯状、正
規現像では白帯状の画像むらか感光ドラムの回転周期毎
に現われで画像品質が著しく低下する現象が防止される
また交流電圧をアップする事なく被帯電体に十分な電圧
を印加することが出来るので交流電圧不足による帯電不
良や帯電むらも防止することが出来るようになる。
(実施例) 実施例1(第1〜5図) 第1図は本発明の接触ワイヤ帯電式の帯電装置の一例の
側面図、第2図はその平面図、第3図はその斜視図であ
る。
1は前述第12図の画像形成装置における被帯電体とし
ての感光ドラムであり、該感光ドラム1はアルミニウム
製のドラム基体1bと該基体1bの外周面に形成された
感光体層1a(本実施例では有機感光体(○PC))と
がらなっ、本実施例では外径30φとされ、矢印の時計
方向に所定の速度で回転駆動される。
10は接触帯電部材としての帯電ワイヤであり、本実施
例では60umφのタングステン線を芯金部10aとし
、その外周を被覆させたN−メトキシメチル化ナイロン
(商品名トレジン・帝国化学産業(株))からなる樹脂
表面層10bとからなるものを用いた。芯金部10aは
鉄・銅・アルミ・SUS等の他の導電性線材とすること
もできる。
この樹脂コート帯電ワイヤ10は次のようにして作られ
る。まずN−メトキシメチル化ナイロンをメタノール・
トルエン混合溶液等の溶剤(こ溶がしでN−メトキシメ
チル化ナイロンの樹脂液をつくる。この樹脂液100b
をデイツプ液として第5図に示すような槽200に芯金
部10aとしてのタングステン線を繰り返しで浸漬する
こと(こよりタングステン線表面に樹脂層10bt形成
させる。この時タングステン線10aの移動速度及び乾
燥時間等の諸条件は、前記樹脂層10bの厚さが1〜1
000umの範囲内に戒るように調整する。300は乾
燥機である。
この帯電ワイヤ10をデルリン等で作った左右側の押し
当て部材11・11により感光ドラム1面に対してドラ
ム母線とほぼ並行に圧接させである。12・12は押し
当て部材11・11を感光ドラム1の方向へ常時押圧付
勢するためのバネを示す。押し当て部材11・11間の
帯電ワイヤ10はその全長部が感光ドラム1面に対して
圧接密着した状態に保たれる。
帯電ワイヤ10の芯金部10aには電源部9よつ接点8
を介して交流電圧と直流電圧を重畳した振動電圧が供給
される。ここで振動電圧とは時間とともに周期的に電圧
値が変化する電圧である。更に詳しく云えば、好ましく
は、帯電線材即ち帯電ワイヤ10の芯金部10aには、
感光体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有す
る交流電圧と直流電圧とを重畳した電圧が印加される。
また振動電圧の波形としでは正弦波に限らず矩形波、三
角波、パルス波でもよい。
また、直流電圧だけでも同様に被’Kr’N、体の帯電
処理が可能である。
帯電ワイヤ10の芯金部10aはタングステンからでき
でいるので電気抵抗はは(IOΩ、表面層101)の電
気抵抗は約30MΩ、静電容量は約1700pFである
。従って、250日2のバイアスを印加した時のリアク
タンス(キャパシタンス)=1/2TrfCは、約0.
