JP2977406B2 - 圧縮機の制御装置 - Google Patents

圧縮機の制御装置

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JP2977406B2
JP2977406B2 JP5063822A JP6382293A JP2977406B2 JP 2977406 B2 JP2977406 B2 JP 2977406B2 JP 5063822 A JP5063822 A JP 5063822A JP 6382293 A JP6382293 A JP 6382293A JP 2977406 B2 JP2977406 B2 JP 2977406B2
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機の制御装置に関
し、特にガスパイプラインやアンモニアプラントなどの
化学プラントのガス昇圧用として使用される遠心圧縮機
の制御に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスパイプラインやアンモニアプ
ラントなどで使用される圧縮機の制御装置は、例えば図
8に示すような構成になっている。
【0003】圧縮機1は、駆動機2によって駆動され
る。駆動機2としては、例えばガスタービンや蒸気ター
ビンなどが使用される。圧縮機1の運転中には、ガスは
配管3、サクションドラム5を通って圧縮機1に入り、
ここで圧縮される。圧縮機1を出たガスは、配管4に流
れていく。
【0004】また、圧縮機1の出口から配管7を通じて
サクションドラム5にガスが循環できるようになってお
り、しかも配管7の途中には調節弁6が設けられてい
る。流量調節計11は、圧縮機1の流入流量を検出する
流量検出器10の出力信号を入力し、前記流入流量が設
定値以下にならないよう調節弁6を操作する。これによ
り圧縮機1のサージング現象を防止するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
係る圧縮機の制御装置において、圧縮機1の運転状態が
サージング領域の方向(以下単にサージング方向とい
う)に急速に変化した時の挙動を図9及び図10によっ
て説明する。図9は、圧縮機1の性能曲線及び運転状態
の軌跡を示す。図10は、横軸に時間、縦軸に状態量
(圧力、流量など)を示す。
【0006】両図に示すようにA点までは圧縮機1は通
常の運転状態であり、その入口圧力Ps、出口圧力P
d、流入流量Q、及び回転数Nは定格にある。このとき
調節弁6の開度は、圧縮機1の流入流量Qが設定値Qs
よりも大きいため全閉となっている。
【0007】このA点において、圧縮機1の出口圧力P
dが急速に上昇したとする。この原因としては、圧縮機
1の下流側のプロセスが停止したために、流入流量Qが
急速に減少したにもかかわらず、圧縮機1の回転数Nが
定格一定である場合などが挙げられる。
【0008】図9及び図10に示すように流入流量Qが
A点から急速に減少すると、これに伴って出口圧力Pd
がA点から急速に上昇する。その後B点にて流入流量Q
は、流量調節計11の設定値Qsよりも小さくなる。こ
のとき、流量調節計11は、調節弁6の開度を徐々に大
きくして、流入流量Qを設定値Qsに保持しようとす
る。しかし、一般的に流量調節計11のゲインはプロセ
スの安定のため大きくとることができない。このことか
ら、流入流量Qの急速な減少に対して調節弁6の開度を
急速に大きくすることができない。
【0009】このため、出口圧力Pdの上昇を充分に抑
えることができず、C点では、昇圧比(Pd/Ps)が
サージング領域に達してしまう。従ってC点では、圧縮
機1をサージング領域内で運転することになる。それか
ら流入流量Qの増加に伴って出口圧力Pdは、徐々に下
がり始める。D点では、流入流量Qは、流量調節計11
の設定値Qsにて保持されている。
【0010】このように従来技術に係る圧縮機の制御装
置では、流量調節計11のゲインを大きくとることがで
きないため、流量の急速な減少に対応できず、圧縮機1
をサージング領域内にて運転してしまうということが起
こる。圧縮機1をサージング領域内にて運転すると、圧
縮機1の破損につながる虞れがある。
【0011】本発明は、上記従来技術に鑑み、流入流量
の急速な減少などにより出口圧力が急速に上昇した場合
でも、圧縮機がサージング領域内で運転されることがな
いよう制御することのできる圧縮機の制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、圧縮機を運転してガスを昇圧するプロセス
において、圧縮機の流入流量を検出する流量検出器と、
前記圧縮機の回転数を検出する回転数検出器と、前記流
量検出器の出力信号と前記回転数検出器の出力信号とを
入力し、流入流量と回転数との比を演算する除算器と、
前記除算器の出力信号を入力し、この出力信号がその設
