JPH03173878A - 液晶性化合物及び用途 - Google Patents

液晶性化合物及び用途

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JPH03173878A
JPH03173878A JP2038002A JP3800290A JPH03173878A JP H03173878 A JPH03173878 A JP H03173878A JP 2038002 A JP2038002 A JP 2038002A JP 3800290 A JP3800290 A JP 3800290A JP H03173878 A JPH03173878 A JP H03173878A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は表示素子、あるいは電気光学素子に用いられる
新規な液晶性化合物に関する。本発明にいう液晶性化合
物とは単独で液晶状態が観察できる物質のみならず、そ
れ自身が液晶相を示さなくても液晶組成物の構成成分と
して有用な化合物をも含んでいる。
(従来の技術とその課題) 液晶は表示材料として、広く用いられるJ:うになって
来たが、現在のところ表示方式としてTN(Twist
ed Nematic)型を一般的に採用している。
このTN表示方式は消費電力が少くてすむ、受光型で目
が疲れない等の長所がある一方、駆動が基本的に読電率
の異方性に基いているためその力が弱く、応答速度が遅
いという欠点があり、高速応答が必要とされる分野には
応用上の制限を受けていた。
強誘電性液晶は、1975年にR,8,Heyerらに
よって初めて見出されたものであるが(J、 phys
ique。
36、 L−69(1975) ) 、このものは自発
分極に由来する比較的大きな力が駆動力となるため応答
速度が極めて速く、かつメモリー性を持つという優れた
性能があり、新しい表示素子として注目されている。液
晶が強誘電性を示す条件としてはカイラルスメクティッ
クC相(SmC相)を示すことが必要であり、このため
分子中に不斉炭素を含まなければならない。また分子の
長袖に対して垂直方向に双極子モーメントを持つことが
必要である。
Mayer等の合成した強誘電性液晶DOBA)IBc
は次のような構造をしており 上記の条件を満足しているが、シッフ塩基を含むため化
学的に不安定であり、自発分極も3×10″″9C/ 
criと小さかった。その後多くの強誘電性液晶化合物
が合成されたが十分に高速応答するものはまだ見付かっ
ておらず、したがって実用化には至っていない。
これら従来の強誘電性液晶化合物を比較してみると、例
えば0OBAIIBCの不斉炭素原子の位置がひとつカ
ルボニル基に近づいたDOBA−1−MBCでは自発分
極が5×10″″8C/cIiであり、0OBAI(B
Cよりも大きくなっている。これは、強誘電性の出現に
重要な要素である不斉炭素と双極子の位置が近づいたた
めに、分子の双極子部分の自由回転か抑えられ、双極子
の配向性が向上したものと考えられる。すなわら、不斉
部分は分子の自由回転を束縛づる動きをしてa′3す、
従来の強誘電性液晶化合物のほとんどは不斉部分が直鎖
上にあるため、分子の自由回転を完全には抑えることが
できず、双極子部分を固定できないために満足な自発分
極および高速応答が得られなかったと考えられる。
(課題を解決するための手段) 本発明は従来の強誘電性液晶化合物の双極子部分の自由
回転を抑えるための手段として、不斉部分を5員環ラク
1〜ンに直結させた構造により自由回転を束縛し、しか
も化学的に安定な強誘電性を有する新規な液晶性化合物
及びその用途を提供するものである。
本発明に係る新規化合物は一般式(I>(式(I)中R
1及びR2はそれぞれ独立して炭素数1〜15のアルキ
ル基又は炭素数2〜15のアルケニル畢、A及びDはそ
れぞれ独立して単結曾 合又は−〇−1Bは単結合又は−0C−1Zは符号は不
斉炭素原子を表わV) て表わされる光学活性γ−ラクトン環を有する化合物及
びこの化合物の少なくとも1種を含む液晶組成物、ざら
には該組成物を用い′Cなる電気光学素子である。
上記一般式(I>のR1及びR2において、アルキル基
の例としては、例えばメチル、エチル。
0−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、  n −
ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、
n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル、n−トリ
デシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、インプ
ロピル、t−ブチル、2−メチルプロピル、 1−メチ
ルプロピル、3−メチルブチル、2−メチルブチル、1
−メチルブチル。
4−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−メチル
ペンチル、 1−メチルペンチル、5−メチルヘキシル
、4−メチルヘキシル、3−メチルヘキシル、2−メチ
ルヘキシル、1−メチルヘキシル、6−メチルヘプチル
、5−メチルヘプチル。
4−メチルヘプチル、3−メチルヘプチル、2−メチル
ヘプチル、1−メチルヘプチル、7−メチルオクチル、
 6−メチルオクチル、5−メチルオクチル、4−メチ
ルオクチル、3−メチルオクチル、2−メチルオクチル
、 1−メチルオクチル。
8−メチルノニル、7−メチルノニル、6−メチルノニ
ル、5−メチルノニル、4−メチルノニル。
3−メチルノニル、2−メチルノニル、 1−メチルノ
ニル、3,7−シメチルオクチル、 3,7.11−ト
リメチルドデシルなどの具が挙げられる。またアルケニ
ル基の例としては、例えばビニル、プロペニル、ブテニ
ル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル
、ノネニル、デヒニル、ウンデセニル、ドデセニル、ト
リデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニルなどの直
鎖状のもの、1−メチルプロペニル、2−メチルプロペ
ニル。
3−メチルブテニル、4−メチルペンテニルなどの分岐
