JPH03173939A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH03173939A
JPH03173939A JP31278189A JP31278189A JPH03173939A JP H03173939 A JPH03173939 A JP H03173939A JP 31278189 A JP31278189 A JP 31278189A JP 31278189 A JP31278189 A JP 31278189A JP H03173939 A JPH03173939 A JP H03173939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jump
signal
track
deceleration
acceleration
Prior art date
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Pending
Application number
JP31278189A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Suzuki
康浩 鈴木
Shizuo Nagata
永田 静男
Masahiro Takahashi
正博 高橋
Tsutomu Tabata
田畑 努
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスク又は光磁気ディスク(こitを総
称して以下単に光ディスクという)に対してデータの記
録、再生を行うための光ディスク装置又は光磁気ディス
ク装置(これを総称して以下単に光ディスク装置という
)、特に光学へ・ノドを現在のドラックアドレスから例
えば1トラック内周又は外周へジャンプさせるためのジ
ャンプ制御方式に関するものである。
(従来の技術) 一般に、光ディスク装置は、光学ヘッドから出力される
レーザ光がトラックと呼ばれる案内溝上を正しく自動的
にトレースするようにするトラ・ンキングサーボ制御と
、前記レーザ光がトラック面上の上下の振れに対し正し
く焦点を合わせるようにフォーカスサーボ制御とを行う
ことにより、光ディスクに対してデータの記録、再生を
行うようにしている。
このような光ディスク装置では、光学ヘッドを所定のト
ラックアドレスへ移動するためのジャンプ制御機能が設
けられている。ジャンプ制御は、アクセス時において光
学ヘッドを所定のトラックアドレスへ、トラッキング方
向く半径方向〉に移動する時と、あるいはステイルジャ
ンプ時において必要となる。ここで、ステイルジャンプ
とは、光ディスクのトラックがスパイラル状の場合、↓
回転に1度光学ヘッドを1トラツクジヤンプさせて、そ
の光学ヘッドを同一トラック上に留めるためのジャンプ
である。このようなジャンプ制御機能を有する従来の光
ディスク装置の一例を、第2図に示す。
第2図は、従来の光ディスク装置の要部を示す構成図で
ある。なお、この第2図では、フォーカスサーボ系が省
略され、トラッキングサーボ系及びジャンプ制御系のみ
が示されている。
この光ディスク装置は、スパイラル状のトラックが形成
された光ディスク■を有し、その光ディスク■がスピン
ドルモータ2によって回転する梧造になっている。光デ
ィスク1の近傍には、光学へラドアクチュエータ10が
配置されている。この光学へラドアクチュエータ10は
、レーザ光を光ディスク1上に照射しその反射光を入射
する光学ヘッド11.及びフォトダイオード等からなる
光検出器コ−2a 、  12 b等を備えている。
光検出器12a、12bには、電流/電圧変換回路(以
下、I/V変換回路という)13a、13b及び差動回
FI@ 14からなるトラッキングエラー検出回路が接
続されている。差動回路14は、I/V変換回路13a
、13bの出力の差動をとってI・ラッキングエラー信
号S14を出力する回路であり、その出力側が、位相補
1賞回F!@15、切換手段であるモード切換用のアナ
ログスイッチ16、及び駆動回路である増幅器17を介
して光学ヘットアクチュエータ10にフィードバック接
続されている。また、アナログスイッチ16の入力側に
は、ジャンプ制御回路20が接続されている。
位相補償回路上5は、トラッキングエラ−信号S″L4
に対してトラッキングサーボのための位相補償を行って
位相補償されたトラッキングエラー信号S15を出力す
る機能を有し、演算増幅器等で構成されている。アナロ
グスイッチ16は、ジャンプ制御回路20から出力され
るモード選択信号521aにより、トラッキングエラー
信号S15、又はジャンプ制御回路20から出力さhる
ジャンプ信号S22のいずれか一方を切換えて出力する
回路である。増幅器17は、アナログスイッチ16の出
力を増幅してトラッキング制御信号S17を生成し、そ
のトラッキング制御信号S17を光学へラドアクチュエ
ータ10に与える機能を有している。
これらの光検出器12a、12b、I/V変換回路13
a、13b、差動回路14、位相補償回路15、アナロ
グスイッチ16、増幅器17、及び光学へラドアクチュ
エータ10により、閉ループのトラッキングサーボ系が
構成されている。
アナログスイッチ16に接続されたジャンプ制御回FI
II’;10は、ホストコンピュータ等から供給される
ジャンプ命令に基づき、所定のタイミングでアナログの
ジャンプ信号S22を出力する回路であり、中央処理装
置(以下、cpuという〉21゜及びディジタル/アナ
ログ変換器(以下、D/A変換器という〉22より構成
されている。CPU21は、ジャンプ命令に基づき、モ
ード選択信号521aを出力すると共に、ジャンプ方向
に応じて加速電流及び減速電流をセットし、そのセット
