JPH03172597A - ポンプの流量制御装置 - Google Patents

ポンプの流量制御装置

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JPH03172597A
JPH03172597A JP31055489A JP31055489A JPH03172597A JP H03172597 A JPH03172597 A JP H03172597A JP 31055489 A JP31055489 A JP 31055489A JP 31055489 A JP31055489 A JP 31055489A JP H03172597 A JPH03172597 A JP H03172597A
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Japan
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pump
rotational speed
discharge valve
flow rate
allowable maximum
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JP31055489A
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Teruo Nakahara
中原 照夫
Yutaka Kawashima
裕 河島
Toshiaki Aoki
聡明 青木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカーゴオイルポンプなどの流星制御に
適用されるポンプの流量制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えばカーゴオイルポンプなどの流量制御は、カ
ーゴオイルポンプの回転数を変えたり、吐出弁の開度を
変えたりして行っている。前者の方法は、一般にポンプ
の流量が回転数に比例し、全揚程が回転数の2乗に比例
する特性を利用したもので、実際の流量は配管系の抵抗
曲線に沿って変わるために比例関係よりもかなり少ない
ものになる。また、後者の方法は吐出弁の開度を変えて
配管系の抵抗曲線を変えるもので、ポンプの回転数が一
定でも吐出弁を絞ることによって流量は減少する。この
ように、吐出弁を絞ることは配管系の抵抗を増大させる
ため、カーゴオイルポンプなど蒸気タービンや可変速電
動機などにより駆動されるポンプの流量制御は、回転数
を自動的に変えて行うとともに、必要に応じて遠隔手動
操作により吐出弁の開度の調節を並行して行っている。
第2図は成るカーゴオイルポンプの特性曲線図である。
図において、有効吸込ヘッドとはインペラの羽根直前の
基準面においてポンプ揚液がもつ全圧(絶対圧)がその
揚液のその温度における飽和蒸気圧(絶対圧)よりも幾
ら高いかをヘッドの形で表わしたもので、一般にポンプ
の運転中にポンプが必要とする必要吸込ヘッドが有効吸
込ヘッドと同一または上回ると、キャビテーションが発
生する。従って、ポンプはその必要吸込ヘッドが有効吸
込ヘッドよりも成る程度低い領域で運転されなければな
らない。必要吸込ヘッドが有効吸込ヘッドに達すると、
インペラの羽根直前で揚液中に溶存している空気やガス
が分離析出してキャビテーションが発生し、ポンプの揚
程、動力、効率などが急激に低下するとともに騒音、振
動を生じ、インペラおよびその周辺が潰食される。
カーゴオイルポンプの回転数を低下させた場合、その必
要吸込ヘシドの特性は第2図(ハ)に示すように小流量
側へ移行する。回転数を増大させた場合、必要吸込ヘッ
ドが有効吸込ヘッドに達するとキャビテーションが発生
する。このため、同図(a)に示すようにカーゴオイル
ポンプの回転数に対応して流量限界域が設定されており
、回転数をその範囲内で変えて流量制御を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の例えばカーゴオイルポンプなどの流
量制御方法において、第2図に示すカーゴオイルポンプ
の特性曲線図のように、吐出弁を全開したときの配管系
の抵抗曲線への傾斜が緩やかな場合には、遠隔手動操作
によって吐出弁の開度を絞り、例えば急な傾斜の抵抗曲
線Bに移行させた後、回転数の調節を自動的に行わせて
いる。
即ち、流量はQ3から遠隔手動操作によって点線で示す
矢印に沿ってQcまで一旦低下し、その後Qbへ移行す
る。この吐出弁の操作は開度を絞り過ぎた場合には流量
が不足し、また開度の絞り量が少ない場合にはキャビテ
ーションが発生ずる。
従って、吐出弁の操作はカーゴオイルポンプおよびその
配管系固有の特性を熟知した高度の熟練者でないと行う
のが難しく、また煩雑である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るポンプの流量制御装置は上記課題の解決を
目的にしており、ポンプが運転されている諸元と予め入
力されている上記ポンプの各回転数における流量限界値
とにより上記ポンプの許容最大回転数を計算するコンピ
ュータと、該コンピュータにより計算された上記ポンプ
の許容最大回転数と運転されている上記ポンプの回転数
とを比較して上記ポンプの回転数が許容最大回転数より
も大きいときには上記ポンプの吐出弁の開閉器に吐出弁
閉の信号を小さいときには吐出弁開の信号を出力する比
較演算器とを備えた構成を特徴としている。
〔作用〕
即ち、本発明に係るポンプの流量制御装置においては、
成る諸元の下で運転されているポンプの許容最大回転数
をコンピュータにより計算するとともに、この計算され
た許容最大回転数とポンプの実際の回転数とを比較演算
器により比較し、実際の回転数が許容最大回転数よりも
大きいときには吐出弁の開度の絞り込み操作を、実際の
回転数が許容最大回転数よりも小さいときには吐出弁を
開く操作をそれぞれ自動的に行う。このプロセスを自動
的に変わる実際の回転数に対応して反復させることによ
り、回転数による流量制御と吐出弁の開度による流量制
御とが並行して的確に行われる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例に係るカーゴオイルポンプの
流量制御装置のフローチャートである。
カーゴオイルポンプは第2図に示す特性を有している。
図において、本実施例に係るカーゴオイルポンプの流量
制御装置は第1図に示すように、カーゴオイルポンプの
流量制御をコンピュータにより自動的に行うようになっ
ており、図に示すプロセス1では、コンピュータにセン
サーにより検出されたカーゴオイルポンプの吸込圧力、
吐出圧力、回転数、カーゴオイルの吸込温度などの諸元
が入力される。コンピュータはカーゴオイルの吸込温度
から飽和蒸気圧を演算するとともに、予め入力された揚
液の比重を使ってその運転状態における有効吸込ヘッド
を演算する。