を有するアルケニル基が挙げられる。
本発明に係る上記の新規化合物は強誘電性を発生させる
ための双極子モーメントを持つ部分としてのカルボニル
基を5員環の内部に位置させ、さらに環上に2つの不斉
炭素を持たせることにより、この部分の自由回転を不可
能にし、全体として双極子部分を一方向に向わせること
ができ、自発分極を大きくし、延いては高速応答を実現
できるものである。なお、本発明の液晶性化合物(I)
はT−ラフ1〜ン環に不斉炭素を2個含んでいるため、
2種類のジアステレオマーが存在する。これらは全て双
極子部分の自由回転を抑えるという目的に合致した構造
をしているので、それぞれを単独で用いてもあるいはそ
れぞれの混合物として用いても液晶性化合物として有用
である。
本光明に係る一般式(I>で表わされる化合物は、次に
示すような方法によって製造することかできる。
まず、一般式(I>においてBが単結合の場合、次の表
1に示される反応によって製造することができる。但し
、表1の反応式において、R1R2,A、D、Z、Y及
び*の符号は一般式(1)のR1、R2,A、D、Z、
Y及び*の符号と同様の意味を表わす。
表1の反応において、公知の方法によって合成したアセ
トフェノン涜導体(n)をビルゲロット(Wi l I
gerodt )反応によりフェニル酸[導体(III
)を合成し、これを2倍モル量のリチウムジイソプロピ
ルアミド(LDA)と−30〜10℃の温度で反応させ
、続いて0.3〜3倍モルの光学活性エポキシ化合物(
V)と−78℃〜室温で反応させることにより付加化合
物(Vl>を得ることができる。この化合物(Vl)を
硫酸、塩酸、パラトルエンスルホン酸等の酸触媒の存在
下でベンゼン、トルエン等の溶媒中分子内脱水反応させ
ると前記−般式(I)のBが単結合である光学活性γ−
ラクトン誘導体(I)−(1)が得られる。
一方、上記付加化合物(VI)のYが−C口3の化合物
は、フェニル酢酸誘導体(III)にリチウムジイソプ
ロピルアミド(LDA)を反応させ、続いてヨウ化メチ
ル(MeI)を作用させてフェニルメチル酢酸誘導体(
IV)を合成し、これにリチウムジイソプロピルアミド
(LDA) 、続いて光学活性エポキシ化合物(V)と
を反応させることによって得ることができる。
上記反応において用いた光学活性エポキシ化合物(V)
にc15いて、Aが単結合である化合物(’¥)−(1
)は次の反応によって得ることができる。
(V)−(1) (上記反応において、R1及び*の符号は一般式(工〉
のR1及び*の符号と同様の意味を表わし、Xはハロゲ
ン原子を表わす) すなわち、ハロゲン化アルキル又はハロゲン化アルケニ
ル(RI X)とマグネシウムとの反応でグリニヤール
反応剤を合成し、次いでハロゲン化銅(CuX)の存在
下で光学活性エビクロロヒドリンと反応させることによ
り光学活性エポキシ化合物(V)−(1)を得ることが
できる。
光学活性エポキシ化合物(V)に33いて、Aが一〇−
である化合物(V)−(2)は次の反応によって得るこ
とができる。
(V)−(2) (上記反応において、R1及び*の符号は一般式(I>
のR1及び*の符号と同様の意味を表わす) すなわら、アルコール類(R10目)と光学活性エピク
ロロヒドリンとを酸触媒の存在下で反応ざじてクロロヒ
ドリンエーテル(VI)を合成し、次いでアルカリで閉
環して合成する二段階法、またはアルコール類と光学活
性エビクロロヒドリン及び塩基との反応を第四級アンモ
ニウム塩触媒の存在下で行う一段階法で合成することが
できる。
また、上記光学活性エポキシ化合物(V)−(1)の他
の合成法としては、オレフィンと空気との反応を微生物
を利用して行う方法がある。
上記光学活性エピクロロヒドリンは、高純度のものとし
ては、R体は本出願人に係る特開昭61132196@
公報及び特開昭62−6697号公報記載の方法、8体
は同じく特開平1−230567号公報記載の方法によ
って得られたものを用いることができる。
次に、一般式(I>においてBが一〇〇−である場合、
次の表2に示される反応によって製逍することかできる
。但し、表2の反応式において、R1、R2,A、D、
7.Y及び*の符号は一般式(1)のR1、R2,八、
D、Z、Y及び*の符号と同様の意味を表わす。またM
e、 Et及びphはそれぞれメチル塁、エチル基及び
フェニル基を表わす。
表2の反応を説明すると、p−ヒドロキシフェニル酢酸
エチルエステルをハロゲン化ベンジルとの反応でベンジ
ルエーテル化し、続いてエステルを加水分解することに
よりp−ペンジルオキシフ工二ル酢酸(■)が得られる
。この化合物(■)からγ−ラクトン誘導体(X)を合
或する方法、または化合物(■)から化合物(IX)を
経てγ−ラクトン誘導体(X)を合成する方法は、前記
表]のフェニル酢M誘導体(III)から付加化合物(
vl〉を経てγ−ラクトン誘導体(I)−(1)を合成
する方法、またはフェニル酢酸誘導体(I[I)からフ
ェニルメチル酢酸誘導体(IV)を合或し、続いて付加
化合物(VI)を経てγ−ラクトン誘導体(I)−(1
)を合成する方法と同様にして行うことができる。上記
γ−ラクトン誘導体(X)はこれを触媒の存在下で水素
化して2−(p〜ヒドロキシフェニル)−γ−ラクトン
誘導体(XI)とし、次いでカルボン酸クロライド誘導
体(XI[>でエステル化することによって、前記一般
式(I)のBが一〇〇−である光学活性γ−ラクトン誘
導体(I>−(2)を得ることができる。
前記表1及び表2の反応において、使用するエポキシ化
合物(V)としてラセミ体のものを用いられば最終目的
物であるγ−ラクトン誘導体(I)−(1)又は(I>
−(2>はラセミ体のものが得られる。このラセミ体の
化合物は他の光学活性液晶化合物に添加してその螺旋ピ
ッチの調整に使用することができる。
本発明の上記一般式(I)の化合物は、この化合物の少
なくとも1種と他のカイラルな液晶又は非カイラルな液
晶、あるいはこれらの混合物とを混ビ合わせることによ
り液晶組成物とすることができる。
上記他のカイラルな液晶及び非カイラルな液晶としては
、本発明化合物と混合してスメクチックC相を示すもの
であれば従来知られているものを含む総ての物質が適用
できる。
上記カイラルな液晶及び非カイラルな液晶として従来知
られている−6のは、例えば東ドイツ或書j−Fli!