結果をディジタルのジャンプ信号321bの形でD/A
変換器22へ出力する機能を有している。
D / A変換器22は、ディジタルなジャンプ信号3
21bをアナログのジャンプ信号S22に変換し、その
ジャンプ信号S22をアナログスイッチ16へ与える回
路である。
第3図は第2図の信号波形図であり、この図を参照しつ
つ第2図の動作を説明する。
通常、トラッキングサーボ系は、アナログスイッチ16
が位相補償回路15側に切換わり、光ディスク1のトラ
ックに追従させるトラッキングサーボ状態(トラッキン
グサーボモードTl)にある。すなわち、この状態では
、光学へラド11のトラッキング方向への移動に伴い、
光ディスク1からのレーザ反射光が、光検出器12a、
12b及びI/V変換回路13a、13bを通して電気
信号に変換され、その電気信号が差動回路14によって
トラッキングエラー信号S↓4に変換される。
トラッキングエラー信号314は位相補償回路15によ
って位相補償され、その位相補償されたトラッキングエ
ラー信号S15がアナログスイッチ16を介して増幅器
17で増幅され、トラッキング制御信号817の形で出
力される。このトラッキング制御信号S17は、光学へ
ラドアクチュエータ10へフィードバックされ、その光
学ヘットアクチュエータ10の動作によって光学ヘッド
11がトラックに追従動作する。
次に、ジャンプ命令によってCPU21が動作し、トラ
ッキングサーボモードT1からジャンプモードT2へ移
行する場合の動作を説明する。
例えば、トラックnからトラックn+1へのジャンプ命
令が与えられると、CPU2↑は移動方向に応じて加速
電流及び減速電流をセットし、そのセット結果をジャン
プ信号821bの形でD/’A変換器22に与え、さら
にモード選択信号521aをアナログスイッチ16に与
える。前記移動方向(ジャンプ方向〉は、サークルジャ
ンプ(ステイルジャンプ)時には内周へ、アクセス時に
は内周又は外周へ向かう。
CPU21から出力されたジャンプ信号821bは、D
/A変換器22によってアナログのジャンプ信号322
に変換され、アナログスイッチ16側に与えられる。そ
して、時刻41時に、CPU21から出力されたモード
選択信号521aによってアナログスイッチ上6がD/
A変換器22側に切換わり、トラッキングサーボモード
T1からジャンプモードT2へ移行し、D/A変換器2
2のジャンプ信号S22がそのアナログスイッチ16を
介して増幅器17へ与えられる。
ジャンプモードT2では、D/A変換器22から、加速
電流である時間Δtaのジャンプ信号S22が増幅器1
7に与えられ、該増幅器17で増幅されてトラッキング
制御信号S17となり、そのトラッキング制御信号S1
7によって光学ヘッド1↓がトラックn+1方向へ移動
する。次に、D/A変換器22から、減速電流である時
間Δtbのジャンプ信号S22が増幅器17に与えられ
、該増幅器上7を介して光学ヘッド↓1が減速されてト
ラックn十↑へ移動する。そしてCPtJ21で設定さ
れたジャンプ終了安定待ち時間Δtcの経過後、時刻1
2時に、CPU21のモード選択信号521aによって
アナログスイッチ16が位相補償回路15側に切換わり
、再びトラッキングサーボモードT3に戻る。
このように、従来のジャンプ制御方式は、周囲の状態に
よらないパンパン制御(オンオフ制御)により行われて
いた。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記槽底の装置では、光ディスク同心の
影響を考慮していないため、その光ディスク偏心により
、トラックジャンプが乱されるという問題があり、その
問題を第4図(a>、(b)を用いて説明する。
第4図(a)、(b)は従来の光ディスクの偏心を説明
する図であり、同図(a>は光ディスク偏心に高周波成
分がない場合、及び同図(b)は光ディスク偏心に高周
波成分がある場合の図である。
時刻し1時にトラッキングサーボをオフし、時刻上2時
にトラッキングサーボをオンするものとする。
第4図(a)のように、光ディスク偏心に高周波成分が
ない場合、時刻tlとt2のトラック位置がほぼ時間比
例していれば、時刻t1時にトラッキングサーボをオフ
された光ヘツド位置が慣性により時刻12時に到達する
位置は、はぼトラック偏心に追従したものとなる。しか
し、第4図(b)のように、光ディスク偏心に高周波成
分がある場合には、時刻12時のトラックと光学ヘッド
11にXの変位差が生じてしまう。つまり、ジャンプ時
、目標とするトラックの光学へラド11に対する相対位
置がずれることになる。従って、従来のジャンプ制御方
式のように、光ディスク偏心を考慮せず、常に一定の制
御をしていては、ジャンプ終了位置が目標のトラック位
置とずれを生じ、それによってジャンプ終了時の安定化
時間が長びいたり、あるいは最悪の場合、光学へラド)
1の暴走等のジャンプエラーを生じるという問題があり
、それを解決することが困難であった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題として、ジャ
ンプ制御中の光ディスク偏心によるトラック位置の光ヘ
ッドに対する相対位置変化を原因とする、ジャンプ終了
時の不安定性の点について解決した光ディスク装置を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、第1の発明は、光ディスク
からのレーザ反射光を検出する光検出器と、前記光検出
器の出力に基づきトラッキングエラー信号を出力するト
ラッキングエラー検出回路と、前記トラッキングエラー
信号を入力してトラッキング制御信号を生威しそのトラ
ッキング制御信号によって光学ヘッドをトラッキング方