次のプロセス2.3では、センサーにより検出された吸
込圧力、吐出圧力、予め入力された比重を使ってポンプ
全揚程を計算する。コンピュータには予め第2回に示す
キャビテーションが発生する必要吸込ヘッド−有効吸込
ヘッドの曲線よりも若干の余裕をもたせた流量限界曲線
が、このカーゴオイルポンプの実験によってポンプ全揚
程の関数として入力されている。従って、計算されたポ
ンプ全揚程に対応する関数として許容最大回転数が計算
される。
さらムこプロセス4.5では、センサーにより検出され
たカーゴオイルポンプの実際の回転数と、プロセス3で
演算された許容最大回転数とが比較演算器によって比較
され、その大小を判別した信号が出力される。
そしてプロセス6では、この信号に基づいてカーゴオイ
ルポンプの実際の回転数が許容最大回転数よりも大きい
ときには、吐出弁の開閉器により開度の絞り込み操作が
行われて吐出弁の開度が減少し、カーゴオイルポンプの
配管系の抵抗が増大する。逆に、実際の回転数が許容最
大回転数よりも小さいときには、吐出弁を開く操作が行
われる。
最後のプロセス7では、以上のプロセスを経てカーゴオ
イルポンプの回転数が変化した時点で、再びプロセス1
に移行する。
なお、流量の応答の遅れから回転数による流量制御と吐
出弁の開度による流量制御とを並行して行うのが困難で
、ガバナハンチングの恐れがある場合、−例として有効
吸込ヘッド−必要吸込ヘッド≦0.2mのときには、カ
ーゴオイルポンプの回転数を下げて吐出弁を絞る。また
、0.2m<有効吸込ヘッド−必要吸込ヘッド≦1mの
ときには、吐出弁の絞り操作を中止する。また、1m<
有効吸込ヘッド−必要吸込ヘッドのときには、吐出弁の
絞り操作を中止して回転数による流量制御に移行するな
どの操作が行われるように設定されている。
従って、カーゴオイルポンプの流量を増加させるときに
は、カーゴオイルポンプは第2図に示す吐出弁全開時に
おける配管系の抵抗曲線A上の流量Q1における運転状
態から最大回転数N1まで昇速しながら流量限界域内に
あり、最大流量Q。
に到達する過程で吐出弁開度の絞り行程と、カーゴオイ
ルポンプの昇速行程とを実線により示す矢印方向に反復
し、流量Q、に達する。なお、回転数による流量制御と
吐出弁開度による流量制御とはコンピュータによって同
調されるため、必要とあれば一点鎖線により示す流M限
界曲線にほぼ沿うように移行させることもできる。
また、カーゴオイルポンプの流量を減少させるときには
、上記の流量を増加させるときと逆の過程で減少させる
。この場合、回転数の低減のみによる流量の減少も可能
であるが、吐出弁開度の絞りによるエネルギーロスをで
きる限り回避するように、流量限界を超えない範囲で吐
出弁開度を開く行程も並行して行われる。また、流量限
界曲線にほぼ沿うように移行させることもできる。
なお、本発明に係るポンプの流量制御装置は上記の実施
例にのみ限定されるものではなく、カーゴオイルボン・
プ以外のポンプにも適用が可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係るポンプの流量制御装置は前記のように構成
されており、ポンプの流量制御が的確に行われるので、
ポンプ効率が向上するとともにキャビテーションによる
インペラ、その他の潰食や振動、騒音によるトラブルを
回避することができる。また、操作は総てコンピュータ
によって自動化されているので、特に熟練者を必要とせ
ず、容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るカーゴオイルポンプの
流量制御装置のフローチャート、第2図はカーゴオイル
ポンプの特性曲線図である。 1〜7・・・コンピュータのプロセス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポンプが運転されている諸元と予め入力されている上記
    ポンプの各回転数における流量限界値とにより上記ポン
    プの許容最大回転数を計算するコンピュータと、該コン
    ピュータにより計算された上記ポンプの許容最大回転数
    と運転されている上記ポンプの回転数とを比較して上記
    ポンプの回転数が許容最大回転数よりも大きいときには
    上記ポンプの吐出弁の開閉器に吐出弁閉の信号を小さい
    ときには吐出弁開の信号を出力する比較演算器とを備え
    たことを特徴とするポンプの流量制御装置。
JP1310554A 1989-12-01 1989-12-01 ポンプの流量制御装置 Expired - Lifetime JP2706336B2 (ja)

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JP1310554A JP2706336B2 (ja) 1989-12-01 1989-12-01 ポンプの流量制御装置

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JPH03172597A true JPH03172597A (ja) 1991-07-25
JP2706336B2 JP2706336B2 (ja) 1998-01-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0962847A1 (en) * 1998-06-01 1999-12-08 Neles Controls OY Method and equipment for controlling a pipe network
JP2013108446A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd ポンプの制御方法及びその制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431201A (en) * 1977-08-15 1979-03-08 Fujitsu Ten Ltd Channel selector

Patent Citations (1)

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EP0962847A1 (en) * 1998-06-01 1999-12-08 Neles Controls OY Method and equipment for controlling a pipe network
JP2013108446A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd ポンプの制御方法及びその制御装置

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JP2706336B2 (ja) 1998-01-28

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