ssige Kr1stalle in Tabcll
en  I J (VEBDeutscher Ver
lag fl、lr Grundstoffindus
trie。
1−eipZig、 1974 )及びrFI5ssi
ge Kr1stalle 1nTabcllen f
l j (VEB Deutscher Verlag
 f電rGrundstoffindustrie、L
eipzig、 1984 )に記載されているものが
挙げられる。このようなカイラルな液晶及び非カイラル
な液晶の具体例としては、下記式(J)で表わされる化
合物が挙げられる。
R3−w4に$r− 上記式(J)において、 れ独立に 巳。
F及びGはそれぞ から選ばれた六員環を表わしてあり、これら六員環中の
水素原子はハロゲン原子、シアノ原子又はニトロ基で置
換されていてもよい。aはO又は1である。またW、に
、L及びMはそれぞれ独立に単結合であるか、又は −C−O−、−Cロ20−、−C二〇 −C目=Cl−1−−0−、−3− −N=N−及び −CI−12−CH2−から選ばれた
基を表わし、a=0のときK(よ単結合を表わす。R3
及びR4はそれぞれ独立に炭素数1〜15の直鎖状もし
くは分岐状アルキル基を表わし、これらは不斉炭素原子
を含んでいてもよい。
上記式(J)で表わされる化合物のうち、ざらに好まし
いものとしては、下記式(J−1>もしくは式(J−2
)で表わされる化合物を挙げることができる。
(上記式(J−1>中R5及びR6は、それぞれ炭素数
1〜15の直鎖状もしくは分岐状アルキル基もしくはア
ルコキシ基を表わし、これらは不斉炭素原子を含んでい
てもよい) (J−2> (上記式(J−2>中R5及びR6は上記式(J−”l
)のR5及びR6と同じ意味を表わし、k及び1はそれ
ぞれ独立してO又は1を表わす。
(DL、k+ i =2になることはない)本発明の液
晶組成物に透明電極を付し、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ナイロン、ポリビニルフルコール、ポリイミド等で
表面配向処理した2枚のガラス板に刺入し、偏光子を設
けた複屈折モード及びホス]〜−ゲストモードの液晶セ
ルは表示素子又は電気光学素子として使用することがで
きる。
本発明の、一般式(I)の化合物は熱や光に対する安定
性が良く、この化合物を含む液晶組成物は強誘電性液晶
として優れた性質をもっている。
ざらに、該化合物をネマチック液晶に添加した液晶組成
物は次のような用途に利用できる。
(1〉リバース・ドメインの発生を抑制するためにTN
型及びSTN型液晶に添加した液晶組成物。
(2〉コレステリック−ネマティック相転移効果を用い
る表示素子(J、J、Wysoki、A、八(Jams
 and w。
tlaas:  Phys、Rev、Lett、、20
.t024(1968) )。
(3)ホワイト・ティラー型ゲスト・ホスト効果を用い
る表示素子([)、L、White and G、N、
Taylor ;J、AI)I)1.Phys、、45
.4718(1974) )。
(4)コレステリック相をマトリックス中に固定化し、
その選択取乱特性を用いるノツチフィルターやバンドパ
スフィルター(F、J、Kahn : Appl、Ph
ys。
Lett、 、 18.231 (1971) )。
(5)コレステリック相の円偏光特性を利用した円偏光
ビームスプリッタ−(S、[)、Jacob、5PIE
、37.98(1981))。
(実施例) 以下の各側において、本発明の一般式(I>で示される
光学活性化合物のR,S表示は、下記の化学式の位置番
号に基いて行った。
また実施例中に記載した相転移温度はDSCおよび偏光
顕微鏡観察により決定した。また相転移温度の項に示し
た記号は以下の相を表わす。
C;結晶相 SmA ;スメクティックへ相 SmC;スメクティックC相 SmCH力イラルスメクティックC相 Sml  ° SmA、  SmC,SmC”以外の未
同定のスメクディツク相 N ;ネマティック相 N*;カイラルネマティック相 ■ ;等方性液体相 Xn;未同定相 く式(V)化合物の合成〉 合成例1 (R)−1,2−エポキシノナンの合成ヨウ化第−銅1
.9(1(10m mol)のエーテル75d!f3濁
液を反応容器に入れ、これに窒素気流下−30℃でヘキ
シルプロミド12.38(+ (75m mol )と
マグネシウム2g(82,5m mol )とからテト
ラヒドロフラン75d中で製造したグリニヤール試薬を
加え、30分間撹拌した後同温度でR−エピクロロヒド
リン4.63g (50m mol、化学純度98.5
%以上、光学純度99%以上([α]管=−34,0’
 、c= 1.2゜メタノール)〉のテトラヒドロフラ
ン−エーテル混合溶液(1:1)100−を加えて2時
間撹拌した。反応終了後飽和塩化アンモニウム水100
dを加えて室温に戻し、エーテルで抽出後飽和食塩水で
洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。
次いで減圧下で溶媒を留去し、残渣を減圧蒸留により精
製し下記化学式で示される(R)−クロロヒドリン体6
.29(1(35,2mm0I、収率70%)を得た。
−1 [α1甘 +8.20゜ bpeo〜66℃ IRvmax NMR(CDC13) δ:0.7〜1.8   (15H,m>2.2   
        (1ト1.  brd)3.3〜3.