向に移動させる駆動回路と、ジャンプ命令に基づきモー
ド選択信号を出力すると共に加速及び減速用のジャンプ
信号を出力するジャンプ制御回路と、前記トラッキング
エラー信号又はジャンプ信号のいずれか一方を前記モー
ド選択信号により切換えて前記駆動回路へ与える切換手
段とを、備えた光ディスク装置において、前記ジャンプ
制御回路を少なくとも次のように構成したものである。
前記ジャンプ制御回路は、前記光検出器の出力に基づき
トラック中間位置を検出して中間位置信号を出力するト
ラック中間位置検出手段と、第1の制御信号に基づきト
ラックジャンプ開始時から前記トラック中間位置に至る
前記光学ヘッドの加速時間を計測し、その加速時間に応
じて設定された減速時間を第2の制御信号に基づき計測
する計測手段と、前記トラック中間位置検出手段の出力
に基づき前記計時手段及び切換手段を制御する制御手段
とを、備えている。ここで、制御手段は、ジャンプ命令
に基づき前記第1の制御信号及びモード選択信号を出力
すると共に前記加速時間中加速用のジャンプ信号を出力
し、前記中間位置信号を入力すると前記第2の制御信号
を出力すると共に前記減速時間中減速用のジャンプ信号
を出力する機Ti旨を有している。
第2の発明は、第1の発明において、前記ジャンプ制御
回路を少なくとも次のように構成したものである。すな
わち、ジャンプ制御回路は、光検出器の出力に基づきジ
ャンプ終了位置を検出して終了位置信号を出力するジャ
ンプ終了位置検出手段と、制御信号に基づきトラックジ
ャンプ開始時から所定の加速時間及びそれに続く減速時
間を計測する計測手段と、前記ジャンプ終了位置検出手
段の出力に基づき前記計時手段及び切換手段を制御する
制御手段とを、!えている。ここで、制御手段は、ジャ
ンプ命令に基づき前記制御信号及びモード選択信号を出
力すると共に、前記加速時間中加速用のジャンプ信号及
び前記減速時間中減速用のジャンプ信号をそれぞれ出力
し、所定の最大許容減速時間内に前記終了位置信号を入
力した時には前記減速用ジャンプ信号の出力を終了し、
かつその最大許容減速時間内に前記終了位置信号の入力
なき時は該最大許容減速時間経過後がら前記終了位置信
号の入力時まで再加速用のジャンプ信号を出力する機能
を有するものである。
第3の発明は、第2の発明において、前記光検出器の出
力に基づきトラック中間位置を検出して中間位置信号を
出力するトラック中間位置検出手段を、前記ジャンプ制
御回路に設けている。さらに、該中間位置信号に基づき
、前記計時手段における減速時間の計数動作を開始させ
ると共に、前記減速時間中減速用のジャンプ信号を前記
制御手段から出力する構成にしたものである。
第4の発明は、第1、第2又は第3の発明において、前
記トラック中間位置検出手段及びジャンプ終了位置検出
手段を、記録、再生用の光検出器の出力に基づき検出動
作を行う構成にしたものである。
(作用) 第1の発明によれば、以上のように光ディスク装置を構
成したので、ジャンプ命令に基づき制御手段が動作する
と、その制御手段から出力される第1の制御信号及びモ
ード選択信号のうち、第1の制御信号によって計時手段
が計測動作を開始すると共に、モード選択信号によって
切換手段が切換わり、トラッキングサーボモードからジ
ャンプモードへと変わる。そして制御手段は、加速用の
ジャンプ信号を出力し、その加速用のジャンプ信号を切
換手段を介して駆動回路に与える。これにより駆動回路
は、光学ヘッドをトラックジャンプ開始位置から、目標
のトラック位置へと移動させる。光学ヘットがトラック
中間位置(例えば、光ディスクのグループ位置〉まで移
動すると、それがトラック中間位置検出手段によって検
出され、そのトラック中間位置検出手段から中間位置信
号か出力されて制御手段に与えられる。制御手段は中間
位置信号を入力すると、第2の制御信号を出力して計測
手段に与え、その計測手段によって計測された前記加速
時間に応じた減速時間の計測動作をその計時手段に開始
させる。そして制御手段は、計測手段によって計測され
る減速時間の間、減速用のジャンプ信号を出力し、それ
を切換手段を介して駆動回路に与える。これにより駆動
回路は、トラック中間位置から目標のジャンプ終了トラ
ック位置まで減速移動し、目標のトラック位置で停止し
てジャンプ動作を終了する。
第2の発明では、ジャンプ命令に基づき制御手段が動作
すると、その制御手段から出力される制御信号によって
計時手段が計測動作を開始すると共に、該制御手段から
出力されるモード選択13号によって切換手段がジャン
プモードに切換わる。
そして制御手段は、計時手段によって計測された加速時
間及び減速時間のうち、その加速時間の間、加速用のジ
ャンプ信号を出力し、駆動回路を介して光学ヘッドを加
速移動させ、その後、前記減速時間の間、光学ヘッドを
減速移動させる。制御手段は、設定した所定の最大許容
減速時間内にジャンプ終了位置検出手段からの終了位置
信号を入力した時には、減速用ジャンプ信号の出力を終
了してジャンプ動作を終わらせる。ところが、前記最大
許容減速時間内に終了位置信号の入力がない場合、制御
手段は前記終了位置信号を入力するまで、再加速用のジ
ャンプ信号を出力して光学ヘッドを再度加速、移動させ
る。そして光学ヘッドが目標のトラック位置まで移動し
、それかジャンプ終了位置検出手段によって検出され、
そのジャンプ終了位置検出手段から出力される終了値1
ろ:信号を制御手段が入力すると、ジャンプ動作か終了
する。
第3の発明では、ジャンプ動作により、光学へ・ソドが
移動してトラック中間位置に達すると、それかI−ラッ
ク中間位置検出手段により検出され、その検出結果であ
る中間位置信号が1ilJ御手段(、こ与えられる。制
御手段は、中間位置信号を入力すると、加速用のジャン
