JPH03172866A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主星上■五屏分互 本発明は電子複写機等の如く走査光学系を有する画像形
成装置に関するものである。

ｌ米■艮玉 第３図に示すように電子写真複写機では走査光学系（１
）から光を発射し原稿（２）で反射した光を結像レンズ
（３）を通して感光体ドラム（４）に結像させ潜像を形
成している。走査光学系（１）は図の右方向へ原稿（２
）をスキャンしながら移動し、所定の点で元の位置ヘリ
ターンする。

ところで、原稿画像の拡大複写や縮小複写はこの走査光
学系（１）の移動速度を変えることによって実現してい
る。そして、この移動速度を変える従来の方法は第４図
において走査光学系（１）につながる従動軸（５）の回
転数をサーボモータ（６）の回転数を制御することによ
って変えることであった．第４図において、（７）はモ
ータギアであり、（８）はこのモータギアに噛合する伝
達ギアである。

伝達ギア（８）は従動軸（５）に固定されている。第３
図において、（９）はサーボモータ（６）の回転力を走
査光学系（１）へ伝える伝達系を示している。

尚、画像の拡大の場合はサーボモータ（６）の回転を遅
くし、縮小の場合は速くする。

さい場合には有効であるが、近時のように大きな拡大、
縮小の倍率が要求されている場合には不都合が生じる。

即ち、特に縮小倍率が大きい場合にはサーボモータの回
転を非常に速くしなければならないが、サーボモータの
性能がこの要求に追いつかず回転ムラによって画像ブレ
が発生するからである。因みに最大拡大と最縮小との比
が８倍の場合、そのような広範囲にわたる速度変化を安
定に実現することは通常のサーボモータでは非常に困難
である。

本発明はこのような点に鑑みなされたものであって、広
範囲にわたる倍率に対しモータに無理がかからないよう
にし、それによって安定した画像を形成することができ
るようにした画像形成装置を提供することを目的とする
。

蕾　　　゛　るための 上記の目的を達成するため本発明では、原稿画像を読取
る走査光学系と、前記走査光学系を駆動するためのモー
タと、前記モータの回転力を前記走査光学系へ伝達する
伝達手段と、を備えた画像形成装置において、前記伝達
手段は、前記モータの回転数を互いに異なる割合で前記
走査光学系へ伝える複数の伝達系と、該複数の伝達系の
うちの１つを選択する選択手段とから構成されている。

立−■ このような構成によると、倍率範囲に応じて伝達系を選
択することによりモータの回転数を極端に高くしなくて
も走査光学系の移動速度を広範囲にわたって変えること
ができる。

実」Ｌ川 以下本発明の実施例を第１図、第２図に従って説明する
０本実施例ではサーボモータ（６）のモータギア（７）
の回転を従動軸（５）に伝える伝達系として歯数の多い
第１ギア（１１）より成る第１伝達系（１０）と、アイ
ドルギア（１４）と歯数の少ない第２ギア（１５）より
成る第２伝達系（１２）で構成し、これらの伝達系を第
１．第２クラツチ（１３）　（１６）で選択している。

第１ギア（１１）はボス（１７）上に設けられ、ボス（
１７）は従動輪（５）に遊合している。また第１ギア（
ｌｌ）には連結部材（１８）がバネ（１９）を介して取
り付けられている。この第１ギア（１１）はモータギア
（７）に直接噛合している。第１クラツチ（１３）の回
動部（２０）はスプリングビン又はビス（２１）によっ
て従動輪（５）に固定されている。第１クラツチ（１３
）の固定部（２２）は従動軸（５）に遊合していると共
に、固定板（２３）に固定されている。第１クラツチ（
１３）が作動していない状態では連結部材（１８）と固
定部（２０）とは離れているので、従動輪（５）は第１
ギア（ｌｌ）により何ら回転力を受けない。しかし、第
１クラツチ（１３）が作動状態になると、連結部材（１
８）が固定部（２０）側に磁気的に吸着され固定部（２
０）と連結部材（１８）が連結された形になるので、第
１ギア（１１）の回転力は連結部材（１８）及び固定部
（２０）を介して従動輪（５）へ伝達される。