9(3目、m) 上記(R)−クロロヒドリン体4.99gと48%苛性
ソーダ50mの混合物を2時間撹拌下に還流させた。反
応終了後生成物をエーテルで抽出し、抽出物を精留して
(R)−1,2−エポキシ−n−ノナン3.97(]を
得た。
(neat ) (14mml1g、 Kugelrohr )(nea
t )  3380”’ [α]菅 +10.87゜ NMR(CDC13) δ :0.88          (3ト1. t 
〉1.2〜1.6   (12日、m) 2.46     (10,m) 2.74     (10,m) 2.91     (10,m) 合成例2 R−メチルグリシジルエーテルの合成 撹拌流度させた硫酸0.98(l及びメタノール100
dの溶液に合成例1で用いたのと同じ(R)−エピクロ
ロヒト1)ン23.66g及びメタノール20dの溶液
を20分間かけて滴下し、そのままさらに20分間撹拌
還流した。反応液を10〜15℃に冷却後、苛性カリ3
1gのメタノール溶液150−を滴下して10分間撹拌
した。反応液を飽和食塩水に移し、塩化メチレンで生成
物を抽出し、これを精留(bd 110°C〉して(R
)−メチルグリシジルエーテル4.14CIを得た。
[α]習 +6,49° (c= 1.086. CI
−+2 Cb )NtVtR(CDα3〉 δ:2.63     1目、dd) 2.82     11七m〉 3.16      10.m) 3.34      11−1. dd)3.42  
    30.S) 3、71      10.dd) 合1戊例3 (R)又は(S) −n−へキシルグリシジルエーテル
の合成 50%苛性ソーダ40g、合成例1と同じ(R)〜エピ
クロロヒドリン24g及びテトラブチルアンモニウム硫
酸水素塩400mgの混合物を20〜25°Cに冷却し
なからn−ヘキサノール6−を滴下した。反応液をさら
に同温度で3時間撹拌の複水を加えて生成物をエーテル
で抽出した。抽出物を減圧下で粘沼することにより(R
)−n−へキシルグリシジルエーテル3.35(]を得
た。
[α]lr  +2.48° (c= 1.048. 
C目2C12〉bp   52°C/ 4mmllq NMR(CDα3) δ:0.89      30.m) 1.2〜1.4     6)−1,m>1.58  
    20.m) 2.58     10.dd> 2.77     1目、dd) 3.12           1ト1. m)3.3
6           1ト1.dd>3.48  
          2ト1. m)3、70    
 10.dd) 上記(R)−エピクロロヒドリンの代りに(S)−エピ
クロロヒドリン(化学純度98.5%以上、光学純度9
9%以上([α]背−+34.0°、 c= 1.2゜
メタノール)〉を用いた以外は同様にして(S)0−へ
キシルグリシジルエーテル3.20(]を得た。
[α]V    −2,45°  (c=  1.00
5.  CトLCb)合成例4 (S)−アリルグリシジルニーデルの合成撹拌速流ざぜ
た硫酸0.5(]及びアリルアルコール100m1の溶
液に合成例3と同じ(S)−エピクロ1]ヒドリン19
.54g及びアリルアルコール20dの溶液を20分間
かけて滴下し、さらに20分間撹拌還流した。反応液を
10〜15℃に冷却後、苛性カリ25.29のメタノー
ル溶液130dを滴下して10分間撹拌した。反応液を
飽和食塩水に移し、塩化メチレンで生成物を抽出し、こ
れを精留して(S)−アリルグリシジルエーテル9.5
1gを得た。
[IW  −9,24° (C= 1.075. CH
2C12)NC12)Nα3) δ:2.61     (10,dd>2.80   
  (10,1> 3.16     (1日、m) 3.40     (什1.dd) 3.73     (10,dd) 4.05     (10,m) 5.20     (10,d> 5゜29        (1ト1. d)5.91 
    (11−1,m) 〈式(1)化合物の合成〉 合成例5 4− (4’ −n−ヘプチル)−ビフェニル酢酸の合
成 4−アセチル−4’ −n−へブチルごフェニル10.
85(J、イオウ2.36gをモルホリン2(7中で9
時間撹拌下に還流した。反応液に苛性ソーダ29.5(
]、水807及びエタノール10(7の溶液を加え9時
間撹拌した後、反応液を水に移して塩酸酸性にし析出し
た固体を濾別採取して粗生成物13.51(]を得た。
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し目的物8.29gを得た。
mp  154〜162℃ IR(ヌジョール) 1724cm−1NMR(CDC
13) δ:0.88     3[七m 1.2〜1.4  801m 1.64      2日9m 2.63      2目、t 3.88      20.S 7.23      (2日、d 7.33     (21」、 d 7.48         (2ト1. d )7.5
4      (20,d) 合成例6 4− (4’ −n−ノニルオキシ)−ビフェニル酢酸
の合成 4−アセチル−4′−〇−ノニルオキシビフェニル10
.14g、イオウ1.536gをモルホリン20d中で
15時間撹拌下に還流した。反応液に苛性ソーダ25g
、水65蔵及びエタノール100蔵の溶液を加え9時間
撹拌した後、反応液を水に移して塩酸酸性にし析出した
固体を濾別採取して粗生成物を得、これをシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して目的物12.84(
lを1qた。
mp  175〜176℃ IR(ヌジョール) 1704cm−1NMR(CDC
123> δ:0.89      (30,m)1.2〜1.5
   (12tl、 m)1.80      (2目
、m) 3.69      (2日、S) 3.99      (20,1> 6.95      (20,d) 7.33          (2ト1. d 〉7.