プ信号を減速用のジャンプ信号に切換えて駆動回路に与
え、光学ヘッドを減速、移動させる。
第4の発明では、第り第2又は第3の発明の1へラック
中間位置検出手段及びジャンプ終了位置検出手段に代え
て、記録、再生用の光検出器の出力に基つきトラック中
間位置あるいはジャンプ終了位置の検出動作を行わせる
ことにより、第り第2又は第3の発明とほぼ同様のジャ
ンプ動作が美行される。
従って、前記課題を解決できるのである。
(実施例) 第1図は、本発明の第1の実施例を示す光ディスクの要
部構成図であり、従来の第2図中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。なお、この第1図では、
フォーカスサーボ系が省略され、トラッキングサーボ系
及びジャンプ制御系のみが示されている。
この光ディスク装置は、従来と同様に、光学へラドアク
チュエータ10、光検出器12a、12b、I/V変換
回路↓3a、]、3b、差動回路14、位相補償回路1
5、切換手段であるモード切換用アナログスイッチ16
、及び駆動回路である増幅器17からなるトラッキング
サーボループを備えている。
本実施例の光ディスク装置が従来と異なる点は、アナロ
グスイッチ16を介してトラッキングサーボループに切
換接続されるジャンプ制御回路30の0路構成が異なる
点である。
ジャンプ制御回路30は、ジャンプ命令に基づき、アナ
ログスイッチ切換用のモード選択信号534aを出力す
ると共に、加速及び減速用のジャンプ信号S35をアナ
ログスイッチ161則へ出力する回路である。このジャ
ンプ制御回路30は、I/’V変換回路13a、↑3b
の各出力を加算してl・ラッキングエラー加算信号S3
1を出力する加算回路31と、トラッキングエラー加算
信号S3■とスレッショルドレベルTHaとを比較して
その比較結果である加減速切換用の中間位置信号S32
を出力する比較器32と、計峙手段であるタイマ33と
、制御手段であるCPU34と、D/’A変換器35と
で、構成されている。
加算回路3工及び比較器32は、トラック中間位置検出
手段を構成している。CPU34は、ジャンプ命令に基
づき、モード選択信号534a及び加速用のジャンプ信
号534bを出力すると共に、第1の制御信号を出力し
てトラックジャンプ開始時からトラック中間位置(例え
ば、光ディスク1のグループ位置)に至る光学ヘッド1
1の加速時間をタイマ33に計測させ、中間位置信号S
32を入力すると、第2の制御信号を出力してタイマ3
3に減速時間を計測させ、その計測時間の間、減速用の
ジャンプ信号534bをD/A変換器35に与える機能
を有している。D/A変換器35は、CPU34からの
加速及び減速用のジャンプ信号534bをアナログのジ
ャンプ信号S35に変換し、そのジャンプ信号S35を
アナログスイッチ16側へ出力する回路である。
第5図は第1図の信号波形図であり、この図を参照しつ
つ第1図の動作を説明する。なお、第5図に示すように
、光ディスク1の表面には、複数のhラック(ランド)
n、n十丁、・・・・・・が形成されると共に、各トラ
ック間にはグループ1aが形成されている。
通常、トラッキングサーボ系は、従来と同様に、アナロ
グスイッチ16が位相補償回路15側に切換わり、光デ
ィスク1のトラックに追従させるトラッキングサーボ状
態(トラッキングサーボモードT11)にある。
次に、時刻t11時にジャンプ命令がCPU34に与え
られ、1ヘラツキングサーボモードTllからジャンプ
モードT↑2へ移行する場合の動作を説明する。
なお、光学ヘッド11のジャンプ方向は内周側へでも、
外周側へでも基本的には同様で、D/A変換器35から
出力されるジャンプ信号335の正負が逆転するだけで
あるため、ここでは外周側へ1トラツクジヤンプするも
のとして説明する。
時刻t11時に、例えばトラックnからトラ・ツクn+
1へのジャンプ命令がCPU34に与えられると、CP
U34はモード選択信号534aを出力してアナログス
イッチ16をD/A変換器35側へ切換え、トラッキン
グサーボモードTllからジャンプモードT12へ移行
させる。同時にCPU34は、移動方向によって正負を
判断し、加速電流をセットしてそのセット結果である加
速用のジャンプ信号534bをD/A変換器35へ出力
すると共に、第1の制御信号を出力してタイマ33を胎
動させる。CPU34がら出力された加速用のジャンプ
信号534bは、D/A変換器35でアナログのジャン
プ信号S35に変換され、そのジャンプ信号S35がア
ナログスイッチ16を介して増幅器17に与えられる。
すると増幅器】7は、ジャンプ信号335を増幅してト
ラッキング制御信号S17を出力し、そのトラッキング
制御卸信号S17によって光学へラドアクチュエータ1
0の光学ヘッド11を外周側のトラックn十↓ノ\加速
、邪動させる。この際、差動回路14によって1へラッ
キングエラー信号S14が生成されると共に、加算回路
3王によってトラッキングエラー加算信号S31が生成
されている。
やがて、光学へラド■1がジャンプ中間位置(グループ
1aの位置)に到達すると、トラッキングエラー加算信
号S31が比較器32のスレッショルドレベルTHaを
越え、その比較器32より加減速切換用の中間位置信号
S32が出力されてCPU34に与えられる。CPU3
4は、中間位置信号S32を入力すると、タイマ33で
計測された加速時間Δtalを続出し、第2の制御信号
を出力して加速時間Δtalと等しい減速時間Δtbl
の計測動作をタイマ33に開始させると共に、減速用の
ジャンプ信号534bを出力する。
この減速用のジャンプ信号534bは、D/A変換器3
5により、負極性のアナログジャンプ信号S35に変換
され、そのジャンプ信号335によってアナログスイッ