次に、第２伝達系（１２）ではアイドルギア（１４）が
モータギア（７）に噛合し、且つ第２ギア（１５）とも
噛合している。その結果、モータギア（７）の回転は常
に第２ギア（１５）に伝えられる。第２ギア（１５）と
第２クラツチ（１６）及び従動輪（５）の関係は第１伝
達系（１３）の場合と同様であるので、説明を省略する
。

上記のような構成においては第１．第２クラツチ（１３
）　（１６）を択一選択的に作動させることにより第１
伝達系（１０）又は第２伝達系（１２）に基づく回転比
でサーボモータ（６）の回転を従動輪（５）に伝達する
ことができる。今、サーボモータ（６）の回転数をｒ、
その歯数をＣ３第１ギア（１１）の歯数をａ。

第２ギア（１５）の歯数をす、従動軸（５）の回転数を
Ｓとすると、第２クラツチ（１６）が不作動で、第１ク
ラツチ（１３）が作動状態のときは、第１伝達系（ｌＯ
）が働き、従動軸（５）の回転数Ｓはｓ　＝　ｒ　ｃ　
／　ａとなる。縮小複写でＳを所定範囲内で大きくする
必要があるときは、サーボモータ（６）の回転数ｒを上
げる。ただし、この場合、所定範囲はサーボモータ（６
）の負担にならない範囲であるので、サーボモータ（６
）の回転ムラは生しない。

次に、所定範囲を超える回転が必要な場合は第１クラツ
チ（１３）を不作動にし、第２クラツチ（１６）を作動
させる。このとき、従動軸（５）の回転数Ｓはｓ　＝　
ｒ　ｃ　／　ｂとなる。

尚、前記所定範囲を超えるか否かの判定は設定された複
写倍率に応じてシステムコントローラ（図示せず）が判
断し、該システムコントローラが自動的に第１．第２ク
ラツチ（１３）　（１６）の切換え制御を行うものとす
る。

又凱東四来 以上説明した通り本発明によれば、伝達系を選択するこ
とにより光学系の移動速度を変えることができるので、
モータの回転数を極端に上げる必要がなくなり、モータ
の回転ムラに基づ（画像プレといったものが発生しない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した画像形成装置の要部の模式図
であり、第２図はその具体的構造を示す断面図である。 第３図は走査光学系の機能及びその駆動系を示す模式図
である。第４図は従来例の要部を示す一部断面図である
。 （１）・・−走査光学系、　（５）　−従動輪。 （６）−・・サーボモータ、　（１０）−第１伝達系。 （１１）−・−第１ギア、　（１２）−・第２伝達系。 （１３）・・・第１クラツチ、　（１４）−・アイドル
ギア。 （１５）・・−第２ギア、　（１６）−第２クラツチ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿画像を読取る走査光学系と、前記走査光学系
   を駆動するためのモータと、前記モータの回転力を前記
   走査光学系へ伝達する伝達手段と、を備えた画像形成装
   置において、前記伝達手段は、前記モータの回転数を互
   いに異なる割合で前記走査光学系へ伝える複数の伝達系
   と、該複数の伝達系のうちの１つを選択する選択手段と
   、から成ることを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記伝達系は、モータギアに噛合した歯数の大な
   る第１ギアを有する第１伝達系と、前記モータギアに噛
   合したアイドルギアと、該アイドルギアに噛合した歯数
   の小なる第２ギアとを有する第２伝達系とから成り、前
   記伝達手段は前記第１、第２ギアを前記走査光学系につ
   ながる従動軸に選択的に連結するクラッチと該クラッチ
   を制御する制御手段とから成ることを特徴とする第１請
   求項に記載の画像形成装置。