49      (2日、d> 7.52      (20,d) 合成例7 4−(4’−n−ブチルトランスシクロヘキシル)フェ
ニル酢酸の合成 4− (4’ −n−ブチルトランスシクロヘキシル)
アセトフェノン5g、イオウ1.24(]をモルホリン
7.51d中で11時間跪拝下に還流した。反応液に苛
性ソーダ16.7g、水43.4d及びエタノール67
−の溶液を加え7時間撹拌した後、反応iを水に移し塩
II性にして生成物をエーテルで抽出した。
抽出した粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して目的物3.33(]を得た。
m072〜74°C IR(ヌジョール> 1718cm−1NMR(CDα
3) δ:0.8〜1.5   (141−1,m>1.86
      (4目、m) 2.44      (IH,t) 3.59      (20,S) 7.17      (41−(、m)〈式(1v)化
合物の合成〉 合成例8 2− (4’−ノニルオキシ−4−ビフェニル)プロピ
オン酸の合成 78°Cに冷却したジイソプロピルアミン506m(]
及びテトラヒドロフラン10m1の溶液に15%n−ブ
チルリチウムのヘキサン溶液3rdを滴下し、徐々に温
度を0℃まで上昇させ30分間撹拌した。この反応液に
合成例6で合成した4−(4’−n−ノニルオキシ)−
ビフェニル酸1708mg及びテトラヒドロ7ラン8−
の溶液を滴下し1時間撹拌した。
反応液を一78°Cに冷却しヨウ化メチル426mg及
びテトラヒドロフラン2蔵の溶液を滴下した。反応液の
温度を徐々に室温まで上昇させて6時間撹拌した複水を
加え、さらに塩酸酸性としクロロホルムで抽出して目的
物730mgを得た。
NMR(CDC13) δ:0.89      (3日、1>1.2〜1.6
   (120,m) 1.55      30.d> 1.80      20.m) 3、79      10.q) 3゜99     20.t) 6.95      20.d) 7、37      20.d> 7.4〜7.6  40.m) 実施例1 一78℃に冷却したジイソプロピルアミン113mg及
びテトラヒドロフラン2mflの溶液に15%n−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液0.7miを滴下し、徐々に
温度を0℃まで上昇させ30分間撹拌した。この反応液
に合成例6で合成した4−(4’−n−ノニルオキシ)
−ビフェニル酸M 177mg及びテトラヒドロフラン
2mlの溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一78
°Cに冷却し、合成例1で合成した(R>−1,2−エ
ポキシノナン85mg及びテトラヒドロフラン2dの溶
液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温まで上昇させ
6時間撹拌した接水を加え、さらに塩F!!性としクロ
ロホルムで生成物を抽出した。抽出物に乾燥ベンビン及
び触媒量の硫酸を加え、ベンゼンを少しずつ流出させな
がら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンゼンを減圧留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て下記化学式で示されるγ−ラクトン誘6体(2R,4
R)及び(23,4R)をそれぞれ35m(J及び10
4mg得た。
(2R,4R)体 相転移温度 C−1色とう1 1蔵コ%!   −5,42° (c=1.66゜NM
R(CDC13) δ:0.89      (60,m)1.2〜1.9
   (260,m) CトLCJ!2) 2.05     (1日、td) 2.74     (1目、ddd 3.88     (1日、dd) 3.98      (21−1,t)148    
 (10,m) 6.95      (20,d) 7.31      (20,d) 7.48     、(20,d) 7.53         (2ト1. d )IR(
ヌジョール) 1750cm−1(28,4R)体 〉 相転移温度 [α]甘 +29.33° (C=0.95.0口2C
12〉NMR(CDC13) δ :0.89          (6ト1. m〉
1.2〜1.9   26日、m) 2.41      10.ddd) 2.53     1日、dt) 3.93     10.dd) 3.99      20,1) 4.66     1日、m) 6.96     (20,d) 7.32      (20,d> 7.48      (20,d) 7.53      (20,d) IR(ヌジョール) 1750cm−1実施例2 一78°Cに冷却したジイソプロピルアミン339mg
及びテトラヒドロ7ラン6rnlの溶液に15%n−ブ
ヂルリチウムのヘキサン溶液2.1dを滴下し、徐々に
湿度を0℃まで上昇させ30分間撹拌した。この反応液
に合成例6で台底した4 −(4’ −nノニルオキシ
〉−ビフェニル酢酸531mg及びテトラヒドロフラン
5蔵の溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一78℃
に冷却し、合成例3で台底した(R)−n−へキシルグ
リシジルエーテル256mg及びテトラヒドロフラン1
m1.の溶液を滴下した。
反応液の温度を徐々に室温まで上昇させ6時間撹拌した
接水を加え、さらに塩酸酸性としクロロホルムで生成物
を抽出した。抽出物に乾燥ベンビン及び触ts量の硫酸
を加え、ベンビンを少しずつ流出させながら6時間加熱
撹拌した、冷却後ベンゼンを減圧留去し、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製して下記化学式で
示されるT−ラクトン誘導体(2R,43)及び(2S
、 4S)をそれぞれ259m0及び207mailた
(2R,43)休 り 相転移温度 c  9出≧)■ [α]l  +1.36° (C=1.0[)。
NMR(CDC1+ ) Cト12 CU2) δ:0.89 1.2〜1.5 1.58 1.78 2.32 2.66 3.51 3.61 3.70 3.8つ 3.97 4.63 6.95 7.23 7.48 7.52 (2S、 4S)体 (61−1,m) (180,m) (20,m> (2目、m) (1ト(、td) (1)−1,ddd) (20,1) (10,dd) (IN、dd> 1日、dd) 21−1.t) 1日、m> 20、d) 2ト1. d ) 2ト1. d ) 20、d) 相転移温度 c6バと)■ [α]IF  +29.27° (c=1j6.CH2
(1’2 )NMR(CDCJ!3) δ:0.89      (60,m)1.2〜1.5
   (180,m) 1.58      (2日、m) 1.78     (20,m) 2.47     (1日、dt) 2.65     (ll七ddd> 3.49      (20,1) 3.59     (10,dd) 3.68     (IH,dd> 3.97      (2目、1> 4.06     (10,1> 4.72     (10,m) 6.94.     (20,d) 7.30          (2ト1. d 〉7.
