JPH0317352A - スリーブ管取付方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、建築工事等において型枠内へコンクリートを
打設する際に用いられる箱抜き用スリーブ管を、型枠へ
取り付けて固定するための取付具および取付方法に関す
る。

【従来の技術】 上述のような箱抜き用スリーブ管には、硬質の厚紙製の
ものや硬質塩化ビニル製のもので、種々の規定内径寸法
の円筒に成形されて市販されているものが一般に利用さ
れており、これを現場で型枠間の寸法に合わせた長さに
切断し、コンクリート打設前に型枠の内側に取り付け固
定して用いられている。この円筒紙管あるいはその他の
スリーブ管を型枠に取り付け固定する従来の方法として
は、開口端面を型枠の内面に突き合わせた状態でその周
囲から釘で型枠に打ち付けるか、或いは釘で聖枠に打ち
付けられる取付具を介して固定するのが一般的である。 いずれにしても釘による固定を行わなければならず、ま
た取付具が介設される場合であっても、その取付具はス
リーブ管の開口を閉塞するものではなく、−スリーブ管
の開口喘部が直に型枠に突き合わされるのを避けて、そ
の突き合わせによる封止を確実にするよう補助すべく介
設されるものである。ところが、釘による打ち付け作業
を行うに際して、その周囲には鉄筋が密に組まれている
のが普通であり、ハンマの十分な振りしろを取れないた
めに作業が極めてやりにくく、完全な固定状態にまで取
り付けられない場合が多い。また、型枠の内而間の距離
が大きい場合にはスリーブ管の長さも長くなり、そのよ
うな長いスリーブ管を鉄筋が密に組まれた中へ押入する
だけでも薙しく、更にその中で所望の状態に設置するの
は極めて困雌な作業であった。そしてその結果、コンク
リート打設時にスリーブ管が型枠から外れてしまったり
、型枠の面との間に口が問いてそこからコンクリートが
流入してしまい、完全な箱抜き状態で貫通孔が形成され
ないことが多かった。少なくとも型枠との間に生じる多
少の隙間からもコンクリートミルクが侵入し、問題とな
っている場合が多い。

【発明が解決しようとする課題】

本発明は上述のようなスリーブ管の取付方法に関する従
来の技術的課題を有効に解決すべく創案されたものであ
る。したがって本発明の目的は、釘による打ち付け作業
を伴わずともスリーブ管を聖枠に簡ｉｌ１且つ確実に取
り付け固定でき、しかしスリーブ管内へのコンクリート
乃至はコンクリートミルクの流入を確実に防止できるス
リーブ管取付具およびスリーブ管取付方法を提供するこ
とにある。

【課題を解決するための手段】

本発明に係るスリーブ管取付具並びに取付方法は、上述
の技術的課題を解決し、その目的を達成するために以下
のような特徴的構成を含んでいる。 即ち、第１発明としてのスリーブ管取付具は、コンクリ
ート打設工事の箱抜きに使用するスリーブ管の内径寸法
よりも僅かに小径の外径寸法を有する有底筒状部と、該
筒状部の一方端から径方向外方へ延出して少なくとも上
記スリーブ管の外径寸法より大径のフランジ部とからな
る樹脂成形体に、上記フランジ部の一方端而側へ針先を
突出させた鋲が植設されて構成されている。 第２発明としてのスリーブ管取付具は、コンクリート打
設工事の箱抜きに使用するスリーブ管の外径寸法よりも
僅かに大径の内径寸法を有して樹脂成形された有底筒状
部に、該筒状部の底部から針先を突出させた鋲が植設さ
れて構成されている。 上記第Ｉ発明のスリーブ管取付只を用いるスリーブ管取
付方法としては、該スリーブ管取付具をその鋲で型忰の
所定位置に固着させ、使用するスリーブ管の開口内へ該
取付具の筒状部を嵌合させると共に、該スリーブ管の開
口９：１１而を該取付只のフランジ部に当接させ、該ス
リーブ管の開口を閉塞すると共に該スリーブ管を該取付
具に保持させる方法がある。 上記第２発明のスリーブ管取付具を用いるスリーブ管取
付方法としては、該スリーブ管取付具をその鋲で型｛！
１シの所定位置に固着させ、使用するスリーブ管の開口
端部を該取付具の筒状部内へ咲合させ、該スリーブ管の
開口を閉塞すると共に該スリーブ管を該取付具に保持さ
せる方法がある。 さらに、上記第ｌ発明または第２発明のスリーブ管取付
具を用いる池のスリーブ管取付方法としては、第１もし
くは第２発明のスリーブ管取付具の筒状部を、使用する
スリーブ管の開口端部に嵌合させてその取付具とスリー
ブ管とを予め固着しておき、取付具の鋲によって、該取
付具をスリーブ管と共に型枠へ固告させる方法がある。