定値に近づくよう制御するための第1の開度信号を出力
する調節計と、前記除算器の出力信号を入力し、前記流
入流量と回転数との比の変化速度を演算する変化速度演
算器と、前記除算器の出力信号を入力し、前記変化速度
に対するしきい値を演算する関数発生器と、前記変化速
度演算器の出力信号と前記関数発生器の出力信号とを入
力し、前記変化速度と前記しきい値とを比較する比較器
と、前記比較器の比較結果を表わす出力信号を入力し、
この比較結果に応じて前記変化速度が前記しきい値を超
えた時には、調節弁の開度を急速に大きくし、その後前
記変化速度が前記しきい値を下回った時には前記調節弁
の開度を徐々に小さくするよう制御するための第2の開
度信号を出力する変化率リミッタと、前記第1の開度信
号と前記第2の開度信号とを入力し、何れか値の大きい
方を選択して出力する最大値選択器と、前記圧縮機の入
口に設置され前記最大値選択器の出力信号によって操作
される調節弁とを備えて成ることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の本発明によれば、圧縮機の流入流量
が急速に減少し、前記圧縮機の出口圧力が急速に上昇し
たとすると、除算器で演算される圧縮機の流入流量と回
転数との比は、急速に変化する。このとき変化速度演算
器で演算される前記流入流量と回転数との比の変化速度
が関数発生器で演算されるしきい値を超えると、変化率
リミッタからは、調節弁が急速に開くよう第2の開度信
号が出力される。
【0014】一方調節計からは、前記流入流量と回転数
との比とその設定値とに基づいて、前記調節弁に対する
第1の開度信号が出力される。
【0015】次に最大値選択器では、前記変化率リミッ
タから出力される第2の開度信号と前記調節計から出力
される第1の開度信号とを比較し、これらのうち値の大
きな第2の開度信号を選択して出力する。このため前記
調節弁がこの第2の開度信号によって急速に開き、前記
流入流量が急速に増加する。かくして圧縮機の運転状態
がサージング領域に至る前に前記出口圧力の上昇は抑え
られる。
【0016】その後前記変化率リミッタから出力される
第2の開度信号が徐々に減少するのに伴って前記調節弁
の開度も徐々に小さくなっていくが、前記第2の開度信
号の値が前記調節計から出力される第1の開度信号の値
よりも小さくなった時点で、前記最大値選択器からは、
この第1の開度信号が出力されるようにになる。従って
これ以降は、前記調節弁の制御が前記調節計に引き継が
れる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。なお図8と同様の部分には、同一の符号を付し
て重複する説明は省略する。
【0018】図1は、本実施例に係る圧縮機の制御装置
の全体構成を示す説明図、図2,図3,図4及び図5
は、各演算器の演算内容の一例を示す説明図である。
【0019】図1に示すように本実施例に係る圧縮機の
制御装置は、流量検出器10、回転数検出器12、除算
器21、調節計13、変化速度演算器22、関数発生器
23、比較器24、変化率リミッタ25、最大値選択器
26及び調節弁6を有する。
【0020】これらのうち流量検出器10及び回転数検
出器12は、圧縮機1の流入流量Q及び回転数Nを各々
検出し、何れも検出信号を除算器21へ出力する。除算
器21は、前記検出信号を入力し、流入流量Qと回転数
Nとの比(Q/N)を演算して、これを調節計13、変
化速度演算器22及び関数発生器23へ出力する。
【0021】調節計13は、除算器21の出力信号を入
力し、この出力信号、すなわち前記流入流量Qと回転数
Nの比(Q/N)がその設定値に近づくよう調節弁6の
開度を制御するための第1の開度信号を最大値選択器2
6へ出力する。これは、一般に図6(b)に示す特性を
圧縮機1が持つためである。すなわち同図に示すように
縦軸を圧縮機1のヘッドと回転数Nの2乗との比(ヘッ
ド/N2 )とし、横軸を流入流量Qと回転数Nとの比
(Q/N)とすると、圧縮機1の特性は、回転数Nに関
わらずおおよそ一本の曲線で表現することができるため
である。
【0022】変化速度演算器22は、図2に示すように
ローパスフィルタ22a及び微分演算器22bを有す
る。この変化速度演算器22は、除算器21の出力信号
を入力し、この出力信号を一旦ローパスフィルタ22a
に通した後、微分演算器22bに送り、ここで前記出力
信号、すなわち前記流入流量Qと回転数Nとの比(Q/
N)の変化速度(−d(Q/N)/dt)を演算し、こ
の変化速度(−d(Q/N)/dt)を比較器24へ出
力する。なお演算式を−d(Q/N)/dtとし、微分
値d(Q/N)/dtにマイナスを掛けることによっ
て、Q/Nがサージング方向に変化する場合、すなわち
流入流量Qの減少などによりQ/Nの値が小さくなる場
合に−d(Q/N)/dtの演算結果がプラスになるよ
うにしている。