48      (2目、d> 7.52     (20,d> 実施例3 一78℃に冷却したジイソプロピルアミン505mg及
びテトラヒドロフラン10dの溶液に15%n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液3dを滴下し、徐々に温度を0
℃まで上昇させ30分間撹拌した。この反応液に合成例
5で合成した4−(4’−n−ヘプチル)−ビフェニル
酢酸700mg及びテトラヒドロフラン6艷の溶液を滴
下し1時間撹拌した。反応液を一78℃に冷却し、市販
の(R> −1,2−エポキシへブタン([α] v+
15.0”  (neat) )260mg及びテトラ
ヒドロフラン1dの溶液を滴下した。反応液の温度を徐
々に室温まで上昇ざt!6時間撹拌した接水を加え、さ
らに塩酸酸性としクロロホルムで生成物を抽出した。抽
出物に乾燥ベンゼン及び触媒量の硫酸を加え、ベンゼン
を少しずつ流出させながら6時間加熱撹拌した。冷却後
ベンゼンを減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製して下記化学式で示されるγ−ラク
トン誘導体(2R,4R)及び(23,4R)をそれぞ
れ330mg及び383m(]得た。
(2R1 4R)体 相転移温度 C−士バと)■ [α]τ −5,66° (c= 1.089゜NMR
(CDCb ) δ:0.90      (6日、m)1620〜1.
85    (18ト1. m)2.08     (
IH,dt) 2.63      (20,1) 2.78          (1ト1. m)3.9
2        (1口、  dd)4.51   
  (10,m) 7.25         (2ト1. d〉7.34
     (21−1,d> 7.49     (2目、d) 7.57          (2ト1. d 〉C目
2α2) (2S。
4R)体 り 相転移温度 C9厄とン■ [α]習 +33.48° (C= 1.027゜NM
R(CD(1’3 ) δ:0.90      60.m> 1.2〜1.9     18ト1. m)2.35〜
2.68     4H,m>3.94       
    1ト1.dd)4.67     10.m) 7、25      2日、d) 7.34      20.d> 7.48      2日、d> 7、57      20.d) CトhCb) 実施例4 78°Cに冷却したジイソプロピルアミン505mg及
びテトラヒドロフラン10dの溶液に15%n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液3dを滴下し、徐々に温度を0
℃まで上昇させ30分間撹拌した。この反応液に合成例
7で合成した4 −(4’ −n−ブチルトランスシク
ロヘキシル〉フェニル酢酸600mg及びテトラヒドロ
フラン3dの溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一
78°Cに冷却し、合成例4で合成した(S)−アリル
グリシジルエーテル275mg及びテトラヒドロフラン
1m!!の溶液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温
まで上昇さけ6時間撹拌した接水を加え、ざらに塩酸酸
性としクロロホルムで生成物を抽出した。抽出物に乾燥
ベンゼン及び触媒量の硫酸を加え、ベンビンを少しずつ
流出させながら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンゼンを
減圧留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して下記化学式で示されるγ−ラクトン誘導体
(2S、 4R)及び(2R24R)をそれぞれ320
mg及び246mg4%た。
(2S。
4R)体 相転移温度 C10二と)I ECXEI  −3,22° (c= 1.033NM
R(CDα3) δ:0.8〜1.5  (14H,m>1.88   
  (41七m〉 2.30     (10,dt) 2.45          (1ト1. m)2.6
8     (10,m) 3.62〜3.76(20,m) 3.86     (1日、dd) 4.09     (2H,m> 4.65          (1ト1. m)5.2
2     (11−1,m> 5.30          (1H,m>5.91 
    (11七m) 0口2(1’2) 7.20 (2R,4R)体 ( 40゜ S) 相転移温度 [α]菅 −40,42° (c= 1.024゜NM
R(CDCb ) δ:0.8〜1.5   (14目、m)1.86  
   (411,m> 2.37〜2.55(20,m) 2.65      (IH,m) 3゜60〜3.76  (20,m) 3.95〜4.1(3ト1. m〉 4.75     (10,m) 5.22     (1日、m) 5.29     (10,m) 5.91      (IH,m> 7.19      (40,s) Cト12 C12) 実施例5 一78°Cに冷却したジイソプロピルアミン505mg
及びテトラヒドロ7ラン10rrIlの溶液に15%n
−ブチルリチ「クムのヘキサン溶液3dを滴下し、徐々
に温度をO’Cまで上昇させ30分間境拌した。この反
応液に合成例7で合成した4 −(4’ −n−ブチル
トランスシクロヘキシル)フェニル酢1600mg及び
テトラヒドロ7ラン3dの溶液を滴下し1時間撹拌した
。反応液を一78℃に冷却し、市販の(R) −1,2
−エポキシトリデカン([α]″g+9.8° (ne
at) >  477ma及びテトラヒドロ7ラン1r
d!の溶液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温まで
上昇させ6時間撹拌した接水を加え、ざらに塩酸酸性と
しクロロホルムで生成物を抽出した。抽出物に乾燥ベン
ゼン及び触媒量の硫酸を加え、ベンゼンを少しずつ流出
させながら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンゼンを減圧