【作用および発明の効果】

第１発明のスリーブ管取付具によれば、使用するスリー
ブ管の開口端部の内側に筒状部が嵌入されることによっ
て本発明の取付具とスリーブ管とが固着され、スリーブ
管設置状態ではこの筒状部がスリーブ管を支持する。フ
ランジ部がスリーブ管の開口端面に当接し、筒状部の底
部とこのフランジ部とでスリーブ管の開口は閉じられ、
スリーブ管内へのコンクリート流入を防止する。筒状部
の外周面とスリーブ管の内周面との間の接触状態もコン
クリート流入を封止する機能の一端を担う。 鋲は、比較的小さな力、即ち作業者が手で即す程度の力
で十分に型枠へ差し込むことができ、ハンマの使用を不
必要にする。したがって、鉄筋やその他の、スリーブ管
取付作業の障害となる物がその回りに多くあっても、工
具等の道具を用いずに手だけの作業で比較的簡単に取り
付けられる。特に、この取付具自体に鋲が設けられてい
ることによって、従来ではスリーブ管の両端支持が工程
の制約上困難であったのが、確実な両端支持状態をもた
らすので、型枠内へコンクリートを流し込む際にスリー
ブ管に作用する１７撃に文＝ｊＬても、スリーブ管を確
実に型枠に固定保持することができる。 取付具は、それたけ１１１体で型枠の所定位置に取付固
定した後に、スリーブ管をその取付具に嵌め付けること
もでき、或いは、予めスリーブ管の開口端部に固着して
おき、その状態でスリーブ管共に型枠へ取り付け固定す
ることもできる。 また、策２発明のスリーブ管取付具によれば、使用する
スリーブ管の開口端部の外側に筒状部が嵌合されること
によって本発明の取付具とスリーブ管とが固着され、ス
リーブ管設置状態ではこの筒状部がスリーブ管を支持す
る。筒状部の底部がスリーブ管の開口を閉じ、スリーブ
管内へのコンクリート流入を防止する。筒状部の内周面
とスリーブ管の外周面との間の接触状態もコンクリート
流入を封止する機能の一端を担う。鋲の作用及びそれに
よる効果としては、上述した第１発明の取付具と同様で
ある。

