JPH03173301A

JPH03173301A - 運行管理表示装置

Info

Publication number: JPH03173301A
Application number: JP31275189A
Authority: JP
Inventors: Kiyoharu Nakao; 清春中尾
Original assignee: Komatsu Ltd
Current assignee: Komatsu Ltd
Priority date: 1989-11-30
Filing date: 1989-11-30
Publication date: 1991-07-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分！Ｌ’Ｆ　］本発明は交通機関に用いる業務用車両の運転者に指示表
示する為の運行管理表示装置に係わり、特には、運転者
に必要な情報を見易く表示し、該車両の運行指令内容を
容易に変更でき、該運行指令内容と該車両の現在位置に
基づいて前記表示内容を自動的に設定する運行管理表示
装置に関する。

［従来の技術］従来の、電車、列車、バス等の交通機関に用いる業務用
車両の運転者は、運転ずべき、系統名、列車番号等が定
まると、定まった系統名、列車番号、に対応して予め製
作されている運行カードを運転席の前に挿入し、その運
行カードに記されている各停車駅の到着時刻又は／及び
発車時刻を見ながら運転している。

すなわち、バスの運転者の場合は５通常は、出庫から入
庫までの間に運行する系統番号と各運行路の終発（着）
駅名、運行路間の主要駅名に対応して予定発車または通
過時刻が表示されたカードを用いている。

また、列車、電車の運転者の場合は、該列車または電車
の列車番号と、急行、各駅停車１等該列車の性格及び終
発（着）駅名と、停車駅名に対応して予定発車時刻が、
また、上級列車待ち合わせ等で停車時間の長い場合は到
着時刻及び発車時刻を表示したカードまたはダイヤを記
録した表を用いている。

また、該列車、電車が停車駅の少ない高級列車、電車で
ある場合は、主要な通過駅または地点名と、該駅または
地点の通過予定時刻が該カードに記入されることがある
。

［発明が解決しようとする課題］上記従来の手段によると、走行速度の調節の為めにカー
ドやダイヤに記入された小さな文字を注意して読むこと
は安全運転を必要とする運転者にとって必ずしも適切な
手段ではなく、運転者がカードの欄を見誤る場合がある
。また、カードやダイヤが痛み汚れてみにくくなる、臨
時停車駅等を間違える場合もある等多くの問題があった
。

本発明は上記従来の問題点にかんがみ、設定が容易で、
見易く見誤りを生じ難い運行管理表示装置を提供するこ
とを目的としている。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために本発明に係る交通機関に用い
る業務用車両の運転者に指示表示をなす運行管理表示装
置においては、該車両の運行指令情報を記憶する手段と
、該車両の走行現在位置を検知する手段と、前記運行指
令情報と走行現在位置情報とを用いて運転者への運転指
令を作成する情報処理手段と、該運転指令を含む運転者
が必要とする情報を表示する手段とを含むようにし、ま
た、該車両の運行指令情報を記憶する手段と、該車両が
運行する経路情報を記憶する手段と、該経路情報を記憶
する手段に記録するそれぞれの内容を書き込み修正する
書き込み手段と、該車両の走行現在位置を検知する手段
と、前記運行指令情報と経路情報と走行現在位置情報と
を用いて運転者への運転指令を作成する情報処理手段と
、該運転指令を含む運転者が必要とする情報を表示する
手段とを含むようにした。また、前記運行指令情報を記
録する手段にＩＣカードを用い、前記車両の走行現在位
置を検知する手段に走行距離計を用いるようにし、前記
表示する手段には、少なくとも、該車両の運転系統路線
を示す情報、次の停車駅、次の停車駅の発車時刻、現在
の時刻の表示を含むようにした。

［作用］上記構成によると、運転者にとって必要な情報が見易く
表示されるので運転者の注意のほとんどを安全運転に向
けることができる。また、運行管理装置の内容を変更す
ることが容易であるというすぐれた効果を得ることがで
きる。

【実施ＰＡｌ以下本発明に係る運行管理表示装置をバスに適用した例
の詳細を図面を参照して説明する。

第１因は本発明を適用する対象としての路線の説明図で
あって、第２図は本発明を適用する実施例を示す概要構
成因で、第３図は第２図のパネル面を示す一例図である
。

第１図は交通機関に本発明を適用する為の説明図であっ
て、該交通機関、例えば路線バスが運行すべき系統名及
び運行方向と運行番号が定まると、順次停車すべき停留
所名と各停留所の発車時刻及び終着停留所の到着時刻が
定まる。