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して下記化学式で示されるγ−ラクトン誘導体(2
R,4R)及び(2S、 4R)をそれぞれ320II
IG及び367mg得た。
(2R,4R)体 相転移温度 C−エバと〉■ [α]背 −3,57° (c= 1.035゜NMR
(CDCJ13) δ:0.8〜1.9  41日、m) 2.02     11−1. d t )2.45 
    1日、m) 2.72     10.m) 3、83     10.dd) 4.47     (10,m) γ、20          (4H,s>(2S、 
4R)休 Cトh C12) 相転移温度 [α]iF   +31.02°  (c=  1.0
38゜NMR(CDα3) δ:0.8〜1.9   (410,m)2628〜2
.55    (3H,m>3.87     (10
,dd) 4.62     (10,m) 7.19         (4ト1. s)Cト12
C12) 実施例6 =18℃に冷却したジイソプロピルアミン505mg及
びテトラヒドロフラン107の溶液に15%n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液3rrIiを滴下し、徐々に温
度をO′Cまで上昇さ′t!30分間撹拌した。この反
応液に合成例5で合成し、た4 −(4’ −n−ヘプ
チル)−ビフェニル酢酸700mg及びテトラヒドロフ
ラン3miの溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一
78℃に冷却し、合成例2で合成した(R)−メチルグ
リシジルエーテル212mg及びテトラヒドロフラン1
mlの溶液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温まで
上昇させ6時間撹拌した接水を加え、ざらに塩M酸性と
しクロロホルムで生成物を抽出した。抽出物に乾燥ベン
ゼン及び触媒量の硫酸を加え、ベンビンを少しずつ流出
させながら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンピンを減圧
留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して下記化学式で示されるγ−ラクトン誘導体(2
R,4S)及び(23,43)をそれぞれ113mg及
び255mg得た。
(2R,4S)体 り 相転移温度 C−ノ■≧う■ [α]習 十〇、35° (c=1.01゜NMR(C
DO23> δ:0.8B      (3目、m)Cトhcf2 
) 1゜2〜1,45 1.65 2.34 2.6〜2.8 3.46 3.67 3.94 4.67 7.25 7.36 7.49 7.58 (28,43)体 80、m) 2目、m) 10、dt) 30、m> 3ト1.5) 20、m> 10、dd) 10、m> 20、d) (2日、d) (2ト1. d 〉 (20,d) り 相転移温度 c6パ≧ン■ [αコ管  千 34.10° (C=1.013 。
NMR(CDα3) CF+2C之2 ) δ:0.88      (30,m)1.2〜1.4
5(8ト1. m) 1.65     (2H,m> 2.52     (10,dt) 2.59〜2.75(3目、m) 3.44      (30,S) 3.65      (2日、m) 4.08     (11−1,t) 4.77     (10,m) 7.24      (20,d) 7.33         (2ト1. d )7.4
8     ’(20,d) 7.57          (2ト1. d 〉実施
例7 一78℃に冷却したジイソプロピルアミン506mg及
びテトラヒドロフラン10dの溶液に15%n−ブチル
リチウムのヘキサン溶液3mlを滴下し、徐々に温度を
0℃まで上昇させ30分間境拌した。この反応液に合成
例8で合成した2−(、4’ −ノニルオキシ−4−ビ
フェニル)プロピオン酸730mg及びテトラヒドロフ
ラン8dの溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一7
8℃に冷却し、合成例1で合成した(R)−L2−■ポ
キシノナン312ma及びテトラヒドロフラン1−の溶
液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温まで上昇させ
6時間撹拌した復水を加え、さらに塩酸酸性としクロロ
ホルムで生成物を抽出した。抽出物に乾燥ベンゼン及び
触媒量のUA酸を加え、ベンゼンを少しずつ流出させな
がら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンゼンを減圧留去し
、残漬をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て下記化学式で示されるγ−ラクトン誘導体(2R,4
R)及び(23,411>をそれぞれ408mg及び2
80mg得た。
(2R,4R)体 相転移温度 C−ノ旦≧うI [α]管 +13.24° (c=1.06゜0口2(
1’2) NMR(CDC13 δ:0.88 1.2〜1.7 1.67 1.79 2.33 2.50 3.99 4.57 6.96 7.45〜7.55 (23,4R)休 ) (60,m) (24目、m) (3ト1. S) (2t−1,m) (1ト1.dd) (1ト1.dd) (2ト1.  t ) 〈10.m) (2ト1. d ) (6F!、 m〉 相転移温度 c  7芯辷)I [α]習 +25.11° (c= 1.017゜NM
R(CDCb ) δ:0.88      (60,m)CトhQ!2 
) 1.15〜1.70  24H,m> 1.6131−1.  s) 1.78      20.m) 1.99           1H,dd>2.77
     11−1. dd)3.99      2
0,1> 4.24     1日、m) 6.96      21−1. d)7.35〜7.