【実施例】

以下に本発明の好適な一実施例について、第１図ないし
第１０図を参照して説明する。 なお、本発明の取付具は、スリーブ管として上述した硬
質の厚紙製で種々の規定外径寸法の円筒に成形されて市
販されている紙管を用いる場合に特に適しているが、例
えば塩化ビニル製のパイプやその他の材質からなる管状
物に用いることも可能である。以下、紙管を用いる場合
を例に説明する。 第１及び２図は本発明のスリーブ管取付具に係る第ｌ実
施例を示す斜視図である。第３図はこの取付具を用いて
紙管を型枠に取り付けた状態を軸方向に沿って切断して
示す図である。第１実施例の取付具Ｉは、紙管２の開口
端部の内周に嵌合してこの取付具ｌを紙管２に固定する
筒状部３と、この筒状部３の一方端を閉塞する底部４と
、この底部４から筒状部３の径方向外方へ延出したフラ
ンジ部５とがプラスチック材で一体成形されている。し
たがって、この取付具ｌが紙管２に固定された状態では
庇部４が紙管２の開口を閉塞することになり、型枠７に
設置されてコンクリートが打設されるときには、コンク
リートが紙管２内へその開口から流入するのを防止する
。底部４ないしフランジ部５の一方端面側には、筒状部
３の肉厚の部分を利用して２本の鋲６が植設されており
、その針先は筒状部３とは反対側へ突出している。 鋲６の長さは８ｕ程度がちょうど良い。フランジ？５に
は、固定用釘のための小孔８が２■所形成されておｑ、
この取付具ｌを型枠７へ固定する前に、先に紙管２に嵌
合固定させたい場合には、この小孔８を利用して釘で取
付具１と紙管２とを固着させることも可能である。これ
は、特に紙管自体の寸法公差（ｉ！ｉ２造業者によって
内径寸法が若干青なる場合がある）によって筒状部３と
紙管２との嵌合がゆるい場合に好都合であり、取付具夏
を紙管２に固着できる。第３図に示すように、植設され
た鋲６は、上述のように本実施例の取付只ｌが装着固定
された紙管２を手で持って、或いは取付具１ｔｊ１体の
ままその問状部３またはフランジ部５を手で持って、こ
れを型枠７に即し付けるだけで聖枠材７に差し込むこと
ができ、この取付具ｌを型枠７に取り付け固定できる。 この取付具ｌは型枠７の対向する両内σ１り面に取り付
け固定され、紙管２はその両開口端部を夫々の取付具ｌ
の筒状部３に嵌合させた状態でその間に支持される。 より実際的な一具体例として、壁貫通孔を形成する場合
について更に説明する。一般的な一連の型忰工事として
は、まず一方の型枠が立ち上げられた状態で配筋工車が
行われ、その後にスリーブ管取り付け工！バを行い、最
後にもう一方の型枠が立ち上げられ、フォームタイで締
め付けられて枠が閉じられる。このスリーブ管取り付け
工車の際に、先に立ち上げられた方の型枠に、本発明の
取付具を両開口端部に嵌合固着させた紙管を上述の鋲で
設置しておけば（例えばその際に鉄筋に対してＩ！ｉｔ
ｌｌな浦助的支持をとってもよい）、もう一方の取付具
の鋲が、後から立ち上げられる型枠がフォームタイで締
め付けられることによってこの型枠に差し込まれ、スリ
ーブ管はその両端が本発明の取付具によって閉塞される
と共に型枠に支持される。この開口閉塞および両端支持
は確実であってしかもその取り付け工事は極めてＩ！？
ｉ１ｌ１な作業で行われる。囚に、従来工法の一例との
差５εを簡月１に説明すると、従来工法では、スリーブ
管の一方端は先に立ち上げられている型枠に例えば釘に
よって打ち付け固定することはできるが、後から立ち上
げられる型枠に対してはその支持をとることができなか
った。即ち、所謂ｒ片持ちはり』の状態でスリーブ管を
支持しなければならず、そのためにも支持側端部の固定
を強固にしなければならず、釘による東数箇所の打ち付
けが必要であった。さらには、鉄筋に対しても支持をと
る必要を生じる場合があった。特に、配筋が二重に施さ
れた壁では釘にハンマが届かず、その作業は非常にやり
にくいものであった。また、スリーブ管の両端は型枠と