【0023】関数発生器23は、除算器21の出力信号
を入力し、この出力信号、すなわち前記流入流量Qと回
転数Nとの比(Q/N)に基づいて、Q/Nの変化速度
(−d(Q/N)/dt)に対するしきい値を演算し、
これを比較器24へ出力する。図3は、前記しきい値の
評価関数の一例を示す説明図である。同図に示す評価関
数では、Q/Nがサージング点よりも大きくなるほど変
化速度(−d(Q/N)/dt)に対するしきい値も大
きくなる。逆にQ/Nが小さくなるほど前記しきい値は
小さくなる。
【0024】比較器24は、図4に示すように変化速度
演算器22及び関数発生器23の出力信号x1 ,x2
各々入力し、両者を比較する。その結果x1 <x2 なら
ば出力信号yは、0となり、x1 ≧x2 ならば出力信号
yは、1となる。なお前記1及び0は、各々調節弁6に
対する全開指令信号及び全閉指令信号である。また前記
出力信号x1 ,x2 は、各々Q/Nの変化速度(−d
(Q/N)/dt)及びそのしきい値である。
【0025】変化率リミッタ25は、図5(a),
(b)に示すように比較器24の出力信号yを入力し、
このyに基づいて出力信号zを演算し、これを調節弁6
の開度を制御するための第2の開度信号として最大値選
択器26へ出力する。すなわち出力信号の前回値を
0 、計算周期をΔt、変化率の既定値をRとすると、
出力信号zは、(z0 −y)<R・Δtの時、yとな
り、(z0 −y)≧R・Δtの時、z0 −R・Δtとな
る。つまり変化率リミッタ25からは、yの微分係数が
負であって、その絶対値がR・Δtよりも大きい場合の
み変化率の既定値Rによって制限された値が出力され、
それ以外はyの値がそのまま出力される。具体的には、
比較器24の出力信号が1(y=1)になった時には、
変化率リミッタ25の出力信号は、瞬時に1(z=1)
となり、比較器24の出力信号が0(y=0)になった
時には、変化率リミッタ25の出力信号は、式z0 −R
・Δtによって演算された値となって、徐々に0に近づ
いていく。
【0026】最大値選択器26は、調節計13及び変化
率リミッタ25の出力信号を各々入力し、両者のうち何
れか値の大きな方を選択し、調節弁6へ出力する。調節
弁6は、最大値選択器26の出力信号を入力し、この出
力信号によって操作される。
【0027】上記構成の制御装置において、圧縮機1の
運転状態がサージング方向に急速に変化した時の挙動を
図6及び図7によって説明する。なお図6(a)は、縦
軸を昇圧比(Pd/Ps)、横軸を流入流量Qとした時
の圧縮機1の特性曲線及び運転状態の軌跡を示す図、図
6(b)は、前述のように縦軸をヘッドと回転数Nの2
乗との比(ヘッド/N2 )、横軸を流入流量Qと回転数
Nとの比(Q/N)としたときの圧縮機1の特性曲線及
び運転状態の軌跡を示す図、図7は、横軸に時間、縦軸
に状態量(圧力、流量など)を示す図である。
【0028】これらの図に示すようにA点までは、圧縮
機1は、通常の運転状態であり、その入口圧力(P
s)、出口圧力(Pd)、流入流量(Q)、及び回転数
(N)は、定格にある。このとき、調節弁6の開度は、
流入流量Qと回転数Nとの比(Q/N)がその設定値よ
りも大きいため全閉となっている。
【0029】このA点において圧縮機1の出口圧力Pd
が急速に上昇したとする。この原因としては、圧縮機1
の下流側のプロセスが停止したために、流入流量Qが急
速に減少したにもかかわらず、圧縮機1の回転数が定格
一定である場合などが挙げられる。
【0030】図6及び図7に示すように流入流量QがA
点から急速に減少すると、これに伴って出口圧力Pdが
A点から急速に上昇する。その後B点では、流入流量Q
の急速な減少に伴い前記流入流量Qと回転数Nとの比
(Q/N)が急速に減少して、その変化速度(−d(Q
/N)/dt)が大きくなる。さらにQ/Nの減少によ
り関数発生器23の出力信号(しきい値)も小さくな
り、ついには変化速度(−d(Q/N)/dt)が関数
発生器23の出力信号(しきい値)よりも大きくなっ
て、比較器24からは1(全開指令信号)が出力され
る。さらに変化率リミッタ25からは、第2の開度信号
としてそのまま1が出力される。このとき第2の開度信
号の方が調節計13から出力される第1の開度信号(こ
のときの値は0)よりも大きいため、最大値選択器26
は、第2の開度信号を選択し、調節弁6へ出力する。調
節弁6は、この第2の開度信号を入力すると急速に開度
を大きくする。
【0031】C点では、調節弁6の初期の動作遅れのた
め、流入流量Qがさらに減少し、Q/Nがその設定値よ
りも小さくなるため、このQ/Nを前記設定値にすべく
調節計6からは、第1の開度信号が出力される。その
後、調節弁6が開くのに伴って流入流量Qが急速に増え
始め、出口圧力Pdも急速に下がる。これにより、Q/
Nの変化速度(−d(Q/N)/dt)は負方向に反転
する。この変化速度(−d(Q/N)/dt)がしきい