チ16及び増幅器17を介して光学へラド11が減速さ
れる。タイマ33で計測された減速時間がΔtblに達
すると、光学へラド11がジャンプ終了トラックn+1
の位置にあるものと期待できる。そのため、CPU34
は、ジャンプ信号534bの出力を停止する。これによ
り、D/A変換器35の出力が零となって光学ヘッド1
1の減速が中上され、その光学ヘッド11が目標のトラ
ック位置n+lに停止し、安定待ち時間Δtclに移る
タイマ33による安定待ち時間Δtclの計測が終了す
ると、時刻t12時に、CPU34はモード選択信号5
34aを出力してアナログスイッチ16を位相補償回路
15側に切換える。これにより、ジャンプモードT12
がトラッキングサーボモードT13に切換わり、トラッ
キングエラー信号S15による■・ラッキングサーボ動
作が行われる。
この第1の実施例では、次のような利点を有している。
加算回路31及び比較器32により、ジャンプ中間位置
を検出し、さらにジャンプ中間位置に到達する加速時間
ΔLalに基づき設定される減速時間Δt−b 1の間
、光学へラド11を減速動作させるので、トラックジャ
ンプ開始後、光ディスク1i16心によって、1〜ラッ
ク位置の光学ヘッド11乙こ対する相対位置が変化して
も、常に目標のジャンプ終了トラック位置n+1にてジ
ャンプ動作を終了でき、ジャンプ終了時の光学ヘッド1
1の位置ずれを防止できる。従って、ジャンプ終了後、
トラッキングサーボの開始時の安定性が著しく向上する
第6図は、本発明の第2の実施例を示す光ディスク装置
の要部構成図であり、第1図中の要素と共通の要素には
共通の符号が付されている。
この光ディスク装置が第1図の装置と異なる点は、第T
図の比較器32に代えて、終了位置信−じ−用の比較器
36が設けられ、さらに第↓図のCPU34に代えて機
能の異なるCPU34Aを設けた点である。
比較器36は、加算回路31から出力されるトラッキン
グエラー加算信号S31と、終了位置信号用のスレッシ
ョルドレベルTHbとを比較し、その比較結果に応じた
終了位置信号S36をCPU34Aへ出力する回路であ
る。この比較器36と加算回路3]とで、ジャンプ終了
位置検出手段を構成している。CPU34Aは、ジャン
プ命令に基つき、モード選択信号534aを出力してア
ナログスイッチ16をD/A変換器35側に切換えると
共に、制御信号を出力してトラックジャンプ開始時から
所定の加速時間Δtal 1及びそれに続く減速時間Δ
tbllをタイマ33に計数さぜ、さらに終了位置信号
S36に基づき、アナログスイッチ16を位相補償U6
J路157!1.!Iに切換え、それらの動作結果をジ
ャンプ信号534bの形でD/A変換V:′435へ出
力する機能を有している。
第7図は、第6図の信号波形図であり、この図を参照し
つつ第6図のジャンプ制御動作を説明する。
例えばトラックnから1へラックn+1へのジャンプ命
令がCPU34Aに与えられると、CPU34 Aは、
時刻t11時に、モード選択信号S34 =Lを出力し
−ζアナログスイッチ16をD/A変換器35側へ切換
え、1へラッキングサーボモード]゛11からジャンプ
モードT12へ移行させる。
そしてCPU34Aは、ジャンプ方向に合わせてD/A
変換器35の出力の正負を決め、加速電流をセットして
そのセット結果であるジャンプ信号534bをD/A変
換器35へ出力すると共に、制御信号を出力してタイマ
33の計測動作を開始させる。D/A変換器35は、C
PU34Aからのジャ7フブイ言号534bをアナログ
のジャンプ終了後S35に変換し、そのジャンプ信号S
35をアナログスイッチ16を介して増幅器17へ与え
ろ。
ジャンプ信号S35は、増幅器↓7で増幅されてトラッ
キング;til+ 7卸信号S17となり、そのトラッ
キング制御信号S17によって光学ヘッド11がトラッ
ク中間位置へと加速、移動して行く。
タイマ33が加速時間Δtal 1を計測すると、CP
U34Aは波速用のジャンプ信号534bを出力する。
このジャンプ信号534bはD/A変換器35でアナロ
グのジャンプ信号S35に変換された後、アナログスイ
ッチ16及び増幅器17を介してトラッキング制御信号
S17の形で光学ヘットアクチュエータ10へ与えられ
る。これにより光学ヘッド11は、目標のジャンプ終了
トラックn+1へと減速、移動して行く。ここで、タイ
マ33により計測される減速時間△tbl 1の最大許
容減速時間Δtb、、、、、は、例えば加速時間Δta
l 1と同一時間に設定される。
最大許容減速時間ΔLb□、8内の例えば時刻t12で
、比較器36からの終了位置信号S36がCPU34A
に入力されると、CPU34Aは、タイマ33をリセッ
トすると共に減速用ジャンプ信号534bの出力を停止
してジャンプ動作を終了させ、さらにモード選択信号5
34aによってアナログスイッチ■6を位相補償回路1
5側に切換えてトラッキングサーボモードT13へ移行
さ゛せる。
しかし、最大許容減速時間Δtb、□内に終了位置信号
S36がCPU34Aに入力されない場合、CPU34
Aは、時刻t、13時に、減速動作を終了し、再度加速
用のジャンプ信号534bを出力して光学へラド11を
再度加速、移動させ、終了位置信号336の入力を待つ
。そしてCPU34Aは、終了位置信号S36を入力す
れば、再加速を終了してジャンプ制御を終える。従って
、光学ヘッド11は滑らかな軌跡TRをたどる。
この第2の実施例では、次のような利点を有している。
加算回路31及び比較器36により検出される終了位置
信号S36に基づき、ジャンプ動作を終了させるように
したので、常に一定のジャンプ終了位置にてジャンプ制
御を終了することができる。
そのため、常に安定にトラッキングサーボモードT1B