の突き合わせによってその開口を塞ぐだけであるため、
スリーブ管支持の不確かさはコンクリート流入の恐れを
強めることにもなっていた。本発明のスリーブ管取付具
および取付方法によれば、上述のような従来工法の難点
を極めて簡単に且つ確実に解消できる。 第４及び５図は本発明のスリーブ管取付具に係る第２実
施例を示す斜視図である。第６図はこの取付具を用いて
紙管を型枠に取り付けた状態を軸方向に沿って切断して
示す図である。第２実施例の取付具１１は、紙管Ｉ２の
開口端部の外周に嵌合してこの取付具１１を紙管ｌ２に
固定する筒状部１３と、この筒状部１３の一方端を閉塞
する底部１４とがプラスチノク材で一体成形されている
。 底部Ｉ４の一方端而側には、筒状部１３の肉厚の部分を
１１１用して２本の鋲１６が植設されており、その針先
は筒状部１３とは反対側へ突出している。 第１実施例の取付具ｌとの相違は、両者の筒状部３，１
３が一方は祇管の内側に嵌合して他方は外側に昧合する
点である。紙管内へのコンクリート流入を防止する機能
については両者とも同等であるが、第２実施例では第１
実施例のフランジ部５が不要となっている。したがって
、紙管の寸法交差に対して固着を確実にするための固定
釘用の小孔ｌ８は底部ｌ４に形成されている。その他の
構成および使用方法は第１実施例の取付具に準ずる。 なお、上述の第１及び第２実施例では、鋲が２本設けら
れているが、使用する紙管の径寸法に応じて３本、４本
と適宜増やしても良い。 次に、本発明のスリーブ管取付具を用いて紙管を型枠に
取り付けるに際して、特に適切なその取付方法の一例に
ついて説明する。この取付方法は、例えば梁の型枠の場
合のように、両面の型枠がスリーブ管取り付け工事に先
行して閉じられ、配筋工事も済んだ後にスリーブ管取り
付けを行わなければならず、しかも型枠の両面間距離も
壁等の場合に比べてかなり大きく、したがって紙管の長
さも長くならざるを得ず、極めてその作業が困難な場合
に特に効果的である。 この方法では、径寸法の異なる複数の紙管と本発明の取
付具を用いる。この径寸法の異なる複数の紙管は、互い
に入れ子式に摺接して軸方向へ伸縮自在に組み付けたも
のを用い、以下に示す本実施例では二重紙管を用いる。 第７図から第１０図に、梁ｆｆｉ通孔を形成する場合を
例にその方法を示す。型枠１１７内には数本の主筋１２
１の回りに梁筋１２２が幾本も組まれている。型枠１１
７の一方の内壁面の所定位置に本発明の取付具＋ｆｌａ
を取り付け、その対向面側の型枠１１７にも所定位置に
取付具１１ｌｂを取り付ける。取り付けに際しては鋲１
１６を型枠１１７に差し込み、それは、手で取付具１１
１ａ，ｌｌｌｂを型枠１１７に押し付けるという作業だ
けで行える。一方の取付具１１１ａには、長さ２０〜４
０１ＩＩＩに切った規定内径寸法のスリーブ管の小片１
５１を装着固定しておく。このスリーブ管小片１５１の
内径寸法と、二重紙管１１２の内側管の内径寸法とは互
いに等しくされている。入れ子式に短く縮ませた状態で
二重紙管１１２を配筋後の梁型枠内へ入り込ませて型枠
１１７内でこれを延ばし、その外側管の端部をスリーブ
管小片１５１に組み付け、内側管の端部を取付具１１ｌ
ｂに組み付ける。或いは、二重紙Ｎ１１２の内側管の開
口端及びスリーブ管小片１５１の開口端の夫々に、予め
本発明の取付具１１１ａ及びｌｌｌｂを固着しておき、
スリーブ管小片１５１はそのままの状態で、二重紙管１
１２は短く縮ませた状態で、夫々を配筋後の梁型枠＋１
７内に入れて型枠１１７内壁面の所定位置に鋲１１６に
より取り付け固定する。さらに二重紙管＋１２を伸長さ
せ、その外側管をスリーブ管小片１５１に嵌合させてこ
けらを組み付ける。伸長状態の紙管１１２は、その継ぎ
目部分をクラフトテープ１６１等で固定し、間違っても
縮んで短くならないようにしておく。このように紙管１
１２を設置した後にコンクリートを打設し、開枠後に取
付具Ｉｌｌおよび紙管１１２を取り除けば第ｌＯ図のよ