値よりも小さくなった時点で比較器24からは0が出力
される。しかし変化率リミッタ25から出力される第2
の開度信号は、変化率の既定値Rに基づいて徐々に減少
し、0に近づく。
【0032】D点では、調節弁6は、第2の開度信号に
追従し、徐々に閉まる。これに伴い、流入流量Qが徐々
に減少してQ/Nが徐々に減少し、圧縮機1の出口圧力
Pdは徐々に上昇してくる。
【0033】E点では、Q/Nが再び設定値よりも小さ
くなり、調節計13からは、このQ/Nを前記設定値に
すべく第1の開度信号が出力される。やがて前記第2の
開度信号が前記第1の開度信号よりも大きくなると、最
大値選択器26は、この第1開度信号を選択して調節弁
6へ出力する。従ってこれ以降調節弁6の開度は、調節
計13により制御される。
【0034】以上説明したように流入流量Qの急速な減
少にもかかわらず圧縮機1は、サージング領域を避けて
運転されていることがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明は、圧縮機の流入流量と回転数との比の変
化速度を演算し、この変化速度が大きい時には、第2の
開度信号によって調節弁の開度を制御し、前記変化速度
が小さい場合には、第1の開度信号によって前記調節弁
の開度を制御するようにしたものである。
【0036】従って流入流量の急速な減少などにより出
口圧力が急速に上昇するような場合でも、圧縮機がサー
ジング領域内で運転されることがないよう前記出口圧力
の上昇が抑えられ、またその後もプロセスは安定に制御
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る圧縮機の制御装置の全体
構成を示す説明図である。
【図2】変化速度演算器の演算内容の一例を示した説明
図である。
【図3】関数発生器の演算内容の一例を示した説明図で
ある。
【図4】比較器の演算内容の一例を示した説明図であ
る。
【図5】変化率リミッタの演算内容の一例を示した説明
図である。
【図6】(a)は、縦軸を昇圧比(Ps/Pd)、横軸
を流入流量Qとした時の圧縮機の特性曲線及び運転状態
の軌跡を示す図、(b)は縦軸をヘッドと回転数Nの2
乗との比(ヘッド/N2 )、横軸を流入流量Qと回転数
Nとの比(Q/N)とした時の圧縮機の特性曲線及び運
転状態の軌跡を示す図である。
【図7】横軸に時間、縦軸に状態量(圧力、流量など)
を示す図である。
【図8】従来技術に係る圧縮機の制御装置を示す説明図
である。
【図9】圧縮機の特性曲線及び運転状態の軌跡を示す図
である。
【図10】横軸に時間、縦軸に状態量(圧力、流量な
ど)を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 6 調節弁 10 流量検出器 12 回転数検出器 13 調節計 21 除算器 22 変化速度演算器 23 関数発生器 24 比較器 25 変化率リミッタ 26 最大値選択器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 27/00 - 27/02 F04B 49/00 - 51/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を運転してガスを昇圧するプロセ
    スにおいて、圧縮機の流入流量を検出する流量検出器
    と、前記圧縮機の回転数を検出する回転数検出器と、前
    記流量検出器の出力信号と前記回転数検出器の出力信号
    とを入力し、流入流量と回転数との比を演算する除算器
    と、前記除算器の出力信号を入力し、この出力信号がそ
    の設定値に近づくよう制御するための第1の開度信号を
    出力する調節計と、前記除算器の出力信号を入力し、前
    記流入流量と回転数との比の変化速度を演算する変化速
    度演算器と、前記除算器の出力信号を入力し、前記変化
    速度に対するしきい値を演算する関数発生器と、前記変
    化速度演算器の出力信号と前記関数発生器の出力信号と
    を入力し、前記変化速度と前記しきい値とを比較する比
    較器と、前記比較器の比較結果を表わす出力信号を入力
    し、この比較結果に応じて前記変化速度が前記しきい値
    を超えた時には、調節弁の開度を急速に大きくし、その
    後前記変化速度が前記しきい値を下回った時には前記調
    節弁の開度を徐々に小さくするよう制御するための第2
    の開度信号を出力する変化率リミッタと、前記第1の開
    度信号と前記第2の開度信号とを入力し、何れか値の大
    きい方を選択して出力する最大値選択器と、前記圧縮機
    の入口に設置され前記最大値選択器の出力信号によって
    操作される調節弁とを備えて成ることを特徴とする圧縮
    機の制御装置。
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