4MΩである。帯電ワイヤ10の芯金部10aの抵抗は
表面層10bの抵抗より無視できるほど小さくしている
。従って、帯電ワイヤ10の抵抗は、表面層10bの抵
抗にほぼ等しい。
ここで上記帯電ワイヤ10の抵抗及び静電容量は、帯電
ワイヤをアルミ製のドラムに押し当で帯電ワイヤの芯金
部10aとアルミドラムとの間にそれぞれ抵抗計、静電
容量計をつなぎ測定しで求められた値を1cm2当りに
換算して求めた値とする。被帯電体としての感光ドラム
1の1crn2′当りの静電容量は約140pFである
上記帯電装置のモデルとして第4図に示す等何回路を考
えると、 R)1/2vrfC1 C)Cd であるから、交流電圧vAcは(まとんどロスすること
なく感光ドラムに電圧をかけることが出来る。
ここで日は帯電ワイヤの抵抗、fは印加バイアスの周波
数、Cは帯電ワイヤの静電容量、CCJは感光ドラムの
静電客itを示す。
上記不等式においで不等号は1桁違えば十分である。ま
た帯電ワイヤの表面層10bの抵抗8が十分大きいため
、たとえ感光ドラム(こピンホールが生しても帯電ワイ
ヤとピンホール部との間でリークか発生し給電部の電圧
が降下することもない。
帯電線材たる帯電ワイヤ10の、抵抗Bは、8.51X
 102Ω≦8≦2.20 x 10I2Ω(リーク防
止)    (帯電不良部さない)帯電線材たる帯電ワ
イヤ10の静電容量Cは、lpF≦C≦l00nF 被帯電体たる感光ドラム1の静電容jlcdは、0、l
pF≦Cd≦1onF 以上の構成に於て、感光ドラム1を周速40mm/se
cで回転させ、帯電ワイヤ10の芯金部10aに電源9
より一700Vの直流電圧と、ピーク間電圧1800V
l)l)、周波数250Hzの交流電圧を印加したとこ
ろ、感光体1a面は大略−700Vに均一帯電し、どン
ホールによる異常画像もなく良好な画像が出力された。
本実施例は帯電線材に印加する交流電圧のピーク間電圧
を、直流電圧のみ印加した時の被帯電体を帯電する帯電
開始電圧の2倍以上にする場合に応用したときに特1こ
効果が大きい。
なお本実施例に於いては直流電圧のみ印加したときの帯
電開始電圧は一560vであった。
また帯電ローラや帯電ブレードの場合におけるようなゴ
ム等から構成される帯電層を持っていないため該導電性
ゴム層からの滲出可塑剤に起因する画像流れの発生、帯
電部材の浮きによる部分的な帯電不良部の発生、帯電層
の発生等もなかった。
なお、表面#10bを形成しないむき出しの芯金部10
aを帯電線材として直接に感光ドラム1面に接触させて
該帯電線材に電圧を印加しでも感光ドラム面の接触帯電
を実行することができる。この場合は第14図に示す等
価回路が考えられる。この場合、帯電線材としての芯金
部10aの抵抗rはほぼOΩであり、感光ドラム1にピ
ンホールが有ると電圧がリークしてしまい、このリーク
発生時は帯電線材と感光ドラム1との接点の長手方向全
体か帯電不良となり、出力画像の品質が著しく低下する
結果となる。
実施例2(第6・7図) 第6図は装置の側面図、第7図は一部切欠き平面図であ
る8本実施例は帯電ワイヤ10をワイヤの全長域に対応
する横長の、モルトプレーン等のクツション部材14で
感光ドラム1面に押し当てて圧接状態に保たせである。
13は上記部材14の支持部材である。
この様な構成になっているため、帯電ワイヤ10に外部
電源9から直流を重畳したピーク間電圧の大きな交流電
圧が印加されても、帯電ワイヤ10は振動しない、その
結果、感光ドラム1の表面から帯電ワイヤ10が部分的
にもはなれることかなく、安定した帯電を行なうことが
出来る。さらにクリーニング装M6からすりぬけできた
シソ力、トナーはモルトブレーン14にて捕集されるの
で、帯電ワイヤ10は汚染されることがなくなった。
実施例3(第8〜10図) 第8図は装置の側面図、第9図はその平面図、第10図
は斜視図である0本実施例は帯電ワイヤ108前述実施
例1や同2の1本に対して2本配股したものである。2
本の帯電ワイヤ104・10Bは押し当て部材11・1
1にて互いに並行に感光ドラム1面に圧接され、とちら
にも電圧が印加される。
この様な構成になっているため仮に一本の帯電ワイヤに
異物が付着たり、断線しても、残りの帯電ワイヤで感光
ドラム表面の帯電を確実に続行させることが出来る。帯
電ワイヤの数は3本以上であっても同じ効果が得られる
実施例4(第11図) 帯電ワイヤ10(IOA・10B)は必ずしも断面円形
である必要はなく、第11図(a)〜(C)のように断
面三角形・四角形・楕円形等であってもよい。この場合
は感光ドラム1と帯電ワイヤの接触面積が大きく取れる