60  61−1. m)実施例8 78°Cに冷却したジイソプロピルアミン505mg及
σア1〜ラヒドロフラン1(7の溶液に15%n−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液3mlを滴下し、徐々に温Y
fiを0℃まで上昇させ30分間境拌した。この反応液
に市販の4−オクチルオキシフェニル酢酸594mg及
びテトラヒドロフラン3Ir11の溶液を滴下し1時間
撹拌した。反応液を一78℃に冷却し、合成例1で合成
した(R)−1,2−エポキシノナン320mg及びテ
トラヒドロフラン1rniの溶液を滴下した。反応液の
温度を徐々に室温まで上昇させ6時間撹拌した接水を加
え、ざらに塩酸酸性としクロロホルムで生成物を抽出し
た。抽出物に乾燥ベンゼン及び触媒量の硫酸を加え、ベ
ンピンを少しずつ流出させながら6時間加熱1jl拌し
た。冷却後ベンビンを減圧留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して下記化学式で示され
るγ−ラクトン涜導体(2R,4R)及び(2S、 4
R)をそれぞれ289mg及び285mg得た。
(2R,’IR)体 り 相転移温度 c7旦≧)■ [α]管 −3,72° (C= NMR(CDα3) δ:0.89 1.2〜1.9 1.99 2.71 (6ト1. m) (240,m) (10,dt) (10,ddd) 1.018゜ 0口5C12) 3.81 3゜94 4.46 6.88 7.18 (2S、 4R)体 1目、d(1) 20.1> 10、m) 20、d) 21−1.d) 相転移温度 り [α]菅 +34.23゜ NMR(CDα3) δ:0189 1.2〜1.9 2.3〜2.55 3.85 3.94 (C=1.OO。
6日、m) 24ト1. m) 2)−1,m) 1ト1.dd> 2H,t) Cト12 cb) 4.61     (10,m> 6.88      (2日、d) 7.18      (2+−1,d)実施例9 一78℃に冷却したジイソプロピルアミン505mg及
びテトラとドロフラン1(7!の溶液に15%n−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液3dを滴下し、徐々に温度を
0℃まで上昇させ1時間撹拌した。この反応液に合成例
5で合成した4−(4’−n−ヘプチル〉−ビフェニル
酢i’1682m!11及びテトラヒドロフラン3dの
溶液を滴下し1時間撹拌した。反応液を一78℃に冷却
し、合成例3で合成した(S)n−へキシルグリシジル
エーテル445mg及びテトラヒドロフラン1mlの溶
液を滴下した。反応液の温度を徐々に室温まで上昇さぜ
6時間■Z拌した接水を加え、ざらに塩酸酸性としクロ
ロボルムで生成物を抽出した。抽出物に92燥ベンビン
及び触媒量の濃硫酸を加え、ベンゼンを少しずつ流出さ
せながら6時間加熱撹拌した。冷却後ベンゼンを減圧留
去し、残漬をシリカゲル力ラムクロマトグラフイーで精
製して下記化学式で示されるT−ラクトン誘導体(2S
、 4R)及び(2R,4R)をそれぞれ401mg及
び465ma得た。
(23,4R)体 ○ 0口2C12〉 相転移温度 c  7迦と)I [α]W  −2,17° (c=1.07゜NMR(
CDC13) δ:0.86〜0,91 1.29〜1861 2.28〜2.42 2.61〜2.76 3.52 3.61〜3.75 3.92 611、m> 180、m) 10、m> 30、m) 20、t、J=6.60日2〉 20、m) 1日、dd。
12.09トIZ) 4.62〜4.67(1目、m) J=9.16目2゜ 7.24 7.35 7.48 7.57 (2R,4R)体 (20゜ (20゜ (20゜ (2目。
υ=8.06HZ ) J=8.4202) J=8.42目Z) J=8.06目2) 相転移温度 C4バと)■ −37,95° (C= [α]習 NMR(CDα3 δ:0.86〜0.90 1.29〜1,60 2.45〜2.57 2.61〜2,74 3.51 3.60〜3.75 4.09 4.74〜4.78 ) 1.003.  CFIClh> (6日、m) (180,m) (10,m) 3H,m> 2目、  t、  J=6.68ト1z)2目、m) 11−1.  t、 J=9.35目Z)1日、m) 7.24      (2日、d、J=8.060Z〉
7.33    (2目、d、J=8.43H2)?、
48      (20,d、J=8.43目Z〉7.
57      (2)−1,d、  J=8.060
2〉実施例10 実施例1で得られた下記化学式で示されるγ−ラクトン
誘導体(2R,4R) と下記化学式で示される化合物 とを1 : 19 (重量)の比率で混合して液晶組成
物を得た。この組成物について応答速度を測定した結果
、85μsec  (30℃)なる高速応答の結果が得
られた。なお、応答速度の測定は、上記組成物を配向剤
処理した厚さ2t!!nのセルに封入し、直交ニコル下
Vp−p =20Vの電圧を印加したときの透過光強度
の変化より求めた。スペーサーとしてはPETフィルム
、配向剤としてはポリイミド膜、また電極としてはIT
O電極を用い、ラビングは平行とした。
実施例11 実施例2で得られた下記化学式で示されるγ−ラクトン
誘導体(23,4S) を用い、下記に示されるような割合で配合して強誘電性
液晶組成物を得た。この組成物について実施例10と同
様な方法で応答速度を測定した。その結果、上記γ−ラ
クトン誘導体(23,4S)は単独では強誘電性を示さ
ないが、他の液晶化合物と混合することにより強誘電性
が発現し、高速応答を示すことが判った。
液晶組成物 実施例2のT−ラクトン誘導体(2S、43)重量% 5.0 相転移温度(’C) 応答速度       320t!sec  (40’
C)(発明の効果〉 本発明に係る新規な液晶性化合物は、従来の液晶材料と
比較して熱、光に対する安定性がよく、化学的にも安定
であって強誘電性液晶として優れた性質を有し、応答速
度の著しく速い液晶材料を与える。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式( I )中R^1及びR^2はそれぞれ独立して炭
    素数1〜15のアルキル基又は炭素数2〜15のアルケ
    ニル基、A及びDはそれぞれ独立して単結合又は−O−
    、Bは単結合又は▲数式、化学式、表等があります▼、
    Zは単結合又は▲数式、化学式、表等があります▼及び
    ▲数式、化学式、表等があります▼より選ばれた 基、Yは水素原子又は−CH_3を表わし、*の符号は
    不斉炭素原子を表わす) で表わされる光学活性γ−ラクトン環を有する化合物。
  2. (2)一般式( I )の化合物がラセミ体である請求項
    1記載の化合物。
  3. (3)請求項1又は2記載の化合物の少なくとも1種を
    含有することを特徴とする液晶組成物。
  4. (4)請求項3記載の液晶組成物を用いてなる電気光学
    素子。
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WO2013122185A1 (ja) * 2012-02-16 2013-08-22 花王株式会社 エポキシ化合物の製造方法

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