うな貫通孔１３１が梁１４１に形成される。 以上の方法によれば、ハンマを用いずとモ、手で押し付
けるという作業だけで紙管１１２を型枠１１７に両端支
持状態で取り付け固定できるので、その周囲に鉄筋１２
１，１２２が密に組まれている所でも比較的容易且つ確
実に紙管１１２を型枠１１７に取り付け固定することが
でき、その作業性を高められる。 なお、上記第ｌ実施例および第２実施例のスリーブ管取
付具は、縦穴を形成するためのスリーブ管に用いる場合
には、そのスリーブ管の上下開口からコンクリートが流
入するのを防止するように、その上下開口に嵌合させて
上蓋もしくは底蓋として使用することも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１及び２図は本発明のスリーブ管取付具に係る第１実
施例を示す斜視図、第３図は、第１実施例のスリーブ管
取付具および紙管が型枠に取り付けられた状態を、紙管
の軸方向に沿って切断して示す図である。第４及び５図
は本発明のスリーブ管取付具に係る第２実施例を示す斜
視図、第６図は、第２実施例のスリーブ管取付具および
紙管が型枠に取り付けられた状態を、紙管の軸方向に沿
って切断して示す図である。第７図ないし第１０図の夫
々は、梁貫通孔を形成する場合を例に本発明のスリーブ
管取付方法の一実施例を段階的に示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）、コンクリート打設工事の箱抜きに使用するスリー
   ブ管（２）の内径寸法よりも僅かに小径の外径寸法を有
   する有底筒状部（３）と、該筒状部（３）の一方端から
   径方向外方へ延出して少なくとも上記スリーブ管（２）
   の外径寸法より大径のフランジ部（５）とからなる樹脂
   成形体に、上記フランジ部（５）の一方端面側へ針先を
   突出させた鋲（６）が植設されてなることを特徴とする
   スリーブ管取付具。 ２）、コンクリート打設工事の箱抜きに使用するスリー
   ブ管（１２）の外径寸法よりも僅かに大径の内径寸法を
   有して樹脂成形された有底筒状部（１３）に、該筒状部
   （１３）の底部（１４）から針先を突出させた鋲（１６
   ）が植設されてなることを特徴とするスリーブ管取付具
   。 ３）、請求項１記載のスリーブ管取付具（１、１１１）
   を上記鋲（６、１１６）で型枠（７、１１７）の所定位
   置に固着させ、 使用するスリーブ管（２、１１２、１５１）の開口内へ
   該取付具（１、１１１）の筒状部（３）を嵌合させると
   共に該スリーブ管（２、１１２、１５１）の開口端面を
   上記フランジ部（５）に当接させ、該スリーブ管（２、
   １１２、１５１）の開口を閉塞すると共に該スリーブ管
   （２、１１２、１５１）を該取付具（１、１１１）に保
   持させることを特徴とするスリーブ管取付方法。 ４）、請求項２記載のスリーブ管取付具（１１、１１１
   ）を上記鋲（１６、１１６）で型枠（１７、１１７）の
   所定位置に固着させ、 使用するスリーブ管（１２、１１２、１５１）の開口端
   部を該取付具（１１、１１１）の筒状部（１３）内へ嵌
   合させ、該スリーブ管（１２、１１２、１５１）の開口
   を閉塞すると共に該スリーブ管（１２、１１２、１５１
   ）を該取付具（１１、１１１）に保持させることを特徴
   とするスリーブ管取付方法。 ５）、請求項１または２記載のスリーブ管取付具（１、
   １１、１１１）の筒状部（３、１３）を、使用するスリ
   ーブ管（２、１２、１１２、１５１）の開口端部に嵌合
   させて該取付具（１、１１、１１１）とスリーブ管（２
   、１２、１１２、１５１）とを予め固着しておき、上記
   鋲（６、１６、１１６）によつて、該取付具（１、１１
   、１１１）をスリーブ管（２．１２、１１２、１５１）
   と共に型枠（７、１７、１１７）へ固着させることを特
   徴とするスリーブ管取付方法。