即ち、第１図において、ＮＱ　　ＮＩ　　Ｎ２Ｎ３　・
・・・・・Ｎ１　・・・・・・Ｎｎ、は、それぞれ該バ
スが顆次経由して行く停留所名であって、停留所名Ｎｏ
、Ｎｌ、Ｎ２　　Ｎ３　　・・・・・・Ｎｌ、・・・・
・・Ｎｎ、に対応するＴＯＴｌ　、Ｔ２、Ｔ３．・・・
・・・Ｔ１、・・・・・・Ｔｎ、は、それぞれ該停留所
の発車予定時刻である。また、Ｌｌ、Ｌ２　、Ｌ３・・
・・・・Ｌｌ、・・・・・・Ｌｎ、は、それぞれの停留
所と前に経由した停留所との間の距離を示している。

即ち、該経路を走るバスは出発停留所Ｎｏを時刻Ｔｏに
発車して次の停留所Ｎｌまで距ＥＭ　Ｌ　を走り、次の
停留所Ｎ１を時刻ＴＩに発車する。

該バスは上述のＩＭ返しで終点まで全圧ＭＬｔ　＋Ｌ２
　＋　Ｌ３　＋−＋　Ｌ　ｓ　＋−＋　Ｌｎ走って、時
刻Ｔｎに終着停留所Ｎｎに到着する９次に上述とは逆に
停留所Ｎｎを始発停留所として出発すると、上述とは逆
に各停留所を経由し、各停留所の発車予定時刻は予め上
述と同様に定められていて、その予定に従って走行する
。

前述の運行例において、本発明に基づく運行管理表示装
置を適用したときの説明を第２図によって説明する。

第２図において、１０は本発明を適用した運行管理表示
装置であって、１は表示部である。

表示部１には、停留所名を示すド・ントマトリクス表示
器１１、次の停留所の発車予定時刻を示す数字表示器１
２、現在の時刻を示す数字表示器１３、路線の系統番号
を示す数字表示器１４、運行方向即ち上り下りの別を示
すランプ１５、平日休日の区別を示すランプ１６、該運
行管理表示装置が稼動中であることを示す表示ランプ６
、および報知用ブザー７が設けられて（する。

また、運行管理表示装置１０には、各運行系統毎の各停
留所名と各停留所間の距離等、所定の情報を記憶する記
憶装置１７、該車両が７行する系統路線名等該車両の運
行を特定する名称類、各停留所の予定発車時刻データ、
その他運行上必要なデータを記録したＩＣカードの読取
り装置２、走行機構に設は予め設計し組み込まれた走行
距離に対応してパルスを発生するデジタルスピードメー
タ４ａによって発生するパルスを入力してカウントし、
リセットされた地点からの全走行距離を計数する距離カ
ウンタ４、現在時刻を表示するための時計機能５、およ
び該運行管理表示装置を起動するスタートスイッチ６ａ
のほかに、前記各停留所の予定発車時刻を修正する送り
スイッチ１２ａと戻しスイッチ１２ｂ、時計機能を校正
するための時間合わせスイッチ５ａ、分合わせスイッチ
５ｂ、秒合わせスイッチ５ｃ、路線の運転系統番号を手
動で設定する為の、１０桁用スイッチ１４ａと１折用ス
イッチ１４ｂ、同一運行系統番号での運行方向、即ち上
りか下りかを切り替える切り替えスイッチ１５ａ、平日
ダイヤか（本日ダイヤかを切り替える切り替えスイッチ
１６ａがそれぞれ設けられている。また、３は乗降扉開
開スイッチで、８は乗降扉開閉操作機構である。

また、運行管理表示装置には情報処理手段としての情報
処理回路１８が設けられている。情報処理回路１８には
、上述した各種入力操作と入力データに従って自動的に
順次表示動作を行う電子回路と一時記憶用のレジスタ、
各種入力スイッチ類からの信号を該電子回路に適した信
号に変換し入力する入力回路、該電子回路からの出力信
号を前述した各種表示器に表示できるように変換し、ま
た増幅する出力回路、前記時計機能を含む各種機能が該
車両の運行用キースイッチが切られているときでも機能
し、また、必要な記憶内容が消えないようにするための
電池類が設けられている他、該車両の操作安全に必要な
後述する補助機能が設けられている。

次に上述の構成における該運行管理表示装置の実用時に
於ける動作ステップを説明する。

路線バスの運転者は運転すべき車両と、運行指令を指示
されると、運行すべき路線系統を含むデータが入力され
たＩＣカードを受領し、該ＩＣカードを所定の車両にも
うけられた運行管理表示装置のＩＣカード読取装置２に
セットする。キースイッチをアクセサリ以上にすると。