に引込むことができ、それによって光ディスク偏心の影
響を排除し、ジャンプ終了時の安定性を向上させ、暴走
等のジャンプエラーを的確に防止できる。
第8図は、本発明の第3の実施例を示す光ディスク装置
の要部禍成図であり、第1図及び第6図中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。
この光ディスク装置が第1図又は第6図と異なる点は、
ジャンプ制御回路30.30Aに代えて、その構成と異
なるジャンプ制御回路30Bを設けた点である。このジ
ャンプ制御回路30Bは、第1図及び第6図のジャンプ
制御回路30.30Aの両機能を有するもので、中間位
置信号用比較器32及び終了位置信号用比較器36を有
し、その比較器32及び加算回路31によりhラック中
間位置検出手段が構成され、さらに該比較器36及び加
算回路31によりジャンプ終了位置検出手段が構成され
ている。そしてこの比較器32.36の出力側に接続さ
れたCPU34Bは、第1図及び第6図のCPU34,
34Aの両機能を兼ね備えており、タイマ33に対する
計測動作の制御とアナログスイッチ16に対する切換制
御を行う機丁jヒを有している。
第9図(a)、(b)は第8図の信号波形図であり、同
図(a>はジャンプ制御動作における再加速のない場合
の波形図、及び同図(b)は再加速のある場合の波形図
を示している。なお、ここでは、ジャンプ方向は)〜ラ
ックnからトラックn−4−1への外周側へ向がうもの
とする。また、第)0図は、第8図のジャンプ制御動作
の一例を示すフローチャー1−である。これらの第9図
(a>(b)及び第↓0図を参照しつつ、第8図のジャ
ンプ制御動作を説明する。
時刻tllにおいて、例えばトラックnからトラックn
+1へのジャンプ命令がCPU34Bに与えられると、
CPU34Bはモード選択信号S34 aを出力してア
ナログスイッチ■6をD/A変換器35測に切換え、ト
ラッキングサーボモードTllからジャンプモードT1
2へ移行させる。
そしてCPU34Bは、第10図のステップ4゜におい
てジャンプ方向に合わせてD/A変換器35の出力の正
負を決め、加速電流をセラ1−する(ステップ40,4
1)。加速電流がセットされてCPU34Bから加速用
のジャンプ信号534bが出力され、それがDIA変換
器35でアナログのジャンプ信号S35に変換されると
、そのジャンプ信号S35によって光学へラド11が加
速され、外周側のトラックn+1方向へ移動する。
この光学ヘッド11の移動に伴い、加算回路31から、
第9図のような山型のトラッキングエラー加算信号S3
1が出力される。
CPU34Bは、加速電流をセラ1−シた後、制御信号
によってタイマ33をスタートさせ、そのタイマ33に
よって加速時間△ta12を計測させ(ステップ42)
、比較器32がら出力される中間位置信号S32の入力
を待つ。
トラッキングエラー加算信号S31がスレッショルドレ
ベルTHaを越えると、比較器32がら中間位置信号S
32が出力され、それがCPU34Bに与えられる(ス
テップ43)。CPU34Bは、中間位置信号S32が
入力されると、制御信号によってタイマ33をリセット
しくステップ。
44)、減速電流をセットして加減速の切換えを行い、
加速用のステップ信号534bを出力する(ステップ4
5)。すると、D /’ A変換器35がら出力される
ジャンプ13号S35により、光学へラド11がトラッ
クn+1側へ減速移動する。そしてCPU34Bは、制
御信号によってタイマ35をスタートさせ、減速時間Δ
tb12を計測させる(ステップ46)。ここで、減速
時間Δtb12の最大許容減速時間Δtb、、、、、は
、例えば加速時間ΔLa12と同一の時間に設定されて
いる。
加算回路31から出力されるトラッキングエラー加算信
号S31のレベルが降下してスレッショルドレベルTH
bよりも低下すると、比較器36からCPU34Bへ終
了位置信号S36が出力される。するとCPU34Bは
、制御信号を出力してタイマ33をリセットする。
ここで、最大許容減速時間Δtbma、内に終了位置信
号S36が検出されれば(ステップ47)。
CPU34Bは、第9図(a)の再加速のない場合のモ
ードに移り、制御イ言号を出力してタイマ33をリセッ
トする(ステップ48.49)。さあにCPU34Bは
、減速電流をリセットシてJ・、(速を終了しくステッ
プ50)、時刻t12でジャンプ制御を終了させ、モー
ド3M択信号S 34 aによってアナログスイッチ↓
6を位相袖償回i?81”5側へ切換え、[・ラッキン
グサーボモードT13へ秒桁させる。
しかし、最大許容減速時間Δtb、、、、以内に終了位
置信号336が検出されない場合、CP U 34Bは
第9図(1つ)の再加速のある場合のモードに移り、制
御信号によってタイマ33をリセットする(ステップ5
1)。さらにCPU34Bは、加減速を切換えるために
再加速電流をセットシ(ステップ52)、加速用のジャ
ンプ信号534bを出力する。この加速用のジャンプ信
号334bはD/A変換器35によりアナログのジャン
プ信号S35に変換され、そのジャンプ信号S35によ
って光学ヘッド11がトラックn+1測へ再度加速、移
動する(ステップ52〉。CP U 34Bは、比較器
36からの詫了位置1z号S36の入力を待つ。終了位
置信号S36が検出されれば(ステップ53)、CPU
34Bは時刻t13時に再加速電流をリセットして再加
速を終了しくステップ54)、ジャンプ制御卸を終えて
モード選択信号534aによりアナ1コグスイツチ16
を位相袖濱回路15四に切換え、トラッキングサーボモ
ードT13/\移行する。
この第3の実施例では、次のような利点を右している。
第9図(a)に示すように、光学ヘッド11の再加速の