ので断面円形の帯電ワイヤに比べでより安定した帯電が
行なえるという効果が発生する。
また帯電ワイヤ10の表面層10bは芯金部10aの全
周囲を必すしも覆っている必要はなく、第11図(d)
〜(9)のように少なくとも被帯電体との当接部に部分
的に表面層10bを形成した形態のものを使用すること
もでき。
表面層物質の使用fiを少なくして材料費を削減できる
効果がある。
表面層物質としてはN−メトキシメチル化ナイロンの他
にも、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタン樹脂、
エチレン・酢酸ビニル樹脂、スチレン・ブタジエン樹脂
、及び低抵抗粉体(カーボンなど)を分散させたフラン
樹脂(商品名エムラロン二日本アジソン社)、再生セル
ロース等の樹脂、さらには、エピクロルヒドリン、ウレ
タン、0日、NBR系のゴム等を用いることが出来る。
更に熱収縮チューブを用いることも可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明は従来の帯電ローラヤ帯電プレード
と同様に感光体等の被帯電体を接触帯電処理することが
できる接触帯電部材としての帯電線材、及びその帯電線
材を用いた帯電装置装置であり、且つ帯電ローラや帯電
ブレードの場合とは異なり、ゴム等から構成される帯電
層を持っでいないためゴム帯電層からにしみでる可塑剤
の被帯電体面への付着・融着、それによる画像形成装置
における画像流れといった問題、帯電ローラでは問題に
なっていたローラ中央部での浮きによる部分的帯電不良
部の発生の問題、帯電層の発生の問題もない。
またたとえ被帯電体にピンホールか生じてその部分に於
いて接触帯電線材とのリークによる給電部の電圧降下を
防止することが出来る。
従って、上記ピンホールがあっても接触帯電線材が被帯
電体と接触しでいる領域全体の帯電不良を防止すること
が出来る。しかも供給電圧をアップする事なく現状のま
まで被帯電体に十分電圧がかかるので、交流電圧不足に
よる帯電不良や帯電むらも防止することが出来る。この
効果は、接触帯電線材に印加する交流電圧のピーク間電
圧を直流電圧のみ印加したとの被帯電体を帯電する帯電
開始電圧の2倍以上にする接触線材帯電方法に於いて特
に有効である。
従って例えば画像形成装置の感光体等の像担持体面の帯
電処理手段・装置としで使用して極めて効果的なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例装置の側面図。 第2図はその平面図。 第3図はその斜視図。 第4図は等価回路図。 第5図は表面層被覆装置の一例の概略図。 第6図は第2の実施例装置の側面図。 第7図はその平面図。 第8図は第3の実施例装置の側面図。 第9図はその平面図。 第10図はその斜視図。 第11図(a)乃至同図(9)は帯電ワイヤの各種拡大
断面図。 第12図は帯電ローラを用いた画像形成装置の一例の概
略構成図。 第13図は帯電ブレードを用いた画像形成装置の部分図
。 第14図は芯金部だけの帯電線材を帯電部材としたとき
の等価回路図。 1は被帯電体としての感光ドラム、10・10A・10
Bは帯電部材としての帯電ワイヤ、10aは芯金部、1
0t)は表面層、9は外部電源、11・11・14は押
し当で部材。 第 2 図 第11 図 (al (1)) (C) 茎 回

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性線材と、樹脂から成り、誘電体層となる表
    面層とを有する、ことを特徴とする帯電線材。
  2. (2)前記表面層を構成する樹脂が、N−メトキシメチ
    ル化ナイロン、ポリビニルブチラール樹脂、ポリウレタ
    ン樹脂、エチレン・酢酸ビニル樹脂、スチレン・ブタジ
    エン樹脂、低抵抗粉体を分散させたフッソ樹脂、再生セ
    ルロース等であることを特徴とする請求項1記載の帯電
    線材。
  3. (3)電圧を印加した帯電部材を被帯電体に当接させて
    被帯電体面の帯電を行なう帯電装置であり、前記帯電部
    材は、少なくとも被帯電体との当接部に、樹脂から成り
    、誘電体層となる表面層を形成した帯電線材である、こ
    とを特徴とする帯電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015174540A1 (ja) * 2014-05-12 2015-11-19 キヤノン株式会社 コロナ放電器及びユニット

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