該運行管理表示装置の各設定スイッチが設定可能となっ
て、運転者は次の設定を行う、即ち、まず、運行すべき
系統番号を１０の桁のスイッチ１４ａ、１の桁のスイッ
チ１４ｂを入力し、次に運行方向、即ち上りか下りかの
区別をスイッチ１５ａによって設定し、当日が平日ダイ
ヤにｆｔうかイ本日ダイヤの日かをスイッチ１６ａで設
定する。さらに、出発時刻のセットを、送りスイッチ１
２ａ　、または戻しスイッチ１２ｂによって完了すると
、前記ＩＣカートから対応するデータとして、系統番号
で定まる経路において経由する各停留所名ＮＩ　　Ｎ２
、Ｎ３、・・・・・Ｎ１　・・・・・・Ｎｎ、と、各停
留所の予定発車時刻Ｔｏ　　Ｔｌ、Ｔ２、Ｔ３　−−−
−−−Ｔ１−−−−＝Ｔｎ、及び各停留所間の距離Ｌｔ
、Ｌ２　　Ｌ３　　・・・・・・Ｌｌ　、・・・・・・
Ｌｎ、が−時記憶用のレジスタに読み込まれる。

上述の設定されたスタート時刻と時計機能による現在の
時刻が一致するとブザー７が吹鳴するので運転者はスタ
ートスイッチ６ａを押すことによって運行皐備が完了す
る。

また、スタート時刻と時計機能による現在の時刻が一致
すると距離カウンタがリセットされる。

上記スタートスイッチの操作により、停留所名を示す表
示器１１には次に経由する停留所名Ｎ１が表示され、次
の停留所の発車予定時刻を示す数字表示器１２には該停
留所の発車予定時刻’ｒｔが表示される。

該車両が運行を進めると、デジタルスピードメータ４ａ
によって発生ずるパルスを距１１カウンタ４がカウント
する。従って該距離カウンタ４の計数内容はスタート地
点からの走行距離を示している。

始発停留所Ｎ１から出発して該距離カウンタ４の内容が
増加して次の停留所Ｎ２との間の距離Ｌ　ｓに接近し、
所定の距離差になると該車両の乗降扉開田スイッチの開
口スイッチ信号をスタンバイ状態にする。

該車両が停留所Ｎ１に到着して乗降扉の間ｊｎスイッチ
３をオンすると距離カウンタの内容は予めＩＣカードか
らレジスタに入力されているデータＬｌに修正するとと
もに、すでに乗降扉の間口スイッチ信号がスタンバイ状
態になっているので、乗降扉の開１１操作機横８が操作
されて開閉扉が開かれる。

該車両が再スタートして予め定められている所定の距離
進行すると、即ち距離カウンタの内容が一定値増加する
と、次の停留所Ｎ２の名称と停留所Ｎ２の出発時刻Ｔ２
を表示する。

若し、次の停留所Ｎ２に於ける乗降客が無く、停止しな
いときは、乗降扉の開田スイッチ３がオンされないで距
離カウンタの内容即ち、始発停留所Ｎｏからのトータル
距ｆ４！がＩＣカードからレジスタに入力されているデ
ータＬ１＋１２に等しくなった時に、次の停留所Ｎ３の
名称と停留所Ｎ３の出発時刻Ｔ３を表示する。

該車両が進行を続けると上述した動作が継続され、終着
停留所まで継続される。

終着停留所においては、次の指令されている運転系統に
対応して運転者は上記と同様に出発操作を行うが、該車
両が折り返し運転のときは、スイッチ１５ａの操作によ
って運転方向を変換することにより、各停留所の出発予
定時刻が１０カードから新しく入力される。また、距離
カウンタの内容は全距離数、即ち、Ｌ１＋Ｌ２＋Ｌ３＋
・・・・・・＋１１＋・・・・・・＋Ｌｎが入力され、
運行によって前述した説明とは逆に減算されて、当初の
始発停留所に到着したときには該距離カウンタの内容は
ゼロに戻っている。