ない場合は、光学ヘッド11はトラックnからトラック
n+1まで、滑らかな軌跡TRIをたどる。
これに対して第9図(b)に示すように、光学ヘッド1
1の再加速のある場合には、光学へラドl↓はトラック
中間位置を通過して減速状態になった後、光ディスク偏
心の高周波成分の影響で、その光学ヘッド11の移動速
度より、目標トラックn+1か偏心により離れていく速
度の方が大きいために、光学ヘッド11の光ディスクl
に対する相対位置が、目標トラックn+1に滑らかに向
かわず、停滞したり、あるいは逆に1〜ラツクロに向か
い始めるような状態の軌跡TR2を示す。そして、最大
許容減速時間Δt l)。88内に終了位置信号S36
が検出されない場合は、光学へ・ノド11の相対位置が
前記のような状態となり、その光学ヘッド11.が再加
速されて[1標トラツク1]+1方向へ再度向かうこと
になる。ここで、再加速レベルは、初期加速レベルより
低レベルにて行うのか適当である。この再加速は、終了
位置信号S36が検出された時点で終了する。
このように、トラックジャンプ開始後、光ディスク偏心
により光学へラド11の目標トラック0に対する相対位
置が変化し、光学ヘット11が見掛は上、トラック中間
位置で停滞したり、逆に始動トラック方向nへ逆行する
ような場合には、再加速して目標1ヘラツクn+1に向
かわせ、また滑らかに目標トラックn+1方向へ向かう
際にも常に一定のジャンプ終了位置にてジャンプ制御を
終了する。そのため、常に安定にトラッキングサーボモ
ードT13に引込むことができ、光ディスク偏心の影響
を排除してジャンプ終了時の安定性を向上させ、暴走等
のジャンプエラーを的確に防止することができる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、種々の変形
が可能である。その変形例としては、例えば次のような
ものがある。
(1〉 第9図(b)のように光学ヘッド11を再加速
させた後、ジャンプ終了前において所定時間、再度その
光学ヘッド11を減速させ、シャンプ終了直前の速度を
低下させる処理をしてし良い。
第11図(a>、(b>は、再加速時のジャンプ信号の
波形図である。第11−図(a)は、再加速した場合の
D 、/’ A変換器35から出力されるジャンプ信号
535−■の波形図でり)す、さらに第11図(b)は
、再加速後さらに再減速した場合のD/’A変換器35
から出力されるジャンプ信号535−2の波形図を示し
ている。このように再減速した場合には、光学ヘッド1
10位置決め精度がより向上する。
(2) 第8図の比較器32.36は、1つの111]
路で構成して中間位置信号S32及び終了位置信号S3
6を出力することも可能である。
第12図(a>、(1〕)は、中間位置及び終了位置検
出回路を示すもので、同図(a>は回路図、及び同図(
b)は信号波形図である。この第12図では、第8図の
加算回路31−から出力されるl〜ラッキンク゛エラー
カロ算イ言−号S31に基づき、Tつのヒステリシスコ
ンパレータ37を用いて中間位置及び終了位置信号S3
7を検出するようにし7ている。
(3) 第1図、第6図あるいは第8図のタイマ33は
、カウンタて゛も良く、あるいはCPU3434A、3
4B内に設けても良く、さらにはCPU34.34A、
34Bのフオームウェア的処理にて実行する等、他の計
時手段で、構成することも可能である。
(4〉 第5図において、減速時間Δtb1は、必ずし
も加速時間Δtalと等しくする必要はない。例えば、
ジャンプ信号S35の振幅値を変える等すれば、加速時
間△talと減速時間Δtb1とを任意の時間に設定す
ることも可能である。
(5) 第7図及び第9図に示す最大許容減速時間Δt
b、、、、は、加速時間Δtall、Δt a ]−2
と同一時間でなくても良いし、予め決めた所定の時間で
あっても良い。
(6) 第1図、第6図あるいは第8図において、加算
回路3■から出力されるトラッキングエラー加算信号S
31は、図示しない記録、再生用の光検出器の出力に基
づき、その出力を加算してもトラッキングエラー加算信
号S31とほぼ同様な信号が得られるため、その記録、
再生用の光検出器の出力に基づいて終了位置あるいは中
間位置を検出する構成にしても良い。こり、により回路
構成の簡単化が図れる。
(7) 第1図、第6図あるいは第8図のトラッキング
サーボループは、図示以外の回路で構成したり、あるい
はアナログスイッチ16をゲート回路等の他の切換手段
で構成する等、種々の変形が可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、トラ
ック中間位置検出手段によってジャンプ中間位置を検出
し、そのトラック中間位置検出手段から出力される中間
位置信号に基づき、光学ヘッドの加減速を切換えて所定
の減速時間の間、光学ヘッドを減速、移動させる構成に
したので、常にジャンプ終了トラック位置にてジャンプ
動作を終了でき、ジャンプ終了時の位置ずれを防止する
ことがて゛きる。そのため、ジャンプ終了後、トラッキ
ングサーボを開始した時の安定性が著しく向上する。
第2の発明では、ジャンプ終了位置検出手段によってジ
ャンプ終了位置を検出し、そのジャンプ終了位置検出手
段から出力される終了位置信号に基づき、光学ヘッドの
減速、移動を停止し、あるいは最大許容減速時間内に光
学ヘッドが終了位置に達しない場合には、終了位置に達
するまで再度加速した後ジャンプ動作を終了するように
したので、常に一定のジャンプ終了位置にてジャンプ制
御を終了させることができる。そのため、常に安定にト
ラッキングサーボモードに引込むことかで゛き、それに
よって光ディスク偏心の影響を排除し、ジャンプ終了時
の安定性を向上させ、暴走等のジャンプエラーを的確に
防止できる。
第3の発明では、トラック中間位置検出手段によってト
ラック中間位置を検出し、そのトラック中間位置検出手
段によって検出された中間位置信号により、初期の加減
速の切換えを行うようにしたので、より的確なジャンプ
制御か行える。
第4の発明では、記録、再生用の光検出器の出力に基づ
き、トラック中間位置及び゛ジャンプ終了位置の検出を
行うようにしたので、トラック中間位置検出手段及びジ
ャンプ終了位置検出手段の回路構成をより簡単化できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す光ディスク装置の
要部構成図、第2図は従来の光ディスク装置の要部構成
図、第3図は第2図の信号波形図、第4図(a>、(b
)は従来の光ディスクの1扁心を説明する図、第5図は
第1図の信号波形図、第6図は本発明の第2の実施例を
示す光ディスク装置の要部構成図、第7図は第6図の信
号波形図、第8図は本発明の第3の実施例を示す光ディ
スク装置の要部構成図、第9図(a>、(b)は第8図
の信号波形図、第1O図は第8図のジャンプ制御動作の
フローチャート、第11図(a)、(b)は再加速時の
ジャンプ信号の波形図、第12図(a>、(b)は中間
位置及び終了位置検出回路を説明する図である。 1・・・・・・光ディスク、10・・・・・・光学へラ
ドアクチュエータ、■1・・・・・・光学ヘッド、12
a、121)・・・・・・光検出器、13a、13b・
・・・・・I/V変換回路、工4・・・・・・差動回路
、16・・曲アナログスイッチ、17・・・・・・増幅
器、3■・・・・・・加算回路、32゜36・・・・・
・比較器、34.34A、34B・・・・・・cpU、
33・・・・・・タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ディスクからのレーザ反射光を検出する光検出器
    と、前記光検出器の出力に基づきトラッキングエラー信
    号を出力するトラッキングエラー検出回路と、前記トラ
    ッキングエラー信号を入力してトラッキング制御信号を
    生成しそのトラッキング制御信号によって光学ヘッドを
    トラッキング方向に移動させる駆動回路と、ジャンプ命
    令に基づきモード選択信号を出力すると共に加速及び減
    速用のジャンプ信号を出力するジャンプ制御回路と、前
    記トラッキングエラー信号又はジャンプ信号のいずれか
    一方を前記モード選択信号により切換えて前記駆動回路
    へ与える切換手段とを、備えた光ディスク装置において
    、 前記ジャンプ制御回路は、 前記光検出器の出力に基づきトラック中間位置を検出し
    て中間位置信号を出力するトラック中間位置検出手段と
    、 第1の制御信号に基づきトラックジャンプ開始時から前
    記トラック中間位置に至る前記光学ヘッドの加速時間を
    計測し、その加速時間に応じて設定された減速時間を第
    2の制御信号に基づき計測する計時手段と、 ジャンプ命令に基づき前記第1の制御信号及びモード選
    択信号を出力すると共に前記加速時間中加速用のジャン
    プ信号を出力し、前記中間位置信号を入力すると前記第
    2の制御信号を出力すると共に前記減速時間中減速用の
    ジャンプ信号を出力する制御手段とを、 備えたことを特徴とする光ディスク装置。 2、請求項1記載の光ディスク装置において、前記ジャ
    ンプ制御回路は、 前記光検出器の出力に基づきジャンプ終了位置を検出し
    て終了位置信号を出力するジャンプ位置検出手段と、 制御信号に基づきトラックジャンプ開始時から所定の加
    速時間及びそれに続く減速時間を計測する計時手段と、 ジャンプ命令に基づき前記制御信号及びモード選択信号
    を出力すると共に、前記加速時間中加速用のジャンプ信
    号及び前記減速時間中減速用のジャンプ信号をそれぞれ
    出力し、所定の最大許容減速時間内に前記終了位置信号
    を入力した時には前記減速用ジャンプ信号の出力を終了
    し、かつその最大許容減速時間内に前記終了位置信号の
    入力なき時は該最大許容減速時間経過後から前記終了位
    置信号の入力時まで再加速用のジャンプ信号を出力する
    制御手段とを、 備えた光ディスク装置。 3、請求項2記載の光ディスク装置において、前記光検
    出器の出力に基づきトラック中間位置を検出して中間位
    置信号を出力するトラック中間位置検出手段を、前記ジ
    ャンプ制御回路に設け、該中間位置信号に基づき、前記
    計時手段における減速時間の計数動作を開始させると共
    に、前記減速時間中減速用のジャンプ信号を前記制御手
    段から出力させる構成にした光ディスク装置。 4、請求項1、2又は3記載の光ディスク装置において
    、 前記トラック中間位置検出手段及びジャンプ終了位置検
    出手段は、記録、再生用の光検出器の出力に基づき検出
    動作を行う構成にした光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5648947A (en) * 1994-08-09 1997-07-15 Fujitsu Limited Optical disk device having track jumping control
JP2007141384A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Hitachi Ltd 光ディスク装置
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