上述の説明では路線バスの場合について説明したが、列
車または、電車の場合もほとんど同一の構成装置によっ
て活用することができる。

ただし、運行の管理体制によって、ＩＣカードに記録し
、また、内部にもつ電子回路の処理内容及び表示内容を
その体υ１にあわせて修正する必要がある。

即ち、優等列車で、停車駅が少ない場合は、停車駅では
ない所定の通過地点を定めて、該通過地点の必要なデー
タ、即ち、通過予定時刻、該通過地点と前後の通過地点
または停車駅との間の距離をＩＣカードに記録し、通過
地点通過時には上述の路線バスに於ける通過停留所と同
様の操作に従うようにしてもよいし、通過地点に設けな
マーカと該列車または電車に設けなセンサによって該地
点の通過を感知して表示内容を切り替えてゆくようにし
てもよい。

また、列車番号、電車番号等の入力スイッチと表示器を
該運行管理表示装置のパネルに設け、列車番号、電車番
号等を入力することによってＩＣカードに記録されてい
る所定のデータを読み取るようにすることもできる。

また、それぞれの運行に必要な指定情報を全てＩＣカー
ドに記録して、運行前の運転者のスイッチによる入力操
作を不要にすることもできる。

また、情報処理回路や、カウンタ類をそれぞれハード回
路によって構成してもよいし、ソフト処理を行うマイク
ロコンピュータによって構成するようにしてもよい。

また、所定の情報をＩＣカードによって入力するように
説明したが、その他の情報記憶メディアを用いてもよく
、運行に必要な情報を全て記憶装置に記録しておいて、
運転者の操作によって該車両の運行に必要な情報だけを
読み出すようにしてもよいまた、表示内容と、表示に必要な情報処理１１覧能は、
該車両と運行路の条件にあわせて適宜設定することも出
来る。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、運転者に必要な情
報が見易く表示されるので運転者の注意のほとんどを安
全運転に向けることができる。また、運行指令情報の内
容を変更することが容易であるというすぐれた効果を得
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用する対象の説明図。第２図は本発明を適用した運行管理表示装置の構成図。第３図は第２図のパネル面図である。１・・・・・・表示部、２・・・・・・ＩＣカードの読取り装置、３・・・・・
・乗降扉開田スイッチ、４・・・・・・距離カウンタ、４・・・・・・デジタルスピードメータ、５・・・・・
・時計機能、５ａ、５ｂ、５（・・・・・・時刻合わせスイッチ、６
・・・・・・運転表示ランプ、６ａ・・・スタートスイッチ、７・・・・・・報知用ブザー、８・・・・・・乗降扉開田操作機構、１０・・・・・・運行管理表示装置、１１・・・・・・停留所名表示器、１２・・・・・・発車予定時刻表示器、１２ａ、１２１
）・・・・・・出発時刻修正スイッチ、１３・・・・・
・現在の時刻表示器、１４・・・・・・系統番号表示器、１４ａ、１４ｂ・・・・・・系統番号設定スイッチ、１
５・・・・・・運行方向表示ランプ、１５ａ・・・・・
・運行方向切り替えスイッチ、１６・・・・・・平日、
休日の区別を示ずランプ、１６ａ・・・・・・平日、休
日切り替えスイッチ、１７・・・・・・記憶装置、１８・・・・・・情報処理回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）交通機関に用いる業務用車両の運転者に指示表示
をなす運行管理表示装置において、該車両の運行指令情
報を記憶する手段と、該車両の走行現在位置を検知する
手段と、前記運行指令情報と走行現在位置情報とを用い
て運転者への運転指令を作成する情報処理手段と、該運
転指令を含む運転者が必要とする情報を表示する手段と
を含むことを特徴とする運行管理表示装置。
（２）交通機関に用いる業務用車両の運転者に指示表示
をなす運行管理表示装置において、該車両の運行指令情
報を記憶する手段と、該車両が運行する経路情報を記憶
する手段と、該経路情報を記憶する手段に記録するそれ
ぞれの内容を書き込み修正する書き込み手段と、該車両
の走行現在位置を検知する手段と、前記運行指令情報と
経路情報と走行現在位置情報とを用いて運転者への運転
指令を作成する情報処理手段と、該運転指令を含む運転
者が必要とする情報を表示する手段とを含むことを特徴
とする運行管理表示装置。
（３）前記運行指令情報を記録する手段にＩＣカードを
用いることを特徴とする請求項（１）及び（２）記載の
運行管理表示装置。
（４）前記車両の走行現在位置を検知する手段に走行距
離計を用いることを特徴とする請求項（１）及び（２）
記載の運行管理表示装置。
（５）前記表示する手段には、少なくとも、該車両の運
転系統路線を示す情報、次の停車駅、次の停車駅の発車
時刻、および現在の時刻の表示を含むことを特徴とする
請求項（１）及び（２）記載の運行管理表示装置。